JP2622519B2 - 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法 - Google Patents

光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法

Info

Publication number
JP2622519B2
JP2622519B2 JP61282557A JP28255786A JP2622519B2 JP 2622519 B2 JP2622519 B2 JP 2622519B2 JP 61282557 A JP61282557 A JP 61282557A JP 28255786 A JP28255786 A JP 28255786A JP 2622519 B2 JP2622519 B2 JP 2622519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
general formula
represented
cyclopentenone
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61282557A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63135349A (ja
Inventor
正好 南井
裕治 植田
隆行 東井
倫正 近藤
Original Assignee
住友化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友化学工業株式会社 filed Critical 住友化学工業株式会社
Priority to JP61282557A priority Critical patent/JP2622519B2/ja
Publication of JPS63135349A publication Critical patent/JPS63135349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2622519B2 publication Critical patent/JP2622519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、一般式(1) (式中、Rは水素原子もしくは水酸基の保護基を示し、
nは4〜8の整数を示す。) で示される光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類お
よびその製造法に関する。
<従来の技術> 上記一般式(I)で示される光学活性なヒドロキシシ
クロペンテノン類は本発明者らによって初めて合成され
た新規化合物であって、医薬品等の中間体として有用で
ある。
たとえば、上記一般式(I)で示される光学活性なヒ
ドロキシシクロペンテノン類を立体を保護したまま転位
することにより一般式 (式中、Rは水素原子もしくは水酸基の保護基を示し、
nは4〜8の整数を示す。) で示される光学活性な2−置換−4−ヒドロキシ−2−
シクロペンテノンとすることができ、該化合物はプロス
タグランディン誘導体の重要中間体として用いることが
できる。
さらにまた上記の光学活性な2−置換−4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノンは、たとえばパラトルエンス
ルホン酸やメタンスルホン酸などによりスルホン酸エス
テルに導いたのち、塩基と反応させるか、あるいは又酢
酸ソーダ、ジクロル酢酸ソーダ、トリクロル酢酸ソーダ
などと反応させて対応するエステルとしたのち加水分解
することによって、もとの配位とは逆の立体配位を有す
る2−置換−4−ヒドロキシ−シクロペンテノンに導い
て利用することもできる。
ところで、従来より上記一般式(I)で示される光学
活性なヒドロキシシクロペンテノン類については全く知
られておらず、さらにはそのdl一体すらも知られていな
い。
従って、光学活性体およびその分離などについてはそ
の可能性すら知られておらず、分離された光学活性体が
立体を保持したまま転位する可能性や、立体を保持した
まま転位して得られる2−置換−4−ヒドロキシ−2−
シクロペンテノン類に関する立体配位については全く知
られていない。
<発明が解決しようとする問題点> このようなことから、特にプロスタグランデインの原
料として使用でき、かつ製造工程数も短かく、工業的に
も容易に大量生産できるシクロペンテノン系中間体の開
発が強く要望されていた。
かかる事情に鑑み、本発明者らは上記目的を達成する
ためのシクロペンテノン系中間体を開発すべく検討の結
果、前記一般式(I)で示される光学活性なヒドロキシ
シクロペンテノン類がプロスタグランディン用の中間体
として極めて有用であり、また、該化合物に至る工程数
も短かく、工業的にも容易に大量生産し得る製造法を見
出し、本発明に至った。
<問題点を解決するための手段> 本発明は前記一般式(I)で示される光学活性なヒド
ロキシシクロペンテノン類を提供し、またその製造法と
して一般式(II) (式中、R1はアシルオキシル基を、R′は水酸基の保護
基を示し、nは前記と同じ意味を有する) で示されるdl−シクロペンテノンエステル類を、微生物
が生産するエステラーゼあるいは動植物由来のエステラ
ーゼを用いて不斉加水分解する方法を提供するものであ
る。
この反応原料である一般式(II)で示されるdl−シク
ロペンテノンエステル類は、一般式(III) (式中、nは前記と同じ意味を有する) で示される8−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン誘導
体の側鎖水酸基を保護して、一般式(IV) (式中、R′は水酸基の保護基を示し、nは前記と同じ
意味を有する) で示されるシクロペンテノン誘導体を得、これを脂肪族
カルボン酸類と反応させることにより得ることができ
る。
また、この反応に用いられる一般式(III)で示され
る8−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン誘導体は、一
般式(V) で示されるフルフリルアルコール誘導体を、水を主溶媒
とする溶媒中、pHを3.5〜6の範囲に維持しながら転位
させることにより得ることができる。
このような反応をフリフリルアルコール誘導体を出発
原料として表わせば次式のようになる。
(上記式において、Aは−(CH2)n−CH2−であり、n,
R,R′およびR1は前記のとおりである) 以下、本発明を詳細に説明する。
上記方法において、原料として用いられる一般式
(V)で示されるフルフリルアルコール誘導体は、たと
えば以下に示す方法によりフランから容易に製造するこ
とができる。
(上式中、R2は低級アルキル基であり、nは前記と同じ
意味を有する) 一般式(V)で示されるフルフリルアルコール誘導体
から一般式(III)で示される3−ヒドロキシ−4−シ
クロペンテノン誘導体への異性化反応は、水を主溶媒と
する溶媒中、反応液中のpHを3.5〜6に維持しながら、
触媒の存在もしくは非存在下に処理することにより行わ
れる。
この反応において用いられる溶媒は水を主溶媒とする
ものであって、水単独あるいは水に他の有機溶媒が少量
混入した水を主成分とする混合溶媒である。ここで他の
有機溶媒としては、たとえばエチレングリコール、1,3
−プロパンジオール、メタノール、エタノール、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、DMF、DMSO、酢酸エチル、
酢酸、ジクロルメタン、トルエン、ジメチルエーテル等
の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、アルコール、脂肪
酸、エーテル、エステル、ハロゲン化炭化水素等の反応
に不活性な溶媒があげられる。しかしながら、一般には
水にこれらの有機溶媒を共存させる有利さは特にみられ
ない。
この反応は触媒を必ずしも必要としないが、触媒を添
加することにより反応速度が向上し、反応率が増大する
のでその使用は有効である。
この反応で触媒を用いる場合、その触媒としては例え
ば各種金属塩、有機第4級アンモニウム塩、界面活性
剤、アルコール等があげられる。
各種金属塩としては、例えばナトリウム、カリウム、
マグネシウム、亜鉛、鉄、カシウム、マンガン、コバル
ト、アルミニウム等のリン酸塩、硫酸塩、塩化物、臭化
物、酸化塩、有機脂肪酸塩、有機スルホン酸塩等があげ
られ、有機第4級アンモニウム塩の例としては、テトラ
ブチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリメチルアン
モニウムクロリド、トリカプリルメチルアンモニウムク
ロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、カ
プリルベンジルジメチルアンモニウムクロリド等があげ
られ、界面活性剤としては、高級脂肪酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルフェノールエーテル、高級脂肪族アル
コール等があげられ、アルコールとしては先に溶媒とし
て例示したメタノール、エタノール、エチレングリコー
ルなどが触媒としても使用され、これらは単独または混
合物として使用される。
触媒を用いる場合、その使用量は通常一般式(V)で
示されるフルフリルアルコール誘導体に対して1/200〜
5倍重量の範囲であるが、この範囲外でも適用可能であ
る。
ここで用いた触媒は、反応終了後回収して再使用する
ことができる。
反応pHは3.5〜6の範囲が好ましいが、更に好ましく
は3.5〜5.5の範囲である。
かかるpHを維持するために使用される酸としては、た
とえば塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸、酢酸、プロピオン
酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等の通常の
無機酸、有機酸があげられ、アルカリとしてはたとえば
苛性ソーダ、炭酸カリ、炭酸水素ナトリウム、リン酸/
水素カリ、有機アミン類等の通常の無機塩基、有機塩基
があげられる。
あるいはまた、上記酸−塩基の組合せによる緩衝溶液
があげられ、たとえばリン酸/水素カリ−リン酸、酢酸
ソーダ−酢酸、酢酸ソーダ−リン酸、フタル酸−炭酸カ
リ、リン酸/水素カリ−塩酸、リン酸2水素カリ−炭酸
水素カリ、コハク酸−炭酸水素ナトリウム等が例示され
る。
一般には、pH調整用に使用する酸あるいはアルカリは
塩酸、臭化水素酸等の強酸や苛性ソーダ、苛性カリ等の
強アルカリを避けるほうがより好ましい。
反応温度は0〜200℃で任意であるが、好ましくは20
〜160℃である。
この転位反応の反応方法としては反応原料を一括して
反応容器に仕込んだのち加熱する方法、水を主溶媒とす
る溶媒中にフルフリルアルコール誘導体を反応に要する
時間をかけて極めてゆっくりと滴下する方法など任意の
方法が採られるが、後者の方法による場合には収率面で
有利となる。
なお、この転位反応では、一般式(III)で示される
3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン誘導体以外に、
更に異性化した一般式(VI) で示される4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン誘導
体が副生するため、できるだけ(VI)式化合物の副生を
抑えることが好ましく、このためには反応中のpHを3.5
〜4.5等の比較的低い値に設定するか、あるいは反応転
化率を抑えること等により、その副生を抑えることがで
きる。
(VI)式化合物が副生した場合、(III)式化合物と
(VI)式化合物の分離はクロマトグラフィーによる方
法、あるいは次工程以降の水酸基の保護基の導入段階、
エステエステル化段階などで行うことができる。
上記転位反応による反応混合物から、抽出、分液、濃
縮、クロマトグラフィー等の操作により、一般式(II
I)で示される3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン
誘導体が得られる。
かかる一般式(III)で示される3−ヒドロキシ−4
−シクロペンテノン誘導体の側鎖水酸基を保護すること
により、一般式(IV)で示されるシクロペンテノン誘導
体が得られる。
ここで用いられる水酸基の保護基としては、水酸基の
保護基として通常用いられるものが利用され、かかる例
としては、たとえばトリアルキルシリル基、ジフェニル
アルキルシリル基等のシリル基、ジヒドロピラニル基、
エトキシエチル基、メトキシエチル基、メトキシメチル
基、メトキシエトキシメチル基等のエーテル基、アセチ
ル基、プロピオニル基、ブチリル基等のアシル基が挙げ
られる。
かかる保護基を与える具体的な原料化合物として、た
とえばトリメチルシリルクロリド、t−ブチルジメチル
シリルクロリド、ジフェニルメチルシリルクロリドのご
ときシリル化剤、ジヒドロピラン、エチルビニルエーテ
ルのごときビニルエーテル類、メトキシエチルクロリ
ド、メトキシメチルクロリド、メトキシエトキシメチル
クロリドのごときアルコキシアルキルハライド類、無水
酢酸、酢酸クロリド、無水プロピオン酸、プロピオン酸
クロリド、ブチリルクロリド、クロルアセチルクロリド
のごとき脂肪族カルボン酸類等が例示される。
保護基の導入方法は、導入すべき保護基によって異な
り、以下、保護基別に保護基を導入するための一般的方
法を説明する。
保護基を与える化合物としてシリル化剤もしくはアル
コキシアルキルハライド類等を用いる場合には、通常、
溶媒の存在下に塩基触媒を用いて反応させることにより
行われる。
この反応において溶媒を使用する場合、その溶媒とし
てはたとえばテトラヒドロフラン、エチルエーテル、ア
セトン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、ク
ロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキサン等の脂肪族もしくは芳香族炭
化水素、エーテル、ハロゲン化炭化水素等の反応に不活
性な溶媒の単独または混合物があげられ、その使用量に
ついては特に制限なく使用することができる。
シリル化剤もしくはアルコキシアルキルハライド類の
使用量は原料である3−ヒドロキシ−4−シクロペンテ
ノン誘導体に対して通常0.8〜1.3当量倍、好ましくは0.
85〜1.1当量倍であり、過剰量の使用はシクロペンテノ
ン骨格の2級水酸基と反応するため好ましくない。
触媒としては、たとえばトリエチルアミン、エチルジ
イソプロピルアミン、トリn−ブチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアミンピリジン、ピコリン、炭酸ナトリウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸水素カリウム等の有機ある
いは無機塩基触媒があげられ、その使用量は特に制限さ
れないが、通常3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン
誘導体に対して0.8〜3当量倍である。
溶媒として有機アミンを使用する場合には、該アミン
が触媒としても作用する。
反応温度は通常−40℃〜100℃であるが、好ましくは
−30〜90℃の範囲である。
反応時間については特に制限はない。
保護基を与える化合物としてビニルエーテル類を用い
る場合には、通常溶媒の存在下、酸触媒を用いて反応さ
せることにより行われる。
溶媒は先のシリル化剤と同様のものが単独または混合
物として用いられ、その使用量についても特に制限はな
い。
ビニルエーテル類の使用量は原料である3−ヒドロキ
シ−4−シクロペンテノン誘導体に対して0.8〜1.3当量
倍、好ましくは0.85〜1.1当量倍であり、過剰量の使用
は、シクロペンテノン骨格の2級水酸基と反応するため
好ましくない。
触媒としては、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸、硫酸、リン酸、3フッ化ホウ
素等の有機あるいは無機酸があげられ、その使用量は、
ビニルエーテル類に対して通常0.002〜0.3当量倍であ
る。
反応温度は通常−20℃〜120℃であるが、好ましくは
−10℃〜110℃の範囲である。
反応時間については特に制限はない。
保護基を与える化合物として有機カルボン酸類を用い
る場合には、通常のエステル化の条件が適用され、溶媒
の存在下に触媒を用いて反応させることにより行われ
る。
溶媒を使用する場合、その溶媒としては先と同じもの
が単独または混合物として用いられ、その使用量につい
ても特に制限はない。
有機カルボン酸類の使用量は原料である3−ヒドロキ
シ−4−シクロペンテノン誘導体に対して0.8〜1.3当量
倍、好ましくは0.85〜1.1当量倍である。
尚、有機カルボン酸類を使用する場合には、次工程の
シクロペンテノン骨格の2級水酸基をエステル化する反
応も同時に行うことができ、この場合には有機カルボン
酸類の使用量は2当量倍以上必要であって、好ましくは
2〜8当量倍である。
触媒としては、たとえばトリエチルアミン、エチルジ
イソプロピルアミン、トリn−ブチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアミノピリジン、ピコリン、炭酸ナトリウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸水素カリウム等の有機ある
いは無機塩基があげられ、その使用量は特に制限されな
いが、通常3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン誘導
体に対して1〜5当量倍であり、シクロペンテノン骨格
の2級水酸基も同時にエステル化する場合には2〜10当
量倍である。
溶媒として有機アミンを使用する場合には、該アミン
が触媒として作用することもある。
又、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸等
の有機あるいは無機酸等を触媒として使用することがで
きる。
反応温度は通常−20℃〜150℃であるが、好ましくは
−10℃〜120℃の範囲である。
反応時間については特に制限はない。
このような反応により、一般式(IV)で示されるシク
ロペンテノン誘導体が容易に得られ、これらは通常の分
離手段、たとえば抽出、分液、濃縮、クロマトグラフィ
ー等により反応混合物から単離することができる。
かかるシクロペンテノン誘導体(IV)から一般式(I
I)で示されるdl−シクロペンテノンエステル類へは一
般的な脂肪族カルボン酸類とのエステル化の条件が適用
され、溶媒の存在もしくは非存在下に触媒を用いて反応
させることにより行われる。
この反応において、溶媒を使用する場合、その溶媒と
してはたとえばテトラヒドロフラン、エチルエーテル、
アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、
クロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ヘキ
サン等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、エーテル、ハ
ロゲ化炭化水素等の反応に不活性な溶媒の単独または混
合物があげられる。その使用量については特に制限なく
使用することができる。
ここで使用される脂肪族カルボン酸類としては、飽和
または不飽和の脂肪族カルボン酸無水物、脂肪族カルボ
ン酸ハライドがあげられ、たとえば無水酢酸、酢酸クロ
リドまたはブロミド、プロピオン酸クロリドまたはブロ
ミド、無水プロピオン酸、ブチリルクロリドまたはブロ
ミド、カプロイルクロリドまたはブロミド、カプリル酸
クロリドまたはブロミド、ステアリン類クロリドまたは
ブロミドカプリノイルクロリドまたはブロミド、ドデカ
ノインクロリドまたはブロミド、パルミトイルクロリド
またはブロミド、クロルアセチルクロリドまたはブロミ
ド、ジクロルアセチルクロリドまたはブロミドなどが例
示される。
反応に用いる脂肪族カルボン酸類は原料であるシクロ
ペンテノン誘導体に対して1当量以上必要であり、上限
については特に制限されないが、好ましくは4当量であ
る。
触媒としては、たとえばトリエチルアミン、トリn−
ブチルアミン、ピリジン、ピコリン、炭酸ナトリウム、
ナトリウムメチラート、炭酸水素カリウム等の有機ある
いは無機塩基性物質があげられる。その使用量は特に制
限されないが、通常シクロペンテノン誘導体に対して1
〜5当量である。
溶媒として有機アミンを使用する場合は、該アミンが
触媒として作用することもある。
又、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸等
の酸類を触媒として用いることもできる。
反応温度は通常−20℃〜150℃であるが、好ましくは
−10℃〜120℃の範囲である。
反応時間については特に制限はない。
このような反応により、一般式(II)で示されるdl−
シクロペンテノンエステル類が容易に、好収率で得ら
れ、これらは通常の分離手段、たとえば抽出、分液、濃
縮、クロマトグラフィー等により反応混合物から容易に
単離することができる。
尚、一般式(II)における置換基R1がアシルオキシル
基であり、R′がアシル基である化合物を所望する場合
は、一般式(III)で示される3−ヒドロキシ−4−シ
クロペンテノン誘導体の2つの水酸基を同時にエステル
化すればよく、この場合には、上記脂肪族カルボン酸類
および触媒の使用量を2倍にすればよく、これにより一
般式(III)で示される3−ヒドロキシ−4−シクロペ
ンテノン誘導体から一般式(II)で示されるdl−シクロ
ペンテノンエステル類を一段の反応で製造することがで
きる。
一般式(I)で示される光学活性なヒドロキシシクロ
ペンテノン類は、一般式(II)で示されるdl−シクロペ
ンテノンエステル類を加水分解する能力を有する微生物
エステラーゼもしくは動植物エステラーゼを用いて、該
エステル類の光学活性体の一方を加水分解することによ
り行われる。
この反応で用いられるエステラーゼを生産する微生物
としては、dl−シクロペンテノンエステル類を不斉加水
分解する能力を有するエステラーゼを生産する微生物で
あればよく、特に限定されるものでなない(本発明にお
けるエステラーゼとはリパーゼを含む広義のエステラー
ゼを意味する。) このような微生物の具体例としては、たとえば以下の
属に属する微生物が挙げられる。
エンテロバクター属、アルスロバクター属、ブレビバ
クテリウム属、シュードモナス属、アルカリゲネス属、
ミクロコッカス属、クロモバクテリウム属、ミクロバク
テリウム属、コリネバクテリウム属、バシルス属、ラク
トバシルス属、トリコデルマ属、キャンディダ属、サッ
カロミセス属、ロドトルラ属、クリプトコッカス属、ト
ルロプシス属、ピヒア属、ペニシリウム属、アスペルギ
ルス属、リゾプス属、ムコール属、オーレオバシディウ
ム属、アクチノムコール属、ノカルディア属、ストレプ
トミセス属、ハンゼヌラ属、アクロモバクター属に属す
る微生物 これらの各属に属する微生物としては、たとえば以下
のものがあげられる。
Rhodotorhla minuta,Rhodotorula rubra,Rhodotorula
minuta var texensis,Trichoderma Iongibrachiatum,C
andida Krusei,Candida cylindracea,Candida tropical
is,Candidautilus,Pseudomonas fragi,Pseudomonas put
ida,Pseudomonas fluorescens,Pseudomonas aeruginosa
aeruginosa,Bacilluscereus,Bacillus subtilis,Bacil
ls pulmilus,Bacillus subtilis var niger,Nocadia un
iformis subtsuyanarenus,Nocardia uniformis,Chromob
acterium chocolatum,Chromobacterium iodinum,Flavob
acterinm arbonescens,Flavobacterinm heparinum,Rizo
pus chinensis,Mucor javanicus,Aspergillus niger,Al
caligenes faecalis,Torulopsis candida,Corynebacter
ium sepedonicum,Saccaromyces rouxii,Arthrobacter s
implex,Streptomyces grisens,Brevibacerium ammoniag
enes,Brevibacerium divaricatum,Micrococcus varian
s,Micrococcus Iuteus,Enterobacter cloacae,Conyneba
cterium ezui,Lacto bacillus casei,Cryptococcus alb
idus,Pihia polimorpha,penicillium frezuentans,Aure
obasidium pullulans,Actinomucor elegans,Hansenula
anomalavar ciferrii out,Hansenula anomala,Achromob
acter parvulus,Achromobactrer sinplex., 上記微生物の培養は、通常常法に従って液体培養を行
なうことにより培養液を得る。たとえば滅菌した液体培
地〔かび類、酵母類用には麦芽エキス・酪母エキス培地
(水1にペプトン5g、グルコース10g、麦芽エキス3
g、酵母エキス3gを溶解し、pH6.5とする)、細菌用には
加糖ブイヨン培地(水1にグルコース10g、ペプトン5
g、肉エキス5g、Nacl3gを溶解し、pH7.2とする)〕に微
生物を摂取し、通常20〜40℃で1〜3日間往復振盪培養
を行なう。また必要に応じて固体培養を行なってもよ
い。
また、これらの微生物起源のエステラーゼのなかには
市販されているものがあり、容易に入手することができ
る。市販エステラーゼの具体例としては、たとえば以下
のものが挙げられる。シュードモナス属のリパーゼ(天
野製薬社製)アスペルギルス属のリパーゼ〔リパーゼAP
(天野製薬社製)〕、ムコール属のリパーゼM−Ap(天
野製薬社製)、キャンディダ・シリンドラッセのリパー
ゼ〔リパーゼMY(名糖産業社製)〕、アルカリゲネス属
のリパーゼ〔リパーゼPL(名糖産業社製)〕、アクロモ
バクター属のリパーゼ〔リパーゼAL(名糖産業製)〕、
アルスロパクター属のリパーゼ(新日本化学製)、クロ
モバクテリウム属のリパーゼ(東洋所醸造社製)、リゾ
プス・デレマーのリパーゼ〔タリパーゼ(田辺製薬社
製)〕、リゾプス属のリパーゼ〔リパーゼサイケン(大
阪細菌研究所製)〕 また、動物・植物エステラーゼを用いることもでき、
これらの具体的なエステラーゼとしては、以下のものを
挙げることができる。
ステアプシン、バンクレアチン、ブタ肝臓エステラー
ゼ、Wheat Germ エステラーゼ。
この反応で用いられるエステラーゼ(加水分解酵
素)、動物、植物、微生物から得られた酵素の使用形態
としては、精製酵素、粗酵素、酵素含有物、微生物培養
液、培養物、菌体、培養口液及びそれらを処理した物な
ど種々の形態で必要に応じて用いることができ、酵素と
微生物を組合わせて用いることもできる。あるいはま
た、樹脂等に固定化した固定化酵素、固定化菌体として
用いることもできる。
この加水分解反応は、dl−シクロペンテノンエステル
類と上記酵素もしくは微生物を通常緩衝液中で激しく撹
拌することによって行なわれる。
緩衝液としては、通常用いられるリン酸ナトリウム、
リン酸カリウムのごとき無機酸塩の緩衝液、酢酸ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウムの如き有機酸塩の緩衝液等が
用いられ、そのpHは、好アルカリ性菌の培養液やアルカ
リ性エステラーゼではpH8〜11、好アルカリ性でない微
生物の培養液や耐アルカリ性を有しないエステラーゼで
はpH5〜8が好ましい。
濃度は通常0.05〜2M、好ましくは0.05〜0.5Mの範囲で
ある。
反応温度は通常10〜60℃であり、反応時間は一般的に
は10〜70時間であるが、これに限定されることはない。
尚、加水分解の際、緩衝液に加えてトルエン、クロロ
ホルム、メチルイソブチルケトン、ジクロルメタン等の
反応に不活性な有機溶媒を使用することもでき、これら
を使用することによって不斉水解を有利に行うことがで
きる。
このような加水分解反応終了後、反応液から加水分解
生成物および加水分解残を分離するためには、加水分解
反応液たとえばメチルイソブチルケトン、酢酸エチル、
エチルエーテル等の溶媒により抽出処理し、有機層から
溶媒を留去したのち濃縮残渣をカラムクロマトグラフィ
ーで処理する等の方法により一般式(I)で示される光
学活性なヒドロキシシクロペンテノン類と加水分解残で
ある光学活性な置換アシルオキシシクロペンテノン類を
それぞれ分離することができる。
ここで回収された光学活性な置換アシルオキシシクロ
ペンテノンは、これを更に加水分解し、対称体製造の原
料として用いることができる。
<発明の効果> かくして、本発明の方法によれば容易に一般式(I)
で示される光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類を
得ることができ、得られた光学活性体たとえばl−ヒド
ロキシシクロペンテノン類を立体を保持したまま転位す
ればR(+)の配位を有する2−置換−4−ヒドロキシ
−2−シクロペンテノンを与え、これは医薬であるプロ
スタグランディン誘導体の中間体として極めて有用であ
る。
<実施例> 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 フラスコに水1000mlおよびリン酸2水素カリウム0.2g
を仕込み、5%リン酸にてpHを4.2に調整する。
これにα−(ω−ヒドロキシヘプチル)−フルフリル
アルコール21.2gを加え、12時間加熱撹拌する。
反応終了後、トルエン200mlにて2回抽出処理する。
有機層を減圧下に濃縮し、濃縮残渣20.5gを得る。
この濃縮残渣をジクロルメタン100mlに溶解し、ピリ
ジン30mlを加える。内温を0〜10℃に保ちながら塩化ア
セチル23.5gを2時間を要して加える。同温度で1時間
保温後、25〜30℃にて3時間反応させる。
反応終了後、水、1%希塩酸、1%重曹水および水で
順次洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧下に濃縮して濃縮残渣28.6gを得る。
これを、トルエン:酢酸エチル(5:1)混合液を用い
てシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、3−
アセトキシ−2−(7−アセトキシヘプチル)−4−シ
クロペンテノン10.86gを得た。
▲n20 D▼=1.4787 撹拌装置、温度計を装着したフラスコに0.3Mリン酸バ
ッファー(pH7.5)130ml、3−アセトキシ−2−(7−
アセトキシヘプチル)−4−シクロペンテノン40g、ジ
クロルメタン2mlおよびシュードモナス属リパーゼ(ア
マノリパーゼ「P」)330mgを仕込み、30℃にて、16時
間激しく撹拌する。
反応終了後、反応液をメチルイソブチルケトン40mlに
て2回抽出する。有機層を合わせて減圧下に濃縮する。
濃縮残渣をトルエン:酢酸エチル(5:3)を用いてカ
ラムクロマト精製してl−3−ヒドロキシ−2−(7−
ヒドロキシヘプチル)−4−シクロペンテノン1.12gを
得た。
▲〔α〕20 D▼−43.8゜(c=1、CHCl3) 実施例2 シュードモナス属リパーゼに代えてアルスロバクター
属リパーゼ(新日本化学社製)280mgを使用する以外は
実施例1と同様に反応、後処理してl−3−ヒドロキシ
−2−(7−ヒドロキシヘプチル)−4−シクロペンテ
ノン0.89gを得た。
▲〔α〕20 D▼−44.2゜(c=1,CHCl3

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、R1はアシルオキシル基を、R′は水酸基の保護
    基を、nは4〜8の整数を示す。) で示されるdl−シクロペンテノンエステル類を、シュー
    ドモナス属リパーゼまたはアルスロバクター属リパーゼ
    を用いて不斉加水分解することを特徴とする一般式 (式中、Rは、水素原子もしくは水酸基の保護基を示
    し、nは前記と同じ意味を有する。) で示される光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類の
    製造法。
  2. 【請求項2】一般式 (式中、nは4〜8の整数を示す。) で示される3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン誘導
    体の側鎖水酸基を保護して、一般式 (式中、R′は水酸基の保護基を、nは前記と同じ意味
    を有する。) で示されるシクロペンテノン誘導体を得、これを脂肪族
    カルボン酸類と反応させて一般式 (式中、R1はアシルオキシル基を示し、R′およびnは
    前記と同じ意味を有する。) で示されるdl−シクロペンテノンエステル類を得、これ
    をシュードモナス属リパーゼまたはアルスロバクター属
    リパーゼを用いて不斉加水分解することを特徴とする一
    般式 (式中、Rは、水素原子もしくは水酸基の保護基を示
    し、nは前記と同じ意味を有する。) で示される光学活性なヒドロキシシクロペンテン類の製
    造法。
  3. 【請求項3】一般式 (式中、nは4〜8の整数を示す。) で示されるフルフリルアルコール誘導体を、水を主溶媒
    とする溶媒中、pHを3.5〜6の範囲に維持しながら転移
    させて一般式 (式中、nは前記と同じ意味を有する。) で示される3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノン誘導
    体を得、これの側鎖の水酸基を保護して一般式 (式中、R′は水酸基の保護基を示し、、nは前記と同
    じ意味を有する。) で示されるシクロペンテノン誘導体を得、次いでこれを
    脂肪族カルボン酸類と反応させて一般式 (式中、R1はアシルオキシル基を示し、R′およびnは
    前記と同じ意味を有する。) で示されるdl−シクロペンテノンエステル類を得たの
    ち、これをシュードモナス属リパーゼまたはアルスロバ
    クター属リパーゼを用いて不斉加水分解して一般式 (式中、Rは、水素原子もしくは水酸基の保護基を示
    し、nは前記と同じ意味を有する。) で示される光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類の
    製造法。
JP61282557A 1986-11-26 1986-11-26 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法 Expired - Lifetime JP2622519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61282557A JP2622519B2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61282557A JP2622519B2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135349A JPS63135349A (ja) 1988-06-07
JP2622519B2 true JP2622519B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=17654023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61282557A Expired - Lifetime JP2622519B2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2622519B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064943A (ja) * 1983-08-10 1985-04-13 Sumitomo Chem Co Ltd 光学活性4−ヒドロキシシクロペンテノン類の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064943A (ja) * 1983-08-10 1985-04-13 Sumitomo Chem Co Ltd 光学活性4−ヒドロキシシクロペンテノン類の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135349A (ja) 1988-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4957867A (en) Production of cyclopentenones by enzyme resolution
JP2645342B2 (ja) 光学活性な置換−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノンの製法
JP2622519B2 (ja) 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類およびその製造法
JP2645341B2 (ja) 光学活性な置換−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノンの製造法
JP3024299B2 (ja) 光学活性なシクロペンテンアルコール類、その製造法及びその利用
US4511655A (en) Process for producing 4-cyclopentenones
EP0440251B1 (en) Process for preparing optically active cyclopentenones
JP3024298B2 (ja) シクロペンテンエステル類及びその利用
JP2689478B2 (ja) 光学活性なフェネチルアルコール誘導体の製法
JPH0646960B2 (ja) 光学活性なシクロペンテノン類の製法
JPH0811077B2 (ja) 光学活性なヒドロキシシクロペンテノン類の製造法
JPH0655690B2 (ja) 光学活性なシクロペンテノン誘導体の製造法
JPH0615487B2 (ja) 光学活性4―ヒドロキシシクロペンテノン類の製造法
JP2615768B2 (ja) 光学活性なカルボン酸誘導体及びその製法
JP2526625B2 (ja) 光学活性な1−フェニルエタノ―ル誘導体およびその製造法
JPH0763391B2 (ja) 光学活性4―ヒドロキシシクロペンテノン類の製造方法
JP3018508B2 (ja) 光学活性なシクロペンテノン類の製造方法
JPH0691838B2 (ja) 光学活性なシクロペンテノン類の製法
JPH0751533B2 (ja) 光学活性なテルフェニル誘導体の製造法
JPH0691837B2 (ja) 光学活性な4―ヒドロキシ―2―シクロペンテノン類の製造法
JPH0811076B2 (ja) 光学活性なシクロペンテノン類の製造法
JPH078814B2 (ja) 光学活性シクロペンテノンアルコ−ル類の製造方法
JPH0729971B2 (ja) 光学活性4−ヒドロキシシクロペンテノン類の製造法
JPH0733352B2 (ja) 光学活性な2−置換−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類の製造方法
JPH0655689B2 (ja) 光学活性4−ヒドロキシシクロペンテノン類の製法