JP2628170B2 - 超音波リニア駆動装置 - Google Patents

超音波リニア駆動装置

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JP2628170B2
JP2628170B2 JP62219791A JP21979187A JP2628170B2 JP 2628170 B2 JP2628170 B2 JP 2628170B2 JP 62219791 A JP62219791 A JP 62219791A JP 21979187 A JP21979187 A JP 21979187A JP 2628170 B2 JP2628170 B2 JP 2628170B2
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electrode
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piezoelectric vibrator
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敬介 本多
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Honda Electronics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、直線移動して位置決めができる超音波リニ
ア駆動装置に関するものである。
[従来技術] 従来、駆動体を直線移動するための装置としては、電
線を巻くことによって形成されたコイルの中心に磁性体
からなる駆動体が装着され、コイルに電流を流すことに
よって、コイルに発生する磁力によって駆動体が吸引さ
れるか、反発されることにより、駆動体を直線状に移動
するものが知られている。
[問題点を解決するための手段] しかしながら、このような巻線を使用した駆動装置で
は、駆動体が直線方向に所定の距離だけ移動することは
できるが、その中間の位置で任意に停止することはでき
ないという欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記問題点を解決するために、リング状の
圧電体振動子の両面にそれぞれほぼ中心を通る分割線で
それぞれ2つに分割され、該両面の分割線が互いに所定
の角度でずれた電極を設け、前記圧電体振動子の一方の
面の一方の電極と他方の面の一方の電極の間に所定の周
波数の交流電源を接続することにより、一方向に移動す
る進行波を発生し、前記圧電体振動子の一方の面の一方
の電極と他方の面の他方の電極に所定の周波数の交流電
源を接続して反対方向に移動する進行波を発生する超音
波モータと、超音波モータによって回転する回転円板
と、該回転円板の一部に一端が固着され、かつ前記回転
円板の回転により巻き取られるベルトと、該ベルトの他
端に設けられた接続部と、該接続部及びその近傍のベル
トを直線状に移動させるガイドとからなることを特徴と
する。
[作用] 本発明によれば、正逆転方向に進行波を発生する超音
波モータが低速、大トルクを持っているので、その特性
を利用して、回転円板を超音波モータで正逆転してベル
トを直線状に駆動し、ベルトの先端に設けた接続部をガ
イドのどの位置でも停止させることができる。
[実施例] 第1図は、本発明の1実施例の超音波リニア駆動装置
の断面図、第2図は、第1図の超音波リニア駆動装置の
平面図で、ケース1に回転部1aとこの回転部1aの接線方
向に直線状に伸びるガイド部1bが設けられ、回転部1aに
回転円板2が回転軸3によって回転自在に支持されてい
る。また、回転円板2にフレキシブルの金属または合成
樹脂からなるベルト4の一端が固着され、ベルト4の他
端に接続部5が設けられ、この接続部5はケース1のガ
イド部1bに設けた溝1cから外に突出している。また、ケ
ース1の側面に超音波モータ6が固着され、この超音波
モータ6の回転と回転円板2の回転軸3が接続されてい
る。
このように構成した本実施例の超音波リニア駆動装置
は、第1図に示すように回転円板2を矢印Aの方向に回
転すると、接続部5が矢印Bの方向に直線状に移動さ
れ、また第3図に示すように回転円板2を矢印Cの方向
に回転すると、ベルト4が回転円板2に巻き取られ、接
続部5は矢印Dの方向に移動される。
なお、超音波モータ6としては、例えば本発明者が発
明した超音波駆動装置(昭和62年7月26日提出の発明の
名称「超音波駆動装置」の特許出願参照)を使用するこ
とができる。これは、第4図に示すようにリング状の圧
電体振動子7の両面にそれぞれ分割線8c、9cで分割され
た電極8a、8b及び9a、9bを設け、圧電体振動子7の一方
の面の分割された電極8aと他方の面の一方の分割された
電極9aと他方の分割された電極9bの間にスイッチ18を介
して交流電源19を接続し、スイッチ18を切り替えて、圧
電体振動子7の一方の面の分割された一方の電極8aと他
方の面の分割された一方の電極9aに交流電圧を印加する
と、圧電体振動子7の表面に一方向に移動する進行波が
発生し、又、スイッチ18を切り替えて、圧電体振動子7
の一方の面の分割された一方の電極8aと他方の面の一方
の分割された電極9bに交流電圧を印加すると、圧電体振
動子7の表面に逆方向に移動する進行波が発生する。
このように構成した圧電体振動子7からなる超音波モ
ータに直線回転円板2を圧接させることにより、回転円
板2を正逆転して任意に停止することができ、ベルト4
の先端の接続部5をガイド部1bの任意の位置に移動でき
る第1図の超音波リニア駆動装置を構成することができ
る。
なお、第5図に示したように、多数のボール10を回転
自在に支持した回転体11の回転軸11aをケース12に設け
たベアリング13で支持し、またボール10は支持体14と接
触板15の間に支持され、接触板15に第4図の圧電体振動
子7を接触させ、ケース12の下部にスプリングワッシャ
ー16を介して底部材17をビス等でケース12に固着する。
そして、圧電体振動子7の電極8aと9aまたは9bのそれぞ
れ1つに交流電圧を印加すると、ボール10が移動する方
向に回転体11が回転するので、この回転体11の回転軸11
aに接続された被回転体を回転することができる。
この超音波駆動装置は回転体11のボール10がスプリン
グワッシャー16で押圧されているので、交流電圧を遮断
すると、回転体11はその位置に停止する。従って、第1
図に示す超音波リニア駆動装置の回転軸3の代わりに回
転軸11aを回転円板2に固定して回転円板2を正逆転駆
動、停止すると、ベルト4に設けた接続部5の位置をガ
イドの任意の位置に停止させることができる。この接続
部5が直線状に移動するので、ソレノイドの代りに使用
することができ、またリニアアクチュエータとして利用
することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明は、超音波モ
ータが低速、大トルクを持っているので、その特性を利
用して、超音波モータで回転円板を回転回転し、回転円
板に連結したベルトを直線状に駆動することにより、ベ
ルトの接続部をガイドのどこの位置でも停止させること
ができ、それによってリニアアクチュエータとして使用
することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の超音波リニア駆動装置の側
面断面図、第2図は第1図の超音波リニア駆動装置の平
面図、第3図は第1図の超音波リニア駆動装置の動作説
明図、第4図は超音波モータに使用する圧電体振動子の
斜視図、第5図は超音波モータの側面断面図である。 1……ケース、1a……回転部、1b……ガイド部、2……
回転円板、3……回転軸、4……ベルト、5……接続
部、6……超音波モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状の圧電体振動子の両面にそれぞれ
    ほぼ中心を通る分割線でそれぞれ2つに分割され、該両
    面の分割線が互いに所定の角度でずれた電極を設け、前
    記圧電体振動子の一方の面の一方の電極と他方の面の一
    方の電極の間に所定の周波数の交流電源を接続すること
    により、一方向に移動する進行波を発生し、前記圧電体
    振動子の一方の面の一方の電極と他方の面の他方の電極
    に所定の周波数の交流電源を接続して反対方向に移動す
    る進行波を発生する超音波モータと、前記超音波モータ
    によって正逆転する回転円板と、該回転円板の一部に一
    端が固着され、かつ前記回転円板の回転により巻き取ら
    れるベルトと、該ベルトの他端に設けられた接続部と、
    該接続部及びその近傍のベルトを直線状に移動させるガ
    イドとからなる超音波リニア駆動装置。
JP62219791A 1987-07-26 1987-09-02 超音波リニア駆動装置 Expired - Lifetime JP2628170B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62219791A JP2628170B2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02 超音波リニア駆動装置
US07/221,718 US4945275A (en) 1987-07-26 1988-07-20 Ultrasonic driving device
EP88111832A EP0301430B1 (en) 1987-07-26 1988-07-22 An ultrasonic driving device
DE3889797T DE3889797T2 (de) 1987-07-26 1988-07-22 Ultraschalltreiberanordnung.
CA000573082A CA1292267C (en) 1987-07-26 1988-07-26 Ultrasonic driving device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62219791A JP2628170B2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02 超音波リニア駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6464570A JPS6464570A (en) 1989-03-10
JP2628170B2 true JP2628170B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=16741079

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JP2852352B2 (ja) * 1989-07-18 1999-02-03 本多電子株式会社 カードリーダーの駆動装置

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JPS612368U (ja) * 1984-06-11 1986-01-09 昭和電線電纜株式会社 ケ−ブル送り出し装置

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JPS6464570A (en) 1989-03-10

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