JP2628936B2 - 生物学的に分解可能なポリマーフォームの製造法、生物学的に分解可能なポリマーフォームおよび該ポリマーフォームを製造するために適当なポリマー混合物 - Google Patents

生物学的に分解可能なポリマーフォームの製造法、生物学的に分解可能なポリマーフォームおよび該ポリマーフォームを製造するために適当なポリマー混合物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は本質的に生物学的に分解可能なポリマーフォ
ームの製造法、生物学的に分解可能なポリマーフォーム
および該ポリマーフォームを製造するために適当なポリ
マー混合物に関する。
発泡ポリマーの製造は公知の方法であり、常圧で機械
的な方法によるかまたはフォーム形成剤を用いて行なわ
れるか、あるいは比較的高温で可塑性ポリマー材料また
は液体ポリマー材料中に膨張圧を生じさせるガス、発泡
剤または溶剤を突然減圧させることによって行なわれ
る。
この種のポリマーフォームは、例えば包装業務におい
て、保温、防音において、建築技術において、および日
常生活の多くの使用分野において使用される。ポリマー
またはプラスチックの場合に一般的なように、フォーム
の場合もまた、無害化処理または分解が重要な要素を示
し、殊にフォームが高度の安定性を有し、かつ圧縮がそ
れ以上不可能な場合にはなおさらである。
この理由から一連のいわゆる生物学的に分解可能なポ
リマーからのフォーム、例えば澱粉フォームが公知であ
り、この場合、例えば天然、またはいわゆる破壊された
澱粉から出発し、発泡剤を用いてこの種のフォームが製
造される。このようにして、ほぼ1世紀来澱粉からのフ
ォームが公知であり、この場合、このフォームを製造す
るため沸騰した澱粉糊が氷点を下回る温度に冷却され、
引続き解凍によって水が発泡性材料から除去される。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2304736号明細書に
はフォーム材料を製造する方法が記載されており、この
場合、炭化水素または多糖類は顆粒状にされ、プレスさ
れた形か、または粗大結晶の形で、トンネル炉中で10〜
40分、200〜400℃に、僅かな有機酸または無機酸または
酸性塩を添加されながら乾燥加熱される。炭化水素材料
の熱分解が生じた結果、膨張が起こり、それによって、
炭化されたフォーム材料が得られる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3206751号明細書の
場合には比較的堅いフォームが押出法によって得られ、
この場合、既に押出器中で剪断力および圧力によって澱
粉材料の昇温が生じ、但し、発泡剤添加物を反応させる
際のガス発生によって、糊状澱粉材料を同時に強化しな
がら、発生するゲル化澱粉の膨張およびフォーム形成が
始まる。発泡剤添加物としては炭酸カルシウムおよびリ
ン酸が記載されており、これによって二酸化炭素が生じ
る。
国際公開番号WO91/02023には,澱粉およびエチレンア
クリル酸コポリマーを含有する澱粉フォームが記載され
ており、該フォームはポリマー酸の存在下に発泡剤、例
えば炭酸ナトリウムを添加することによって得られる。
他方では二酸化炭素もまた発泡ガスである。
国際公開番号WO91/18048の場合には核形成剤が澱粉粒
状物上に塗布される。熱によって核形成剤は分解し、そ
こでフォーム発生が開始する。核形成剤としては炭酸塩
が該当し、それによって新たに二酸化炭素は重要な発ガ
スとなる。
しかし澱粉フォームは、例えば澱粉粉末と水とが混合
され、この材料が押出され、押出の際に澱粉が、発生す
る水蒸気によって膨張されることによっても製造される
ことができる。
全ての前記されたこの種の澱粉フォームは一般に部分
的または完全に生物学的に分解可能であるが、この場
合、もちろん合成添加剤もしくはプラスチック添加剤を
添加することによって、分解は不利に影響を及ぼされう
る。また、発泡剤として水を投入することによってか、
または発泡ガスとして二酸化炭素を使用することによっ
て澱粉の発泡が惹起されることができるが、しかし不均
一な細胞構造を生じ、このことは新たに付加的な添加剤
を必要とすることも示された。また相応する水蒸気の発
生のために必要な発泡剤含分もしくは必要な水は、極め
て高く、20%までである。
澱粉と関連した水の使用はその他に、殊にいわゆる熱
可塑性澱粉の開発と関連して認められる欠点を有し、こ
れらの欠点は一連の出版物、例えば国際特許出願明細書
である国際公開番号WO91/05161ならびに論文“Sorbtion
sverhalten von native und thermoplastischer Staerk
e"、R.M.Sala,I.A.Tomka,Die angewandte makromolekul
are Chemie 199/1992,45〜63;ならびにDiss.ETH Nr.991
7 von R.M.Sala,1992,ETHチューリッヒ、の中に詳細に
説明されている。
この結果として、熱可塑性澱粉、または熱可塑性澱粉
および例えばポリカプロラクトンを内包するポリマーブ
レンドを、澱粉フォームを製造する基礎として使用する
ことは有利で有りうる。澱粉中に結合した水はこの種の
フォームの製造には重要でないので、純粋な熱可塑性澱
粉およびこの澱粉のブレンドの生物学的分解可能性の利
点を問題にするか、および/または天然に発生する資源
を表わさない、常用の物理的発泡剤または化学的発泡剤
が必要である。その上、一連の天然に存在する発泡剤は
熱可塑性澱粉と適合しないか、または熱に不安定である
か、または熱可塑性澱粉の熱により変性を高める。
したがって、本発明の課題は、低密度および極めて良
好な機械的性質を有する、できるだけ均一な組織構造を
有し、かつできるだけ高い耐水性を有する生物学的に分
解可能なポリマーフォームを提案することがある。本発
明によれば、この課題は有利に請求項1による方法によ
って解決される。
提案されるのは、本質的に生物学的に分解可能なポリ
マーフォームを製造する方法であり、この場合、熱可塑
性澱粉または破壊された澱粉、または熱可塑性澱粉また
は破壊された澱粉と少なくとも1つの他の生物学的に分
解可能な疎水性ポリマーとからなるポリマー混合物から
出発される。さしあたり、澱粉または澱粉混合物は生物
学的に分解可能な繊維状またはカプセル状の材料と一緒
に混合されるが、この材料は水を毛管活性に結合するこ
とができ、かつ少なくとも部分的に水が添加されている
か、または十分に羊毛安定性に飽和されている。このよ
うにして製造されたポリマー/材料混合物は後に別々の
方法で段階的に加工されるために、単離されるか、もし
くは例えば造粒されてよいか、あるいはしかし、直接に
圧力および温度の制御下に、ポリマーの発泡を生じさせ
るため、材料中で毛管結合した水が除去されるように加
工されてよい。繊維状またはカプセル状の材料によって
発泡剤として水を導入する大きな利点は、水を毛管活性
的に結合することによって望まれないポリマー母体との
相互作用が回避されることができることにある。その上
全水量/発泡剤量がこの方法で著しく僅かに、正確に言
えば、澱粉/材料混合物の全重量に対して0.1重量%未
満までに維持されることができる。
熱可塑性澱粉の傑出した物理的性質もしくは機械的性
質を本発明による澱粉フォーム中で有効にするため、有
利に、熱可塑性澱粉または熱可塑性澱粉を含有するポリ
マー混合物から出発され、この場合、熱可塑性澱粉また
はポリマー混合物中の含水量は5重量%未満、有利に1
重量%未満である。熱可塑性澱粉またはポリマー混合物
は繊維状またはカプセル状の、水を添加されたまたは飽
和した材料30重量%までと一緒に混合されてよい。ポリ
マーもしくはポリマー混合物と、水を添加した材料とを
混合する場合の本質は、プロセスパラメーター、例えば
圧力および温度が、毛管活性的に結合した水の除去をま
ねく数値に達しないことである。したがって、一般に熱
可塑性澱粉もしくはポリマー混合物と、水を添加した材
料との混合は、例えば押出器中で、約100〜200℃の温度
範囲内で行なわれ、この場合、この温度範囲もしくは最
適に選択すべき温度は澱粉中の可塑剤もしくは膨潤剤に
依存し、したがって澱粉の溶融粘度に依存する。
繊維状材料またはカプセル状材料としては次の繊維が
該当する:麻、ジュート、サイザル麻、木綿、亜麻/リ
ンネル、桑繊維の絹またはマニラ麻。特に有利であると
判明したのは、いわゆるラミー繊維であり、例えば同様
にいわゆるチャイナ・グラスの繊維としても公知であ
る。
ラミー繊維しばしば自然からそのままいわゆる効率の
高い繊維とも呼ばれ、それというのもラミー繊維が合成
の工業繊維との真の二者択一を表わすからである。した
がってラミー繊維は、ラミー繊維の高い引裂強さ、僅か
な破断点引張強度のため、ひいてはラミー繊維の高い付
着力のため、しばしば強化繊維としても使用される。ゴ
ムバンドの強化、建築資材、例えばセメント、漆喰のた
めの強化繊維として、ジュロ可塑性ポリマーのための強
化繊維、ひいては天然繊維織物のための強化繊維として
も使用される。
しかし、特に有利であるのは、ラミー繊維が天然の起
源であるため、完全に腐朽可能もしくは生物学的に分解
可能であることである。
しかし、繊維状またはカプセル状材料としては、通常
粘土、シリカゲル、アガロースゲル、セファテックスゲ
ル(Cephatexgel)およびセオライト(Ceolith)が適当
である。
熱可塑性澱粉は、可塑剤もしくは膨潤剤として有利に
次の物質の1つを含有する:グリセリン、ソルビトー
ル、ペンタエリトリトール、トリメチルプロパン、ポリ
ビニルアルコール、アミノアルコール、他の多価アルコ
ール、これらの成分の混合物、エトキシル化されたポリ
アルコール、例えばグリセリンおよびエトキシレートま
たはソルビートおよびエトキシレート。このリストは確
定的ではなく、他の可塑剤もしくは膨張剤の使用は可能
であり、この可塑剤もしくは膨潤剤は熱可塑性澱粉の製
剤に適当であり、この場合、既に前述したように水は不
適当である。
熱可塑性澱粉の代わりに、ポリマー混合物も使用され
てよい。他の熱可塑性澱粉の中に包含するもの、および
少なくとも1つの他の疎水性ポリマー成分、例えば置換
度<2を有するセルロース誘導体、例えばセルロースエ
ーテル、セルロースエステルまたはセルロース混合エス
テル; 脂肪族ポリエステル、例えばポリカプロラクトン、ポ
リヒドロキシ−酪酸、ポリヒドロキシ−酪酸/ヒドロキ
シ−バレリアン酸−コポリマーまたはポリ−乳酸;疎水
性蛋白質、例えばゼインおよび/またはポリビニルアル
コールは、ポリ酢酸ビニルを100%は加水分解せず、有
利に約88%の加水分解度を用いて加水分解することによ
って製造される。
セルロースエーテルの例としてはセルロースジエチル
エーテル(CDE)が挙げられ、この化合物は例えば軟化
剤として酒石酸ジエチルを用いて約190℃で熱可塑性に
加工可能であり、かつこのセルロースエーテルは生物学
的に分解可能である。20℃での最大吸水率はちょうど0.
04重量部(Gew−Anteile)だけである。
セルロースエステルの例としては、セルロースジアセ
テート(CDA)が挙げられるか、または混合エステルと
してはセルロースアセテートブチレートが挙げられ、こ
れらの化学物は可塑剤を用いて180℃で可塑性に加工可
能であり、かつ生物学的に分解可能である。水中で20℃
での最大吸水率はちょうど0.05重量部だけである。
ポリカプロラクトンは軟化剤なしで120℃で加工され
ることができ、60〜80℃の融点を有し、および−50℃で
のガラス状凝固を有する部分結晶である。機械的性質は
低密度ポリエチレン(Low Density Polyethylen)の機
械的性質と比較することができる。20℃での最大吸水量
は<0.01重量部であり、その上ポリカプラクトンは生物
学的に分解可能である。ポリカプロラクトンを使用する
大きな利点は、いわゆる相助剤の使用を必要とすること
なく、熱可塑性澱粉と問題なく混合可能であることにな
る。
ポリヒドロキシ−酪酸/ポリヒドロキシ−バレリアン
酸−コポリマーは熱可塑性に加工可能であり、良好な機
械的性質ならびに<0.01重量部の低い吸水率を有し、そ
の上生物学的に分解可能である。同様のことはポリ乳酸
に当てはまり、熱可塑性に良好に加工可能であるにもか
かわらず、良好な機械的性質を有し、ならびに生物学的
に分解可能である。
疎水性プロテインとしては例えばゼインが推奨され、
ゼインはラウリン酸または酒石酸ジエチル0.2重量部を
用いて130℃で熱可塑性に加工可能である。
最後になお、例えば商標名Noviolの下に公知のポリビ
ニルアルコールが挙げられ、この場合、有利には製造の
ために使用されるポリ酢酸ビニルは88%加水分解され
る。
熱可塑性澱粉は親水性であり、およびポリマー混合物
を製造するための前述された成分は疎水性の性質を有す
るので、一般にポリマー混合物の製造には、熱可塑性澱
粉に対して相容性であり、かつ同時に疎水性ポリマーに
対して相容性であるいわゆる相助剤を使用することが必
要もしくは有利である。澱粉および疎水性ポリマーの異
なった付着エネルギー密度に基づき、プロックコポリマ
ーが問題になるが、すなわち澱粉中に溶解性のブロック
と疎水性ポリマー相中に溶解性のブロックから形成され
るものである。この場合の本質は、もちろん相助剤もま
た生物学的に分解可能であり、申し分なく熱可塑性に加
工されることができることである。このための例として
はポリカプロラクトン/ポリビニルアルコールポリマー
が挙げられる。しかし、相助剤としては、疎水性の生物
学的に分解可能なポリマーと熱可塑性澱粉との反応生成
物も該当し、この反応生成物は疎水性ポリマー相と相容
性である。この場合、生物学的に分解可能なポリマーは
反応性基、例えばエポキシド基あるいは酸無水基を包含
してよく、これらの反応性基は熱可塑性澱粉の少くとも
一部分と反応する。
使用すべき相助剤もしくは使用すべき量は、最終的に
は最適化の問題である。フォーム製造に使用すべきポリ
マー混合物の場合に本質的であるのは、できるだけ均一
なフォームを製造することができるようにするため、ポ
リマー混合物ができるだけ均質もしくは一様であること
である。
本方法の有利な実施態様の変形によれば、熱可塑性澱
粉または、<1重量%の含水量を有する熱可塑性澱粉を
含有するポリマー混合物と、約0.3〜4.0mmの繊維長を有
する水で飽和したミラー繊維2〜20重量%、有利に約4
〜8重量%とが、約130〜170℃の温度範囲で混合され
る。混合は、例えば一軸押出機または並行型二軸押出機
もしくは対向型二軸押出機または共混練機中で行なわれ
てよいか、もしくは非連続装置、例えば内部ミキサーま
たはスタンプ混練機中で行なわれてよい。この混合工程
の場合に重要であるのは、ラミー繊維中で毛管活性的に
結合した水が除去されないことである。しかし他方で
は、温度および圧力もしくは導入された機械的作業は、
熱可塑性澱粉の変性が始まらない程度に配量される。混
入のための温度はこの後の箇所で熱可塑性澱粉中に使用
される膨潤剤もしくは可塑剤に依存し、この添加剤は澱
粉の溶融粘度に著しく影響を及ぼしうる。即ち、例えば
グリセリンを含有する熱可塑性澱粉の場合、ラミー繊維
を混入する際に例えばソルビトールを含有する熱可塑性
澱粉の場合よりも低い温度が選択されるべきである。
ところで、ラミー繊維を添加した熱可塑性澱粉また
は、熱可塑性澱粉を含有するポリマーブレンドを単離
し、かつ澱粉フォームを更に製造するためのいわゆるポ
リマー原料として別々の作業工程で、もしくは後の時点
のために一次貯蔵することは、基本的に可能である。他
に、澱粉コンパウドは、例えば射出成形用金型に注入す
ることによって直接後加工されることが可能であり、こ
の場合、このようにして製造された成形品も依然として
発泡しているべきではない。
さらにフォーム製造には、高められた温度および高め
られた圧力、例えば200〜210℃で、澱粉コンパウンドが
加工され、それによってラミー繊維中で毛管活性の水が
除去され、その結果澱粉が発泡することが重要である。
この場合、ラミー繊維を含有する澱粉溶融物を押出機の
中で前記の約200℃の温度で加工するか、もしくは押し
出すか、または射出成形することが可能であり、この場
合、ノズルを離れる際に熱可塑性澱粉もしくはポリマー
混合物は発泡する。あるいは、しかし既に製造された射
出品は金型に入れられてよく、かつ高められた温度およ
び高められた圧力で発泡されてよい。
多要な、公知技術水準から公知の澱粉フォームと異な
って、本発明により製造された、熱可塑性澱粉からなる
か、もしくは熱可塑性澱粉を含有するポリマー混合物か
らなるフォームは、極度に均一な細胞構造、低い密度お
よび極めて良好な性質を有する。機械的性質はもちろ
ん、ラミー繊維が存在することによっても決定的に一緒
に影響を及ぼされ、それというのも公知のようにラミー
繊維は、ポリマーもしくはプラスチックの機械的性質を
本質的に改善するのに適当だからである。
フォームに適当な生物学的に分解可能なポリマー、例
えば熱可塑性澱粉を製造する場合、添加剤、例えば付加
的な可塑剤、滑沢剤、軟化剤等を用いて作業されること
ももちろん可能であり、しばしば有利でもある。また、
水を毛管活性的に結合した、例えばラミー繊維のよう
な、添加に所定の材料が、より良好なヌレ可能性をポリ
マーによって可能にするため、添加前に界面活性処理さ
れ、例えばゴムで処理されるか、もしくはゴム質を除去
される場合も有利でありうる。また添加剤、例えば防炎
剤、染料等も、ポリマーもしくはポリマー混合物をコン
パウンド化する場合に使用されてよい。
しかしポリマーフォームを製造する場合には、可塑
剤、滑剤および殊に軟化剤を添加する際に、粘度が低過
ぎないように注意を払うべきである。低粘度はフォーム
の製造に不利に作用し、および過度に低い粘度の場合、
萎縮の危険が生じる。しかし発泡すべき材料の場合の低
粘度は、ポリマー混合物中の熱可塑性澱粉だけでなく使
用された他のポリマー成分が低い粘度を有し、およびこ
れら他の成分の高い含分に基づき全体の粘度が低い場合
にも生じうる。一般に本発明によるフォームの製造に使
用するためポリマーブレンドを製造する場合、ポリマー
ブレンド中に含有される熱可塑性澱粉の粘度が本質的に
低下されないように注意を払われるべきである。しかし
濾過に低い粘度は、発泡すべき材料中の含水量が高すぎ
る場合にも生じる。最後に過度に低い粘度は、発泡すべ
き材料中に使用される熱可塑性澱粉が過度に強力に分解
されていることを示す徴候も有りうる。
しかしポリマーフォームの性質は、例えば発泡材の高
い可撓性を生じさせるため、例えば使用すべきラミー繊
維の繊維長を介しても制御されることができるか、また
はしかし種々の材料、例えばラミー繊維と木綿繊維を混
合することによって制御されることもできる。またラミ
ー繊維と例えば通気粘土またはシリカゲル等との混合も
可能である。
本発明は本質的に発泡熱可塑性澱粉または発泡熱可塑
性ポリマー混合物からなる生物学的に分解可能なポリマ
ー混合物を相応して生産し、このポリマー混合物は、水
を毛管活性的に結合することができる材料を用いてコン
パウンド化されるか、もしくは材料を添加されている。
この材料は繊維状材料、例えば麻、ジュート、サイザル
麻、木綿、亜麻/リンネル、桑繊維の絹、マニラ麻であ
ってもよいか、または有利にラミー繊維であってもよい
か、あるいはカプセル状材料、例えば膨張粘土、シリカ
ゲル、アガロースゲル、セファテックスゲル(Cephatex
gel)またはセオライト(Ceolith)であってもよい。
本発明により定義されたポリマーフォームは、特に梱
包法として、断熱または遮音たしてもしくは一般的に防
材として、および建築技術での種々の使用のために適当
である。
以下に、本発明を引続き実施例に関連しながら詳説す
る。
例1:澱粉65%とソルビトール35%とを加水分解すること
によって製造された熱可塑性澱粉から出発する。種々の
液体/固体配量管有する商標名Theysohn TSK 045(並行
型二軸押出機)のコンパウンド化装置中で作業する。押
出機中では次の温度プロフィールを選択する: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 25℃ 130℃ 150℃ 170℃ 150℃ 帯域6 帯域7 帯域8 140℃ 140℃ 170℃ 帯域1中では熱可塑性澱粉顆粒を10kg/hで配量し、溶
融した。帯域5中では、付加的に熱可塑性澱粉を1500g/
hで、0.5mmの繊維長を有するラミー繊維を840g/hで、お
よびステアリン酸を200g/hで添加する。ラミー繊維を混
入する前に加湿することによって前処理するか、もしく
は水を用いて十分に飽和させる。引続き、混合および溶
融搬出もしくは加熱排水を行なう。この場合、コンパウ
ンド化の際に材料が既に発泡していないことに注意を払
うべきであり、この発泡は明らかに200℃未満の温度に
よって達成される。次の押出機の数値を選択した: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの65% 材料圧力(ノズル):4〜8バール 例1の場合に使用される工程処理と二者択一で、天然
の澱粉からも出発してよく、この場合差当ってソルビト
ールを添加することによって熱可塑性澱粉を加水分解す
る。この場合、場合によっては天然の澱粉中にある湿分
を真空にすることによって脱ガスする。もちろん本質
は、熱可塑性澱粉が、ラミー繊維を用いた加工もしくは
混入およびコンパウンド化の場合、専ら僅かな湿分を有
し、即ち、有利に1重量%の湿分を有することである。
例2:例1の場合と同一のコンパウンド化凝集物を使用す
る。新たに熱可塑性澱粉(ソルビトール35重量%を含
有)10kg/hを帯域1に供給し、溶融する。付加的に帯域
5中に熱可塑性澱粉1500g/hならびに0.5mmの繊維長を有
するラミー繊維1200g/hならびにステアリン酸200g/hを
供給する。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの80% 材料圧力(ノズル):4バール コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 25℃ 130℃ 150℃ 170℃ 130℃ 帯域6 帯域7 帯域8 120℃ 120℃ 160℃ 例3:例3の基礎として、例1および例2中に使用したよ
うに、同様のコンパウンド化凝集物の帯域1中に混入さ
れる天然の澱粉を使用する。帯域1中に澱粉13.5kg/hを
供給し、帯域2中にソルビトール10kg/hを供給する。次
に熱可塑性澱粉へと澱粉加水分解を行なう。生じた水蒸
気を帯域4中で真空によって吸引する。帯域5中で完成
した熱可塑性澱粉を200g/hならびに1mmの繊維長を有す
るラミー繊維1200g/hでならびにステアリン酸200g/hを
供給する。このようにして製造された溶融物を搬出し、
造粒する。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの65% 材料圧力(ノズル):40バール コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 80℃ 160℃ 190℃ 180℃ 160℃ 帯域6 帯域7 帯域8 140℃ 140℃ 170℃ 温度プロフィールが明白に示しているように、帯域2
および帯域4では温度は160〜190℃に調節されており、
この温度は熱可塑性澱粉を加水分解するため必要である
か、もしくは有利である。引続き、ラミー繊維毛管から
湿分が出ていくことを阻止するため、温度は160℃以下
に下げられる。
ソルビトールの代わりに、もちろんペンタエリトリト
ールまたはグリセリンも使用されてよいか、または他の
熱可塑性澱粉を加水分解するために適当な軟化剤も使用
されてよい。澱粉/軟化剤混合物もしくはこのようにし
て加水分解された熱可塑性澱粉の生じた粘度に依存し
て、帯域4およびそれに続く帯域中ではラミー繊維の混
入には低い温度を選択してもよい。
例4:全ての調節物は例3の場合と同様であるが、帯域5
の場合には、ステアリン酸200g/hの代わりに新たに400g
/hを供給する。
押出機の数値:200min-1 押出機の回転数:最大トルクの60〜65% 材料圧力(ノズル):30〜40バール 例5:帯域1中に澱粉13.5kg/hを供給し、帯域2中にソル
ビトール10kg/hを供給する。これに引続き澱粉の加水分
解を行なう。帯域4中で望ましくない水を除去する。帯
域5中で加水分解の終了した熱可塑性澱粉200g/h、2mm
の繊維長を有するラミー繊維240g/hおよび加工助剤とし
て中和した脂肪酸エステル360g/hを供給する。溶融液を
抽出し、造粒する。
押出機の数値: 押出機の回転数:250min-1 トルク:最大トルクの55% 材料圧力(ノズル):− 押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 80℃ 160℃ 190℃ 180℃ 170℃ 帯域6 帯域7 帯域8 160℃ 160℃ 170℃ 例4:例5の場合と同一の工程であるが、但し帯域5中で
は加工助剤360g/hに代わって、新たに470g/hを供給す
る。
押出機の数値: 押出機の回転数:250min-1 トルク:例5よりも僅かな数値 材料圧力(ノズル):− 押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 80℃ 160℃ 190℃ 180℃ 150℃ 帯域6 帯域7 帯域8 135℃ 135℃ 135℃ 例7:帯域1中では加水分解の終了した熱可塑性澱粉10kg
/hを添加し、ならびに帯域2中ではプロセル助剤として
は水160g/hを添加する。帯域4中で再び水を除去する。
帯域5中で加水分解の終了した熱可塑性澱粉2000g/h、
ならびに2mmの繊維長を有するラミー繊維2400g/hおよび
加工助剤として中和した脂肪酸エステル360g/hの添加を
行なう。引続き溶融液の除去および造粒を行なう。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの65% 材料圧力(ノズル):− 押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 40℃ 130℃ 155℃ 170℃ 150℃ 帯域6 帯域7 帯域8 140℃ 140℃ 170℃ 例8:帯域1中で加水分解の終了した熱可塑性澱粉10kg/h
を供給し、ならびに帯域2中でプロセス助剤として水16
0g/hを供給する。帯域4中では水の除去を行なう。帯域
5中では加水分解の終了した熱可塑性澱粉2000g/hなら
びに1mmの繊維長を有するラミー繊維1200g/hおよび加工
助剤として中和した脂肪酸エステル360g/hを添加する。
引続き溶融液を除去し、および造粒する。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの50〜55% 材料圧力(ノズル):− 押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 25℃ 130℃ 155℃ 170℃ 150℃ 帯域6 帯域7 帯域8 140℃ 140℃ 170℃ 例9:基礎:加水分解の終了した熱可塑性澱粉とグリセリ
ン33%;繊維長0.5mm、繊維の含水量7%。
コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 100℃ 180℃ 180℃ 150℃ 120℃ 帯域6 帯域7 帯域8 120℃ 120℃ 170℃ 帯域1中に熱可塑性澱粉−顆粒15g/hを配量し、溶融
する。帯域4中に付加的にラミー繊維340g/hを添加し、
帯域5中に熱可塑性澱粉1500g/hを添加し、帯域5中に
熱可塑性澱粉1500g/hおよびステアリン酸200g/hを添加
する。次に溶融液の搬出のおよび加熱排水を行なう。材
料が既のコンパウンド化の場合に発泡しないことに注意
されるべきである(温度<200℃)。
押出機の数値: 押出機の回転数:150min-1 トルク:最大トルクの45% 材料圧力(ノズル):4バール 例10:基礎:加水分解の終了した熱可塑性澱粉とグリセ
リン33%;繊維長0.5mm、繊維の含水量7%。
コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 100℃ 180℃ 180℃ 150℃ 120℃ 帯域6 帯域7 帯域8 120℃ 120℃ 170℃ 帯域1中に熱可塑性澱粉−顆粒20g/hを配量し、溶融
する。帯域4中に付加的にラミー繊維670g/hを添加し、
帯域5中に熱可塑性澱粉2500g/hおよびステアリン酸200
g/hを添加する。次に溶融液の搬出のおよび加熱排水を
行なう。温度は200℃を回らない。
押出機の数値: 押出機の回転数:100min-1 材料圧力(ノズル):10バール 例11:加水分解の終了した熱可塑性澱粉とグリセリン33
%;繊維長0.5mm、繊維の含水量7%。
コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 180℃ 180℃ 150℃ 120℃ 帯域6 帯域7 帯域8 120℃ 120℃ 170℃ 帯域1中に熱可塑性澱粉20g/hを配量する。帯域4中
にラミー繊維1260g/hを添加し、帯域5中に熱可塑性澱
粉3000g/hおよびステアリン酸200g/hを供給する。造
粒。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの50% 材料圧力(ノズル):12バール 例12:熱可塑性澱粉(ソルビトール35%とグリセリンと
を1:1の割合で加水分解した)50%と、ポリカプロクト
ン50%とからなるポリマーブレンド繊維長0.5mm、繊維
の含水量7%。
コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 180℃ 180℃ 120℃ 120℃ 帯域6 帯域7 帯域8 120℃ 120℃ 150℃ 帯域1中にポリマー混合物20kg/hを供給する。帯域4
中でラミー繊維1260g/hを添加する。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの50% 材料圧力(ノズル):4.0バール 例13:例12によるポリマー混合物。
押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 180℃ 180℃ 120℃ 120℃ 帯域6 帯域7 帯域8 120℃ 120℃ 150℃ 帯域1中にポリマー混合物−顆粒20g/hを供給する。
帯域4中にラミー繊維2100g/hを添加する。造粒する。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの50% 材料圧力(ノズル):4.0バール 例14:特に、澱粉基礎としてジャガイモ澱粉が使用さ
れ、製造されたポリマー混合物と異なって、本例14では
加水分解を終了したトウモロコシ−熱可塑性澱粉とソル
ビトール35%とを使用する。繊維長0.5mm、繊維の含水
量7%。
押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 160℃ 180℃ 160℃ 160℃ 帯域6 帯域7 帯域8 160℃ 160℃ 170℃ 帯域1中に熱可塑性電15kg/hを配量する。帯域4中に
付加的にラミー繊維1800g/hを添加し、帯域5中に熱可
塑性澱粉1500g/hおよびステアリン酸400g/hを添加す
る。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの45% 材料圧力(ノズル):6.0バール 例15:例14と同様の熱可塑性澱粉;繊維長0.1mm、繊維の
含水量7%。
押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 160℃ 180℃ 160℃ 160℃ 帯域6 帯域7 帯域8 160℃ 160℃ 170℃ 帯域1中に熱可塑性澱粉15kg/hを配量する。帯域4中
に付加的にラミー繊維1800g/hを添加し、帯域5中に熱
可塑性澱粉1500g/hおよびステアリン酸400g/hを添加す
る。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの45% 材料圧力(ノズル):10バール 例16:例14および例15と同様の熱可塑性澱粉;繊維長1.0
mm、繊維の含水量18%。
押出機の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 160℃ 180℃ 160℃ 160℃ 帯域6 帯域7 帯域8 160℃ 160℃ 170℃ 帯域1中に熱可塑性澱粉15kg/hを配量する。帯域4中
にラミー繊維1800g/hを添加し、帯域5中に熱可塑性澱
粉3000g/hおよびステアリン酸400g/hを添加する。造粒
する。
押出機の数値: 押出機の回転数:200min-1 トルク:最大トルクの50% 材料圧力(ノズル):6.0バール 例17:純粋なポリカプロラクトン;繊維長1.0mm、繊維の
含水量18%。
コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 30℃ 150℃ 150℃ 80℃ 80℃ 帯域6 帯域7 帯域8 80℃ 80℃ 80℃ 帯域1中にポリカプロラクトン15kg/hを配量する。帯
域2中にラミー繊維1800g/hを添加し、帯域5中にポリ
カプロラクトン5kg/hを添加する。
押出機の数値: 押出機の回転数:125min-1 トルク:最大トルクの45% 材料圧力(ノズル):5.0バール 例18:ソルビトール32%を有する加水分解したトウモロ
コシ−熱可塑性澱粉;繊維長0.5mm、繊維の含水量18
%。
コンパウンド化装置の温度プロフィール: 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 帯域5 60℃ 180℃ 180℃ 180℃ 180℃ 帯域6 帯域7 帯域8 180℃ 200℃ 200℃ 帯域1中に熱可塑性澱粉25kg/hを配量する。帯域4中
にラミー繊維1830g/hを添加し、帯域5中に熱可塑性澱
粉4kg/hを配量する。この実験中では繊維の混合後直ぐ
に、同一の工程中に発泡した。
押出機の数値: 押出機の回転数:100min-1 トルク:最大トルクの70〜80% 材料圧力(ノズル):50バール 例19:この場合、前述の例と異なって製造をブス(Bus
s)共混練機(スクリュー直径46mm)上で行なった。基
礎として澱粉および軟化剤(ソルビトール35%)を使用
した;繊維長0.5mm、繊維の含水量7%。
ブス混練機内の温度プロフィール: 帯域0 帯域1 帯域2 帯域3 帯域4 90℃ 90℃ 130℃ 150℃ 150℃ ブス混練機は4つの加熱帯域(帯域1〜4)を有し、
この場合、帯域0は加熱可能なスクリューに相応する。
この場合、澱粉をラミー繊維2.5%と一緒に予め混合
する(最終生成物に関しTPS=澱粉+ソルビトール)。
澱粉/繊維混合物13.5kg/hおよびソルビトール7kg/hを
一緒に帯域1中に供給する。その後可塑化を行ない、引
続き常温造粒を行なった。
混練機の数値: 混練機の回転数:200min-1 比入力は300wh/kgである。
ラミー繊維を含有するポリマーフォームの製造 例20−フォーム実験1:例9から得られた材料を使用す
る。
コリン社(Firma Collin)の一軸押出機上で発泡を実
施した。
押出機の温度プロフィール(℃):120/160/200/200/200 8mmの長さおよび1.5mmの直径を有する閉じた毛管によ
って発泡させた。
達した圧力は最高回転数(120min-1)の場合は最大で
70バールであった。
最小の達した密度は340kg/m3であった。
例21−フォーム実験2:例16から得られた材料。
アルブルク(Arburg)射出成形機(270M型スクリュー
直径25mm)上で発泡を実施した。
この場合、30m/分の円周速度を用いて、直径1mmを有
するノズルを通して外に噴出させた。
温度プロフィール(℃):120/180/210/210/210 達成された密度:300kg/m3 例22−フォーム実験3:例19から得られた材料。
上記の射出成形機上で3mmのノズルを通して外に噴出
させた。
温度プロフィール(℃):90/140/160/200/200 達成された密度:160kg/m3 例23−フォーム実験4:例18から得られた材料。
この場合、直接テイソーン(Theysohn)コンパウンド
化装置上でラミー繊維の混入直後の1つの工程の中で発
泡を実施した(パラメーターは実験18を参照)。この場
合の効果的な材料温度は約200〜210℃であった。50バー
ルまでの圧力が達成された。長さ3mmおよび直径3mmを有
する毛管を通して発泡を行なった。
達成された密度:190kg/m3 ラミー繊維を用いた発泡は、適当な材料とともに、2
つのパラメーター、即ち圧力および温度から決定的に影
響を及ぼされる。付加的になお溶融液もしくはフォーム
の排出速度も関わる。原則的に、上昇する圧力(300〜4
00バールまで)によって、およびラミー線の場合には低
い温度によって得られたフォームは常に僅かな密度を有
すると言ってよい。いずれにせよ下方への温度は約200
℃までに制限されており、、それというのも、さもない
とラミー繊維中に貯蔵されている水が除去されることが
できないからである。上向きに熱可塑性澱粉を使用する
場合210℃の温度を上回るべきではなく、それというの
も上昇する温度によって、発泡の劣化を生じるTPSの変
性が開始されうるからである。すなわち、フォーム凝集
物の相応する冷却に注意が払われるべきである。使用さ
れた装置を用いて達成された圧力は専ら約70バールまで
であった(常用の生産装置は250〜350バールで作業す
る)。このようにラミー繊維を用いて製造されたフォー
ムは全て160〜340kg/m3の範囲内で密度を有し、これは
約1500kg/m3の範囲内にある出発物質の密度と比較し
て、実際著しい発泡を表わす。この場合、しかし最適化
されたプロセス条件によって、さらになお密度の明らか
な減少が達成されることができる。
実施したフォーム試験からさらに、有利にラミー繊維
の約0.5〜0.6mmの繊維長を用いて作業されることが判明
した。ラミー繊維の含分は有利にフォームの全重量に大
して4〜8重量%であったが、それというのも飽和した
ラミー繊維および高い含分の場合、ことによるとこのよ
うにして生じた含水量が発泡すべき材料中で過度に高く
なり、それによって粘度は高すぎる含水量の結果著しく
低下されるからである。しかしフォームを製造する場合
の低粘度は、前述のように、望ましくない。
例20〜23中で製造されたフォームを用いて次の押込み
試験を実施した。高さ15mmを有する円筒を使用した。シ
リンダー中に充填したフォーム材料を3mm圧縮させ」、
1分間圧縮させた状態で維持し、引続き負荷を取り除
き、この場合、元の状態の測定までさらに1分間待っ
た。これと比較して、ソルビトール31.5重量%を含有す
る熱可塑性澱粉を、参照の目的のため繊維なしで使用
し、この場合、この熱可塑性澱粉は水3.5%および微細
滑石(核形成剤として)0.15%を用いて発泡した。4つ
の、例20〜23により使用されたフォームならびに参照フ
ォームを空気湿分70%で検湿した。
ラミー繊維を添加したフォームは82〜91%の復元能力
を生じ、この場合例22による材料は87〜91%の復元能力
を生じ、および例23によるフォームは88〜91%の復元能
力を生じた。これに対してラミー繊維のない参照フォー
ムの場合81〜89%の復元能力を生じた。
したがって、本発明により製造されたフォームは参照
フォームよりもいく分高い圧縮強度を提供することを示
している。
最後になお、例20〜23により製造されたフォームが参
照フォームよりも空気湿分に対する高い抵抗性を示した
ことが指摘されている。この効果は特にフォーム中のラ
ミー繊維の含分に起因されるべきかもしれない。
例1〜23中に詳述された処方および試験条件は、もち
ろん専ら本発明を詳述するために使用された例である。
もちろん純粋な熱可塑性澱粉の代わりに熱可塑性澱粉を
含有するポリマー混合物を使用することは可能である。
この場合、いずれにせよ混合物の全体粘度が本質的には
純粋な熱可塑性澱粉の粘度以下にならないことに注意を
払うべきである。さらに、ラミー繊維の代わりに、一方
では生物学的に分解可能であり、他方では水を毛管活性
的に結合することができるような他の充填剤を使用する
ことは可能である。本発明の本質は、生物学的に分解可
能なポリマーを発泡させるため、発泡材または遊離水の
代わりに、いずれにせよ生物学的に分解可能な、水を毛
管活性的に結合することができるような充填剤を使用す
るという根本思想である。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に生物学的に分解可能なポリマーフ
    ォームを製造する方法において、熱可塑性澱粉または破
    壊された澱粉、あるいは熱可塑性澱粉または破壊された
    澱粉と少なくとも1つの生物学的に分解可能な疎水性ポ
    リマーとからなるポリマー混合物を、生物学的に分解可
    能な繊維状またはカプセル状の材料と一緒に混合し、但
    しこの材料は水を毛管活性に結合することができ、かつ
    少なくとも部分的に水が添加されているか、または飽和
    されているものであり、引続き、または別々の処理段階
    で、ポリマー/材料混合物を圧力および温度の制御下
    に、ポリマーの発泡を生じさせるため、材料中で毛管結
    合した水が除去されるように、後加工されることを特徴
    とする、生物学的に分解可能なポリマーフォームを製造
    する方法。
  2. 【請求項2】熱可塑性澱粉、または熱可塑性澱粉を含有
    するポリマー混合物を、繊維状またはカプセル状の、水
    を添加されたかまたは飽和された材料30重量%までと一
    緒に混合し、この場合、熱可塑性澱粉または熱可塑性の
    澱粉/ポリマー混合物の含水量は5重量%未満である、
    請求の範囲1記載の方法。
  3. 【請求項3】熱可塑性澱粉または熱可塑性澱粉/ポリマ
    ー混合物と、繊維状またはカプセル状材料との混合を、
    100〜200℃の温度範囲内で行なう、請求の範囲1または
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】繊維状材料またはカプセル状材料が少なく
    とも1つの次の繊維: 麻、ジュート、サイザル麻、木綿、亜麻/リンネル、桑
    実状絹および/またはマニラ麻を包含する、請求の範囲
    1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】繊維状またはカプセル状材料が少なくとも
    1つの次の物質: 通気粘土、シリカゲル、アガロースゲル、セファテック
    スゲルおよび/またはセライト を包含する、請求の範囲1から3までのいずれか1項記
    載の方法。
  6. 【請求項6】繊維状またはカプセル状材料がラミー繊維
    を包含する、請求の範囲1から4までのいずれか1項記
    載の方法。
  7. 【請求項7】ポリマー混合物が熱可塑性澱粉とともに、
    少なくとも1つの次の疎水性ポリマー: − 置換度2以下を有するセルロース誘導体、例えばセ
    ルロースエーテル、セルロースエステムまたはセルロー
    ス混合エステル; − 脂肪族ポリエステル、例えばポリカプロラクトン、
    ポリヒドロキシ−酪酸、ポリヒドロキシ−酪酸−ヒドロ
    キシ−バレリアン酸−コポリマーおよびポリー乳酸; − 疎水性蛋白質、例えばゼイン;および − ポリ酢酸ビニルを100%は加水分解しないようにし
    て製造されたポリビニルアルコール を含有する、請求の範囲1から4までのいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】ポリマー混合物がポリマー相助剤もしくは
    巨大分子の分散剤を包含し、この場合の、相助剤もしく
    は分散剤が澱粉相と疎水性ポリマー相との分子結合に役
    立つ、請求の範囲7記載の方法。
  9. 【請求項9】熱可塑性の加工可能な澱粉を製造するか、
    もしくは加水分解するため、膨潤剤または可塑剤とし
    て、もしくは軟化剤として、少なくとも1つの次の物
    質: − ソルビトール、グリセリン、ペンタエリトリトー
    ル、トリメチルプロパン、ポリビニルアルコール、ヒド
    ロキシ酸、例えば乳酸および/またはその塩、ポリビニ
    ルアルコール、エトキシル化されたポリアルコール、お
    よび/または前述の物質の混合物 を使用する、請求の範囲1から8までのいずれか1項記
    載の方法。
  10. 【請求項10】熱可塑性澱粉または、1重量%未満の含
    水量を有する熱可塑性澱粉/ポリマー混合物と、0.3〜
    4.0mmの繊維長を有する、水で飽和したラミー繊維2〜2
    0重量%とを、120〜180℃の温度範囲で混合する、請求
    の範囲1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】フォーム製造のため、熱可塑性澱粉もし
    くは熱可塑性澱粉/ポリマー混合物を、200〜210℃の温
    度でミラー繊維を用いて加工処理し、その結果、ラミー
    繊維中で毛管活性的に結合しており、熱可塑性澱粉を膨
    張させるために発泡材として使用されるような水の除去
    が惹起される、請求の範囲1から10までのいずれか1項
    記載の方法。
  12. 【請求項12】生物学的に分解可能なポリマーフォーム
    を製造するために適当なポリマー混合物を製造する方法
    において、熱可疎性澱粉または、熱可塑性澱粉および1
    重量%未満の含水量を有する疎水性ポリマーとを含有す
    るポリマー混合物と、水で飽和したラミー繊維30重量%
    までとを、130〜170℃の温度範囲で混合することを特徴
    とする、生物学的に分解可能なポリマーフォームの製造
    に適当なポリマー混合物を製造する方法。
  13. 【請求項13】生物学的に分解可能なポリマーフォーム
    において、発泡熱可塑性澱粉、または熱可塑性澱粉およ
    び疎水性ポリマー少なくとも1つを包含する発泡ポリマ
    ー混合物のフォームがラミー繊維を添加されていること
    を特徴とする、生物学的に分解可能なポリマーフォー
    ム。
  14. 【請求項14】熱可塑性澱粉および、フォームの全重量
    に対してラミー繊維少なくとも3〜30重量%を含有す
    る、請求の範囲13記載のポリマーフォーム。
  15. 【請求項15】発泡熱可塑性澱粉が、軟化剤として、熱
    可塑性澱粉の全重量に対してグリセリン、ソルビトール
    またはこれらの混合物20〜35重量、ならびにフォームの
    全重量に対してラミー繊維4〜8重量%を包含する、請
    求の範囲13または14のいずれか1項記載のポリマーフォ
    ーム。
  16. 【請求項16】生物学的に分解可能なポリマーフォーム
    の製造に適当なポリマー混合物において、熱可塑性澱粉
    または、熱可塑性澱粉および少なくとも1つの疎水性ポ
    リマーを含有するポリマー混合物が、本質的に水で飽和
    したラミー繊維と一緒に存在することを特徴とする、生
    物学的に分解可能なポリマーフォームの製造に適当なポ
    リマー混合物。
  17. 【請求項17】熱可塑性澱粉の重量に対してグリセリ
    ン、ソルビトールまたはこれらの混合物20〜35重量を含
    有するポリマー混合物が、ポリマー混合物の全重量に対
    して4〜8重量%の含分を有する、本質的に水で飽和し
    たラミー繊維と一緒に混合され、存在することを特徴と
    する、請求の範囲16記載のポリマー混合物。
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