JP2627766B2 - 2−フェノキシピリミジン誘導体及び除草剤 - Google Patents

2−フェノキシピリミジン誘導体及び除草剤

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JP2627766B2 JP9006388A JP9006388A JP2627766B2 JP 2627766 B2 JP2627766 B2 JP 2627766B2 JP 9006388 A JP9006388 A JP 9006388A JP 9006388 A JP9006388 A JP 9006388A JP 2627766 B2 JP2627766 B2 JP 2627766B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な2−フェノキシピリミジン誘導体及び
これを有効成分として含有する水田、畑及び非農耕地に
適用できる除草剤に関するものである。
(従来の技術) これまで除草剤として2−フェノキシピリミジン誘導
体が有効であることが知られている〔特開昭54−55729
号公報明細書及びアグリカルチュラル・アンド・バイオ
ロジカル・ケミストリィ30巻、9号、896頁(196
6)〕。
(発明が解決しようとする課題) しかし、これらの公報明細書に記載された化合物は一
年生雑草に対する除草活性が弱く、しかも多年生雑草に
対しては殆ど除草活性を示さないという欠点を有してい
る。
本発明者らは2−フェノキシピリミジン誘導体につい
て除草活性が優れ、作物に対する安全性も高い化合物の
開発を目的に鋭意研究した結果、ピリミジン環にジフェ
ニルエーテルがエーテル結合した本発明化合物が一年生
雑草はもとより多年生雑草、特にハマスゲに対して優れ
た除草効果を示すとともに、作物に対する安全性が高い
ことを見出し本発明を完成した。
(課題を解決するための手段) 本発明のピリミジン誘導体は 一般式 (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基又は低級ア
ルコキシ基を示し、nは0、1又は2を示し、R1は水素
原子、又はベンジル基を示す。)にて表される。
上記の一般式でXのハロゲン原子としてはフッ素原
子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。
低級アルキル基としては、炭素数1〜4の直鎖又は枝分
かれしたアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、se
c−ブチル基、tert−ブチル基が挙げられる。また低級
アルコキシ基としては炭素数1〜4の直鎖又は枝分かれ
したアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブト
キシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基が挙げら
れる。
次に前記一般式で表される本発明化合物を第1表に例
示する。尚、化合物番号は以後の記載において参照され
る。
本発明化合物は次の方法によって製造することができ
る。
(A法) (式中、R2は低級アルキル基、2−(トリメチルシリ
ル)エチル基又はベンジル基を示し、Mはアルカリ金属
又は、アルカリ土類金属を示し、Xは前記と同じ意味を
示す。) 一般式〔I〕で表される本発明化合物は、一般式〔I
I〕で表される化合物を塩基の存在下、極性溶媒、水又
は極性溶媒と水との混合溶媒中、室温乃至溶媒の沸点の
温度範囲で0.5〜36時間反応させ一般式〔III〕で表され
る化合物を製造した後、この化合物を酸析することによ
って製造することができる。ここに使用される溶媒とし
ては例えばメタノール、エタノール、2−プロパノール
等のアルコール系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン系溶媒が挙げられる。また塩基としては炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩類、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類が
挙げられる。
また一般式〔II〕においてR2がベンジル基を示す場合
は、水素による接触還元法により一般式〔I〕で表され
る化合物を製造することもできる。更に一般式〔II〕に
おいてR2が2−(トリメチルシリル)エチル基を示す場
合はテトラブチルアンモニウムフルオライドと反応させ
ることにより一般式〔I〕で表される化合物を製造する
こともできる。
(B法) (式中、Yはハロゲン原子、アルキルスルホニル基、ベ
ンジルスルホニル基又は置換ベンジルスルホニル基を示
し、R1、X及びnは前記と同じ意味を示す。) 本発明化合物の中で、一般式〔VI〕で表される化合物
は一般式〔IV〕で表される化合物と一般式〔V〕で表さ
れる化合物とを塩基の存在下、好ましくは溶媒中で、室
温乃至溶媒の沸点の温度範囲で1〜24時間反応させるこ
とにより製造することができる。無溶媒下で反応を行う
場合は塩基として無水炭酸カリウムのようなアルカリ金
属の炭酸塩等を使用して120〜160℃温度範囲で反応させ
ることもできる。
ここで使用できる溶媒としては例えばベンゼン、トル
エン、キシレン等の炭化水素系溶媒、塩化メチレン、ク
ロロホルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒、メタノー
ル、エタノール、2−プロパノール等のアルコール系溶
媒、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メ
チル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルム
アミド、ジメチルタセトアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル及び水等が
挙げられる。また塩基としては金属ナトリウム、金属カ
リウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属及
び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭
酸塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化
金属類が挙げられる。
次に、本発明化合物の製造法を実施例を挙げて説明す
る。
実施例1 2−(4−クロロフェノキシ)−6−(4,6−ジメトキ
シピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸ベンジル(化
合物番号4)の合成 2−(4−クロロフェノキシ)サリチル酸ベンジル
(4.6g)、(4,6−ジメトキシ−2−メチルスルホニル
ピリミジン(3.3g)及び炭酸カリウム(2.0g)をジメチ
ルホルムアミド(20ml)に懸濁し、100℃で2時間加熱
攪拌した。冷却後、反応液を水に注ぎ、エーテルで抽出
した。抽出液は飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣
をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し目的化合物
(4.9g)を得た。
屈折率▲n20 D▼=1.5920 実施例2 2−(3,5−ジメトキシフェノキシ)−6−(4,6−ジメ
トキシピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸(化合物
番号13)の合成 10%パラジウムチャコール(0.5g)をメタノール(15
0ml)及び酢酸(10ml)に懸濁後、2−(3,5−ジメトキ
シフェノキシ)−6−(4,6−ジメトキシピリミジン−
2−イル)オキシ安息香酸ベンジル(5.6g)を加え、常
圧下接触還元を行った。水素の吸収が止んだところで触
媒を濾別し、濾液を濃縮した。残渣をエーテルに溶解
後、エーテル層を水洗、乾燥し溶媒を減圧下に留去して
目的化合物を白色結晶(4.0g)として得た。
融点132〜134℃ 実施例3 2−(3−フルオロフェノキシ)−6−(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸(化合物番
号28)の合成 2−(3−フルオロフェノキシ)−6−(4,6−ジメ
トキシピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸2−(ト
リメチルシリル)エチル(4.9g)をジメチルホルムアミ
ド(30ml)に溶解後、テトラブチルアンモニウムフルオ
ライド(9.5g)加え、15分間室温で攪拌した。反応液を
水に注いだ後、少量の飽和硫酸水素カリウム水溶液を加
え、エーテルで抽出した。抽出液を水洗し、乾燥後、溶
媒を減圧下に留去して目的化合物(3.5g)を得た。
融点130〜131℃ 本発明の除草剤は本発明化合物を有効成分として含有
してなる。本発明化合物を除草剤として使用する場合、
化合物のみ又はこれに農薬の製剤化に際し通常用いられ
る担体、界面活性剤、分散剤、補助剤等を配合して、水
和剤、粒剤、乳剤又は粉剤等の各種形態に製剤して使用
することができる。
ここで担体としてはジークライト、タルク、ベントナ
イト、クレー、カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、
バーミキュライト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の固体
担体及び2−プロパノール、キシレン、シクロヘキサノ
ン、メチルナフタレン等の液体担体等が挙げられる。界
面活性剤及び分散剤としてはアルコール硫酸エステル
塩、アルキルアリールスルホン酸塩リグニンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレングリコールエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノアルキレート等が挙げられる。補助
剤としてはカルボキシメチルセルロース、ポリエチレン
グリコール、アラビアゴム等が挙げられる。使用に際し
ては適当な濃度に希釈して散布するか又は直接施用す
る。
本発明の除草剤は畑地において雑草の発芽前又は発芽
後に土壌処理又は茎葉に処理する。また、水田において
も雑草の発芽前又は発芽後に湛水土壌処理又は茎葉に処
理する。本発明の除草剤は有効成分で10アール当り0.01
g〜1kg施用する。また植物茎葉に散布する場合は0.1〜1
0000ppmに希釈して施用する。更に、本発明の除草剤は
他の除草剤と混合して使用することもできる。
次に、本発明の除草剤の製剤の実施例を挙げる。尚、
実施例中の%は重量百分率を示す。
実施例4 水和剤 化合物(3)10%、エマルゲン810(花王株式会社登
録商標)0.5%、デモールN(花王株式会社登録商標)
0.5%、クニライト201(クニミネ工業株式会社登録商
標)20%及びジークライトCA(ジークライト株式会社登
録商標)69%を均一に混合し粉砕して水和剤とした。
実施例5 乳剤 化合物(2)30%、シクロヘキサノン20%、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル11%、アルキルベ
ンゼンスルホン酸カルシウム4%及びメチルナフタレン
35%を均一に溶解して乳剤とした。
実施例6 粒剤 化合物(8)5%、ラウリルアルコール硫酸エステル
のナトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウム5
%、カルボキシメチルセルロース2%及びクレー86%を
均一に混合し粉砕する。この混合物100重量部に水20重
量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜32メッ
シュの粒状に加工した後、乾燥して粒剤とした。
実施例7 粉剤 化合物(19)2%、珪藻土5%及びクレー93%均一に
混合粉砕して粉剤とした。
(発明の効果) 本発明の除草剤は畑地に発生するヒエ、メヒシバ、オ
ヒシバ、エノコログサ、スズメノテッポウ、スズメノカ
ラビラ、カラスムギ、イタリアンライグラス、オオイヌ
タデ、アオビユ、シロザ、イチビ、アメリカキンゴジ
カ、エビスグサ、ハコベ、ノアサガオ、オナモミ、コゴ
メガヤツリ、メリケンニクキビ、イッチグラス、ウマノ
チャヒキ、ソバカズラ、ノハラガラシ、アメリカセンダ
ングサ等の一年生雑草、及びハマスゲ、ジョンソングラ
ス、ギョウギシバ、シバムギ等の多年生雑草をも有効に
防除することができる。また水田に発生するタイヌビ
エ、タマガヤツリ、コナギ、ホタルイ、ヘラオモダカ等
の一年生雑草及びミズガヤツリ、ウリカワ、クロガワイ
等の多年生雑草を有効に防除することができる。一方、
作物に対する安全性は高く特に麦に対する安全性が高
い。更に、本発明の除草剤は前述の公報明細書等記載の
化合物と比較しても一年生雑草はもとよりハマスゲ、ジ
ョンソングラス等の多年生雑草に対する除草効果が優れ
ている。
次に、本発明化合物の奏する効果を試験例を挙げて説
明する。尚試験例における比較化合物は次の化合物を示
す。
比較化合物1 3−(5−クロロピリミジン−2−イル)オキシ安息香
酸エチル(特開昭54−55729号公報記載化合物) 比較化合物2 5−(5−クロロピリミジン−2−イル)オキシ−2−
ニトロ安息香酸エチル(特開昭54−55729号公報記載化
合物) 比較化合物3 4,6−ジメチル−2−(m−トリルオキシ)ピリミジン
〔アグリカルチュラル・アンド・バイオロジカル・ケミ
ストリィ30巻、9号、896頁(1966年)記載化合物〕 比較化合物4 2−(3−ブロモフェノキシ)−5−クロロピリミジン
(特開昭54−55729号公報記載化合物) また各表の試験植物は次の略記号で示す。
ヒエ:Ec メヒシバ:Di オオイヌタデ:Po アオビユ:Am シロザ:Ch コゴメガヤツリ:Cy ハマスゲ:Cr ジョンソングラス:So 小麦:Tr セイヨウノダイコン:Ra タマガヤツリ:Cd コナギ:Mo ホタルイ:Sc 試験例1 畑作茎葉処理試験 土壌を充填した100cm2ポットにヒエ、メヒシバ、オオ
イヌタデ、アオビユ、シロザ及びコゴメガヤツリの各種
子を播種し、0.5〜1cmの厚さに覆土した。ポットは20〜
25℃のガラス室内で2週間育成した後に実施例4に準じ
て調製した水和剤の所定量を水で希釈し、10アール当り
100の割合で茎葉に散布した。調査は第2表の基準に
従い薬剤処理14日目に行った。結果を第3表に指数で示
す。
試験例2 畑作土壌処理試験 土壌を充填した100cm2ポットにヒエ、メヒシバ、オオ
イヌタデ、アオビユ、シロザ及びコゴメガヤツリの各種
子を播種し、0.5〜1cmの厚さに覆土した。播種翌日に実
施例4に準じて調製した水和剤の所定量を水で希釈し、
10アール当り100の割合で土壌表面に散布した。調査
は第2表の基準に従い薬剤処理20日目に行った。結果を
第4表に指数で示す。
試験例3 多年生雑草に対する効果試験 土壌を充填した600cm2ポットにハマスゲの塊茎及びジ
ョンソングラスの地下茎を覆土が0.5〜1cmの厚さになる
ように埋め込んだ。土壌処理では埋め込み1日後に、実
施例4に準じて調製した水和剤の所定量を水で希釈し、
10アール当り100の割合で土壌表面に散布した。ま
た、茎葉散布ではポットを20〜25℃のガラス室内で2週
間育成した後に実施例4に準じて調製した水和剤の所定
量を水で希釈し、10アール当り100の割合で茎葉に散
布した。尚、薬液には展着剤としてサーファクタントWK
を2000ppm加えた。調査は土壌処理では薬剤処理30日目
に、茎葉処理では薬剤処理21日目に行った。結果を第2
表の基準に従い第5表に指数で示す。
試験例4 土壌処理による選択性試験 土壌を充填した100cm2ポットに小麦、オオイヌタデ、
アオビユ及びセイヨウノダイコンの各種子を播種し、0.
5〜1cmに覆土した。播種翌日に実施例4に準じて調製し
た水和剤の所定量を水で希釈し、10アール当り100の
割合で土壌表面に散布した。調査は薬剤散布30日目に行
った。結果は除草効果を第2表の基準に従い、薬害を第
6表の基準に従い第7表に指数で示す。
試験例5 茎葉処理による選択性試験 土壌を充填した100cm2ポットに小麦、オオイヌタデ、
アオビユ及びセイヨウノダイコンの各種子を播種し、0.
5〜1cmに覆土した。ポットは20〜25℃のガラス室内で2
週間育成した後に実施例4に準じて調製した水和剤の所
定量を水で希釈し、10アール当り100の割合で茎葉に
散布した。尚、薬液には展着剤としてサーファクタント
WKを2000ppm加えた。調査は薬剤処理21日目に行った。
結果は除草効果を第2表の基準に従い、薬害を第6表の
基準に従い第8表に指数で示した。
試験例6 茎葉処理による選択性試験 土壌を充填した100cm2ポットに小麦、オオイヌタデ及
びアオビユの各種子を播種し、0.5〜1cmに覆土した。ポ
ットは20〜25℃のガラス室内で2週間育成した後に実施
例4に準じて調製した水和剤の所定量を水で希釈し、10
アール当り100の割合で茎葉に散布した。尚、薬液に
は展着剤としてサーファクタントWKを2000ppm加えた。
調査は薬剤処理21日目に行った。結果は除草効果を第2
表の基準に従い、薬害を第6表の基準に従い第9表に指
数で示す。
試験例6 水田雑草防除試験 100cm2ポットに水田土壌を充填し代掻きした後、ヒ
エ、タマガヤツリ、コナギ及びホタルイの各種子を播種
し、5cmに湛水した。播種翌々日に実施例4に準じて調
製した水和剤を水で希釈し、有効成分で10アール当り10
0gの割合で水面に処理した。調査は第2表の基準に従い
薬剤処理後21日目に行った。結果を第10表に指数で示し
た。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 智 静岡県小笠郡菊川町加茂1809番地 審査官 内藤 伸一

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基又は低級ア
    ルコキシ基を示し、nは0、1又は2を示し、R1は水素
    原子、又はベンジル基を示す。)にて表される2−フェ
    ノキシピリミジン誘導体。
  2. 【請求項2】一般式 (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基又は低級ア
    ルコキシ基を示し、nは0、1又は2を示し、R1は水素
    原子、又はベンジル基を示す。)にて表される2−フェ
    ノキシピリミジン誘導体を有効成分として含有すること
    を特徴とする除草剤。
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