JP2622328B2 - アジテーターミル - Google Patents
アジテーターミルInfo
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- JP2622328B2 JP2622328B2 JP4180028A JP18002892A JP2622328B2 JP 2622328 B2 JP2622328 B2 JP 2622328B2 JP 4180028 A JP4180028 A JP 4180028A JP 18002892 A JP18002892 A JP 18002892A JP 2622328 B2 JP2622328 B2 JP 2622328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixture
- screen
- crushing
- agitator
- agitator mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C17/00—Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
- B02C17/16—Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
- B02C17/161—Arrangements for separating milling media and ground material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の上位概念に
従うアジテーターミル、即ち、細砕容器とアジテーター
機構と細砕材流入パイプと細砕材排出装置とを備え、自
由流れの細砕材を処理するためのアジテーターミルにし
て、細砕容器が、大部分を閉鎖され基本的にシリンダ状
であって部分的に補助細砕体で充填された細砕室を有
し、アジテーター機構が、細砕容器内に配設され、共通
の中央縦軸回りに回転駆動可能であり、細砕材流入パイ
プは、細砕室へ通じており、細砕材排出装置が、細砕室
に通じており、細砕室内に補助細砕体を保持するために
分離装置(スクリーン)を備えてなっているアジテータ
ーミルに関するものである。
従うアジテーターミル、即ち、細砕容器とアジテーター
機構と細砕材流入パイプと細砕材排出装置とを備え、自
由流れの細砕材を処理するためのアジテーターミルにし
て、細砕容器が、大部分を閉鎖され基本的にシリンダ状
であって部分的に補助細砕体で充填された細砕室を有
し、アジテーター機構が、細砕容器内に配設され、共通
の中央縦軸回りに回転駆動可能であり、細砕材流入パイ
プは、細砕室へ通じており、細砕材排出装置が、細砕室
に通じており、細砕室内に補助細砕体を保持するために
分離装置(スクリーン)を備えてなっているアジテータ
ーミルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
のアジテーターミルは、ドイツ連邦共和国特許公開公報
DE 20 37 258 A号(米国特許第3 780 957 号に相当)で
公知であり、そこでは分離装置が1以上の所謂スクリー
ンカートリッジ、即ち、円形のシリンダ断面を有するス
クリーンから成り、当該カートリッジ乃至スクリーンが
細砕室に突出している。ドイツ連邦共和国特許公開公報
DE 34 41 871 A号(米国特許第4 739 936 号に相当)
で、それらのスクリーンカートリッジに、比較的平坦な
断面、即ち、おおよそ楕円断面や相互に平行な壁を有し
た断面を備えることが公知になっている。当該スクリー
ンの基本形状は、通例柱体状であるが、もはや円形のシ
リンダではない。
のアジテーターミルは、ドイツ連邦共和国特許公開公報
DE 20 37 258 A号(米国特許第3 780 957 号に相当)で
公知であり、そこでは分離装置が1以上の所謂スクリー
ンカートリッジ、即ち、円形のシリンダ断面を有するス
クリーンから成り、当該カートリッジ乃至スクリーンが
細砕室に突出している。ドイツ連邦共和国特許公開公報
DE 34 41 871 A号(米国特許第4 739 936 号に相当)
で、それらのスクリーンカートリッジに、比較的平坦な
断面、即ち、おおよそ楕円断面や相互に平行な壁を有し
た断面を備えることが公知になっている。当該スクリー
ンの基本形状は、通例柱体状であるが、もはや円形のシ
リンダではない。
【0003】ドイツ連邦共和国特許公開公報DE 35 21 6
68 A号で、そのアジテーターシャフトが自由端で中空空
間を有し、これに柱体状スクリーンの形状の分離装置が
突入したアジテーターミルが公知である。この分離装置
内に、冷却されるべき混合体が配置される。
68 A号で、そのアジテーターシャフトが自由端で中空空
間を有し、これに柱体状スクリーンの形状の分離装置が
突入したアジテーターミルが公知である。この分離装置
内に、冷却されるべき混合体が配置される。
【0004】上記分離装置のすべては、一般に、分離装
置が概して非常に小さい補助細砕体を保持しなければな
らないので、細砕材用の通路開口は非常に狭くなければ
ならない。細砕材が、全体として狭い通路断面を形成す
るこれらの比較的狭い開口を通って、規則正しく相対的
に大きな断面の分離装置に入る場合、細砕材の流れ速度
の大きな減少が生じる。これによって、細砕材の剪断ひ
ずみの大きな減少となる。それ故、所謂擬似塑性の細砕
材は、より高い局部粘性を帯びる。更に、細砕材は、分
離装置の大きな内側表面のためにはっきりと分離装置に
付着する。要するに、分離装置内に冷却性混合体を有す
るアジテーターミルで、流れ速度はごく僅かに減少する
が、細砕材の冷却のために粘性はよりはっきりと増加す
る。上記問題は、細砕材交換の準備の目的のためにすす
ぎ流体を用いてアジテーターミルを洗浄する際、必然的
に困難を伴う。この種のすすぎ流体は、概して低粘性で
ある。細砕材が特に擬似塑性の細砕材である場合には、
すすぎ流体と細砕体の間で流動特性が極端な違いを有す
るために、混和性に乏しい。すすぎの間、しばしば導路
が形成され、低粘性のすすぎ流体が、細砕材の排出なし
に中空の分離装置内のねばっこい細砕材の堆積物を通っ
て流れ、その際、細砕材は排出されない。更に、アジテ
ーターミルを一旦通過する際になお完全に分散しない細
砕材塊が分離装置を詰まらせるために困難も生じる。同
じことが、比較的粗い粒状固体を細砕する際に生じる。
また繊維や他の異質の粒子も分離装置を詰まらせうる。
置が概して非常に小さい補助細砕体を保持しなければな
らないので、細砕材用の通路開口は非常に狭くなければ
ならない。細砕材が、全体として狭い通路断面を形成す
るこれらの比較的狭い開口を通って、規則正しく相対的
に大きな断面の分離装置に入る場合、細砕材の流れ速度
の大きな減少が生じる。これによって、細砕材の剪断ひ
ずみの大きな減少となる。それ故、所謂擬似塑性の細砕
材は、より高い局部粘性を帯びる。更に、細砕材は、分
離装置の大きな内側表面のためにはっきりと分離装置に
付着する。要するに、分離装置内に冷却性混合体を有す
るアジテーターミルで、流れ速度はごく僅かに減少する
が、細砕材の冷却のために粘性はよりはっきりと増加す
る。上記問題は、細砕材交換の準備の目的のためにすす
ぎ流体を用いてアジテーターミルを洗浄する際、必然的
に困難を伴う。この種のすすぎ流体は、概して低粘性で
ある。細砕材が特に擬似塑性の細砕材である場合には、
すすぎ流体と細砕体の間で流動特性が極端な違いを有す
るために、混和性に乏しい。すすぎの間、しばしば導路
が形成され、低粘性のすすぎ流体が、細砕材の排出なし
に中空の分離装置内のねばっこい細砕材の堆積物を通っ
て流れ、その際、細砕材は排出されない。更に、アジテ
ーターミルを一旦通過する際になお完全に分散しない細
砕材塊が分離装置を詰まらせるために困難も生じる。同
じことが、比較的粗い粒状固体を細砕する際に生じる。
また繊維や他の異質の粒子も分離装置を詰まらせうる。
【0005】アジテーターミルの洗浄が特に排出装置の
領域で簡単且つ確実にできるような一般的なタイプのア
ジテーターミルを具体化することが本発明の目的であ
る。
領域で簡単且つ確実にできるような一般的なタイプのア
ジテーターミルを具体化することが本発明の目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
って、請求項1の特徴部分の特徴的構成、即ち、混合体
を有する混合装置が、シリンダ状に形成された分離装置
(スクリーン)内に配置されること、掻き取り器(スク
レーパエッジ、スクレーパリング)を有した混合体が、
掻き取り器が分離装置(スクリーン)の内側表面に接触
するような、分離装置(スクリーン)の内側横断面とほ
ぼ等しい横断面を有すること、及び混合体が、分離装置
(スクリーン)の中央縦軸に一致する方向で移動可能で
あることによって達成される。
って、請求項1の特徴部分の特徴的構成、即ち、混合体
を有する混合装置が、シリンダ状に形成された分離装置
(スクリーン)内に配置されること、掻き取り器(スク
レーパエッジ、スクレーパリング)を有した混合体が、
掻き取り器が分離装置(スクリーン)の内側表面に接触
するような、分離装置(スクリーン)の内側横断面とほ
ぼ等しい横断面を有すること、及び混合体が、分離装置
(スクリーン)の中央縦軸に一致する方向で移動可能で
あることによって達成される。
【0007】本発明に係るやり方によって、分離装置内
で有効な細砕材が洗浄プロセス中にすすぎ流体と混合さ
れ、分離装置内に残るこの種の細砕材のより早い排出を
可能とする。
で有効な細砕材が洗浄プロセス中にすすぎ流体と混合さ
れ、分離装置内に残るこの種の細砕材のより早い排出を
可能とする。
【0008】また本発明によって、一方で、混合体を移
動する際に分離装置の内側表面に付着する細砕材が掻き
取られ、他方で、細砕材が混合体によって動き出し、そ
れ故に、より簡単にすすぎ流体と混合可能となることが
達成される。
動する際に分離装置の内側表面に付着する細砕材が掻き
取られ、他方で、細砕材が混合体によって動き出し、そ
れ故に、より簡単にすすぎ流体と混合可能となることが
達成される。
【0009】更に本発明によって、混合体を分離装置に
関して動かす場合、分離装置の内側表面全体は、掻き取
り部を備える混合体によって動かされ、それによって、
細砕材は分離装置の内側表面から掻き取られる。分離装
置は、円柱体である必要はないが、ただ柱体状でなけれ
ばならない、即ち、相互に平行なジャケット線によって
限定されなければならない。この具体例で、特に下記す
る実施の態様(1)に従う更なる改良で、完全な洗浄が
可能である。混合体の置き換え性は更に、一方で、例え
ば混合体が両端位置の間、中間位置に保持される場合、
出口に係る分離装置の表面のサイズが調整可能である点
で好都合である。これによって、より高い流れ速度をな
す流出細砕材における自由流れ断面は減少し、その結
果、始めに記載された問題は生じないか、小さな程度に
抑えられる。他方、分離装置の自由端と混合体との間の
デッドスペースに配設された物質は、混合体によって分
離装置から、すすぎ流体と素早く混合されることとなる
細砕室へ押し戻される。これは下記する実施の態様
(2)の更なる具体例によって、特に簡単に可能であ
る。混合体は、この場合、押し出しピストンのように行
動する。
関して動かす場合、分離装置の内側表面全体は、掻き取
り部を備える混合体によって動かされ、それによって、
細砕材は分離装置の内側表面から掻き取られる。分離装
置は、円柱体である必要はないが、ただ柱体状でなけれ
ばならない、即ち、相互に平行なジャケット線によって
限定されなければならない。この具体例で、特に下記す
る実施の態様(1)に従う更なる改良で、完全な洗浄が
可能である。混合体の置き換え性は更に、一方で、例え
ば混合体が両端位置の間、中間位置に保持される場合、
出口に係る分離装置の表面のサイズが調整可能である点
で好都合である。これによって、より高い流れ速度をな
す流出細砕材における自由流れ断面は減少し、その結
果、始めに記載された問題は生じないか、小さな程度に
抑えられる。他方、分離装置の自由端と混合体との間の
デッドスペースに配設された物質は、混合体によって分
離装置から、すすぎ流体と素早く混合されることとなる
細砕室へ押し戻される。これは下記する実施の態様
(2)の更なる具体例によって、特に簡単に可能であ
る。混合体は、この場合、押し出しピストンのように行
動する。
【0010】下記する実施の態様(3)に従う更なる具
体例によって、細砕材排出導路への移行部においても、
高い流れ速度が、細砕材とすすぎ流体との間での対応し
た良好な混合効果を伴って得られることとなる。特に下
記する実施の態様(4)から(6)に従う更なる改良
で、細砕材の粘性が補助的剪断効果によって減少され、
混合作用が噴射効果によって高められることが達成され
得る。混合体のジャケット表面の傾きの角度が、中間ホ
ッパーの傾きの角度よりも僅かに大きいならば、混合体
を中間ホッパーに対して動かす際、細砕材は分離装置を
通って搾り出される。しかしながら逆に、中間ホッパー
の傾きの角度が、混合体のジャケット表面の傾きの角度
よりも僅かに大きいならば、この動きで、細砕材は細砕
材排出導路内へ押し込まれる。
体例によって、細砕材排出導路への移行部においても、
高い流れ速度が、細砕材とすすぎ流体との間での対応し
た良好な混合効果を伴って得られることとなる。特に下
記する実施の態様(4)から(6)に従う更なる改良
で、細砕材の粘性が補助的剪断効果によって減少され、
混合作用が噴射効果によって高められることが達成され
得る。混合体のジャケット表面の傾きの角度が、中間ホ
ッパーの傾きの角度よりも僅かに大きいならば、混合体
を中間ホッパーに対して動かす際、細砕材は分離装置を
通って搾り出される。しかしながら逆に、中間ホッパー
の傾きの角度が、混合体のジャケット表面の傾きの角度
よりも僅かに大きいならば、この動きで、細砕材は細砕
材排出導路内へ押し込まれる。
【0011】混合体を直線的に移動させるために、下記
する実施の態様(7)に従う引き上げロッドが備えら
れ、そこで気圧的乃至液圧的に駆動されるピストンシリ
ンダドライブ、クランクドライブ、電磁ドライブ或いは
他の適当なドライブである直線的駆動装置が、下記する
実施の態様(8)に従って作動する。この種の駆動装置
の代わりに、下記する実施の態様(9)に従う手動操作
を行ってもよい。下記する実施の態様(10)に従う更
なる具体例によって、混合体の変位運動で、排出導路も
クリーンにされ、ここに配設された細砕材は、すすぎ流
体と共に強烈に運ばれることが達成される。
する実施の態様(7)に従う引き上げロッドが備えら
れ、そこで気圧的乃至液圧的に駆動されるピストンシリ
ンダドライブ、クランクドライブ、電磁ドライブ或いは
他の適当なドライブである直線的駆動装置が、下記する
実施の態様(8)に従って作動する。この種の駆動装置
の代わりに、下記する実施の態様(9)に従う手動操作
を行ってもよい。下記する実施の態様(10)に従う更
なる具体例によって、混合体の変位運動で、排出導路も
クリーンにされ、ここに配設された細砕材は、すすぎ流
体と共に強烈に運ばれることが達成される。
【0012】下記する実施の態様(11)に従う更なる
具体例によって、混合体のジャケット表面と中間ホッパ
ーとの間の空間においても細砕材は剪断ひずみを受けや
すく、その結果、既述の欠点を伴った粘性の減少が生じ
ない。これによって、細砕材とすすぎ流体との混合は、
すすぎの間、増大する。下記する実施の態様(12)に
従う更なる具体例によって、分離装置の自由開口領域
は、分離装置における或る位置での混合体の対応する固
定によって調整されうることになる。
具体例によって、混合体のジャケット表面と中間ホッパ
ーとの間の空間においても細砕材は剪断ひずみを受けや
すく、その結果、既述の欠点を伴った粘性の減少が生じ
ない。これによって、細砕材とすすぎ流体との混合は、
すすぎの間、増大する。下記する実施の態様(12)に
従う更なる具体例によって、分離装置の自由開口領域
は、分離装置における或る位置での混合体の対応する固
定によって調整されうることになる。
【0013】ドイツ連邦共和国特許DE 22 34 076 C号
で、分離装置がそれ自身のアジテーターシャフトに配設
されそれと共に回転するアジテーターミルが公知であ
る。細砕体を分離するこの分離装置内に、揺動性流体の
処理の間、分離装置の詰まりを防ぐために、少なくとも
一つの掻き取り器が備えられる。
で、分離装置がそれ自身のアジテーターシャフトに配設
されそれと共に回転するアジテーターミルが公知であ
る。細砕体を分離するこの分離装置内に、揺動性流体の
処理の間、分離装置の詰まりを防ぐために、少なくとも
一つの掻き取り器が備えられる。
【0014】
【実施例】本発明の更なる特徴、詳細及び利点は、図面
に関連して細砕材排出装置に対して様々な例を記述する
アジテーターミルの以下の記載で明らかにされる。
に関連して細砕材排出装置に対して様々な例を記述する
アジテーターミルの以下の記載で明らかにされる。
【0015】図1に示されたアジテーターミルは、通常
のように、脚部2を介して床面3に対して支持されるス
タンド1を有している。当該スタンド1のフロントサイ
ド4に、下方に突き出る支持ハウジング5が配設されて
いる。その下面で、支持ハウジング5が、細砕容器7用
のカバー6を備えている。当該細砕容器は、本質的に柱
体状で、その上端にフランジ8を有し、不図示のネジに
よってカバー6に固定されている。
のように、脚部2を介して床面3に対して支持されるス
タンド1を有している。当該スタンド1のフロントサイ
ド4に、下方に突き出る支持ハウジング5が配設されて
いる。その下面で、支持ハウジング5が、細砕容器7用
のカバー6を備えている。当該細砕容器は、本質的に柱
体状で、その上端にフランジ8を有し、不図示のネジに
よってカバー6に固定されている。
【0016】スタンド1内に、ドライブモータ9が配置
され、当該モータのスピードは制御可能であり、当該モ
ータはVベルトプーリ10を備え、当該モータによっ
て、Vベルト11及び別のVベルトプーリ12を介し
て、ドライブシャフト13が回動可能に駆動される。ド
ライブシャフト13は幾つかのベアリング14によって
回転可能に支持ハウジング5内に支持される。
され、当該モータのスピードは制御可能であり、当該モ
ータはVベルトプーリ10を備え、当該モータによっ
て、Vベルト11及び別のVベルトプーリ12を介し
て、ドライブシャフト13が回動可能に駆動される。ド
ライブシャフト13は幾つかのベアリング14によって
回転可能に支持ハウジング5内に支持される。
【0017】細砕容器7は、細砕室15を囲む内部シリ
ンダ16を有する。この内部シリンダ16は、これも本
質的に柱体状である外側ジャケット17によって囲まれ
ている。内部シリンダ16と外側ジャケット17とは、
それらの間で、冷却室18を規定する。細砕室15の下
方底は、底プレート19によって形成される。冷却水
は、冷却剤流入パイプ20を介して細砕容器7の冷却室
18に供給され、冷却剤流出パイプ21を介して排出さ
れる。
ンダ16を有する。この内部シリンダ16は、これも本
質的に柱体状である外側ジャケット17によって囲まれ
ている。内部シリンダ16と外側ジャケット17とは、
それらの間で、冷却室18を規定する。細砕室15の下
方底は、底プレート19によって形成される。冷却水
は、冷却剤流入パイプ20を介して細砕容器7の冷却室
18に供給され、冷却剤流出パイプ21を介して排出さ
れる。
【0018】カバー6を貫通するドライブシャフト13
に、アジテーター機構22が配設される。それは、本質
的に柱体状アジテーターシャフト23と、当該アジテー
ターシャフト23に配設されその中央縦軸に対して半径
方向に突き出るアジテーターツール25とからなる。細
砕室15に向かい開口する細砕材流入パイプ26は、軸
線24に対して同心状に底プレート19に配設される。
カバー6に隣接して、細砕材排出装置27が備えられて
いる。この細砕材排出装置27を通って、細砕室15で
有効な補助細砕体によって細砕乃至分散される細砕材
が、補助細砕体28の分離後、細砕室15から排出され
る。
に、アジテーター機構22が配設される。それは、本質
的に柱体状アジテーターシャフト23と、当該アジテー
ターシャフト23に配設されその中央縦軸に対して半径
方向に突き出るアジテーターツール25とからなる。細
砕室15に向かい開口する細砕材流入パイプ26は、軸
線24に対して同心状に底プレート19に配設される。
カバー6に隣接して、細砕材排出装置27が備えられて
いる。この細砕材排出装置27を通って、細砕室15で
有効な補助細砕体によって細砕乃至分散される細砕材
が、補助細砕体28の分離後、細砕室15から排出され
る。
【0019】細砕材排出装置27の実施例は、図2に示
される。それは、概して柱体状で分離装置として供され
るスクリーン30がネジ31で固定される固定ハウジン
グ29を備える。柱体状スクリーン30は、蓋プレート
32でハウジング29から隔たった側が閉鎖されてい
る。スクリーン30は、細砕容器7の対応開口部33を
介して細砕室15に押し込まれている。この場合におい
て、ハウジング29に形成されたフランジ34は、細砕
容器7に形成された対抗フランジ35に係止していて、
当該対抗フランジ35とネジ36によって螺子止められ
ている。これによって、細砕材排出装置27全体は細砕
容器7と一方で接続され、他方でこれと容易に分離可能
になっている。
される。それは、概して柱体状で分離装置として供され
るスクリーン30がネジ31で固定される固定ハウジン
グ29を備える。柱体状スクリーン30は、蓋プレート
32でハウジング29から隔たった側が閉鎖されてい
る。スクリーン30は、細砕容器7の対応開口部33を
介して細砕室15に押し込まれている。この場合におい
て、ハウジング29に形成されたフランジ34は、細砕
容器7に形成された対抗フランジ35に係止していて、
当該対抗フランジ35とネジ36によって螺子止められ
ている。これによって、細砕材排出装置27全体は細砕
容器7と一方で接続され、他方でこれと容易に分離可能
になっている。
【0020】固定ハウジング29内に、細砕材排出導路
37が形成され、排出装置27の中央縦軸38に対し同
心状に延在している。この排出導路37から排出パイプ
39が軸38に対し横に開口し、これを通って、排出さ
れた細砕材が流れ出る。
37が形成され、排出装置27の中央縦軸38に対し同
心状に延在している。この排出導路37から排出パイプ
39が軸38に対し横に開口し、これを通って、排出さ
れた細砕材が流れ出る。
【0021】円筒状スクリーン30内に、円錐形の混合
体40が配置され、その底表面41がスクリーン30の
蓋プレート32に対して平行に延在し、即ち、軸38に
対して半径方向に延在している。円錐形の混合体40の
軸は、軸38と一致する。混合体40の円錐形ジャケッ
ト表面42は、固定ハウジング29に向かう方向に先細
りしている。
体40が配置され、その底表面41がスクリーン30の
蓋プレート32に対して平行に延在し、即ち、軸38に
対して半径方向に延在している。円錐形の混合体40の
軸は、軸38と一致する。混合体40の円錐形ジャケッ
ト表面42は、固定ハウジング29に向かう方向に先細
りしている。
【0022】混合体40で、即ち、ジャケット表面42
の先端の近傍に、軸38と共軸で延びていて排出導路3
7を通りこれから排出パイプ39の後方でシール部44
を通る引き上げロッド43が配設されている。この部分
で、リニアドライブ45がフランジ付けして接続され、
これは液圧乃至気圧駆動ピストンの本実施例ではシリン
ダドライブ46を有している。これは、ピストンロッド
48を備えるピストン49が取り外し可能に軸38の方
向に支持されているシリンダ47を有している。シリン
ダ47から延びるピストンロッド48は、引き上げロッ
ド43と連結している。シリンダ47が一方向にのみ駆
動可能であるので、即ち、一つの気圧乃至液圧供給部5
0のみが開口されるので、ピストンロッド48は、シリ
ンダ47を解放する際、ピストンロッド48を、それ故
引き上げロッド43を、それ故混合体40を、混合体4
0の底表面41が図2に示されるように蓋プレート32
に接する位置に押す復元バネ51を備える。
の先端の近傍に、軸38と共軸で延びていて排出導路3
7を通りこれから排出パイプ39の後方でシール部44
を通る引き上げロッド43が配設されている。この部分
で、リニアドライブ45がフランジ付けして接続され、
これは液圧乃至気圧駆動ピストンの本実施例ではシリン
ダドライブ46を有している。これは、ピストンロッド
48を備えるピストン49が取り外し可能に軸38の方
向に支持されているシリンダ47を有している。シリン
ダ47から延びるピストンロッド48は、引き上げロッ
ド43と連結している。シリンダ47が一方向にのみ駆
動可能であるので、即ち、一つの気圧乃至液圧供給部5
0のみが開口されるので、ピストンロッド48は、シリ
ンダ47を解放する際、ピストンロッド48を、それ故
引き上げロッド43を、それ故混合体40を、混合体4
0の底表面41が図2に示されるように蓋プレート32
に接する位置に押す復元バネ51を備える。
【0023】混合体40はスクレーパエッジ53を有
し、これはジャケット表面42から底表面41への移行
部でスクリーン30の内側表面52にかかっていて、掻
き取り器として供される。スクリーン30から排出導路
37への移行部で、中間ホッパー54がハウジング29
内に形成され、この中間ホッパー54へ、スクリーンの
蓋プレート32から離れる際、ジャケット表面42を備
えた混合体40が突っ込み、その結果、混合体40のス
クレーパエッジ53は、軸38の方向で、スクリーン3
0の内側表面52全体をこすることが可能である。ホッ
パー54の傾きaの角度とジャケット表面42の傾きb
の対応角度は30°から60°の範囲にある。実用上の
理由から、傾きa及びbの角度は約45°である。これ
らは数度まで異ならせることが可能で、その結果、ジャ
ケット表面42はフラットにホッパー54にかからな
い。それらの差違は、2°から10°の範囲にあること
が可能である。もし、ジャケット表面42の傾きbの角
度が中間ホッパー54の傾きaの角度よりも大きいなら
ば、そして、混合体40を中間ホッパー54に対して動
かすとき、細砕材は細砕室15に押し戻される。しかし
ながら、もしジャケット表面42の傾きbの角度が中間
ホッパー54の傾きaの角度よりも小さいならば、そし
て、混合体を対応させて動かす場合には、細砕材は、細
砕材排出導路37に押し込まれる。
し、これはジャケット表面42から底表面41への移行
部でスクリーン30の内側表面52にかかっていて、掻
き取り器として供される。スクリーン30から排出導路
37への移行部で、中間ホッパー54がハウジング29
内に形成され、この中間ホッパー54へ、スクリーンの
蓋プレート32から離れる際、ジャケット表面42を備
えた混合体40が突っ込み、その結果、混合体40のス
クレーパエッジ53は、軸38の方向で、スクリーン3
0の内側表面52全体をこすることが可能である。ホッ
パー54の傾きaの角度とジャケット表面42の傾きb
の対応角度は30°から60°の範囲にある。実用上の
理由から、傾きa及びbの角度は約45°である。これ
らは数度まで異ならせることが可能で、その結果、ジャ
ケット表面42はフラットにホッパー54にかからな
い。それらの差違は、2°から10°の範囲にあること
が可能である。もし、ジャケット表面42の傾きbの角
度が中間ホッパー54の傾きaの角度よりも大きいなら
ば、そして、混合体40を中間ホッパー54に対して動
かすとき、細砕材は細砕室15に押し戻される。しかし
ながら、もしジャケット表面42の傾きbの角度が中間
ホッパー54の傾きaの角度よりも小さいならば、そし
て、混合体を対応させて動かす場合には、細砕材は、細
砕材排出導路37に押し込まれる。
【0024】引き上げロッド43に接し、スクレーパ要
素55は、排出導路37内に位置する箇所に配設され、
これらのスクレーパ要素55は、それぞれ排出導路37
の内壁の一部に係止する。すべてのスクレーパ要素55
は共に内壁56の全周囲を少なくとも一度覆い、その結
果、スクリーン30の軸線方向全長にわたる混合体40
の完全な引き上げにわたり存する引き上げロッド43の
動きで、排出導路37の内壁56全体はスクレーパ要素
55によって少なくともおおよそ作用され、これによっ
て、排出導路37内の細砕材の沈澱は回避されるか、除
去される。スクレーパ要素55は、例えば、渦巻き形状
を有するか、螺旋状に形成されうる。
素55は、排出導路37内に位置する箇所に配設され、
これらのスクレーパ要素55は、それぞれ排出導路37
の内壁の一部に係止する。すべてのスクレーパ要素55
は共に内壁56の全周囲を少なくとも一度覆い、その結
果、スクリーン30の軸線方向全長にわたる混合体40
の完全な引き上げにわたり存する引き上げロッド43の
動きで、排出導路37の内壁56全体はスクレーパ要素
55によって少なくともおおよそ作用され、これによっ
て、排出導路37内の細砕材の沈澱は回避されるか、除
去される。スクレーパ要素55は、例えば、渦巻き形状
を有するか、螺旋状に形成されうる。
【0025】図3に、実施例の変形例の一部が図示され
ている。混合体40’がジャケット表面42’からその
底表面への移行部で比較的刃の鋭いスクレーパエッジを
有していないことのみが、図2に係る排出装置27と異
なる。ジャケット表面42’は、むしろスクリーン30
の内側表面52から僅かな放射状隔たりをもって終端し
ている。この位置で、スクレーパリング57は掻き取り
器として配設され、それは保持プレート58によって混
合体40’に保持される。保持プレート58の露出表面
は、混合体40’の底表面41’を形成する。スクレー
パリング57は比較的堅い材質からできていて、その結
果、掻き取り機能を果たす。
ている。混合体40’がジャケット表面42’からその
底表面への移行部で比較的刃の鋭いスクレーパエッジを
有していないことのみが、図2に係る排出装置27と異
なる。ジャケット表面42’は、むしろスクリーン30
の内側表面52から僅かな放射状隔たりをもって終端し
ている。この位置で、スクレーパリング57は掻き取り
器として配設され、それは保持プレート58によって混
合体40’に保持される。保持プレート58の露出表面
は、混合体40’の底表面41’を形成する。スクレー
パリング57は比較的堅い材質からできていて、その結
果、掻き取り機能を果たす。
【0026】図4において、引き上げロッド43のリニ
ア引き上げ駆動の概略例示が示される。この場合、ピス
トンシリンダドライブ46が省略されている。ピストン
ロッドの代わりに、操作ロッド59が、引き上げロッド
43での軸38と共軸上に配設されている。操作ロッド
59は、バネハウジング60によって案内され、これは
固定ハウジング29に接して配設され、本質的にハウジ
ング29とピストンシリンダドライブ46との間におけ
る図2に係る例のように配設されている。このバネハウ
ジング60内において、復元バネ51が配設されてい
る。操作ロッド59のバネハウジング60から突き出た
自由端で、ハンドル61が配設され、それによって、混
合体40乃至40’の既述された引き上げ運動がなされ
る。同時に、混合体40乃至40’が軸38回りに回動
する。
ア引き上げ駆動の概略例示が示される。この場合、ピス
トンシリンダドライブ46が省略されている。ピストン
ロッドの代わりに、操作ロッド59が、引き上げロッド
43での軸38と共軸上に配設されている。操作ロッド
59は、バネハウジング60によって案内され、これは
固定ハウジング29に接して配設され、本質的にハウジ
ング29とピストンシリンダドライブ46との間におけ
る図2に係る例のように配設されている。このバネハウ
ジング60内において、復元バネ51が配設されてい
る。操作ロッド59のバネハウジング60から突き出た
自由端で、ハンドル61が配設され、それによって、混
合体40乃至40’の既述された引き上げ運動がなされ
る。同時に、混合体40乃至40’が軸38回りに回動
する。
【0027】機能は次のようになる。別の細砕材に変更
する必要がある場合、アジテーターミルはきれいにされ
なければならない、即ち、細砕材と接するすべての表面
がきれいにされなければならない。このために、すすぎ
流体が、アジテーターミルの連続的操作中に細砕材流入
パイプ26を介して供給され、細砕材のすぐ後に続いて
進み、その結果、アジテーターミル内にある細砕材が押
し出される。これに続いて、実際のクリーニングプロセ
スが始まる。細砕室15及び排出装置27をすすぎ流体
が通過する間、混合体40乃至40’は、リニアドライ
ブ45によって、あるいはハンドル61を用いて手で前
後双方向に動かされる。混合体40、40’を蓋プレー
ト32に対して動かす場合、蓋プレート32と混合体4
0、40’の底面41、41’との間に位置した細砕材
は、スクリーン30の開口部62を介して細砕室15へ
押し戻され、そこですすぎ流体と混ざり合わされる。細
砕材は、スクレーパエッジ53によって、あるいはスク
レーパリング57によって、スクリーン30の内壁52
から掻き落とされ、その結果、当該細砕材は、すすぎ流
体によって運び去られる。混合体40乃至40’を中間
ホッパー54の方向へ動かす際、スクリーン30の範囲
内での自由流れ断面は小さくなり、その結果、流れ速度
は増加し、対応してクリーニング効果も増加する。
する必要がある場合、アジテーターミルはきれいにされ
なければならない、即ち、細砕材と接するすべての表面
がきれいにされなければならない。このために、すすぎ
流体が、アジテーターミルの連続的操作中に細砕材流入
パイプ26を介して供給され、細砕材のすぐ後に続いて
進み、その結果、アジテーターミル内にある細砕材が押
し出される。これに続いて、実際のクリーニングプロセ
スが始まる。細砕室15及び排出装置27をすすぎ流体
が通過する間、混合体40乃至40’は、リニアドライ
ブ45によって、あるいはハンドル61を用いて手で前
後双方向に動かされる。混合体40、40’を蓋プレー
ト32に対して動かす場合、蓋プレート32と混合体4
0、40’の底面41、41’との間に位置した細砕材
は、スクリーン30の開口部62を介して細砕室15へ
押し戻され、そこですすぎ流体と混ざり合わされる。細
砕材は、スクレーパエッジ53によって、あるいはスク
レーパリング57によって、スクリーン30の内壁52
から掻き落とされ、その結果、当該細砕材は、すすぎ流
体によって運び去られる。混合体40乃至40’を中間
ホッパー54の方向へ動かす際、スクリーン30の範囲
内での自由流れ断面は小さくなり、その結果、流れ速度
は増加し、対応してクリーニング効果も増加する。
【0028】混合体40乃至40’がスクリーン30の
蓋プレート32に向かって移動する戻りストロークの
間、この空間にたまるすすぎ流体は、スクリーン30の
開口部62を介して細砕室へ押し戻され、この際にスク
リーン30の開口部62もきれいにする。
蓋プレート32に向かって移動する戻りストロークの
間、この空間にたまるすすぎ流体は、スクリーン30の
開口部62を介して細砕室へ押し戻され、この際にスク
リーン30の開口部62もきれいにする。
【0029】スクレーパ要素55が引き上げロッド43
に配設されるならば、引き上げ運動の間、細砕材排出導
路37の内壁56も、対応掻き取りによってクリーニン
グされ、付着細砕材を取り除かれる。
に配設されるならば、引き上げ運動の間、細砕材排出導
路37の内壁56も、対応掻き取りによってクリーニン
グされ、付着細砕材を取り除かれる。
【0030】通常の細砕乃至分散プロセスの間、排出装
置27内の自由開口領域とそれ故自由流れ断面は、混合
体に調整されうる。混合体40乃至40’が中間ホッパ
ー54の近くに固定されればされるほど、この自由流れ
断面は小さくなり、それ故細砕材の流れ速度は高くな
る。流れ速度が高まれば、堆積の危険性は低くなる。図
2の実施例で、混合体40乃至40’のこのタイプの位
置取りは、供給部50に導かれる圧力媒体供給管内のバ
ルブ63によって、行われうる。ピストン49が或る位
置に位置する場合、バルブは閉じられ、その結果、ピス
トン49は、またそれによって混合体40乃至40’も
所定位置にとどまる。
置27内の自由開口領域とそれ故自由流れ断面は、混合
体に調整されうる。混合体40乃至40’が中間ホッパ
ー54の近くに固定されればされるほど、この自由流れ
断面は小さくなり、それ故細砕材の流れ速度は高くな
る。流れ速度が高まれば、堆積の危険性は低くなる。図
2の実施例で、混合体40乃至40’のこのタイプの位
置取りは、供給部50に導かれる圧力媒体供給管内のバ
ルブ63によって、行われうる。ピストン49が或る位
置に位置する場合、バルブは閉じられ、その結果、ピス
トン49は、またそれによって混合体40乃至40’も
所定位置にとどまる。
【0031】ところで、通常の細砕乃至分散プロセスの
間も、スクリーン30は、時折の引き上げ運動で混合体
40乃至40’によって内側からきれいにされる。混合
体40乃至40’において、スイング駆動装置65、即
ち、電気式乃至気圧式スイング駆動装置65が配置さ
れ、その供給管66が中空引き上げロッド43を介して
供給されている。このタイプのスイング駆動装置65
は、混合体40乃至40’を中央縦軸38の方向で振動
させ、その振動によって、ジャケット表面42と中間ホ
ッパー54との間から排出導路37へ流れ去る細砕材
が、粘性を低レベルにとどめる剪断ひずみを受ける。こ
れによって、沈澱を生じる危険性が更に減少し、すすぎ
の間、細砕材とすすぎ流体との間の混合作用がもたらさ
れる。
間も、スクリーン30は、時折の引き上げ運動で混合体
40乃至40’によって内側からきれいにされる。混合
体40乃至40’において、スイング駆動装置65、即
ち、電気式乃至気圧式スイング駆動装置65が配置さ
れ、その供給管66が中空引き上げロッド43を介して
供給されている。このタイプのスイング駆動装置65
は、混合体40乃至40’を中央縦軸38の方向で振動
させ、その振動によって、ジャケット表面42と中間ホ
ッパー54との間から排出導路37へ流れ去る細砕材
が、粘性を低レベルにとどめる剪断ひずみを受ける。こ
れによって、沈澱を生じる危険性が更に減少し、すすぎ
の間、細砕材とすすぎ流体との間の混合作用がもたらさ
れる。
【0032】次に、本発明の実施の態様を列記する。 (1)混合体40、40’が、分離装置(スクリーン)
30の全長cにほぼ渡って変位可能であることを特徴と
する請求項1に記載のアジテーターミル。 (2)混合体40、40’が、その形状において本質的
に分離装置(スクリーン)30の端部表面(蓋プレー
ト)32に対応する底表面41、41’を有することを
特徴とする請求項1又は上記1項に記載のアジテーター
ミル。 (3)分離装置(スクリーン)30に連通する細砕材排
出導路37が備えられ、混合体40、40’が、排出導
路に向かって窄むジャケット表面42、42’を備えて
なり、ジャケット表面42、42’にほぼ適応した移行
表面が分離装置(スクリーン)30と細砕排出導路37
との間に備えられることを特徴とする請求項1又は上記
1項乃至2項に記載のアジテーターミル。 (4)ジャケット表面42、42’が、基本的に円錐状
に形成されていることを特徴とする上記3項に記載のア
ジテーターミル。 (5)移行表面が本質的に円錐状の中間ホッパー54と
して形成されていることを特徴とする上記4乃至5項に
記載のアジテーターミル。 (6)ジャケット表面42、42’の傾きbの角度と中
間ホッパー54の傾きaの角度とが僅かに異なることを
特徴とする上記4項及び5項に記載のアジテーターミ
ル。 (7)引き上げロッド43が混合体40、40’に配設
されていることを特徴とする請求項1に記載のアジテー
ターミル。 (8)リニアドライブ45が混合体40、40’と係合
していることを特徴とする請求項1又は上記1〜7項の
いずれか一項に記載のアジテーターミル。 (9)ハンドル61が混合体40、40’と係合してい
ることを特徴とする請求項1又は上記1〜7項のいずれ
か一項に記載のアジテーターミル。 (10)スクレーパ要素55が、混合体40、40’と
繋がっていて、少なくとも部分的に細砕材排出導路37
の内壁56に接していることを特徴とする上記3項に記
載のアジテーターミル。 (11)スイングドライブ65が混合体40内に配置さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のアジテータ
ーミル。 (12)混合体40が分離装置(スクリーン)30に固
定可能であることを特徴とする請求項1に記載のアジテ
ーターミル。
30の全長cにほぼ渡って変位可能であることを特徴と
する請求項1に記載のアジテーターミル。 (2)混合体40、40’が、その形状において本質的
に分離装置(スクリーン)30の端部表面(蓋プレー
ト)32に対応する底表面41、41’を有することを
特徴とする請求項1又は上記1項に記載のアジテーター
ミル。 (3)分離装置(スクリーン)30に連通する細砕材排
出導路37が備えられ、混合体40、40’が、排出導
路に向かって窄むジャケット表面42、42’を備えて
なり、ジャケット表面42、42’にほぼ適応した移行
表面が分離装置(スクリーン)30と細砕排出導路37
との間に備えられることを特徴とする請求項1又は上記
1項乃至2項に記載のアジテーターミル。 (4)ジャケット表面42、42’が、基本的に円錐状
に形成されていることを特徴とする上記3項に記載のア
ジテーターミル。 (5)移行表面が本質的に円錐状の中間ホッパー54と
して形成されていることを特徴とする上記4乃至5項に
記載のアジテーターミル。 (6)ジャケット表面42、42’の傾きbの角度と中
間ホッパー54の傾きaの角度とが僅かに異なることを
特徴とする上記4項及び5項に記載のアジテーターミ
ル。 (7)引き上げロッド43が混合体40、40’に配設
されていることを特徴とする請求項1に記載のアジテー
ターミル。 (8)リニアドライブ45が混合体40、40’と係合
していることを特徴とする請求項1又は上記1〜7項の
いずれか一項に記載のアジテーターミル。 (9)ハンドル61が混合体40、40’と係合してい
ることを特徴とする請求項1又は上記1〜7項のいずれ
か一項に記載のアジテーターミル。 (10)スクレーパ要素55が、混合体40、40’と
繋がっていて、少なくとも部分的に細砕材排出導路37
の内壁56に接していることを特徴とする上記3項に記
載のアジテーターミル。 (11)スイングドライブ65が混合体40内に配置さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のアジテータ
ーミル。 (12)混合体40が分離装置(スクリーン)30に固
定可能であることを特徴とする請求項1に記載のアジテ
ーターミル。
【0033】
【発明の効果】本発明によって、アジテーターミルのク
リーニングが簡単にそして特に排出装置の領域で確実に
可能であるようになった。
リーニングが簡単にそして特に排出装置の領域で確実に
可能であるようになった。
【図1】細砕容器での縦方向でのアジテーターミルの部
分切断概略図である。
分切断概略図である。
【図2】アジテーターミルの排出装置の縦断面図であ
る。
る。
【図3】変形した混合体を備えた排出装置の部分断面図
である。
である。
【図4】混合体用の変形装置の部分概略図である。
7 細砕容器 15 細砕室 22 アジテーター機構 26 細砕材流入パイプ 27 細砕材排出装置 28 補助細砕体 40 混合体
Claims (1)
- 【請求項1】 細砕容器(7)とアジテーター機構(2
2)と細砕材流入パイプ(26)と細砕材排出装置(2
7)とを備え、自由流れの細砕材を処理するためのアジ
テーターミルにして、 細砕容器(7)は、大部分を閉鎖され、基本的にシリン
ダ状であり、部分的に補助細砕体(28)で充填された
細砕室(15)を有し、 アジテーター機構(22)は、細砕容器(7)内に配設
され、共通の中央縦軸(24)回りに回転駆動可能であ
り、 細砕材流入パイプ(26)は、細砕室(15)へ通じて
おり、 細砕材排出装置(27)は、細砕室(15)に通じてお
り、細砕室(15)内に補助細砕体(28)を保持する
ために分離装置(スクリーン30)を備えてなっている
アジテーターミルにおいて、 混合体(40、40’)を有する混合装置が、シリンダ
状に形成された上記分離装置(スクリーン30)内に配
置されること、 掻き取り器(スクレーパエッジ53、スクレーパリング
57)を有した上記混合体(40、40’)が、掻き取
り器が分離装置(スクリーン30)の内側表面(52)
に接触するような、分離装置(スクリーン30)の内側
横断面と等しい横断面を有すること、及び 混合体(40、40’)が、分離装置(スクリーン3
0)の中央縦軸(38)に一致する方向で移動可能であ
ることを特徴とするアジテーターミル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4122680A DE4122680C2 (de) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | Rührwerksmühle |
DE4122680.1 | 1991-07-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296887A JPH06296887A (ja) | 1994-10-25 |
JP2622328B2 true JP2622328B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=6435752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4180028A Expired - Fee Related JP2622328B2 (ja) | 1991-07-09 | 1992-07-07 | アジテーターミル |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5335867A (ja) |
JP (1) | JP2622328B2 (ja) |
CH (1) | CH687238A5 (ja) |
DE (1) | DE4122680C2 (ja) |
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JP3779782B2 (ja) * | 1996-11-13 | 2006-05-31 | 株式会社トリム | ガラス粉砕機及びそれを用いたガラス粉砕システム |
US6121344A (en) * | 1998-06-19 | 2000-09-19 | Kerr Corporation | Optimum particle sized hybrid composite |
US6300390B1 (en) | 1998-06-09 | 2001-10-09 | Kerr Corporation | Dental restorative composite |
US5979805A (en) * | 1998-10-28 | 1999-11-09 | Kerr Corporation | Vibratory mill and method of use for low contamination grinding |
US6098906A (en) | 1998-12-04 | 2000-08-08 | Kerr Corporation | Vibratory mill and method of use for low contamination grinding |
US6010085A (en) | 1999-03-17 | 2000-01-04 | Kerr Corporation | Agitator mill and method of use for low contamination grinding |
GB0027659D0 (en) * | 2000-11-13 | 2000-12-27 | Imerys Minerals Ltd | Grinding of particulate material |
DE102010049827A1 (de) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | Netzsch-Feinmahltechnik Gmbh | Rührwerkskugelmühle |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE275188C (ja) * | ||||
DE2037258C3 (de) * | 1970-07-28 | 1974-10-17 | Draiswerke Gmbh, 6800 Mannheim | Geschlossene Rührwerksmühle |
DE2234076C3 (de) * | 1971-07-26 | 1985-11-14 | Meyer AG Zuchwil, Zuchwil | Rührwerksmühle |
DE2154713A1 (de) * | 1971-11-04 | 1973-05-10 | Draiswerke Gmbh | Siebanordnung an ruehrwerksmuehlen |
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CH622718A5 (en) * | 1977-08-12 | 1981-04-30 | Buehler Ag Geb | Agitator mill |
DE3103662C2 (de) * | 1981-02-04 | 1983-03-31 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Trennvorrichtung zum Trennen von Mahlkörpern und gemahlener Suspension in einer Naßzerkleinerungsmaschine |
DE3119078A1 (de) * | 1981-05-14 | 1982-12-16 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Trennvorrichtung zum trennen von mahlkoerpern und gemahlener suspension in einer nasszerkleinerungsmaschine |
DE3345680A1 (de) * | 1983-12-16 | 1985-06-20 | Gebrüder Netzsch, Maschinenfabrik GmbH & Co, 8672 Selb | Ruehrwerksmuehle |
DE3345799A1 (de) * | 1983-12-17 | 1985-06-27 | Gebrüder Bühler AG, Uzwil | Ruehrwerksmuehle |
DE3536857C2 (de) * | 1984-11-16 | 1994-06-09 | Draiswerke Gmbh | Geschlossene Rührwerksmühle mit Siebpatronen |
DD275188A1 (de) * | 1988-08-30 | 1990-01-17 | Dessau Zementanlagenbau Veb | Austragsvorrichtung fuer turmreibmuehle |
DE3838981A1 (de) * | 1988-11-18 | 1990-05-23 | Eirich Walter | Ruehrwerkskugelmuehle |
-
1991
- 1991-07-09 DE DE4122680A patent/DE4122680C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-30 CH CH02055/92A patent/CH687238A5/de not_active IP Right Cessation
- 1992-07-07 JP JP4180028A patent/JP2622328B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-09 US US07/910,926 patent/US5335867A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE4122680A1 (de) | 1993-01-14 |
JPH06296887A (ja) | 1994-10-25 |
DE4122680C2 (de) | 1994-03-31 |
CH687238A5 (de) | 1996-10-31 |
US5335867A (en) | 1994-08-09 |
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