JP2621865B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2621865B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像をデジタル信号で処理する画像処理装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、CCDセンサ等により画像をサンプリングし、
デジタル化したデータをレーザビームプリンタ等のデジ
タルプリンタから出力し画像を再現するデジタル複写装
置等のデジタル画像処理装置は、デジタル機器の発展に
より従来のアナログ画像処理装置に代わり広く普及しつ
つある。
このデジタル画像処理装置は、中間調を再現するため
デイザ法や濃度パターン法により階調再現を行う方法が
一般にとられている。
しかしながら、かかる方法においては、以下のような
問題があつた。
(1)原稿が印刷等の網点画像の場合、複写された画像
に原稿にはない周期的な縞模様が出る。
(2)原稿に線画・文字等が入つている場合に、デイザ
処理によりエツジが切れ切れになり画質が低下する。
(1)の現象はモアレ現象と呼ばれ、その発生原因と
しては、 (A)網点原稿と入力サンプリングによるビート (B)網点原稿とデイザ閾値マトリクスとのビートが考
えられる。
特に、(B)の現象は、一般にデイザの閾値がドツト
集中型で配列される時には出力画像も疑似的な網点構造
をしており、これが入力網点原稿との間にビートを生
じ、モアレ現象を生じさせるものである。
これに対し、デイザ法以外の2値化手法として誤差拡
散法がある。この方法は原稿の画像濃度と出力濃度との
画素毎の濃度差を演算し、この演算結果である誤差分を
特定の重みづけを施した後に、注目画素の周辺画素に分
散させていく方法である。これについては、R.W.Floyd
and L.Steinbergが発表しているが、この方法には周期
性がないので、網点画像に対しもモアレが発生しない。
しかし、この誤差拡散法には、出力画像に独特な縞パ
ターンが生じたり、画像のハイライト部やダーク部での
粒状性ノイズが目立つ等の欠点があつた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上述従来例の欠点を除去し、入力画像の画
像の種類に関係なく、高品位に且つ精細に画像を再現す
る画像処理装置を提供する。
[問題点を解決するための手段] この問題点を解決するための一手段として、本発明の
画像処理装置は、画像をデジタル信号で処理する画像処
理装置において、誤差拡散法により画像の2値化をする
第1の2値化手段と、デイザ法により画像の2値化をす
る第2の2値化手段と、画像の種類を識別する識別手段
と、該識別手段の識別結果に基づいて、前記第1の2値
化手段と前記第2の2値化手段とを選択する選択手段と
を備える。
[作用] かかる構成において、識別手段が識別した画像の種類
の識別結果に基づいて、選択手段は誤差拡散法により画
像の2値化をする第1の2値化手段とデイザ法により画
像の2値化をする第2の2値化手段とを選択して、画像
を処理する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に従つて説明する。
第1図は、本実施例の画像処理装置の構成図である。
CCD等の光電変換素子およびこれを走査する駆動系をも
つ入力センサ部10で読み取られた画像データは逐次A/D
変換器11に送られる。ここでは、例えば各画素のデータ
を8bitのデジタルデータに変換する。これにより256レ
ベルの階調をもつデータに量子化されることになる。次
に補正回路12において、センサの感度ムラや照明光源に
よる照度ムラを補正するためのシエーデイング補正等の
補正を行う。
次に、この補正処理済の補正済データ100は、識別回
路13および2種の2値化回路14,15に供給される。ここ
では、2値化回路14を第1の2値化回路、2値化回路15
を第2の2値化回路と呼ぶ。第1の2値化回路14は誤差
拡散法による2値化回路であり、第2の2値化回路15は
デイザ法による2値化回路である。識別回路13では、原
稿画像信号を基に、以下で詳説するような識別信号101
を出力し、この信号に従つてスイツチ16を切り換える。
識別回路13からの識別信号101により、第1の2値化
回路14の出力データ102と第2の2値化回路15の出力デ
ータ103とを選択するようにスイツチ16を切り換える。
本例では、識別信号101が“1"の時は、第2の2値化回
路15の出力データ103を選択し、識別信号101が“0"の時
は、第1の2値化回路14の出力データ102を選択するよ
うにスイツチ16を切り換える。選択された2値化信号10
4は、プリンタ17でドツトのON/OFF信号になり画像形成
がなされる。
<文字・網点:写真・背景> 第2図は、文字・網点と写真・背景とを選別する識別
回路13の一例のブロツク図である。補正後の補正済デー
タ100は、セレクタ20により選択されたラインバツフア
メモリ21a〜21dに送られる。ラインバツフア21a〜21dの
うち1つに書き込み中には、残りの3つからは読み出し
を行う。補正済データ100は、第1のラインバツフア21a
に書き込み終わると、次のデータは第2のラインバツフ
ア21bに書き込まれる。次に第3,第4のラインバツフア2
1c,21dに書き込まれ、第4のラインバツフア21dへの書
込みが終了すると、また第1のラインバツフア21aに戻
つてデータの書き込みを行う。これにより、現在書き込
み中の画像のラインデータより前の3つの連続するライ
ンの画像データが、セレクタ22により選択された演算器
23に送られて、第4図(a)に示したような係数をもつ
ラプラシアン演算を行う。
この演算器23の一例のブロツク図を第3図に示す。第
3図の30a〜30eは画素データの位置を示す。中心画素30
cの画素データは、乗算器31により定数倍され減算器33
に入る。一方、周辺画素30a,30b,30d,30eは、加算器32
に入り全画素の総和が演算される。次に、加算器32の出
力も減算器33に入り、先の乗算器31の出力との差がとら
れる。
この結果の減算器33の出力105は、第2図のセレクタ2
4により選ばれたラインバツフア25a〜25dの1つに記録
される。ラインバツフア25a〜25dにある連続する3ライ
ン分の出力結果は、セレクタ26により選ばれて順次演算
器27に送られる。演算器27では、出力105の3×3画素
ブロツク内での総和が演算される。
この演算器27の一例のブロツク図を第5図に示す。画
素の位置を示す50a〜50iはラインバツフア25a〜25dより
送られてきたデータであり、これらのデータは総和演算
器54により総和Sが演算される。
比較器28において、この総和Sと所定のしきい値T1
を比較し、識別信号101を得る。この識別信号101は、 総和Sがしきい値T1より大の時、…“0"(文字・網点領
域) 総和Sがしきい値T1より小の時、…“1"(写真・背景領
域) となり、文字・網点と写真・背景とに対応する。
本例のラプラシアンフイルタの係数は、第4図(a)
に示したものであるが、他に第4図(b),(c)のよ
うな係数を実現する回路構成をとつても同様な結果が得
られる。
また識別回路13は、第5図(b)に示すように注目画
素と平均濃度との差分の絶対値と、所定のしきい値T2
を比較することにより、識別信号101を得る構成をとる
ことも可能である。注目画素50e及びその周辺画素50a,5
0b,50c,50d,50f,50g,50h,50iは、平均値演算器51に入力
され9画素の平均値が得られる。この結果は、差分演算
器52で注目画素50eとの差分の絶対値D1がとられる。次
に比較器53で、所定のしきい値T2と比較され識別信号10
1が出力される。
この識別信号101は、 差分D1がしきい値T2より大きい時は、…“0"(文字・網
点領域) 差分D1がしきい値T2より小さい時は、…“1"(写真・背
景領域) となり、文字・網点と写真・背景とに対応する。
他の方法としては、特定の大きさm×n内の画素ブロ
ツク内の画像データの最大値と最小値の差D2をとり、こ
れと所定のしきい値T3とを比較して識別信号101を出力
する方法も考えられる。
この識別信号101は、 差分D2がしきい値T3より大きい時は、…“0"(文字・網
点領域) 差分D2がしきい値T3より小さい時は、…“1"(写真・背
景領域) となり、文字・網点と写真・背景とに対応する。
以上のように、本例の識別により文字・線画・写真・
網点画像等を含む画像に対して、 文字・画像・網点画像→誤差拡散法による2値化処理 写真・背景→デイザ法による2値化処理 というように、画像の画像の種類に応じて2値化処理を
切り換えることにより、高品位に再現画像を得ることが
可能となつた。
<ハイライト部・シヤドウ部:中間濃度部> 第13図は、ハイライト部・シヤドウ部と中間濃度部と
を識別する識別回路13の一例のブロツク図である。補正
後の補正済データ100は、セレクタ120により選択された
ラインバツフアメモリ121a〜121dに送られる。このライ
ンバツフア121a〜121dのうち、1つに書き込み中には残
りの3つからは読み出しを行う。補正済データ100は、
第1のラインバツフア121aに書き込み終わると、次デー
タは第2のラインバツフア121bに書き込まれる。順次、
第3,第4のラインバツフア121c,121dに書き込まれ、第
4のラインバツフア121dへの書き込みが終了すると、ま
た第1のラインバツフア121aに戻つてデータの書き込み
を行う。これにより、ラインバツフア121a〜121dには、
現在書き込み中の画像のラインデータより前の3つの連
続するラインのデータが記録されており、これをセレク
タ122により選択して、データの読み出しをする。
このラインのデータは、最大値検出回路123,最小値検
出回路124に送られる。ここで、最大値と最小値とが検
出された後、比較器125,126でそれぞれのしきい値T5,T6
と比較される。この比較器125,126からの2つの出力
は、OR回路127を通り識別信号121を得る。最大値がT5
下か、あるいは最小値がT6以上の時には、識別信号101
は“1"となる。
以上をまとめると、 最大値≧T5の時(ハイライト部)は、識別信号101は
“1" 最小値≦T6の時(シヤドウ部)は、識別信号101は“1" 上記以外の時(中間濃度部)は、識別信号101は“0" となる。
第14図は最大値検出回路123の一例のブロツク図であ
る。尚、最小値検出回路124は最大値検出回路123と同じ
構成である。
セレクタ122で選ばれたラインの画像データ102a,103
a,104aは、それぞれラツチ130a〜130c,131a〜131c,132a
〜132cで1画素ずつ遅延される。比較選択器133aでは、
ラツチ131a,132aのデータを比較するが、これはある画
素とその1つ後の画素のデータ比較をすることになる。
同様に比較選択器134aでは、比較選択器133aの出力結果
と2つ後の画素のデータを比較することになる。従つ
て、比較選択器134aの出力は、1ラインの連続する3画
素の最大値、又は最小値になる。次に、比較選択器135
は、1ライン目と2ライン目の最大値、または最小値の
検出をし、比較選択器136は、この結果と3ライン目の
最大値または最小値の検出を行う。
以上の結果、比較選択器136の出力は、3×3画素ブ
ロツクの中の最大値と最小値となる。
第15図に最大値検出回路123における比較選択器の構
成例を示す。入力AとBは、比較器140及びラツチ141,1
42にそれぞれ入力されている。ここで、比較器140で
は、A>Bの時に出力が“1"となるように設定されてい
るとする。
まずA>Bの時は、比較器140の出力は“1"となり、
ラッチ142のイネーブル端子には“1"、ラツチ141のイネ
ーブル端子には反転器143を通して“0"が入る。ラツチ1
41,142のイネーブル端子が負論理とすると、出力145は
Aの値となる。
逆にA≦Bの時は、出力145はBの値となる。これに
よりA,Bの最大値が出力145に出力されることになる。
一方、最小値検出回路は、反転器143をラツチ142側に
入れた構成をとれば同じ構成で実現できる。
識別回路13の他の例を第16図に示す。150a〜150iは画
素位置を示すもので、各画素のデータは、平均値演算器
151に入り、3×3ブロツクの平均値が演算される。こ
の結果、平均値Mは比較器152でしきい値T7,T8と比較さ
れる。ここで、T7>T8とする。
M>T7の時はシヤドウ部、M<T8の時はハイライト
部、T8≦M≦T7の時は中間濃度部と定義すると、 M>T7またはM<T8の時には、識別信号101は“1" T8≦M≦T7の時には、識別信号101は“0" のような識別結果が得られることになる。
また、簡略化のため、ハイライト部のみデイザ法によ
る2値化処理を行つても同等の効果が得られる。
本例の識別により、文字・線画・写真・網点画像を含
む原稿に対して、 ハイライト部・シヤドウ部…デイザ法による2値化処理 中間濃度部…誤差拡散法による2値化処理 というように、画像の種類に応じて2値化処理を切り換
えることにより、高品位に再現画像を得ることが可能と
なつた。
<エツジ部:非エツジ部> 第17図は、更にエツジ部の識別をも行う識別回路13の
一例のブロツク図であり、第13図の識別回路13に演算器
128と比較器129とAND回路119を加えた回路である。
補正後の補正済データ100は、セレクタ120により選択
されたラインバツフアメモリ121a〜121dに送られる。こ
のラインバツフア121a〜121dのうち、1つに書き込み中
には残りの3つからは読み出しを行う。補正済データ10
0は、第1のラインバツフア121aに書き込み終わると、
次データは第2のラインバツフア121bに書き込まれる。
順次、第3,第4のラインバツフア121c,121dに書き込ま
れ、第4のラインバツフア121dへの書き込みが終了する
と、また第1のラインバツフア121aに戻つてデータの書
き込みを行う。これにより、ラインバツフア121a〜121d
には、現在書き込み中の画像のラインデータより前の3
つの連続するラインのデータが記録されており、これを
セレクタ122により選択して、データの読み出しをす
る。
このラインのデータは、最大値検出回路123,最小値検
出回路124に送られる。ここで、最大値と最小値とが検
出された後、最大値105a,最小値106aは、比較器125,126
でそれぞれのしきい値T5,T6と比較される。この比較器1
25,126からの2つの出力は、OR回路127で論理和され、O
R回路127の出力107aはAND回路119に入る。
また、最大値105aと最小値106aは、減算器128で(最
大値−最小値)の演算をされ、この値は比較器129でし
きい値T9と比較されて、しきい値T9より小さい時は“1"
を出力する。
この結果、比較器129の出力108aとOR回路127の出力10
7aとは、AND回路119に入り、ここで論理積がとられて、
識別信号101を得る。
以上をまとめると、(最大値−最小値)がT9より小さ
い所謂画像の非エツジ部であつて、且つ最大値>T5の成
立するシヤドウ部や最小値<T6の成立するハイライト部
では、識別信号101が“1"となり、第2の2値化回路15
のデイザ法を選択し、一方、これ以外の所では、第1の
2値化回路14の誤差拡散法を選択する2値化手法をと
る。
最大値検出回路,最小値検出回路,比較選択器は第14
図、第15図に示したものと同様である。
第18図は、エツジ検出の出力108aを得るための別の実
施例である。セレクタ122からの3ライン分のデータに
おいて、注目画素を180c、また周辺画素180a,180b,180
d,180eとする。注目画素180cは乗算器181である定数倍
され、この結果は減算器183に入力される。一方、周辺
画素は加算器182で総和が演算され、次に減算器183に入
る。この結果、減算器183の出力は、 出力183=定数×(180c)−{(180a)+(180b) +(180d)+(180e)} となる。これは第4図(a)に示したラプラシアン演算
に相当する。(但し、定数=4) 次に減算器183の出力は、比較器184でしきい値T10
比較される。ここでは、しきい値T10より小さい時は
“1"、逆に大きい時は“0"を得るようにすることにより
出力108aを得る。
本例の識別により、文字・線画・写真・網点画像を含
む原稿に対して、 非エツジ部でハイライト部・シヤドウ部…デイザ法によ
る2値化処理 エツジ部または中間濃度部…誤差拡散法による2値化処
理 のように画像の種類に応じて2値化処理を切り換えるこ
とにより、高品位に再現画像を得ることが可能となつ
た。
第6図は第1の2値化回路14の一例である。第1の2
値化回路14は、誤差拡散法による2値化処理を行う。処
理済データ100には、エラーバツフアメモリ60に保存さ
れている以前発生した入力データXijと出力データYij
の誤差データεijに、重みづけ発生器61により指定され
た重み係数αijをかけた値が規格化され、加算器62で加
算される。これを式で書くと以下のようになる。
重み付け係数の一例を第7図に示す。
次に補正データXij′は、2値化回路63でしきい値T4
と比較され、出力データYijを出力する。ここでYijは、
YmaxまたはYmin(例えば1と0)のように2値化された
データとなつている。出力データYijは、出力バツフア6
5で、前述した識別回路13からの識別信号101とタイミン
グを調整して2値化された出力データ102を得る。
一方、演算器64では、補正データXij′と出力データY
ijの差分εijが演算され、この結果はエラーバツフアメ
モリ60の対応する画素位置66にに保存される。この操作
を繰返すことにより、第1の2値化回路14の誤差拡散法
による2値化処理が実行される。
第8図は第2の2値化回路15の一例である。第2の2
値化回路15は、デイザ法による2値化処理を行う。補正
済データ100は、比較器80でデイザマトリクス回路81に
より出力されたしきい値と比較され、2値化される。こ
の結果(YmaxまたはYmin)は、出力バツフア82で識別回
路13よりの識別信号101とタイミングを調整して、2値
化された出力データ103を得る。
第9図にデイザマトリクスのしきい値の一例を示す。
図には、網点型のデイザしきい値を示したが、その他の
しきい値の割りつけ法でも同様の結果が得られる。
第10図は本実施例のの画像処理方法をカラー画像に適
用した例である。カラー画像の入力装置90から3色分解
されたRed信号,Green信号,Blue信号が出力される。これ
らの信号はA/D変換器91で、各色8ビツトのデジタル信
号に変換される。補正回路92では、シエーデイング補
正,RGB信号からYMC信号への補色変換,マスキング処理
がなされ、Yellow信号,Magenta信号,Cyan信号が出力さ
れる。この3色信号はそれぞれ識別回路93,第1の2値
化回路94,第2の2値化回路95に入力される。2値化回
路94,95は前述の回路を3色分持つことにより実現す
る。
一方、識別回路93は、第11図に示したように、単色の
識別回路70〜70cを3段持ち、その結果をOR回路71で論
理和をとることにより、識別信号110を得るような構成
により実現できる。
また別の実施例として第12図に示したように、単色生
成器72でYMC信号の平均値をとり、この信号を演算器73
に入れ、識別信号110を得るような構成でも実現でき
る。
尚、本実施例の画像処理装置の回路はハードウエアで
実現してもよいし、CPUとROMとRAMとからなる演算処理
装置によりソフトウエアで実現してもよい。
[発明の効果] 本発明により、入力画像の画像の種類に関係なく、高
品位に且つ精細に画像を再現する画像処理装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画像処理装置の構成図、 第2図は識別回路の一例を示すブロツク図、 第3図はラプラシアン演算器を示すブロツク図、 第4図はラプラシアン係数の例を示す図、 第5図(a)は総和演算機を示すブロツク図、 第5図(b)は注目画素と周辺平均濃度と差分演算回路
のブロツク図、 第6図は誤差拡散法による2値化回路のブロツク図、 第7図は誤差拡散法の重み付け係数マトリクスの一例を
示す図、 第8図はデイザ法による2値化回路のブロツク図、 第9図はデイザマトリクスのしきい値の順番の一例を示
す図、 第10図はカラー画像処理装置の実施例の構成図、 第11図は第10図における識別回路の一例のブロツク図、 第12図は第10図における識別回路の他例のブロツク図、 第13図は識別回路の他の実施例を示すブロツク図、 第14図は最大値または最小値検出回路のブロツク図、 第15図は比較選択器のブロツク図、 第16図は識別回路の他の実施例を示すブロツク図、 第17図は識別回路の他の実施例を示すブロツク図、 第18図はエツジ検出回路の一例を示すブロツク図であ
る。 図中、10……入力センサ部、11……A/D変換器、12……
補正回路、13……識別回路、14……第1の2値化回路、
15……第2の2値化回路、16……スイツチ、17……プリ
ンタ17である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像をデジタル信号で処理する画像処理装
    置において、 誤差拡散法により画像の2値化をする第1の2値化手段
    と、 デイザ法により画像の2値化をする第2の2値化手段
    と、 画像の種類を識別する識別手段と、 該識別手段の識別結果に基づいて、前記第1の2値化手
    段と前記第2の2値化手段とを選択する選択手段とを備
    えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】選別手段は画像の文字及び網点と写真及び
    背景とを識別し、選択手段は画像の文字・網点領域は第
    1の2値化手段を選択し、写真及び背景領域は第2の2
    値化手段を選択することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】識別手段は画像の濃度レベルを識別し、選
    択手段は画像の濃度レベルがハイライト部又はシヤドウ
    部にある時は第2の2値化手段を選択し、濃度レベルが
    その中間部の時は第1の2値化手段を選択することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】識別手段は、画像の特定ブロツク内の最大
    値と最小値をとり、最大値がしきい値以下の時をハイラ
    イト時、最小値がしきい値以上の時をシヤドウ部と決定
    することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】識別手段は更に画像のエツジを検出する手
    段を備え、選択手段は画像の非エツジ部であつて且つ画
    像の濃度レベルがハイライト部又はシヤドウ部にある時
    は第2の2値化手段を選択し、その他の画像領域では第
    1の2値化手段を選択することを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の画像処理装置。
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