JP2630161B2 - フォークリフトの荷役昇降装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役昇降装置

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JP2630161B2
JP2630161B2 JP9708892A JP9708892A JP2630161B2 JP 2630161 B2 JP2630161 B2 JP 2630161B2 JP 9708892 A JP9708892 A JP 9708892A JP 9708892 A JP9708892 A JP 9708892A JP 2630161 B2 JP2630161 B2 JP 2630161B2
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JP
Japan
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chain wheel
wheel support
forklift
chain
vehicle
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浩史 岡崎
巧 工藤
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両の前方視界が良
く,荷役作業性に優れた,フォークリフトの荷役昇降装
置に関する。
【0002】
【従来技術】図7に示すごとく,フォークリフトには,
車両の前方中央部において,チェーンホイール8をサポ
ートするチェーンホイールサポート9を有するものがあ
る。このフォークリフトは,倉庫等において,高い所に
ある荷物を昇降するためにマスト4を三段階に伸縮させ
る必用上,車両の前方中央部に荷役昇降装置が設けられ
たものである。
【0003】即ち,上記フォークリフトは,三段マスト
式の荷役昇降装置を有する。また,図6,図7に示すご
とく,該荷役昇降装置は,フォーク5を昇降するための
チェーン6と,これを回動するためのチェーンホイール
8と,該チェーンホイール8を車両の前方中央部におい
てサポートするリフトシリンダ7及びチェーンホイール
サポート9とよりなる。
【0004】上記チェーンホイール8は,図6に示すご
とく,チェーンホイールサポート9の左右両端に突出し
た支軸91に,スナップリング81を用いて回動可能に
枢着されている。また,該チェーンホイールサポート9
の頭部には,チェーン係止用ガード92が,取付穴92
0に嵌挿し,取付穴901に螺着することにより取付け
固定されている。また,チェーンホイールサポート9
は,リフトシリンダ7のロッド71に設けられた取付穴
710にボルト93を螺着することにより取付けてあ
る。ボルト93は,その頭部がチェーンホイールサポー
ト9に設けた取付穴90内に埋込まれた状態で取付けて
ある。
【0005】上記リフトシリンダ7は,図7に示すごと
く,車両の前方中央部において,左右両端のマスト4,
4間に立設されている。また,該リフトシリンダ7のロ
ッド71は,上記チェーンホイールサポート9の下方の
凹部を嵌合させたとき,チェーンホイールサポート9の
回動を防止するための回り止め用切り欠き部711を有
する。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題点がある。即ち,上記荷役昇降装置にお
けるチェーンホイールサポート9は,図7に示すごと
く,車両の前方中央部に取付けられている。そのため,
運転作業者の前方視界は,該チェーンホイールサポート
9の左右両端に取付けられた一対のチェーンホイール
8,8及び該チェーンホイール8に回動可能に懸吊され
たチェーン6により著しく妨げられることになる。その
結果,荷役作業の能率が低下する。
【0007】その理由は,上記チェーンホイールサポー
ト9の直径が100mm以上もあり,その左右両端にお
いて突出した両支軸91,91及びこれに枢着されたチ
ェーンホイール8の横幅寸法が比較的大きいからであ
る。本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたも
ので,車両の前方視界が良く,荷役作業性に優れた,フ
ォークリフトの荷役作業性を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は,荷役用のフォークを昇降
するためのチェーンと,該チェーンを回動するためのチ
ェーンホイールと,該チェーンホイールを車両の前方中
央部においてサポートするチェーンホイールサポートを
有するフォークリフトの荷役昇降装置であって,上記チ
ェーンホイールサポートは車両の前後方向に対して左右
両端の一部を切り欠いて,その横幅寸法を小さくし,車
両の前方視界を拡大してなることを特徴とするフォーク
リフトの荷役昇降装置にある。
【0009】本発明において最も注目すべきことは,チ
ェーンホイールサポートは前後方向に対して左右両端の
一部を切り欠いて,その横幅寸法を小さくし,車両の前
方視界を拡大したことにある。チェーンホイールサポー
トの左右両端とは,車両の前後方向に略直交する方向の
左右両側のことである。
【0010】また,チェーンホイールサポートの左右両
端の一部の切欠とは,例えばチェーンホイールサポート
の直径が100mmある場合においては,左右合計で,
上記直径の2〜4割位に相当する20〜40mm位のこ
とである(図2,図5参照)。
【0011】
【作用及び効果】本発明のフォークリフトの荷役昇降装
置においては,チェーンホイールサポートの左右両端の
一部が切り欠いてある。そのため,チェーンホイールサ
ポートの横幅寸法が小さくなる。これにより,車両の前
方視界が拡大し,荷役作業性が向上する。その結果,チ
ェーンホイールサポートの左右両端に取付けるチェーン
ホイールを中心に寄せることができる。また,チェーン
ホイールに懸吊するチェーンも中心に寄せることができ
る。例えば,従来のチェーンホイールサポートの横幅寸
法が100mmあったものが,本発明のチェーンホイー
ルサポートにおいては,横幅寸法が60〜80mm位に
小さくなる。
【0012】これにより,フォークリフトの荷役昇降装
置における前方視界が拡大し,見通しが著しく向上す
る。そのため,荷役作業性に優れると共に,安全性に優
れた荷役昇降装置を得ることができる。それ故,本発明
によれば,車両の前方視界が良く,荷役作業性に優れ
た,フォークリフトの荷役昇降装置を提供することがで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例にかかるフォークリフトの荷
役昇降装置につき,図1〜図5を用いて説明する。本例
は,三段マストを有するハイマスト仕様のフォークリフ
トに適用するものである。本例の荷役昇降装置は,図1
〜図3に示すごとく,荷役用のフォーク5(図7参照)
を昇降するためのチェーン6と,これを回動するための
チェーンホイール8と,該チェーンホイール8を車両の
前方中央部においてサポートするチェーンホイールサポ
ート1及びリフトシリンダ7を有する。
【0014】該荷役昇降装置においては,図2〜図5に
示すごとく,チェーンホイールサポート1,チェーン
6,リフトシリンダ7,チェーンホイール8が,前記従
来の荷役昇降装置と同様に組み付けてある。即ち,チェ
ーンホイール8はチェーンホイールサポート1の左右両
端に突出した支軸12にスナップ81を用いて回動可能
に枢着してある。また,チェーンホイールサポート1の
頭部にはチェーン係止用ガード92が取付けてある。ま
た,チェーンホイールサポート1は,リフトシリンダ7
のロッド71に取付けてある。上記チェーンホイールサ
ポート1は,図1,図2,図5に示すごとく,車両の前
後方向XYに対して左右両端の一部を切り欠いて,その
横幅寸法11を小さくしてある。なお,図1,図5中の
符号1110は切り欠きにより生じた切欠穴を示す。
【0015】上記チェーンホイールサポート1は,図1
〜図3,図5に示すごとく,その左右両端部において,
左右同様の切り欠き面111,111を有する。チェー
ンホイールサポート1の左右両端部とは,フォークリフ
トの前後方向XYに対して略直交する方向の両端部のこ
とである。また,チェーンホイールサポート1は,その
左右両端部において,チェーンホイール8をサポートす
る支軸12を有する。また,チェーンホイールサポート
1は,上方中央部にボルト93を嵌挿するための取付穴
10を有する。
【0016】上記チェーンホイールサポート1は、直径
Dが約100mmであり、横幅寸法11は約70mmで
ある。ここで注目すべきことは,チェーンホイールサポ
ート1の左右両端部が各15mm程度、それぞれ切り欠
いてあることである。その結果、図2,図3,図5に示
すごとく、上記チェーンホイールサポート1の横幅寸法
11が、その直径Dよりも約3割程小さくなる。その他
は、前記従来例と同様である。
【0017】次に,作用効果につき説明する。本例のフ
ォークリフトの荷役昇降装置においては,チェーンホイ
ールサポート1の左右両端の一部が切り欠いてある。そ
のため,チェーンホイールサポート1の横幅寸法11が
小さくなる。その結果,チェーンホイールサポート1の
左右両端に取付けるチェーンホイール8を中心に寄せる
ことができる。また,チェーンホイール8に懸吊するチ
ェーン6も中心に寄せることができる。これにより,車
両の前方視界4が拡大し,荷役作業性が向上する。
【0018】即ち,従来のチェーンホイールサポート9
はその横幅寸法が約100mmあった。これに対し,本
例のチェーンホイールサポート1においては,横幅寸法
が約70mmと小さくなる。これにより,図5に示すご
とく,視角θが小さくなるため,フォークリフトの荷役
昇降装置における前方視界4が拡大し,前方見通しが著
しく向上する。なお,本例は,三段マストを有するハイ
マスト仕様のフォークリフトへの適用例について説明し
たが,通常の二段マストを有するフォークリフトにも当
然適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるフォークリフトの荷役昇降装置
の展開斜視図。
【図2】実施例にかかるチェーンホイールサポートの平
面図。
【図3】実施例にかかるチェーンホイールサポートの正
面図。
【図4】実施例にかかるチェーンホイールサポートの側
面図。
【図5】実施例にかかるフォークリフトの荷役昇降装置
の平面図。
【図6】従来のフォークリフトの荷役昇降装置の展開斜
視図。
【図7】従来のフォークリフトの荷役昇降装置の正面
図。
【符号の説明】
1...チェーンホイールサポート, 11...横幅寸法, 111...切り欠き面, 4...前方視界, 5...フォーク, 6...チェーン, 7...リフトシリンダ, 8...チェーンホイール,

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用のフォークを昇降するためのチェ
    ーンと,該チェーンを回動するためのチェーンホイール
    と,該チェーンホイールを車両の前方中央部においてサ
    ポートするチェーンホイールサポートを有するフォーク
    リフトの荷役昇降装置であって,上記チェーンホイール
    サポートは車両の前後方向に対して左右両端の一部を切
    り欠いて,その横幅寸法を小さくし,車両の前方視界を
    拡大してなることを特徴とするフォークリフトの荷役昇
    降装置。
JP9708892A 1992-03-23 1992-03-23 フォークリフトの荷役昇降装置 Expired - Lifetime JP2630161B2 (ja)

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JPH0640699A JPH0640699A (ja) 1994-02-15
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JPH0640699A (ja) 1994-02-15

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