JP2621702B2 - シリカガラスの製造法 - Google Patents

シリカガラスの製造法

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JP2621702B2
JP2621702B2 JP3221973A JP22197391A JP2621702B2 JP 2621702 B2 JP2621702 B2 JP 2621702B2 JP 3221973 A JP3221973 A JP 3221973A JP 22197391 A JP22197391 A JP 22197391A JP 2621702 B2 JP2621702 B2 JP 2621702B2
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房司 林
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Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学用、半導体工業用、
電子工業用、理工学用等に使用されるシリカガラスを製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリカガラスは耐熱性、耐蝕性及び光学
的性質に優れていることから、半導体製造に欠かせない
重要な材料であり、さらには光ファイバやIC製造用フ
ォトマスク基板、TFT基板などに使用され、その用途
はますます拡大している。従来のシリカガラスの製造法
には、天然石英を電気炉又は酸水素炎により溶解する方
法、あるいは四塩化ケイ素を酸水素炎又はプラズマ炎中
で高温酸化し溶解する方法があるが、いずれの方法も製
造工程に2000℃あるいはそれ以上の高温を要するた
め大量のエネルギーを消費し、また製造時にそのような
高温に耐える材料が必要なうえ、更に高純度のものが得
られにくい等、経済的、品質的にいくつかの問題点をも
っている。
【0003】これに対し、近年ゾル−ゲル法と呼ばれる
シリカガラスを低温で合成する方法が注目されている。
その概要を簡単に述べる。四塩化ケイ素の気相分解によ
って製造されたSiO2 微粒子を水、有機溶媒もしくは
水−有機溶媒混合液に分散させることにより、あるいは
シリコンアルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に加水分
解・重合することにより、シリカゾルとする。この時、
シリコンアルコキシドと水が均一な系となるよう、有機
溶媒としては通常、適当なアルコールが用いられる。こ
のシリカゾルを静置、昇温、ゲル化剤の添加等によって
ゲル化させる。その後、ゲルから有機溶媒、水分を蒸発
させたのち、これを乾燥することにより乾燥ゲルとす
る。この乾燥ゲルを通常、ヘリウム等の適当な雰囲気
中、1000〜1400℃で加熱することによりシリカ
ガラスを得る。
【0004】しかし、上記のゾル−ゲル法によるシリカ
ガラスの製造法は、次のような問題がある。すなわち、
SiO2 微粒子を水、有機溶媒等に分散させる方法で
は、SiO2微粒子を均一に分散させることが困難で、
シリカゾル中に大きなSiO2凝集体が残りやすく、こ
れらSiO2凝集体は焼成したときガラス中の欠陥(空
孔)の原因となり、品質を低下させる。また、シリコン
アルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に加水分解・重合
し、シリカゾルとする方法では、その後の乾燥過程でゲ
ルにクラックや割れが発生しやく、またそれを焼成して
得られるガラスに微細な空孔が生じやすい。そこで、本
発明者らは、これらの問題を解決するため、ポリエチレ
ングリコール等の有機質ポリマーの存在下に、シリコン
アルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に加水分解・重合
し、シリカゾルとし、ゲル化し、乾燥し、1000〜1
400℃で焼成する方法(特開平1−119523号公
報、特開平1−138143号公報等)や、水よりも沸
点が高い有機物の存在下に、シリコンアルコキシドを有
機溶媒中、触媒と共に加水分解・重合し、シリカゾルと
し、ゲル化し、乾燥し、1000〜1400℃で焼成す
る方法(特開平2−59443号公報、特開平2−59
448号公報等)を提案した。また、省エネルギーには
逆行するが別の方法として、ゾル−ゲル法で得られたガ
ラス体又はガラス前駆体を1500〜2200℃に加熱
・一定時間保持してシリカガラスとする方法(特開昭6
2−105936号公報)も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、有機質ポリマ
ーや水よりも沸点が高い有機物の存在下に、シリコンア
ルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に加水分解・重合
し、シリカゾルとし、ゲル化し、乾燥し、1000〜1
400℃で焼成する方法によっても、欠陥(空孔)が全
く存在しないシリカガラスを得ることは困難である。本
発明は、より欠陥(空孔)が少なく、光学的性質に優
れ、しかも大形のシリカガラスを安価に製造する方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは、有機質ポリマー及び/又は水よりも
沸点が高く、かつ水よりも表面張力の低い有機物の存在
下又は非存在下に、シリコンアルコキシドを有機溶媒
中、触媒と共に加水分解してシリカゾルとし、これをゲ
ル化し、乾燥して乾燥ゲルとしたのち、これを焼成炉
中、1720℃未満又は、1720℃以上の温度で焼成
するシリカガラスの製造法を検討していたところ、17
20℃以上の温度で焼成した場合、得られたシリカガラ
スは空孔が非常に少なくなるものの、光学的性質、特に
300nm以下の波長における光透過率が、従来のシリ
カガラスよりも劣ることを観察した。そこで、本発明者
らはこの原因を鋭意検討した結果、敷板及びルツボに用
いた材料のカーボンの純度、特にカーボン中のアルカリ
及びアルカリ土類金属の含有量が上記の光透過率に大き
く影響しており、敷板及びルツボとして金属含有量50
ppm以下の高純度のカーボンから成るものを用いて焼
成すれば、300nm以下の波長においても従来のシリ
カガラスと同程度に光透過率が高く、しかも空孔がなく
て、大形のシリカガラスを得られることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は下記の(1)及び
(2)に関するものである。 (1)シリコンアルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に
加水分解してシリカゾルとし、つづいてゲル化し、乾燥
して乾燥ゲルとし、これを1000〜1400℃で加熱
してガラス体又はガラス前駆体としたのち、これを金属
含有量50ppm以下の高純度カーボンからなる敷板に
載せ、又はこれを金属含有量50ppm以下の高純度カ
ーボンからなるルツボに入れ、焼成炉中、1720℃以
上の温度で焼成することを特徴とするシリカガラスの製
造法。 (2)有機質ポリマー及び/又は水よりも沸点が高く、
かつ水よりも表面張力の低い有機物の存在下に、シリコ
ンアルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に加水分解して
シリカゾルとし、つづいてゲル化し、乾燥して乾燥ゲル
とし、これを1000〜1400℃で加熱してガラス体
又はガラス前駆体としたのち、これを金属含有量50p
pm以下の高純度カーボンからなる敷板に載せ、又はこ
れを金属含有量50ppm以下の高純度カーボンからな
るルツボに入れ、焼成炉中、1720℃以上の温度で焼
成することを特徴とするシリカガラスの製造法。
【0008】本発明におけるシリコンアルコキシドは部
分的に縮重合させたものを用いてもよい。シリコンアル
コキシドのアルキル基としては、加水分解のし易さやゲ
ル化時間の点から、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基等が挙げられる。
【0009】本発明の有機溶媒としてはメチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i−
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール等のアルコ
ール類、ジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエス
テル類、これらの混合溶媒等が挙げられが、好ましく
は、メチルアルコール、エチルアルコール等のアルコー
ル、さらに好ましくはメチルアルコールである。
【0010】触媒としてはアンモニア、コリン、水酸化
トリメチルアンモニウム、水酸化トリエチルアンモニウ
ム、水酸化トリプロピルアンモニウム、水酸化トリブチ
ルアンモニウム、その他各種アミン類等の塩基性触媒、
塩酸、硝酸等の酸触媒が挙げられ、これらは水と共に用
いる。
【0011】有機質ポリマーとしては、ポリエチレング
リコール、ポリメチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリブチレングリコール等のポリアルキレン
グリコール、ポリエチレングリコールメチルエーテル、
ポリエチレングリコールエチルエーテル、ポリエチレン
グリコールプロピルエーテル、ポリエチレングリコール
ブチルエーテル等のポリアルキレングリコールエーテ
ル、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
ブチルセルロース等のヒドロキシアルキルセルロース、
ポリ酢酸ビニル等がある。水よりも沸点が高く、かつ水
よりも表面張力の低い有機物としては、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、テト
ラヒドロフルフリルアルコール、1−メチル−2−ピロ
リドン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル等がある。
【0012】得られたシリカゾルを適当な容器に移し、
室温〜70℃に数時間保ってゲル化し、次いで室温より
高い温度で数日〜数週間加熱・乾燥して多孔質シリカゲ
ルとする。
【0013】敷板又はルツボに用いる高純度カーボンは
金属、すなわちLi、Na、K等のアルカリ金属、C
a、Mg、Ba等のアルカリ土類金属、Fe、Ni、C
o等の遷移金属、B、Al、Cu等のその他金属の総含
有量が50ppm以下の高純度カーボンとする。金属含
有量が50ppmを越える純度の低いカーボンを用いた
場合は、300nm以下の波長における光透過率が期待
するように高いものは得られにくい。金属含有量50p
pm以下の高純度のカーボンは、金属含有量が50pp
mを越える純度の低いカーボンのブロックを、四塩化炭
素、フロン等のハロゲン化合物を含むガス中、高温処理
してつくることができる。また、高純度のカーボンは市
販品(例えば、日立化成(株)製、等方性カーボン)も
入手できる。敷板又はルツボのほかに、炉内雰囲気の接
する部分の焼成炉の炉材も金属含有量が50ppm以下
のカーボンを用いることが望ましい。
【0014】1720℃以上の温度で焼成するとは、1
720〜2200℃、更に好ましくは1730〜200
0℃で一定時間、例えば5分〜2時間保持することをい
う。1720℃未満の温度ではシリカガラスの空孔をよ
り少なくすることは難しく、また2200℃を越える温
度はエネルギーの浪費である。
【0015】敷板が金属含有量50ppm以下の高純度
カーボンから成り、またルツボが金属含有量50ppm
以下の高純度カーボンから成る焼成炉中で焼成すると、
光透過率が高く、高エネルギー光照射時の蛍光の発生の
少ないシリカガラスが得られる理由は、金属含有量が5
0ppmを越える純度の低いカーボンを使用すると、1
720〜2200℃の高温下で敷板や炉材から不純物、
特に高温での蒸気圧の大きなNa2O、K2O、MgO、
CaO等が焼成炉内に放出され、これがシリカガラスを
汚染し、300nm以下の波長における光透過率を落と
すと考えられるからで、高純度のカーボンを用いること
により、このような汚染が防止できる。
【0016】
【実施例】
実施例1 50重量%のポリ酢酸ビニル/メチルアルコール溶液6
45gとメチルアルコール3500gを混合し、これに
シリコンテトラメトキシド(Si(OCH34)の部分
重縮合物4300gを加え、混合した。この混合溶液に
15mMのコリン水溶液1676gを滴下し、充分混合
してシリカゾルを得た。得られたゾルのうち、2500
gをポリフッ化エチレンでコーティングした360mm
角のステンレス製の容器に入れ、ポリ塩化ビニル製フィ
ルムで蓋をし、30℃でゲル化させたのち、60℃で6
日間、つづいて120℃で1日乾燥し、乾燥ゲルを得
た。この乾燥ゲルを空気流通下に、700℃まで昇温
し、次いでヘリウム雰囲気中、1300℃まで昇温して
シリカガラス又はシリカガラス前駆体を得た。これを金
属含有量が20ppmの高純度カーボン(日立化成工業
(株)製、等方性カーボン、PD−610S)の板の上
に載せ、これを同じく高純度カーボン(日立化成工業
(株)製、等方性カーボン、PD−610S)でつくら
れたルツボに入れて、1740℃で30分加熱処理し、
シリカガラスを得た。得られたシリカガラスを研磨し、
試験片1とした。
【0017】比較例1 実施例1と同様のプログラムによって得られたシリカガ
ラス又はシリカガラス前駆体を、金属含有量が320p
pmのカーボンの板の上に載せ、これを同じ純度のカー
ボンでつくられたルツボに入れて、1740℃で30分
加熱処理し、シリカガラスを得た。得られたシリカガラ
スを研磨し、試験片2とした。
【0018】実施例2 50重量%のポリ酢酸ビニル/メチルアルコール溶液2
15g、N,N−ジメチルホルムアミド1000g及び
メチルアルコール2450gを混合し、これにシリコン
テトラメトキシド(Si(OCH34)の部分重縮合物
4300gを加え、混合した。この混合溶液に15mM
のコリン水溶液1676gを滴下し、充分混合してシリ
カゾルを得た。得られたゾルのうち、2500gをポリ
フッ化エチレンでコーティングした360mm角のステ
ンレス製の容器に入れ、ポリ塩化ビニル製フィルムで蓋
をし、30℃でゲル化させたのち、60℃で6日間、つ
づいて120℃で1日乾燥し、乾燥ゲルを得た。この乾
燥ゲルを空気流通下に、700℃まで昇温し、次いでヘ
リウム雰囲気中、1300℃まで昇温してシリカガラス
又はシリカガラス前駆体を得た。これを金属含有量が2
0ppmの高純度カーボン(日立化成工業(株)製、等
方性カーボン、PD−610S)の板の上に載せ、これ
を同じく高純度カーボン(日立化成工業(株)製、等方
性カーボン、PD−610S)でつくられたルツボに入
れて、1740℃で30分加熱処理し、シリカガラスを
得た。得られたシリカガラスを研磨し、試験片3とし
た。
【0019】比較例2 実施例2と同様のプログラムによって得られたシリカガ
ラス又はシリカガラス前駆体を、金属含有量が320p
pmのカーボンの板の上に載せ、これを同じ純度のカー
ボンでつくられたルツボに入れて、1740℃で30分
加熱処理し、シリカガラスを得た。得られたシリカガラ
スを研磨し、試験片4とした。
【0020】シリカガラスの光透過率の分析例 実施例1及び2で得られたシリカガラス試験片1及び3
の波長200〜500nmにおける光透過率を、比較例
1及び2で得られたシリカガラス試験片2及び4、並び
に従来のシリカガラスの試験片5と比較した。ガラスの
試験片の厚みは2.35mmで、分光光度計(日立製、
U−3400型)を用いて測定した。図1に、これら試
験片の光透過率のパターンを示した。図1の結果から、
比較例のシリカガラス試験片2及び4は波長300nm
以下で光透過率が急激に下がりはじめるが、シリカガラ
ス試験片1及び3は波長300nm以下においても、従
来のシリカガラスと同様の高い光透過率を維持している
ことがわかる。
【0021】
【発明の効果】本発明により、光学的性質に優れ、空孔
がなく、しかも大形のシリカガラスを安価に製造する方
法を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシリカガラス、比較例のシリカガ
ラス及び従来のシリカガラスの光透過率を示すスペクト
ルである。
【符号の説明】
1:本発明のシリカガラス試験片1 2:比較例1のシリカガラス試験片2 3:本発明のシリカガラス試験片3 4:比較例2のシリカガラス試験片4 5:従来のシリカガラス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコンアルコキシドを有機溶媒中、触媒
    と共に加水分解してシリカゾルとし、つづいてゲル化
    し、乾燥して乾燥ゲルとし、これを1000〜1400
    ℃で加熱してガラス体又はガラス前駆体としたのち、こ
    れを金属含有量50ppm以下の高純度カーボンからな
    る敷板に載せ、又はこれを金属含有量50ppm以下の
    高純度カーボンからなるルツボに入れ、焼成炉中、17
    20℃以上の温度で焼成することを特徴とするシリカガ
    ラスの製造法。
  2. 【請求項2】有機質ポリマー及び/又は水よりも沸点が
    高く、かつ水よりも表面張力の低い有機物の存在下に、
    シリコンアルコキシドを有機溶媒中、触媒と共に加水分
    解してシリカゾルとし、つづいてゲル化し、乾燥して乾
    燥ゲルとし、これを1000〜1400℃で加熱してガ
    ラス体又はガラス前駆体としたのち、これを金属含有量
    50ppm以下の高純度カーボンからなる敷板に載せ、
    又はこれを金属含有量50ppm以下の高純度カーボン
    からなるルツボに入れ、焼成炉中、1720℃以上の温
    度で焼成することを特徴とするシリカガラスの製造法。
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