JP2632272B2 - 集積印刷回路基板用基材の揃え定規装置 - Google Patents

集積印刷回路基板用基材の揃え定規装置

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JP2632272B2
JP2632272B2 JP4121372A JP12137292A JP2632272B2 JP 2632272 B2 JP2632272 B2 JP 2632272B2 JP 4121372 A JP4121372 A JP 4121372A JP 12137292 A JP12137292 A JP 12137292A JP 2632272 B2 JP2632272 B2 JP 2632272B2
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TOKYO KIHAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は載置台に集積された印刷
回路基板用基材を効率的に揃えるための揃え定規装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるエレクトロニクス技術の発
達により、各種電気製品に印刷回路基板が使用されてい
る。これらの電気製品等に使用される印刷回路基板は、
通常印刷回路基板用基材を複数枚積層した積層体から成
っている。印刷回路基板用基材の積層数は、その印刷回
路基板の使用目的及び用途により異なり、通常2〜8
枚、多い場合には10枚を越える場合がある。現在、こ
の印刷回路基板用基材の積層作業は全て人手作業によっ
ており、重い印刷回路基板用基材を持ち運んで積層する
作業は、多い場合には10人程度の人手を要している。
このように、この印刷回路基板用基材の積層作業は、極
めて作業効率の悪いものであり、印刷回路基板の量産化
及び低価格化において重大な障3害になっていた。ま
た、印刷回路基板用基材の積層は、単に積層すればよい
ものではなく、積層する印刷回路基板用基材の位置ずれ
を生じないように積層しなければならず、人手によるこ
の位置合わせ作業は、極めて効率が悪いものであった。
しかしながら、この位置揃え作業の効率化については、
現在のところ全く提案されておらず、集積された印刷回
路基板用基材の効率的な揃え作業は業界において切望さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、集積された
印刷回路基板用基材の位置揃え作業の効率化において障
害になっていた上記問題点を解消し、大巾な省力化を図
り、効率的な集積印刷回路基板用基材の揃え定規装置を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる問題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、載置台に集積され
た印刷回路基板用基材の側面に押し当てて基材を揃える
ことができる揃え定規に連結具の一端を取り付けて、回
転軸の回りを回動することができる回動治具の回転軸か
ら離れた位置に揺動自在に連結具の他端を取り付け、そ
の回動治具を回動して集積印刷回路基板用基材の側面に
揃え定規を押し当てることにより、印刷回路基板用基材
の位置ずれがなく、より効率的に集積印刷回路基板用基
材を揃えることができることを見い出し、この知見に基
づいて本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、(1)印刷回路基板
用基材が複数枚留置されている留置部から該基材を基材
供給機により供給する機構、(2)供給された該基材を
少なくとも1枚以上を位置決めストッパーにより位置決
めして自動的に載置台の複数の移送帯状ベルトの隙間に
該帯状ベルトの上面よりも高い位置に設けられた波板の
上に基材を載せる機構、(3)基材を載せた後に、該波
板を帯状ベルトの隙間から帯状ベルト面の下方に取り除
いて基材を該帯状ベルトにより移送する機構から成る印
刷回路基板用基材の連続集積機構において、該波板が手
前から前上がりのゆるやかな傾斜を有し、次の帯状ベル
トの縁に近い位置に帯状ベルトの上面より上に突出する
先端部分があり、かつ、載置台に集積された印刷回路基
板用基材の側面に押し当てて基材を揃えることができる
少なくとも1つの揃え定規、回転軸を有し、その回転軸
の回りを回動することができる少なくとも1つの回動治
具、並びに、その回動治具の回転軸から離れた位置に揺
動自在に一端を取り付け、他端を前記揃え定規に取り付
けられている連結具、及び回動治具を回動することがで
きる駆動手段から成り、前記回動治具の回動により揃え
定規を集積印刷回路基板用基材の側面に押し当てること
ができるものであることを特徴とする集積印刷回路基板
用基材の揃え定規装置を提供するものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
集積印刷回路基板用基材の揃え定規装置においては、載
置台に集積された印刷回路基板用基材(以下基材という
ことがある)の側面に押し当てて基材を揃えることがで
きる少なくとも1つの揃え定規が必要である。本発明に
おいて集積される基材は、印刷回路基板を構成する印刷
回路基板用基材であり、シート、不織布などの柔軟性を
有する基材なども含むものである。これらの基材は、特
に限定されるものではなく、種々の基材が用いられる。
印刷回路基板用に積層する基材の具体例としては、例え
ば、ガラスクロス、ガラスペーパー、ガラス不織布、合
成樹脂布などにエポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、ポリ
イミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸したものが挙げら
れる。上記基材の形状は、特に限定されるものではない
が、通常長方形などの四角形のものが用いられる。載置
台に載せる基材の枚数は、印刷回路基板の要求特性に応
じて適宜選定すればよいが、通常1〜10枚である。
【0007】揃え定規は、集積印刷回路基板用基材の側
面に押し当てられて基材の側面を揃えることができるも
のであれば良く、種々の構造のものを使用することがで
き、例えば、基材の側面に当てる部分が直方体、角柱、
半円柱、板、棒などが挙げられる。また、揃え定規の基
材側面に当てる面は、硬いもので作られていることが好
ましく、例えば金属、木などが挙げられる。揃え定規を
押し当てる位置は、少なくとも基材の一辺の側面であれ
ば良いが、集積された基材が四角形である場合は基材の
二辺の側面が好ましく、特に基材の三辺の側面が好まし
い。特に、揃え定規を基材の二辺及び三辺に同時に押し
当てると効率良く、より正確に基材を揃えることができ
る。揃え定規を押し当てない基材の辺の側面には、固定
具を配置して、前記揃え定規を基材の側面に押し当てた
ときに基材を動かさないようにすることが好ましい。す
なわち、基材が四角形である場合は、揃え定規が基材の
一辺の側面だけを押し、他の三辺の側面には固定具が設
けられているもの、揃え定規が基材の二辺の側面を押
し、他の二辺の側面には固定具が設けられているもの、
また揃え定規が基材の三辺を押し、他の一辺の側面には
固定具が設けられているものである。
【0008】この固定具としては、集積された基材を固
定することができるものであれば良く、例えば直方体、
角柱、半円柱、板、棒などが挙げられる。なお、この固
定具は、印刷回路基板用基材を載置台に載せるときに使
用するストッパーを兼ねることが好ましい。揃え定規の
数は、特に限定されるものではなく適宜選定すれば良
く、例えば基材の一辺当たり2〜5個の複数でも良い
が、1個の場合が機構が簡単であるので好ましい。ま
た、揃え定規は、動きを滑らかにするものが好ましく、
好ましいものとしてはスライドベアリングを使用したシ
リンダー等が挙げられる。
【0009】なお、揃え定規は、回動治具の回動により
基材の側面へ移動して基材の側面を押し当てるものであ
るが、回動治具が回動する直前は通常基材の側面近くに
配置されておれば良い。また、揃えられた集積基材を移
送する場合には、揃え定規は基材の移送方向から取り除
く機構になっていることが好ましい。本発明の揃え定規
装置は、回転軸を有し、その回転軸の回りを回動するこ
とができる少なくとも1つの回動治具が必要である。回
転軸の回りの回動は、回転軸の回りを動くものであれば
角度の小さい動きでも良く、通常5°〜90°の範囲、
好ましくは5°〜50°の範囲が使用される。この角度
は、回転軸の中心から連結具の取り付け位置までの距
離、定規の移動距離により適宜選定することができる。
回動治具の構造は、種々のものが使用できるが、例えば
回転軸を有する平板、円柱、角柱、筒、棒などが挙げら
れる。
【0010】本発明の揃え定規装置は、上記回動治具の
回転軸から離れた位置に揺動自在に一端を取り付け、他
端を前記揃え定規に取り付けられている連結具を有する
ことが必要である。連結具は、回動治具の回動を妨害す
ることがないように揺動自在に回動治具に取り付けられ
ている。回動治具への連結具の取り付け位置は、回動治
具の回動を妨害しない位置であって、回動治具の回転軸
から離れた位置であれば良く、通常回転軸の中心から1
0〜200mmの範囲であり、好ましくは20〜170mm
の範囲である。回転軸の中心からの距離が大きい程、僅
かな回動角度で揃え定規の移動距離を大きくすることが
できるが、装置上の制約があるので揃え定規の移動距離
は通常10〜100mmの範囲、好ましくは30〜70mm
の範囲が効率良く基材を揃えることができるので望まし
い。なお、基材供給方向の揃え定規の移動距離は、短く
ても効率良く基材を揃えることができる。
【0011】揃え定規への連結具の取り付け方法は、特
に限定されるものではなく、固定しても良いし、揺動可
能に取り付けても良い。また、揃え定規への取り付け位
置は、特に限定されるものではなく、種々の位置に取り
付けることができるが、連結具の動きを無駄無く伝達す
ることができるようにしっかり固定されたものが好まし
い。連結具の構造は、種々のものが利用できるが、棒、
筒、板、シリンダー等が挙げられる。
【0012】なお、本発明の揃え定規装置においては、
1つの揃え定規に取り付ける連結具が2個であり、各連
結具の他端を別個の回動治具に取り付けているものが好
ましい。また、回動治具が複数あり、各回動治具同士が
連結具により揺動自在に連結されているものが好まし
い。更に、回動治具が4つあり、各回動治具同士が連結
棒により揺動自在に連結されており、いずれかの回動治
具を回動することにより他の回動治具を回動することが
できるものが特に好ましい。
【0013】本発明の揃え定規装置は、回動治具を回動
することができる駆動手段を有することあが必要であ
る。この駆動手段は、回動治具を回転軸の回りに回動さ
せるような種々の駆動手段を用いることができ、例えば
電動モーター、ロッドなどが挙げられる。また、駆動手
段は、載置台の上に基材が集積された後に駆動するよう
に自動的に同調させることが好ましく、基材供給機の電
動モーターと同一の電動モーターで駆動させることが特
に好ましい。
【0014】本発明の揃え定規装置は、印刷回路基板用
基材の連続集積方法において使用すると、極めて効率良
く印刷回路基板用基材を集積することができるので好ま
しい。印刷回路基板用基材の連続集積方法としては、例
えば(1)印刷回路基板用基材が複数枚留置されている
留置部から該基材を基材供給機により供給する第一工
程、(2)供給された該基材を少なくとも1枚位置決め
ストッパーにより位置決めして自動的に載置台に載せる
第二工程、(3)該載置台に載せられた該基材を必要に
応じ移動させ、その基材の上にさらに別の留置部から基
材供給機により供給された基材を位置決めストッパーに
より位置決めして自動的に載せる第三工程、(4)更に
必要に応じ第三工程を繰り返す第四工程から成る印刷回
路基板用基材の連続集積方法が挙げられる。
【0015】上記第一工程においては、前記基材を複数
枚留置されている留置部が設けられている。この留置部
における基材の留置形態は、積み重ね、立て置き等の種
々の形態を採ることができる。また、留置される基材の
枚数は、特に限定されるものではなく、基材の厚み、留
置部の大きさ、留置に要する労力の大きさに応じ適宜選
定すればよく、供給開始時に通常最高3000枚程度の
基材を留置すれば良い。基材供給機から供給される基材
の枚数は、一度に2枚以上の基材を供給機から供給して
も良いが、一枚ずつ供給することが基材を傷付けること
なく、また位置ずれを生じることなく、更に確実に基材
を供給することができるので好ましい。基材の供給方法
は、種々の方法により行うことができ、例えば基材を吸
引して持ち上げて移送する方法、基材をロールで送り出
す方法、基材をつかんで移送する方法などが挙げられる
が、基材を吸引して持ち上げて移送する方法が好まし
い。
【0016】この好ましい方法は、基材を所定位置によ
り正確に移送することができる。基材供給機からの基材
の供給速度は、その後の操作工程での所要時間、基材の
集積枚数などを考慮して適宜選定すれば良く、限定され
るものではないが、通常10〜120枚/分が好まし
い。このように基材供給機を使用することにより極めて
効率的に基材を供給することができる。なお、基材供給
機は、モーターにより駆動することができる。上記印刷
回路基板用基材の連続集積方法においては、基材供給機
から供給された基材を少なくとも1枚位置決めストッパ
ーにより位置決めして自動的に載置台に載せる第二工程
が必要である。
【0017】基材供給機から供給された基材を自動的に
載置台に載せる方法は、種々の方法を採用することがで
き、例えば、前記の基材供給機の備えられているロール
により基材を移送して載せる方法、基材供給機とは別の
ロールにより基材を移送して載せる方法、ベルトを移動
させて載せる方法、基材を吸引して持ち上げて移送して
載せる方法、基材をつかんで移送して載せる方法などが
挙げられるが、基材をロールにより移送して載せる方
法、ベルトを移動させて載せる方法が好ましい。これら
の各方法は、モーターにより駆動することができるもの
であれば良い。基材供給機から供給された基材を載置台
に載せるときは、位置決めストッパーにより位置決めす
る。このストッパーの構造及び配置は、基材を所定の位
置に位置決めすることができるものであれば良く、種々
のものが適応できるが、基材が供給される方向の基材の
先端部に位置するようにストッパーを設けることが好ま
しい。
【0018】載置台に載せる基材の枚数は、印刷回路基
板用基材の要求特性に応じて適宜選定すればよいが、通
常1〜10枚である。なお、載置台が複数の帯状ベルト
で構成されている場合は、載置台に一枚目の基材を載せ
る際に、そのベルトの隙間に、基材を滑らせることがで
きる波板をその帯状ベルトの上面よりも高い位置に設
け、波板の上に基材を載せた後に波板を帯状ベルトの隙
間から取り除いて基材を載置台に載せることが好まし
い。このような方法を採ると、基材を円滑に載置台に載
せることができる。波板の構造は、ベルト間の隙間に基
材が入り込まないような構造であれば良く、またベルト
の隙間毎に分断されたものでも、連続しているものでも
良い。また、波板の駆動は、モーターにより行えば良
い。
【0019】上記印刷回路基板用基材の連続集積方法に
おいては、載置台に載せられた基材を必要に応じ移動さ
せ、その基材の上に更に別の留置部から基材供給機によ
り供給された基材を位置決めストッパーにより位置決め
して自動的に載せる第三工程が必要である。載置台は、
1台でも良く、2台でも、また各基材供給機毎に1台ず
つ設けても良い。載置台が複数ある場合は、載置台に載
せられた基材を、次に基材を載せる為の載置台に移動さ
せることが必要である。なお、複数の載置台がある場合
に、それぞれの載置台は、連続的に連なっていても良い
が、それぞれの載置台上での作業が効率良く行なわれる
ために、分断されている方が好ましい。この載置台の基
材移動方法は、種々の方法により行うことができ、例え
ばロールによる移動方法、基材をつかんで移動する方
法、ベルトコンベアーにより移動する方法などが挙げら
れる。この印刷回路基板用基材の連続集積方法において
は、基材供給機を複数台使用することにより効率的に集
積することができる。
【0020】第二工程により載置台に載せられた基材の
上に、更に別の留置部から基材供給機により供給された
基材を位置決めストッパーにより位置決めして自動的に
載せる方法は、第二工程と同様な方法で行うことができ
る。なお、第二工程及び第三工程においては、基材を載
置台に載せる際に、複数枚の基材を同時に自動的に載せ
る方法が効率的に基材を集積することができるので好ま
しい。また、第二工程及び第三工程においては、積層さ
れた基材を揃える為に、揃え定規を設けることが好まし
い。この揃え定規としては、基材の二辺及び三辺を同時
に押し当てて揃えることができるものが好ましい。上記
印刷回路基板用基材の連続集積方法においては、更に必
要に応じ第三工程を繰り返す第四工程を有するものであ
る。繰り返す第三工程の回数は、要求される基材の積層
枚数により適宜選定すれば良い。
【0021】
【作用】本発明の集積印刷回路基板用基材の揃え定規装
置によると、まず回動治具の駆動手段が駆動して回動治
具を回転軸の回りに回動させて、その回動治具の回動に
伴って連結具を動かせる。次いで、集積された基材の側
面近くに配置されている揃え定規が連結具の動きに伴っ
て基材の側面に押し当てられて、基材を揃えることがで
きる。また、本発明により集積された印刷回路基板用基
材は、更に必要により最外層となる印刷回路基板用基材
の両側に樹脂含浸基材と導体箔及び/又は積層板を重ね
て加熱、加圧することにより、多層印刷回路基板用基材
を製造することができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面によりさらに
具体的に説明する。なお、本発明は、これらの例によっ
て何ら限定されるものではない。図1は、本発明の揃え
定規装置を好適に使用することができる印刷回路基板用
基材の連続集積装置の配置を示す平面図である。基材供
給機1、2、3、4の4台の基材供給機が、載置台9、
10、11、12の直列に並んでいる4台の載置台の片
側に直列に並んでおり、それぞれの基材供給機と載置台
の間には基材供給台5、6、7、8がそれぞれ配置され
ている。まず、印刷回路基板用基材22は、基材供給機
1から一枚ずつ供給され、基材供給台5に載せられる。
次いで、基材22は、基材供給台5の基材供給ベルト3
1の駆動により載置台9の上に載せられる。各載置台
9、10、11、12には、本発明の揃え定規装置がそ
れぞれ設置されている。
【0023】この載置台9の上に載せられる基材22は
一枚でも良く、2枚以上でもよい。 次に、載置台9の基材移送ベルト32が駆動し、載置台
9の上に載せられた基材22は、隣の載置台10に移送
され、載置台10の基材移送ベルトも駆動して基材22
を載置台10の所定の位置に移動させたところで、基材
移送ベルトを停止させ基材22を止める。次に、別の基
材22が基材供給機2から一枚ずつ供給され、基材供給
台6に載せられる。次いで、その基材22は基材供給台
6の基材供給ベルトの駆動により載置台10の上に載せ
られている基材22の上に載せられる。基材供給機2か
ら供給されて載置台10の上に載せられる基材22は、
一枚でも良く、2枚以上でもよい。次に、載置台10の
上に積層された基材22は、同様にして順次載置台1
1、12に移送され、基材供給機3、4から供給された
別の基材22を所定枚数積層して、基材が集積され印刷
回路基板用基材の集積工程が終了することになる。
【0024】上記したように、基材供給機1〜4により
それぞれ供給される基材の枚数は、特に限定されるもの
ではなく、要求される印刷回路基板用基材の特性あるい
は基材の供給速度及び移送速度に応じて適宜選定すれば
良い。なお、各基材供給機の基材供給速度を変えること
により、各基材供給機から供給される基材の枚数を変え
て連続的にスムーズに集積することができるが、後で説
明するように各基材供給機から供給される基材を複数枚
同時に載置台に載せることができる複数枚基材同時供給
装置により基材を供給するとより効率的に集積すること
ができる。図1において、各基材供給機からの基材供給
速度が限られる場合、例えば基材を8枚集積するとき
は、基材供給機2及び3にそれぞれ複数枚基材同時供給
装置を取り付けて、基材供給機1、2、3、4から供給
される基材の枚数をそれぞれ1枚、3枚、3枚、1枚に
すると効率的に集積することができる。また、各基材供
給機からの基材22の送り出し方向は、効率的に送り出
すために基材22の幅の短い方向にすることが重要であ
る。上記のように、基材供給機からの基材の送り出し、
基材の載置台への載置、載置台上の基材の移送、基材の
載置台への集積などを行うための各装置の駆動及び停止
のタイミングは、同調されており連続的に効率良く行わ
れる。
【0025】集積された基材は、次にロール13により
移送方向変更台14の上に移送され、移送方向が90度
変更される。さらに、移送方向変更台14の基材送りベ
ルト15によりテープシール機16に送られる。なお、
移送方向変更台14からテープシール機16への移送
は、基材送りベルト15によらないで、移送方向変更台
14の上に複数のエアー噴き出し口を設けて、その噴き
出されたエアーにより基材22を浮かせて、蹴り具など
による力により移送することもできる。テープシール機
に移送された基材22は、移送方向の両側面に連続した
テープによりシールされ、積層された基材22の位置ず
れ防止又は後の加圧工程で基材22の側面から漏れるエ
ポキシ樹脂などの含浸樹脂の加圧金型への付着防止機能
を付与される。
【0026】次いで、積層された基材22は、ロール1
8を介してターンテーブル19に移送され、適当な方向
に変更され積載装置20に移送される。なお、基材供給
機の数は特に限定されるものではなく、適宜選定して決
めればよく、また基材供給機の配置は、種々の配置にす
ることができ、図1に示すように直列でなくとも、図2
に示すように一つの載置台を挟んで2台の基材供給機を
配置しても良い。また、基材を移送するためのベルトの
材質は、特に限定されるものではないが、例えばゴム引
布などが好ましい。図3は、図1の基材供給機1、基材
供給台5及び載置台9の断面図である。基材供給機1に
は、パレット21の上に積み重ねられた縦1050mm、
横2087mmの基材22が留置されており、積み重ねら
れた基材22の上部から一枚ずつ基材22が送り出され
る。基材22の留置方向は、基材22の供給方向と基材
22の縦方向が同じ方向になるようにする。このように
基材22の長さの短い辺を供給方向にすることで、より
効率的に基材22を供給することができる。
【0027】なお、このパレット21は、基材22が送
り出されるに連れて順次上に持ち上げられ、積み重ねら
れた基材22の上面の位置を常に一定の高さにしてい
る。パレット21の持ち上げは、レベラースイッチから
の信号により作動する昇降モーターなどにより行われ
る。また、パレット21の上に積み重ねられた基材22
が全て送り出されてなくなったときは、チェーンコンベ
アー35により別の基材22が積み重ねられたパレット
21を運び込むことができる。この積み重ねられた基材
の上部には、基材22の送り出し方向の上手に基材22
を吸引して持ち上げることができる第一吸引具23及び
第二吸引具24が設けられており、まず第一吸引具23
により基材22の一端が持ち上げられる。次いで図示し
ていないがエアー噴き出し口から、持ち上げられた基材
22と積み重ねられている基材22の間隙にエアーを噴
き込んで、送り出される基材22と次の基材22との同
伴を防ぎ、基材22の送り出しを円滑にする。
【0028】次に、第二吸引具24で基材22を吸引し
た後、第一吸引具23の吸引を止めて、第二吸引具24
で基材22を保持したまま基材22の送り出し方向に第
二吸引具24を移動させ、基材22をニップロール27
と28の間に挟ませる。これらの吸引具の上下方向及び
水平方向の動きは、吸引具作動カム25の外周を摺動し
て運動するコロ付きレバーとこれらを連結しているリン
ク機構により行われている。ニップロール27は、バネ
によりニップロール28に押さえ付けられており、基材
22の厚みに応じて上下に移動することができる。この
ニップロール27と28は、回転駆動して基材22をそ
の先に配置している基材供給台5に送り出す。基材供給
台5は、その先端に配置されている送り出しロール29
とニップロール27に掛けられている複数の帯び状の基
材供給ベルトから成っており、基材供給ベルトを駆動さ
せることにより、載置台9の上に基材22を送り出すこ
とができる。また、送り出しロール29には、押さえロ
ール30がバネにより押さえ付けられており、送り出さ
れる基材22の厚みに応じて上下に移動することができ
る。
【0029】なお、基材供給台の構造は、前述のように
ベルトで構成されるものに限定されるものではなく、基
材供給機から送り出された基材22を載置台9に載せる
ことができるものであれば種々の構造にすることがで
き、例えばベルトの代わりに板などを使用しても良い。
また、基材供給台を設けないで、基材供給機1から直接
に載置台9に基材22を供給しても良い。基材22が、
載置台9に載せられるときには、載置台9を構成してい
る複数の帯状の基材移送ベルト32の間から波板33を
上に持ち上げて、基材22が基材移送ベルト32の間に
入り込まないようにする。この波板33は、基材供給台
5から送り出された基材22を滑らせて基材22の先端
が開閉式ストッパー34に来るようにすることができ
る。その後、波板33は、下降して基材22は基材移送
ベルト32に接触する。この波板33の構造は、送り出
された基材22を滑らせて基材22の先端が開閉式スト
ッパー34の位置に来るようにすることができるもので
あれば特に限定されるものではなく、種々の構造のもの
を使用できるが、図1のように一つの波形が前上がりの
緩やかな傾斜を有し、次のベルトの縁に近い先端部分が
ベルトの上面より高くなっているものが好ましい。
【0030】また、波板33は、図1のように一体的で
あってもよく、ベルトの隙間毎に分断されたものであっ
ても良い。また、波板33は、図1のように下方から上
昇させてベルトの隙間に位置するように移動させても良
く、逆に上方から下降させてベルトの隙間の所定の位置
に移動させてもよく、また横方から水平方向に移動させ
ても良い。なお、この波板33は、載置台の上に最初に
載せられる基材22が送り出されるときにのみ必要であ
り、2枚目以後の基材22を載置台に載せるときには必
要ではない。また、図3においては、載置台9は、複数
の帯状の基材移送ベルトで構成されているが、このベル
トは複数の帯状ベルトから構成されるものに限定される
ものではなく、隙間のない一枚のベルトで構成されてい
ても良いが、複数のベルトで構成されていると、基材2
2を移送するときに蛇行を防ぐことができるので好まし
い。複数のベルトで構成されている場合、ベルトの数は
特に限定されるものではないが、通常3〜8本であり、
好ましくは4〜6本である。
【0031】また、載置台9は、必ずしもベルトで構成
されている必要はなく、板で構成されても良いがベルト
で構成されていることが好ましい。また、波板33は、
上記のように基材移送ベルト32の間から上下動するも
のではなく、載置台9の上面を水平方向にスライドする
ことができるものでも良い。なお、基材移送ベルトが一
枚の帯状ベルトで構成されているときは、基材22が帯
状ベルトの間に入り込む恐れがないので、波板33は必
要でない。さらに、開閉式ストッパー34は、開閉式で
なくとも良く、また基材22を載置台9の上の所定の位
置に止めることができる構造であれば良い。また、開閉
式ストッパー34の他に、基材22の送り出し方向の手
前部に揃え定規を設けると、基材22の位置決めをさら
に正確にすることができるので好ましい。
【0032】また、基材22の位置決めをより正確にす
るために、上記2個のストッパーの他に載置台9の上に
載せられた基材22の移送方向の前後に揃え定規を設け
て、前記2個のストッパーと共に揺動させることが好ま
しい。このような揃え定規は、基材22の移送時には、
移送の障害にならないように移送方向から取り除けば良
い。上記のように各部が連続的な動きをするが、これら
の動きは同調機構により制御することが好ましい。基材
22の送り出し速度は、基材供給機の送り出し能力によ
るが、図3の装置の場合、80枚/分であり、極めて効
率的に基材22を集積することができた。基材22の載
置台9上での集積が終了した後に、基材22は次の載置
台か又は次の工程に移送される。この基材22の移送
は、載置台が移送ベルトを備えている場合はその移送ベ
ルトを駆動させることにより、又は基材22を掴んで移
送する方法などにより行うことができる。載置台9が複
数の帯状のベルトから構成されており、その帯状ベルト
の上に波板が設けられている場合は、このベルトは連続
的に駆動していても良く、基材22の移送時に間欠的に
駆動しても良い。
【0033】図1の他の各基材供給機、各基材供給台及
び各載置台も図3のそれらと同様な構造をしている。図
4は、基材22を載置台に載せる他の機構を示した基材
送り出し装置の断面図である。基材22は、図3と同様
に基材供給台5から送り出された後、載置台9の上部に
配置されている基材受けフォーク41により受けられ
る。その後、基材受けフォーク41は、フォーク移動エ
アーシリンダー43により駆動され、フォーク移動ガイ
ドレール42に沿って水平方向に移動して基材供給台5
の下に引き込まれ、基材22は載置台9に載せられる。
【0034】この基材受けフォーク41は、基材22を
一枚ずつ載置台9に載せることもできるが、基材受けフ
ォーク41に複数の基材22を積み重ねて、一度に載置
台9に載せることができるので、一つの基材供給機から
複数の基材を載せる場合は極めて効率的に集積すること
ができるので好ましい。この基材受けフォーク41は、
図1の他の基材供給装置に取り付けても良い。図5は、
複数の基材を同時に供給することができる他の複数基材
供給装置の断面図である。基材供給台5の先に基材スト
ック台51が設けられており、この基材ストック台51
には、基材供給台5から送り出された基材22が載せら
れ、基材22の先端部が前当てストッパー52により止
められている。この基材ストック台51の上には基材供
給台5から順次送り出だされる基材22が順次積層され
ている。
【0035】基材ストック台51の上に積み重ねられる
基材22の枚数は、要求性能に応じて適宜選択すれば良
いが、通常2〜8枚が積み重ねられる。なお、基材スト
ック台51は、ベルトで構成されていても良く、板で構
成されていても良い。また、基材22を載置台9の上の
所定の位置により正確に載せるために、開閉式ストッパ
ー34の他にストッパー56を載置台9の手前に設けて
も良く、またストッパー56を基材ストック台51から
の基材22の送り出し方向の基材22の両側に設けても
良い。
【0036】図6は、複数の基材を同時に供給すること
ができる他の複数基材供給装置の断面図である。図6の
装置と同様に、基材供給台5の先に基材ストック台51
が設けられており、この基材ストック台51には、基材
供給台5から送り出された基材22が載せられ、基材2
2の先端部が前当てストッパー52により止められてい
る。この基材ストック台51の上には基材供給台5から
順次送り出だされる基材22が順次積層されている。積
み重ねられた基材22は、基材ストック台51の先端部
に設けられている送り出しニップロール57、58によ
り挟み付けられて、前当てストッパー52が基材22の
先端部から外され、その後送り出しニップロール57、
58の回転駆動により送り出され、載置台10の上に載
せられる。基材22が完全に基材ストック台51から送
り出された後、前当てストッパー52が再び元の位置に
戻り、次の基材22が基材供給機から送り出されて基材
ストック台51の上に載せられる。
【0037】なお、基材ストック台51は、ベルトで構
成されていても良く、板で構成されていても良い。図7
は本発明の揃え定規装置の一実施例を示す平面図であ
り、図8は図7の揃え定規装置の断面図である。図中、
4つの回動治具61、62、63、64は、それぞれ直
径32mmの軸65の回りを回動することができるように
取り付けられている。そして4角形の基材の三辺の側面
の近くに揃え定規68、69、70が配置されており、
その揃え定規は断面L字型の当て部71と基部72から
構成されている。基部72は断面が四角形の棒状部材で
あり、当て部71は載置台77の移送ベルト32に当た
らないように櫛状になっている。また、揃え定規の基部
にはスライドベアリングが付けられており、ガイド73
に沿って円滑に移動することができる。
【0038】揃え定規68には、その両端部に連結具6
6が2本連結されており、各連結具66はそれぞれ回動
治具61及び62に揺動自在に軸65の中心から100
mm離れた位置に連結されている。また、揃え定規69に
は、その両端部に連結具66が2本連結されており、各
連結具66はそれぞれ回動治具63及び64に揺動自在
に軸65の中心から100mm離れた位置に連結されてい
る。さらに、揃え定規70には、その両端部に連結具6
0が2本連結されており、各連結具60はそれぞれ回動
治具62及び63に揺動自在に軸65の中心から40mm
離れた位置に連結されている。これらの各連結具60及
び66の各回動治具への連結位置は、各連結具とも中心
軸65から当距離であるので、揃え定規を引き寄せる距
離も同じになるので好ましい。なお、連結具60の各回
動治具への連結位置は、連結具66の各回動治具への連
結位置よりも短くなっており、揃え定規を引き寄せる距
離も短くなっている。これは、基材供給方向のずれが少
ないために、揃え定規を引き寄せる距離をあまり大きく
しなくても良いという理由による。
【0039】また、回動治具61と62の間、62と6
4の間、63と64の間には、連結具67がそれぞれ揺
動自在に取り付けられている。このように各回動治具が
連結具67により揺動自在に連結されているため、いず
れか1つの回動治具を回動させれば、他の全ての回動治
具が回動することができる。これらの各連結具67の各
回動治具への連結位置は、各連結具とも中心軸65から
当距離であるので、各回動治具を同じ角度だけ回動する
ことができるので好ましい。これらの連結具は、回動治
具の揺動を妨害しないように取り付けられている。回動
治具の回動は、駆動手段74により行うことができる。
この駆動手段74は、電動モーター79及びカム80に
より構成されており、常時駆動している電動モーター7
9をカム80から離れた位置に置き、回動治具を回動さ
せるときに電動モーター79をカム80に近付けて、カ
ム80を駆動させることにより回動治具を回動させるこ
とができる。この電動モーターは、基材22の供給モー
ターと同調されており、基材22が所定枚数供給される
毎にカム80を動かすことができる。
【0040】上記のように全ての回動治具が回動する
と、各揃え定規は中心方向に向かって引き寄せられ、載
置台の上に集積された基材の側面に押し当てられる。こ
の揃え定規装置により、定規68、69が40mm引き寄
せられて集積された基材を揃えることができた。集積さ
れた基材の揃え定規が当たらない側面には、ストッパー
が取り付けられており、他の三辺の側面に揃え定規を同
時に押し当てることにより、極めて効率良く、正確に集
積された基材を揃えることができる。また、ガイド73
の先端部は、アーム75に連結されており、アーム75
がシリンダー76により下方に下げられることにより下
降することができる。これにより、集積された基材の移
送を妨害することがないので好ましい。
【0041】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、印刷回路基
板用基材の位置を正しく合わせて、効率的にかつ省力化
して、集積された基材を揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の揃え定規装置を好適に使用す
ることができる印刷回路基板用基材の連続集積装置の配
置を示す平面図である。
【図2】図2は、他の印刷回路基板用基材の連続集積装
置の配置を示す平面図である。
【図3】図3は、図1の基材供給機1、基材供給台5及
び載置台9の断面図である。
【図4】図4は、基材22を載置台に載せる他の機構を
示した機構送り出し装置の断面図である。
【図5】図5は、複数の基材を同時に供給することがで
きる他の複数基材供給装置の断面図である。
【図6】図6は、複数の基材を同時に供給することがで
きる他の複数基材供給装置の断面図である。
【図7】図7は本発明の揃え定規装置の一実施例を示す
平面図である。
【図8】図8は図7の揃え定規装置の断面図である。
【符号の説明】
1〜4 基材供給機 5〜8 基材供給台 9〜12 載置台 13 ロール 14 移送方向変更台 15 基材送りベルト 16 テープシール機 17 テープカッター 18 ロール 19 ターンテーブル 20 積載装置 21 パレット 22 積層基材 23 第一吸引具 24 第二吸引具 25 吸引具作動カム 26 レベラースイッチ 27 ニップロール 28 ニップロール 29 送り出しロール 30 押さえロール 31 基材供給ベルト 32 基材移送ベルト 33 波板 34 開閉式ストッパー 35 チェーンコンベアー 41 基材受けフォーク 42 フォーク移動ガイドレール 43 フォーク移動エアーシリンダー 51 基材ストック台 52 前当てストッパー 53 グリップ 54 グリップ開閉シリンダー 55 グリップ移動エアーシリンダー 56 揃え定規 57 送り出しニップロール 58 送り出しニップロール 60 連結具 61〜64 回動治具 65 軸 66 連結具 67 連結具 68〜70 揃え定規 71 当て部 72 基部 73 ガイド 74 駆動手段 75 アーム 76 シリンダー 77 載置台 78 ロール 79 電動モーター 80 カム

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)印刷回路基板用基材が複数枚留置さ
    れている留置部から該基材を基材供給機により供給する
    機構、(2)供給された該基材を少なくとも1枚以上を
    位置決めストッパーにより位置決めして自動的に載置台
    の複数の移送帯状ベルトの隙間に該帯状ベルトの上面よ
    りも高い位置に設けられた波板の上に基材を載せる機
    構、(3)基材を載せた後に、該波板を帯状ベルトの隙
    間から帯ベルト面の下方に取り除いて基材を該帯状ベ
    ルトにより移送する機構から成る印刷回路基板用基材の
    連続集積機構において、該波板が手前から前上がりのゆ
    るやかな傾斜を有し、次の帯状ベルトの縁に近い位置に
    帯状ベルトの上面より上に突出する先端部分があり、か
    つ、載置台に集積された印刷回路基板用基材の側面に押
    し当てて基材を揃えることができる少なくとも1つの揃
    え定規、回転軸を有し、その回転軸の回りを回動するこ
    とができる少なくとも1つの回動治具、並びに、その回
    動治具の回転軸から離れた位置に揺動自在に一端を取り
    付け、他端を前記揃え定規に取り付けられている連結
    具、及び回動治具を回動することができる駆動手段から
    成り、前記回動治具の回動により揃え定規を集積印刷回
    路基板用基材の側面に押し当てることができるものであ
    ることを特徴とする集積印刷回路基板用基材の揃え定規
    装置。
  2. 【請求項2】1つの揃え定規に取り付ける連結具が2個
    であり、各連結具の他端を別個の回動治具に取り付けて
    いる請求項1記載の集積印刷回路基板用基材の揃え定規
    装置。
  3. 【請求項3】回動治具が複数あり、各回動治具同士が連
    結具により揺動自在に連結されている請求項1記載の集
    積印刷回路基板用基材の揃え定規装置。
  4. 【請求項4】複数の請求項1記載の集積印刷回路基板用
    基材の揃え装置を有し、各装置の帯状ベルトを連結した
    配置であること特徴とする集積印刷回路基板用基材の揃
    え定規装置。
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