JP2623234B2 - 靴の製造方法 - Google Patents

靴の製造方法

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、甲皮をプラスチックで
成形すると共に、甲皮と一体成形した履口仕上シートで
履き口を綺麗に仕上げることのできる靴の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】甲皮の一部をプラスチックで成形する靴
は、甲皮を立体的に成形できるので、足に極めて快適に
フィットできる特長がある。この靴は、甲皮の表面を、
高級な天然皮革と同じ立体模様に成形することができ
る。このため、外観は高級天然皮革靴と同じにように製
造できる。さらに履き心地は、履きなれた運動靴のよう
な快適なフィット感にできる極めて優れた特長がある。
甲皮が足にフィットする立体形状に成形できると共に、
多少は伸縮性を持たせることができるからである。
【0003】ただ、この構造の靴は、履き口を綺麗に仕
上げることが難しい欠点がある。また、履き口を綺麗に
処理するために、高度な技術と多くの手間がかかる欠点
がある。それは、金型で甲皮1の履き口を綺麗に成形す
ることが難しいために、図1の拡大断面図に示すよう
に、甲皮1の履き口に沿って、薄いシート状の履口仕上
シート2を縫着して仕上げるからである。
【0004】この欠点を解消するために、甲皮の履き口
周縁をプラスチックで成形する靴が、実公昭60−18
083号公報に記載される。この公報に記載される靴
は、図2の側面図と図3の断面図に示すように、甲皮1
の履き口に履口パット3を設けて、この部分を綺麗に仕
上げている。履口パット3を設けた部分は、図2の断面
図に示すように、プラスチック製の甲皮1にパット外皮
4を一体成形し、パット外皮4にパット内皮5を縫着し
て内部に、クッション材6を入れた構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この構造の靴は、甲皮
1の履き口周縁を綺麗に仕上げるパット外皮3を、甲皮
1に一体成形するので、甲皮1の履き口に沿って、型く
ずれなく綺麗な形状に履口パット3を作ることができ
る。ただ、この構造の履口パットは、甲皮に一体成形さ
れたパット外皮の先端縁に沿ってパット内皮を縫着する
ので、この工程に手間がかかる欠点がある。さらに、甲
皮の履き口周縁をソフトな感じに仕上げることが難しい
欠点がある。
【0006】履き口の周縁をソフトな感じにするには、
パット外皮を薄く成形することによって実現できる。し
かしながら、薄く成形したパット外皮は、パット内皮に
縫着する部分の強度が弱く、縫着部分で破損しやすい欠
点がある。
【0007】本発明者は、この欠点を解消するために、
パット外皮の内面に繊維シート材をインサートする靴の
製造方法を開発した。パット外皮にインサートされる繊
維シート材は、パット外皮を補強して縫着部分の破損を
少なくできる。しかしながら、実際に薄いパット外皮の
内面に繊維シート材をインサートすると、不良品が多く
発生して製品の歩留が著しく低下する。それは、パット
外皮を甲皮に比較して薄く成形するので、パット外皮の
外周縁を綺麗に成形できないからである。薄いパット外
皮を成形する金型は、プラスチックを注入する隙間が極
めて狭く、しかも相当に幅が広いので、先端縁まで十分
にプラスチックを注入することが難しい。プラスチック
をパット外皮を成形する成形室の先端縁まで確実に注入
しないと、先端縁の欠けたパット外皮となって不良品と
なる。
【0008】パット外皮の成形室にプラスチックを確実
に注入するためには、パット外皮を成形する成形室の端
縁から速やかに空気を排出することが大切である。空気
が排気されないと、パット外皮の成形室の内圧が上昇し
て、プラスチックの注入が阻止される。パット外皮の先
端縁から確実に空気を排気することは非常に難しいこと
である。空気を速やかに排気するためには、パット外皮
の成形室の先端部に大きな空気孔を開口する必要があ
る。しかしながら、大きな空気孔を開口すると、ここか
らプラスチックが漏れてしまうので、甲皮とパット外皮
を成形するためのプラスチック量が増加する欠点があ
る。さらに、大きな空気孔を開口しても、パット外皮の
成形室にバランス良く空気孔を開口しないと、先端縁に
欠けのないパット外皮は成形できない。大きな空気孔か
ら空気とプラスチックとが漏れると、パット外皮に注入
されるプラスチックの注入圧力が低下して、パット外皮
の成形室全体に均一にプラスチックを圧入できなくなる
からである。
【0009】さらに、パット外皮の内面に繊維シート材
をインサートして接着する方法は、パット外皮の内面全
体に繊維シート材を接着するのが難しい。とくに、パッ
ト外皮の先端縁まで正確に繊維シート材をインサートす
ることが難しい。薄いパット外皮は、先端縁にパット内
皮を縫着して履口パットとするので、パット内皮を縫着
する先端縁を強くすることが大切である。パット外皮の
先端縁の強度が十分でないと、パット内皮の縫着部分が
簡単に破損するからである。
【0010】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、プ
ラスチックで成形される甲皮の履き口部を、簡単かつ容
易に、しかも綺麗に表面仕上げできると共に、履き口の
周縁を足に柔らかいタッチで快適に接触できる靴の製造
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の靴の製造方法
は、前述の目的を達成するために下記のようにして靴を
製造する。本発明の靴の製造方法は、履き口を含む甲皮
1をプラスチックで成形し、甲皮1の履き口に沿って履
口仕上シート2を連結する靴の製造方法を改良したもの
である。本発明の靴の製造方法は、履口仕上シート2
を、プラスチックでもって甲皮1の周縁に連結して甲皮
1と一体成形する。履口仕上シート2は甲皮1よりも薄
く成形される。甲皮1と履口仕上シート2とを一体成形
するときに、甲皮1と履口仕上シート2の内面に裏地7
をインサートする。裏地7をインサート成形するとき
に、裏地7は履口仕上シート2の先端縁から突出され
る。甲皮1と履口仕上シート2に裏地7をインサートし
て成形した後、履口仕上シート2の先端縁に沿って突出
する裏地7を裁断する。裏地7のインサートされた履口
仕上シート2を甲皮1の内面に折り曲げ、その先端縁を
甲皮1の履き口周縁に沿って連結する。
【0012】
【作用】本発明の靴の製造方法は、図4に示すように、
プラスチックで甲皮1を成形すときに、甲皮1の履き口
に連結して履口仕上シート2を一体成形する。履口仕上
シート2は、小さい曲率半径で柔軟に甲皮1の内面にU
曲できるように、甲皮1よりも薄く成形している。甲皮
1と履口仕上シート2は、成形するときに内面に裏地7
をインサートする。裏地7で補強された履口仕上シート
2は、薄く成形して十分な強度にできる。したがって、
図5に示すように、裏地7を履口仕上シート2の先端縁
で切断し、その後に、図6に示すように、履口仕上シー
ト2をU曲して甲皮1の内面に縫着することにより、簡
単かつ容易に、しかも甲皮1の履き口を綺麗に仕上げる
ことができる。とくに、U曲して甲皮1の内面に縫着さ
れた履口仕上シート2は、裏地7に補強されて確実に甲
皮1に連結される。このように、甲皮1に一体成形され
た履口仕上シート2をU曲して連結する本発明の靴は、
従来のように、甲皮1と別に製作した履口仕上シート2
を甲皮1に縫着する必要がない。甲皮1に一体成形され
た履口仕上シート2は、U曲して連結できるので、連結
位置がずれることがなく、簡単にしかも正確な位置に連
結して、甲皮1の履き口を綺麗に仕上げられる特長があ
る。
【0013】さらに、本発明の靴の製造方法は、図4に
示すように、履口仕上シート2の先端縁から突出するよ
うに裏地7をインサートしている。裏地7を履口仕上シ
ート2の先端縁から突出させる状態で甲皮1と履口仕上
シート2とを成形する金型8を図9に示す。この金型8
は、履口仕上シート2から突出する裏地7を挟着して、
裏地7を中子に仮り止めする。裏地7は、布地、不織
布、あるいは連続気泡のプラスチック発泡体等であっ
て、通気性のある素材である。通気性のある裏地7を挟
着して、型締めされた金型8は、成形室9に溶融状態の
プラスチックを圧入するときに、裏地7を介して履口仕
上シート2の成形室9から空気を排気する。裏地7を挟
着して型締めされる金型8は、裏地7を介して理想的な
状態で成形室9の先端縁から空気を排気する。それは、
履口仕上シート2の成形室9の先端縁の全ての部分から
空気を排気でき、しかも、金型8に挟着されて押し潰さ
れた裏地7は、成形室9の全体から空気を均一に排気す
るからである。さらに、金型8に挟着して押し潰された
裏地7は、空気を通過させるがプラスチックを通過させ
ることはない。このため、成形室9に注入されるプラス
チックが漏れることがなく、履口仕上シート2を成形す
る成形室9全体に均一にプラスチックを注入して、薄く
て欠けのない履口仕上シート2を綺麗に成形できる。
【0014】さらに、本発明の靴の製造方法は、履口仕
上シート2の先端縁から裏地7を突出させて裏地7をイ
ンサートするので、薄い履口仕上シート2の内面全体
に、均一に裏地7を密着できる。このため、履口仕上シ
ート2は裏地7でもって先端縁まで十分に補強される。
先端まで補強された履口仕上シート2は、U曲して甲皮
1に連結するときに、連結部分を強靱にしてこの部分が
破損するのを有効に防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための靴の製造方法を例示するものであっ
て、本発明は靴の製造方法を下記のものに特定しない。
【0016】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0017】図7は、本発明の方法で製造する靴を示
す。これ等の図に示す靴は、足先部の上面を除く甲皮1
のほぼ全体をプラスチックで成形し、甲皮1の履き口を
履口仕上シート2で仕上げている。履口仕上シート2は
甲皮1に一体成形している。履口仕上シート2と甲皮1
とをプラスチックで一体成形するとは、甲皮1を成形す
るときに、同じ金型8で甲皮1と履口仕上シート2の両
方を連結する状態に一緒に成形することである。甲皮1
と履口仕上シート2の成形に使用されるプラスチック
は、軟質のプラスチックである。このプラスチックとし
ては、軟質塩化ビニル樹脂と軟質ウレタン樹脂を単独
で、あるいはこれ等を混合したものが最適である。さら
に、プラスチックに天然ゴムを添加することもできる。
プラスチックで成形されない足先部の上面には、天然あ
るいは合成皮革、布地等の甲皮材11を縫着している。
【0018】履口仕上シート2は甲皮1よりも薄く成形
される。甲皮1の成形に軟質の塩化ビニル樹脂を使用す
るとき、履口仕上シート2の理想的な厚さは、わずかに
0.4mmである。ただ、これよりも多少は厚く、ある
いは薄く、例えば0.3〜1mmの範囲に成形すること
もできるのは言うまでもない。甲皮1の理想的な厚さは
約2mmである。ただ、甲皮1もこれよりも厚く、ある
いは薄く成形することもできるのは言うまでもない。甲
皮1の厚さは例えば1.5〜5mm、さらに好ましくは
1.5〜4mmである。
【0019】履口仕上シート2は、図4の断面図に示す
ように、中央を外側に突出させる形状に緩く湾曲して成
形される。履口仕上シート2は内面に裏地7をインサー
トして密着している。裏地7は、甲皮1の内面と履口仕
上シート2の内面とにインサートしている。裏地7は、
足に接触する感触の良い布地が最適である。裏地7は、
繊維を編組した布地、あるいは繊維を立体的に集合して
交点で結合した不織布等の通気性のある素材が使用でき
る。布地や不織布製の裏地7を内面にインサートする履
口仕上シート2は、裏地7に補強されて伸び難くなる。
裏地7は履口仕上シート2をパット内皮4に縫着する部
分まで延長してインサートされている。パット内皮4と
の縫着部分を補強するためである。さらに裏地7には、
布地や不織布等の表面に、薄い連続気泡を有する軟質プ
ラスチック発泡シートを積層して接着したものも使用で
きる。この裏地7は、プラスチック発泡シートを甲皮1
と履口仕上シート2に接触してインサートされる。この
ように、プラスチック発泡シートを接着している裏地7
は、足への感触をソフトにして極めて快適に着用できる
特長がある。また、図9に示すように、金型8で挟着す
るときに、履口仕上シート2を成形する成形室9から空
気をスムーズに排気できる特長もある。
【0020】図7と図8に示す靴は、図4ないし図6の
工程で下記のようにして製造される。図4に示すよう
に、内面に裏地7をインサートして、甲皮1と履口仕上
シート2とを一体成形する。裏地7は、甲皮1と履口仕
上シート2とを成形する雄金型8である中子に仮止めし
て、甲皮1と履口仕上シート2にインサートされる。裏
地7は、履口仕上シート2の先端縁から突出するよう
に、履口仕上シート2よりも大きく裁断されている。図
9は中子に仮止めした裏地7を型締めした断面図であ
る。この図に示すように、履口仕上シート2を成形する
金型8は、裏地7を挟着して、成形室9に溶融したプラ
スチックを圧入して甲皮1と履口仕上シート2とを一体
成形する。
【0021】図4に示すように、裏地7を一体成形して
いる甲皮1と履口仕上シート2に接地底10を接着す
る。ただし、接地底10は、甲皮1を成形するときにイ
ンサートして接着することもできる。
【0022】図5に示すように、履口仕上シート2の先
端縁から突出する裏地7を、履口仕上シート2の先端縁
に沿って裁断する。裏地7は、履口仕上シート2の内面
全体にインサートして密着されているので、裁断された
裏地7は、履口仕上シート2の先端縁まで確実に密着さ
れている。
【0023】その後、図6に示すように、履口仕上シー
ト2を甲皮1の内側にU曲して、その先端縁を甲皮1に
縫い付けて固定する。また、履口仕上シート2は縫い付
けるのではなく、接着して甲皮1または履口仕上シート
2の内面に連結することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明の靴の製造方法は下記の優れた特
長がある。 プラスチックで成形された甲皮の履き口を、簡単か
つ容易に、しかも綺麗に仕上げることができる。それ
は、本発明の靴の製造方法が、甲皮を成形するときに、
甲皮よりも薄い履口仕上シートを一体成形し、履口仕上
シートを甲皮の内側にU曲して連結することにより、甲
皮の履き口を綺麗に処理できるからである。とくに、甲
皮に一体成形された履口仕上シートをU曲して処理され
た履き口は、図1に示す従来の方法で製造される靴に比
べて、履き口をスッキリとした美しいデザインに処理で
きる特長がある。このことは、婦人用の靴にとって特に
大切なことである。
【0025】 履口仕上シートを先端まで綺麗に成形
すると共に、履口仕上シートの全面を裏地で補強して、
甲皮の連結部分を強靱に補強できる。それは、履口仕上
シートと甲皮とを一体成形すると共に、裏地を履口仕上
シートの先端縁から突出させる状態で履口仕上シートの
内面にインサートしているからである。履口仕上シート
の先端縁から突出する裏地は、図8の断面図に示すよう
に、履口仕上シートを成形する金型で挟着される。金型
に挟着される裏地は通気性があるので、型締めされた金
型の成形室にプラスチックを注入するときに空気を排気
する。裏地は、履口仕上シートを成形する成形室の端縁
の全体に挟着されているので、成形室に加圧した溶融プ
ラスチックを注入するときに、履口仕上シートの成形室
の先端縁の全ての部分から空気を速やかに排気する。さ
らに、金型に挟着して押し潰された裏地は、空気を通過
させるがプラスチックを通過させることはない。このた
め、本発明の製造方法は、成形室に注入されるプラスチ
ックの成形室外への漏れを少なくして、成形室全体に均
一にプラスチックを注入して、欠けのない履口仕上シー
トを綺麗に成形できる特長がある。
【0026】 甲皮の履き口を足に快適にフィットで
きる。それは、本発明の方法で製造される靴が、甲皮の
履き口に連結される履口仕上シートを、甲皮よりも薄く
成形すると共に、履口仕上シートの内面に裏地をインサ
ートして、裏地で履口仕上シートを補強しているからで
ある。裏地に補強される履口仕上シートは、薄く成形で
きる。薄い履口仕上シートは柔軟に変形するので、靴を
履いたときに快適に足の表面に接触できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 履き口に履口仕上シートを縫着した従来の靴
の甲皮の断面図
【図2】 履き口に甲皮パットを設けた靴の側面図
【図3】 図2に示す靴の横断面図
【図4】 本発明の方法で甲皮と履口仕上シートとを一
体成形する状態を示す断面図
【図5】 裏地を裁断した状態を示す断面図
【図6】 履口仕上シートを甲皮の内面に連結する状態
を示す断面図
【図7】 本発明の実施例の方法で製造される靴の側面
【図8】 甲皮と履口仕上シートとを一体成形する金型
の断面図
【符号の説明】
1…甲皮 2…履口仕上シート 3…履口パット 4…パット外皮 5…パット内皮 6…クッション材 7…裏地 8…金型 9…成形室 10…接地底 11…甲皮材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履き口を含む甲皮(1)をプラスチックで
    成形し、甲皮(1)の履き口に沿って履口仕上シート(2)を
    連結する靴の製造方法において、 履口仕上シート(2)を、プラスチックでもって甲皮(1)の
    周縁に連結して甲皮(1)と一体成形すると共に、履口仕
    上シート(2)を甲皮(1)よりも薄く成形し、甲皮(1)と履
    口仕上シート(2)とを一体成形するときに、甲皮(1)と履
    口仕上シート(2)の内面に裏地(7)をインサートし、さら
    に、インサート成形するときに、裏地(7)を履口仕上シ
    ート(2)の先端縁から突出させ、甲皮(1)と履口仕上シー
    ト(2)とを成形した後に、履口仕上シート(2)の先端縁に
    沿って突出する裏地(7)を裁断し、裏地(7)のインサート
    された履口仕上シート(2)を甲皮(1)の内側にU曲させて
    その先端縁を甲皮(1)の履き口周縁に沿って連結するこ
    とを特徴とする靴の製造方法。
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