JP2622827B2 - マンホ―ル等用足掛具 - Google Patents

マンホ―ル等用足掛具

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JP2622827B2
JP2622827B2 JP7145131A JP14513195A JP2622827B2 JP 2622827 B2 JP2622827 B2 JP 2622827B2 JP 7145131 A JP7145131 A JP 7145131A JP 14513195 A JP14513195 A JP 14513195A JP 2622827 B2 JP2622827 B2 JP 2622827B2
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Inventor
英三 高橋
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三山工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両端部にサイドポ―ル
を取付けたマンホ―ル等用足掛具に関し、特にそのサイ
ドポ―ルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,マンホ―ル等用足掛具において、
その両端部にサイドポ―ル取付用の孔を設け、多段に配
置された前記足掛具のそれぞれの前記サイドポ―ル取付
用の孔に長いサイドポ―ルを挿入取付けたマンホ―ル等
用足掛具は普通に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記サイド
ポ―ルは多段に配置された足掛具のそれぞれの孔を貫通
させるものであるから、例えばマンホ―ルのような狭い
場所でのその取付作業が面倒であり、また、該サイドポ
―ルの側面に握り部を形成しようとすると、この握り部
も前記孔を貫通させなくてはならず、足掛具の孔にサイ
ドポ―ルを確実に取付けることが困難である、という問
題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、サイドポ―ルを複数の棒状分割体で構成するこ
とにより、該サイドポ―ルの取付作業が容易でしかもサ
イドポ―ルに簡単に握り部が形成され得るマンホ―ル等
用足掛具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル等用足掛具は、サイドポ
―ルを複数の棒状分割体で構成し、各棒状分割体の上下
面にそれぞれ接続具の挿入孔を形成すると共に側面に波
形の握り部を形成し、前記接続具を中央のフランジと該
フランジから上下方向に延びる突条とで構成し、足掛具
の両端部に形成したサイドポ―ル取付用孔の上面に前記
接続具のフランジを配置し、該フランジから下方に延び
る前記突条をサイドポ―ル取付用孔及び棒状分割体の上
面の挿入孔に挿入すると共に上方に延びる前記突条を棒
状分割体の下面の挿入孔に挿入したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたマンホ―ル等用足掛具
であるので、足掛具を例えばマンホ―ルの壁に固定取付
ける際に、マンホ―ルの壁に足掛具の取付用脚部が固定
されると、その足掛具の下方にある棒状分割体の上面の
挿入孔に、足掛具のサイドポ―ル取付用孔を介して接続
具のフランジから下方に延びる突条が挿入され、フラン
ジはサイドポ―ル取付用孔の上面に着座する。この状態
で、フランジから上方に延びる突条に上段の棒状分割体
の下面の挿入孔を合わせて、該挿入孔内に突条をはめ込
む。次いで上段の足掛具をマンホ―ルの壁に固定取付け
るようにする。
【0007】
【実施例】図1ないし図4は本発明の一実施例に関する
ものであり、図1は足掛具をマンホ―ルに取付けた状態
の要部側面図、図2は足掛具を平面図、図3は棒状分割
体の側面図、図4は接続具の側面図である。
【0008】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する
側部3,3で構成され、これら足踏部2と側部3とは平
面視略コ字状をした鉄製の芯金4にポリプロピレン等の
合成樹脂5を防錆被覆してなるものである。また、芯金
4は両側部3,3からそれぞれ延長されてマンホ―ルの
壁6への足掛具1の取付用脚部7,7を構成している。
そして、前記側部3,3の前方部側方である足掛具1の
両端部には、サイドポ―ル8を取付けるためのサイドポ
―ル取付用孔9が形成されている。
【0009】10は前記サイドポ―ル8を構成するため
の棒状分割体であり、該棒状分割体10の上下面には、
それぞれ後述する接続具の挿入孔11,12が形成され
ており、また、該棒状分割体10の側面には軸線方向に
波形の凹凸が形成されて握り部13を構成している。
【0010】14は前記各棒状分割体10を足掛具1の
両端部に接続するための接続具であり、該接続具14
は、中央のフランジ15と、該フランジ15から上方に
延びる突条16と、該フランジ15から下方に延びる突
条17とから構成され、フランジ15の大きさは前記サ
イドポ―ル取付用孔9よりも大きく、また、突条16,
17は前記棒状分割体10に形成した挿入孔11,12
にはめ込まれる大きさである。
【0011】以上のような構成からなる足掛具1におい
て、足掛具1を例えばマンホ―ルの壁6に固定取付ける
際に、マンホ―ルの壁6に足掛具1の取付用脚部7,7
が固定されると、その足掛具1の下方にある棒状分割体
10の上面の挿入孔11に、足掛具1のサイドポ―ル取
付用孔9を介して接続具14のフランジ15から下方に
延びる突条17が挿入され、フランジ15はサイドポ―
ル取付用孔9の上面に着座する。この状態で、フランジ
15から上方に延びる突条16に上段の棒状分割体10
の下面の挿入孔12を合わせて、該挿入孔12内に突条
16をはめ込む。次いで上段の足掛具1をマンホ―ルの
壁6に固定取付ける。
【0012】このようにして、順次サイドポ―ル8を取
付けたマンホ―ル等用足掛具1がマンホ―ルの壁6に取
付けられるものであるが、前記サイドポ―ル8は棒状分
割体10を接続具14を介して順次継ぎ足して形成され
るので、その取付けが極めて容易であり、また、棒状分
割体10自体はサイドポ―ル取付用孔9を貫通させる必
要がないので、該棒状分割体10に形成する波形の握り
部13はサイドポ―ル取付用孔9に制限されることなく
大きなものとして形成することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、サイドポ―ルを複数の
棒状分割体で構成し、各棒状分割体の上下面にそれぞれ
接続具の挿入孔を形成すると共に側面に波形の握り部を
形成し、前記接続具を中央のフランジと該フランジから
上下方向に延びる突条とで構成し、足掛具の両端部に形
成したサイドポ―ル取付用孔の上面に前記接続具のフラ
ンジを配置し、該フランジから下方に延びる前記突条を
サイドポ―ル取付用孔及び棒状分割体の上面の挿入孔に
挿入すると共に上方に延びる前記突条を棒状分割体の下
面の挿入孔に挿入したので、サイドポ―ルの取付作業が
容易でしかもサイドポ―ルに簡単に握り部が形成され得
るマンホ―ル等用足掛具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る足掛具をマンホ
―ルに取付けた状態の要部側面図である。
【図2】図2はその足掛具を平面図である。
【図3】図3は棒状分割体の側面図である。
【図4】図4は接続具の側面図である。
【符号の説明】
1 足掛具 8 サイドポ―ル 9 サイドポ―ル取付用孔 10 棒状分割体 11,12 接続具の挿入孔 13 握り部 14 接続具 15 フランジ 16,17 上下の突条

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部にサイドポ―ルを取付けたマンホ―
    ル等用足掛具において、前記サイドポ―ルを複数の棒状
    分割体で構成し、各棒状分割体の上下面にそれぞれ接続
    具の挿入孔を形成すると共に側面に波形の握り部を形成
    し、前記接続具を中央のフランジと該フランジから上下
    方向に延びる突条とで構成し、足掛具の両端部に形成し
    たサイドポ―ル取付用孔の上面に前記接続具のフランジ
    を配置し、該フランジから下方に延びる前記突条をサイ
    ドポ―ル取付用孔及び棒状分割体の上面の挿入孔に挿入
    すると共に上方に延びる前記突条を棒状分割体の下面の
    挿入孔に挿入したことを特徴とするマンホ―ル等用足掛
    具。
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