JP2625582B2 - 外部端子接続用導電性ペーストの塗着装置 - Google Patents
外部端子接続用導電性ペーストの塗着装置Info
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- JP2625582B2 JP2625582B2 JP2410236A JP41023690A JP2625582B2 JP 2625582 B2 JP2625582 B2 JP 2625582B2 JP 2410236 A JP2410236 A JP 2410236A JP 41023690 A JP41023690 A JP 41023690A JP 2625582 B2 JP2625582 B2 JP 2625582B2
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、図1に示すよ
うに、二枚の透明基板をその間に液晶を封入して重ね合
わせた液晶表示素子Aとか、或いは、表裏両面のうちい
ずれか一方の両方に各種の電子部品を搭載したプリント
基板等において、その一側縁に対して複数本の外部端子
A1を導電性ペーストA2を使用して適宜ピッチPの間
隔で装着する場合に、前記導電性ペーストA2を、前記
液晶表示素子A又はプリント基板等における一側縁に対
して、前記各外部端子A1と同じピッチ間隔Pで塗着す
るための装置に関するものである。
うに、二枚の透明基板をその間に液晶を封入して重ね合
わせた液晶表示素子Aとか、或いは、表裏両面のうちい
ずれか一方の両方に各種の電子部品を搭載したプリント
基板等において、その一側縁に対して複数本の外部端子
A1を導電性ペーストA2を使用して適宜ピッチPの間
隔で装着する場合に、前記導電性ペーストA2を、前記
液晶表示素子A又はプリント基板等における一側縁に対
して、前記各外部端子A1と同じピッチ間隔Pで塗着す
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、前記のような液晶表示素子Aと
か、或いはプリント基板等において、その側縁に、薄い
金属板製の外部端子A1の複数本を、当該液晶表示素子
又はプリント基板等の表面における電極線又はプリント
配線等に対して電気的に接続するように装着するに際し
ては、前記各外部端子A1と、前記電極線又はプリント
配線等とを導電性ペーストを介して電気的に接続するこ
とが行われる。従って、前記複数本の外部端子A1を液
晶表示素子A又はプリント基板等の側縁に対して装着す
るに際しては、前記液晶表示素子A又はプリント基板等
における側縁に対して、予め、導電性ペーストA2を、
前記各外部端子A1と同じピッチ間隔で、且つ、各外部
端子A1と同じ数だけ塗着しておく必要ある。この場合
における従来の導電性ペースト塗着装置は、前記液晶表
示素子又はプリント基板等と導電性ペースト塗布手段と
の間を横方向に往復動し、且つ、前記液晶表示素子又は
プリント基板等の個所及び前記塗布手段の個所において
上下動するようにしたヘッド部材に、前記一つの液晶表
示素子又はプリント基板等に対して装着される各外部端
子と同数個の転写用ピンを、前記各外部端子と同じピッ
チ間隔で一列状に植設し、このヘッド部材を、前記導電
性ペースト塗布手段に向かって下降動することにより、
前記各転写用ピンの下端面に導電性ペーストを付着し、
次いで、前記ヘッド体が上昇動し、液晶表示素子又はプ
リント基板等の上方まで横移動したのち下降動して、各
転写用ピンの下端を、前記液晶表示素子又はプリント基
板等における側縁に対して接触することにより、前記各
転写用ピンの下端面に付着した導電性ペーストを、前記
液晶表示素子又はプリント基板等における側縁に対して
塗着すると言う構成にしている。ところで、前記液晶表
示素子やプリント基板等において、その機種は、各種に
わたるものであるから、前記液晶表示素子又はプリント
基板等の側縁に装着する各外部端子の間隔ピッチは、前
記液晶表示素子やプリント基板等の機種に応じて相違す
ると共に、前記液晶表示素子又はプリント基板等の側縁
に装着する各外部端子の本数も、同様に、前記液晶表示
素子やプリント基板等の機種に応じて相違するものであ
る。ところが、前記従来の装置においては、ヘッド部材
に対して、一つの液晶表示素子又はプリント基板等に対
して装着される各外部端子と同数個の転写用ピンを、前
記各外部端子と同じピッチ間隔で一列状に植設し、この
各転写用ピンによって、導電性ペーストを塗布手段から
液晶表示素子又はプリント基板等へと移し替えるように
しているので、この従来の装置では、 .取り扱う液晶表示素子又はプリント基板等の機種に
応じて、各外部端子のピッチ間隔が変更になると、ヘッ
ド部材を、これに植設した転写用のピンのピッチ間隔を
前記液晶表示素子又はプリント基板等の機種に応じて設
定したヘッド部材と交換するようにしなければならず、
このヘッド部材の交換に多大の手数を必要とする。 .取り扱う液晶表示素子又はプリント基板等の機種に
応じて、各外部端子の本数が変更になると、この場合に
おいても、ヘッド部材を、これに植設した転写用ピンの
本数を前記液晶表示素子又はプリント基板等の機種に応
じて設定したヘッド部材と交換するようにしなければな
らず、このヘッド体の交換に多大の手数を必要とする。 .転写用ピンのピッチ間隔と転写用ピンの本数とを替
えたヘッド部材を、液晶表示素子又はプリント基板等の
機種の数と同じ数だけ多数個用意しなければならない。 と言う問題があった。
か、或いはプリント基板等において、その側縁に、薄い
金属板製の外部端子A1の複数本を、当該液晶表示素子
又はプリント基板等の表面における電極線又はプリント
配線等に対して電気的に接続するように装着するに際し
ては、前記各外部端子A1と、前記電極線又はプリント
配線等とを導電性ペーストを介して電気的に接続するこ
とが行われる。従って、前記複数本の外部端子A1を液
晶表示素子A又はプリント基板等の側縁に対して装着す
るに際しては、前記液晶表示素子A又はプリント基板等
における側縁に対して、予め、導電性ペーストA2を、
前記各外部端子A1と同じピッチ間隔で、且つ、各外部
端子A1と同じ数だけ塗着しておく必要ある。この場合
における従来の導電性ペースト塗着装置は、前記液晶表
示素子又はプリント基板等と導電性ペースト塗布手段と
の間を横方向に往復動し、且つ、前記液晶表示素子又は
プリント基板等の個所及び前記塗布手段の個所において
上下動するようにしたヘッド部材に、前記一つの液晶表
示素子又はプリント基板等に対して装着される各外部端
子と同数個の転写用ピンを、前記各外部端子と同じピッ
チ間隔で一列状に植設し、このヘッド部材を、前記導電
性ペースト塗布手段に向かって下降動することにより、
前記各転写用ピンの下端面に導電性ペーストを付着し、
次いで、前記ヘッド体が上昇動し、液晶表示素子又はプ
リント基板等の上方まで横移動したのち下降動して、各
転写用ピンの下端を、前記液晶表示素子又はプリント基
板等における側縁に対して接触することにより、前記各
転写用ピンの下端面に付着した導電性ペーストを、前記
液晶表示素子又はプリント基板等における側縁に対して
塗着すると言う構成にしている。ところで、前記液晶表
示素子やプリント基板等において、その機種は、各種に
わたるものであるから、前記液晶表示素子又はプリント
基板等の側縁に装着する各外部端子の間隔ピッチは、前
記液晶表示素子やプリント基板等の機種に応じて相違す
ると共に、前記液晶表示素子又はプリント基板等の側縁
に装着する各外部端子の本数も、同様に、前記液晶表示
素子やプリント基板等の機種に応じて相違するものであ
る。ところが、前記従来の装置においては、ヘッド部材
に対して、一つの液晶表示素子又はプリント基板等に対
して装着される各外部端子と同数個の転写用ピンを、前
記各外部端子と同じピッチ間隔で一列状に植設し、この
各転写用ピンによって、導電性ペーストを塗布手段から
液晶表示素子又はプリント基板等へと移し替えるように
しているので、この従来の装置では、 .取り扱う液晶表示素子又はプリント基板等の機種に
応じて、各外部端子のピッチ間隔が変更になると、ヘッ
ド部材を、これに植設した転写用のピンのピッチ間隔を
前記液晶表示素子又はプリント基板等の機種に応じて設
定したヘッド部材と交換するようにしなければならず、
このヘッド部材の交換に多大の手数を必要とする。 .取り扱う液晶表示素子又はプリント基板等の機種に
応じて、各外部端子の本数が変更になると、この場合に
おいても、ヘッド部材を、これに植設した転写用ピンの
本数を前記液晶表示素子又はプリント基板等の機種に応
じて設定したヘッド部材と交換するようにしなければな
らず、このヘッド体の交換に多大の手数を必要とする。 .転写用ピンのピッチ間隔と転写用ピンの本数とを替
えたヘッド部材を、液晶表示素子又はプリント基板等の
機種の数と同じ数だけ多数個用意しなければならない。 と言う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、導電性ペー
ストを、ヘッド部材に植設した転写用ピンによって、塗
布手段から液晶表示素子又はプリント基板等に移し替え
るに際して、前記液晶表示素子又はプリント基板等の機
種が替わることに応じて、前記一つのヘッド部材に植設
けた転写用ピンにおけるピッチ間隔及び本数のうちいず
れか一方又は両方を変更することが、至極容易にできる
ようにした塗着装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
ストを、ヘッド部材に植設した転写用ピンによって、塗
布手段から液晶表示素子又はプリント基板等に移し替え
るに際して、前記液晶表示素子又はプリント基板等の機
種が替わることに応じて、前記一つのヘッド部材に植設
けた転写用ピンにおけるピッチ間隔及び本数のうちいず
れか一方又は両方を変更することが、至極容易にできる
ようにした塗着装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、液晶表示素子又はプリント基板等を支
持する支持台の側方に、導電性ペーストの塗布手段を配
設し、その上部に、ヘッド部材を、当該ヘッド部材を前
記液晶表示素子又はプリント基板等と前記塗布手段との
間を横方向に往復動し、且つ、前記液晶表示素子又はプ
リント基板の個所及び前記塗布手段の個所において上下
動するようにした作動機構に支持して設け、該ヘッド部
材を、断面多角形の棒状体に形成して、このヘッド部材
を、前記作動機構に対して当該ヘッド部材の軸線の回り
に回転可能に装着し、更に、前記ヘッド部材における各
側面の各々に、当該ヘッド部材に対して出没自在に構成
した複数本の転写用ピンを、当該ヘッド部材の軸線方向
に一定ピッチの間隔で一列状に植設し、この各転写用ピ
ンの各々には、突出方向に付勢するばねを設け、且つ、
前記各転写用ピンにおけるピッチ間隔を、前記ヘッド部
材における各側面の各々について異なったピッチ間隔に
設定する一方、前記塗布手段には、当該塗布手段におけ
る塗布面を塞ぐようにしたシャッター板を、前記ヘッド
部材の軸線方向に移動可能に設ける構成にした。
るため本発明は、液晶表示素子又はプリント基板等を支
持する支持台の側方に、導電性ペーストの塗布手段を配
設し、その上部に、ヘッド部材を、当該ヘッド部材を前
記液晶表示素子又はプリント基板等と前記塗布手段との
間を横方向に往復動し、且つ、前記液晶表示素子又はプ
リント基板の個所及び前記塗布手段の個所において上下
動するようにした作動機構に支持して設け、該ヘッド部
材を、断面多角形の棒状体に形成して、このヘッド部材
を、前記作動機構に対して当該ヘッド部材の軸線の回り
に回転可能に装着し、更に、前記ヘッド部材における各
側面の各々に、当該ヘッド部材に対して出没自在に構成
した複数本の転写用ピンを、当該ヘッド部材の軸線方向
に一定ピッチの間隔で一列状に植設し、この各転写用ピ
ンの各々には、突出方向に付勢するばねを設け、且つ、
前記各転写用ピンにおけるピッチ間隔を、前記ヘッド部
材における各側面の各々について異なったピッチ間隔に
設定する一方、前記塗布手段には、当該塗布手段におけ
る塗布面を塞ぐようにしたシャッター板を、前記ヘッド
部材の軸線方向に移動可能に設ける構成にした。
【0005】
【作用】この構成において、ヘッド部材は、塗布手段の
上方の位置にあるとき、塗布手段に向かって下降動した
のち上昇動することにより、このヘッド部材における各
側面のうち下向きになっている一つの側面に植設した各
転写用ピンの先端面に、導電性ペーストが付着される。
次いで、ヘッド部材は、液晶表示素子又はプリント基板
等の真上まで横移動したのち、液晶表示素子又はプリン
ト基板等に向かって下降動して、前記各転写用ピンが、
前記液晶表示素子又はプリント基板等における側縁に接
当することにより、前記各転写用ピンの下端面に付着し
た導電性ペーストを、前記液晶表示素子又はプリント基
板における側縁に対して塗着するのであり、この塗着が
終わると前記ヘッド部材は上昇動したのち、前記塗布手
段の上方まで戻ると言う作用を繰り返すことにより、前
記各液晶表示素子又はプリント基板等に対して導電性ペ
ーストを塗着するのである。この場合において、本発明
は、前記ヘッド部材を、断面多角形の棒状体に形成し
て、このヘッド部材を、前記作動機構に対して当該ヘッ
ド部材の軸線の回りに回転可能に装着し、更に、前記ヘ
ッド部材における各側面の各々に複数本ずつ植設した各
転写用ピンにおけるピッチ間隔を、前記ヘッド部材にお
ける各側面の各々について異なったピッチ間隔に設定し
たことにより、取り扱う液晶表示素子又はプリント基板
等の機種が替わることで各外部端子のピッチ間隔が変更
になった場合には、前記ヘッド部材を、その軸線回りに
回転して、前記液晶表示素子又はプリント基板等の機種
に対応するピッチ間隔に設定した各転写用ピンが下向き
になるようにすることにより、前記液晶表示素子又はプ
リント基板等の機種が替わることに伴う各外部端子のピ
ッチ間隔の変更に、ヘッド部材を交換することなく、一
つのヘッド部材によって対処することができるのであ
る。また、本発明は、ヘッド部材における各側面に植設
した各転写用ピンを、出没可能に構成して、ばねにて突
出方向に付勢する一方、塗布手段に、前記ヘッド部材の
軸線方向に移動するシャッター板を設けたもので、前記
シャッター板を、前記ヘッド部材の軸線方向に移動する
ことにより、前記ヘッド部材における下向きの一つの側
面における各転写用ピンのうち一部の転写用ピンが、前
記シャッター板に接当して、当該一部の転写用ピンは、
それ以下に下降することが阻止されることになるから、
ヘッド部材における一つの側面の各転写用ピンのうち前
記シャッター板に対して接当しない転写用ピンに対して
のみ、導電性ペーストを付着することができる。従っ
て、取り扱う液晶表示素子又はプリント基板等の機種が
替わることで各外部端子の本数が変更になった場合に
は、これに応じて、前記シャッター板を適宜移動調節す
ることにより、前記液晶表示素子又はプリント基板等の
機種が替わることに伴う各外部端子の本数の変更に、ヘ
ッド部材を交換することなく、一つのヘッド部材によっ
て対処することができるのである。そして、前記ヘッド
部材の回転操作と、前記シャッター板の移動調節とを同
時に行うことにより、取り扱う液晶表示素子又はプリン
ト基板等の機種が替わることで各外部端子のピッチ間隔
と、各外部端子の本数との両方が変更になった場合にお
いても、ヘッド部材を交換することなく、一つのヘッド
部材によって対処することができるのである。
上方の位置にあるとき、塗布手段に向かって下降動した
のち上昇動することにより、このヘッド部材における各
側面のうち下向きになっている一つの側面に植設した各
転写用ピンの先端面に、導電性ペーストが付着される。
次いで、ヘッド部材は、液晶表示素子又はプリント基板
等の真上まで横移動したのち、液晶表示素子又はプリン
ト基板等に向かって下降動して、前記各転写用ピンが、
前記液晶表示素子又はプリント基板等における側縁に接
当することにより、前記各転写用ピンの下端面に付着し
た導電性ペーストを、前記液晶表示素子又はプリント基
板における側縁に対して塗着するのであり、この塗着が
終わると前記ヘッド部材は上昇動したのち、前記塗布手
段の上方まで戻ると言う作用を繰り返すことにより、前
記各液晶表示素子又はプリント基板等に対して導電性ペ
ーストを塗着するのである。この場合において、本発明
は、前記ヘッド部材を、断面多角形の棒状体に形成し
て、このヘッド部材を、前記作動機構に対して当該ヘッ
ド部材の軸線の回りに回転可能に装着し、更に、前記ヘ
ッド部材における各側面の各々に複数本ずつ植設した各
転写用ピンにおけるピッチ間隔を、前記ヘッド部材にお
ける各側面の各々について異なったピッチ間隔に設定し
たことにより、取り扱う液晶表示素子又はプリント基板
等の機種が替わることで各外部端子のピッチ間隔が変更
になった場合には、前記ヘッド部材を、その軸線回りに
回転して、前記液晶表示素子又はプリント基板等の機種
に対応するピッチ間隔に設定した各転写用ピンが下向き
になるようにすることにより、前記液晶表示素子又はプ
リント基板等の機種が替わることに伴う各外部端子のピ
ッチ間隔の変更に、ヘッド部材を交換することなく、一
つのヘッド部材によって対処することができるのであ
る。また、本発明は、ヘッド部材における各側面に植設
した各転写用ピンを、出没可能に構成して、ばねにて突
出方向に付勢する一方、塗布手段に、前記ヘッド部材の
軸線方向に移動するシャッター板を設けたもので、前記
シャッター板を、前記ヘッド部材の軸線方向に移動する
ことにより、前記ヘッド部材における下向きの一つの側
面における各転写用ピンのうち一部の転写用ピンが、前
記シャッター板に接当して、当該一部の転写用ピンは、
それ以下に下降することが阻止されることになるから、
ヘッド部材における一つの側面の各転写用ピンのうち前
記シャッター板に対して接当しない転写用ピンに対して
のみ、導電性ペーストを付着することができる。従っ
て、取り扱う液晶表示素子又はプリント基板等の機種が
替わることで各外部端子の本数が変更になった場合に
は、これに応じて、前記シャッター板を適宜移動調節す
ることにより、前記液晶表示素子又はプリント基板等の
機種が替わることに伴う各外部端子の本数の変更に、ヘ
ッド部材を交換することなく、一つのヘッド部材によっ
て対処することができるのである。そして、前記ヘッド
部材の回転操作と、前記シャッター板の移動調節とを同
時に行うことにより、取り扱う液晶表示素子又はプリン
ト基板等の機種が替わることで各外部端子のピッチ間隔
と、各外部端子の本数との両方が変更になった場合にお
いても、ヘッド部材を交換することなく、一つのヘッド
部材によって対処することができるのである。
【0006】
【発明の効果】このように本発明によると、導電性ペー
ストを、ヘッド部材に植設した転写用ピンによって、塗
布手段から液晶表示素子又はプリント基板等に移し替え
るに際して、前記液晶表示素子又はプリント基板等の機
種が替わることに応じて、前記一つのヘッド部材に植設
けた転写用ピンにおけるピッチ間隔及び本数のうちいず
れか一方又は両方を変更することが、ヘッド部材の回転
及びシャッター板の移動調節のうちいずれか一方の両方
によって行うことができるから、その変更の都度、前記
従来のように、ヘッド部材を交換する必要がなく、機種
の変更に伴う作業性を大幅に向上できると共に、複数本
の転写用ピンを備えたヘッド部材を、機種の数だけ用意
して置くことを省略できると言う効果を有する。また、
請求項2のように、前記ヘッド部材における各転写用ピ
ンに対するクリーニング機構を設けることにより、前記
各転写用ピンに先端に導電性ペーストが余分に付着する
ことを防止でき、換言すると、前記各転写用ピンの先端
に付着する導電性ペーストの量を、略一定に揃えること
ができるから、液晶表示素子又はプリント基板等に対す
る導電性ペーストの付着量に、過不足が発生することを
確実に防止できる。
ストを、ヘッド部材に植設した転写用ピンによって、塗
布手段から液晶表示素子又はプリント基板等に移し替え
るに際して、前記液晶表示素子又はプリント基板等の機
種が替わることに応じて、前記一つのヘッド部材に植設
けた転写用ピンにおけるピッチ間隔及び本数のうちいず
れか一方又は両方を変更することが、ヘッド部材の回転
及びシャッター板の移動調節のうちいずれか一方の両方
によって行うことができるから、その変更の都度、前記
従来のように、ヘッド部材を交換する必要がなく、機種
の変更に伴う作業性を大幅に向上できると共に、複数本
の転写用ピンを備えたヘッド部材を、機種の数だけ用意
して置くことを省略できると言う効果を有する。また、
請求項2のように、前記ヘッド部材における各転写用ピ
ンに対するクリーニング機構を設けることにより、前記
各転写用ピンに先端に導電性ペーストが余分に付着する
ことを防止でき、換言すると、前記各転写用ピンの先端
に付着する導電性ペーストの量を、略一定に揃えること
ができるから、液晶表示素子又はプリント基板等に対す
る導電性ペーストの付着量に、過不足が発生することを
確実に防止できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面(図2〜図8)
について説明する。図において、符号1は、液晶表示素
子Aを載置する支持台を示し、該支持台1の側方に配設
した機台2の前面には、第1往復台3が、矢印Bで示す
ように、前記支持台1に向かって前後方向に往復可能に
装着され、この第1往復台3の前面には、第2往復台4
が、矢印Cで示すように、上下方向に昇降可能に装着さ
れている。なお、前記第1往復台3は、前記機台2に設
けた図示しないモータ等によって往復移動するように構
成され、また、前記第2往復台4は、前記第1往復台3
に設けた図示しないモータ等によって昇降動するように
構成されている。
について説明する。図において、符号1は、液晶表示素
子Aを載置する支持台を示し、該支持台1の側方に配設
した機台2の前面には、第1往復台3が、矢印Bで示す
ように、前記支持台1に向かって前後方向に往復可能に
装着され、この第1往復台3の前面には、第2往復台4
が、矢印Cで示すように、上下方向に昇降可能に装着さ
れている。なお、前記第1往復台3は、前記機台2に設
けた図示しないモータ等によって往復移動するように構
成され、また、前記第2往復台4は、前記第1往復台3
に設けた図示しないモータ等によって昇降動するように
構成されている。
【0008】符号5は、断面多角形(本実施例では、四
角形にした場合を示す)の棒状に形成したヘッド部材を
示し、該ヘッド部材5を、前記第2往復台4に対して、
当該ヘッド部材5における軸線5aが前記支持台1上の
液晶表示素子Aにおける一側縁と平行の状態で、且つ、
その軸線5aの回りに回転可能に装着して、このヘッド
部材5を、前記第2往復台4に設けた図示しないモータ
等によって、その各側面5b,5c,5d,5eのうち
一つの側面が下向きとなるように回転する。前記ヘッド
部材5における各側面5b,5c,5d,5eの各々に
は、図7に示すように、出没自在に構成され、且つ、ば
ね7にて突出方向に付勢された転写用ピン6を、複数本
ずつ軸線5aの方向に沿って一列状に植設する。この場
合において、第1側面5bにおける各転写用ピン6のピ
ッチ間隔をP1に第2側面5cにおける各転写用ピン6
のピッチ間隔をP2に、第3側面5dにおける各転写用
ピン6のピッチ間隔をP3に、そして、第4側面5eに
おける各転写用ピン6のピッチ間隔をP4にすると、例
えば、P1>P2>P3>P4に設定すると言うよう
に、前記ヘッド部材5における各側面5b,5c,5
d,5eの各々に複数本ずつ植設した各転写用ピン6に
おけるピッチ間隔を、前記ヘッド部材5における各側面
5b,5c,5d,5eの各々について異なったピッチ
間隔に設定する。
角形にした場合を示す)の棒状に形成したヘッド部材を
示し、該ヘッド部材5を、前記第2往復台4に対して、
当該ヘッド部材5における軸線5aが前記支持台1上の
液晶表示素子Aにおける一側縁と平行の状態で、且つ、
その軸線5aの回りに回転可能に装着して、このヘッド
部材5を、前記第2往復台4に設けた図示しないモータ
等によって、その各側面5b,5c,5d,5eのうち
一つの側面が下向きとなるように回転する。前記ヘッド
部材5における各側面5b,5c,5d,5eの各々に
は、図7に示すように、出没自在に構成され、且つ、ば
ね7にて突出方向に付勢された転写用ピン6を、複数本
ずつ軸線5aの方向に沿って一列状に植設する。この場
合において、第1側面5bにおける各転写用ピン6のピ
ッチ間隔をP1に第2側面5cにおける各転写用ピン6
のピッチ間隔をP2に、第3側面5dにおける各転写用
ピン6のピッチ間隔をP3に、そして、第4側面5eに
おける各転写用ピン6のピッチ間隔をP4にすると、例
えば、P1>P2>P3>P4に設定すると言うよう
に、前記ヘッド部材5における各側面5b,5c,5
d,5eの各々に複数本ずつ植設した各転写用ピン6に
おけるピッチ間隔を、前記ヘッド部材5における各側面
5b,5c,5d,5eの各々について異なったピッチ
間隔に設定する。
【0009】また、符号8は、前記機台2の上面に配設
した導電性ペーストの塗布手段を示し、該塗布手段8
は、外周面に軸方向に延びる複数条の長溝8bを備えか
塗布ローラ8aと、該塗布ローラ8aの外周面に対して
押圧接触した導電性ペーストタンク8cとから成り、前
記塗布ローラ8aを矢印方向にその外周面における長溝
8bの間隔で間欠的に回転することにより、前記導電性
ペーストタンク8c内に入れた導電性ペースト9を、前
記各長溝8c内に充填するように構成されている。この
塗布手段8における塗布ローラ8aは、その軸線が、前
記ベルトコンベヤー1の長手方向と平行になるように配
設され、その上面には、前記塗布ローラ8aの外周面を
塞ぐようにしたシャッター板10が、前記塗布ローラ8
aの軸線方向に移動可能に装着されている。なお、前記
シャッター10は、ねじ軸11に回転によって往復動さ
れる。
した導電性ペーストの塗布手段を示し、該塗布手段8
は、外周面に軸方向に延びる複数条の長溝8bを備えか
塗布ローラ8aと、該塗布ローラ8aの外周面に対して
押圧接触した導電性ペーストタンク8cとから成り、前
記塗布ローラ8aを矢印方向にその外周面における長溝
8bの間隔で間欠的に回転することにより、前記導電性
ペーストタンク8c内に入れた導電性ペースト9を、前
記各長溝8c内に充填するように構成されている。この
塗布手段8における塗布ローラ8aは、その軸線が、前
記ベルトコンベヤー1の長手方向と平行になるように配
設され、その上面には、前記塗布ローラ8aの外周面を
塞ぐようにしたシャッター板10が、前記塗布ローラ8
aの軸線方向に移動可能に装着されている。なお、前記
シャッター10は、ねじ軸11に回転によって往復動さ
れる。
【0010】更にまた、符号12は、前記各転写用ピン
6に対するクリーニング機構を示し、このクリーニング
機構12は、一方のリール13bから他方のリール13
cへ順次巻き取るようにした第1クリーニングテープ1
3aと、同じく一方のリール14bから他方のリール1
4cへ順次巻き取るようにした第2クリーニングテープ
14aと、前記両クリーニングテープ13a,14aを
互いに接近動したのち互いに離れるように後退道するよ
うにした一対の挟み付け板15,16とによって構成さ
れている。
6に対するクリーニング機構を示し、このクリーニング
機構12は、一方のリール13bから他方のリール13
cへ順次巻き取るようにした第1クリーニングテープ1
3aと、同じく一方のリール14bから他方のリール1
4cへ順次巻き取るようにした第2クリーニングテープ
14aと、前記両クリーニングテープ13a,14aを
互いに接近動したのち互いに離れるように後退道するよ
うにした一対の挟み付け板15,16とによって構成さ
れている。
【0011】この構成において、ヘッド部材5は、塗布
手段8の上方の位置にあるとき、当該塗布手段8に向か
って下降動したのち上昇動することにより、このヘッド
部材5における各側面5b,5c,5d,5eのうち下
向きになっている第1側面5bに植設した各転写用ピン
6の先端面に、塗布手段8における塗布ローラ8aの長
溝8b内の導電性ペーストが付着される。次いで、ヘッ
ド部材5が、支持台1上における液晶表示素子Aの真上
まで横移動したのち、液晶表示素子Aに向かって下降動
して、前記各転写用ピン6が、前記液晶表示素子Aにお
ける側縁に接当することにより、前記液晶表示素子Aに
おける側縁に対して、導電性ペーストA1を適宜ピッチ
の間隔Pで塗着するのであり、この塗着が終わると、前
記ヘッド部材5は上昇動したのち前記塗布手段8の上方
まで戻る一方、導電性ペースト塗着済の液晶表示素子A
を支持台1から除去したのち、支持台1上に次の液晶表
示素子Aを供給すると言う作用を繰り返すことにより、
各液晶表示素子Aの各々に対して導電性ペーストA2を
塗着するのである。
手段8の上方の位置にあるとき、当該塗布手段8に向か
って下降動したのち上昇動することにより、このヘッド
部材5における各側面5b,5c,5d,5eのうち下
向きになっている第1側面5bに植設した各転写用ピン
6の先端面に、塗布手段8における塗布ローラ8aの長
溝8b内の導電性ペーストが付着される。次いで、ヘッ
ド部材5が、支持台1上における液晶表示素子Aの真上
まで横移動したのち、液晶表示素子Aに向かって下降動
して、前記各転写用ピン6が、前記液晶表示素子Aにお
ける側縁に接当することにより、前記液晶表示素子Aに
おける側縁に対して、導電性ペーストA1を適宜ピッチ
の間隔Pで塗着するのであり、この塗着が終わると、前
記ヘッド部材5は上昇動したのち前記塗布手段8の上方
まで戻る一方、導電性ペースト塗着済の液晶表示素子A
を支持台1から除去したのち、支持台1上に次の液晶表
示素子Aを供給すると言う作用を繰り返すことにより、
各液晶表示素子Aの各々に対して導電性ペーストA2を
塗着するのである。
【0012】このようにして、ヘッド部材5における各
転写ピン6によって、液晶表示素子Aに対して導電性ペ
ーストを塗着するに対して、前記各転写用ピン6の先端
に導電性ペーストが余分に付着する状態になると、前記
ヘッド部材5を、前記クリーニング機構12の上方まで
横移動して、下降動したのち、クリーニング機構12に
おける両挟み付け本体15,16を互いに接近動して、
前記各転写用ピン6の先端部を、両クリーニングテープ
13a,14aにて挟み付け、この状態で、ヘッド部材
5が上昇動することにより、当該各転写用ピン6の先端
部に付着している余分の導電性ペーストやごみ等を前記
両クリーニングテープ13a,14aに拭き取ると言う
ようにクリーニングを行うのであり、このクリーニング
は、一つの液晶表示素子Aに対する導電性ペーストA2
の塗着が終わるたびごとにしても良いが、複数個の液晶
表示素子Aに対する導電性ペーストA2の塗着が終わる
たびごとに行うようにしても良い。
転写ピン6によって、液晶表示素子Aに対して導電性ペ
ーストを塗着するに対して、前記各転写用ピン6の先端
に導電性ペーストが余分に付着する状態になると、前記
ヘッド部材5を、前記クリーニング機構12の上方まで
横移動して、下降動したのち、クリーニング機構12に
おける両挟み付け本体15,16を互いに接近動して、
前記各転写用ピン6の先端部を、両クリーニングテープ
13a,14aにて挟み付け、この状態で、ヘッド部材
5が上昇動することにより、当該各転写用ピン6の先端
部に付着している余分の導電性ペーストやごみ等を前記
両クリーニングテープ13a,14aに拭き取ると言う
ようにクリーニングを行うのであり、このクリーニング
は、一つの液晶表示素子Aに対する導電性ペーストA2
の塗着が終わるたびごとにしても良いが、複数個の液晶
表示素子Aに対する導電性ペーストA2の塗着が終わる
たびごとに行うようにしても良い。
【0013】そして、前記ヘッド部材5を、断面多角形
の棒状体に形成して、このヘッド部材5を、当該ヘッド
部材5の軸線5aの回りに回転可能に構成し、更に、前
記ヘッド部材5における各側面5b,5c,5d,5e
の各々に複数本ずつ植設した各転写用ピン6におけるピ
ッチ間隔P1,P2,P3,P4を、例えば、P1>P
2>P3>P4とすると言うように、前記ヘッド部材5
における各側面5b,5c,5d,5eの各々について
異なったピッチ間隔に設定したことにより、取り扱う液
晶表示素子Aの機能が替わることで各外部端子A1のピ
ッチ間隔Pが変更になった場合には、前記ヘッド部材5
を、その軸線5aの回りに回転して、前記液晶表示素子
Aの機種に対応するピッチ間隔に設定した各転写用ピン
6が下向きになるようにすることにより、前記液晶表示
素子Aの機種が替わることに伴う各外部端子A1のピッ
チ間隔Pに変更に、ヘッド部材5を交換することなく、
一つのヘッド部材5によって対処することができるので
ある。
の棒状体に形成して、このヘッド部材5を、当該ヘッド
部材5の軸線5aの回りに回転可能に構成し、更に、前
記ヘッド部材5における各側面5b,5c,5d,5e
の各々に複数本ずつ植設した各転写用ピン6におけるピ
ッチ間隔P1,P2,P3,P4を、例えば、P1>P
2>P3>P4とすると言うように、前記ヘッド部材5
における各側面5b,5c,5d,5eの各々について
異なったピッチ間隔に設定したことにより、取り扱う液
晶表示素子Aの機能が替わることで各外部端子A1のピ
ッチ間隔Pが変更になった場合には、前記ヘッド部材5
を、その軸線5aの回りに回転して、前記液晶表示素子
Aの機種に対応するピッチ間隔に設定した各転写用ピン
6が下向きになるようにすることにより、前記液晶表示
素子Aの機種が替わることに伴う各外部端子A1のピッ
チ間隔Pに変更に、ヘッド部材5を交換することなく、
一つのヘッド部材5によって対処することができるので
ある。
【0014】また、ヘッド部材5における各側面5b,
5c,5d,5eに植設した各転写用ピンを、出没可能
に構成して、ばね7にて突出方向に付勢する一方、塗布
手段8に、前記ヘッド部材5の軸線5aの方向に移動す
るシャッター板10を設けたもので、前記シャッター板
10を、図8に二点鎖線で示すように、前記ヘッド部材
5の軸線5aの方向に移動することにより、前記ヘッド
部材5における下向きの第1側面5bにおける各転写用
ピン6のうち一部の転写用ピン6が、前記シャッター板
10に接当して、当該一部の転写用ピン6は、それ以下
に下降することが阻止されることになるから、ヘッド部
材5における第1側面5bの各転写用ピン6のうち前記
シャッター板10に対して接当しない転写用ピン6に対
してのみ、導電性ペーストが付着することができる。従
って、取り扱う液晶表示素子Aの機種が替わることで各
外部端子A1の本数が変更になった場合には、これに応
じて、前記シャッター板10を移動調節することによ
り、前記液晶表示素子Aの機種が替わることに伴う各外
部端子A1の本数の変更に、ヘッド部材5を交換するこ
となく、一つのヘッド部材5によって対処することがで
きるのである。
5c,5d,5eに植設した各転写用ピンを、出没可能
に構成して、ばね7にて突出方向に付勢する一方、塗布
手段8に、前記ヘッド部材5の軸線5aの方向に移動す
るシャッター板10を設けたもので、前記シャッター板
10を、図8に二点鎖線で示すように、前記ヘッド部材
5の軸線5aの方向に移動することにより、前記ヘッド
部材5における下向きの第1側面5bにおける各転写用
ピン6のうち一部の転写用ピン6が、前記シャッター板
10に接当して、当該一部の転写用ピン6は、それ以下
に下降することが阻止されることになるから、ヘッド部
材5における第1側面5bの各転写用ピン6のうち前記
シャッター板10に対して接当しない転写用ピン6に対
してのみ、導電性ペーストが付着することができる。従
って、取り扱う液晶表示素子Aの機種が替わることで各
外部端子A1の本数が変更になった場合には、これに応
じて、前記シャッター板10を移動調節することによ
り、前記液晶表示素子Aの機種が替わることに伴う各外
部端子A1の本数の変更に、ヘッド部材5を交換するこ
となく、一つのヘッド部材5によって対処することがで
きるのである。
【0015】更にまた、前記ヘッド部材5の回転操作
と、前記シャッター板10の移動調節とを組み合わせて
同時に行うことにより、取り扱う液晶表示素子Aの機種
が替わることで各外部端子A1のピッチ間隔Pと、各外
部端子A1の本数との両方が変更になった場合において
も、ヘッド部材5を交換することなく、換言すると、一
つのヘッド部材5によって対処することができるのであ
る。
と、前記シャッター板10の移動調節とを組み合わせて
同時に行うことにより、取り扱う液晶表示素子Aの機種
が替わることで各外部端子A1のピッチ間隔Pと、各外
部端子A1の本数との両方が変更になった場合において
も、ヘッド部材5を交換することなく、換言すると、一
つのヘッド部材5によって対処することができるのであ
る。
【0016】なお、前記実施例は、ヘッド部材5を、断
面四角形にした場合を示したが、本発明は、これに限ら
ず、ヘッド部材5を、断面三角形又は六角形等の多角形
に形成しても良いのであり、また、クリーニング機構1
2も、前記実施例のように二本のクリーニングテープ1
3a,14aを使用したものに限らず、ブラシローラ等
を使用したものを適用しても良いのである。更にまた、
導電性ペースト塗着済の液晶表示素子Aを支持台1から
除去したのち、支持台1上に次の液晶表示素子Aを供給
するに際しては、液晶表示素子Aを、前記ヘッド部材5
における軸線5aと平行な方向に移送するようにしたベ
ルトコンベヤーを使用しても良いのである。
面四角形にした場合を示したが、本発明は、これに限ら
ず、ヘッド部材5を、断面三角形又は六角形等の多角形
に形成しても良いのであり、また、クリーニング機構1
2も、前記実施例のように二本のクリーニングテープ1
3a,14aを使用したものに限らず、ブラシローラ等
を使用したものを適用しても良いのである。更にまた、
導電性ペースト塗着済の液晶表示素子Aを支持台1から
除去したのち、支持台1上に次の液晶表示素子Aを供給
するに際しては、液晶表示素子Aを、前記ヘッド部材5
における軸線5aと平行な方向に移送するようにしたベ
ルトコンベヤーを使用しても良いのである。
【図1】液晶表示素子の斜視図である。
【図2】実施例装置全体の斜視図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
【図4】図2の要部平面図である。
【図5】ヘッド部材の正面図である。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】図5のVII −VII 視拡大断面図である。
【図8】導電性ペースト塗布装置の縦断正面図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
A 液晶表示素子 A1 外部端子 A2 導電性ペースト 1 支持台 2 機台 3 第1往復台 4 第2往復台 5 ヘッド部材 5a ヘッド部材の軸線 5b,5c,5d,5e ヘッド部材の各側面 6 転写用ピン 7 ばね 8 塗布手段 9 導電性ペースト 10 シャッター板 12 クリーニング機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−27027(JP,A) 特開 昭54−112759(JP,A) 特開 昭59−219983(JP,A) 特公 昭63−114(JP,B2) 特公 昭59−11385(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】液晶表示素子又はプリント基板等を支持す
る支持台の側方に、導電性ペーストの塗布手段を配設
し、その上部に、ヘッド部材を、当該ヘッド部材を前記
液晶表示素子又はプリント基板等と前記塗布手段との間
を横方向に往復動し、且つ、前記液晶表示素子又はプリ
ント基板の個所及び前記塗布手段の個所において上下動
するようにした作動機構に支持して設け、該ヘッド部材
を、断面多角形の棒状体に形成して、このヘッド部材
を、前記作動機構に対して当該ヘッド部材の軸線の回り
に回転可能に装着し、更に、前記ヘッド部材における各
側面の各々に、当該ヘッド部材に対して出没自在に構成
した複数本の転写用ピンを、当該ヘッド部材の軸線方向
に一定ピッチの間隔で一列状に植設し、この各転写用ピ
ンの各々には、突出方向に付勢するばねを設け、且つ、
前記各転写用ピンにおけるピッチ間隔を、前記ヘッド部
材における各側面の各々について異なったピッチ間隔に
設定する一方、前記塗布手段には、当該塗布手段におけ
る塗布面を塞ぐようにしたシャッター板を、前記ヘッド
部材の軸線方向に移動可能に設けたことを特徴とする外
部端子接続用導電性ペーストの塗着装置。 - 【請求項2】液晶表示素子又はプリント基板等を支持す
る支持台の側方に、導電性ペーストの塗布手段を配設
し、その上部に、ヘッド部材を、当該ヘッド部材を前記
液晶表示素子又はプリント基板等と前記塗布手段との間
を横方向に往復動し、且つ、前記液晶表示素子又はプリ
ント基板の個所及び前記塗布手段の個所において上下動
するようにした作動機構に支持して設け、該ヘッド部材
を、断面多角形の棒状体に形成して、このヘッド部材
を、前記作動機構に対して当該ヘッド部材の軸線の回り
に回転可能に装着し、更に、前記ヘッド部材における各
側面の各々に、当該ヘッド部材に対して出没自在に構成
した複数本の転写用ピンを、当該ヘッド部材の軸線方向
に一定ピッチの間隔で一列状に植設し、この各転写用ピ
ンの各々には、突出方向に付勢するばねを設け、且つ、
前記各転写用ピンにおけるピッチ間隔を、前記ヘッド部
材における各側面の各々について異なったピッチ間隔に
設定する一方、前記塗布手段には、当該塗布手段におけ
る塗布面を塞ぐようにしたシャッター板を、前記ヘッド
部材の軸線方向に移動可能に設け、更に、前記ヘッド体
における各転写用ピンに対するクリーニング機構を設け
たことを特徴とする外部端子接続用導電性ペーストの塗
着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2410236A JP2625582B2 (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 外部端子接続用導電性ペーストの塗着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2410236A JP2625582B2 (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 外部端子接続用導電性ペーストの塗着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210267A JPH04210267A (ja) | 1992-07-31 |
JP2625582B2 true JP2625582B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=18519427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2410236A Expired - Fee Related JP2625582B2 (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 外部端子接続用導電性ペーストの塗着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625582B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522061U (ja) * | 1991-08-31 | 1993-03-23 | 太陽誘電株式会社 | ピン転写装置 |
AU731508B2 (en) * | 1994-05-10 | 2001-03-29 | Pal Svedman | Transdermal device for administration through de-epithelialized skin |
JP6431420B2 (ja) * | 2015-03-24 | 2018-11-28 | 株式会社小坂研究所 | ペースト塗布装置 |
CN112058577B (zh) * | 2020-08-11 | 2022-08-30 | 深圳市中科兴达科技有限公司 | 一种usb线金属装饰壳自动安装器 |
CN113285322B (zh) * | 2021-04-27 | 2022-09-13 | 金华送变电工程有限公司 | 线夹清洗、导电膏涂抹一体化处理装置 |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP2410236A patent/JP2625582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04210267A (ja) | 1992-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |