JP2622520B2 - 塗料製造装置 - Google Patents
塗料製造装置Info
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- JP2622520B2 JP2622520B2 JP63166571A JP16657188A JP2622520B2 JP 2622520 B2 JP2622520 B2 JP 2622520B2 JP 63166571 A JP63166571 A JP 63166571A JP 16657188 A JP16657188 A JP 16657188A JP 2622520 B2 JP2622520 B2 JP 2622520B2
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- medium
- kneading
- tank
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Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0006—Controlling or regulating processes
- B01J19/004—Multifunctional apparatus for automatic manufacturing of various chemical products
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗料を製造する装置に関するものである。
(従来の技術) 塗料製造工程は顔料、ワニス、溶剤、添加物等の原料
を投入し攪拌機により攪拌混合して粗練合物にする原料
供給と仕込みを含む粗練合工程と、前記粗練合物をサン
ドミル、ボールミル等の練合機で処理し、顔料を微分散
させる練合工程と、練合完了したペースト状物に残りの
ワニス、溶剤および添加物を加えて塗料化する副原料供
給、溶解、調整を含む溶解工程と、塗料を金網または
過筒で過し異物を除く過と、過後の塗料を計量し
て容器に充填する充填工程とからなる。
を投入し攪拌機により攪拌混合して粗練合物にする原料
供給と仕込みを含む粗練合工程と、前記粗練合物をサン
ドミル、ボールミル等の練合機で処理し、顔料を微分散
させる練合工程と、練合完了したペースト状物に残りの
ワニス、溶剤および添加物を加えて塗料化する副原料供
給、溶解、調整を含む溶解工程と、塗料を金網または
過筒で過し異物を除く過と、過後の塗料を計量し
て容器に充填する充填工程とからなる。
前記の各工程を順次、行って塗料を製造する際には、
固定槽を用いる場合または移動槽を用いる場合があり、
固定槽の場合には、多数の固定槽内に、それぞれ原料を
投入し、各々の固定槽において、前記の各工程を行い、
また移動槽の場合には、各工程を司るステーションにそ
れぞれの移動槽を持来させ、取出して順次、各ステーシ
ョンで各々の工程を逐次、行った。
固定槽を用いる場合または移動槽を用いる場合があり、
固定槽の場合には、多数の固定槽内に、それぞれ原料を
投入し、各々の固定槽において、前記の各工程を行い、
また移動槽の場合には、各工程を司るステーションにそ
れぞれの移動槽を持来させ、取出して順次、各ステーシ
ョンで各々の工程を逐次、行った。
前記各工程に対応するそれぞれのステーションを設
け、塗料製造用タンクを無人の自動搬送車に積載し、遠
隔制御によって各ステーションに順次、自動搬送車を持
来させ、取出し走行させて塗料製造用タンクを持回るよ
うにしたものが特開昭60−186572号として開示され、同
様な可搬式タンクを用いたものが特開昭61−287970号と
して開示され、各工程を一つのブロックとして集約化し
てある。
け、塗料製造用タンクを無人の自動搬送車に積載し、遠
隔制御によって各ステーションに順次、自動搬送車を持
来させ、取出し走行させて塗料製造用タンクを持回るよ
うにしたものが特開昭60−186572号として開示され、同
様な可搬式タンクを用いたものが特開昭61−287970号と
して開示され、各工程を一つのブロックとして集約化し
てある。
さらに、多品種小量化学製品の製造装置として主原料
の貯蔵部とプロセス機器との間を配管で接続し、副原料
の貯蔵部からプロセス機器まで副原料を移送する搬送装
置、プロセス機器から半製品の貯蔵部に半製品を中間タ
ンクごと移送する搬送装置、半製品貯蔵部からプロセス
機器に半製品を前記中間タンクごと移送する搬送装置
を、それぞれ設けてなり、配管系で原料、半製品を移送
することなくプロセス機器を介して移送することによっ
てファクトリ−オートメーション化を図ったものが特開
昭63−42734号として開示されている。
の貯蔵部とプロセス機器との間を配管で接続し、副原料
の貯蔵部からプロセス機器まで副原料を移送する搬送装
置、プロセス機器から半製品の貯蔵部に半製品を中間タ
ンクごと移送する搬送装置、半製品貯蔵部からプロセス
機器に半製品を前記中間タンクごと移送する搬送装置
を、それぞれ設けてなり、配管系で原料、半製品を移送
することなくプロセス機器を介して移送することによっ
てファクトリ−オートメーション化を図ったものが特開
昭63−42734号として開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 固定槽方式においては、各槽へ原料供給管、副原料供
給管等、多数の供給管を配管しなければならず複雑な配
管系と、この配管系の操作、維持、管理に多数の作業員
および管理機器を要し、従来の移動槽方式においては、
移送用台車等を用いているので、例えば2トン以上の塗
料等を収容した大容量、大重量の移動槽を採用すること
は困難であり、しかも各ステーションへの移動槽の移動
能率が劣り、かつ大容量移動槽とすると各ステーション
における作業位置への移動槽設定位置決めに難点がある
等の問題点があった。
給管等、多数の供給管を配管しなければならず複雑な配
管系と、この配管系の操作、維持、管理に多数の作業員
および管理機器を要し、従来の移動槽方式においては、
移送用台車等を用いているので、例えば2トン以上の塗
料等を収容した大容量、大重量の移動槽を採用すること
は困難であり、しかも各ステーションへの移動槽の移動
能率が劣り、かつ大容量移動槽とすると各ステーション
における作業位置への移動槽設定位置決めに難点がある
等の問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は大容量の移動槽を用いる大量、例えば2トン
乃至5トンの塗料製造に適応し能率よく稼動させること
ができる装置を提供するものであって、請求項(1)は
練合域と溶解域とを並列状に形成し、前記練合域の一側
に、原料供給ステーションと仕込みステーションを設
け、他側に前記原料供給ステーション、仕込みステーシ
ョンと並行状に練合ステーションを設け、これら原料供
給ステーション、仕込みステーションおよび練合ステー
ションに移動槽を持来させ、またはこれらステーション
から前記移動槽を取出す天井走行クレーンを前記練合域
に設け、前記溶解域の一側に前記練合ステーションに並
行状とした受槽待機ステーションを設け、他側に副原料
供給ステーションと溶解ステーションを設け、さらに前
記溶解域に充填ステーションを設け、これら受槽待機ス
テーション、副原料供給ステーション、溶解ステーショ
ンおよび充填ステーションに受槽を持来させ、またはこ
れらステーションから前記受槽を取出す別の天井走行ク
レーンを前記溶解域に設け、前記練合域内の原料供給ス
テーション、仕込みステーションおよび練合ステーショ
ンに亘り天井走行クレーンを介し移動槽を逐次、移動さ
せる練合工程系統と、前記溶解域内の受槽待機ステーシ
ョン、副原料供給ステーション、溶解ステーションおよ
び充填ステーションに亘り、前記別の天井走行クレーン
を介し受槽を逐次、移動させる溶解充填工程系統とより
なることを特徴とする塗料製造装置であり、請求項
(2)はさらに前記練合域に移動槽洗浄ステーションを
設け、前記溶解域に受槽洗浄ステーションを設けたもの
であり、請求項(3)は大量練合域と大量溶解域とを並
列状に形成し、前記大量練合域の一側に大量原料供給ス
テーションと大量仕込みステーションを設け、他側に前
記大量原料供給ステーション、大量仕込みステーション
と並行状に大量練合ステーションを設け、これら大量原
料供給ステーション、大量仕込みステーションおよび大
量練合ステーションに移動槽を持来させ、またはこれら
ステーションから前記移動槽を取出す天井走行クレーン
を前記大量練合域に設け、前記大量溶解域の一側に前記
大量練合ステーションに並行状とした受槽待機ステーシ
ョンを設け、他側に大量副原料供給ステーション、大量
溶解ステーションを設け、さらに前記大量溶解域に大量
充填ステーションを設け、これら受槽待機ステーショ
ン、大量副原料供給ステーション、大量溶解ステーショ
ンおよび大量充填ステーションに受槽を持来させ、また
はこれらステーションから前記受槽を取出す別の天井走
行クレーンを前記大量溶解域に設け、前記大量練合域内
の大量原料供給ステーション、大量仕込みステーション
および大量練合ステーションに亘り天井走行クレーンを
介し移動槽を逐次、移動させる大量練合工程系統と、前
記大量溶解域内の受槽待機ステーション、大量副原料供
給ステーション、大量溶解ステーションおよび大量充填
ステーションに亘り、前記別の天井走行クレーンを介し
受槽を逐次、移動させる大量溶解充填工程系統とからな
る大量製造部と、中量練合域と中量溶解域とを並列状に
形成し、前記中量練合域の一側に、中量原料供給ステー
ションと中量仕込みステーションを設け、他側に前記中
量原料供給ステーション、中量仕込みステーションと並
行状に中量練合ステーションを設け、これら中量原料供
給ステーション、中量仕込みステーションおよび中量練
合ステーションに別の移動槽を持来させ、またはこれら
ステーションから前記別の移動槽を取出す他の天井走行
クレーンを前記中量練合域に設け、前記中量溶解域の一
側に前記中量練合ステーションに並行状とした別の受槽
待機ステーションを設け、他側に中量副原料供給ステー
ションと中量溶解ステーションを設け、さらに前記中量
溶解域に中量充填ステーションを設け、これら受槽待機
ステーション、中量副原料供給ステーション、中量溶解
ステーションおよび中量充填ステーションに受槽を持来
させ、またはこれらステーションから受槽を取出すさら
に別の天井走行クレーンを前記中量溶解域に設け、前記
中量練合域内の中量原料供給ステーション、中量仕込み
ステーションおよび中量練合ステーションに亘り、前記
他の天井走行クレーンを介し移動槽を逐次、移動させる
中量練合工程系統と、前記中量溶解域内の受槽待機ステ
ーション、中量副原料供給ステーション、中量溶解ステ
ーションおよび中量充填ステーションに亘り、前記さら
に別の天井走行クレーンを介し受槽を逐次、移動させる
中量溶解充填工程系統とからなる中量製造部とを設け、
前記大量練合域と前記中量練合域との間に移動搬送用台
車を設け、この移動槽搬送用台車を介し移動槽を共用自
在とし、前記大量溶解域と前記中量溶解域との間に受槽
搬送用台車を設け、この受槽搬送用台車を介し受槽を共
用自在としてなることを特徴とする塗料製造装置であ
り、請求項(4)はさらに大量練合域および中量練合域
に移動槽洗浄ステーションを設け、大量溶解域および中
量溶解域に受槽洗浄ステーションを設けたものである。
乃至5トンの塗料製造に適応し能率よく稼動させること
ができる装置を提供するものであって、請求項(1)は
練合域と溶解域とを並列状に形成し、前記練合域の一側
に、原料供給ステーションと仕込みステーションを設
け、他側に前記原料供給ステーション、仕込みステーシ
ョンと並行状に練合ステーションを設け、これら原料供
給ステーション、仕込みステーションおよび練合ステー
ションに移動槽を持来させ、またはこれらステーション
から前記移動槽を取出す天井走行クレーンを前記練合域
に設け、前記溶解域の一側に前記練合ステーションに並
行状とした受槽待機ステーションを設け、他側に副原料
供給ステーションと溶解ステーションを設け、さらに前
記溶解域に充填ステーションを設け、これら受槽待機ス
テーション、副原料供給ステーション、溶解ステーショ
ンおよび充填ステーションに受槽を持来させ、またはこ
れらステーションから前記受槽を取出す別の天井走行ク
レーンを前記溶解域に設け、前記練合域内の原料供給ス
テーション、仕込みステーションおよび練合ステーショ
ンに亘り天井走行クレーンを介し移動槽を逐次、移動さ
せる練合工程系統と、前記溶解域内の受槽待機ステーシ
ョン、副原料供給ステーション、溶解ステーションおよ
び充填ステーションに亘り、前記別の天井走行クレーン
を介し受槽を逐次、移動させる溶解充填工程系統とより
なることを特徴とする塗料製造装置であり、請求項
(2)はさらに前記練合域に移動槽洗浄ステーションを
設け、前記溶解域に受槽洗浄ステーションを設けたもの
であり、請求項(3)は大量練合域と大量溶解域とを並
列状に形成し、前記大量練合域の一側に大量原料供給ス
テーションと大量仕込みステーションを設け、他側に前
記大量原料供給ステーション、大量仕込みステーション
と並行状に大量練合ステーションを設け、これら大量原
料供給ステーション、大量仕込みステーションおよび大
量練合ステーションに移動槽を持来させ、またはこれら
ステーションから前記移動槽を取出す天井走行クレーン
を前記大量練合域に設け、前記大量溶解域の一側に前記
大量練合ステーションに並行状とした受槽待機ステーシ
ョンを設け、他側に大量副原料供給ステーション、大量
溶解ステーションを設け、さらに前記大量溶解域に大量
充填ステーションを設け、これら受槽待機ステーショ
ン、大量副原料供給ステーション、大量溶解ステーショ
ンおよび大量充填ステーションに受槽を持来させ、また
はこれらステーションから前記受槽を取出す別の天井走
行クレーンを前記大量溶解域に設け、前記大量練合域内
の大量原料供給ステーション、大量仕込みステーション
および大量練合ステーションに亘り天井走行クレーンを
介し移動槽を逐次、移動させる大量練合工程系統と、前
記大量溶解域内の受槽待機ステーション、大量副原料供
給ステーション、大量溶解ステーションおよび大量充填
ステーションに亘り、前記別の天井走行クレーンを介し
受槽を逐次、移動させる大量溶解充填工程系統とからな
る大量製造部と、中量練合域と中量溶解域とを並列状に
形成し、前記中量練合域の一側に、中量原料供給ステー
ションと中量仕込みステーションを設け、他側に前記中
量原料供給ステーション、中量仕込みステーションと並
行状に中量練合ステーションを設け、これら中量原料供
給ステーション、中量仕込みステーションおよび中量練
合ステーションに別の移動槽を持来させ、またはこれら
ステーションから前記別の移動槽を取出す他の天井走行
クレーンを前記中量練合域に設け、前記中量溶解域の一
側に前記中量練合ステーションに並行状とした別の受槽
待機ステーションを設け、他側に中量副原料供給ステー
ションと中量溶解ステーションを設け、さらに前記中量
溶解域に中量充填ステーションを設け、これら受槽待機
ステーション、中量副原料供給ステーション、中量溶解
ステーションおよび中量充填ステーションに受槽を持来
させ、またはこれらステーションから受槽を取出すさら
に別の天井走行クレーンを前記中量溶解域に設け、前記
中量練合域内の中量原料供給ステーション、中量仕込み
ステーションおよび中量練合ステーションに亘り、前記
他の天井走行クレーンを介し移動槽を逐次、移動させる
中量練合工程系統と、前記中量溶解域内の受槽待機ステ
ーション、中量副原料供給ステーション、中量溶解ステ
ーションおよび中量充填ステーションに亘り、前記さら
に別の天井走行クレーンを介し受槽を逐次、移動させる
中量溶解充填工程系統とからなる中量製造部とを設け、
前記大量練合域と前記中量練合域との間に移動搬送用台
車を設け、この移動槽搬送用台車を介し移動槽を共用自
在とし、前記大量溶解域と前記中量溶解域との間に受槽
搬送用台車を設け、この受槽搬送用台車を介し受槽を共
用自在としてなることを特徴とする塗料製造装置であ
り、請求項(4)はさらに大量練合域および中量練合域
に移動槽洗浄ステーションを設け、大量溶解域および中
量溶解域に受槽洗浄ステーションを設けたものである。
(作用) 天井走行クレーンによって移動槽を吊上げ、練合域に
おける原料供給ステーションに移動槽を設定して原料を
移動槽内に投入し、仕込みステーションに移動槽を持来
させ、作業位置に設定し、仕込み工程および粗練合工程
を行い、次いで天井走行クレーンによって練合ステーシ
ョンに持来させ移動槽内の粗練合物を練合機で微細なペ
ースト状にしたのち、溶解域における受槽待機ステーシ
ョンにある受槽に移送し、天井走行クレーンによって空
となった移動槽を移動槽洗浄ステーションに持来させて
内部を洗浄し、洗浄完了した移動槽を天井走行クレーン
によって再び原料供給ステーションに持来させ、移動槽
内に原料を入れ、順次仕込みステーション、練合ステー
ションに天井走行クレーンによって移動槽を移動させな
がら各工程作業を行わせ、移動槽を練合域で循環移動さ
せる。
おける原料供給ステーションに移動槽を設定して原料を
移動槽内に投入し、仕込みステーションに移動槽を持来
させ、作業位置に設定し、仕込み工程および粗練合工程
を行い、次いで天井走行クレーンによって練合ステーシ
ョンに持来させ移動槽内の粗練合物を練合機で微細なペ
ースト状にしたのち、溶解域における受槽待機ステーシ
ョンにある受槽に移送し、天井走行クレーンによって空
となった移動槽を移動槽洗浄ステーションに持来させて
内部を洗浄し、洗浄完了した移動槽を天井走行クレーン
によって再び原料供給ステーションに持来させ、移動槽
内に原料を入れ、順次仕込みステーション、練合ステー
ションに天井走行クレーンによって移動槽を移動させな
がら各工程作業を行わせ、移動槽を練合域で循環移動さ
せる。
受槽待機ステーションにおいて、練合ステーションに
ある練合機から微細に分散されたペースト状物を受入れ
た受槽は別の天井走行クレーンによって吊上げられ副原
料を投入する副原料供給ステーションに持来させられて
副原料をペースト状物内に投入し、別の天井走行クレー
ンによって副原料供給ステーションより溶解ステーショ
ンに受槽を持来させペースト状物を溶解調整して塗料と
し、塗料を収容している受槽を別の天井走行クレーンに
よって充填ステーションに持来させ、この充填ステーシ
ョンで受槽内の塗料を指定容器に充填し、空になった受
槽を前記の別の天井走行クレーンによって吊上げて受槽
洗浄ステーションに持来し内部を洗浄し、洗浄完了した
のち別の天井走行クレーンによって受槽を吊上げ、再び
受槽待機ステーションに持来させて待機させ、このよう
な溶解域における受槽待機、副原料の投入、ペースト状
物の溶解調整、容器への充填を司る各ステーションへの
受槽の吊上げ取出し移動を別の天井走行クレーンにより
受槽を順次、移動させて溶解域内作業を循環して行うこ
とができる。
ある練合機から微細に分散されたペースト状物を受入れ
た受槽は別の天井走行クレーンによって吊上げられ副原
料を投入する副原料供給ステーションに持来させられて
副原料をペースト状物内に投入し、別の天井走行クレー
ンによって副原料供給ステーションより溶解ステーショ
ンに受槽を持来させペースト状物を溶解調整して塗料と
し、塗料を収容している受槽を別の天井走行クレーンに
よって充填ステーションに持来させ、この充填ステーシ
ョンで受槽内の塗料を指定容器に充填し、空になった受
槽を前記の別の天井走行クレーンによって吊上げて受槽
洗浄ステーションに持来し内部を洗浄し、洗浄完了した
のち別の天井走行クレーンによって受槽を吊上げ、再び
受槽待機ステーションに持来させて待機させ、このよう
な溶解域における受槽待機、副原料の投入、ペースト状
物の溶解調整、容器への充填を司る各ステーションへの
受槽の吊上げ取出し移動を別の天井走行クレーンにより
受槽を順次、移動させて溶解域内作業を循環して行うこ
とができる。
(実 施 例) 請求項(1)および請求項(2)に係る本発明塗料製
造装置を第1図乃至第7図を参照して説明する。
造装置を第1図乃至第7図を参照して説明する。
塗料製造装置1は第1図に示すように、練合域2と、
この練合域2に対して並列状に配した溶解域3を有し、
練合域2の一側に原料供給ステーション4と、この原料
供給ステーション4と直列状に配した仕込みステーショ
ン5とを配し、これら原料供給ステーション4、仕込み
ステーション5に対し他側に練合ステーション6を配
し、さらに移動槽洗浄ステーション7を練合域2に設け
てある。
この練合域2に対して並列状に配した溶解域3を有し、
練合域2の一側に原料供給ステーション4と、この原料
供給ステーション4と直列状に配した仕込みステーショ
ン5とを配し、これら原料供給ステーション4、仕込み
ステーション5に対し他側に練合ステーション6を配
し、さらに移動槽洗浄ステーション7を練合域2に設け
てある。
前記原料供給ステーション4、仕込みステーション5
は床面より所定高としたデッキ部8により連なり、この
デッキ部8には移動槽9を受入れ取出し自在とする原料
供給側の移動槽受入れ凹部10、仕込み側の移動槽受入れ
凹部11を形成してあり、原料供給ステーション4には原
料を供給する複数の供給管12,12…を集中配列した配管
部13を備え、仕込みステーション5には粗練合攪拌機1
4,14を備え、練合ステーション6には練合機15,15…を
備えてあり、さらに練合域2の移動槽洗浄ステーション
7には自動洗浄機16を備える。
は床面より所定高としたデッキ部8により連なり、この
デッキ部8には移動槽9を受入れ取出し自在とする原料
供給側の移動槽受入れ凹部10、仕込み側の移動槽受入れ
凹部11を形成してあり、原料供給ステーション4には原
料を供給する複数の供給管12,12…を集中配列した配管
部13を備え、仕込みステーション5には粗練合攪拌機1
4,14を備え、練合ステーション6には練合機15,15…を
備えてあり、さらに練合域2の移動槽洗浄ステーション
7には自動洗浄機16を備える。
さらにまた、練合機2には天井走行クレーン17を備
え、この天井走行クレーン17は移動槽9を床面より僅か
吊上げ、前後左右に移動させることができるよう形成し
てあり、天井走行クレーン17によって移動槽9は原料供
給ステーション4、仕込みステーション5、練合ステー
ション6、移動槽洗浄ステーション7に移動設定され、
また取出し移動することができるように形成してある。
え、この天井走行クレーン17は移動槽9を床面より僅か
吊上げ、前後左右に移動させることができるよう形成し
てあり、天井走行クレーン17によって移動槽9は原料供
給ステーション4、仕込みステーション5、練合ステー
ション6、移動槽洗浄ステーション7に移動設定され、
また取出し移動することができるように形成してある。
次に、前記溶解域3には前記練合ステーション6に対
応して反対側に受槽待機ステーション18を設け、この受
槽待機ステーション18の反対側に副原料供給ステーショ
ン19を設け、この副原料供給ステーション19に対して直
列状に浴解ステーション20を設け、溶解ステーション20
端より右側かつ直交状に充填ステーション21を設け、さ
らに副原料供給ステーション19の左側に受槽洗浄ステー
ション22を設けてあり、前記副原料供給ステーション1
9、溶解ステーション20は床面より所定高としたデッキ
部23により連なり、デッキ部23には受槽24を受入れ取出
し自在とする副原料供給側の受槽受入れ凹部25、溶解側
の受槽受入れ凹部26を形成してあり、副原料供給ステー
ション19には副原料を供給する複数の供給管26,26…を
配管した配管部27を備え、溶解ステーション20には溶解
調整攪拌機28,28を備え、充填ステーション21には充填
機29,29を備えてあり、受槽洗浄ステーション22には自
動洗浄機30を備えてある。
応して反対側に受槽待機ステーション18を設け、この受
槽待機ステーション18の反対側に副原料供給ステーショ
ン19を設け、この副原料供給ステーション19に対して直
列状に浴解ステーション20を設け、溶解ステーション20
端より右側かつ直交状に充填ステーション21を設け、さ
らに副原料供給ステーション19の左側に受槽洗浄ステー
ション22を設けてあり、前記副原料供給ステーション1
9、溶解ステーション20は床面より所定高としたデッキ
部23により連なり、デッキ部23には受槽24を受入れ取出
し自在とする副原料供給側の受槽受入れ凹部25、溶解側
の受槽受入れ凹部26を形成してあり、副原料供給ステー
ション19には副原料を供給する複数の供給管26,26…を
配管した配管部27を備え、溶解ステーション20には溶解
調整攪拌機28,28を備え、充填ステーション21には充填
機29,29を備えてあり、受槽洗浄ステーション22には自
動洗浄機30を備えてある。
溶解域3には別の天井走行クレーン31を備え、この天
井走行クレーン31は受槽24を床面より僅か吊上げ、前後
左右に移動させることができるよう形成してあり、天井
走行クレーン31によって受槽24は副原料供給ステーショ
ン19、溶解ステーション20、充填ステーション21、受槽
洗浄ステーション22に移動設定され、また取出し移動す
ることができるように形成してある。
井走行クレーン31は受槽24を床面より僅か吊上げ、前後
左右に移動させることができるよう形成してあり、天井
走行クレーン31によって受槽24は副原料供給ステーショ
ン19、溶解ステーション20、充填ステーション21、受槽
洗浄ステーション22に移動設定され、また取出し移動す
ることができるように形成してある。
前記天井走行クレーン17,31は第3図、第4図および
第5図に示すように、それぞれ吊体32を有するととも
に、練合域2、溶解域3の各々両側に設けた架構33,33
に固設した走行レール34,34に沿って左右移動自在とす
る移動架35に可動体36を設けてあり、この可動体36は駆
動モータにより移動架35に沿って前後移動自在とし、ま
た可動体36には吊体上下駆動機構37を設けてある。
第5図に示すように、それぞれ吊体32を有するととも
に、練合域2、溶解域3の各々両側に設けた架構33,33
に固設した走行レール34,34に沿って左右移動自在とす
る移動架35に可動体36を設けてあり、この可動体36は駆
動モータにより移動架35に沿って前後移動自在とし、ま
た可動体36には吊体上下駆動機構37を設けてある。
前記吊体上下駆動機構37は第4図に示すように、吊体
32の支持部材38に設けたワイヤ案内車39、可動体36に設
けたワイヤ巻取車40とにワイヤ41を掛装してあり、吊体
上下駆動機構37によって上下動自在とした支持部材38の
下端に保持部材42を固定し、この保持部材42に固定した
方形の保持盤43の四隅角部に持上杆44,44,44,44を垂設
してあり、これら持上杆44,44,44,44内には第5図に示
すように、前記可動体36に設けた持上端回転伝達機構45
により回転する回転軸46を垂下させてあり、この回転軸
46の下端は持上端47を形成し、持上端47は第6図および
第7図に示すように、移動槽9または受槽24を支承する
槽架48の上面四隅角部に設けた持上端挿入孔49に挿脱自
在かつ挿入後、持上端47を回転させて抜出不能とするよ
う形成してある。
32の支持部材38に設けたワイヤ案内車39、可動体36に設
けたワイヤ巻取車40とにワイヤ41を掛装してあり、吊体
上下駆動機構37によって上下動自在とした支持部材38の
下端に保持部材42を固定し、この保持部材42に固定した
方形の保持盤43の四隅角部に持上杆44,44,44,44を垂設
してあり、これら持上杆44,44,44,44内には第5図に示
すように、前記可動体36に設けた持上端回転伝達機構45
により回転する回転軸46を垂下させてあり、この回転軸
46の下端は持上端47を形成し、持上端47は第6図および
第7図に示すように、移動槽9または受槽24を支承する
槽架48の上面四隅角部に設けた持上端挿入孔49に挿脱自
在かつ挿入後、持上端47を回転させて抜出不能とするよ
う形成してある。
従って、天井走行クレーン17,31に設けた吊体32は前
後左右移動自在かつ上下動自在としてあり、持上杆44の
持上端47によって移動槽9または受槽24を支承した槽架
48を吊上げ移動させ、所定位置に移動させたのち、降下
させて移動槽9または受槽24とともに槽架48を設定する
よう形成してある。
後左右移動自在かつ上下動自在としてあり、持上杆44の
持上端47によって移動槽9または受槽24を支承した槽架
48を吊上げ移動させ、所定位置に移動させたのち、降下
させて移動槽9または受槽24とともに槽架48を設定する
よう形成してある。
また天井走行クレーン17,31、吊体32、持上杆44の作
動は遠隔操作され、調時作動するよう形成してある。
動は遠隔操作され、調時作動するよう形成してある。
前記仕込みステーション5、溶解ステーション20には
それぞれスライド式ホイスト50を設けてある。
それぞれスライド式ホイスト50を設けてある。
第1図において、符号51は立体倉庫部、52は空ステー
ションであって、洗浄後の空の移動槽9または受槽24を
一時的に待機させ、または次工程のステーションへ移動
槽9または受槽24を移動させる際に、当該ステーション
における作業が未了であって移動槽9または受槽24を、
そのステーションに入れられない場合に一時的に待機さ
せる空間である。
ションであって、洗浄後の空の移動槽9または受槽24を
一時的に待機させ、または次工程のステーションへ移動
槽9または受槽24を移動させる際に、当該ステーション
における作業が未了であって移動槽9または受槽24を、
そのステーションに入れられない場合に一時的に待機さ
せる空間である。
本発明は前記のように構成し、次のように作動する。
立体倉庫部51よりコンピュータによって種類、数量を
選別指示された指令を介し取出した粉状原料、液状原
料、副原料は練合域2および溶解域3に付設された走行
路上を無人搬送車で練合域2にある仕込みステーション
5に運ばれ、また溶解域3にある溶解ステーション20に
運ばれ、仕込みステーション5または溶解ステーション
20に待機している台車に自動移載される。
選別指示された指令を介し取出した粉状原料、液状原
料、副原料は練合域2および溶解域3に付設された走行
路上を無人搬送車で練合域2にある仕込みステーション
5に運ばれ、また溶解域3にある溶解ステーション20に
運ばれ、仕込みステーション5または溶解ステーション
20に待機している台車に自動移載される。
原料供給ステーション4において、位置設定された移
動槽9内に屋外にある貯蔵タンクに貯蔵された液状原
料、副原料が配管系を介し集中的に供給される。
動槽9内に屋外にある貯蔵タンクに貯蔵された液状原
料、副原料が配管系を介し集中的に供給される。
次いで原料を挿入した移動槽9を槽架48とともに天井
走行クレーン17により原料供給ステーション4より取出
し吊上げて仕込みステーション5に移動させる。
走行クレーン17により原料供給ステーション4より取出
し吊上げて仕込みステーション5に移動させる。
仕込みステーション5においては天井走行クレーン17
の進入に支障を来さないようスライド式ホイスト50を設
けてあり、ドラム缶、コンテナバック等に充填された原
料、副原料を移動槽9内に仕込み、移動槽9内の装入物
を粗練合攪拌機14によって混合攪拌する。
の進入に支障を来さないようスライド式ホイスト50を設
けてあり、ドラム缶、コンテナバック等に充填された原
料、副原料を移動槽9内に仕込み、移動槽9内の装入物
を粗練合攪拌機14によって混合攪拌する。
仕込み作業を了ったのち、天井走行クレーン17によっ
て仕込みステーション5にある移動槽9を吊上げ取出
し、練合ステーション6に移動させ設定する。
て仕込みステーション5にある移動槽9を吊上げ取出
し、練合ステーション6に移動させ設定する。
練合ステーション6に設定された移動槽9内の粗分散
された粗練合物はさらに微分散するため移動槽9と練合
機15とを結ぶ配管を経、練合機15に付属するポンプによ
って練合機15に加圧送渡され、微分散されて受槽待機ス
テーション18にある受槽24内に移入される。
された粗練合物はさらに微分散するため移動槽9と練合
機15とを結ぶ配管を経、練合機15に付属するポンプによ
って練合機15に加圧送渡され、微分散されて受槽待機ス
テーション18にある受槽24内に移入される。
練合ステーション6にあって、ペースト状物を受槽24
へ移し、空となった移動槽9は天井走行クレーン17によ
って移動槽洗浄ステーション7に持来され自動洗浄機16
により槽内を洗浄される。
へ移し、空となった移動槽9は天井走行クレーン17によ
って移動槽洗浄ステーション7に持来され自動洗浄機16
により槽内を洗浄される。
この場合、人手によって槽内洗浄をするときもある。
洗浄後、移動槽9は天井走行クレーン17によって空ス
テーション52に運ばれ、調時的に再び、原料供給ステー
ション4、仕込みステーション5、練合ステーション
6、移動槽洗浄ステーション7、空ステーション52に順
次、移送され、各ステーションにおいて対応作業がなさ
れ、このような循環作業が繰返しなされる。
テーション52に運ばれ、調時的に再び、原料供給ステー
ション4、仕込みステーション5、練合ステーション
6、移動槽洗浄ステーション7、空ステーション52に順
次、移送され、各ステーションにおいて対応作業がなさ
れ、このような循環作業が繰返しなされる。
即ち練合域2では、天井走行クレーン17によって移動
槽9が調時的、かつ所定部所に移動される循環作業系統
を形成してある。
槽9が調時的、かつ所定部所に移動される循環作業系統
を形成してある。
なお、同色系統の塗料製造の場合には移動槽洗浄ステ
ーション7を設置しないこともある。
ーション7を設置しないこともある。
溶解域3の受槽待機ステーション18にあってペースト
状物を受入れた受槽24は別の天井走行クレーン31によっ
て、反対側の副原料供給ステーション19に吊上げ移動さ
れ、所定位置に設定されたのち、屋外の貯蔵タンクに貯
蔵された液状の副原料を配管を介して受槽24内のペース
ト状物に加える。
状物を受入れた受槽24は別の天井走行クレーン31によっ
て、反対側の副原料供給ステーション19に吊上げ移動さ
れ、所定位置に設定されたのち、屋外の貯蔵タンクに貯
蔵された液状の副原料を配管を介して受槽24内のペース
ト状物に加える。
副原料を入れ了った受槽24は、天井走行クレーン31に
より吊上げられ溶解ステーション20に移動され、溶解ス
テーション20においてスライド式ホイスト50により未装
入の副原料、調色用原料を受槽24内のペースト状物に加
え、溶解調整攪拌機28により攪拌、混合させながら溶
解、調整、調色を行い塗料とする。
より吊上げられ溶解ステーション20に移動され、溶解ス
テーション20においてスライド式ホイスト50により未装
入の副原料、調色用原料を受槽24内のペースト状物に加
え、溶解調整攪拌機28により攪拌、混合させながら溶
解、調整、調色を行い塗料とする。
このようにして製造された塗料を収容した受槽24は天
井走行クレーン31によって充填ステーション21に移動さ
れ、振動ふるい機によって粗大粒子、不純物等を取除か
れた塗料は充填機29に送られ充填機29を介して塗料缶に
所定量充填され、充填された塗料缶は適宜、所定部所に
移送される。
井走行クレーン31によって充填ステーション21に移動さ
れ、振動ふるい機によって粗大粒子、不純物等を取除か
れた塗料は充填機29に送られ充填機29を介して塗料缶に
所定量充填され、充填された塗料缶は適宜、所定部所に
移送される。
充填ステーション21において、空となった受槽24は天
井走行クレーン31によって吊上げられ受槽洗浄ステーシ
ョン22に移動され、自動洗浄機30によって槽内を洗浄さ
れる。
井走行クレーン31によって吊上げられ受槽洗浄ステーシ
ョン22に移動され、自動洗浄機30によって槽内を洗浄さ
れる。
洗浄完了後の受槽24は空ステーション52に運ばれ、空
となった受槽24は次回の塗料製造まで待機させておき再
び、天井走行クレーン31によって調時的に受槽待機ステ
ーション18に移動し、練合域2の練合ステーション6に
ある移動槽9内のペースト状物を受容するよう待機させ
る。
となった受槽24は次回の塗料製造まで待機させておき再
び、天井走行クレーン31によって調時的に受槽待機ステ
ーション18に移動し、練合域2の練合ステーション6に
ある移動槽9内のペースト状物を受容するよう待機させ
る。
ペースト状物を受入れた受槽24は天井走行クレーン31
によって、副原料供給ステーション19、溶解ステーショ
ン20、充填ステーション21、受槽洗浄ステーション22に
順次、調時的かつ所定部所に移動され、副原料供給、混
合、調整、充填、洗浄の各作業が繰返しなされる。
によって、副原料供給ステーション19、溶解ステーショ
ン20、充填ステーション21、受槽洗浄ステーション22に
順次、調時的かつ所定部所に移動され、副原料供給、混
合、調整、充填、洗浄の各作業が繰返しなされる。
即ち、溶解域3では天井走行クレーン31によって受槽
24が調時的、かつ所定部所に移動される循環作業系統を
形成してある。
24が調時的、かつ所定部所に移動される循環作業系統を
形成してある。
なお洗浄を要しない場合、簡単に人手によって槽内洗
浄をなし得る場合、同色系統塗料製造の場合には受槽洗
浄ステーション22を利用しない、または設置しないこと
もある。
浄をなし得る場合、同色系統塗料製造の場合には受槽洗
浄ステーション22を利用しない、または設置しないこと
もある。
次に、請求項(3)および請求項(4)に係る本発明
を第8図について説明する。
を第8図について説明する。
第8図に示すように、塗料製造装置53は左半部を大量
製造部54とし、右半部を中量製造部55としてある。
製造部54とし、右半部を中量製造部55としてある。
大量製造部54には大量練合域56と大量溶解域57とを並
列状に形成し、大量練合域56の一側に、大量原料供給ス
テーション58と大量仕込みステーション59を設け、他側
に前記大量原料供給ステーション58、前記大量仕込みス
テーション59と並行状に大量練合ステーション60を設
け、さらに前記大量練合域56に移動槽洗浄ステーション
61を設け、これら大量原料供給ステーション58、大量仕
込みステーション59、大量練合ステーション60および移
動槽洗浄ステーション61に移動槽62を持来させ、または
これらステーションから移動槽62を取出す天井走行クレ
ーン63を前記大量練合域56に設けてあり、前記大量溶解
域57の一側に前記大量練合ステーション60に並行状とし
た受槽待機ステーション64を設け、他側に大量副原料供
給ステーション65と大量溶解ステーション66を設け、さ
らに前記大量溶解域57に大量充填ステーション67および
受槽洗浄ステーション68を設け、これら受槽待機ステー
ション64、大量副原料供給ステーション65、大量溶解ス
テーション66、大量充填ステーション67および受槽洗浄
ステーション68に受槽69を持来させ、またはこれらステ
ーションから受槽69を取出す別の天井走行クレーン70を
前記大量溶解域57に設けてあり、前記大量練合域56内の
大量原料供給ステーション58、大量仕込みステーション
59、大量練合ステーション60および移動槽洗浄ステーシ
ョン61に亘り天井走行クレーン63を介し移動槽62を逐
次、移動させる大量練合工程系統と、前記大量溶解域57
内の受槽待機ステーション64、大量副原料供給ステーシ
ョン65、大量溶解ステーション66、大量充填ステーショ
ン67および受槽洗浄ステーション68に亘り、別の天井走
行クレーン70を介し受槽69を逐次、移動させる大量溶解
充填工程系統とからなる大量製造部54としてある。
列状に形成し、大量練合域56の一側に、大量原料供給ス
テーション58と大量仕込みステーション59を設け、他側
に前記大量原料供給ステーション58、前記大量仕込みス
テーション59と並行状に大量練合ステーション60を設
け、さらに前記大量練合域56に移動槽洗浄ステーション
61を設け、これら大量原料供給ステーション58、大量仕
込みステーション59、大量練合ステーション60および移
動槽洗浄ステーション61に移動槽62を持来させ、または
これらステーションから移動槽62を取出す天井走行クレ
ーン63を前記大量練合域56に設けてあり、前記大量溶解
域57の一側に前記大量練合ステーション60に並行状とし
た受槽待機ステーション64を設け、他側に大量副原料供
給ステーション65と大量溶解ステーション66を設け、さ
らに前記大量溶解域57に大量充填ステーション67および
受槽洗浄ステーション68を設け、これら受槽待機ステー
ション64、大量副原料供給ステーション65、大量溶解ス
テーション66、大量充填ステーション67および受槽洗浄
ステーション68に受槽69を持来させ、またはこれらステ
ーションから受槽69を取出す別の天井走行クレーン70を
前記大量溶解域57に設けてあり、前記大量練合域56内の
大量原料供給ステーション58、大量仕込みステーション
59、大量練合ステーション60および移動槽洗浄ステーシ
ョン61に亘り天井走行クレーン63を介し移動槽62を逐
次、移動させる大量練合工程系統と、前記大量溶解域57
内の受槽待機ステーション64、大量副原料供給ステーシ
ョン65、大量溶解ステーション66、大量充填ステーショ
ン67および受槽洗浄ステーション68に亘り、別の天井走
行クレーン70を介し受槽69を逐次、移動させる大量溶解
充填工程系統とからなる大量製造部54としてある。
中量製造部55には中量練合域71と中量溶解域72とを並
列状に形成し、前記中量練合域71の一側に、中量原料供
給ステーション73と中量仕込みステーション74を設け、
他側に前記中量原料供給ステーション73、中量仕込みス
テーション74と並行状に中量練合ステーション75を設
け、さらに前記中量練合域71に別の移動槽洗浄ステーシ
ョン76を設け、これら中量原料供給ステーション73、中
量仕込みステーション74、中量練合ステーション75およ
び別の移動槽洗浄ステーション76に移動槽62を持来さ
せ、または、これらステーションから前移動槽62を取出
す天井走行クレーン77を記中量練合域71に設け、前記中
量溶解域72の一側に前記中量練合ステーション75に並列
状とした受槽待機ステーション78を設け、他側に中量副
原料供給ステーション79と中量溶解ステーション80を設
け、さらに前記中量溶解域72に中量充填ステーション81
および別の受槽洗浄ステーション82を設け、これら受槽
待機ステーション78、中量副原料ステーション79、中量
溶解ステーション80、中量充填ステーション81および別
の受槽洗浄ステーション82に受槽69を持来させ、または
これらステーションから受槽69を取出す天井走行クレー
ン83を前記中量溶解域72に設けてあり、前記中量練合域
71内の中量原料供給ステーション73、中量仕込みステー
ション74、中量練合ステーション75および別の移動槽洗
浄ステーション76に亘り、天井走行クレーン77を介し移
動槽62を逐次、移動させる中量練合工程系統と、前記中
量溶解域72内の受槽待機ステーション78、中量副原料供
給ステーション79、中量溶解ステーション80、中量充填
ステーション81および別の受槽洗浄ステーション82に亘
り、天井走行クレーン83を介し受槽69を逐次、移動させ
る中量溶解充填工程系統とからなる中量製造部55として
あり、さらに前記大量練合域56と前記中量練合域71との
間に移動槽搬送用台車84を設け、この移動槽搬送用台車
84を介し移動槽62を共用自在とし、前記大量溶解域57と
前記中量溶解域72との間に受槽搬送用台車85を設け、こ
の受槽搬送用台車85を介し受槽69を共用自在としてあ
る。
列状に形成し、前記中量練合域71の一側に、中量原料供
給ステーション73と中量仕込みステーション74を設け、
他側に前記中量原料供給ステーション73、中量仕込みス
テーション74と並行状に中量練合ステーション75を設
け、さらに前記中量練合域71に別の移動槽洗浄ステーシ
ョン76を設け、これら中量原料供給ステーション73、中
量仕込みステーション74、中量練合ステーション75およ
び別の移動槽洗浄ステーション76に移動槽62を持来さ
せ、または、これらステーションから前移動槽62を取出
す天井走行クレーン77を記中量練合域71に設け、前記中
量溶解域72の一側に前記中量練合ステーション75に並列
状とした受槽待機ステーション78を設け、他側に中量副
原料供給ステーション79と中量溶解ステーション80を設
け、さらに前記中量溶解域72に中量充填ステーション81
および別の受槽洗浄ステーション82を設け、これら受槽
待機ステーション78、中量副原料ステーション79、中量
溶解ステーション80、中量充填ステーション81および別
の受槽洗浄ステーション82に受槽69を持来させ、または
これらステーションから受槽69を取出す天井走行クレー
ン83を前記中量溶解域72に設けてあり、前記中量練合域
71内の中量原料供給ステーション73、中量仕込みステー
ション74、中量練合ステーション75および別の移動槽洗
浄ステーション76に亘り、天井走行クレーン77を介し移
動槽62を逐次、移動させる中量練合工程系統と、前記中
量溶解域72内の受槽待機ステーション78、中量副原料供
給ステーション79、中量溶解ステーション80、中量充填
ステーション81および別の受槽洗浄ステーション82に亘
り、天井走行クレーン83を介し受槽69を逐次、移動させ
る中量溶解充填工程系統とからなる中量製造部55として
あり、さらに前記大量練合域56と前記中量練合域71との
間に移動槽搬送用台車84を設け、この移動槽搬送用台車
84を介し移動槽62を共用自在とし、前記大量溶解域57と
前記中量溶解域72との間に受槽搬送用台車85を設け、こ
の受槽搬送用台車85を介し受槽69を共用自在としてあ
る。
天井走行クレーン63,70,77,83は前記天井走行クレー
ン17,31と同様な構造とし、吊体、持上杆、持上端の構
造も同様な構造であり、同様な作用を達成するように形
成してある。
ン17,31と同様な構造とし、吊体、持上杆、持上端の構
造も同様な構造であり、同様な作用を達成するように形
成してある。
図中、符号86は立体倉庫部、87は原料移送路、88は副
原料移送路であり、請求項(1)および請求項(2)に
係る本発明の概要を平面図で示した第1図におけると同
一の符号で示すものは、同一機器、同一部材、同一部所
である。
原料移送路であり、請求項(1)および請求項(2)に
係る本発明の概要を平面図で示した第1図におけると同
一の符号で示すものは、同一機器、同一部材、同一部所
である。
請求項(3)および請求項(4)に係る本発明は前記
のように構成し、次のように作動する。
のように構成し、次のように作動する。
前記大量製造部54における大量の塗料製造を独自に行
うことができ、大量の塗料製造は請求項(1)および請
求項(2)に係る本発明におけるように稼動され、同様
にして前記中量製造部55のみにおける中量の塗料製造も
中量製造部55内で独自に行うことができる。
うことができ、大量の塗料製造は請求項(1)および請
求項(2)に係る本発明におけるように稼動され、同様
にして前記中量製造部55のみにおける中量の塗料製造も
中量製造部55内で独自に行うことができる。
特に、請求項(3)および請求項(4)に係る本発明
は大量練合域56と中量練合域71との間に設けた移動搬送
用台車84により天井走行クレーン63によって移動槽搬送
用台車84に載せられた移動槽62を天井走行クレーン77に
引渡し、大量練合域56と中量練合域71との間で移動槽62
を共用することができる。
は大量練合域56と中量練合域71との間に設けた移動搬送
用台車84により天井走行クレーン63によって移動槽搬送
用台車84に載せられた移動槽62を天井走行クレーン77に
引渡し、大量練合域56と中量練合域71との間で移動槽62
を共用することができる。
また大量溶解域57と中量溶解域72との間に設けた受槽
搬送用台車85により、天井走行クレーン70によって受渡
搬送用台車85に載せた受槽69を天井走行クレーン83に引
渡し、大量溶解域57と中量溶解域72との間で受槽69を共
用することができる。
搬送用台車85により、天井走行クレーン70によって受渡
搬送用台車85に載せた受槽69を天井走行クレーン83に引
渡し、大量溶解域57と中量溶解域72との間で受槽69を共
用することができる。
(発明の効果) 請求項(1)および請求項(2)に係る本発明は練合
域における各ステーション間を天井走行クレーンにより
移動槽を調時的に移動させ、練合域で循環系を形成する
から移動槽の移動範囲に融通性を持たせることができ、
移動槽の移動を適切にし、さらに大容量、例えば1.5ト
ン以上の移動槽を採用することができ、また溶解域にお
ける各ステーション間を別の天井走行クレーンにより受
槽を調時的に移動させ、溶解域で循環系を形成するから
受槽の移動範囲に融通性を持たせ、受槽の移動を適切に
し、大容量の受槽を採用することができ、移動槽の数と
受槽の数を適宜選択して可及的に槽数を少くすることが
でき、各機器の数も可及的に少くなし得、作業能率およ
び稼動効率を格段と向上させることができ、併せて配管
系を少くして管路洗浄等を極力排除することができる。
域における各ステーション間を天井走行クレーンにより
移動槽を調時的に移動させ、練合域で循環系を形成する
から移動槽の移動範囲に融通性を持たせることができ、
移動槽の移動を適切にし、さらに大容量、例えば1.5ト
ン以上の移動槽を採用することができ、また溶解域にお
ける各ステーション間を別の天井走行クレーンにより受
槽を調時的に移動させ、溶解域で循環系を形成するから
受槽の移動範囲に融通性を持たせ、受槽の移動を適切に
し、大容量の受槽を採用することができ、移動槽の数と
受槽の数を適宜選択して可及的に槽数を少くすることが
でき、各機器の数も可及的に少くなし得、作業能率およ
び稼動効率を格段と向上させることができ、併せて配管
系を少くして管路洗浄等を極力排除することができる。
しかも、練合域の原料供給ステーションおよび溶解域
の副原料供給ステーションに供給路を集中させることに
より、従来、固定槽にあって液体原料を供給する配管が
5本か6本であり、液体原料の種類を5品または6品程
度としたが、本発明によると集中配列配管により20品種
以上となし得るとともに液体原料の供給時間を可及的に
小とすることができ、機器間を接続する配管系も少くし
得、色替え、品種替えに必須である管系内の洗浄を極力
排除することができる。
の副原料供給ステーションに供給路を集中させることに
より、従来、固定槽にあって液体原料を供給する配管が
5本か6本であり、液体原料の種類を5品または6品程
度としたが、本発明によると集中配列配管により20品種
以上となし得るとともに液体原料の供給時間を可及的に
小とすることができ、機器間を接続する配管系も少くし
得、色替え、品種替えに必須である管系内の洗浄を極力
排除することができる。
請求項(3)および請求項(4)に係る本発明は移動
槽および受槽を共用自在とすることにより大量製造部と
中量製造部とを連係して稼動させることができるし、さ
らに各機器の共用もなし得て、作業能率、稼動効率を高
めることができる。
槽および受槽を共用自在とすることにより大量製造部と
中量製造部とを連係して稼動させることができるし、さ
らに各機器の共用もなし得て、作業能率、稼動効率を高
めることができる。
第1図は請求項(1)および請求項(2)に係る本発明
の概要を示す平面図、第2図は同・側面図、第3図は天
井走行クレーンの正面図、第4図は同・要部拡大正面
図、第5図は持上杆の詳細図、第6図は移動槽を支承す
る槽架の平面図、第7図は同・断面図、第8図は請求項
(3)および請求項(4)に係る本発明の概要を示す平
面図である。 1,53……塗料製造装置、2……練合域、3……溶解域、
4……原料供給ステーション、5……仕込みステーショ
ン、6……練合ステーション、7……移動槽洗浄ステー
ション、9,62……移動槽、17,31,63,70,77,83……天井
走行クレーン、18,64,78……受槽待機ステーション、19
……副原料供給ステーション、20……溶解ステーショ
ン、21……充填ステーション、22,68,82……受槽洗浄ス
テーション、24,69……受槽、54……大量製造部、55…
…中量製造部、56……大量練合域、57……大量溶解域、
58……大量原料供給ステーション、59……大量仕込みス
テーション、60……大量練合ステーション、61……移動
槽洗浄ステーション、65……大量副原料供給ステーショ
ン、66……大量溶解ステーション、67……大量充填ステ
ーション、71……中量練合域、72……中量溶解域、73…
…中量原料供給ステーション、74……中量仕込みステー
ション、75……中量練合ステーション、76……移動槽洗
浄ステーション、79……中量副原料ステーション、80…
…中量溶解ステーション、81……中量充填ステーショ
ン、84……移動槽搬送用台車、85……受槽搬送用台車。
の概要を示す平面図、第2図は同・側面図、第3図は天
井走行クレーンの正面図、第4図は同・要部拡大正面
図、第5図は持上杆の詳細図、第6図は移動槽を支承す
る槽架の平面図、第7図は同・断面図、第8図は請求項
(3)および請求項(4)に係る本発明の概要を示す平
面図である。 1,53……塗料製造装置、2……練合域、3……溶解域、
4……原料供給ステーション、5……仕込みステーショ
ン、6……練合ステーション、7……移動槽洗浄ステー
ション、9,62……移動槽、17,31,63,70,77,83……天井
走行クレーン、18,64,78……受槽待機ステーション、19
……副原料供給ステーション、20……溶解ステーショ
ン、21……充填ステーション、22,68,82……受槽洗浄ス
テーション、24,69……受槽、54……大量製造部、55…
…中量製造部、56……大量練合域、57……大量溶解域、
58……大量原料供給ステーション、59……大量仕込みス
テーション、60……大量練合ステーション、61……移動
槽洗浄ステーション、65……大量副原料供給ステーショ
ン、66……大量溶解ステーション、67……大量充填ステ
ーション、71……中量練合域、72……中量溶解域、73…
…中量原料供給ステーション、74……中量仕込みステー
ション、75……中量練合ステーション、76……移動槽洗
浄ステーション、79……中量副原料ステーション、80…
…中量溶解ステーション、81……中量充填ステーショ
ン、84……移動槽搬送用台車、85……受槽搬送用台車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤山 恵三 埼玉県和光市下新倉1141 (72)発明者 佐藤 洋一 茨城県行方郡潮来町日の出8―21―24 (72)発明者 白石 一夫 千葉県千葉市作草部町176―1
Claims (4)
- 【請求項1】練合域と溶解域とを並列状に形成し、前記
練合域の一側に、原料供給ステーションと仕込みステー
ションを設け、他側に前記原料供給ステーション、仕込
みステーションと並行状に練合ステーションを設け、こ
れら原料供給ステーション、仕込みステーションおよび
練合ステーションに移動槽を持来させ、またはこれらス
テーションから前記移動槽を取出す天井走行クレーンを
前記練合域に設け、前記溶解域の一側に前記練合ステー
ションに並行状とした受槽待機ステーションを設け、他
側に副原料供給ステーションと溶解ステーションを設
け、さらに前記溶解域に充填ステーションを設け、これ
ら受槽待機ステーション、副原料供給ステーション、溶
解ステーションおよび充填ステーションに受槽を持来さ
せ、またはこれらステーションから前記受槽を取出す別
の天井走行クレーンを前記溶解域に設け、前記練合域内
の原料供給ステーション、仕込みステーションおよび練
合ステーションに亘り天井走行クレーンを介し移動槽を
逐次、移動させる練合工程系統と、前記溶解域内の受槽
待機ステーション、副原料供給ステーション、溶解ステ
ーションおよび充填ステーションに亘り、前記別の天井
走行クレーンを介し受槽を逐次、移動させる溶解充填工
程系統とよりなることを特徴とする塗料製造装置。 - 【請求項2】練合域と溶解域とを並列状に形成し、前記
練合域の一側に、原料供給ステーションと仕込みステー
ションを設け、他側に前記原料供給ステーション、仕込
みステーションと並行状に練合ステーションを設け、さ
らに前記練合域に移動槽洗浄ステーションを設け、これ
ら原料供給ステーション、仕込みステーション、練合ス
テーションおよび移動槽洗浄ステーションに移動槽を持
来させ、またはこれらステーションから前記移動槽を取
出す天井走行クレーンを前記練合域に設け、前記溶解域
の一側に前記練合ステーションに並行状とした受槽待機
ステーションを設け、他側に副原料供給ステーションと
溶解ステーションを設け、さらに前記溶解域に充填ステ
ーションおよび受槽洗浄ステーションを設け、これら受
槽待機ステーション、副原料供給ステーション、溶解ス
テーション、充填ステーションおよび受槽洗浄ステーシ
ョンに受槽を持来させ、またはこれらステーションから
前記受槽を取出す別の天井走行クレーンを前記溶解域に
設け、前記練合域内の原料供給ステーション、仕込みス
テーション、練合ステーションおよび移動槽洗浄ステー
ションに亘り天井走行クレーンを介し移動槽を逐次、移
動させる練合工程系統と、前記溶解域内の受槽待機ステ
ーション、副原料供給ステーション、溶解ステーショ
ン、充填ステーションおよび受槽洗浄ステーションに亘
り、前記別の天井走行クレーンを介し受槽を逐次、移動
させる溶解充填工程系統とよりなることを特徴とする塗
料製造装置。 - 【請求項3】大量練合域と大量溶解域とを並列状に形成
し、前記大量練合域の一側に、大量原料供給ステーショ
ンと大量仕込みステーションを設け、他側に前記大量原
料供給ステーション、大量仕込みステーションと並行状
に大量練合ステーションを設け、これら大量原料供給ス
テーション、大量仕込みステーションおよび大量練合ス
テーションに移動槽を持来させ、またはこれらステーシ
ョンから前記移動槽を取出す天井走行クレーンを前記大
量練合域に設け、前記大量溶解域の一側に前記大量練合
ステーションに並行状とした受槽待機ステーションを設
け、他側に大量副原料供給ステーション、大量溶解ステ
ーションを設け、さらに前記大量溶解域に大量充填ステ
ーションを設け、これら受槽待機ステーション、大量副
原料供給ステーション、大量溶解ステーションおよび大
量充填ステーションに受槽を持来させ、またはこれらス
テーションから前記受槽を取出す別の天井走行クレーン
を前記大量溶解域に設け、前記大量練合域内の大量原料
供給ステーション、大量仕込みステーションおよび大量
練合ステーションに亘り天井走行クレーンを介し移動槽
を逐次、移動させる大量練合工程系統と、前記大量溶解
域内の受槽待機ステーション、大量副原料供給ステーシ
ョン、大量溶解ステーションおよび大量充填ステーショ
ンに亘り、前記別の天井走行クレーンを介し受槽を逐
次、移動させる大量溶解充填工程系統とからなる大量製
造部と、中量練合域と中量溶解域とを並列状に形成し、
前記中量練合域の一側に、中量原料供給ステーションと
中量仕込みステーションを設け、他側に前記中量原料供
給ステーション、中量仕込みステーションと並行状に中
量練合ステーションを設け、これら中量原料供給ステー
ション、中量仕込みステーションおよび中量練合ステー
ションに別の移動槽を持来させ、またはこれらステーシ
ョンから前記別の移動槽を取出す他の天井走行クレーン
を前記中量練合域に設け、前記中量溶解域の一側に前記
中量練合ステーションに並行状とした別の受槽待機ステ
ーションを設け、他側に中量副原料供給ステーションと
中量溶解ステーションを設け、さらに前記中量溶解域に
中量充填ステーションを設け、これら受槽待機ステーシ
ョン、中量副原料供給ステーション、中量溶解ステーシ
ョンおよび中量充填ステーションに受槽を持来させ、ま
たはこれらステーションから受槽を取出すさらに別の天
井走行クレーンを前記中量溶解域に設け、前記中量練合
域内の中量原料供給ステーション、中量仕込みステーシ
ョンおよび中量練合ステーションに亘り、前記他の天井
走行クレーンを介し移動槽を逐次、移動させる中量練合
工程系統と、前記中量溶解域内の受槽待機ステーショ
ン、中量副原料供給ステーション、中量溶解ステーショ
ンおよび中量充填ステーションに亘り、前記さらに別の
天井走行クレーンを介し受槽を逐次、移動させる中量溶
解充填工程系統とからなる中量製造部とを設け、前記大
量練合域と前記中量練合域との間に移動槽搬送用台車を
設け、この移動槽搬送用台車を介し移動槽を共用自在と
し、前記大量溶解域と前記中量溶解域との間に受槽搬送
用台車を設け、この受槽搬送用台車を介し受槽を共用自
在としてなることを特徴とする塗料製造装置。 - 【請求項4】大量練合域と大量溶解域とを並列状に形成
し、前記大量練合域の一側に、大量原料供給ステーショ
ンと大量仕込みステーションを設け、他側に前記大量原
料供給ステーション、大量仕込みステーションと並行状
に大量練合ステーションを設け、さらに前記大量練合域
に移動槽洗浄ステーションを設け、これら大量原料供給
ステーション、大量仕込みステーション、大量練合ステ
ーションおよび移動槽洗浄ステーションに移動槽を持来
させ、またはこれらステーションから前記移動槽を取出
す天井走行クレーンを前記大量練合域に設け、前記大量
溶解域の一側に前記大量練合ステーションに並行状とし
た受槽待機ステーションを設け、他側に大量副原料供給
ステーションと大量溶解ステーションを設け、さらに前
記大量溶解域に大量充填ステーションおよび受槽洗浄ス
テーションを設け、これら受槽待機ステーション、大量
副原料供給ステーション、大量溶解ステーション、大量
充填ステーションおよび受槽洗浄ステーションに受槽を
持来させ、またはこれらステーションから前記受槽を取
出す別の天井走行クレーンを前記大量溶解域に設け、前
記大量練合域内の大量原料供給ステーション、大量仕込
みステーション、大量練合ステーションおよび移動槽洗
浄ステーションに亘り天井走行クレーンを介し移動槽を
逐次、移動させる大量練合工程系統と、前記大量溶解域
内の受槽待機ステーション、大量副原料供給ステーショ
ン、大量溶解ステーション、大量充填ステーションおよ
び受槽洗浄ステーションに亘り、前記別の天井走行クレ
ーンを介し受槽を逐次、移動させる大量溶解充填工程系
統とからなる大量製造部と、中量練合域と中量溶解域と
を並列状に形成し、前記中量練合域の一側に、中量原料
供給ステーションと中量仕込みステーションを設け、他
側に前記中量原料供給ステーション、中量仕込みステー
ションと並行状に中量練合ステーションを設け、さらに
前記中量練合域に別の移動槽洗浄ステーションを設け、
これら中量原料供給ステーション、中量仕込みステーシ
ョン、中量練合ステーションおよび別の移動槽洗浄ステ
ーションに移動槽を持来させ、またはこれらステーショ
ンから前記移動槽を取出す他の天井走行クレーンを前記
中量練合域に設け、前記中量溶解域の一側に前記中量練
合ステーションに並行状とした別の受槽待機ステーショ
ンを設け、他側に中量副原料供給ステーションと中量溶
解ステーションを設け、さらに前記中量溶解域に中量充
填ステーションおよび別の受槽洗浄ステーションを設
け、これら別の受槽待機ステーション、中量副原料供給
ステーション、中量溶解ステーション、中量充填ステー
ションおよび別の受槽洗浄ステーションに受槽を持来さ
せ、またはこれらステーションから受槽を取出すさらに
別の天井走行クレーンを前記中量溶解域に設け、前記中
量練合域内の中量原料供給ステーション、中量仕込みス
テーション、中量練合ステーションおよび別の移動槽洗
浄ステーションに亘り、前記他の天井走行クレーンを介
し移動槽を逐次、移動させる中量練合工程系統と、前記
中量溶解域内の別の受槽待機ステーション、中量副原料
供給ステーション、中量溶解ステーション、中量充填ス
テーションおよび別の受槽洗浄ステーションに亘り、前
記さらに別の天井走行クレーンを介し受槽を逐次、移動
させる中量溶解充填工程系統とからなる中量製造部とを
設け、前記大量練合域と前記中量練合域との間に移動槽
搬送用台車を設け、この移動槽搬送用台車を介し移動槽
を共用自在とし、前記大量溶解域と前記中量溶解域との
間に受槽搬送用台車を設け、この受槽搬送用台車を介し
受槽を共用自在としてなることを特徴とする塗料製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166571A JP2622520B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 塗料製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166571A JP2622520B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 塗料製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0216170A JPH0216170A (ja) | 1990-01-19 |
JP2622520B2 true JP2622520B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=15833731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63166571A Expired - Lifetime JP2622520B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 塗料製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2622520B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69129695T2 (de) * | 1991-04-22 | 1999-04-15 | Asahi Engineering Co. Ltd., Osaka | Vielzweck chargenweise herstellungsanlage mit fahrbahrem behälter |
JP3630748B2 (ja) * | 1994-05-25 | 2005-03-23 | クラレエンジニアリング株式会社 | タンク移動方式及びそれを用いた生産方法 |
FR2910452A1 (fr) * | 2006-12-22 | 2008-06-27 | Jean Pierre Solignac | Machine pour la production automatisee de compostions de matieres premieres telle que liquides; poudres, ou pates dans une cuve transportable. |
EP3142783B1 (en) | 2014-05-13 | 2022-01-26 | Luca Drocco | Moving system for containers between stations for a fluid production plant |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP63166571A patent/JP2622520B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216170A (ja) | 1990-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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