JP2626501B2 - 情報転送装置 - Google Patents

情報転送装置

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JP2626501B2
JP2626501B2 JP5248822A JP24882293A JP2626501B2 JP 2626501 B2 JP2626501 B2 JP 2626501B2 JP 5248822 A JP5248822 A JP 5248822A JP 24882293 A JP24882293 A JP 24882293A JP 2626501 B2 JP2626501 B2 JP 2626501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報転送装置に関し、特
に光伝送等比較的長距離のシリアル転送に用いられる情
報転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の情報転送装置は、デー
タを転送する前にコマンドを相手装置に転送してハンド
シェイク処理を行う。従来の情報転送装置は、その入力
部にデータ用ラッチ回路が1個、コマンド用ラッチ回路
が1個それぞれ用意されていた。そして、必要に応じて
データ用ラッチ回路又はコマンド用ラッチ回路の内容が
変換回路にて所定のデータ長のシリアルデータに変換さ
れて転送される構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報転
送装置において、通常のデータ転送を行う場合、転送の
前に転送を行う装置間において各装置の状態ををチェッ
クするハンドシェイクがよく行われるが、この場合装置
間でコマンドの受け渡しが頻繁に実行されることが多
い。この時、コマンド1個の情報量は少ないが、転送時
間や実際にシリアルに変換された時のビット長は一般の
データと同様と考えられる。
【0004】また、転送時間について考えると、装置間
の距離が長い場合、コマンド情報のやりとりが多い場
合、転送距離と情報のやりとりの回数が転送速度を決定
づける。しかし、1回に要する転送時間は改善が困難
で、たとえ実現できたとしても効果としては微少であ
る。したがって、従来の転送装置においては、コマンド
情報のやりとりの回数が多い場合、データ転送の効率が
悪くなるという欠点があった。
【0005】本発明は上述した従来の欠点を解決するた
めになされたものであり、その目的は情報転送効率を向
上させることのできる情報転送装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による情報転送装
置は、所定ビット長を有し順次入力される第1の情報と
前記第1の情報と異なるビット長を有し順次入力される
第2の情報とを転送する情報転送装置であって、N個
(Nは正の整数)の前記第1の情報からなる第3の情報
を保持する第1の保持手段と、前記第2の情報を互いに
異なるタイミングでM個(Mは2以上の整数)保持し、
かつ、この保持情報が前記第3の情報と略同一のビット
長である第2の保持手段と、外部指令に応じて前記第1
の保持手段の保持内容と前記第2の保持手段の保持内容
とを択一的にシリアル転送する転送手段とを有すること
を特徴とする。
【0007】本発明による他の情報転送装置は、互いに
異なるデータ長を有し順次入力される第1及び第2の情
報をシリアル転送する情報転送装置であって、前記第1
及び第2の情報のうちデータ長が大なる情報を順次ラッ
チする第1の保持手段と、データ長が小なる情報を、前
記第1の保持手段の1回のラッチ中に複数回順次ラッチ
する第2の保持手段と、前記第1及び第2の保持手段の
内容を択一的にシリアル転送する転送手段とを含むこと
を特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明による情報転送装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。図において、本実施
例の情報転送装置は、4ビットのコマンド及び8ビット
のデータを入力とするものであり、入力されたコマンド
を保持するためのラッチ回路1及び2と、入力されたデ
ータを保持するためのラッチ回路3と、これらのラッチ
回路に対してクロックを供給するクロック生成回路4と
を含んで構成されている。
【0010】また、本実施例の情報転送装置は、ラッチ
回路1及び2の出力とラッチ回路3の出力とを入力と
し、これらを択一的に出力する選択回路5と、この選択
回路5の出力をシリアル変換するパラレル―シリアル変
換回路6とを含んで構成されている。
【0011】なお、本実施例においては、4ビットのコ
マンドを転送してハンドシェイクを行った後に8ビット
のデータを転送するものとする。
【0012】選択回路5は、順次入力されるコマンドの
入力が完了した時にデータ側に切換えて変換回路6に対
して送出を行う。具体的には、コマンドの内容(ラッチ
回路1及び2の保持内容)がオール0になったときに切
換えを行う。オール1になった場合に切換えるようにし
ても良く、また切換用信号を外部から入力するようにし
ても良い。
【0013】かかる構成において、クロック生成回路4
からのクロックより、8ビットのデータはラッチ回路3
に入力される。また、4ビットのコマンドは2つのラッ
チ回路1,2に入力される。データ用及びコマンド用の
3つのラッチ回路1〜3はクロック生成回路4からクロ
ックの供給を受け、データ又はコマンドを入力するタイ
ミングが与えられている。これらラッチ回路に入力され
た情報は、選択回路5にてデータ側及びコマンド側のい
ずれか一方が選択され、有効な方のみが次段のパラレル
―シリアル変換回路6に入力される。その結果、シリア
ル出力として相手装置に転送される。
【0014】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て図1の各部の動作説明を行う。図中のクロック7はデ
ータ入力用ラッチ回路3用のクロック波形であり、その
波形の立上り部分で入力データが取込まれ、そのハイレ
ベル部分においてデータが出力される。また、図中のク
ロック8はコマンド入力用のラッチ回路1用のクロック
波形であり、その波形の立上り部分で入力コマンドが取
込まれる。さらにまた、図中のクロック9はコマンド入
力用のラッチ回路2用のクロック波形であり、その波形
の立上り部分で入力コマンドが取込まれる。
【0015】図1においては、ラッチ回路1とラッチ回
路2とに対して同一の4ビットのコマンドが接続されて
いるが、データを取込むタイミングが異なるため、コマ
ンドを取込む時刻によりコマンドの内容が変化する可能
性がある。クロック9の波形の立下りの部分でラッチ回
路1に保持されたコマンドとラッチ回路2に保持された
コマンドとがまとめて出力される。図中の符号10には
変換されたデータのタイミングが示されており、同じく
符号11には変換されたコマンドのタイミングが示され
ている。選択回路5にて選択されたもの、つまりコマン
ドかデータかの一方がパラレル―シリアル変換回路6に
入力され、シリアルデータが送出される。
【0016】つまり、1回に変換されるデータ量を比較
すると、データが1個(8ビット)変換される時間に、
コマンドは2個(4+4ビット)変換できることにな
る。このように、コマンドの転送回数を増加することに
より、転送回数を少しでも少なくすることにより結果的
に転送速度を向上させることができるのである。なお、
データかコマンドかを示す識別情報を付加すれば相手装
置においてデータ又はコマンドを正しく認識できる。
【0017】次に、図3を参照して本装置の効果につい
て従来装置と比較しつつ説明する。本例における転送処
理の中で、転送効率向上の効果があるのはコマンドの転
送を行う時であるため、コマンド転送についての機能の
みを説明する。なお、図1及びその説明においては、コ
マンドは4ビットであるとしているが、以後の図3では
説明の簡略のため、コマンドの4ビット中の3ビットに
着目して述べる。
【0018】従来の回路ではコマンドの取込みは、デー
タと同様で1クロック中に1回であり、そのクロック7
が図3に示されている。コマンドの構成要素であるビッ
ト1〜3のそれぞれの変化は図3に符号13,14,1
5で示されている。すなわちコマンドを構成する各ビッ
トについては、ICの製造ばらつきや配線及びプリント
配線板のばらつきにより、その遅延時間にもばらつきが
生じる。この影響は図中の符号13,14,15の波形
の立上りタイミングの時間的ばらつきに現れている。
【0019】従来の転送装置では図3の符号30で示さ
れているようにのタイミングでデータを取込み、の
タイミングで出力する。そのため、図示されているよう
にコマンドが変化すると、のタイミングではビット1
及び3が立上っておらず、のタイミングでは正しい出
力結果が得られない。正しくコマンドが取込まれるのは
のタイミングであり、それが出力されるのはのタイ
ミングとなる。つまり、従来のタイミングにより取込ま
れたコマンドは符号31に示されているようになる。
【0020】次に、実施例の装置におけるデータ取込み
タイミングが符号32で示されている。本例ではのタ
イミングの他に、のタイミングでもコマンドを取込む
ことができるため、正しいコマンドをのタイミングで
出力することができる。よって、符号33で示されてい
るように、従来のタイミングで取込まれていたコマン
ドのビット1及び3がのタイミングで取込まれること
になり、転送効率が向上するという効果が得られる。
【0021】ここで、本例ではデータが8ビット、コマ
ンドがその1/2の4ビットであり、データ1つに対し
てコマンド2つが対応するが、データのビット数が多け
れば多いほど(ラッチ回路3の保持データビット長が長
いほど)また制御信号のやりとりの回数が多ければ多い
ほど、その効果は大きくなる。また、比較的短いデータ
を頻繁に転送する場合に効果が大きい。
【0022】なお、以上の説明でのデータ取込タイミン
グ等については説明がしやすいように設定してあるが、
転送状態に合致するよう最適化を行えば効果も増大する
はずである。また、データのビット数及びコマンドのビ
ット数に応じて、ラッチ回路の数も変更すれば良い。要
するに、シリアル転送されるコマンドを受けるラッチ回
路を複数個設け、これらラッチ回路の内容を同時に転送
することにより、インタフェース間のデータ転送の制御
信号授受の回数を可能な限り低減し、この結果として転
送速度を向上させることができるのである。
【0023】以上の説明においては、4ビット長のコマ
ンド及び8ビット長のデータを転送する装置について説
明したが、それに限らずビット長の異なる複数種類の情
報を転送する装置について広く本発明が適用できること
は明らかである。
【0024】すなわち、4ビット長及び8ビット長のデ
ータを転送する場合や6ビット長のコマンド及び8ビッ
ト長のデータを転送する場合についても本発明を適用す
ることができる。前者の場合は4ビット長のデータを保
持するラッチ回路を2つ設け、8ビット長のデータを保
持するラッチ回路を1つ設ければ良い。後者の場合は6
ビット長のコマンドを保持するラッチ回路を2つ設け、
8ビット長のデータを保持するラッチ回路を1つ設けれ
ば良い。
【0025】特に後者の場合は、コマンドについて6+
6=12ビット長、データについて8ビット長となり、
その長さは一致しない。この場合、コマンドのビット長
である12ビットを転送単位(パラレル―シリアル変換
単位)とし、この転送単位を前提に装置を設計すれば良
い。
【0026】ここで、本発明が適用できる装置として
は、所定ビット長を有し順次入力される第1の情報(例
えば、データ)とこの情報と異なるビット長を有し順次
入力される第2の情報(例えば、コマンド)とを転送す
る情報転送装置であることが前提となる。そして、第1
の情報を転送単位とすれば、この第1の情報を転送する
時間と略同一の時間内に第2の情報を最低2個転送する
ことによって転送効率を向上させることができるのであ
る。
【0027】つまり、N個(Nは正の整数)の情報(例
えば、データ)からなる情報をラッチ回路に保持し、ま
たこの保持された情報と略同一のビット長であり、かつ
M個(Mは2以上の整数)の情報(例えば、コマンド)
からなる情報を他のラッチ回路に保持しておき、これら
を択一的にシリアル転送することにより転送効率を向上
させることができるのである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、N個(N
は正の整数)の情報からなる情報を保持する保持手段
と、この保持された情報と略同一のビット長であり、か
つM個(Mは2以上の整数)の情報からなる情報を保持
する保持手段とを設け、外部指令に応じてこれら保持手
段の保持内容を択一的にシリアル転送することにより転
送効率を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による情報転送装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】図1の装置及び従来の装置におけるコマンドの
取込みタイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1〜3 ラッチ回路 4 クロック生成回路 5 選択回路 6 パラレル―シリアル変換回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ビット長を有し順次入力される第1
    の情報と前記第1の情報と異なるビット長を有し順次入
    力される第2の情報とを転送する情報転送装置であっ
    て、N個(Nは正の整数)の前記第1の情報からなる第
    3の情報を保持する第1の保持手段と、前記第2の情報
    を互いに異なるタイミングでM個(Mは2以上の整数)
    保持し、かつ、この保持情報が前記第3の情報と略同一
    のビット長である第2の保持手段と、外部指令に応じて
    前記第1の保持手段の保持内容と前記第2の保持手段の
    保持内容とを択一的にシリアル転送する転送手段とを有
    することを特徴とする情報転送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報はデータであり、かつ前
    記第2の情報はコマンドであって、前記第1の保持手段
    の保持内容転送前のハンドシェイクの際に前記第2の保
    持手段の保持内容を転送することを特徴とする請求項1
    記載の情報転送装置。
  3. 【請求項3】 互いに異なるデータ長を有し順次入力さ
    れる第1及び第2の情報をシリアル転送する情報転送装
    置であって、前記第1及び第2の情報のうちデータ長が
    大なる情報を順次ラッチする第1の保持手段と、データ
    長が小なる情報を、前記第1の保持手段の1回のラッチ
    中に複数回順次ラッチする第2の保持手段と、前記第1
    及び第2の保持手段の内容を択一的にシリアル転送する
    転送手段とを含むことを特徴とする情報転送装置。
JP5248822A 1993-09-08 1993-09-08 情報転送装置 Expired - Lifetime JP2626501B2 (ja)

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JPH0784944A JPH0784944A (ja) 1995-03-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2969744B2 (ja) * 1990-03-14 1999-11-02 日本電気株式会社 計算機システムのデータ伝送方式
JPH04160663A (ja) * 1990-10-25 1992-06-03 Nippon Steel Corp ディジタル信号処理装置

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