JP2621518B2 - 可変減衰器の制御回路 - Google Patents
可変減衰器の制御回路Info
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- JP2621518B2 JP2621518B2 JP1295802A JP29580289A JP2621518B2 JP 2621518 B2 JP2621518 B2 JP 2621518B2 JP 1295802 A JP1295802 A JP 1295802A JP 29580289 A JP29580289 A JP 29580289A JP 2621518 B2 JP2621518 B2 JP 2621518B2
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- JP
- Japan
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- control circuit
- variable attenuator
- amplifier
- voltage
- operational amplifier
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可変減衰器の制御回路に関し、特にPINダイ
オードを電流制御型で用いた可変減衰器の制御回路に関
する。
オードを電流制御型で用いた可変減衰器の制御回路に関
する。
この種の可変減衰器を第3図のように表現すると、端
子14に印加した電圧VAに対する減衰特性は、第4図に示
すようになる。この減衰特性は、ダイオード立上り領域
である領域I、線形領域である領域II、及び、飽和領域
である領域IIIの3つの領域からなる。
子14に印加した電圧VAに対する減衰特性は、第4図に示
すようになる。この減衰特性は、ダイオード立上り領域
である領域I、線形領域である領域II、及び、飽和領域
である領域IIIの3つの領域からなる。
従来のこの種の可変減衰器の制御回路は、上述した領
域IIIの非線形性を補償するために、第5図に参照番号1
5で一例を示す逆対数増幅器を用いて制御電圧VCに対す
る線形性を改善していた。
域IIIの非線形性を補償するために、第5図に参照番号1
5で一例を示す逆対数増幅器を用いて制御電圧VCに対す
る線形性を改善していた。
上述した従来の可変減衰器の制御回路は、第6図にそ
の制御電圧VCに対する減衰特性を示すように、領域III
の非線形性の補償には有効であるが、領域Iに対して逆
補償となっているので、制御電圧VCに対して不感帯領域
が拡大されるという欠点がある。
の制御電圧VCに対する減衰特性を示すように、領域III
の非線形性の補償には有効であるが、領域Iに対して逆
補償となっているので、制御電圧VCに対して不感帯領域
が拡大されるという欠点がある。
本発明の可変減衰器の制御回路は、PINダイオードを
電流制御型で用いた可変減衰器の制御回路において、前
記PINダイオードに電流を供給する逆対数増幅器と、こ
の逆対数増幅器の出力電圧を順方向にオフセットする手
段とを備えている。
電流制御型で用いた可変減衰器の制御回路において、前
記PINダイオードに電流を供給する逆対数増幅器と、こ
の逆対数増幅器の出力電圧を順方向にオフセットする手
段とを備えている。
又、本発明の可変減衰器の制御回路は、出力電流を前
記PINダイオードに供給し負帰還がかけられた演算増幅
器と、この演算増幅器の負側入力端に正電極を接続し負
電極に制御電圧を印加したダイオードとを前記逆対数増
幅器に含み、前記演算増幅器の前記負側入力端にあらか
じめ定めた電圧を加えて前記オフセットを得るようにし
てもよい。
記PINダイオードに供給し負帰還がかけられた演算増幅
器と、この演算増幅器の負側入力端に正電極を接続し負
電極に制御電圧を印加したダイオードとを前記逆対数増
幅器に含み、前記演算増幅器の前記負側入力端にあらか
じめ定めた電圧を加えて前記オフセットを得るようにし
てもよい。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
第1図において、13は本発明の一実施例である制御回
路であり、正側入力端を抵抗10によって接地し抵抗7に
より負側入力端に負帰還をかけた演算増幅器12、及び、
抵抗8を介して正電極を演算増幅器12の負側入力端に接
続し負電極を制御電圧用の端子3に接続したダイオード
9からなる逆対数増幅器と、演算増幅器12の負側入力端
を端子4に接続する抵抗11とを備えて構成されている。
端子3に制御電圧VCを印加し、端子4には定電圧V1を印
加する。演算増幅器12の出力電流は、電流制御用の抵抗
6を介し、PIN減衰器5内のPINダイオードに供給され
る。制御回路13は、第5図における逆対数増幅器15に抵
抗11及び端子4を付加した構成になっている。
路であり、正側入力端を抵抗10によって接地し抵抗7に
より負側入力端に負帰還をかけた演算増幅器12、及び、
抵抗8を介して正電極を演算増幅器12の負側入力端に接
続し負電極を制御電圧用の端子3に接続したダイオード
9からなる逆対数増幅器と、演算増幅器12の負側入力端
を端子4に接続する抵抗11とを備えて構成されている。
端子3に制御電圧VCを印加し、端子4には定電圧V1を印
加する。演算増幅器12の出力電流は、電流制御用の抵抗
6を介し、PIN減衰器5内のPINダイオードに供給され
る。制御回路13は、第5図における逆対数増幅器15に抵
抗11及び端子4を付加した構成になっている。
制御電圧VC=0のときPIN減衰器5内のPINダイオード
にその立上り電圧に等しい順方向のオフセット電圧が加
わるように定電圧V1を設定する。この設定は、第4図に
おいて領域Iの部分を無くし、特性曲線を立上り電圧分
だけ左に平行移動することに相当する。このようなオフ
セットした上で逆対数増幅器により領域IIIの非線形性
を補償することによって、第2図に示すように、線形性
の良好な減衰特性を得ることができる。
にその立上り電圧に等しい順方向のオフセット電圧が加
わるように定電圧V1を設定する。この設定は、第4図に
おいて領域Iの部分を無くし、特性曲線を立上り電圧分
だけ左に平行移動することに相当する。このようなオフ
セットした上で逆対数増幅器により領域IIIの非線形性
を補償することによって、第2図に示すように、線形性
の良好な減衰特性を得ることができる。
以上説明したように本発明は、PINダイオードに電流
を供給する逆対数増幅器の出力電圧を順方向にオフセッ
トする手段を付加することにより、制御電圧に対する不
感帯領域を無くし、広い範囲に亘って制御電圧と減衰量
との間の線形性を実現できる効果がある。
を供給する逆対数増幅器の出力電圧を順方向にオフセッ
トする手段を付加することにより、制御電圧に対する不
感帯領域を無くし、広い範囲に亘って制御電圧と減衰量
との間の線形性を実現できる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は第1図に
示す実施例の減衰特性を示す図、第3図は電流制御型PI
N減衰器を一般的に表現した回路図、第4図は第3図に
示す電流制御型PIN減衰器の減衰特性を示す図、第5図
は従来の可変減衰器の制御回路の一例の回路図、第6図
は第5図に示す従来例の減衰特性を示す図である。 1……入力端子、2……出力端子、3,4……端子、5…
…PIN減衰器、6〜8,10,11……抵抗、9……ダイオー
ド、12……演算増幅器、13……制御回路。
示す実施例の減衰特性を示す図、第3図は電流制御型PI
N減衰器を一般的に表現した回路図、第4図は第3図に
示す電流制御型PIN減衰器の減衰特性を示す図、第5図
は従来の可変減衰器の制御回路の一例の回路図、第6図
は第5図に示す従来例の減衰特性を示す図である。 1……入力端子、2……出力端子、3,4……端子、5…
…PIN減衰器、6〜8,10,11……抵抗、9……ダイオー
ド、12……演算増幅器、13……制御回路。
Claims (2)
- 【請求項1】PINダイオードを電流制御型で用いた可変
減衰器の制御回路において、前記PINダイオードに電流
を供給する逆対数増幅器と、この逆対数増幅器の出力電
圧を順方向にオフセットする手段とを備えたことを特徴
とする可変減衰器の制御回路。 - 【請求項2】出力電流を前記PINダイオードに供給し負
帰還がかけられた演算増幅器と、この演算増幅器の負側
入力端に正電極を接続し負電極に制御電圧を印加したダ
イオードとを前記逆対数増幅器に含み、前記演算増幅器
の前記負側入力端にあらかじめ定めた電圧を加えて前記
オフセットを得るようにしたことを特徴とする請求項1
記載の可変減衰器の制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295802A JP2621518B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 可変減衰器の制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295802A JP2621518B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 可変減衰器の制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03155210A JPH03155210A (ja) | 1991-07-03 |
JP2621518B2 true JP2621518B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=17825356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1295802A Expired - Lifetime JP2621518B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 可変減衰器の制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2621518B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06196939A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-15 | Sony Corp | 高周波パワーアンプの歪み補償回路 |
JPH09214278A (ja) | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Nec Corp | Pinダイオード可変減衰器 |
JP2011061581A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Mitsumi Electric Co Ltd | 減衰制御装置、信号減衰装置、自動利得制御装置、減衰制御方法及び自動利得制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61191108A (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-25 | Nec Corp | 可変減衰器 |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1295802A patent/JP2621518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03155210A (ja) | 1991-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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