JP2624790B2 - 可変直流電源装置 - Google Patents
可変直流電源装置Info
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- JP2624790B2 JP2624790B2 JP63188436A JP18843688A JP2624790B2 JP 2624790 B2 JP2624790 B2 JP 2624790B2 JP 63188436 A JP63188436 A JP 63188436A JP 18843688 A JP18843688 A JP 18843688A JP 2624790 B2 JP2624790 B2 JP 2624790B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可変直流電源装置に係り、特にリツプルの少
ない高精度な可変直流電源装置を提供する事に関する。
ない高精度な可変直流電源装置を提供する事に関する。
従来の装置は、特開昭58−133169号および特開昭58−
133170号に記載のように、複数個のコンバータと複数個
のインバータと、複雑な同期回路が必要であり高価とな
る、又直流電源の出力を可変することは不可能である。
133170号に記載のように、複数個のコンバータと複数個
のインバータと、複雑な同期回路が必要であり高価とな
る、又直流電源の出力を可変することは不可能である。
特開昭56−107776号に記載のようにサイリスタによる
場合においては制御角の位相がリツプル量を大きく左右
し、大容量のリアクトルと複雑なリツプル除去回路が必
要となる。
場合においては制御角の位相がリツプル量を大きく左右
し、大容量のリアクトルと複雑なリツプル除去回路が必
要となる。
従来の可変直流電源装置においては、大容量の可変電
圧出力を得る為、サイリスタ変換器が使用されてきた。
しかし、可変直流電源装置の出力電圧を小さくするため
には、サイリスタの制御角を電源位相に対して遅らせる
必要がある。サイリスタの制御角を電源位相に対して遅
らせることは、負荷のリツプル含有量が大きくなる事で
あり、低出力時の直流電波装置には大規模なリアクトル
を設ける必要があつた。又、リツプル除去回路は、リツ
プル量を検出して、リツプルを押えるため、リツプル量
の少ない高精度可変直流電源を提供するには限界があつ
た。本発明の目的は、上記問題点に鑑み安価で、リツプ
ル含有量の少ない高精度可変直流電源装置を提供するこ
とにある。
圧出力を得る為、サイリスタ変換器が使用されてきた。
しかし、可変直流電源装置の出力電圧を小さくするため
には、サイリスタの制御角を電源位相に対して遅らせる
必要がある。サイリスタの制御角を電源位相に対して遅
らせることは、負荷のリツプル含有量が大きくなる事で
あり、低出力時の直流電波装置には大規模なリアクトル
を設ける必要があつた。又、リツプル除去回路は、リツ
プル量を検出して、リツプルを押えるため、リツプル量
の少ない高精度可変直流電源を提供するには限界があつ
た。本発明の目的は、上記問題点に鑑み安価で、リツプ
ル含有量の少ない高精度可変直流電源装置を提供するこ
とにある。
上記目的は、高周波インバータの正弦波出力を入力と
する複数個の位相を変えた変圧器と、その複数個の変圧
器の出力をそれぞれ全波整流する整流装置と、その複数
個の整流装置の出力を並列に接続する平滑回路で構成さ
れ、その平滑回路の出力電流，電圧を平滑装置に具備さ
れた電流検出器と電圧検出器により帰還された帰還信号
と電流電圧指令値と比較その偏差出力を高周波インバー
タに入力し、高周波インバータの電圧周波数を制御する
ことにより、リツプルの少ない高精度の可変直流電源装
置が達成される。
する複数個の位相を変えた変圧器と、その複数個の変圧
器の出力をそれぞれ全波整流する整流装置と、その複数
個の整流装置の出力を並列に接続する平滑回路で構成さ
れ、その平滑回路の出力電流，電圧を平滑装置に具備さ
れた電流検出器と電圧検出器により帰還された帰還信号
と電流電圧指令値と比較その偏差出力を高周波インバー
タに入力し、高周波インバータの電圧周波数を制御する
ことにより、リツプルの少ない高精度の可変直流電源装
置が達成される。
商用電源からコンバータで作られた直流電源より高周
波インバータはトランジスタのスイツチングにより高周
波の正弦波を出力する。この高周波の正弦波出力は複数
個の位相を変えた変圧器によりそれぞれ規則的に位相の
ずれた正弦波となる。複数個の位相を変えた変圧器の出
力ごとに設けられた整流装置により、位相のずれた複数
個の変圧器出力波形は全波整流される。複数個の整流装
置で全波整流された直流電源出力は平滑装置により並列
に接続され、直流電源出力は積算される。積算された直
流電源出力は、位相が規則的にずれた正弦波が全波整流
されており整流リツプルの含有量の少ない直流電源とな
る。一方、平滑装置に具備された電流検出器、電圧検出
器の帰還信号は電流電圧指令と比較されその偏差信号は
高周波インバータに出力され、電流指令電圧指令に追従
する様高周波インバータの電圧周波数が制御されるの
で、高精度な可変直流電源装置となる。
波インバータはトランジスタのスイツチングにより高周
波の正弦波を出力する。この高周波の正弦波出力は複数
個の位相を変えた変圧器によりそれぞれ規則的に位相の
ずれた正弦波となる。複数個の位相を変えた変圧器の出
力ごとに設けられた整流装置により、位相のずれた複数
個の変圧器出力波形は全波整流される。複数個の整流装
置で全波整流された直流電源出力は平滑装置により並列
に接続され、直流電源出力は積算される。積算された直
流電源出力は、位相が規則的にずれた正弦波が全波整流
されており整流リツプルの含有量の少ない直流電源とな
る。一方、平滑装置に具備された電流検出器、電圧検出
器の帰還信号は電流電圧指令と比較されその偏差信号は
高周波インバータに出力され、電流指令電圧指令に追従
する様高周波インバータの電圧周波数が制御されるの
で、高精度な可変直流電源装置となる。
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。本
発明の主回路は商用電源１の交流電力を直流電力に変換
するコンバータ2,コンバータ２の直流電源を平滑する平
滑コンデンサ3,平滑コンデンサで平滑された直流電源を
周波数の高い正弦波とする高周波インバータ4,高周波イ
ンバータ４の正弦波出力の位相を変える変圧器5,変圧器
５の出力を全波整流する整流装置6,全波整流した直流電
源出力と並列に接続する平滑装置７で構成される。平滑
装置７には整流装置６の出力電流のバランスをとりリツ
プルを低減する直流リアクトル９と電流検出器12が具備
される。
発明の主回路は商用電源１の交流電力を直流電力に変換
するコンバータ2,コンバータ２の直流電源を平滑する平
滑コンデンサ3,平滑コンデンサで平滑された直流電源を
周波数の高い正弦波とする高周波インバータ4,高周波イ
ンバータ４の正弦波出力の位相を変える変圧器5,変圧器
５の出力を全波整流する整流装置6,全波整流した直流電
源出力と並列に接続する平滑装置７で構成される。平滑
装置７には整流装置６の出力電流のバランスをとりリツ
プルを低減する直流リアクトル９と電流検出器12が具備
される。
電流指令設定器13の指令は電流検出器12の帰還信号と
比較されその偏差信号は自動電流調整器11に出力されト
ランジスタドライバ10を通して高周波インバータ４に出
力される。高周波インバータ４は商用電源１よりコンバ
ータ２により出力された直流電力で周波数の高い正弦波
を電流指令設定器13の指令値に追従し可変出力する。高
周波インバータ４の周波数の高い正弦波出力は変圧器４
で位相が30度ずらされた正弦波形となる。整流装置６は
高周波インバータ４出力と同相の正弦波形と高周波イン
バータ４より30度ずれた正弦波形をそれぞれ全波整流す
る。平滑装置７は高周波インバータ４と同相の正弦波形
と、高周波インバータ４と30度ずれた正弦波形の全波整
流が並列に接続されるためリツプル含有量の少ない可変
直流電源となる。可変直流電源は直流リアクトル９と平
滑コンデンサ３でフイルタリングされ負荷８に供給され
負荷８に供給される電流値は電流指令設定器13に追従す
る。第２図において、電圧指令設定器16の指令は電圧検
出器15の帰還信号と比較されその偏差信号は自動電圧調
整器14に出力されトランジスタドライバー10を通して高
周波インバータ４に出力され負荷８に供給する直流電源
は電圧設定器16に追従する。第３図は各部の電圧波形を
示す。商用電源１出力は高周波インバータ４により周波
数の高い正弦波出力となり変圧器５整流装置６を通して
リツプルの少ない直流電源となる。
比較されその偏差信号は自動電流調整器11に出力されト
ランジスタドライバ10を通して高周波インバータ４に出
力される。高周波インバータ４は商用電源１よりコンバ
ータ２により出力された直流電力で周波数の高い正弦波
を電流指令設定器13の指令値に追従し可変出力する。高
周波インバータ４の周波数の高い正弦波出力は変圧器４
で位相が30度ずらされた正弦波形となる。整流装置６は
高周波インバータ４出力と同相の正弦波形と高周波イン
バータ４より30度ずれた正弦波形をそれぞれ全波整流す
る。平滑装置７は高周波インバータ４と同相の正弦波形
と、高周波インバータ４と30度ずれた正弦波形の全波整
流が並列に接続されるためリツプル含有量の少ない可変
直流電源となる。可変直流電源は直流リアクトル９と平
滑コンデンサ３でフイルタリングされ負荷８に供給され
負荷８に供給される電流値は電流指令設定器13に追従す
る。第２図において、電圧指令設定器16の指令は電圧検
出器15の帰還信号と比較されその偏差信号は自動電圧調
整器14に出力されトランジスタドライバー10を通して高
周波インバータ４に出力され負荷８に供給する直流電源
は電圧設定器16に追従する。第３図は各部の電圧波形を
示す。商用電源１出力は高周波インバータ４により周波
数の高い正弦波出力となり変圧器５整流装置６を通して
リツプルの少ない直流電源となる。
本発明によれば出力側に大規模な平滑用リアクトルを
設けることなく、リツプルの含有量の少ない可変直流電
源が提供でき、かつ変圧器で高周波インバータ、電源よ
り発生するノイズが絶縁されるので安全で信頼性の高い
直流電源装置となる。又、高周波インバータの出力を変
圧器により位相をかえて全波整流するので高周波インバ
ータの個数が１ケですみ、複数個のインバータでリツプ
ルを除去するものに比べ経済的で安価である。
設けることなく、リツプルの含有量の少ない可変直流電
源が提供でき、かつ変圧器で高周波インバータ、電源よ
り発生するノイズが絶縁されるので安全で信頼性の高い
直流電源装置となる。又、高周波インバータの出力を変
圧器により位相をかえて全波整流するので高周波インバ
ータの個数が１ケですみ、複数個のインバータでリツプ
ルを除去するものに比べ経済的で安価である。
第１図，第２図は本発明の実施例を示す図、第３図は各
部の電圧波形図である。 １……商用電源、２……コンバータ、３……平滑コンデ
ンサ、４……高周波インバータ、５……変圧器、６……
整流装置、７……平滑装置、８……負荷、９……直流リ
アクトル、10……トランジスタドライバ、11……自動電
流調整器、12……電流検出器、13……電流指令設定器、
14……自動電圧調整器、15……電圧検出器、16……電圧
指令設定器。
部の電圧波形図である。 １……商用電源、２……コンバータ、３……平滑コンデ
ンサ、４……高周波インバータ、５……変圧器、６……
整流装置、７……平滑装置、８……負荷、９……直流リ
アクトル、10……トランジスタドライバ、11……自動電
流調整器、12……電流検出器、13……電流指令設定器、
14……自動電圧調整器、15……電圧検出器、16……電圧
指令設定器。
Claims (1)
- 【請求項１】交流電源からの交流電圧を整流するコンバ
ータと、このコンバータの直流電圧を高周波の正弦波交
流電圧に変換する高周波インバータと、この高周波イン
バータの正弦波出力電圧を入力してそれぞれ位相の異な
る正弦波交流電圧を出力する複数台の変圧器と、これら
複数台の変圧器の交流電圧を全波整流する複数個の整流
装置と、これら複数個の整流装置の出力を平滑する平滑
装置と、前記高周波インバータの出力する正弦波交流電
圧の大きさを制御するインバータ制御手段とを具備した
ことを特徴とする可変直流電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63188436A JP2624790B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 可変直流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63188436A JP2624790B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 可変直流電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241663A JPH0241663A (ja) | 1990-02-09 |
| JP2624790B2 true JP2624790B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16223645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63188436A Expired - Fee Related JP2624790B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 可変直流電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2624790B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2911099B2 (ja) * | 1993-06-30 | 1999-06-23 | ジェコー株式会社 | モータ |
| JP4861305B2 (ja) | 2007-12-28 | 2012-01-25 | マブチモーター株式会社 | 有ブラシｄｃモータのケース蓋組立体 |
| JP5776496B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2015-09-09 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置 |
| TWI535168B (zh) * | 2012-05-17 | 2016-05-21 | 台達電子工業股份有限公司 | 充電系統 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61218373A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-27 | Hitachi Ltd | サイリスタ変換装置 |
| JPS6281490U (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-25 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP63188436A patent/JP2624790B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0241663A (ja) | 1990-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |