JP2628495B2 - シート材積載装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子写真装置等の画像形成装置本体側部に
配備されて該画像形成装置の給送部にシート材を搬入す
るシート材積載装置に関し、特に駆動手段により昇降可
能なシート材積載台（リフタ）を有するシート材積載装
置に関する。

（従来の技術及び問題点） 電子写真装置等の画像形成装置にあっては、画像の転
写を受ける複写用紙等のシート材（転写材）は多量に使
用される。そこで画像形成装置本体側部に多量のシート
材を収納して使用に待機せしめるシート材積載装置を配
備し、煩瑣なシート材の補給回数を減らして作業の軽減
を図ることを目的とした画像形成処理が知られている。

上記目的のためのシート材積載装置としては、多量の
シート材を積載可能としかつ最上位のシート材から順次
画像形成装置内へ搬入されるよう昇降可能な積載台を有
するものが従来から知られている。

かかるシート材積載装置は、通常積載されたシート材
に塵等が付着・堆積せぬよう該積載装置用のカバーで覆
われており、該カバーはシート材の補給のために少なく
とも一部が開閉可能となっている。

上述のごとくシート材積載装置では、例えば上記カバ
ーが開かれると同時に多量のシート材を一度に補給収納
可能とする、シート材積載装置の最下部位置までシート
材積載台（以下リフタとする）を駆動降下させるもの
や、上記カバーを開くことによりリフタの駆動系を解除
し、該駆動系の負荷を軽減するためにリフタの底部を支
持すべく配設されているバランスばねの押上力とシート
材を積載したリフタの重量が均衡する中間位置までリフ
タを降下させ、該位置にてリフタを保持するもの等が存
在している。

ところが、上述の従来シート材積載装置のうちリフタ
を最下部位まで降下させる前者の形式のものにあって
は、シート材の補給時であるか、内部点検時であるかに
拘らず、上記装置カバーを開けるとリフタは常に、多量
のシート材を収納可能にとすべく設定された最大降下可
能位置まで降下してしまう。そのため少量のシート材を
補給して早く画像形成工程に入りたい場合でも、上記装
置カバーを開けるとリフタは上記最大降下可能位置まで
必要以上に降下することとなり、リフタを上昇させ再起
動可能となるまでに長時間を擁することとなる。

また、上記シート材を積載するリフタは画像形成部を
収容せる画像形成装置本体側とシート材積載装置側を仕
切るガイド板に沿って昇降するように配設されている
が、このガイド板が画像形成装置本体の内部点検のため
開閉可能に設けられているものも多く、かかる形式のも
のでは、画像形成装置内部でシート材のジャム等が発生
した場合、操作者が上記ガイド板を開けて画像形成装置
内を点検する。その際にも、シート材積載装置の上記カ
バーを開けることとなるので、上述のシート材補給時と
同様の問題を生じることとなる。

また、従来装置のうち後者のバランスばねによりリフ
タの底部を支持する形式のものでは、シート部材を積載
したリフタの重量とばねの押上力の均衡する中間位置に
てリフタが停止することとなるが、該中間位置はシート
材の残量によって変り不特定位置となる。そのため、上
述した前者のリフタが常に最下部位置まで降下する装置
と同様に、リフタが必要以上に降下する場合や、逆にリ
フタの下降が不十分であるため操作者がばねの押上力に
抗してリフタを押下げながら作業をしなければならない
という場合も生じる。

以上、詳細に説明したごとく従来のシート材積載装置
は、シート材の補給時及びシート材のジャム等のトラブ
ル処理時にあって、作業効率及び操作性において問題点
を有している。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上述した従来装置の有していた問題点を解
決したもので、 画像転写用のシート材を画像形成部へ供給する給送部
に対して、昇降可能な積載台上に複数枚のシート材を積
載し最上位のシート材から一枚毎順次上記供給送部に搬
送する搬入手段を上記給送部に臨む位置に有し、上記積
載台は、上記画像形成部を収容する画像形成装置本体側
と上記搬入手段側とを仕切るガイド板に沿って昇降可能
とされているシート材積載装置において、 上記ガイド板に配設され、画像形成装置本体の内部点
検用の開閉可能な点検扉と、 上記積載台が上記点検扉の開閉に支障なき範囲で予め
定められる停止位置に該積載台が下降したことを検出す
る検出手段と、 上記積載台を下降させ、上記検出手段による信号を受
けて積載台を上記停止位置に停止せしめる制御手段を有
する、 ことにより構成される。

（実施例） 以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施例装置に
ついて説明する。第１図は本発明の一実施例装置として
のシート材積載装置の概要構成を示す斜視図、第２図は
画像形成装置本体の側部から搬入される転写用のシート
材を一枚毎受け、これを画像形成部に供給する給送部
に、シート材を搬入すべく第１図の一実施例装置を画像
形成装置に適用した例を示す概要構成図である。また、
第３図は第２図に示される画像形成装置本体Ｍと第１図
に示されるシート材積載装置１を仕切るガイド板及び該
ガイド板に設けられた内部点検用扉の公正を拡大して示
す図である。

第１図に示されるシート材積載装置１は、複数枚のシ
ート材を積載するシート材用の積載台８（以下、リフタ
８とする）を有している。このリフタ８の両端には、該
リフタ８を昇降可能とするためのチェーン10,10が配設
されている。この両チェーン10,10はリフタ８に設けら
れた固着部材８′を介してリフタ８に該チェーン10,10
の一部が固着され、ギア等の駆動力伝達手段を介して正
逆回転可能なリフタモータ９の駆動力を受けて該リフタ
８を昇降可能としている。なお、同図のごとくチェーン
10,10を配設したときは、該チェーン10,10は画像形成装
置本体側で収容されることとなり、二点鎖線で示される
後述の画像形成装置本体側とシート材積載装置側を仕切
るガイド板に沿ってリフタ８が昇降することとなる。ま
た、リフタ８の昇降は、シート材の搬入がなされる画像
形成装置のシート材給送部に望む位置から下方への所定
範囲内となる。

上記リフタ８は、後述の制動手段により上記所定範囲
内で任意に設定される複数の中間停止位置及び最大下降
位置で、シート材の非搬入状態で停止可能となってい
る。この中間停止位置は、必要により一または二以上の
任意高さ位置として定められ、例えば単位補給量となる
一冊の（ワンパッケージ）分のシート材を補給するため
の位置、または画像形成装置の内部点検時用の位置等と
なる。リフタ８が上記中間停止位置まで降下したことを
検出する手段として例えば第一の検出スイッチ13、第二
の検出スイッチ14が配設される。また、最大下降位置を
検出する手段として、第三の検出スイッチ15が配設され
る。上記スイッチ13はシート材のワンパッケージを収納
するための補強位置に対応して配設され、上記スイッチ
14は通常使用するに十分な量の複数パッケージ分のシー
ト材を収納するための中間停止位置に対応し、かつリフ
タ８の昇降に支障なき位置に配設され、さらに上記スイ
ッチ15は画像形成装置本体内で発生したシート材のジャ
ムを処理するために底部近傍に配設される。

さらに、上記検出スイッチ13,14,15からの信号を受け
て、上記リフタ８を該検出スイッチ13,4,15の設定され
た中間停止位置または最大下降位置に停止せしめる制動
手段として、例えばギア等の減速手段を有して所定回転
数とされたリフトモータ９の回転軸に固定されるブレー
キ円板11と、該ブレーキ円板11にブレーシューを当接し
て制動するための保持ソレノイド12が配設される。

なお、検出スイッチ13,14,15のいずれの信号によりリ
フタ８を停止させるかは、その目的に応じて切替えられ
る。この切替は、リフタ８上のシート材の有無、画線形
成装置内のトラブル等に応じて上記リフタモータ９の正
逆回転及び上記制動手段の保持ソレイド12への通電を制
御するために配設される後述の制御手段20（第２図参
照）によってなされる。

また、上述実施例のシート材積載装置１の上部には画
像形成装置の画像形成動作に連動して画像形成装置内へ
シートを搬入するため、第１図には示されていないが、
画像形成装置の給送部50へ最上位のシート材から順次搬
入するピックアップロール２、リフタ８上のシート材の
最上面位置を検出するシート面検出センサ、このシート
面検出センサの近傍に位置してリフタ８上のシート材の
存在を確認するためのシート材検知センサ５等や画像形
成装置内でシート材を搬送するための公知の搬送手段51
が配設されている（第２図参照）。

次に、上述第１図に示さた本実施例装置を画像形成装
置に適用した場合の具体例として第２図図及び第２図に
示されるガイド板４の構成を詳細に示す第３図に基づい
て、第１図をも考慮しつつ説明する。

第２図に示される画像形成装置本体Ｍの右側面には、
上述した一実施例としてのシート材積載装置１がチェー
ン10,10を画像形成装置本体Ｍの内部に収容された状態
で配備されている。

また、同図では、画像形成装置本体Ｍの内部点検用扉
4a,4bは両チェーン10,10（第１図参照）の中間位置にて
該装置本体Ｍと８シート材積載装置１を仕切るガイド板
４の一部として設けられている。ここで第３図に基づい
てガイド板４について説明する。

ガイド板４の一部を構成する大部点検用扉4a,4bは図
示しないシート材積載装置の前後フレームに備えられた
回動中心60,71に対してそれぞれ回動可能である。さら
に点検用扉4bについてはその両側端で、画像形成装置Ｍ
本体のシート材搬送路Ａの一部を形成する開閉可能なガ
イド板54と連結するリンク72の嵌合軸72′が長穴73に対
してスライド可能に嵌合し、ばね74により点検用扉4bを
直立状態にしたときガイド板54を閉方向に付勢するよう
になっている。さらに下部のガイド板4cの下方位置には
リフタ８の裏面に形成される突部81と一端で接触するコ
ロ付のレバーアーム82が回動軸83回りに回動可能に支持
され、そのレバーアーム82の他端84は開閉リンク85と回
動可能に係合している。この開閉リンク85はその上部に
おいて点検用扉4bの下方側端部75に係合されると共に、
シート材積載装置のフレームとの間に張設されるばね86
により常に下方へ付勢されている。その結果点検用扉4b
は上方の点検用扉4aに突当って閉じる方向に付勢されて
いる。なお、本装置ではレバーアーム82の回動軸83より
下方の位置に上述の第三の検出スイッチ15が配設され、
該スイッチ15の位置までリフタ８が下降したときに上述
したごとくの開閉機構であるので、リフタ８の突部81が
バーアーム82のコロ付の端部を押し下げ、これにより該
バーアーム82の他端に係合する開閉リンク85が押し上げ
られて点検用扉4bさらにリンク72を介することで該点検
用扉4b及び８ガイド板54が自動的に開くようになってい
る。

また、本具体例では第２図に示されるように画像形成
装置本体Ｍに、操作者が少量のシート材を補給して早く
画像形成動作を再開したいときに予め入力を行なう指示
入力部40が配設されている。この指示入力40による入力
があると後述の制御手段20にその旨の信号が発せられ第
一の検出スイッチ13の信号を受けた時にリフタ８が該位
置に停止するよう制御されている。

なお、シート材積載装置１には、第２図に示されるご
とくシート材補給時及びトラブル発生時に一部が開閉可
能な装置カバー６と、該カバー６の開閉を検出し、危険
防止のためカバー６が閉状態のときのみ動作可能なON状
態とするスイッチ３が設けられている。さらに、同図で
は第１図に図示されていなかった、ピックアップロール
２及びシート材検知センサ５が示されている。

また、画像形成装置本体Ｍの内部には、他種類のシー
ト材を収納したカセット47a,47b及び転写部30へ搬送さ
れるシート材の画像形成位置の調整のために同期をとる
レジストローラ48等公知の手段が配設されている。

さらに、該画像形成装置本体Ｍには転写部30へ搬送さ
れるシート材の通過をレジストローラ48の前で確認する
シート材検出センサ49及び後述するリフタ８の上昇・下
降を制御する制御手段20が配設されている。

上記制御手段20は、上記センサ49、上述したカバー６
の閉状態を確認するスイッチ３、リフタ８上の８シート
材の存在を確認するためのシート材検知センサ５からの
信号を受けて、シート材積載装置１のリフトモータ９
（第１図参照）の正逆回転を制御してリフタ８の昇降を
行なう。該制御手段20は、さらにピックアップロール２
の回転終了後に所定時間経過しても上記センサ49がシー
ト材を検出しないとき、あるいは上記シート材検出セン
サ５がシート材を検出しないときはリフタ８を降下させ
て第二の検出スイッチ14の信号を受けて該位置で、また
は画像形成装置内のカセット47a,47bからシート材を供
給中に所定時間を経過してもセンサ49がシート材を検出
しないときはリフタ８を降下させて第三の検出スイッチ
15の検出信号を受けて該位置で、リフタ８を停止させる
べき、保持ソレノイド（第１図参照）への通電を制御し
ている。また、上記指示入力部40に操作者からの入力が
あると第一の検出スイッチ13の信号を受けて該位置でリ
フタ８を停止させるべく制御を行なうこととなる。な
お、第３図において説明したごとく本装置における第一
の検出スイッチ13はシート材のワンパッケージの補給時
用として設定され、第二の検出スイッチ14はシート材補
給時の作業効率及び画像形成装置本体Ｍの上側の内部点
検用扉4aの開閉の範囲を考慮して設定されており、第三
の検出スイッチ15は、下側の点検用扉4bの開閉に支障な
き底部近傍に設定されている。

以下、画像形成装置本体Ｍに適用された上述実施例装
置１の動作について説明する。

通常、カバー６の閉状態を確認するスイッチ３がON状
態であるときはの上述の制御手段20がリフタモータ９を
回転させてリフタ８を上昇させ最上位のシート材を搬入
可能位置で保持する。

ここで、シート材のジャム等のトラブルがなく、リフ
タ８上にシート材が無くなったことをシート材検知セン
サ５が検知した場合には、画像形成装置本体Ｍ内の制御
手段20に信号を発する。この信号を受けた制御手段はリ
フタモータ９を逆転させてリフタ８を降下させる。そし
てリフタ８が降下して第二の検出スイッチ14を作動させ
るとリフタモータ９への通電停止すると共に、保持ソレ
ノイド12への通電を停止してブレーキ板11にブレーキシ
ューを当接させリフタ８を第一の検出スイッチ14の位置
に停止させる。なお、操作者が予め指示入力部40への入
力を行ない、少量のシート材を補給して早く動作を再開
したい旨の指示をした場合は、第一の検出スイッチ13の
位置に停止させる。その後操作者がカバー６を開けてシ
ート材を補給し再びカバー６を閉じるとスイッチ３がON
に変りリフタモータ９を再び正転させてリフタ８を上昇
させて、シート材の搬入が可能となる。

次に、画像形成装置本体Ｍの給送部にシート材が搬入
されない場合や、シート材のジャム等が発生し、画像形
成装置本体Ｍの内部点検が必要となった場合について説
明する。

シート材搬入中に、ピックアップロール２の回転駆動
が開始されてから所定時間経過してもシート材検出セン
サ49によりシート材の通過が確認されないときは、上述
したシート材補給時と同様第二の検出スイッチ14の位置
までリフタ８を降下させる。これにより上側の点検扉4a
を開き画像形成装置本体Ｍの内部点検が可能となる。

また、画像形成装置本体Ｍに内蔵されたシートカセッ
ト47a,47bからシート材供給中に、上述同様センサ49に
よりシート材の通過が確認されないときには、第三の検
出スイッチ15の位置までリフタ８を降下させる。このと
き上述の第３図の機構を有する下側の点検扉4bは自動的
に開き画像形成装置の内部下側の検出が可能となる。

以上、第１図に示した実施例装置及びこれを適用した
第２図及び第３図に示される具体例で詳述したごとく、
リフタ８の昇降可能な範囲内に、シート材の非搬入状態
となる中間停止位置（上述例では第一、第二の検出スイ
ッチ位置）及び最大下降位置（第三の検出スイッチ位
置）を設け、これをシート材補給時及びシート材のジャ
ム等のトラブル発生時の状況に対応した、任意の中間停
止位置として設定することでリフタ８の不必要な降下の
防止及び必要時のリフタの十分な降下を確保できる。

なお、上述第２図の具体例では、シート材積載装置１
のピックアップロール２と画像形成装置内のシート材検
出センサ49とを制御手段20を介して連動させることで、
操作者によらずリフタ８が所定位置まで降下することと
しているが、連動機構を設けずシート材積載装置１の外
部に単独のスイッチを設け、操作者による入力でリフタ
８を降下させることも可能である。もちろん、連動機構
と単独のスイッチを併用させてもよい。

次に第４図に基づいて他の実施例装置について説明す
る。なお、本実施例装置も上述の実施例装置と同様に画
像形成装置の本体側部に配設されることとなり、その基
本的構成は同様であるので特徴的部分を中心に説明す
る。上宛の実施例では中間の停止位置に検出スイッチ1
3,14.15を設け該位置のみでの停止が可能となっている
が、本実施例装置はこれによらずリフタモータ９の回転
軸にクロック円板16を固着し、該回動軸の回転に伴うク
ロック円板の回転量を計数するフォトインタラプタ17を
配設し、この係数値に基づいてリフタ８の昇降量を定
め、中間停止位置として設定するものである。この場
合、上述例のごとく検知スイッチを配設位置等を考慮す
る必要がなく、その停止位置の設定・変更が容易であ
る。なお、上述実施例の検知スイッチと本実施例装置を
組合せて使用することも可能である。

（発明の効果） 以上説明したごとくの本発明に係る構成を有するシー
ト材積載装置にあっては、ジャム等のトラブル発生時
に、積載台を点検扉の開閉に支障なき範囲で予め定めら
れる停止位置に下降させて停止させるようにしたため、
点検扉を開けてトラブルの処理が容易に行える。このよ
うに、本発明では、シート材のジャム発生等のトラブル
処理時には積載台は適切な位置まで十分降下しているの
で操作性が向上する。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の一実施例装置の概要構成を示す斜視
図、第２図は第１図装置を画像形成装置に適用した一例
を示す図、第３図は画像形成装置内とシート材積載装置
を仕切るガイド板の構成を示す図、第４図は他の実施例
を示す図である。 １……シート材積載装置 ８……シート材積載台（リフタ） 13,14,15……停止位置（13……第一の検出スイッチ,14
……第二の検出スイッチ,15……第三の検出スイッチ） 20……制御手段 Ｍ……画像形成装置本体

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】画像転写用のシート材を画像形成部へ供給
   する給送部に対して、昇降可能な積載台上に複数枚のシ
   ート材を積載し最上位のシート材から一枚毎順次上記給
   送部に搬送する搬入手段を上記給送部に臨む位置に有
   し、上記積載台は、上記画像形成部を収容する画像形成
   装置本体側と上記搬入手段側とを仕切るガイド板に沿っ
   て昇降可能とされているシート材積載装置において、 上記ガイド板に配設され、画像形成装置本体の内部点検
   用の開閉可能な点検扉と、 上記積載台が上記点検扉の開閉に支障なき範囲で予め定
   められる停止位置に該積載台が下降したことを検出する
   検出手段と、 上記積載台を下降させ、上記検出手段による信号を受け
   て積載台を上記停止位置に停止せしめる制御手段とを有
   することを特徴とするシート材積載装置。
2. 【請求項２】画像形成装置内でのシート材のジャムを検
   出するジャム検出装置を有し、該ジャム検出手段の検出
   に基づいて上記制御手段は上記積載台を下降させて上記
   停止位置に停止させることとする請求項（１）に記載の
   シート材積載装置。