JP2624143B2 - ニューラルネットワークを用いた半導体集積回路装置 - Google Patents

ニューラルネットワークを用いた半導体集積回路装置

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JP2624143B2 JP5237080A JP23708093A JP2624143B2 JP 2624143 B2 JP2624143 B2 JP 2624143B2 JP 5237080 A JP5237080 A JP 5237080A JP 23708093 A JP23708093 A JP 23708093A JP 2624143 B2 JP2624143 B2 JP 2624143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本技術は半導体集積回路装置に関
し、特にニューラルネットワークを用いた半導体集積回
路装置とその学習方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模なニューラルネットワーク半導体
集積回路技術で実現する場合、ニューロンの内部状態を
決定するのに、多くのシナプスからの出力値の和をとら
なければならいが、従来のアナログ型回路では、このシ
ナプス出力値の和をアナログ波高値による電流加算によ
り実現していた。
【0003】しかし、アナログ波高値は、配線抵抗や波
形整形によるアナログ値精度、信頼性の問題から、大規
模なニューラルネットワークを実現するのは難しい。ま
た、従来の完全デジタル型の回路による場合、信号はデ
ジタル処理によるので上記の問題は回避できるが、構成
素子数が非常に多くなるため、多数のシナプスを1チッ
プで実現するのは困難である。
【0004】図14は、従来の集積回路の信号システム
形態を説明するための図である。
【0005】図14のD−D型は、ニューロン出力値を
パルス密度で、シナプス荷重値をパルス幅で表し、シナ
プス演算をそのパルス密度とパルス幅のAND演算をと
ることにより実現、多数のシナプスからの演算結果の和
の処理をそれぞれのシナプスから出力されたパルス密度
のOR演算により実現、ニューロンの内部状態は、パル
ス数をカウントして求める。この方式をもつものとして
特開平2−181284号公報がある。
【0006】図14のA−A型は、ニューロン出力値を
アナログ電圧値で、シナプス荷重値もアナログ電圧値で
表し、シナプス演算をギルバート演算回路のアナログ波
高値変調で実現、多数のシナプスからの演算結果の和の
処理を電流加算により実現、ニューロンの内部状態は加
算電流の抵抗による電圧降下値を用いる。この方式をも
つものとしては、IEEE Computer Vol
21 No3 p41−49、ニューロチップETAN
N(IJCNN Sessions.Electron
ic Neurocomputers,2−191(1
989))で発表されている。
【0007】図14のD−A型は、ニューロン出力値を
パルス密度で、シナプス荷重値をアナログ又はデジタル
の電圧で表し、シナプス演算をニューロン出力値とシナ
プス荷重値を制御ゲート信号とするMOS.Trを直列
に接続した回路のアナログ波高値変調、多数のシナプス
からの演算結果の和の処理を電流加算により実現、ニュ
ーロンの内部状態は加算電流の抵抗による電圧降下値を
用いる(特開平2−181284号公報)。
【0008】上記のそれぞれの欠点は、D−D型は、デ
ジタル回路の構成素子数が多くなる。
【0009】A−A型は、ニューロンの出入力信号が、
アナログ波高値であるため、配線抵抗、容量等の配線寄
生要素やノイズによるアナログ波形の整形が困難でネッ
トワークの大規模化が難しい。
【0010】D−A型は、ニューロンの入力信号が、ア
ナログ波高値であるためネットワークの大規模化が難し
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のニューラルネッ
トワークモデルは、ニューロン出力値を、電流値または
電圧値を用いているため、耐雑音性、配線抵抗による信
号減衰等の影響を受ける。また、ニューロン出力値をパ
ルス密度信号にする場合でも、シナプス演算回路をデジ
タル回路によるゲート開閉時間制御方式にした場合で
も、シナプスセルを構成する素子数が多くなり、LSI
としてチップ内に構成できるシナプス結合数の大規模化
は望めない。
【0012】
【課題を解決すうための手段】本発明によれば、複数の
ニューロンセルが各々シナプスセルを介して他のニュー
ロンセルに結合されているニューラルネットワークを用
いた半導体集積回路装置において、前記ニューロンセル
が、各々CR回路の電圧値で保持されている内部状態値
を有し、各々前記シナプスセルを介して入力されるパル
ス信号を第一の入力線である興奮性パスと第二の入力線
である抑制性パスから受けとり、前記第一及び第二の入
力線からの入力信号に応じ前記CR回路の内部状態を更
新する前記CR回路に接続された電荷注入と電荷引き抜
きの回路を有し、パルス幅一定のパルス信号を前記内部
状態値に従い単位時間当たりのパルス数を制御しながら
出力する発振制御回路と発振回路を有し、前記シナプス
セルが、各々RAMで保持されるシナプス荷重値を有
し、前記シナプス荷重値に従い、各々ニューロンセルか
ら入力される個々のパルスをパルス幅変調するパルス幅
変調回路を有し、各々シナプス荷重値が正の時はニュー
ロンセルの第一の入力線である興奮性パスに前記パルス
幅変調したパルス信号を出力し、シナプス荷重値が負の
時はニューロンセルの第二の入力線である抑制性パス前
記パルス幅変調したパルス信号を出力する興奮、抑制切
替え回路を有することを特徴とするニューラルネットワ
ークを用いた半導体集積回路装置が得られる。
【0013】
【実施例】本発明のニューラルネットワークを用いた半
導体集積回路装置の信号処理形態は、図1に示すよう
に、基本的に全て2値の信号波形となり、ニューロンセ
ル部では、電圧値で示されるニューロンの内部状態値に
応じてニューロンから出力される単位時間当たりのパル
ス幅一定のパルスの数を制御し、シナプスセルでは、ニ
ューロンセルから出力されるパルス幅一定のパルス列の
個々のパルス幅をシナプス荷重値に応じて変調すること
により、ニューロンから入力された値とシナプス荷重値
との積をとる。
【0014】各ニューロンの入力に継る、多数のシナプ
ス演算結果の和は、シナプスセル出力のパルス幅変調信
号をワイヤードORすることにより行なう。
【0015】次に、本発明について回路動作を図面を参
照して説明する。
【0016】図2は、本発明の第1の実施例のニューロ
チップ内システム構成図である。
【0017】搭載ニューロン数は,256個である。
【0018】双方向シナプスセル4は、シナプスセルを
2つもち、シナプスセル1セル当たり、4bitのカウ
ンタ付きSRAMセルをナプス荷重値の保持と修正に
使う。チップ内のシナプスセル部5としては、256個
のニューロンセル6のフルコネクションに対して、25
6K.SRAMが必要となる。
【0019】その他、学習データと制御アルゴリズム用
の命令プログラムを保持するために、データ8bitの
512K.SRAM10を備える。
【0020】図3にデジタル多値のニューロン内部状態
データ、シナプス荷重値データフォーマットを示す。
【0021】ニューロンデータ13の属性値14は、対
応するニューロンセル6が入力層、中間層、出力層のど
のグループに属するか、等の情報を示すためのもので、
学習アルゴリズムにより、層間の学習が異なる場合の制
御に役立つ。
【0022】双方向シナプスセル4の構成を、図4に示
す。
【0023】双方向のシナプスセル4は、2つのニュー
ロンセル(NiニューロンセルとNjニューロンセル)
間を双方向に結合する学習機能を有するシナプスセル
で、演算の向きによって、それぞれ独立したシナプス荷
重値を2つの4bitメモリセル&カウンタ21に、そ
れぞれ保持し、演算の向きに対して独立した2つのパル
ス幅変調回路22に4bitのシナプス荷重値データを
先の2つの4bitメモリ&カウンタ21から入力セッ
トし、2つのニューロンセル(NiニューロンセルとN
jニューロンセル)から出力されるパルス幅一定のパル
ス列Ni(out)Pi18,Nj(out)Pj19
を、シナプス荷重値データ28がセットされたパルス幅
変調回路22にそれぞれ入力し、入力された個々のパル
ス幅をそれぞれセットされたシナプス荷重値データに応
じて、パルス幅変調回路で変調し、Niニューロンセル
の出力18のパルス幅変調後の信号は、Njニューロン
セルの入力パルスに送られ、Njニューロンセルの出力
19のパルス幅変調後の信号は、Niニューロンの入力
パス23に送られる。
【0024】Ni,Njニューロンセルの入力パスは、
それぞれ興奮性パスと抑制性パスで構成され、パルス幅
変調時のシナプス荷重値データが正の時は、パルス幅変
調後の信号が興奮性パスに送られ、シナプス荷重値デー
タが負の時は、パルス幅変調後の信号が抑制パスに送ら
れる。
【0025】シナプス荷重値の初期値のセットは、各メ
モリセル&カウンタ21に継るWORD線とBIT線で
行われ、RAMのデータ書き込みと同じ手段をとる。従
ってシナプス荷重値データは、RAMのデータ書き込み
及び読み出しと同じ手段で、書き込みと読み出しを行な
う。
【0026】学習回路20は、シナプス荷重値の更新の
時に、2つのニューロンセル(NiニューロンセルとN
jニューロンセル)のパルス信号をANDした信号を出
力する。
【0027】メモリセル&カウンタ21回路では、学習
回路20で、NiニューロンセルとNjニューロンセル
の出力パルスをANDして生成されたパルス信号を、カ
ウンタでカウントし、シナプス荷重値データを更新す
る。
【0028】図5に、シナプス演算に対する回路図を示
す。
【0029】ニューロン出力パルス密度信号18である
ところのシナプス入力を制御信号とするCMOSゲート
25と、シナプス荷重値データとなる4bitの信号線
28をそれぞれゲート信号としもつチャネル抵抗比が
1:2:4:8のPch及びNch.MOSTr群2
6,27をCOMSゲート25の上下に直列に接続し、
4bit分のシナプス荷重値信号28に応じて、MOS
Tr群26,27のチャネル抵抗を変え、次段のCMO
Sゲート29に流れ込む過渡的な電流値を変える、これ
により、次段のCMOSゲート29のLow→Hig
h、またはHigh→Lowにスイッチングするゲート
の閾値レベル電位に電圧が上げられるまで充電時間、ま
たは閾値レベル電位以下に電圧が下げられるまでの放電
時間が変わる。よって、入力パルスのパルス幅が、シナ
プス荷重値の4bit分のシナプス荷重値信号28に従
って変調される。
【0030】パルス幅変調された信号は、シナプス荷重
値の正負の信号に応じ、ニューロンセルの興奮性及び抑
制性パス23,24に送られる。
【0031】シナプスセルのシナプス荷重値の保持と、
学習回路20によるシナプス荷重値更新は、メモリとカ
ウンタの複合回路21としている。
【0032】ニューロンセルは、図6に示すように、内
部状態値保持回路30、更新、設定回路31、発振制御
回路32、発振回路3により構成されている。
【0033】内部状態保持回路30は、4bitのメモ
リセルでWORD線とBIT線により4bitで示され
る内部状態値をRAMと同じ手段で、書き込む。
【0034】内部状態値保持回路30の4bitで示さ
れる内部状態値は、更新・設定回路31でアナログ電圧
に変換されニューロン内部状態値(アナログ値)35と
して発振回路に入力される。
【0035】ニューロンデータ13の属性値14で指定
された入力層ニューロンセルのように、ニューロン内部
状態値35を内部状態値保持回路30の4bitデータ
で設定する場合、ニューロンセルに入力される興奮性パ
スと抑制性パスの信号を発振制御回路32によって遮断
する。
【0036】ニューロンセルの内部状態値があらかじめ
決められていないニューロンセルは、興奮性と抑制性の
2つの入力パスから信号を受け、CR回路で保持されて
いる内部状態値のアナログ電圧値を興奮性パスの信号が
Highの期間は増加させ、抑制性パスの信号がLow
の期間は低減させるように、更新・設定回路で更新させ
る。
【0037】発振回路33は、ニューロン内部状態値
(アナログ値)35の電圧値に応じて、内部の発振周波
数を変え、発振回路33から出力されるパルス間隔を変
える。発振回路33から出力される個々のパルス幅Ts
は、常に一定となっている。
【0038】図7にニューロン出力特性を示す。横軸は
ニューロン内部状態値のアナログ電圧値で、右縦軸のH
ighレベルパルス比率Gは単位時間当たりのパルスの
High状態時間の割合を示している。ニューロン出力
パルス発生頻度は、最大で約20%になる。
【0039】ニューロンセルの内部状態値設定回路を、
図8に示す。
【0040】ニューロンセルの内部状態値35は、興奮
性パス23と抑制性パス24の信号の比率を抵抗と容量
による時間積分でアナログ電圧に変換され設定された
り、内部状態値保持回路30と発振制御回路32によ
り、興奮性及び抑制性パスの信号によらず一定の値に設
定できる。
【0041】学習認識について、説明する。
【0042】シナプス荷重値の初期値は、各メモリセル
&カウンタ21に学習済みのシナプス荷重値を書き込ん
だり、学習済みのシナプス荷重値がなく、これから学習
される場合には、ランダム値を書き込んでおく。
【0043】シナプス荷重値は、図2に示すように、通
常のSRAMと同様にデータの読み出し、書き込みが、
R/W信号36に従い行われる。
【0044】アルゴリズム命令系処理についてプログラ
ム化された、LVQ(Learning Vector
Quantization)学習制御アルゴリズム
は、図9に示すように、シナプス荷重値ベクトル37を
入力ベクトル38に近づけるため、現在のシナプス荷重
値を、右シフト1回で半分にし、200ns間に、入力
ベクトルに対応する入力層ニューロン出力(パルス密度
表現)を、カウントUPし、シナプス荷重値更新を行な
う。
【0045】また、シナプス荷重値の更新をするシナプ
スセルは、信号電搬方向(信号の受けて側)のニューロ
ンの内部状態が、閾値を越えて発火しているシナプスセ
ルに対してのみ行われる。
【0046】これは、前記のシナプス荷重値更新時に学
習回路のAND出力信号をカウントUPすることで行え
る。
【0047】ニューロンセルのデータセット、全シナプ
スセルのシフト、カウンタ、ラッチの制御は、SRAM
10の制御プログラムに従って制御ユニット12からの
制御信号によって行われる。
【0048】本方式の学習プロセスを、図10に示す。
【0049】実行モードでは、学習データに従いニュー
ロンデータ13の属性値14で指定された入力層ニュー
ロンの内部状態値15をニューロンセルにセットし、属
性値で指定された出力層のニューロンセルの発火分布が
収束するまで動作させる。この動作時間は、約100n
sである。次に、実行過程でできた出力層のニューロン
発火分布に従って前記したシナプス荷重値W更新を、入
力層ニューロンの内部状態値をセットしたままで行な
う。
【0050】図11は、本発明の第2の実施例の双方向
シナプスセルのブロック図である。
【0051】第一の実施例のニューロチップが双方向の
シナプスセルでセル内にシナプス荷重値保持更新用のメ
モリセルとカウンタの複合回路21を、信号電搬方向に
対して別々に設けられていたのに対して、第二の実施例
の双方向シナプスセルは、双方向シナプスセルの集積度
を上げられるように、信号電搬方向に対して同じシナプ
ス荷重値を設けることとし、シナプス荷重値保持更新用
のメモリセルとカウンタの複合回路21を1つにする。
適用学習アルゴリズムは、ボルツマンマシンがある。
【発明の効果】図13は、本発明のニューラルネットワ
ークを用いた半導体集積回路装置を用い、図12に示す
Winner take allネットワークを構成し
て動作認識した波形解析結果である。
【0052】Winner take allネットワ
ークは、自分自身には興奮性の結合がされており、他の
ニューロンとは抑制性の結合がされたことを特徴とする
ネットワークのことである。
【0053】ニューロン内部状態の初期値が最も高いも
のが、最後に他のニューロンの発火を押えて、最終的に
発火し続ける素子がわる。解の収束時間もシナプス演算
をダイナミックに行っているため、100〜200ns
と非常に速い。
【0054】この収束時間は、ニューロン数を増加した
場合でも、ほとんど変わらない。
【0055】以上、本技術のパターン認識装置に関す
る、ニューラルネットワークを用いた信号処理技術は、
アナログ回路的発想に基づく、ニューロン及びシナプス
セル内でのパルス密度変調、パルス幅変調処理により、
従来のデジタル入出力型のシナプス回路に比べ構成素子
数が少なくすることができ、シナプス、ニューロンセル
間の信号伝達形態を2値の信号波形にしているため、ニ
ューラルネットワークの半導体集積回路による大規模化
が、アナログ波高値変調を用いたものより、実現の可能
性が高い。
【0056】また、シナプス演算のパルス幅変調は、信
号のLow→High、High→Lowの時の伝達遅
延の制御によるダイナミックな処理であることから、演
算が非常に速い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム形態図
【図2】本発明の第1の実施例のニューロチップ内シス
テム構成を示す図
【図3】ニューロチップ内アドレス空間を示す図
【図4】シナプスセルブロック図
【図5】シナプス演算部回路図
【図6】ニューロンセルブロック図
【図7】ニューロン出力特性を示す図
【図8】ニューロン内部状態値更新・設定回路図
【図9】学習アルゴリズム概要図
【図10】学習制御プロセスを示す図
【図11】本発明の第2の実施例のシナプスセルブロッ
ク図
【図12】Winner take networkを
示す図
【図13】Winner take all netw
orkによる回路波形回折結果を示す図
【図14】従来のシステム形態図
【符号の説明】
1 シナプス入力パルス信号 2 シナプス出力パルス信号 3 シナプス荷重値多値電位 4 双方向シナプスセル 5 双方向シナプスセルblock(256×256) 6 ニューロンセル 7 ニューロン属性値格納block 8 列デコーダ+マルチプレクサ 9 行デコーダ 10 512K SRAM 11 学習データ,アルゴリズム命令系処理block 12 制御ユニット 13 ニューロンデータ 14 属性値(4bit) 15 内部状態値(4bit) 16 シナプスデータ 17 シナプス荷重値(4bit) 18 Niニューロン出力 19 Nニューロン出力 20 学習回路 21 4bit メモリセル&カウンタ 22 パルス幅変調回路 23 Nj興奮性パス 24 Nj抑制性パス 25 第1CMOSゲート 26 PchMOSTr群 27 NchMOSTr群 28 Nシナプス荷重値データ(4bit) 29 第2CMOSゲート 30 内部状態値保持回路 31 更新,設置回路 32 発信制御回路 33 発信回路 34 正負信号 35 ニューロン内部状態値(アナログ値) 36 R/W 37 シナプス荷重値ベクトル 38 入力ベクトル 39 ラッチ 40 シフト 41 カウンタ 44 シナプス入力パルス信号 45 シナプス出力パルス信号 46 シナプス入力アナログ電位 47 シナプス出力アナログ電流 48 シナプス入力パルス信号 49 シナプス出力アナログ電流 50 シナプス荷重値(パルス幅) 51 シナプス荷重値(MOSゲートアナログ電位) 52 AND論理ゲート 53 ギルバート乗算器 54 CMOS+MOS直列回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のニューロンセルが各々シナプスセ
    ルを介して他のニューロンセルに結合されているニュー
    ラルネットワークを用いた半導体集積回路装置におい
    て、 前記ニューロンセルが、各々CR回路の電圧値で保持さ
    れている内部状態値を有し、各々前記シナプスセルを介
    して入力されるパルス信号を第一の入力線である興奮性
    パスと第二の入力線である抑制性パスから受けとり、前
    記第一及び第二の入力線からの入力信号に応じ前記CR
    回路の内部状態を更新する前記CR回路に接続された電
    荷注入と電荷引き抜きの回路を有し、パルス幅一定のパ
    ルス信号を前記内部状態値に従い単位時間当たりのパル
    ス数を制御しながら出力する発振制御回路と発振回路を
    有し、 前記シナプスセルが、各々RAMで保持されるシナプス
    荷重値を有し、前記シナプス荷重値に従い、各々ニュー
    ロンセルから入力される個々のパルスをパルス幅変調す
    るパルス幅変調回路を有し、 各々シナプス荷重値が正の時はニューロンセルの第一の
    入力線である興奮性パスに前記パルス幅変調したパルス
    信号を出力し、シナプス荷重値が負の時はニューロンセ
    ルの第二の入力線である抑制性パス前記パルス幅変調し
    たパルス信号を出力する興奮、抑制切替え回路を有する
    ことを特徴とするニューラルネットワークを用いた半導
    体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記シナプスセルが、入力された前記パ
    ルス幅が一定のパルスの立ち下がりの信号伝達遅延を抑
    制し、×1以下の乗算はパルス幅を狭くし、立ち上がり
    信号の伝達時間を遅らせ、×1以上の乗算はパルス幅を
    広くし、立ち下がり信号の伝達時間を遅らせることによ
    りパルス幅変調を行なうことを特徴とする請求項1に記
    載のニューラルネットワークを用いた半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】前記シナプスセルが、前記ニューロンセル
    から出力パルスのパルス幅をシナプス荷重値に応じて変
    調するパルス幅変調回路と、シナプス荷重値を保持し更
    新するカウンタ付きのRAを有し、 シナプス荷重値の更新を前記ニューロンセルの内部状態
    値が閾値を越えてパルスを出力しているニューロンセル
    を出力側に有する前記シナプスセルに対して、シナプス
    セルが有するシナプス荷重値を前記カウンタのbit右
    シフト1回により1/2にし、設定した時間内でシナプ
    スセルの入力側のニューロンセルからのパルスをカウン
    トUPすることにより、学習機能を有することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のニューラルネットワ
    ークを用いた半導体集計回路装置。
  4. 【請求項4】 前記ニューロンセルが、各々ニューロン
    セルが有する前記内部状態値を外部から設定、保持する
    RAMを有し、前記内部状態値の更新を前記興奮性パス
    と前記抑制性パスからの信号に応じて行わず、前記RA
    Mに保持される設定値に固定する発振抑制回路を有する
    ことを特徴とする請求項1及び請求項2又は請求項3に
    記載のニューラルネットワークを用いた半導体集積回路
    装置。
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