JP2623346B2 - ホイップ食品の連続式製造法及びその装置 - Google Patents

ホイップ食品の連続式製造法及びその装置

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般にホイップ食品の連続的製造方法及び
その装置に関し、特にホイップドクリームに代表される
ホイップ食品の連続的製造方法及びその装置に関する。
技術の背景及び先行技術 ホイップドクリームは、デコレーションケーキ等の外
観を装飾する材料として使用され、デコレーションは、
多くはホイップドクリームを絞り袋等を用いて絞り出す
ことにより行われる。ホイップドクリームの良否は、絞
り出し成型された直後の造花形状の明瞭性、及び成型さ
れた造花の形状保持性とを包含した造花性によって判定
される。ホイップドクリームの硬さが硬すぎる場合に
は、形状保持性は良好であっても造花の肌が荒れた状態
となり、軟らかすぎる場合には、所謂ダレの状態とな
り、形状の明瞭性,形状保持性が悪くなる。このよう
に、ホイップドクリームは、その硬さを適正に維持する
必要がある。
従来から、ホイップドクリームを連続的に製造するに
際して、その硬さを調節するには、主として次の方法が
知られていた。
(a) ホイップ用回転型攪拌機の出口でホイップドク
リームの硬さを目視で確認し、その硬軟に応じて攪拌機
の回転数を調節し、所望の硬さを得る方法。
(b) 回転型攪拌機の吐出配管内に、ホイップドクリ
ームの流路抵抗を測定するストレーンゲージ(歪み性)
を設け、歪みの度合いによって硬さを検出し、上記
(a)と同様に、攪拌機の回転数を調節し、それによっ
て硬さを調節する方法(特開昭61−1347号公報)。
(c) 回転型攪拌機の吐出配管内の圧力損失を測定す
ることにより硬さを検出し、上記(a)と同様に、その
(攪拌機の)回転数を調節し、それによって硬さを調節
する方法(特開昭61−265047号公報)。
従来技術の問題点 上述の従来技術においては、いずれも回転型攪拌機の
回転数制御によって、硬さを調節する方法が採られてい
たが、上述の装置の処理能力を上げる場合、又はホイッ
プタイム(ホイップ開始から完了までの時間)の長いク
リームを上述の装置で扱う場合には、回転型攪拌機の回
転数をかなり増大させる必要があり、しばしば、該装置
の適正な使用範囲(標準的稼働条件)を越えた使い方が
される。これは攪拌機に過負荷を与え、攪拌に伴う発熱
によってホイップドクリームの品温を上昇させ、肌荒れ
(品質低下)の原因となり、また攪拌機の回転軸の軸受
けにおけるメカニカルシールの損耗が増大する。即ち、
攪拌の回転数の制御のみによって、ホイップドクリーム
の硬さを制御することには限界があること、及び回転数
の増大によって攪拌機の寿命を短くすることなどの問題
があった。
問題点を解決する手段 本発明者等は、ホイップ食品の連続式製造法及びその
装置において、ホイップ食品の硬さを制御する方法及び
手段につき、上述の問題点を解決すべく研究した結果、
回転型攪拌機の内圧の調整が、得られたホイップ食品の
硬さに大きく影響することを見いだし、この知見に基づ
いて本発明に到達した。
本発明方法においては、ホイップ用の液相原料と、気
相原料とを連続的に所望の配合比で供給し、回転型撹拌
機により連続的にホイップし、連続的に排出するホイッ
プ食品の連続式製造法において、上記回転型撹拌機の内
圧を検出し、検出した値に基づいてホイップ食品の排出
量を増減することにより回転型撹拌機の内圧を調節し、
ホイップ食品が所望の硬さよりも硬い場合には回転型撹
拌機の内圧を上昇させ、又はホイップ食品が所望の硬さ
よりも軟らかい場合には回転型撹拌機の内圧を下降さ
せ、ホイップ食品の硬さを所定の硬さに制御する。
また、本発明の装置においては、ホイップ用の液相原
料と気相原料とが所望の配合比で供給される供給配管
と、ホイップ食品を排出する吐出配管とを接続する回転
型撹拌機を有するホイップ食品の連続式製造装置におい
て、回転型撹拌機の内圧を検出する手段と、吐出配管に
配置されて、吐出配管内におけるホイップ食品の硬さを
検出する手段と、回転型撹拌機または吐出配管に配置さ
れて、ホイップ食品の排出量を増減して回転型撹拌機の
内圧を調節する排出ポンプと、上記回転型撹拌機の内圧
を検出する手段によって検出された値に基づいて上記排
出ポンプを介してホイップ食品の排出量を増減し、上記
のホイップ食品の硬さを検出する手段によって検出され
た硬さが、所望の硬さよりも硬い場合には回転型撹拌機
の内圧を上昇させ、又は所望の硬さよりも軟らかい場合
には回転型撹拌機の内圧を下降させて回転型撹拌機の内
圧を制御する手段と、を設けている。
ホイップ食品の連続的製造方法及び装置においては、
回転型攪拌機からのホイップドクリームの吐出流量、該
攪拌機の内圧、製品のオーバーラン及び高さなどが周期
的に変化する現象が発生し、一定の性状のホイップドク
リームが得られない。この問題を解決するために、吐出
管の流路抵抗に基づいて、バックプレッシャーを変更し
て製品の均質化,安定化を図ることは、従来から行われ
ていた(特開昭59−59165号公報)。しかしながら、攪
拌機の内圧を調整することによって、ホイップドクリー
ムの硬さを調節することは行われていなかった。
作用 本発明によれば、回転型攪拌機の内圧を調整すること
により、またはその内圧に加えて回転数をも調整するこ
とにより、従来の回転数のみの調整によっては解決でき
なかったホイップドクリームの硬さ調整の自由度を増大
することができる。
実 施 例 本発明においてホイップ食品とは、気相原料と液相原
料との混合,攪拌により形成された微細気泡を含有する
全ての食品を言う。かかる食品としては、ホイップドク
リーム,ホイップドバター,ホイップドヨーグルト,ホ
イップドゼリーなどがある。これらの製品は、攪拌の程
度に応じて製品の硬さが変化する。
従来、ホイップ食品の連続式製造法としては、第4図
に示された工程を含んでいた。即ち、液相原料であるク
リームは、第4図のクリームタンク2からクリーム供給
ライン3及び供給ポンプ1を介して供給され、除菌清浄
化した圧縮空気(気相原料)は空気供給ライン(気相供
給ライン)10から気相分散装置4を介して吹き込まれて
液相原料と混合され、モータ11を有する回転型攪拌機5
でホイップされ、吐出管13からホイップドクリームが送
り出される。かかる従来装置においては、ホイップドク
リームの硬さの制御は、前述の如くモータ11の回転速度
を調節することによって行われて来た。
本発明においては、かかる連続的製造方法及び装置に
おいては、装置が密閉系であることに着目し、回転型攪
拌機内の内圧を変更することによって、ホイップ食品の
硬さを調整する。
内圧の調整方法としては、吐出配管または回転型攪拌
機に排出ポンプを付設して排出量を調節する方法を用い
ることができる。
本発明者等の研究によって、回転型攪拌機の内圧が高
くなるに従いホイップドクリームは軟らかくなり、内圧
が低くなるに従いホイップドクリームは硬くなることが
判った。従って、本発明においては、ホイップドクリー
ムが所望の硬さよりも硬い場合には、回転型攪拌機の内
圧を上昇させて所定の硬さに制御し、逆にホイップドク
リームの硬さが所望の硬さよりも軟らかい場合には、回
転型撹拌機の内圧を低下させて所定の硬さに制御する。
勿論、従来の回転型攪拌機の回転数の制御によるホイ
ップドクリームの硬さ調整を上述の回転型攪拌機の内圧
の制御と組み合わせて用いることができ、それによって
広範な製造条件の変化に対応することが可能となる。
以下に、実験例に基づいて、本発明を詳述する。
[実験例] 後記実施例1と同一の装置を用いて、回転型攪拌機の
内圧と製造されたホイップドクリームの硬さとの関係を
試験した。
尚、ホイップドクリームの硬さは、針入度試験(pene
tration test,レオロジー測定法,高分子学会レオロジ
ー委員会著,130及び131頁、第2版,共立出版,昭和43
年)によって測定した。詳述すれば、針入度試験器(co
ne penetrometer)を用い、円錐角度40゜,重量12gの円
錐体をホイップドクリーム中に5秒間貫入《陥入?》さ
せ、円錐体がホイップドクリーム中に貫入《陥入》した
深さを1/10mm単位で読み取り、これを針入度PEとした。
従ってPEの値が大きいほど軟らかいことを示す。
実験原料及び装置の作動条件は下記の通りである。
液相原料:実施例1と同一のホイップ用合成クリーム 気相原料:圧縮空気(5kg/cm2G) 液相原料流量:100/hr 気相原料流量:100Nl/hr 攪拌機回数:400rpm,500rpm,600rpm (製造の途中において変更) 攪拌機内圧:0.18〜0.9kg/cm2G (製造の途中において種々に変更) 上記液相原料及び気相原料の流量と攪拌機の上記各回
転数の組み合わせに関して、攪拌機内圧を0.18kg/cm2G
〜0.9kg/cm2Gの範囲で種々に変更して、製造されたホイ
ップドクリームの硬さを上述の針入度試験器により測定
した。その結果を第1図に示した。
図中、横軸は内圧(kg/cm2G)を、縦軸は針入度P
E[−]を夫々表し、−○−○−はN=400rpm,−△−△
−はN=500rpm,−□−□−はN=600rpmの回転速度
(回転型攪拌機の)場合を夫々表す。
この結果から、回転型攪拌機の回転数が同一であって
も、その内圧を上昇させるとPEが大,即ち軟らかくな
り、逆に内圧を低下させるとPEが小,即ち硬くなること
が判明した。また、攪拌機の回転数を同時に変更するこ
とによって、第1図におけるN=400rpm及びN=600rpm
の線図の範囲内の硬さに制御できることが判る。
[実施例1] 本実施例で用いた装置の概略を第2図に模式的に示し
た。この装置は第4図に示した従来装置において、供給
管3に圧力検出手段7を設けたこと、吐出管13に内圧調
整手段6を設けたものである。
液相原料は下記に従って調整した。市販の硬化大豆油
(上昇融点35℃)50部を65℃に加温し、これに市販の精
製大豆レシチン0.3部及びモノグリセライド0.3部を加
え、攪拌して溶解,分散させて油相を得た。一方、脱脂
乳50部に市販のシュガーエステル0.4部を加え、攪拌し
て溶解,分散させて水相を得た。前記油相と水相とを混
合して乳化し、70℃で15分間加熱殺菌し、次いで50kg/c
m2G及び10kg/cm2Gの圧力で2度均質化し、8℃に冷却
し、前記クリームタンク2に貯蔵し、同温度で一夜エー
ジングし、ホイップ用合成クリーム1000kgを得た。
上記の装置及び原料を用い、下記の作動条件でホイッ
プドクリームを製造した。
液相原料:上記合成クリーム(1000kg) 気相原料:除菌済み圧縮空気(5kg/cm2G) 液相原料流量:100/hr→120/hr (製造途中で変更) 気相原料流量:100Nl/hr→120Nl/hr 攪拌機回転数:500rpm 攪拌機内圧:0.6kg/cm2G→0.5kg/cm2G→0.40kg/cm2G (製造途中で変更) 液相原料流量及び気相原料流量を夫々100/hr及び10
0Nl/hrとし、攪拌機内圧を0.6kg/cm2Gとした場合の吐出
流量及び圧力検出手段7の圧力(内圧)は、それぞれ10
3〜105kg/hr及び0.59〜0.60kg/cm2Gと、ほぼ一定の値を
維持し、得られた製品のオーバーランは約100%、硬さ
はPEの値として170であり、造花性即ち成型性及び保形
性は共に良好,かつ一定であり,優れたものであった。
次いで、液相原料(合成クリーム)の流量を120/hr
としたこと及び気相原料(圧縮空気)の流量を120Nl/hr
とした以外は、上記と同一条件でホイップドクリームを
製造したところ、この間の吐出流量及び内圧は、それぞ
れ124〜126kg/hr及び0.59〜0.60kg/cm2Gと、ほぼ一定の
値を維持し、製品のオーバーランは約100%であった
が、硬さはPE=230となり、軟らか過ぎて保形性が悪
く、造花の形成に使用できなかった。
そこで、排出ポンプの回転数を調整し、内圧を0.5kg/
cm2Gに変更した以外は同一条件で製造を継続したとこ
ろ、製品のオーバーランは約100%、硬さPE=200であ
り、未だ軟らかく造花の成形には不適であった。
更に、他の条件を一定にして、内圧のみを0.40kg/cm2
Gに設定したところ、製品はオーバーランが約100%、硬
さPE=170となり、造花性即ち成型性及び保形性の良好
な製品の製造が継続された。
[実施例2] 本実施例で用いた装置の概要を第3図に示した。この
装置は第4図の従来装置に次の機構が付加されているも
のである。第3図において6は排出ポンプ、7は圧力検
出手段、14は吐出配管13における圧力損失を測定してホ
イップ食品の硬さを検出する手段、8及び12は周波数変
換器、9及び15はコントローラである。
排出ポンプ6は内圧調節手段として機能する。硬さ検
出手段14からの硬さを表す電気信号はコントローラ15に
送られ、そこで予め硬さに応じて決定された設定値との
偏差によって、回転型攪拌機の内圧のカスケード設定信
号が発生され、その信号はコントローラ9に送られる。
コントローラ9のカスケード設定内圧と圧力検出部7で
検出された内圧との偏差によって、周波数変換器8を介
して排出ポンプ6の回転速度を調節し、内圧がカスケー
ド設定値に回復するようにフィードバック制御が行わ
れ、回転型攪拌機の内圧を制御する。
本実施例において用いた原料と装置の作動条件は下記
のとおりであった。
液相原料:実施例1の合成クリーム 気相原料:実施例1の圧縮空気(5kg/cm2G) 攪拌機回転数:500rpm 製品の硬さ設定値:PE=170 液相原料の流量:100/hr→120/hr (製造途中で変更) 気相原料の流量:100Nl/hr→120Nl/hr (製造途中で変更) 尚、上記液相原料の流量及び気相原料の流量の変更に
関して、製品の硬さ設定値に対応する夫々の圧力損失△
P及び設定内圧Pinが次のように予め決められていた。
尚、吐出管の径は1 1/2インチ、圧力損失測定部位の
長さは4mであった。
製造条件からへの変更の前後を通じて、オーバー
ランは約100%、硬さPE=168〜173の安定したホイップ
ドクリームが製造された。
以上から判るように、用いられる原料の処理条件が種
々変動しても、回転型攪拌機の内圧を追随変化させるこ
とによって、所望の硬さのホイップ食品が連続的に安定
に製造できる。
発明の効果 本発明の効果は次のとおりである。
(1)ホイップ食品、特にホイップドクリームの製造に
おいて、当該ホイップ食品が硬すぎる場合であっても軟
らかすぎる場合であっても所望の硬さに調節でき、硬さ
の一定した製品を安定的かつ容易に、しかも連続的に製
造することを可能にした。
(2)ホイップ食品、特にホイップドクリームの製造に
おいて、回転型撹拌機の内圧を検出しながらこれを調節
することにより、製造条件の広範な変更にも拘わらず硬
さの一定した製品を連続的に製造することを可能にし
た。
以上に本発明をホイップ食品の製造方法及び装置とし
て説明したが、本発明はホイップ食品と同様な組成を有
する原料をホイップしたホイップ製品、例えば、化粧ク
リーム、軟膏などの製造方法及び装置にも適用できる。
また、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、本発明の技術思想を逸脱する事なく様々な変形が可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ホイップドクリームの硬さと、それを製造す
る回転型攪拌機の内圧との関係を回転型撹拌機の回転数
をパラメータとして示すグラフ、 第2図は、本発明の方法及び装置の一実施例を示す工程
図兼構成図、 第3図は、本発明の方法及び装置の他の実施例を示す工
程図兼構成図、 第4図は、従来のホイップ食品の製造法及び装置を示す
工程図兼構成図である。 符号の説明 1:供給ポンプ、2:液相原料タンク、3:液相原料供給ライ
ン、4:空気分散装置、5:回転型攪拌機、6:排出ポンプ、
7:圧力検出手段、8:周波数変換器、9:コントローラ、1
0:気相原料供給ライン、11:モータ、12:周波数変換器、
13:吐出管、14:圧力損失測定手段、15:コントローラ、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイップ用の液相原料と、気相原料とを連
    続的に所望の配合比で供給し、回転型撹拌機により連続
    的にホイップし、連続的に排出するホイップ食品の連続
    式製造法において、 上記回転型撹拌機の内圧を検出し、検出した値に基づい
    てホイップ食品の排出量を増減することにより回転型撹
    拌機の内圧を調節し、ホイップ食品が所望の硬さよりも
    硬い場合には回転型撹拌機の内圧を上昇させ、又はホイ
    ップ食品が所望の硬さよりも軟らかい場合には回転型撹
    拌機の内圧を下降させ、ホイップ食品の硬さを所定の硬
    さに制御することを特徴とするホイップ食品の連続式製
    造法。
  2. 【請求項2】ホイップ用の液相原料と気相原料とが所望
    の配合比で供給される供給配管と、ホイップ食品を排出
    する吐出配管とを接続する回転型撹拌機を有するホイッ
    プ食品の連続式製造装置において、 回転型撹拌機の内圧を検出する手段と、 吐出配管に配置されて、吐出配管内におけるホイップ食
    品の硬さを検出する手段と、 回転型撹拌機または吐出配管に配置されて、ホイップ食
    品の排出量を増減して回転型撹拌機の内圧を調節する排
    出ポンプと、 上記回転型撹拌機の内圧を検出する手段によって検出さ
    れた値に基づいて上記排出ポンプを介してホイップ食品
    の排出量を増減し、上記のホイップ食品の硬さを検出す
    る手段によって検出された硬さが、所望の硬さよりも硬
    い場合には回転型撹拌機の内圧を上昇させ、又は所望の
    硬さよりも軟らかい場合には回転型撹拌機の内圧を下降
    させて回転型撹拌機の内圧を制御する手段と、 を設けたことを特徴とするホイップ食品の連続式製造装
    置。
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