JP2632377B2 - エレベータ用群制御装置 - Google Patents

エレベータ用群制御装置

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JP2632377B2 JP63181455A JP18145588A JP2632377B2 JP 2632377 B2 JP2632377 B2 JP 2632377B2 JP 63181455 A JP63181455 A JP 63181455A JP 18145588 A JP18145588 A JP 18145588A JP 2632377 B2 JP2632377 B2 JP 2632377B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エレベータ用の群制御装置に係わり、この
群制御装置は各階に配置された、所望の目的階を指す指
定の入力に用いられ得るテンキーの形態の指定登録装置
と、群を成す複数基のエレベータに関連し、かつ前記指
定登録装置と接続された2種の指定メモリで、階で指定
が入力されると該指定を入力階を明示するものとして記
憶する階指定メモリ並びに階で指定が入力されると該指
定を目的階を明示するものとして記憶するケージ指定メ
モリと、エレベータ群のケージ内に設置された荷重測定
装置と、エレベータ群の各エレベータに関連し、その時
々の停止可能階を指示するセレクタと、エレベータ群の
各エレベータに関連し、各階につき少なくとも1個の位
置を有する第一及び第二のスキャナと、入力された指定
をエレベータ群のケージに登録直後に割り当てる装置と
を有する。
上記のような群制御装置でヨーロッパ特許公開第0 24
6 395号から公知であるものでは、ケージの入力された
指定に対する配分が時間的に最適化され得る。この群制
御装置の1基のエレベータに関連するケージ指定メモリ
は、割り当て済みのケージ指定を保有する第一のメモリ
と各階に関連するその他のメモリとから成り、各階に関
連するメモリには当該階で入力された所望の目的階を指
す指定であって、未だケージに割り当てられていないも
のが記憶されている。入力された指定をエレベータ群の
ケージに割り当てる装置は、マイクロプロセッサの形態
の計算デバイスと比較装置とを有する。計算デバイスは
走査装置の第一のスキャナの1走査周期の間に各階に関
して、少なくとも当該階とセレクタが指示するケージ位
置との間の距離、この距離内で予測される中途停止並び
に瞬間的なケージ荷重から、階で待つ乗客並びにケージ
内の乗客の時間損失に比例する和を計算する。その際、
計算時点に存在するケージ荷重は過去の乗降者数から推
定された、将来の中途停止の際に予想される乗降者数に
対応する係数で補正される。第一のスキャナが未だ割り
当てられていない階指定を見いだした場合、当該階で入
力され、かつケージ指定メモリの階に関連するメモリに
記憶された所望の目的階を指す指定が考慮に入れられな
ければならない。従って、上記係数によってケージ内の
乗客の時間損失に比例する付加的な和が求められて、総
和が算出される。応答コストとも呼称されるこの総和が
コストメモリに記憶される。より具体的には、この計算
は以下の式に従って行われる。
K=KI+KA=tv(PM+k1・RE−k2・RC)+k1[m・tm +tv(RE+RC−REC+Z)] (式) 但し、式中 tvは中間の停止の間の遅延時間、 PMは計算時点での瞬間的な荷重、 REはセレクタの指示階とスキャナの指示階との間で割
り当てられた階指定の数、 RCはセレクタの指示階とスキャナの指示階との間のケ
ージ指定の数、 k1は交通状況に応じた決められた、階指定毎に乗って
くる者の期待人数、 k2は交通状況に応じた決められた、ケージ指定毎の降
りる者の期待人数、 mはセレクタの指示階とスキャナの指示階との間の階
距離の数、 tmは階距離毎の平均移動時間 RECはセレクタの指示階とスキャナの指示階との間で
ケージ指定と割り当てられた階指定とが一致する数、 Zはケージの運行状態に依存する数、 KI=tv(PM+k1・RE−k2・RC)はケージ内にいるであ
ろう乗客の時間損失に対応し、スキャナで指示された階
での停止の間に生じうる内部応答コスト、 KA=KI[m・tm+tv(RE+RC−REC+Z)]はスキャ
ナで指示される階で待っている予想される乗客の時間損
失に対応する外部応答コスト である。
走査装置の第二のスキャナの走査周期の間に全エレベ
ータの応答コストが比較装置によって互いに比較され、
その際その時々の最小応答コストを有するエレベータの
割り当てメモリに割り当て指示が記憶され、この指示は
当該ケージが時間的に最も好ましく配分される階を指示
する。
上述の制御装置では、応答コストの計算の基礎となる
係数k1、k2が専ら推定乗降者数であり、しかもこの数は
エレベータ群の各エレベータ毎に異なるので、割り当て
の結果は不正確となりかねない。そのうえ、この制御装
置では、内部応答コストとも呼称されるケージ内の乗客
の時間損失に比例する和が、将来の荷重超過を確認し、
当該ケージへの指定の割り当てを適正時点に阻止するの
にも用いられるているが、内部応答コスト計算の際に係
数k1、k2のを用いているので、この点からも誤った決定
が為される恐れがある。
従って本発明は、冒頭に述べたような群制御装置であ
って、指定の割り当て並びに将来の荷重超過の検知のた
めのデータがより正確に把握され、それによって制御上
の誤決定が回避され得るような群制御装置の提供を目的
とする。
上記目的は、請求項1にその特徴を記した本発明によ
って達成される。本発明の群制御装置では各エレベータ
につき1個の荷重テーブルが設置されており、このテー
ブルはケージ内の荷重に対応する荷重値を記憶し、また
該テーブルは計算デバイス及びケージ指定メモリと接続
されている。指定が入力され、ケージ指定メモリに記憶
されると、荷重値は、入力階に関しては入力された指定
の個数に比例して増大され、また目的階に関しては、当
該目的階を指す指定の個数に比例して減小される。荷重
テーブルに記憶された荷重値は応答コストの計算の際に
考慮され、その際監視回路が設置されており、この回路
によって、荷重超過の場合その荷重超過を招く指定を当
該ケージに割り当てることが阻止される。
本発明によって得られる長所は、将来の乗降者のもた
らす荷重が本発明の荷重テーブルによって正確に把握さ
れることであり、その際荷重テーブルを3列構造とすれ
ば、任意の位置及び方向で発せられるケージに対する乗
降要求に起因して将来生じるあらゆる荷重の把握が可能
となる。その結果、特に指定が即座に割り当てられるエ
レベータ群においてより正確な割り当て決定が行なわれ
得、従って全乗客の平均待ち時間は一層短縮され得る。
本発明は更に、将来の荷重超過が正確に把握されること
によって誤った割り当てと、そのような割り当てによっ
て惹起される無用の停止とがより確実に回避され得ると
いう長所も有する。
本発明を、添付図面に示した具体例に基づき以下に詳
述する。
第1図に、エレベータ群の2基のエレベータを記号A
及びBを付して示す。各エレベータA乃至Bにおいて、
エレベータシャフト1内を案内されるケージ2は巻き上
げ機械3により巻き綱4を介して駆動され、このケージ
2には13個の階E0〜E12において乗降が行なわれる。巻
き上げ機械3はヨロッパ特許第0 026 406号から公知で
ある駆動制御装置によって制御され、その際目標値の発
生、調整、並びに停止の開始は、駆動制御装置の測定及
び最終調整要素6と接続されたマイクロコンピュータシ
ステム5によって実現される。マイクロコンピュータシ
ステム5はまたエレベータ固有の諸パラメータから全乗
客の平均待ち時間に対応する和を計算する。この和は応
答コストとも呼称され、指定の割り当ての基礎となる。
応答コストの計算は、前記したヨーロッパ特許公開第0
246 395号との関連で示した式に基づき行われるが、将
来の推定乗降者に基づくケージ荷重(式中、tv(PM+k1
・RE−k2・RC)の項の(PM+k1・RE−k2・RC))に替え
て以下に詳述する荷重テーブル13に記憶された荷重値を
適用し、また将来乗り込むと推定される乗客(式中、k1
[m・tm+tv(RE+RC−REC+Z)]の項のk1)に替え
て当該階で入力された指定を適用することにより行われ
る。ケージ2は、やはりマイクロコンピュータシステム
5と接続された荷重測定装置7を有する。各階にはテン
キーの形態の指定登録装置8が設置されており、この装
置8によって所望の目的階までの運行を求める指定が入
力され得る。指定登録装置8はアドレスバスAB及びデー
タ入力ラインCRUINを介して、マイクロコンピュータシ
ステム5並びに該マイクロコンピュータシステムにコマ
ンドを入力するための入力装置9に接続されている。該
入力装置9自体はヨーロッパ特許第0 062 141号によっ
て知られるものである。指定登録装置8はエレベータ群
の2基以上のエレベータに関連し得、その際例えばエレ
ベータAのマイクロコンピュータシステム5及び入力装
置9は、マルチプレクサの形態の接続要素10を介してエ
レベータBのマイクロコンピュータシステム5及び入力
装置9と接続されている。エレベータ群の個々のエレベ
ータのマイクロコンピュータシステム5は各マイクロコ
ンピュータシステムによって決定された結果同士を比較
するための比較装置11並びに複数のマイクロコンピュー
タシステムのアクセスを制御するためのパーティライン
転送システム12を介して互いに接続され、このようにし
て指定登録装置8及び入力装置9と共に群制御装置を構
成する。この群制御装置は構造的に、ヨーロッパ特許公
開第0 246 395号に開示された群制御装置に一致する。
尚、比較装置11自体はヨーロッパ特許第0 050 304号か
ら知られるものであり、またパーティライン転送システ
ム12自体はヨーロッパ特許第0 050 305号から知られる
ものである。符号13で示した荷重テーブル並びに符号14
で示した監視回路は互いに接続され、かつマイクロコン
ピュータシステム5と接続されており、これら荷重テー
ブル13及び監視回路14については第2図及び第3図に基
づき後述する。
第2図によれば、荷重テーブル13はマトリクスの形態
の書き込み−読み出しメモリから成り、マトリクスは階
とちょうど同個数の行並びに3個の列S1、S2、S3を有す
る。マトリクスの第一の列S1は運行方向においてケージ
2の前方に存在する同一方向指定に、第二の列S2は反対
方向指定に、また第三の列S3は運行方向においてケージ
2の後方に存在する同一方向指定に関連する。荷重テー
ブル13の記憶場所には、階を出発あるいは通過する際に
ケージ2内に存在する人間の数の形態の荷重値が記憶さ
れている。更に詳述するべく第2図に関して、例えばケ
ージ2は上昇運行中でかつ階E1の領域に有り、階E0及び
E4では各1個の上方指定↑が、また階E7では1個の下方
指定↓が入力されたものとする。その結果、後述するよ
うに荷重テーブル13の入力階及び目的階に関連する記憶
場所の荷重値が変更され、第2図では入力階に関連する
記憶場所のみを×印によって示す。従って、応答コスト
計算の際制御装置は、エレベータにおいてともかく可能
な荷重領域全体を見渡し、それによって正確な割り当て
決定が可能となる。
第3図に示した監視回路14は、比較器15と、荷重限界
値Lmaxを保有する第一のレジスタ16と、応答コストの最
大値Kmaxを保有する第二のレジスタ17と、第一及び第二
のトライステートバッファ18、19と、MOT素子20とから
成る。比較器15は入力側で、荷重テーブル13並びに第一
のレジスタ16と接続されている。出力側では、比較器15
は第一のトライステートバッファ18の能動化端子に接続
され、かつNOT素子20を介して第二のトライステートバ
ッファ19の能動化端子にも接続されている。第二のレジ
スタ17は第一のトライステートバッファ18を介して比較
装置11のデータ入力に接続されており、比較装置11は第
二のトライステートバッファ19を介してマイクロコンピ
ュータシステム5のデータバスDBと接続されている。例
えばマイクロコンピュータシステム5のマイクロプロセ
ッサによって実現され得る監視回路14は、荷重テーブル
13を走査するスキャナの各位置毎に能動化される。マイ
クロコンピュータシステム5は、先に言及したヨーロッ
パ特許公開第0 246 395号によれば、階指定メモリRAM
1、ケージ指定メモリRAM2、コストメモリRAM4、割り当
てメモリRAM5、第一及び第二のスキャナR1及びR2並びに
セレクタR3を有する。ケージ指定メモリRAM2は階の個数
に対応する個数の記憶場所を有する第一のメモリRAM2′
を含み、このメモリRAM2′には割り当て済みの指定が記
憶されている。ケージ指定メモリRAM2は更に、やはり階
の個数に対応する個数の記憶場所を各々有する、階E0、
E1、……、E12に関連するメモリRAM2.0、RAM2.1、…
…、RAM2.12も有し、これらのメモリRAM2.0、RAM2.1、
……、RAM2.12には当該階で入力され、かつ未だ特定ケ
ージに割り当てられていない指定が転送される。即ち、
第3図の例では階E1で入力された階E3、E6、E9及びE11
に関する指定がメモリRAM2.1に転送され、その際同時に
階指定メモリRAM1に、階E1に関する指定が記憶される。
第1及び第2のスキャナR1及びR2は階番号に対応するア
ドレスを含むレジスタであり、このアドレスは階の上向
きのスキャンの間はインクリメントされ、また下向きの
スキャンの間はデクリメントされる。セレクタR3は、ケ
ージがある階で停止しているときにはその階に対応する
アドレスを、またケージが移動しているときには、現時
点でのケージの位置から通常の減速でまだ停止し得るそ
の時々の停止可能階に対応するアドレスを含むレジスタ
である。アドレスはケージの移動にともない上向き移動
ならインクリメントされ、下向き移動ならデクリメント
される。
上述の群制御装置は次のように機能する。
指定登録装置8から指定が入力されると、直ちに全エ
レベータの荷重テーブル13が作成される。即ち、指定が
階指定メモリRAM1及びメモリRAM2.0、RAM2.1、……,RAM
2.12に転送された後、階で入力された指定(乗る者)の
数と該階を行き先として指示する指定(降りる者)の数
とから和が算出され、荷重値として荷重テーブル13に記
憶される。第3図に示した例によれば、例えばエレベー
タAに関し階E1、E3、E4及びE5で、階E3並びにE6〜E12
を目的階として指定する上方指定が入力されたと仮定し
得、その際ケージはセレクタR3の位置によれば階E0に位
置する。荷重テーブル13の第一の列S1は、選択された乗
降者数に基づき第3図に示した荷重値を有する。即ち、
例えば階E1、E3、E4で4人ずつ乗り込み、かつ階E3では
1人降りることから、階E4の荷重値は“11"となる。
荷重テーブル13が作成乃至追従変更された後、引き続
いてスキャナR1のスキャンが始まりコスト計算周期が開
始される。該コスト計算周期では、スキャナR1のスキャ
ンにつれて、スキャナR1が指示する各階毎に応答コスト
が計算される。この計算はヨーロッパ特許公開第0 246
395号に開示されているように指定の入力がその引き金
となり、スキャナR1が指示する各階毎に実行される(第
3図)。しかしその際、計算に用いられる、上記ヨーロ
ッパ特許公開から公知である前記した式は、将来の推定
乗降者に基づくケージ荷重に替えて荷重テーブル13に記
憶された荷重値が適用され、かつ将来乗り込むと推定さ
れる乗客に替えて当該階で入力された指定が適用される
ように変更される。計算された応答コストはコストメモ
リRAM4に記憶される(第3図)。
やはり上記ヨーロッパ特許公開から公知であるよう
に、スキャナR1のスキャンが一巡しコスト計算周期が終
了すると、それに続き第二のスキャナR2のスキャンが始
まりコスト比較周期が開始される。この周期において
は、第二のスキャナR2のスキャンにつれて、第二のスキ
ャナR2が指示する各階に関し、全エレベータのコストメ
モリRAM4に記憶された応答コストが互いに比較され、最
小の応答コストを有するケージ2に当該指定が割り当て
られ、その際指定の最初の割り当てがその都度最終的な
ものであり得る。今、ケージ2が最大荷重Lmax=12人と
して設計されているものとし、かつエレベータAのスキ
ャナR2が階E5に関する比較の際に荷重値L=13人を見い
だしたものとする(第3図)。第二のスキャナR2の各位
置毎に監視回路14が能動化されるので、荷重値L=13は
比較器15に送られ、第一のレジスタ16に記憶された荷重
限界値Lmaxと比較される。L>Lmaxであると比較器15は
信号を発生し、それによって第一のトライステートバッ
ファ18は能動化されるが、第二のトライステートバッフ
ァ19の方は動作不能にされる。その結果階E5に関して
は、エレベータAのコストメモリRAM4に記憶された応答
コストではなく、第二のレジスタ17に記憶された最大の
応答コストKmaxが比較装置11に転送される。従って比較
の際、エレベータAは最大の応答コストを有するので、
先に言及したヨーロッパ特許第0 050 304号から公知で
あるようにエレベータAの割り当てメモリRAM5に割り当
て指示Co=0が書き込まれ、それによって、階E5で入力
された指定はエレベータAに割り当てられないと看做さ
れる。
Co=0の時エレベータAのマイクロプロセッサは、割
り当てられない指定に由来する荷重部分を荷重テーブル
13から削除するように動作する。階E1、E3及びE4で入力
される指定は図示した例では、割り当てメモリRAM5に割
り当て指示Co=1を書き込むことによってエレベータA
に割り当てられ、その結果エレベータ群のその他のエレ
ベータの荷重テーブル13は、Co=0となるので、補正さ
れる。
先に述べたように、荷重テーブル13作成の際、入力さ
れた指定から将来の乗降者と、該乗降者によってケージ
2内に発生する荷重とが推定される。しかし、乗客が自
身の指定を複数回入力したり、あるいはまた指定を入力
せずに乗り込んだりすることがあるかもしれない。その
ような場合、記憶された荷重値は補正されなければなら
ない。この補正のために、荷重テーブル13はマイクロコ
ンピュータシステム5を介してケージ2の荷重測定装置
7と接続されている(第1図)。上記前者の場合は、当
該階で入力された、同一階を指定する目的階指定が、記
憶された荷重値と実際に測定されたケージ荷重との差に
対応する個数だけ削除される。その後、入力階と複数回
入力された指定が指す目的階との間の階総ての記憶され
た荷重値が補正される。後者の場合は、記憶された荷重
値は増大されなければならず、その際指定を入力しなか
った乗客は既に他の乗客によって入力されていた指定が
指す目的階までの運行を希望することが前提とされる。
複数種類の指定が入力されている場合は、指定を入力し
なかった乗客は最も遠い目的階までの運行を希望するも
のとする。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータ群の2基のエレベータのための本発
明による群制御装置の概略的説明図、第2図は第1図の
群制御装置の、1基のエレベータに関連する荷重テーブ
ルの概略的説明図、第3図は第1図の群制御装置の、1
基のエレベータに関連する監視回路の概略的説明図であ
る。 2……ケージ、7……荷重測定装置、8……指定登録装
置、11……比較装置、13……荷重テーブル、14……監視
回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ用の群制御装置であって、各階
    に配置された、所望の目的階を指す指定の入力に用いら
    れ得るテンキーの形態の指定登録装置と、群を成す複数
    基のエレベータに関連し、かつ前記指定登録装置と接続
    された2種の指定メモリで、階で指定が入力されると該
    指定を入力階を明示するものとして記憶する階指定メモ
    リ並びに階で指定が入力されると該指定を目的階を明示
    するものとして記憶するケージ指定メモリと、エレベー
    タ群のケージ内に設置された荷重測定装置と、エレベー
    タ群の各エレベータに関連し、その時々の停止可能階を
    指示するセレクタと、エレベータ群の各エレベータに関
    連し、各階につき少なくとも1個の位置を有する第一及
    び第二のスキャナと、入力された指定をエレベータ群の
    ケージに登録直後に割り当てる装置とを有し、この割り
    当てる装置が各エレベータ毎に1個の計算デバイス並び
    に1個の比較装置を有し、計算デバイスは第一のスキャ
    ナが指示する各階毎に少なくとも当該階とセレクタが指
    示する階との間の距離、この距離内で予期される中途停
    止並びにケージ内の荷重から乗客の待ち時間に対応する
    応答コストを算出し、第二のスキャナの各位置毎に全ケ
    ージの応答コストが比較装置によって互いに比較され
    て、最小の応答コストを有するケージに当該指定が割り
    当てられる、エレベータの群制御装置において、 −ケージ内の荷重に対応する荷重値を記憶する荷重テー
    ブルが設置されており、この荷重テーブルは計算デバイ
    ス及びケージ指定メモリと接続されており、 −指定が入力され、ケージ指定メモリに記憶されると、
    荷重値は入力階に関しては入力された指定の個数に比例
    して増大され、また目的階に関しては、当該目的階を指
    す指定の個数に比例して減小され、 −荷重テーブルに記憶された荷重値は応答コスト計算の
    際に考慮に入れられ、 −荷重テーブルと接続された監視回路が設置されてお
    り、荷重限界値を越える荷重値が存在すると、荷重超過
    を招く指定の当該ケージへの割り当てが阻止される ことを特徴とする群制御装置。
  2. 【請求項2】荷重テーブルがマトリクスの形態の書き込
    み−読み出しメモリから成り、マトリクスは階とちょう
    ど同個数の行並びに3個の列を有し、第一の列は運行方
    向においてケージの前方に存在する同一方向指定に、第
    二の列は反対方向指定に、第三の列は運行方向において
    ケージの後方に存在する同一方向指定に関連することを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】荷重テーブルがケージの荷重測定装置と接
    続されており、記憶された荷重値と測定荷重とに差が有
    ると記憶された荷重値は測定荷重に合わせられ、前記差
    が正である場合同じ目的階を指す指定が対応する個数だ
    け消去されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP63181455A 1987-07-28 1988-07-20 エレベータ用群制御装置 Expired - Fee Related JP2632377B2 (ja)

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