JP2624460B2 - 光磁気情報記録再生装置 - Google Patents

光磁気情報記録再生装置

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JP2624460B2
JP2624460B2 JP7067876A JP6787695A JP2624460B2 JP 2624460 B2 JP2624460 B2 JP 2624460B2 JP 7067876 A JP7067876 A JP 7067876A JP 6787695 A JP6787695 A JP 6787695A JP 2624460 B2 JP2624460 B2 JP 2624460B2
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盛裕 唐木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気光学効果を利用
した光磁気情報記録再生装置に関するものであり、特に
発光源の出力光強度を一定に制御するために用いる光検
知器からの反射光が信号検知用の光検知器の受光面に入
射することにより発生するショット雑音および光源雑音
を抑制する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の光磁気情報記録再生装置の
概略構成を示し、図4(a),(b) はその要部の動作を示
す。図において、1は記録再生用の光ビームを発生する
半導体レーザなどの発光源、2は該発光源1から出射す
る発散光束を平行光束に変換するコリメートレンズ、3
はトラッキング用サブビームを発生するための回折格
子、8は光磁気ディスクなどの情報記録媒体、4は該情
報記録媒体8からの反射光を分離するビームスプリッタ
であり、これは入射する光のうち50〜90%の光を透
過し、残りは反射するというハーフプリズムとしての特
性を有している。6は上記発光源1の出射光強度を検知
するための光検知器、16は該光検知器6の受光面、5
は上記ビームスプリッタ4で反射された上記発光源1か
らの出射光の一部を上記光検知器6の受光面16に集光
するためのレンズ、7は上記発光源1から出射し上記コ
リメートレンズ2によって平行光束に変換され上記ビー
ムスプリッタ4を透過した平行光束を上記情報記録媒体
8上に集光するための対物レンズ、9は上記情報記録媒
体8で反射され上記ビームスプリッタ4によって進行方
向を曲げられた光束を、情報信号再生系20に導くとと
もに、一部をサーボ信号検出系30に導くためのビーム
スプリッタである。ここで情報信号再生系20は、上記
情報記録媒体8からの情報信号光における偏光面回転を
強度変化に変換する検光子10、情報信号光を電気信号
に変換するための光検知器12及び上記検光子10によ
って強度変動信号に変換された情報信号光を上記信号検
知用光検知器12に導くためのレンズ11から構成され
ている。また、サーボ信号検出系30は、収束レンズ1
3、非点収差型フォーカスセンサのための円筒レンズ1
4及びサーボ用の6分割光検知器15から構成されてい
る。17は上記光検知器12の受光面、101はバイア
ス磁界発生コイルである。
【0003】本願の発明は情報信号再生時のショット雑
音および光源雑音の低減に関するものであり、以下では
この従来装置の情報信号再生動作について説明する。図
3において、発光源1から出射した発散光束はコリメー
トレンズ2によって平行光束となり、回折格子3,ビー
ムスプリッタ4を経て対物レンズ7によって情報記録媒
体8上に集光される。該情報記録媒体8中には磁気光学
効果を有する磁性薄膜が塗布されており、この磁性薄膜
上には幅1μm程度の情報記録ビットが記録されてい
る。該情報記録ビット内では垂直磁化方向の向きがその
回りとは反対方向に向いており、この磁化方向の向きに
応じて反射光の偏光方向が+θk、もしくは−θkなる
回転角だけ回転する。そして上記情報記録媒体8からの
反射光は上記ビームスプリッタ4及びビームスプリッタ
9を通り検光子10に導かれる。上記情報記録媒体8中
での偏光面の回転は上記検光子10によって光強度の変
化に変換され、光検知器12によって電気信号に変換さ
れる。一方、上記回折格子3を通過した照射光の一部
は、上記ビームスプリッタ4によって反射され、レンズ
5によって光検知器6上に集光される。該光検知器6の
出力は上記発光源1の出射光強度に比例しているので、
この電気出力を上記発光源1の駆動回路に負帰還するこ
とにより上記情報記録媒体8への照射光出力が一定に保
たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるこの種
の光磁気情報記録再生装置は以上のように構成されてい
るので、次のような問題点があった。従来装置では図4
(a) に示すように、発光源1の出射光強度を検知するた
めの光検知器6の受光面16が集光レンズ5のほぼ集光
点上に置かれているため、図4(b) に示すように上記受
光面16に入射する光の一部が破線で示すように反射さ
れハーフプリズムであるビームスプリッタ4及び9を通
り、信号検知用の光検知器12の受光面17上に集光さ
れる。即ち、上記2つの光検知器6及び12の受光面1
6及び17はそれぞれが共役点になっている。このため
上記従来装置の信号再生動作中に、情報記録媒体8から
の情報信号光と光検知器6からの反射光が同一行路中に
重畳し、この反射光が信号検知用光検知器12の受光面
17に入射して、信号出力中のショット雑音および光源
雑音を増大させるという現象を引き起こすという問題点
があった。この現象は、微小なカー回転角(1°以下)
から情報信号を再生しなければならない現在の光磁気情
報記録再生装置において、再生時の信号対雑音比を低下
させる要因となるものである。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、上記のようなショット雑音及び
光源雑音の増大を抑制することのできる光磁気情報記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光磁気情報
記録再生装置は、出力可変の光源と、該光源の前方へ
出射光を所定の割合で透過あるいは反射させるビームス
プリッタと、上記透過あるいは反射された出射光の一方
を記録媒体上に集光させる対物レンズと、上記記録媒体
で反射された反射光を受光して該記録媒体に記録された
情報を読み出す第1の光検知器と、上記透過あるいは反
射された出射光の他方を受光して該出射光の強度を検知
する第2の光検知器と、上記第2の光検知器の出力に基
づき上記光源の出力を制御する制御手段とを備え、上記
第2の光検知器の受光面を上記出射光の集光位置より光
軸方向にずらせた位置に配置し、該第2の光検知器で反
射した反射光の上記第1の光検知器に入射する光を低減
するように構成したものである。
【0007】
【作用】本発明においては、上述のように構成したこと
により、上記受光面での反射光は信号検知用光検知器の
受光面にほとんど入射せず、信号再生中のショット雑音
及び光源雑音の増大が抑制される。
【0008】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図について説明す
る。図1(a),(b) は本願発明の一実施例による光磁気情
報記録再生装置の要部での動作を示し、図において、図
3と同一符号は同一部分を示す。本実施例では、光源の
出射光強度検知用光検知器6の受光面16は、図4(a)
(b)と比べればわかるようにレンズ5による入射光の集
光点ではなく、集光点から若干量離れた位置に配置さ
れ、かつ入射光の光軸に対して直交しないように配置さ
れている。
【0009】次に作用効果について説明する。発光源1
からの出射光は図1(a) に示す破線のようにビームスプ
リッタ4にて一部反射され、レンズ5によって集光さ
れ、発光源の出射光強度検知用光検知器6に入射する。
そして、この入射した光は、第1図(b) に示す破線のよ
うに受光面16で反射され、上記レンズ5を再び通過
し、上記ビームスプリッタ4及びビームスプリッタ9を
経て、情報信号再生系20に入射する。しかしながら、
上記受光面16は上記レンズ5の集光点から離れた位置
に配置され、かつ入射光の光軸に対し直交しないように
配置されているため、上記受光面16からの反射光は、
図1(b) に示す破線のように信号検知用光検知器12の
受光面17には入射しない。従って本実施例では、信号
再生中に発光源の出射光強度検知用光検知器からの反射
光が信号検知用光検知器の受光面に入射することにより
発生するショット雑音及び光源雑音を抑制することがで
き、また雑音を抑制するための部品数を増加する必要が
ないので、安価に信号再生性能を向上することができ
る。
【0010】なお、上記実施例では、受光面16を光軸
に対して傾斜し、かつ入射光の集光点からずらして配置
したが、受光面を傾斜させるか、あるいは集光点からず
らして配置するかのどちらか一方だけを行っても良く、
これによっても上記実施例と同様の効果を奏する。図2
は受光面16を入射光の集光点からずらして配置した本
発明の変形例を示すものである。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る光磁気情報
記録再生装置によれば、出力可変の光源と、該光源の前
方への出射光を所定の割合で透過あるいは反射させるビ
ームスプリッタと、上記透過あるいは反射された出射光
の一方を記録媒体上に集光させる対物レンズと、上記記
録媒体で反射された反射光を受光して該記録媒体に記録
された情報を読み出す第1の光検知器と、上記透過ある
いは反射された出射光の他方を受光して該出射光の強度
を検知する第2の光検知器と、上記第2の光検知器の出
力に基づき上記光源の出力を制御する制御手段とを備
え、上記第2の光検知器の受光面を上記出射光の集光位
置より光軸方向にずらせた位置に配置し、該第2の光検
知器で反射した反射光の上記第1の光検知器に入射する
光を低減するように構成したので、上記受光面での反射
光が信号検知用光検知器の受光面に入射することにより
発生するショット雑音や光源雑音の増大を抑制すること
ができ、また部品数も従来と変わらないため安価に信号
再生性能の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の一実施例による光磁気情報記録再
生装置の動作説明図((a),(b) )。
【図2】 本願発明の変形例による光磁気情報記録再生
装置を示す要部構成図。
【図3】 従来の光磁気情報記録再生装置の概略構成
図。
【図4】 従来の光磁気情報記録再生装置の動作説明図
((a),(b) )。
【符号の説明】
5 レンズ、6,12 光検知器、16 光検知器6の
受光面、17 光検知器12の受光面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力可変の光源と、 該光源の前方への出射光を所定の割合で透過あるいは反
    射させるビームスプリッタと、 上記透過あるいは反射された出射光の一方を記録媒体上
    に集光させる対物レンズと、 上記記録媒体で反射された反射光を受光して該記録媒体
    に記録された情報を読み出す第1の光検知器と、 上記透過あるいは反射された出射光の他方を受光して該
    出射光の強度を検知する第2の光検知器と、 上記第2の光検知器の出力に基づき上記光源の出力を制
    御する制御手段とを備え、 上記第2の光検知器の受光面を上記出射光の集光位置よ
    り光軸方向にずらせた位置に配置し、該第2の光検知器
    で反射した反射光の上記第1の光検知器に入射する光を
    低減するように構成したことを特徴とする光磁気情報記
    録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56158494A (en) * 1980-05-12 1981-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Output control device for semiconductor laser
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JPS6050788A (ja) * 1983-08-31 1985-03-20 Akai Electric Co Ltd テ−プ走行管理装置

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