JP2631774B2 - 走査型顕微鏡 - Google Patents
走査型顕微鏡Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式の走査型顕微鏡に
関し、特に詳細には、試料が載置される試料台と、照明
光を試料に照射する光学系とを相対的に移動させて、照
明光を試料上において走査させるようにした走査型顕微
鏡に関するものである。
関し、特に詳細には、試料が載置される試料台と、照明
光を試料に照射する光学系とを相対的に移動させて、照
明光を試料上において走査させるようにした走査型顕微
鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、照明光を微小な光点に収束さ
せ、この光点を試料上において2次元的に走査させ、そ
の際該試料を透過した光あるいはそこで反射した光、さ
らには試料から生じた蛍光を光検出器で検出して、試料
の拡大像を担持する電気信号を得るようにした光学式走
査型顕微鏡が公知となっている。なお特開昭62-217218
号公報には、この走査型顕微鏡の一例が示されている。
せ、この光点を試料上において2次元的に走査させ、そ
の際該試料を透過した光あるいはそこで反射した光、さ
らには試料から生じた蛍光を光検出器で検出して、試料
の拡大像を担持する電気信号を得るようにした光学式走
査型顕微鏡が公知となっている。なお特開昭62-217218
号公報には、この走査型顕微鏡の一例が示されている。
【0003】従来の光学式走査型顕微鏡においては、上
記走査機構として、照明光ビームを光偏向器によって2
次元的に偏向させる機構が多く用いられていた。
記走査機構として、照明光ビームを光偏向器によって2
次元的に偏向させる機構が多く用いられていた。
【0004】しかしこの機構においては、ガルバノメー
タミラーやAOD(音響光学光偏向器)等の高価な光偏
向器が必要であるという難点が有る。またこの機構にお
いては、照明光ビームを光偏向器で振るようにしている
から、送光光学系の対物レンズにはこの光ビームが刻々
異なる角度で入射することになり、それによる収差を補
正するために対物レンズの設計が困難になるという問題
も認められている。特にAODを使用した場合には、対
物レンズ以外にもAODから射出した光束に非点収差が
生ずるため特殊な補正レンズが必要となり、光学系をよ
り複雑なものとしている。
タミラーやAOD(音響光学光偏向器)等の高価な光偏
向器が必要であるという難点が有る。またこの機構にお
いては、照明光ビームを光偏向器で振るようにしている
から、送光光学系の対物レンズにはこの光ビームが刻々
異なる角度で入射することになり、それによる収差を補
正するために対物レンズの設計が困難になるという問題
も認められている。特にAODを使用した場合には、対
物レンズ以外にもAODから射出した光束に非点収差が
生ずるため特殊な補正レンズが必要となり、光学系をよ
り複雑なものとしている。
【0005】上記の点に鑑み従来より、照明光ビームは
偏向させないで照明光光点の走査を行なうことが考えら
れている。例えば、本出願人による特願平1-246946号明
細書には、送光光学系を移動台に搭載し、この移動台を
試料台に対して相対的に往復移動させることにより、照
明光光点の走査を行なうことが示されている。
偏向させないで照明光光点の走査を行なうことが考えら
れている。例えば、本出願人による特願平1-246946号明
細書には、送光光学系を移動台に搭載し、この移動台を
試料台に対して相対的に往復移動させることにより、照
明光光点の走査を行なうことが示されている。
【0006】そして、このように光学系と試料台とを相
対的に移動させる具体的な機構の1つとして、本出願人
による特願平2-198550号明細書に示されるように、光学
系あるいは試料台を先端部に保持する音叉と、この音叉
に強さが周期的に変化する磁界を作用させて該音叉を振
動させる電磁石とから構成されたものが提案されてい
る。このような移動機構は、例えばピエゾ素子や超音波
振動子等を利用した移動機構に比べれば、光学系の相対
移動幅すなわち照明光走査幅(これは音叉の振幅によっ
て定まる)を大きく取れるので、走査型顕微鏡の撮像範
囲をより大きく確保する上で有利となっている。
対的に移動させる具体的な機構の1つとして、本出願人
による特願平2-198550号明細書に示されるように、光学
系あるいは試料台を先端部に保持する音叉と、この音叉
に強さが周期的に変化する磁界を作用させて該音叉を振
動させる電磁石とから構成されたものが提案されてい
る。このような移動機構は、例えばピエゾ素子や超音波
振動子等を利用した移動機構に比べれば、光学系の相対
移動幅すなわち照明光走査幅(これは音叉の振幅によっ
て定まる)を大きく取れるので、走査型顕微鏡の撮像範
囲をより大きく確保する上で有利となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の走査型
顕微鏡の多くは、試料からの光を検出する光検出器の連
続出力を信号処理手段に入力し、そこでこの出力をサン
プリング、量子化して、1主走査ライン毎のデジタル画
像データを得るようにしている。
顕微鏡の多くは、試料からの光を検出する光検出器の連
続出力を信号処理手段に入力し、そこでこの出力をサン
プリング、量子化して、1主走査ライン毎のデジタル画
像データを得るようにしている。
【0008】しかしそのようにする場合、先に述べた音
叉と電磁石の組合せによる照明光走査機構を用いると、
例えば顕微鏡撮影像時にズーミング等のために音叉振幅
を変化させた際に、画像が全体的に照明光主走査方向に
ずれることがある。すなわち、上記電磁石に印加する駆
動電圧の位相と音叉の位相とは必ずしも一致するとは限
らず、音叉振幅を変えるために電磁石の駆動条件、つま
り電圧やデューティ比等を変化させると音叉の位相が変
化してしまう。そこで、上述のように1主走査ライン単
位の画像データのサンプリング開始タイミングを、従来
なされているように電磁石の駆動電圧の位相に基づいて
規定している場合は、このサンプリング開始タイミング
が電磁石の駆動条件に応じて変化して、画像が主走査方
向にずれてしまうのである。
叉と電磁石の組合せによる照明光走査機構を用いると、
例えば顕微鏡撮影像時にズーミング等のために音叉振幅
を変化させた際に、画像が全体的に照明光主走査方向に
ずれることがある。すなわち、上記電磁石に印加する駆
動電圧の位相と音叉の位相とは必ずしも一致するとは限
らず、音叉振幅を変えるために電磁石の駆動条件、つま
り電圧やデューティ比等を変化させると音叉の位相が変
化してしまう。そこで、上述のように1主走査ライン単
位の画像データのサンプリング開始タイミングを、従来
なされているように電磁石の駆動電圧の位相に基づいて
規定している場合は、このサンプリング開始タイミング
が電磁石の駆動条件に応じて変化して、画像が主走査方
向にずれてしまうのである。
【0009】以上、音叉と電磁石との組合せからなる照
明光走査機構を用いる場合の問題について説明したが、
このような問題は、上記以外の照明光走査機構を用いる
場合でも、走査機構を駆動する信号の位相と移動部の位
相とがずれやすくなっていると、同様に起こり得るもの
である。
明光走査機構を用いる場合の問題について説明したが、
このような問題は、上記以外の照明光走査機構を用いる
場合でも、走査機構を駆動する信号の位相と移動部の位
相とがずれやすくなっていると、同様に起こり得るもの
である。
【0010】そこで本発明は、試料台と光学系とを相対
的に移動させる走査機構を用いた場合に、上述したよう
な画像の主走査方向へのずれが生じることのない走査型
顕微鏡を提供することを目的とするものである。
的に移動させる走査機構を用いた場合に、上述したよう
な画像の主走査方向へのずれが生じることのない走査型
顕微鏡を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の走査
型顕微鏡は、試料が載置される試料台と、照明光を試料
上に照射する光学系とを相対的に往復移動させることに
より、この照明光を試料上において主、副走査させ、こ
の照明光走査を受けた試料の部分からの光を光検出器に
より検出して試料像を撮像する走査型顕微鏡において、
◆前述したように光検出器の連続出力をサンプリングし
て、1主走査ライン毎のデジタル画像データを得る信号
処理手段を備えた上で、◆往復移動される試料台または
光学系の変位を検出する変位検出器と、◆この変位検出
器が出力した変位信号を微分処理する微分回路と、◆こ
の微分回路の出力がゼロクロスすることを検出して、そ
の検出時に上記信号処理手段にタイミング信号を送る手
段とが設けられ、◆上記信号処理手段が、このタイミン
グ信号を受けたときに1主走査ライン毎のサンプリング
を開始するように構成されたことを特徴とするものであ
る。
型顕微鏡は、試料が載置される試料台と、照明光を試料
上に照射する光学系とを相対的に往復移動させることに
より、この照明光を試料上において主、副走査させ、こ
の照明光走査を受けた試料の部分からの光を光検出器に
より検出して試料像を撮像する走査型顕微鏡において、
◆前述したように光検出器の連続出力をサンプリングし
て、1主走査ライン毎のデジタル画像データを得る信号
処理手段を備えた上で、◆往復移動される試料台または
光学系の変位を検出する変位検出器と、◆この変位検出
器が出力した変位信号を微分処理する微分回路と、◆こ
の微分回路の出力がゼロクロスすることを検出して、そ
の検出時に上記信号処理手段にタイミング信号を送る手
段とが設けられ、◆上記信号処理手段が、このタイミン
グ信号を受けたときに1主走査ライン毎のサンプリング
を開始するように構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明による第2の走査型顕微鏡
は、試料が載置される試料台と、照明光を試料上に照射
する光学系とを相対的に往復移動させることにより、こ
の照明光を試料上において主、副走査させ、この照明光
走査を受けた試料の部分からの光を光検出器により検出
して試料像を撮像する走査型顕微鏡において、◆上記と
同様の信号処理手段、変位検出器、および微分回路に加
えて、◆上記信号処理手段に、1主走査ライン毎のサン
プリング開始タイミングを規定するタイミング信号を入
力する手段と、◆上記微分回路の出力がゼロクロスする
ことを検出するゼロクロス検出手段と、上記往復移動を
行なう手段に入力される駆動信号を、上記ゼロクロス検
出手段が出力するゼロクロス検出信号と上記タイミング
信号の位相ずれに応じた量だけシフトさせて、この位相
ずれを解消させる手段とが設けられたことを特徴とする
ものである。
は、試料が載置される試料台と、照明光を試料上に照射
する光学系とを相対的に往復移動させることにより、こ
の照明光を試料上において主、副走査させ、この照明光
走査を受けた試料の部分からの光を光検出器により検出
して試料像を撮像する走査型顕微鏡において、◆上記と
同様の信号処理手段、変位検出器、および微分回路に加
えて、◆上記信号処理手段に、1主走査ライン毎のサン
プリング開始タイミングを規定するタイミング信号を入
力する手段と、◆上記微分回路の出力がゼロクロスする
ことを検出するゼロクロス検出手段と、上記往復移動を
行なう手段に入力される駆動信号を、上記ゼロクロス検
出手段が出力するゼロクロス検出信号と上記タイミング
信号の位相ずれに応じた量だけシフトさせて、この位相
ずれを解消させる手段とが設けられたことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】図5に、前述した音叉と電磁石とからなる照明
光走査機構における、電磁石の駆動電圧と音叉の位相等
の関係の一例を示す。図の(a)に示すのが駆動電圧V
d、(b)に示すのが音叉の位相xである。両者の位相
は互いに、図中L1で示す量だけずれている。なおこの
位相xは、該音叉によって往復移動される試料台あるい
は光学系の変位と一義的に対応する。また同図の(c)
に示すのは、この変位(位相)xを検出する変位検出器
の出力を微分処理した信号Shである。
光走査機構における、電磁石の駆動電圧と音叉の位相等
の関係の一例を示す。図の(a)に示すのが駆動電圧V
d、(b)に示すのが音叉の位相xである。両者の位相
は互いに、図中L1で示す量だけずれている。なおこの
位相xは、該音叉によって往復移動される試料台あるい
は光学系の変位と一義的に対応する。また同図の(c)
に示すのは、この変位(位相)xを検出する変位検出器
の出力を微分処理した信号Shである。
【0014】図示されるように、変位xが最大あるいは
最小となった時点、つまり試料台あるいは光学系の移動
方向が逆転して移動速度がゼロとなった時点では、微分
信号Shが必ずゼロクロスする。したがって、上記構成
の第1の走査型顕微鏡におけるように、このゼロクロス
を検出した時点で1主走査ライン毎の画像データのサン
プリングを開始すれば、その画像データは必ず、試料上
を主走査する照明光が折り返す時点から、あるいはそれ
より一定時間遅れた時点から取り込まれるものとなる。
最小となった時点、つまり試料台あるいは光学系の移動
方向が逆転して移動速度がゼロとなった時点では、微分
信号Shが必ずゼロクロスする。したがって、上記構成
の第1の走査型顕微鏡におけるように、このゼロクロス
を検出した時点で1主走査ライン毎の画像データのサン
プリングを開始すれば、その画像データは必ず、試料上
を主走査する照明光が折り返す時点から、あるいはそれ
より一定時間遅れた時点から取り込まれるものとなる。
【0015】また上記構成を有する本発明の第2の走査
型顕微鏡において、1主走査ライン毎の画像データのサ
ンプリング開始タイミングが、図5の(e)に示すタイ
ミング信号(水平同期信号)Hsによって規定されてお
り、同図(d)に示すゼロクロス検出信号Szとタイミ
ング信号Hsとは、L2だけ位相がずれているものとす
る。そこで、上記位相ずれを解消するように、駆動電圧
VdをL2だけ遅延させると、微分信号Shがゼロクロ
スした時点で1主走査ライン毎の画像データのサンプリ
ングが開始されるようになる。したがってこの場合も、
画像データは必ず、試料上を主走査する照明光が折り返
す時点から、あるいはそれより一定時間遅れた時点から
取り込まれるものとなる。
型顕微鏡において、1主走査ライン毎の画像データのサ
ンプリング開始タイミングが、図5の(e)に示すタイ
ミング信号(水平同期信号)Hsによって規定されてお
り、同図(d)に示すゼロクロス検出信号Szとタイミ
ング信号Hsとは、L2だけ位相がずれているものとす
る。そこで、上記位相ずれを解消するように、駆動電圧
VdをL2だけ遅延させると、微分信号Shがゼロクロ
スした時点で1主走査ライン毎の画像データのサンプリ
ングが開始されるようになる。したがってこの場合も、
画像データは必ず、試料上を主走査する照明光が折り返
す時点から、あるいはそれより一定時間遅れた時点から
取り込まれるものとなる。
【0016】
【発明の効果】こうしておけば、従来装置のように駆動
電圧Vdの位相に基づいて画像データのサンプリング開
始タイミングを規定する場合と異なって、この駆動電圧
Vdの位相と音叉の位相との関係が変動しても、前述し
たような画像のずれが起こることがない。
電圧Vdの位相に基づいて画像データのサンプリング開
始タイミングを規定する場合と異なって、この駆動電圧
Vdの位相と音叉の位相との関係が変動しても、前述し
たような画像のずれが起こることがない。
【0017】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0018】図2は、本発明の第1実施例によるモノク
ロ反射型の共焦点走査型顕微鏡を示すものであり、また
図3は、その走査機構の平面形状を詳しく示している。
図2に示されるように単色光レーザ10からは、単一波長
の照明光11が射出される。直線偏光したこの照明光11
は、P偏光状態で偏光ビームスプリッタ25の膜面25aに
入射し、そこを透過する。偏光ビームスプリッタ25を通
過した照明光11は、偏波面調整用のλ/2板12を通過
し、入射用レンズ13で集光されて、偏波面保存光ファイ
バー14内に入射せしめられる。
ロ反射型の共焦点走査型顕微鏡を示すものであり、また
図3は、その走査機構の平面形状を詳しく示している。
図2に示されるように単色光レーザ10からは、単一波長
の照明光11が射出される。直線偏光したこの照明光11
は、P偏光状態で偏光ビームスプリッタ25の膜面25aに
入射し、そこを透過する。偏光ビームスプリッタ25を通
過した照明光11は、偏波面調整用のλ/2板12を通過
し、入射用レンズ13で集光されて、偏波面保存光ファイ
バー14内に入射せしめられる。
【0019】この偏波面保存光ファイバー14としては、
図4に断面形状を示すように、クラッド14a内にコア14
bが配され、このコア14bの両側に応力付与部14c、14
cが形成されてなる、いわゆるPANDA型のものが用
いられている。そして直線偏光した照明光11は、λ/2
板12を適宜回転させることにより、偏波面の向きが応力
付与部14c、14cの並び方向、あるいはそれに直交する
方向と揃う状態にして(本実施例では後者の方向、すな
わち図4の矢印U方向)、該光ファイバー14内に入射せ
しめられる。
図4に断面形状を示すように、クラッド14a内にコア14
bが配され、このコア14bの両側に応力付与部14c、14
cが形成されてなる、いわゆるPANDA型のものが用
いられている。そして直線偏光した照明光11は、λ/2
板12を適宜回転させることにより、偏波面の向きが応力
付与部14c、14cの並び方向、あるいはそれに直交する
方向と揃う状態にして(本実施例では後者の方向、すな
わち図4の矢印U方向)、該光ファイバー14内に入射せ
しめられる。
【0020】この光ファイバー14の一端はプローブ15に
固定されており、該光ファイバー14内を伝搬した照明
光11はこの一端から出射する。この際光ファイバー14
の一端は、点光源状に照明光11を発することになる。プ
ローブ15には、コリメーターレンズ16および対物レンズ
17からなる送光光学系(受光光学系を兼ねる)18が固定
されている。なお、コリメーターレンズ16と対物レンズ
17との間には、λ/4板19が配設されている。
固定されており、該光ファイバー14内を伝搬した照明
光11はこの一端から出射する。この際光ファイバー14
の一端は、点光源状に照明光11を発することになる。プ
ローブ15には、コリメーターレンズ16および対物レンズ
17からなる送光光学系(受光光学系を兼ねる)18が固定
されている。なお、コリメーターレンズ16と対物レンズ
17との間には、λ/4板19が配設されている。
【0021】上記の照明光11はコリメーターレンズ16に
よって平行光とされ、λ/4板19を通過して円偏光とさ
れ、次に対物レンズ17によって集光されて、試料台22に
載置された試料23上で(表面あるいはその内部で)微小
な光点Pに結像する。試料23で反射した反射光11”は旋
回方向が逆向きの円偏光となり、λ/4板19を通過し
て、偏波面の向きが照明光11のそれと直交する直線偏光
とされる。この反射光11”の光束は、コリメーターレン
ズ16によって集光されて、偏波面保存光ファイバー14内
に入射せしめられる。このときの反射光11”の偏波面の
向きは、図4の矢印V方向となる。光ファイバー14を伝
搬した反射光11”はその一端から出射し、レンズ13によ
って平行光とされる。
よって平行光とされ、λ/4板19を通過して円偏光とさ
れ、次に対物レンズ17によって集光されて、試料台22に
載置された試料23上で(表面あるいはその内部で)微小
な光点Pに結像する。試料23で反射した反射光11”は旋
回方向が逆向きの円偏光となり、λ/4板19を通過し
て、偏波面の向きが照明光11のそれと直交する直線偏光
とされる。この反射光11”の光束は、コリメーターレン
ズ16によって集光されて、偏波面保存光ファイバー14内
に入射せしめられる。このときの反射光11”の偏波面の
向きは、図4の矢印V方向となる。光ファイバー14を伝
搬した反射光11”はその一端から出射し、レンズ13によ
って平行光とされる。
【0022】この反射光11”はλ/2板12を通過後、S
偏光状態で偏光ビームスプリッタ25の膜面25aに入射
し、そこで反射する。この反射光11”は、集光レンズ26
で集光され、アパーチャピンホール27を通して光検出器
28によって検出される。この光検出器28は例えばフォト
マルチプライヤ(光電子増倍管)等からなり、そこから
は、試料23の照明光照射箇所の明るさを示す連続信号S
が出力される。
偏光状態で偏光ビームスプリッタ25の膜面25aに入射
し、そこで反射する。この反射光11”は、集光レンズ26
で集光され、アパーチャピンホール27を通して光検出器
28によって検出される。この光検出器28は例えばフォト
マルチプライヤ(光電子増倍管)等からなり、そこから
は、試料23の照明光照射箇所の明るさを示す連続信号S
が出力される。
【0023】上述のように、λ/4板19と偏光ビームス
プリッタ25とから構成される光アイソレータを設けたこ
とにより、反射光11”がレーザ10側に戻ることがなくな
り、より大光量の反射光11”が光検出器28に導かれるよ
うになる。また、入射用レンズ13や光ファイバー14の端
面等で反射した照明光11が、光検出器28に入射すること
も防止され、S/Nの高い信号Sが得られるようにな
る。
プリッタ25とから構成される光アイソレータを設けたこ
とにより、反射光11”がレーザ10側に戻ることがなくな
り、より大光量の反射光11”が光検出器28に導かれるよ
うになる。また、入射用レンズ13や光ファイバー14の端
面等で反射した照明光11が、光検出器28に入射すること
も防止され、S/Nの高い信号Sが得られるようにな
る。
【0024】次に、照明光11の光点Pの2次元走査につ
いて、図3を参照して説明する。プローブ15は、水平に
配された音叉30の一先端部に、光学系18の光軸が垂直と
なる状態で固定されている。この音叉30は、その基部30
aが架台32に固定されて、所定の固有振動数で振動可能
となっている。そして音叉30の内側には、その両先端部
とそれぞれ若干の間隔をおいて、電磁石31が配設されて
いる。この電磁石31は、取付部材34を介して架台32に固
定されている。
いて、図3を参照して説明する。プローブ15は、水平に
配された音叉30の一先端部に、光学系18の光軸が垂直と
なる状態で固定されている。この音叉30は、その基部30
aが架台32に固定されて、所定の固有振動数で振動可能
となっている。そして音叉30の内側には、その両先端部
とそれぞれ若干の間隔をおいて、電磁石31が配設されて
いる。この電磁石31は、取付部材34を介して架台32に固
定されている。
【0025】上記電磁石31には、駆動回路33から、音叉
30の固有振動数と等しい周波数の矩形パルス電圧Vdが
印加される。こうして音叉30の両端部に断続的に磁界が
作用することにより、音叉30はその固有振動数で振動す
る。そこで、この音叉30に固定されているプローブ15
は、図2、図3中のX方向(水平方向)に高速で往復移
動し、光点Pの主走査がなされる。
30の固有振動数と等しい周波数の矩形パルス電圧Vdが
印加される。こうして音叉30の両端部に断続的に磁界が
作用することにより、音叉30はその固有振動数で振動す
る。そこで、この音叉30に固定されているプローブ15
は、図2、図3中のX方向(水平方向)に高速で往復移
動し、光点Pの主走査がなされる。
【0026】また試料台22は架台32に対して、Z方向
(光学系18の光軸方向)に往復移動可能なZ移動ステー
ジ24Z、およびX、Z両方向に対して直角なY方向に往
復移動可能なY移動ステージ24Yを介して取り付けられ
ている。そこで、上記のようにして光点Pの主走査を行
なうとき、同時にY移動ステージ24Yを往復駆動させる
と、光点Pの副走査がなされる。
(光学系18の光軸方向)に往復移動可能なZ移動ステー
ジ24Z、およびX、Z両方向に対して直角なY方向に往
復移動可能なY移動ステージ24Yを介して取り付けられ
ている。そこで、上記のようにして光点Pの主走査を行
なうとき、同時にY移動ステージ24Yを往復駆動させる
と、光点Pの副走査がなされる。
【0027】そして、光点Pの2次元走査を行なう毎
に、Z移動ステージ24Zを移動させることにより、試料
23をZ方向に移動させた範囲内で、全ての面に焦点が合
った画像を担う信号Sを得ることが可能となる。
に、Z移動ステージ24Zを移動させることにより、試料
23をZ方向に移動させた範囲内で、全ての面に焦点が合
った画像を担う信号Sを得ることが可能となる。
【0028】なお本実施例では図3に示す通り、音叉30
の他端部に、プローブ15と同じ構成のダミープローブ1
5’が取り付けられている。それにより、音叉30の一端
部、他端部の機械的バランスを良好に保ち、理想に近い
共振系を構成できるようになる。 また本実施例では、
音叉30の内側に電磁石31を配して、音叉30の両端部にそ
れぞれ磁界を作用させるようにしているので、電磁石を
音叉30の1つの端部の外側にのみ配する場合に比べれ
ば、音叉30に作用する磁束密度、つまりは作用する力
を、より大きくすることができる。
の他端部に、プローブ15と同じ構成のダミープローブ1
5’が取り付けられている。それにより、音叉30の一端
部、他端部の機械的バランスを良好に保ち、理想に近い
共振系を構成できるようになる。 また本実施例では、
音叉30の内側に電磁石31を配して、音叉30の両端部にそ
れぞれ磁界を作用させるようにしているので、電磁石を
音叉30の1つの端部の外側にのみ配する場合に比べれ
ば、音叉30に作用する磁束密度、つまりは作用する力
を、より大きくすることができる。
【0029】次に図1を参照して、電気的な構成につい
て説明する。まず、電磁石用駆動回路33を詳しく説明す
る。この駆動回路33は、VCO(電圧制御発振器)49
と、その後段のドライバ50とから構成されている。ドラ
イバ50は、1/n分周器51、フォトカプラ52、パワーM
OS−FET53、ダイオード54、コンデンサ55等からな
り、上記VCO49から入力される周波数信号Sfの1/
nの周波数の矩形パルス電圧Vdを電磁石31に印加す
る。また図3に示されるように電磁石31には、音叉30の
先端部の位相、つまり光学系18のX方向変位を検出する
変位検出器60が取り付けられている。この変位検出器60
は例えば圧電素子、ホール素子等からなり、上記変位を
検出してそれを示す信号Sxを出力する。この変位信号
Sxは信号処理回路61に入力される。変位信号Sxは音
叉30の振動にともなって規則的に変化するので、この信
号Sxを信号処理回路61で適当に処理することにより、
音叉30の振動の周期、つまり照明光光点Pの主走査周期
を求めることができる。こうして求められた主走査周期
を示す電圧信号Svは、VCO49に入力される。VCO
49はこの電圧信号Svの値に応じて信号Sfの周波数を
変化させ、所定の主走査周期を設定する。
て説明する。まず、電磁石用駆動回路33を詳しく説明す
る。この駆動回路33は、VCO(電圧制御発振器)49
と、その後段のドライバ50とから構成されている。ドラ
イバ50は、1/n分周器51、フォトカプラ52、パワーM
OS−FET53、ダイオード54、コンデンサ55等からな
り、上記VCO49から入力される周波数信号Sfの1/
nの周波数の矩形パルス電圧Vdを電磁石31に印加す
る。また図3に示されるように電磁石31には、音叉30の
先端部の位相、つまり光学系18のX方向変位を検出する
変位検出器60が取り付けられている。この変位検出器60
は例えば圧電素子、ホール素子等からなり、上記変位を
検出してそれを示す信号Sxを出力する。この変位信号
Sxは信号処理回路61に入力される。変位信号Sxは音
叉30の振動にともなって規則的に変化するので、この信
号Sxを信号処理回路61で適当に処理することにより、
音叉30の振動の周期、つまり照明光光点Pの主走査周期
を求めることができる。こうして求められた主走査周期
を示す電圧信号Svは、VCO49に入力される。VCO
49はこの電圧信号Svの値に応じて信号Sfの周波数を
変化させ、所定の主走査周期を設定する。
【0030】次に、画像信号の処理系について説明す
る。先に述べた光検出器28が出力する連続的なアナログ
信号Sは、アンプ40で増幅されてからA/D変換器41に
入力され、そこでサンプリング、量子化されてデジタル
の画像信号Sdに変換される。この画像信号Sdは、画
像処理装置42において例えば階調処理等の画像処理を受
けた後、CRT表示装置等の画像再生装置43に入力され
る。この画像再生装置43においては、画像信号Sdが担
持する画像、すなわち試料23の顕微鏡像が再生される。
る。先に述べた光検出器28が出力する連続的なアナログ
信号Sは、アンプ40で増幅されてからA/D変換器41に
入力され、そこでサンプリング、量子化されてデジタル
の画像信号Sdに変換される。この画像信号Sdは、画
像処理装置42において例えば階調処理等の画像処理を受
けた後、CRT表示装置等の画像再生装置43に入力され
る。この画像再生装置43においては、画像信号Sdが担
持する画像、すなわち試料23の顕微鏡像が再生される。
【0031】上記画像再生装置43には、例えばパーソナ
ルコンピュータ等のコンピュータ44が接続され、画像処
理の指令や、走査型顕微鏡の基本的操作指令、つまり視
野探し用画像の撮像指令や観察用画像の撮像指令等は、
すべてこのコンピュータ44のキーボード等の入力操作部
を用いて与えられる。
ルコンピュータ等のコンピュータ44が接続され、画像処
理の指令や、走査型顕微鏡の基本的操作指令、つまり視
野探し用画像の撮像指令や観察用画像の撮像指令等は、
すべてこのコンピュータ44のキーボード等の入力操作部
を用いて与えられる。
【0032】ここで画像再生装置43としては一般的なラ
スタ走査方式のものが用いられるので、上記の画像信号
Sdは、アナログ信号Sのサンプリング開始タイミング
を主走査と同期を取って適正に設定して、1主走査ライ
ン毎のものとしなければならない。そのために、前記変
位検出器60が出力した変位信号Sxは、微分回路62にも
入力される。微分回路62はこの変位信号Sxを微分処理
し、得られた微分信号Shはコンパレータ63に入力され
る。コンパレータ63はこの微分信号Shがゼロクロスす
ることを検出し、それを検出したときにタイミング信号
Stを出力する。この信号Stは水平同期信号発生回路
64に入力される。水平同期信号発生回路64は前述した周
波数信号Sfを受け、この信号Sfの周波数と対応する
主走査1周期毎に水平同期信号Hsを発生させる。この
水平同期信号Hsの出力タイミングは、上記のタイミン
グ信号Stが入力された時点とされる。
スタ走査方式のものが用いられるので、上記の画像信号
Sdは、アナログ信号Sのサンプリング開始タイミング
を主走査と同期を取って適正に設定して、1主走査ライ
ン毎のものとしなければならない。そのために、前記変
位検出器60が出力した変位信号Sxは、微分回路62にも
入力される。微分回路62はこの変位信号Sxを微分処理
し、得られた微分信号Shはコンパレータ63に入力され
る。コンパレータ63はこの微分信号Shがゼロクロスす
ることを検出し、それを検出したときにタイミング信号
Stを出力する。この信号Stは水平同期信号発生回路
64に入力される。水平同期信号発生回路64は前述した周
波数信号Sfを受け、この信号Sfの周波数と対応する
主走査1周期毎に水平同期信号Hsを発生させる。この
水平同期信号Hsの出力タイミングは、上記のタイミン
グ信号Stが入力された時点とされる。
【0033】この水平同期信号Hsは、画像処理装置42
に入力されるとともに、ピクセルクロック発生回路65に
入力される。ピクセルクロック発生回路65は上記周波数
信号Sfを受け、この信号Sfの周波数の整数倍の所定
周波数のピクセルクロックCpを前記A/D変換器41に
送る。このピクセルクロックCpの出力開始タイミング
は、上記の水平同期信号Hsが入力された時点とされ
る。A/D変換器41は、このピクセルクロックCpの周
波数でアナログ信号Sをサンプリングしてデジタル化す
るが、ピクセルクロックCpの入力開始タイミングが上
述のようになっているので、このサンプリングは必ず微
分信号Shがゼロクロスした時点、あるいはそれから一
定時間遅れた時点からなされることになる。
に入力されるとともに、ピクセルクロック発生回路65に
入力される。ピクセルクロック発生回路65は上記周波数
信号Sfを受け、この信号Sfの周波数の整数倍の所定
周波数のピクセルクロックCpを前記A/D変換器41に
送る。このピクセルクロックCpの出力開始タイミング
は、上記の水平同期信号Hsが入力された時点とされ
る。A/D変換器41は、このピクセルクロックCpの周
波数でアナログ信号Sをサンプリングしてデジタル化す
るが、ピクセルクロックCpの入力開始タイミングが上
述のようになっているので、このサンプリングは必ず微
分信号Shがゼロクロスした時点、あるいはそれから一
定時間遅れた時点からなされることになる。
【0034】上記微分信号Shと音叉30の位相xとの関
係は、先に説明した図5に示す通りとなっている。した
がって1回の主走査毎の上記サンプリングは、必ず音叉
30が最大あるいは最小位相を取った時点(つまり試料23
上を主走査する照明光光点Pが折り返す時点)あるいは
それから一定時間遅れた時点で開始されることになる。
こうなっていれば、先に述べた通り、矩形パルス電圧V
dの位相と音叉30の位相との関係がいかに変化しても、
画像再生装置43で再生される顕微鏡像が主走査方向にず
れてしまうことはない。
係は、先に説明した図5に示す通りとなっている。した
がって1回の主走査毎の上記サンプリングは、必ず音叉
30が最大あるいは最小位相を取った時点(つまり試料23
上を主走査する照明光光点Pが折り返す時点)あるいは
それから一定時間遅れた時点で開始されることになる。
こうなっていれば、先に述べた通り、矩形パルス電圧V
dの位相と音叉30の位相との関係がいかに変化しても、
画像再生装置43で再生される顕微鏡像が主走査方向にず
れてしまうことはない。
【0035】なお前述したY移動ステージ24Yは、発振
器45から所定周波数の信号を受けるドライバ46により、
該周波数で往復移動するように駆動される。またZ移動
ステージ24Zは、画像処理装置42から出力されてD/A
変換器47によりアナログ化されたZ軸コントロール信号
Fsに基づいて、所定のZ位置上に来るようにドライバ
48により駆動される。そして発振器45、D/A変換器47
は各々、画像処理装置42から発せられる垂直同期信号V
s、フォーカス方向信号Fsに基づいて作動制御され、
ステージ24Y、24Zの移動の同期が取られる。またこれ
ら垂直同期信号Vs、フォーカス方向信号Fsは、上記
の水平同期信号Hsと同期が取られ、それによりステー
ジ24Yおよび24Zの移動と、プローブ15の往復移動との
同期が取られる。
器45から所定周波数の信号を受けるドライバ46により、
該周波数で往復移動するように駆動される。またZ移動
ステージ24Zは、画像処理装置42から出力されてD/A
変換器47によりアナログ化されたZ軸コントロール信号
Fsに基づいて、所定のZ位置上に来るようにドライバ
48により駆動される。そして発振器45、D/A変換器47
は各々、画像処理装置42から発せられる垂直同期信号V
s、フォーカス方向信号Fsに基づいて作動制御され、
ステージ24Y、24Zの移動の同期が取られる。またこれ
ら垂直同期信号Vs、フォーカス方向信号Fsは、上記
の水平同期信号Hsと同期が取られ、それによりステー
ジ24Yおよび24Zの移動と、プローブ15の往復移動との
同期が取られる。
【0036】次に、図6を参照して本発明の第2実施例
について説明する。この図6は、第2実施例装置の電気
回路を示すものであり、これは、図1に示した第1実施
例装置の電気回路に代えて使用される。なおこの図6に
おいて、前記図1中の要素と同等の要素には同番号を付
し、それらについての重複した説明は省略する。
について説明する。この図6は、第2実施例装置の電気
回路を示すものであり、これは、図1に示した第1実施
例装置の電気回路に代えて使用される。なおこの図6に
おいて、前記図1中の要素と同等の要素には同番号を付
し、それらについての重複した説明は省略する。
【0037】この装置においては、周波数信号Sfの1
/nの周波数とされた周波数信号Sf’が、パルス遅延
回路70に通されてからフォトカプラ52に入力される。一
方、水平同期信号発生回路64が発生する水平同期信号H
sの出力タイミングは(すなわちピクセルクロックCp
の出力開始タイミングは)、変位検出器60が検出する光
学系18のX方向変位とは、何ら関係なく規定される。ま
たコンパレータ63は前記微分信号Shがゼロクロスする
ことを検出し、それを検出したとき、ゼロクロス検出信
号Szを出力する。このゼロクロス検出信号Szは、デ
ジタルコンパレータ71に入力される。デジタルコンパレ
ータ71には、上記水平同期信号Hsも入力される。
/nの周波数とされた周波数信号Sf’が、パルス遅延
回路70に通されてからフォトカプラ52に入力される。一
方、水平同期信号発生回路64が発生する水平同期信号H
sの出力タイミングは(すなわちピクセルクロックCp
の出力開始タイミングは)、変位検出器60が検出する光
学系18のX方向変位とは、何ら関係なく規定される。ま
たコンパレータ63は前記微分信号Shがゼロクロスする
ことを検出し、それを検出したとき、ゼロクロス検出信
号Szを出力する。このゼロクロス検出信号Szは、デ
ジタルコンパレータ71に入力される。デジタルコンパレ
ータ71には、上記水平同期信号Hsも入力される。
【0038】デジタルコンパレータ71は、入力された水
平同期信号Hsとゼロクロス検出信号Szとの間に位相
ずれがあるときは、ゲート信号Sgをアップダウンカウ
ンタ72に入力する。それとともにデジタルコンパレータ
71は、この位相ずれの方向に応じたアップダウン指示信
号Suをアップダウンカウンタ72に入力する。アップダ
ウンカウンタ72はゲート信号Sgが入力された際、それ
まで指定されていたカウント値を、アップダウン指示信
号Suが示す通りに所定値だけカウントアップあるいは
カウントダウンする。このカウント値は、パルス遅延回
路70に遅延データDdとして入力される。パルス遅延回
路70はこのカウント値Ddに比例する時間だけ、周波数
信号Sf’を遅延させる。この処理により、図5の
(a)に示す駆動電圧Vdの位相が遅れるようになる。
平同期信号Hsとゼロクロス検出信号Szとの間に位相
ずれがあるときは、ゲート信号Sgをアップダウンカウ
ンタ72に入力する。それとともにデジタルコンパレータ
71は、この位相ずれの方向に応じたアップダウン指示信
号Suをアップダウンカウンタ72に入力する。アップダ
ウンカウンタ72はゲート信号Sgが入力された際、それ
まで指定されていたカウント値を、アップダウン指示信
号Suが示す通りに所定値だけカウントアップあるいは
カウントダウンする。このカウント値は、パルス遅延回
路70に遅延データDdとして入力される。パルス遅延回
路70はこのカウント値Ddに比例する時間だけ、周波数
信号Sf’を遅延させる。この処理により、図5の
(a)に示す駆動電圧Vdの位相が遅れるようになる。
【0039】以上の処理がなされると、あるいは場合に
よっては上記カウント値のカウントアップあるいはカウ
ントダウンが何回か繰り返されると、音叉の位相xに位
相遅れが生じるので、ついには、図5に示すゼロクロス
検出信号Szとタイミング信号Hsとの位相ずれL2が
解消されるようになる。そこで、1主走査ライン毎の画
像データのサンプリングは、微分信号Shがゼロクロス
した時点あるいはそれから一定時間遅れた時点から開始
されるようになる。したがってこの場合も、1回の主走
査毎のアナログ信号Sのサンプリングは、必ず音叉30が
最大あるいは最小位相を取った時点(つまり試料23上を
主走査する照明光光点Pが折り返す時点)あるいはそれ
から一定時間遅れた時点で開始されることになる。
よっては上記カウント値のカウントアップあるいはカウ
ントダウンが何回か繰り返されると、音叉の位相xに位
相遅れが生じるので、ついには、図5に示すゼロクロス
検出信号Szとタイミング信号Hsとの位相ずれL2が
解消されるようになる。そこで、1主走査ライン毎の画
像データのサンプリングは、微分信号Shがゼロクロス
した時点あるいはそれから一定時間遅れた時点から開始
されるようになる。したがってこの場合も、1回の主走
査毎のアナログ信号Sのサンプリングは、必ず音叉30が
最大あるいは最小位相を取った時点(つまり試料23上を
主走査する照明光光点Pが折り返す時点)あるいはそれ
から一定時間遅れた時点で開始されることになる。
【0040】以上、音叉30を電磁石31により振動させて
照明光光点Pを主走査させる機構を備えた走査型顕微鏡
に適用された実施例について説明したが、本発明はその
他の機構により照明光の走査を行なう走査型顕微鏡に対
しても適用可能であり、そして前述したような画像のず
れを防止する効果を同様に奏するものである。
照明光光点Pを主走査させる機構を備えた走査型顕微鏡
に適用された実施例について説明したが、本発明はその
他の機構により照明光の走査を行なう走査型顕微鏡に対
しても適用可能であり、そして前述したような画像のず
れを防止する効果を同様に奏するものである。
【0041】また、以上説明した実施例の走査型顕微鏡
はモノクロ反射型のものであるが、本発明はその他、カ
ラー画像を撮像する走査型顕微鏡や、透過型の走査型顕
微鏡、さらには走査型蛍光顕微鏡等にも適用可能であ
る。
はモノクロ反射型のものであるが、本発明はその他、カ
ラー画像を撮像する走査型顕微鏡や、透過型の走査型顕
微鏡、さらには走査型蛍光顕微鏡等にも適用可能であ
る。
【図1】本発明の第1実施例による走査型顕微鏡の電気
回路図
回路図
【図2】上記実施例の走査型顕微鏡を示す一部破断正面
図
図
【図3】上記実施例の走査型顕微鏡に用いられた照明光
走査機構の平面図
走査機構の平面図
【図4】上記実施例の走査型顕微鏡に用いられた偏波面
保存光ファイバーの断面図
保存光ファイバーの断面図
【図5】本発明の走査型顕微鏡における各種信号の波形
と、音叉の位相との関係を示すグラフ
と、音叉の位相との関係を示すグラフ
【図6】本発明の第2実施例による走査型顕微鏡の電気
回路図
回路図
10 単色光レーザ 11 照明光 11” 反射光 14 偏波面保存光ファイバー 15 プローブ 16 コリメーターレンズ 17 対物レンズ 18 送光光学系 22 試料台 23 試料 26 集光レンズ 27 アパーチャピンホール 28 光検出器 30 音叉 31 電磁石 32 架台 33 駆動回路 41 A/D変換器 60 変位検出器 61 信号処理回路 62 微分回路 63 コンパレータ 64 水平同期信号発生回路 65 ピクセルクロック発生回路 70 パルス遅延回路 71 デジタルコンパレータ 72 アップダウンカウンタ
Claims (2)
- 【請求項1】 試料が載置される試料台と、照明光を試
料上に照射する光学系とを相対的に往復移動させること
により、この照明光を試料上において主、副走査させ、
この照明光走査を受けた試料の部分からの光を光検出器
により検出して試料像を撮像する走査型顕微鏡におい
て、前記光検出器の連続出力をサンプリングして、1主
走査ライン毎のデジタル画像データを得る信号処理手段
を備えた上で、往復移動される試料台または光学系の変
位を検出する変位検出器と、この変位検出器が出力した
変位信号を微分処理する微分回路と、この微分回路の出
力がゼロクロスすることを検出して、その検出時に前記
信号処理手段にタイミング信号を送る手段とが設けら
れ、前記信号処理手段が、このタイミング信号を受けた
ときに1主走査ライン毎のサンプリングを開始するよう
に構成されていることを特徴とする走査型顕微鏡。 - 【請求項2】 試料が載置される試料台と、照明光を試
料上に照射する光学系とを相対的に往復移動させること
により、この照明光を試料上において主、副走査させ、
この照明光走査を受けた試料の部分からの光を光検出器
により検出して試料像を撮像する走査型顕微鏡におい
て、前記光検出器の連続出力をサンプリングして、1主
走査ライン毎のデジタル画像データを得る信号処理手段
を備えた上で、この信号処理手段に、1主走査ライン毎
のサンプリング開始タイミングを規定するタイミング信
号を入力する手段と、往復移動される試料台または光学
系の変位を検出する変位検出器と、この変位検出器が出
力した変位信号を微分処理する微分回路と、この微分回
路の出力がゼロクロスすることを検出するゼロクロス検
出手段と、前記往復移動を行なう手段に入力される駆動
信号を、前記ゼロクロス検出手段が出力するゼロクロス
検出信号と前記タイミング信号の位相ずれに応じた量だ
けシフトさせて、この位相ずれを解消させる手段とが設
けられたことを特徴とする走査型顕微鏡。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7520291A JP2631774B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 走査型顕微鏡 |
| US07/859,048 US5179276A (en) | 1991-03-27 | 1992-03-27 | Optical scanning type image pickup apparatus and optical scanning type microscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7520291A JP2631774B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 走査型顕微鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04309914A JPH04309914A (ja) | 1992-11-02 |
| JP2631774B2 true JP2631774B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=13569378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7520291A Expired - Fee Related JP2631774B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-04-08 | 走査型顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2631774B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP7520291A patent/JP2631774B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04309914A (ja) | 1992-11-02 |
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