JP2621711B2 - 縦型衣類プレス器 - Google Patents

縦型衣類プレス器

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JP2621711B2
JP2621711B2 JP3285936A JP28593691A JP2621711B2 JP 2621711 B2 JP2621711 B2 JP 2621711B2 JP 3285936 A JP3285936 A JP 3285936A JP 28593691 A JP28593691 A JP 28593691A JP 2621711 B2 JP2621711 B2 JP 2621711B2
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Japan
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fixed plate
movable plate
plate
press
press sheet
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徹 花田
敦志 松尾
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定板と可動板との間に
衣類等を配置して挟圧することにより、しわ伸ばしや折
目付けを行う縦型衣類プレス器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類プレス器は一般に縦
型と横型の2つのタイプがあり、例えば図7〜図8で示
すような構造になっていた。
【0003】すなわち、縦型の衣類プレス器は図7で示
すように、ヒータカバー1で表面を覆れたヒータ2を設
けた固定板3と、この固定板3を垂直に立設する基台4
と、前記固定板3にヒンジ機構5で回動自在に連結した
可動板6によって衣類7をロック装置8で挟圧状態に保
持するとともに、前記可動板6の内面側には発泡ポリウ
レタンなどで形成したクッション体9と、このクッショ
ン体9を覆うクッションカバー10を設け、前記衣類7
を加圧するようになっていた。
【0004】また、横型の衣類プレス器は図8で示すよ
うに、ヒータカバーで表面を覆れたヒータを設けた固定
板11と、前記固定板11に対して可動板12を回動自
在に連結するヒンジ機構13を備え、前記可動板12と
固定板11の間にフイルム部材14を配設して衣類15
をロック装置16で挟圧状態に保持するとともに、前記
可動板12の内面側には発泡ポリウレタンなどで形成し
たクッション体を設けて前記衣類15を加圧するように
なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような縦
型の構成のものでは、衣類をプレス器にセットする時
は、可動板6を開いた状態で、衣類7をこの可動板6上
で整えた後、ロック装置8が働く所定の位置まで可動板
6を固定板3側へ回動する必要があり、可動板6の回動
動作中に整えた衣類7の位置がずれたり、重なり合って
二重線や小じわが生じるという問題があった。
【0006】つまり、縦型の衣類プレス器の場合、傾斜
した可動板6上で整えた衣類を固定板3と挟圧するため
に、衣類7を垂直状態まで姿勢を変化させる必要があ
る。その結果、重力のために衣類7が下方にずれて、最
初に整えた状態から大きく乱れてしまいシワや二重線を
起こすものである。
【0007】また、横型の衣類プレス器の場合、水平状
態に設置されている固定板11上で衣類15を整え、フ
イルム部材14で予め衣類15を固定するので、衣類1
5を挟圧するために可動板12を回動しても衣類15の
位置ズレが起らず、また、このフイルム部材14は水平
状態に設置された固定板11上で使用するため、衣類1
5の固定操作も容易に行えるものである。
【0008】しかしながら、このような横型の衣類プレ
ス器で用いられているフイルム部材の構成では、傾斜状
態や垂直状態では折れ曲がって自立させることができな
いため、傾斜状態や垂直状態で使用する縦型衣類プレス
器に用いることは非常に困難であった。
【0009】そのために、横型の衣類プレス器と比較し
て置き場所も取らず小さなスペースで設置できるととも
に、収納状態から使用状態に設置する必要がなくすぐに
使用できる利点がある反面、衣類をズレないように固定
することができないため、良好な仕上がり効果が得られ
ないという問題があった。
【0010】そこで本発明は、プレスする衣類の位置ず
れや重なりを防ぎ、仕上がりの良い縦型衣類プレス器を
得ることを第1の目的としている。第2の目的は、衣類
の形を整える作業が容易に行える縦型衣類プレス器を得
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして、上記第1の目的
を達成するために本発明は、樹脂製フイルムで構成さ
れ、かつ、前記可動板と固定板の連結側にその一端
付けるとともに、前記可動板と固定板の間に回動自在に
配置されたプレスシートを備え、上記プレスシートの
端面に沿って上下方向に補強体を設けたものである。
【0012】また、第2の目的を達成するために本発明
は、プレスシートを固定板側に保持する保持装置を設け
たものである。
【0013】
【作用】本発明の縦型衣類プレス器は、上記構成によ
り、傾斜状態や垂直状態でもプレスシートが折れ曲がる
ことがなく、自立させることができるようになる。その
結果、傾斜した可動板に整えられた衣類をしっかりと固
定することができるようになり、可動板の回動による衣
類の下方への位置ずれが防止できるようになるのであ
る。
【0014】また、プレスシートを固定板側に保持する
保持装置を設けたことにより、可動板上で衣類を整えて
いる時にプレスシートを固定板側に保持させることがで
きるようになる。したがって、衣類を整える作業を行っ
ているときにプレスシートが可動板側に倒れてくること
がなくなり、衣類セット時の操作が簡単に行えるように
なるのである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図4において、21は合板などで
構成した固定板で、その内面側にはヒータカバー22で
表面を覆われたヒータ23を備えている。24は前記固
定板21を立設する基台。25はその下端を前記固定板
21の下端にヒンジ機構26によって回動自在に連結さ
れた可動板で、前記固定板21に対して開閉自在に設け
られている。
【0016】27は前記固定板21と可動板25との間
の衣類28を挟圧した状態に保持するロック装置で、前
記固定板21の背面に回動自在に取付けられている。2
9は前記可動板25と固定板21の連結側にその一端が
取付けられ、かつ、前記可動板25と固定板21との間
に軸部30によって回動自在に配置されたプレスシート
で、透明または半透明の樹脂製フイルムなどで構成され
ており、押圧固定した衣類28の状態がこのプレスシー
ト29を透かして見えるようになっている。
【0017】31は前記プレスシート29の側方端面に
沿って上下方向に設けた補強体で、前記軸部30の軸線
と直交する両側端面に設けてあり、傾斜状態や垂直状態
でもプレスシート29の折れ曲がりを防止して、固定板
21と可動板25との間を容易に回動させることができ
る。
【0018】32はプレスシート29を固定板21の内
面側に着脱自在に保持する保持装置で、プレスシート2
9と固定板21側の一方に磁性部材33、他方に前記磁
性部材と異極の磁性部材もしくは着磁性を有する部材3
4を対向させて配置することにより構成しており、可動
板25の開閉状態と無関係に磁力の範囲内でプレスシー
ト29を固定板21側に保持することができるようにな
っている。
【0019】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。まず、衣類28をプレスするときは、ロック
装置27を上方へ回動させて可動板25の挟圧状態を解
除すると、可動板25はヒンジ機構26を中心に固定板
21から離反かる方向へ回動して所定の傾斜角度に開い
て停止する。
【0020】このとき、プレスシート29は保持装置3
2によって固定板21の内面側に保持されており、傾斜
している可動板25側で衣類28の形を整える作業を行
っている間は、プレスシート29が可動板25側に倒れ
てくることはない。
【0021】そして、整えられた状態に衣類28を固定
すべく、プレスシート29を固定板21から可動板25
側に回動させる。このとき、プレスシート29はその側
方端面に沿って上下方向に設けた補強体31によって折
れ曲がることがなく、自立させた状態で回動することが
できるため、傾斜した可動板25に整えられた衣類28
をしっかりと固定し、可動板25の回動による衣類28
の位置ずれを防止して固定板21とで挟圧することがで
きる。
【0022】なお、前記保持装置32は磁性部材と着磁
部材で構成するほか、保持テープやホック、バネ等で構
成してもよく、要は、可動板21上で衣類28を整える
時に、回動自在なプレスシート29が可動板25側へ倒
れないように、固定板21側に保持できるものであれば
よい。
【0023】図5は本発明の他の実施例を示したもの
で、プレスシート29の下端と固定板21との間に間隙
aを設け、同プレスシート29の下端に設けた回動軸部
30を同プレスシート29の上端より可動板25側に設
けたものである。これにより、可動板25が開かれてい
るときにプレスシート29を固定板21側に傾倒させる
ことができ、衣類28のセットが容易にできるものであ
る。
【0024】図6はさらに本発明の他の実施例を示した
もので、プレスシート29の下端にバネ部材35を設け
ることにより、プレスシート29を固定板21側に付勢
して同様の効果が得られるようにしたものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、樹脂製フイルム
で構成され、かつ、前記可動板と固定板の連結側にその
一端取付けるとともに、前記可動板と固定板の間に回
動自在に配置されたプレスシートを備え、上記プレスシ
ートの両側端面に沿って上下方向に補強体を設けた
、傾斜状態や垂直状態でもプレスシートが折れ曲がる
ことがなく自立させることができる。
【0026】したがって、傾斜した可動板に整えられた
衣類をプレスシートでしっかりと固定することができ、
可動板の回動による衣類の位置ずれが防止できるため、
整えた状態が変化してしわや二重線を防止して良好なプ
レスができるとともに、樹脂製フイルムからなるプレス
シートを介して衣類を迅速に加熱することができ、仕上
がり効果を高めることができる。
【0027】また、プレスシートを固定板側に保持する
保持装置を設けたことにより、可動板上で衣類を整えて
いる時にプレスシートを固定板側に保持させることがで
きる。したがって、衣類を整える作業を行っているとき
にプレスシートが可動板側に倒れてくることがなくな
り、衣類セット時の操作を容易に行うことができるな
ど、仕上がり効果と使い勝手を飛躍的に向上させた縦型
衣類プレス器を実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した縦型衣類プレス器の
斜視図
【図2】同縦型衣類プレス器の要部断面図
【図3】同縦型衣類プレス器の衣類をプレスしている状
態を示した要部断面図
【図4】本発明の他の実施例を示した要部断面図
【図5】本発明の他の実施例を示した要部断面図
【図6】本発明の他の実施例を示した要部断面図
【図7】従来の縦型衣類プレス器の要部断面図
【図8】従来の横型衣類プレス器の要部断面図
【符号の説明】
21 固定板 23 ヒータ 24 基台 25 可動板 26 ヒンジ機構 27 ロック装置 29 プレスシート 31 補強体 32 保持装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方にヒータを設けた固定板
    および可動板と、前記固定板を立設する基台と、前記固
    定板と可動板の下端を回動自在に連結し、同可動板を前
    記固定板に対して開閉自在に取付けたヒンジ機構と、前
    記固定板と可動板との間に衣類等を挟圧した状態に保持
    するロック装置と、樹脂製フイルムで構成され、かつ、
    前記可動板と固定板の連結側にその一端取付けるとと
    もに、前記可動板と固定板の間に回動自在に配置された
    プレスシートを備え、上記プレスシートの両側端面に沿
    って上下方向に補強体を設けた縦型衣類プレス器。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方にヒータを設けた固定板
    および可動板と、前記固定板を立設する基台と、前記固
    定板と可動板の下端を回動自在に連結し、同可動板を前
    記固定板に対して開閉自在に取付けたヒンジ機構と、前
    記固定板と可動板との間に衣類等を挟圧した状態に保持
    するロック装置と、樹脂製フイルムで構成され、かつ、
    前記可動板と固定板の連結側にその一端が取付けるとと
    もに、前記可動板と固定板の間に回動自在に配置された
    プレスシートを備え、上記プレスシートを固定板側に保
    持する保持装置を設けた縦型衣類プレス器。
JP3285936A 1991-09-10 1991-10-31 縦型衣類プレス器 Expired - Lifetime JP2621711B2 (ja)

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JP3285936A JP2621711B2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 縦型衣類プレス器
US07/939,651 US5359792A (en) 1991-09-10 1992-09-02 Free standing, upright clothes press
GB9218879A GB2259716B (en) 1991-09-10 1992-09-07 Vertical-type clothes press
KR1019920016511A KR960013020B1 (ko) 1991-09-10 1992-09-09 세로형 의류프레스기

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JPH05115699A JPH05115699A (ja) 1993-05-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5849699U (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 株式会社東芝 衣類プレス器
JPS5881095A (ja) * 1981-11-06 1983-05-16 株式会社東芝 衣類プレス器

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