JP2628153B2 - 映像デイジタル伝送方式 - Google Patents

映像デイジタル伝送方式

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JP2628153B2
JP2628153B2 JP61172489A JP17248986A JP2628153B2 JP 2628153 B2 JP2628153 B2 JP 2628153B2 JP 61172489 A JP61172489 A JP 61172489A JP 17248986 A JP17248986 A JP 17248986A JP 2628153 B2 JP2628153 B2 JP 2628153B2
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了造 岸本
哲也 三木
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はデイジタル映像信号の特性を利用してデイ
ジタル映像信号の伝送容量を可変にして伝送する映像デ
イジタル伝送方式に関するものである。
「従来の技術」 従来、映像信号をデイジタル伝送する場合、走査され
て発生する映像信号の情報量が一定となるように符号化
を行い伝送していた。これは従来のデイジタル伝送方式
が時分割多重(TDM)されていたため、それぞれの情報
の多重化に際して、各情報源の情報量が同一でないと多
重化が困難なためであつた。そのため情報源の情報量が
少ない場合は、わざわざ余剰ビツトを挿入すること行つ
ていた。
高度情報社会においては音声、データ、動画像等のあ
らゆる種類の情報を統一的に通信網で供給する必要があ
り、パケツト通信により、動画像を含むすべての情報を
バースト化して伝送する必要がある。この発明は映像信
号が有する情報量を忠実に符号化し、情報量に応じて可
変的にデイジタル伝送することを目的とするものであ
る。
従来、映像信号をデイジタル符号化して伝送する場
合、映像信号の同期等のため映像信号を一定量のフレー
ム内に詰め込み、時分割多重を行つていた。そのため情
報量の発生が少ない場合は、余剰ビツトをも挿入してい
た。第1図は壁11の前に人物12が座つている画面を示し
ている。背景としての壁11の部分13においては画面の広
い領域にわたつて同じ情報を含んでいるため、品質を一
定に保つたままで高能率符号化を行うことが可能であ
る。それに対して人物12を含む部分14においては、人物
12を含んでおり、また人物12が動くと多くの情報量が発
生するため、高能率符号化を行うことが困難となる。
「問題点を解決するための手段」 第1発明によればデイジタル映像信号が複数の画素か
らなるブロックに分割され、その各ブロックから1画素
が基本画素として画素間引き手段で抜き出され、各ブロ
ックごとに前フレームと現フレームとの上記基本画素の
差をとり、しきい値と比較して動画か静止画かの判定が
動き判定手段で行われ、各ブロックを区別するブロック
判定情報が発生され、動き判定手段により動画領域と判
定されると、そのブロック内の基本画素以外の追加画素
が、周辺ブロックの基本画素からフィールド内補間手段
で補間され、その補間された画素と原画素との差信号が
動画領域歪計算手段で計算され、動き判定手段で静止画
領域と判定されると、そのすべての画素について前フレ
ームのその同一ブロックの同一画素を用いてフレーム間
補間手段で補間され、静止画領域で現フィールドの原画
素とその補間に用いた前フレームの画素との差信号が静
止画領域歪計算手段で計算され、各フィールドごとに、
上記動画領域歪計算手段で計算された差信号のヒストグ
ラムが静止画領域歪ヒストグラム作成手段で作成され、
動画ブロックで基本画素だけを伝送するモードと、静止
画ブロックでどの画素も伝送しないモドとが、歪が大き
いブロックから順に追加画素も伝送するモードにモード
判定手段で変更して所定の圧縮率にされ、各ブロックご
とに上記ブロック判定情報、モード情報、これに応じた
画像情報がブロックに含まれる走査線の整数倍毎にメモ
リに蓄積され、その蓄積された映像信号に自端末及び相
手端末識別のための情報及び画面における位置情報を識
別ヘッダとして取り付けて出力される。
「実施例」 第2図にこの発明の実施例を示す。入力端子11からの
映像信号はクロツク発生回路12に入力され、その映像信
号に含まれる映像同期信号から映像サンプリング・クロ
ツクが発生される。そのクロツクによりAD変換回路13で
入力端子11の映像信号はデイジタル信号に変換される。
そのデイジタル映像信号はクロツク発生回路12により映
像信号に含まれる映像同期信号から作られるその映像の
ライン周波数の整数倍のクロツクでメモリ14に蓄積され
る。その蓄積された映像信号に、自端末および相手端末
識別のための情報および画面のどの部分に相当するかの
情報をヘツダ組み立て回路15で識別ヘツダとして取り付
けられ、出力端子16より伝送信号として伝送される。
映像信号の高能率符号化方式の一例として、各種のブ
ロツク符号化方式があり、ブロツク単位で処理が行われ
る場合がある。このブロツク符号化方式をこの発明に適
用した例を第3図に第2図と対応する部分に同一符号を
付けて示す。AD変換回路13よりデイジタル映像信号はそ
の映像の画面がブロツク内画像処理回路17で複数の画素
からなるブロツクに分割され、そのブロツクに含まれる
走査線の整数倍毎にメモリ14に分割・蓄積される。その
蓄積された映像情報に自端末および相手端末識別のため
の情報および画面における位置情報を識別ヘツダとして
ヘツダ組み立て回路15で取り付け伝送される。この場合
はブロツクに含まれる走査線の整数倍毎にメモリ14に分
割・蓄積することにより、情報量の発生を映像信号に忠
実に行うことができる。
符号化方式として可変密度サブサンプリングを用いる
場合の例の動作流れ図を第4図に、第5図にその構成例
を示す。まず入力端子11の映像信号はAD変換回路13でデ
イジタル信号に変換される。そのデイジタル映像信号は
2画素×2画素で構成されたブロツク毎にまとめられ、
画素間引き回路18で4画素の中から1画素を抜き出し基
本画素とする(S1)。次に画面を動画領域のブロツクと
静止画領域のブロツクに分けるため、ブロツク動き判定
回路19でブロツク内の前フレームと現フレームとの両基
本画素の差をとり(S2)、動き判定のしきい値と比較す
る(S3)。なおどのブロツクが動画、静止画かを受信側
に伝送するため、ブロツク判定情報発生回路21でブロツ
ク判定情報22を発生させる(S4)。
動画領域のブロツクでは、フイールド内補間回路23で
現フイールド内のブロツク周辺の基本画素からブロツク
内の他の3つの画素、つまり追加画素をフイールド内補
間する。(S5)。次に動画領域用歪計算回路24で補間さ
れた画素を現フイールドの原画素との差信号により歪計
算をする(S6)。静止画領域のブロツクでは、フレーム
間補間回路25ですべての画素は前フレームの同一ブロツ
クの画素を用いて補間することとし(S7)、歪は静止画
領域用歪計算回路26で現フイールドの原画素と補間に用
いた前フレームの画素との差をとる(S8)。1フイール
ド中の歪計算をした後、歪の大きいものから選定し、歪
のヒストグラムを作成するが、この際、現フイールドの
基本画素を用いている動画領域用ブロツクと前フレーム
の画素を用いている静止画領域用ブロツクとでは圧縮率
が異なるため、歪のヒストグラムは動画領域用歪ヒスト
グラム作成回路27と静止画領域用歪ヒストグラム作成回
路28で別々に作成する。ここで動画ブロツクで基本画素
だけ伝送されるモードをCモード、静止画ブロツクでど
の画素も伝送しないモードをNモード、歪が大きく追加
画素も伝送するモードをEモードとすると、モード判定
回路29においてC,Nモードとそれぞれ歪の大きいものか
らEモードに変更し、圧縮率が一定、例えば1/2になる
まで変更する(S9)。モード判定回路29においてC,Nモ
ードそれぞれ歪の大きいものからEモードに変更する場
合、同一歪の場合、動画領域では静止画領域より歪が視
覚的に見えにくいため、Nモードの歪を悪くする。つま
り歪の大きい順を決めるためのしきい値を静止画領域よ
り動画領域を大とする。モード判定回路29からの出力と
してのブロツク毎のモード情報31と画像情報32およびブ
ロツク判定情報22は、ブロツクに含まれる走査線の整数
倍毎にメモリ33で蓄積され、その蓄積された映像情報に
自端末および相手端末識別のための情報および画面にお
ける位置情報が識別ヘツダとしてヘツダ組み立て回路15
で取り付けられ、伝送信号として出力端子16より伝送す
る。この方式は映像の細かさが画面の場所により異なる
ことを利用して映像の帯域圧縮を行う可変密度サブサン
プリングを利用したものである。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明は映像信号がブロック
に分割され、その各ブロックが有する情報量に応じて忠
実に符号化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は変化がない部分と変化がある部分とよりなる画
像の例を示す図、第2図および第3図はそれぞれこの発
明の映像デイジタル伝送方式の各例を示すブロツク図、
第4図は可変密度サンプリング方式によるこの発明の処
理例を示す流れ図、第5図は第4図の動作を実行する構
成例を示すブロツク図、である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−62286(JP,A) 特開 昭62−122485(JP,A) 特公 昭50−6125(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイジタル映像信号を複数の画素からなる
    ブロックに分割する手段と、 上記各ブロックから1画素を基本画素として抜き出す画
    素間引き手段と、 各ブロックごとに前フレームと現フレームとの上記基本
    画素の差をとり、しきい値と比較して動画か静止画かの
    判定をする動き判定手段と、 各ブロックを区別するブロック判定情報を発生させる手
    段と、上記動き判定手段により動画領域と判定される
    と、そのブロック内の基本画素以外の追加画素を、周辺
    ブロックの基本画素から補間するフィールド内補間手段
    と、 上記補間された画素と原画素との差信号を計算する動画
    領域歪計算手段と、 上記動き判定手段で静止画領域と判定されると、そのす
    べての画素について前フレームのその同一ブロックの同
    一画素を用いて補間するフレーム間補間手段と、 上記静止画領域で現フィールドの原画素とその補間に用
    いた前フレームの画素との差信号を計算する静止画領域
    歪計算手段と、 各フィールドごとに、上記動画領域歪計算手段で計算さ
    れた差信号のヒストグラムを作成する動画領域歪ヒスト
    グラム作成手段と、 各フィールドごとに、上記静止画領域歪計算手段で計算
    された差信号のヒストグラムを作成する静止画領域歪ヒ
    ストグラム作成手段と、 動画ブロックで基本画素だけを伝送するモードと、静止
    画ブロックでどの画素も伝送しないモードとを、歪が大
    きいブロックから順に追加画素も伝送するモードに変更
    して所定の圧縮率にするモード判定手段と、 各ブロックごとの上記ブロック判定情報、モード情報、
    これに応じた画素情報をブロックに含まれる走査線の整
    数倍毎にメモリに蓄積する手段と、 その蓄積された映像信号に自端末及び相手端末識別のた
    めの情報及び画面における位置情報を識別ヘッダとして
    取り付けて出力するヘッダ組み立て手段とを有し、 上記歪が大きいブロックの順を決めるしきい値として動
    画ブロックのしきい値の方が静止画ブロックのしきい値
    より大に選定されていることを特徴とする映像デイジタ
    ル伝送方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS506125A (ja) * 1973-05-21 1975-01-22
JPS6162286A (ja) * 1984-09-04 1986-03-31 Univ Nagoya 画像信号帯域圧縮方式
JPS62122485A (ja) * 1985-11-22 1987-06-03 Canon Inc 画像情報伝送システム

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