JP2627747B2 - 押出成形用電気絶縁組成物 - Google Patents
押出成形用電気絶縁組成物Info
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- JP2627747B2 JP2627747B2 JP62186322A JP18632287A JP2627747B2 JP 2627747 B2 JP2627747 B2 JP 2627747B2 JP 62186322 A JP62186322 A JP 62186322A JP 18632287 A JP18632287 A JP 18632287A JP 2627747 B2 JP2627747 B2 JP 2627747B2
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- Japan
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- tear strength
- rubber
- extrusion molding
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、耐熱性、耐油性及び耐溶剤性に優れるとと
もに、引裂強度の高い安価な押出成形用電気絶縁組成物
に関するものである。
もに、引裂強度の高い安価な押出成形用電気絶縁組成物
に関するものである。
（従来の技術） シリコーンゴムとフッ素ゴムの混和物を主成分とする
組成物は、優れた耐熱性、耐油性、耐溶剤性及び加工性
を有し、かつフッ素ゴムやフッ素樹脂よりも安価である
ことから、例えば、特許出願人が先に提案した特願昭61
−12478号、特願昭61−28458号、特願昭61−34450号、
特願昭61−34451号、特願昭61−34452号、特願昭61−34
453号、特願昭61−34454号等の中で述べたように、自動
車、工作機械、発電機、モーター等で使用される電線、
チューブ、パッキンまたはコード状ヒーターなどの電気
絶縁体として利用され始めている。
組成物は、優れた耐熱性、耐油性、耐溶剤性及び加工性
を有し、かつフッ素ゴムやフッ素樹脂よりも安価である
ことから、例えば、特許出願人が先に提案した特願昭61
−12478号、特願昭61−28458号、特願昭61−34450号、
特願昭61−34451号、特願昭61−34452号、特願昭61−34
453号、特願昭61−34454号等の中で述べたように、自動
車、工作機械、発電機、モーター等で使用される電線、
チューブ、パッキンまたはコード状ヒーターなどの電気
絶縁体として利用され始めている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、製品の耐カットスルー性に影響を及ぼ
す絶縁体の引裂強度は、シリコーンゴムの含有量の増加
に伴って低下し、高い引裂強度を有するフッ素ゴムの特
徴が失われてしまう。この現象は充填剤等の通常用いら
れる各種の添加剤によっても改良することができないた
め、フッ素ゴムに比べて安価なシリコーンゴムの含有量
が多いほどその組成物を絶縁体とする押出成形品は、耐
カットスルー性が必要な所には使用できなくなるなど用
途に限界があった。
す絶縁体の引裂強度は、シリコーンゴムの含有量の増加
に伴って低下し、高い引裂強度を有するフッ素ゴムの特
徴が失われてしまう。この現象は充填剤等の通常用いら
れる各種の添加剤によっても改良することができないた
め、フッ素ゴムに比べて安価なシリコーンゴムの含有量
が多いほどその組成物を絶縁体とする押出成形品は、耐
カットスルー性が必要な所には使用できなくなるなど用
途に限界があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、そ
の目的とするところは、耐熱性、耐油性及び耐溶剤性に
優れるとともに、引裂強度の高い押出成形用電気絶縁組
成物を安価に提供することにある。
の目的とするところは、耐熱性、耐油性及び耐溶剤性に
優れるとともに、引裂強度の高い押出成形用電気絶縁組
成物を安価に提供することにある。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するべく本発明による押出成形用電気
絶縁組成物は、シリコーンゴムとフッ素ゴムを重量比3
0:70〜70:30の範囲で混和した混和物100重量部に対し、
５重量部以下の４フッ化エチレン樹脂を添加したことを
特徴とするものである。
絶縁組成物は、シリコーンゴムとフッ素ゴムを重量比3
0:70〜70:30の範囲で混和した混和物100重量部に対し、
５重量部以下の４フッ化エチレン樹脂を添加したことを
特徴とするものである。
本発明において用いられるシリコーンゴムとしては、
例えばフロロシリコーンゴム、メチルフェニルシリコー
ンゴム、メチルフェニルビニルシリコーンゴム、ジメチ
ルシリコーンゴム、メチルビニルシリコーンゴム等が挙
げられる。これらは通常充填剤等をシリコーンゴム100
重量部に対して30〜100重量部程度含んだものがシリコ
ーンゴムコンパウンドとして市販されている。
例えばフロロシリコーンゴム、メチルフェニルシリコー
ンゴム、メチルフェニルビニルシリコーンゴム、ジメチ
ルシリコーンゴム、メチルビニルシリコーンゴム等が挙
げられる。これらは通常充填剤等をシリコーンゴム100
重量部に対して30〜100重量部程度含んだものがシリコ
ーンゴムコンパウンドとして市販されている。
本発明において用いられるフッ素ゴムは、電気絶縁体
としての電気特性を保持するために有機過酸化物で架橋
可能なものが好ましく、例えば、フッ化ビニリデン−６
フッ化プロピレン系共重合体、フッ化ビニリデン−６フ
ッ化プロピレン−４フッ化エチレン系共重合体、４フッ
化エチレン−プロピレン系共重合体等が挙げられる。こ
れらは単独あるいは二種以上を混合して用いられる。
としての電気特性を保持するために有機過酸化物で架橋
可能なものが好ましく、例えば、フッ化ビニリデン−６
フッ化プロピレン系共重合体、フッ化ビニリデン−６フ
ッ化プロピレン−４フッ化エチレン系共重合体、４フッ
化エチレン−プロピレン系共重合体等が挙げられる。こ
れらは単独あるいは二種以上を混合して用いられる。
上記シリコーンゴムとフッ素ゴムは、重量比30:70〜7
0:30の範囲で混和される。シリコーンゴムの使用量が70
を超えて多過ぎると、フッ素ゴムの特徴である耐油性及
び耐溶剤性が低下してしまうとともに、後述する４フッ
化エチレン樹脂の添加による引裂強度向上の効果が得ら
れない。また、シリコーンゴムの使用量が30に満たない
場合は、得られる組成物のコストが上昇してしまう。
0:30の範囲で混和される。シリコーンゴムの使用量が70
を超えて多過ぎると、フッ素ゴムの特徴である耐油性及
び耐溶剤性が低下してしまうとともに、後述する４フッ
化エチレン樹脂の添加による引裂強度向上の効果が得ら
れない。また、シリコーンゴムの使用量が30に満たない
場合は、得られる組成物のコストが上昇してしまう。
本発明においては、上記シリコーンゴムとフッ素ゴム
の混和物100重量部に対して、５重量部以下の４フッ化
エチレン樹脂を添加する。この４フッ化エチレン樹脂
は、組成物の引裂強度を向上させるために非常に重要で
あるが、添加量が５重量部を超えてしまうと、組成物の
粘度が高くなり過ぎ、押出後の製品の外観が悪くなって
しまう。４フッ化エチレン樹脂としては、一般にモール
ディングパウダー、ファインパウダーとして市販されて
いる分子量100万から1000万のものの内、未焼成のもの
が用いられる。
の混和物100重量部に対して、５重量部以下の４フッ化
エチレン樹脂を添加する。この４フッ化エチレン樹脂
は、組成物の引裂強度を向上させるために非常に重要で
あるが、添加量が５重量部を超えてしまうと、組成物の
粘度が高くなり過ぎ、押出後の製品の外観が悪くなって
しまう。４フッ化エチレン樹脂としては、一般にモール
ディングパウダー、ファインパウダーとして市販されて
いる分子量100万から1000万のものの内、未焼成のもの
が用いられる。
尚、本発明いおいては、必要に応じて、架橋剤、架橋
助剤、充填剤等一般に使用されているゴム配合薬品を添
加しても差し支えない。
助剤、充填剤等一般に使用されているゴム配合薬品を添
加しても差し支えない。
（作 用） 本発明の押出成形用電気絶縁組成物は、シリコーンゴ
ムとフッ素ゴムとの混和物に更に添加される４フッ化エ
チレン樹脂が繊維状連鎖となることにより、耐熱性、耐
油性及び耐溶剤性を確保したまま、引裂強度が向上す
る。
ムとフッ素ゴムとの混和物に更に添加される４フッ化エ
チレン樹脂が繊維状連鎖となることにより、耐熱性、耐
油性及び耐溶剤性を確保したまま、引裂強度が向上す
る。
（実施例） 以下に実施例を示し、本発明の内容を更に詳しく説明
する。尚、本実施例においては、４フッ化エチレン樹脂
として、ファインパウダーである三井・デュポンフロロ
ケミカル（株）製、商品名：テフロン（品番6C−Ｊ）を
使用した。
する。尚、本実施例においては、４フッ化エチレン樹脂
として、ファインパウダーである三井・デュポンフロロ
ケミカル（株）製、商品名：テフロン（品番6C−Ｊ）を
使用した。
本実施例ではまず、表−１及び表−２に示した材料を
12インチオープンロールにて混練し、得られた組成物を
シリンダー及びヘッドの温度が80℃に保持された40mmφ
ゴム用押出機にて公称断面積0.75mm2のスズメッキ軟銅
集合撚線からなる導体周上に、肉厚0.5mmに押出被覆し
て絶縁層とし、その後直ちに14kgf/cm2の高圧スチーム
のもとに５分間加熱して絶縁層を架橋させた。
12インチオープンロールにて混練し、得られた組成物を
シリンダー及びヘッドの温度が80℃に保持された40mmφ
ゴム用押出機にて公称断面積0.75mm2のスズメッキ軟銅
集合撚線からなる導体周上に、肉厚0.5mmに押出被覆し
て絶縁層とし、その後直ちに14kgf/cm2の高圧スチーム
のもとに５分間加熱して絶縁層を架橋させた。
また、これとは別に、表−１及び表−２に示した材料
を12インチオープンロールで混練して得られた組成物
を、プレス板の温度が170℃、シリンダー油圧が60kgf/c
m2に保持された50tプレス機にて15分間加圧加熱架橋し
て、縦、横及び厚さが15mm×15mm×1mmのシートも成形
した。
を12インチオープンロールで混練して得られた組成物
を、プレス板の温度が170℃、シリンダー油圧が60kgf/c
m2に保持された50tプレス機にて15分間加圧加熱架橋し
て、縦、横及び厚さが15mm×15mm×1mmのシートも成形
した。
尚、表−１及び表−２に示す配合材料中、充填剤はケ
イ酸質のものを用い、架橋剤及び架橋助剤はそれぞれの
系統に標準的なものを使用した。
イ酸質のものを用い、架橋剤及び架橋助剤はそれぞれの
系統に標準的なものを使用した。
ここで、上述のようにして得られた電線を所定の長さ
に切断したものを試験品として、引張強さ、伸び、耐熱
性、耐油性、耐溶剤性及び外観についての比較試験を行
った。また、プレスシートから採取した小片を試験品と
して、引裂強度の比較試験も行った。
に切断したものを試験品として、引張強さ、伸び、耐熱
性、耐油性、耐溶剤性及び外観についての比較試験を行
った。また、プレスシートから採取した小片を試験品と
して、引裂強度の比較試験も行った。
試験方法としては、引張強さ及び伸びは、JIS C 3005
の規定に従い測定した。
の規定に従い測定した。
耐熱性は、試験品を250℃に保持された恒温槽内で96
時間加熱した後取り出し、室温まで冷却した後、JIS C
3005の規定に従い引張強さ残率及び伸び残率を求めた。
時間加熱した後取り出し、室温まで冷却した後、JIS C
3005の規定に従い引張強さ残率及び伸び残率を求めた。
耐油性については、試験品を150℃に保温された試験
油（ASTM No.3オイル）中に72時間浸漬した後取り出
し、直ちに外径を測定し外径変化率を求めた。
油（ASTM No.3オイル）中に72時間浸漬した後取り出
し、直ちに外径を測定し外径変化率を求めた。
耐溶剤性については、試験品をJIS K 6301に規定され
ている燃料油Ｃ中に常温で48時間浸漬した後取り出し、
直ちに外径を測定し外径変化率を求めた。
ている燃料油Ｃ中に常温で48時間浸漬した後取り出し、
直ちに外径を測定し外径変化率を求めた。
外観は、試験品の表面状態を目視にて確認し、表面に
凹凸等の外観不良が見られるものは「×」、見られない
ものは「○」として評価した。
凹凸等の外観不良が見られるものは「×」、見られない
ものは「○」として評価した。
引裂強度は、JIS K 6301の規定に従い測定した。
これら各種試験の結果は、表−３及び表−４に示し
た。
た。
表−３及び表−４の試験結果によれば、メチルビニル
シリコーンゴムとフッ化ビニリデン系フッ素ゴムが30:7
0の重量比率で配合された混和物100重量部に、４フッ化
エチレン樹脂をそれぞれ１重量部、２重量部、５重量部
添加した実施例１乃至実施例３は、引張強さ、伸び、耐
油性及び耐溶剤性を損なうことなく、十分な引裂強度を
示しており、その引裂強度は４フッ化エチレン樹脂の添
加量の増加にともなって大きくなっている。
シリコーンゴムとフッ化ビニリデン系フッ素ゴムが30:7
0の重量比率で配合された混和物100重量部に、４フッ化
エチレン樹脂をそれぞれ１重量部、２重量部、５重量部
添加した実施例１乃至実施例３は、引張強さ、伸び、耐
油性及び耐溶剤性を損なうことなく、十分な引裂強度を
示しており、その引裂強度は４フッ化エチレン樹脂の添
加量の増加にともなって大きくなっている。
これに対し、４フッ化エチレン樹脂を添加しない他は
実施例１乃至実施例３と同様配合とした比較例１は、引
裂強度が20kgf/cmと不十分であり、また、４フッ化エチ
レン樹脂の添加量を本発明の範囲外である７重量部とし
た他は実施例１乃至実施例３と同様配合とした比較例２
は、52kgf/cmの引裂強度を示しているものの、試験品の
表面に多数の凹凸が見られ外観不良が発生していた。
実施例１乃至実施例３と同様配合とした比較例１は、引
裂強度が20kgf/cmと不十分であり、また、４フッ化エチ
レン樹脂の添加量を本発明の範囲外である７重量部とし
た他は実施例１乃至実施例３と同様配合とした比較例２
は、52kgf/cmの引裂強度を示しているものの、試験品の
表面に多数の凹凸が見られ外観不良が発生していた。
実施例４及び実施例５は、フッ素ゴムとしてエチレン
−プロピレン系のものを使用した他はそれぞれ実施例
１、実施例２と同様配合とした例であり、ともに引張強
さ、伸び、耐油性及び耐溶剤性を損なうことなく、十分
な引裂強度を示している。
−プロピレン系のものを使用した他はそれぞれ実施例
１、実施例２と同様配合とした例であり、ともに引張強
さ、伸び、耐油性及び耐溶剤性を損なうことなく、十分
な引裂強度を示している。
これに対し、４フッ化エチレン樹脂を添加しない他は
実施例４及び実施例５と同様配合とした比較例３は、引
裂強度が17kgf/cmと不十分であり、また、４フッ化エチ
レン樹脂の添加量を本発明の範囲外である７重量部とし
た他は実施例４及び実施例５と同様配合とした比較例４
は、30kgf/cmの引裂強度を示しているものの、試験品の
表面に多数の凹凸が見られ外観不良が発生していた。
実施例４及び実施例５と同様配合とした比較例３は、引
裂強度が17kgf/cmと不十分であり、また、４フッ化エチ
レン樹脂の添加量を本発明の範囲外である７重量部とし
た他は実施例４及び実施例５と同様配合とした比較例４
は、30kgf/cmの引裂強度を示しているものの、試験品の
表面に多数の凹凸が見られ外観不良が発生していた。
実施例６は、実施例２におけるシリコーンゴムとフッ
素ゴムの配合比率を変更した例を示すものであり、24kg
f/cmの引裂強度を示している。
素ゴムの配合比率を変更した例を示すものであり、24kg
f/cmの引裂強度を示している。
これに対し、４フッ化エチレン樹脂を添加しない他は
実施例６と同様配合とした比較例５は、引裂強度が18kg
f/cmと不十分であり、また、４フッ化エチレン樹脂の添
加量を本発明の範囲外である７重量部とした他は実施例
６と同様配合とした比較例６は、32kgf/cmの引裂強度を
示しているものの、試験品の表面に多数の凹凸が見られ
外観不良が発生していた。
実施例６と同様配合とした比較例５は、引裂強度が18kg
f/cmと不十分であり、また、４フッ化エチレン樹脂の添
加量を本発明の範囲外である７重量部とした他は実施例
６と同様配合とした比較例６は、32kgf/cmの引裂強度を
示しているものの、試験品の表面に多数の凹凸が見られ
外観不良が発生していた。
実施例７は、実施例５におけるシリコーンゴムとフッ
素ゴムの配合比率を変更した例を示すものであり、22kg
f/cmの引裂強度を示している。
素ゴムの配合比率を変更した例を示すものであり、22kg
f/cmの引裂強度を示している。
これに対し、４フッ化エチレン樹脂を添加しない他は
上記実施例７と同様配合とした比較例７は、引裂強度が
15kgf/cmと不十分であり、また、４フッ化エチレン樹脂
の添加量を本発明の範囲外である７重量部とした他は実
施例７と同様配合とした比較例８は、27kgf/cmの引裂強
度を示しているものの、試験品の表面に多数の凹凸が見
られ外観不良が発生していた。
上記実施例７と同様配合とした比較例７は、引裂強度が
15kgf/cmと不十分であり、また、４フッ化エチレン樹脂
の添加量を本発明の範囲外である７重量部とした他は実
施例７と同様配合とした比較例８は、27kgf/cmの引裂強
度を示しているものの、試験品の表面に多数の凹凸が見
られ外観不良が発生していた。
尚、本発明の組成物は前記実施例に用いた電線に限ら
ず、コード状ヒータの絶縁体やチューブ、パッキン等の
押出成形品として好適に使用することができる。
ず、コード状ヒータの絶縁体やチューブ、パッキン等の
押出成形品として好適に使用することができる。
（発明の効果） 以上詳述したように本発明によれば、シリコーンゴム
とフッ素ゴムの混和物の優れた耐熱性、耐油性及び耐溶
剤性を確保したまま、引裂強度を大幅に向上させた安価
で実用的な押出成形用電気絶縁組成物を提供することが
可能である。
とフッ素ゴムの混和物の優れた耐熱性、耐油性及び耐溶
剤性を確保したまま、引裂強度を大幅に向上させた安価
で実用的な押出成形用電気絶縁組成物を提供することが
可能である。
Claims (1)
- 【請求項１】シリコーンゴムとフッ素ゴムを重量比30:7
0〜70:30の範囲で混和した混和物100重量部に対し、５
重量部以下の４フッ化エチレン樹脂を添加したことを特
徴とする押出成形用電気絶縁組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62186322A JP2627747B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 押出成形用電気絶縁組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62186322A JP2627747B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 押出成形用電気絶縁組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430105A JPS6430105A (en) | 1989-02-01 |
| JP2627747B2 true JP2627747B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=16186308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62186322A Expired - Lifetime JP2627747B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 押出成形用電気絶縁組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2627747B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20060004340A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-05 | Chaim Ben-Natan | Anti-irritant disposable diaper |
| JP2015160873A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 日立金属株式会社 | 含ふっ素エラストマ組成物及びそれを用いた電線 |
| CN114773857B (zh) * | 2022-03-28 | 2023-05-12 | 青岛科技大学 | 二元复合硅橡胶材料及其制备方法和用途 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222044A (en) * | 1975-08-12 | 1977-02-19 | Yamauchi Rubber Ind Co Ltd | Reinforced elastomer compositions and a process for producing them |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP62186322A patent/JP2627747B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430105A (en) | 1989-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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