JP2625149B2 - ダイバーシティ受信装置 - Google Patents
ダイバーシティ受信装置Info
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダイバーシティ受信装置に関するものであ
り、特に、テレビ放送を移動しながら感度よく受信する
のに好適なダイバーシティ受信装置に関するものであ
る。
り、特に、テレビ放送を移動しながら感度よく受信する
のに好適なダイバーシティ受信装置に関するものであ
る。
この種のダイバーシティ受信装置は、常に電界強度の
最大のアンテナを選択するように構成すると、それぞれ
のアンテナの受信電界強度の差が微小である場合、わず
かな車の移動、比較器の誤動作などの原因により簡単に
アンテナが切換り、画面が不安定となり、見苦しくな
る。
最大のアンテナを選択するように構成すると、それぞれ
のアンテナの受信電界強度の差が微小である場合、わず
かな車の移動、比較器の誤動作などの原因により簡単に
アンテナが切換り、画面が不安定となり、見苦しくな
る。
そこで、従来のダイバーシティ受信装置は、たとえ
ば、ナショナルテクニカルレポート1984年4月号車載テ
レビシステムに記載されているように、電界強度の最大
値を一定の減衰率で減衰させ、その減衰値と他のアンテ
ナの電界強度を比較し、減衰値より電界強度の大きいア
ンテナの全てを抽出し、その中に前回選択していたアン
テナがある場合は、アンテナ切換えを停止させるように
構成している。
ば、ナショナルテクニカルレポート1984年4月号車載テ
レビシステムに記載されているように、電界強度の最大
値を一定の減衰率で減衰させ、その減衰値と他のアンテ
ナの電界強度を比較し、減衰値より電界強度の大きいア
ンテナの全てを抽出し、その中に前回選択していたアン
テナがある場合は、アンテナ切換えを停止させるように
構成している。
上記従来技術は、減衰率が一定のため、強電界地域,
弱電界地域に関係なくアンテナ切換え頻度が一定であ
る。このため、電界強度の強い大都市およびその周辺部
では、マルチパスの影響でゴースト、電界強度の急激な
変動などの悪影響が画面に現われる。反対に、電界強度
の弱い地方都市では、マルチパスの影響は少なく、スノ
ーノイズによるS/N劣化が画面に現われるなどの問題点
があった。
弱電界地域に関係なくアンテナ切換え頻度が一定であ
る。このため、電界強度の強い大都市およびその周辺部
では、マルチパスの影響でゴースト、電界強度の急激な
変動などの悪影響が画面に現われる。反対に、電界強度
の弱い地方都市では、マルチパスの影響は少なく、スノ
ーノイズによるS/N劣化が画面に現われるなどの問題点
があった。
本発明は前述の問題点を除去するためになされたもの
であり、その目的は常に安定した画面を供給することの
できるダイバーシティ受信装置を提供することにある。
であり、その目的は常に安定した画面を供給することの
できるダイバーシティ受信装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明はテレビチュー
ナより時間的平均電界強度を検出する電界強度検出手段
と、前記電界強度検出手段で検出した時間的平均電界強
度により減衰器の減衰率を変化させる減衰率変化回路を
具備した点に特徴がある。
ナより時間的平均電界強度を検出する電界強度検出手段
と、前記電界強度検出手段で検出した時間的平均電界強
度により減衰器の減衰率を変化させる減衰率変化回路を
具備した点に特徴がある。
本発明におけるダイバーシティ受信装置は、時間的平
均電界強度が大きいときは減衰器の減衰率を大、時間的
平均電界強度が小さいときは減衰器の減衰率を小となる
ようにしたことにより、テレビチューナのアンテナ切換
え頻度は時間的平均電界強度が大きいとき小となり、反
対に時間的平均電界強度が小さいとき大となるため、安
定した画面を得ることを可能とする。
均電界強度が大きいときは減衰器の減衰率を大、時間的
平均電界強度が小さいときは減衰器の減衰率を小となる
ようにしたことにより、テレビチューナのアンテナ切換
え頻度は時間的平均電界強度が大きいとき小となり、反
対に時間的平均電界強度が小さいとき大となるため、安
定した画面を得ることを可能とする。
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
図において、テレビチューナ1は、その入力側が切換
えスイッチ20−a,20−bを介してアンテナ13−a,13−b
に選択的に接続され、出力側がローパスフィルタ(以
下、LPFと略称する)2に接続されている。
えスイッチ20−a,20−bを介してアンテナ13−a,13−b
に選択的に接続され、出力側がローパスフィルタ(以
下、LPFと略称する)2に接続されている。
比較器4は反転入力側がLPF2の出力側に接続され、比
反転入力側が基準電圧を設定する可変抵抗器3に接続さ
れている。
反転入力側が基準電圧を設定する可変抵抗器3に接続さ
れている。
上記テレビチューナ1より出力される映像信号をサン
プリングしてピークをホールドするピークホールド回路
5−a,5−bは、それぞれの出力側が比較器6−a・6
−b,7−a・7−bの非反転入力側に接続されるととも
にダイオード8−a・8−bのアノード側に接続されて
いる。
プリングしてピークをホールドするピークホールド回路
5−a,5−bは、それぞれの出力側が比較器6−a・6
−b,7−a・7−bの非反転入力側に接続されるととも
にダイオード8−a・8−bのアノード側に接続されて
いる。
上記ダイオード8−a・8−bのカソード側は、比較
器6−a・6−bの反転入力側に接続されるとともに直
列に接続された分圧抵抗器9・10の一端に接続されてい
る。
器6−a・6−bの反転入力側に接続されるとともに直
列に接続された分圧抵抗器9・10の一端に接続されてい
る。
上記分圧抵抗器9・10の分圧点Pは、上記比較器7−
a・7−bの反転入力側に接続され、分圧抵抗器10に対
しては、抵抗器11が上記比較器4の出力で開閉されるア
ナログスイッチ12を介して並列に接続されている。
a・7−bの反転入力側に接続され、分圧抵抗器10に対
しては、抵抗器11が上記比較器4の出力で開閉されるア
ナログスイッチ12を介して並列に接続されている。
また、前記比較器6−a,6−b,7−aおよび7−bに
は、図示されている回路が接続されている。
は、図示されている回路が接続されている。
つぎに、本実施例の動作を第1図と第2図を参照して
説明する。なお、第2図は第1図の信号a〜dのタイミ
ングチャートを示す。信号aは強制アンテナ切換信号、
信号bはアンテナ13−aのオン−オフ信号、信号cはア
ンテナ13−bのオン−オフ信号、信号dはラッチ制御信
号である。
説明する。なお、第2図は第1図の信号a〜dのタイミ
ングチャートを示す。信号aは強制アンテナ切換信号、
信号bはアンテナ13−aのオン−オフ信号、信号cはア
ンテナ13−bのオン−オフ信号、信号dはラッチ制御信
号である。
タイミング発生回路14より出力される強制アンテナ切
換信号aが時刻t1にHレベルになると、アナログスイッ
チ群15−a,15−bが切換わり、インバータが接続されて
いない方のアナログスイッチがオンになる。そこで、時
刻t1にアンテナ13−aのオン−オフ信号bがHレベルに
なると、該信号bはアナログスイッチ15−aを通ってア
ンテナ13−aの切換スイッチ20−aをオンにする。ま
た、スイッチ21−aもオンにされる。この結果、アンテ
ナ13−aで受信された映像信号は、TV用チューナ1を介
してピーク・ホールド回路5−aに入力される。そし
て、該ピーク・ホールド回路5−aには、そのピーク値
が保持される。
換信号aが時刻t1にHレベルになると、アナログスイッ
チ群15−a,15−bが切換わり、インバータが接続されて
いない方のアナログスイッチがオンになる。そこで、時
刻t1にアンテナ13−aのオン−オフ信号bがHレベルに
なると、該信号bはアナログスイッチ15−aを通ってア
ンテナ13−aの切換スイッチ20−aをオンにする。ま
た、スイッチ21−aもオンにされる。この結果、アンテ
ナ13−aで受信された映像信号は、TV用チューナ1を介
してピーク・ホールド回路5−aに入力される。そし
て、該ピーク・ホールド回路5−aには、そのピーク値
が保持される。
つぎに、時刻t2において、前記信号bがLレベルにな
り、アンテナ13−bのオン−オフ信号cがHレベルにな
ると、前記切換スイッチ20−aおよびスイッチ21−aは
オフになり、切換スイッチ20−bとスイッチ21−bはオ
ンになる。このため、アンテナ13−bで受信された映像
信号は、TV用チューナ1を介してピーク・ホールド回路
5−bに入力される。そして、該ピーク・ホールド回路
5−bには、そのピーク値が保持される。
り、アンテナ13−bのオン−オフ信号cがHレベルにな
ると、前記切換スイッチ20−aおよびスイッチ21−aは
オフになり、切換スイッチ20−bとスイッチ21−bはオ
ンになる。このため、アンテナ13−bで受信された映像
信号は、TV用チューナ1を介してピーク・ホールド回路
5−bに入力される。そして、該ピーク・ホールド回路
5−bには、そのピーク値が保持される。
前記アンテナ13−bの切換スイッチ20−bがオンさ
れ、ピーク・ホールド回路5−bにピーク値が保持され
た時点で、比較器6−a,7−aおよび比較器6−b,7−b
の非反転入力端にはそれぞれのアンテナで受信した映像
信号のピーク値が入力されており、また、比較器6−a,
6−bの反転入力端には2本のアンテナで受信した映像
信号のうちのダイオード8−a,8−bにより選択された
レベルの高い方の信号が入力され、また比較器7−a,7
−bの反転入力端には前記の選択したレベルを抵抗9
(R1)および10(R2)で分圧したレベルが入力される。
したがって、比較器6−a,6−bの出力は映像信号のレ
ベルが最大のもののみHレベルとなり、他方のものはL
レベルとなる。また、比較器7−a,7−bの出力は抵抗
9,10にて分圧した値より映像信号のピーク値が大きいも
のがHレベルとなり、そうでないものはLレベルとな
る。このため、比較器7−a,7−bの出力は、2本のア
ンテナのうちレベルの高い方のアンテナの受信レベル
に、他方のアンテナの受信レベルが近ければ、比較器7
の出力は共にHレベルになることが起りうる。
れ、ピーク・ホールド回路5−bにピーク値が保持され
た時点で、比較器6−a,7−aおよび比較器6−b,7−b
の非反転入力端にはそれぞれのアンテナで受信した映像
信号のピーク値が入力されており、また、比較器6−a,
6−bの反転入力端には2本のアンテナで受信した映像
信号のうちのダイオード8−a,8−bにより選択された
レベルの高い方の信号が入力され、また比較器7−a,7
−bの反転入力端には前記の選択したレベルを抵抗9
(R1)および10(R2)で分圧したレベルが入力される。
したがって、比較器6−a,6−bの出力は映像信号のレ
ベルが最大のもののみHレベルとなり、他方のものはL
レベルとなる。また、比較器7−a,7−bの出力は抵抗
9,10にて分圧した値より映像信号のピーク値が大きいも
のがHレベルとなり、そうでないものはLレベルとな
る。このため、比較器7−a,7−bの出力は、2本のア
ンテナのうちレベルの高い方のアンテナの受信レベル
に、他方のアンテナの受信レベルが近ければ、比較器7
の出力は共にHレベルになることが起りうる。
ここで、フリップフロップ(F.F)16−aおよび16−
bは、強制アンテナ切換タイミング以外の時間にてアン
テナを選択するためのデータをラッチする回路であり、
データを更新するタイミングはタイミング発生回路14よ
り発生したラッチ制御信号dにて制御される。該タイミ
ングは、第2図の場合、時刻t3になる。該ラッチ制御信
号dはアンドゲート18の一方の入力端子に入力する。
bは、強制アンテナ切換タイミング以外の時間にてアン
テナを選択するためのデータをラッチする回路であり、
データを更新するタイミングはタイミング発生回路14よ
り発生したラッチ制御信号dにて制御される。該タイミ
ングは、第2図の場合、時刻t3になる。該ラッチ制御信
号dはアンドゲート18の一方の入力端子に入力する。
前記F.F16−a,16−bの出力信号は、それぞれ比較器
7−a,7−bの出力を入力とするアンドゲートに入力す
る。この結果、比較器7−a,7−bの出力は、強制アン
テナ切換以前に選択していたアンテナと比較され、以前
に選択していたアンテナの中でそのアンテナに対応する
比較器7−a,7−bの出力がHレベルであれば、NORゲー
ト17の出力はLレベルとなり、アンドゲート18に入る。
このため、タイミング発生回路14より発生した前記ラッ
チ制御信号dはF.F16−a,16−bには入力されず、該F.F
のデータは更新されない。
7−a,7−bの出力を入力とするアンドゲートに入力す
る。この結果、比較器7−a,7−bの出力は、強制アン
テナ切換以前に選択していたアンテナと比較され、以前
に選択していたアンテナの中でそのアンテナに対応する
比較器7−a,7−bの出力がHレベルであれば、NORゲー
ト17の出力はLレベルとなり、アンドゲート18に入る。
このため、タイミング発生回路14より発生した前記ラッ
チ制御信号dはF.F16−a,16−bには入力されず、該F.F
のデータは更新されない。
以上のようにして、比較器7−a,7−bのHレベルと
なるアンテナのなかに前回選択していたアンテナがない
かどうか検索し、なければ先程検出した一番受信電界強
度の強いアンテナに切換え、もしあればアンテナを切換
えないように動作させ、不必要なアンテナ切換えを行わ
ない。
なるアンテナのなかに前回選択していたアンテナがない
かどうか検索し、なければ先程検出した一番受信電界強
度の強いアンテナに切換え、もしあればアンテナを切換
えないように動作させ、不必要なアンテナ切換えを行わ
ない。
また、本実施例では、テレビチューナ1内の図示せず
の自動利得制御回路(以下、AGCと略称する)で利用さ
れる利得制御電圧(以下、AGC制御電圧と略称する)
は、LPF2により時間的平均電界強度信号に変換されて比
較器4に入力される。
の自動利得制御回路(以下、AGCと略称する)で利用さ
れる利得制御電圧(以下、AGC制御電圧と略称する)
は、LPF2により時間的平均電界強度信号に変換されて比
較器4に入力される。
この比較器4の他方の入力側には、強電界地域か弱電
界地域であるかを判定する基準電圧が入力される。よっ
て、上記AGC制御電圧が第3図に示すように、受信電界
強度が大きくなるにともなって小さくするように変化す
ると、比較器4の出力は弱電界地域ではL・レベル、強
電界地域ではH・レベルとなる。
界地域であるかを判定する基準電圧が入力される。よっ
て、上記AGC制御電圧が第3図に示すように、受信電界
強度が大きくなるにともなって小さくするように変化す
ると、比較器4の出力は弱電界地域ではL・レベル、強
電界地域ではH・レベルとなる。
比較器4の出力信号は、アナログスイッチ12を介し
て、ダイオード8−a・8−bの出力電圧VDの分圧比を
変化させる。
て、ダイオード8−a・8−bの出力電圧VDの分圧比を
変化させる。
弱電界時にはアナログスイッチ12はオフ状態となるた
め、分圧値は となり、強電界時にはアナログスイッチ12はオン状態と
なるため、分圧値は と弱電界時に比較して小さくなる。
め、分圧値は となり、強電界時にはアナログスイッチ12はオン状態と
なるため、分圧値は と弱電界時に比較して小さくなる。
よって、一方にピーク・ホールド回路5の出力電圧、
他方にダイオード8−a・8−bの出力電圧VDの分圧値
が入力される比較器7−a・7−bは弱電界時に比較し
て、強電界時の方がH・レベルになる確率がふえる。
他方にダイオード8−a・8−bの出力電圧VDの分圧値
が入力される比較器7−a・7−bは弱電界時に比較し
て、強電界時の方がH・レベルになる確率がふえる。
このため、強電界時には、比較器7−a・7−bのH
・レベルとなっているアンテナの中に前回選択していた
アンテナが含まれる確率がふえるため、アンテナ切換え
頻度は低くなり、反対に弱電界時には、比較器7−a・
7−bのH・レベルとなっているアンテナの中に前回選
択していたアンテナが含まれる確率が下がるため、アン
テナ切換え頻度は高くなる。
・レベルとなっているアンテナの中に前回選択していた
アンテナが含まれる確率がふえるため、アンテナ切換え
頻度は低くなり、反対に弱電界時には、比較器7−a・
7−bのH・レベルとなっているアンテナの中に前回選
択していたアンテナが含まれる確率が下がるため、アン
テナ切換え頻度は高くなる。
なお、強制アンテナ切換のタイミングは、映像信号の
垂直帰線期間中に発生し、映像の情報がない部分にてア
ンテナの入力レベルを比較するのがよい。
垂直帰線期間中に発生し、映像の情報がない部分にてア
ンテナの入力レベルを比較するのがよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、時
間的平均電界強度が大きいときは、減衰器の減衰率を
大、時間的平均電界強度が小さいときは、減衰器の減衰
率を小となるように構成したので、強電界地域ではアン
テナ切換え頻度が低いため、アンテナが切換わることに
起因した画面におけるゴースト像位置の変動が軽減され
る。また、弱電界地域においてはアンテナ切換え頻度が
高いため、スノーノイズが軽減される。よって、時間的
平均電界強度の変化に影響されずに良い画像を供給でき
る効果がある。
間的平均電界強度が大きいときは、減衰器の減衰率を
大、時間的平均電界強度が小さいときは、減衰器の減衰
率を小となるように構成したので、強電界地域ではアン
テナ切換え頻度が低いため、アンテナが切換わることに
起因した画面におけるゴースト像位置の変動が軽減され
る。また、弱電界地域においてはアンテナ切換え頻度が
高いため、スノーノイズが軽減される。よって、時間的
平均電界強度の変化に影響されずに良い画像を供給でき
る効果がある。
第1図は本発明の一実施例によるダイバーシティ受信装
置の回路構成を示すブロック図、第2図は第1図の信号
a〜dのタイミングチャート、第3図はAGC特性の一例
を示す特性図である。 1……チューナ、2……LPF 3……基準電圧発生器、4……コンパレータ 5−a・5−b……ピーク・ホールド回路 6−a・6−b……比較器、7−a・7−b……比較器 8……ダイオード、9……抵抗R1 10……抵抗R2、11……抵抗R3 12……アナログスイッチ、13−a・13−b……アンテナ 20……切換えスイッチ
置の回路構成を示すブロック図、第2図は第1図の信号
a〜dのタイミングチャート、第3図はAGC特性の一例
を示す特性図である。 1……チューナ、2……LPF 3……基準電圧発生器、4……コンパレータ 5−a・5−b……ピーク・ホールド回路 6−a・6−b……比較器、7−a・7−b……比較器 8……ダイオード、9……抵抗R1 10……抵抗R2、11……抵抗R3 12……アナログスイッチ、13−a・13−b……アンテナ 20……切換えスイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】複数本のアンテナに一定周期で強制的に切
換え接続されるテレビチューナと、前記各アンテナの受
信電界強度が最大のアンテナを検出する検出回路と、前
記受信電界強度の最大値に対しある一定の減衰率で減衰
された値と他のアンテナの受信電界強度を比較して受信
電界強度の強いアンテナを全て抽出する抽出回路と、前
記抽出回路で得たアンテナの中に前回選択していたアン
テナがあればアンテナ切換えを停止する停止回路と、時
間的平均電界強度を検出する検出手段と、前記時間的平
均電界強度により前記減衰率を変化させる変化回路とを
備えたことを特徴とするダイバーシティ受信装置。 - 【請求項2】検出回路は、テレビチューナからの映像信
号を入力するアンテナに対応した複数のピークホールド
回路と、前記ピークホールド回路の出力電圧を直接一方
の入力とし、該出力電圧を入力したダイオードの出力電
圧を他方の入力とする複数の比較器とで構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信装
置。 - 【請求項3】抽出回路は、ピークホールド回路の出力電
圧を直接一方の入力とし、ダイオードの出力電圧を分圧
した分圧電圧を他方の入力とする複数の比較器とで構成
されていることを特徴とする請求項1記載のダイバーシ
ティ受信装置。 - 【請求項4】時間的平均電界強度を検出する検出手段
は、テレビチューナ内の自動利得制御回路で利用される
利得制御電圧を時間的平均電界強度に変換するローパス
フィルタであることを特徴とする請求項1記載のダイバ
ーシティ受信装置。 - 【請求項5】変化回路は、ローパスフィルタの出力電圧
と基準電圧を比較する比較器と、この比較器の出力を受
けて分圧抵抗器に対する抵抗器の接続を制御して該分圧
抵抗器の分圧電圧を変化させるアナログスイッチとで構
成されていることを特徴とする請求項1記載のダイバー
シティ受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63091379A JP2625149B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | ダイバーシティ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63091379A JP2625149B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | ダイバーシティ受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01264320A JPH01264320A (ja) | 1989-10-20 |
JP2625149B2 true JP2625149B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=14024737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63091379A Expired - Fee Related JP2625149B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | ダイバーシティ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2663717B2 (ja) * | 1991-01-15 | 1997-10-15 | モトローラ・インコーポレイテッド | 最適化通信および人間回避のためのアンテナ・パターンの選択 |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP63091379A patent/JP2625149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01264320A (ja) | 1989-10-20 |
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