JP2621419B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2621419B2 JP63244435A JP24443588A JP2621419B2 JP 2621419 B2 JP2621419 B2 JP 2621419B2 JP 63244435 A JP63244435 A JP 63244435A JP 24443588 A JP24443588 A JP 24443588A JP 2621419 B2 JP2621419 B2 JP 2621419B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放電灯点灯装置に関し、特に簡単な回路構
成により的確にソフトスタート動作ができるようにし、
もってランプ始動時における陰極の損傷を少なくした放
電灯点灯装置に関する。
[従来の技術] 放電灯の始動時にあらかじめ陰極の予熱を行ういわゆ
るソフトスタート方式の点灯装置としては、従来種々の
ものが考案されている。たとえば定電流プッシュプル形
インバータ回路を有する点灯装置において、電源投入直
後はスイッチングトランジスタのバイアス電流を少なく
して該スイッチングトランジスタがA級動作するように
したものがある(特公昭59−956号公報−従来技術
1)。あるいは、1石形のインバータ回路において、ベ
ース回路に接続された直列共振回路のコンデンサの容量
を切り換えることにより、電源投入時にスイッチングト
ランジスタのオン時間を少なくして高周波出力電圧の振
幅を小さくする方法がある(特開昭60−207290号公報−
従来技術2)。
また、放電灯の陰極の非電源側端子間にスイッチを設
け、このスイッチと電源投入後の所定期間短絡して、放
電灯の両端に高電圧を印加させない方法がある(特開昭
63−69197号公報−従来技術3)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来技術1は、ソフトスタート時の出
力電圧値がスイッチングトランジスタの特性、特に電流
増幅率hFEに大きく依存し、動作のばらつきが大きくな
るという不都合があった。また、従来技術2は出力電圧
の振幅がトランジスタの特性に大きく依存し、動作のば
らつきが大きくなるという不都合があった。また、従来
技術1、2は、動作のばらつきを少なくするため、たと
えばトランジスタ等の回路部品を選別して使用する必要
があり、素子の歩留りが悪くなるという不都合もあっ
た。
また、従来技術3は、主回路電流を入・切するために
大容量のスイッチが必要で、装置全体が大形化かつ高価
格化する不都合があった。
本発明の目的は、前述の従来例の装置における問題点
に鑑み、簡単な回路構成により比較的安価でかつ素子特
性に影響されることなく的確にソフトスタート動作がで
きるようにした放電灯点灯装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる放電灯点灯装置は、放電灯点灯用の高
周波電圧を出力する出力可変のインバータ手段と、イン
バータ手段の出力電圧に対応する信号を出力する電圧検
出手段と、電圧検出手段の出力を基準信号と比較し、こ
れらの差に応じた誤差信号を出力する比較手段と、比較
手段の出力に基づきインバータ手段の出力電圧の大きさ
を誤差信号が減少するように調整する出力制御手段と、
電源投入後所定時間はインバータ手段の出力電圧が所定
値より小さくなるよう制御された大きさを有する基準信
号を生成し、所定時間経過後にインバータ手段の出力電
圧が所定値になるような基準信号を生成する基準信号発
生手段とを具備していることを特徴とする。
[作 用] 上記構成において、電源投入後所定時間はたとえば基
準信号発生手段が所定値以下のレベルの基準信号を生成
する。この基準信号をインバータ手段の出力電圧に対応
する信号と比較し誤差信号が得られる。そして、この誤
差信号によって出力制御手段がインバータ手段の出力電
圧を誤差信号が減少するように制御する。従って、電源
投入後所定時間はインバータ手段の出力電圧があらかじ
め定められた値より小さくなる。そして電源投入後所定
時間が経過すると前記基準信号のレベルが上昇しこれに
応じてインバータ手段の出力電圧も上昇する。従って、
電源投入後所定時間の間放電灯の予熱が行われ、その後
インバータ手段の出力電圧が上昇することによって該放
電灯の点灯が行われる。
[実施例] 以下、図面により本発明の実施例を説明する。第1図
は、本発明の1実施例に係る放電灯点灯装置の概略を示
す。同図の装置は、スイッチングトランジスタ1、電圧
/周波数(V/F)コンバータ3、インバータトランス
5、およびインバータトランス5の1次コイルと並列接
続されたコンデンサ7等によって構成されるインバータ
回路を有している。このようなインバータ回路の出力、
即ちインバータトランス5の2次コイルには限流用イン
ダクタ9を介して放電灯11が接続され、該放電灯11と並
列に共振用コンデンサ13が接続されている。
さらに、直流電源15の両出力端に抵抗17とツェナーダ
イオード27とが直列接続されて基準電圧発生回路を構成
している。そして、ツェナーダイオード27には本発明に
従いコンデンサ23が並列接続されている。また、スイッ
チングトランジスタ1のコレクタにはダイオード31と抵
抗19,21とコンデンサ25とを有する電圧検出回路が接続
されている。また、29は誤差増幅器であり、この誤差増
幅器29の一方の入力は基準電圧発生回路の出力、すなわ
ち抵抗17とツェナーダイオード27との接続点に接続され
ている。また、誤差増幅器29の他方の入力には電圧検出
回路の出力、すなわち抵抗19と21との接続点の信号が入
力されている。誤差増幅器29の出力はV/Fコンバータ3
の入力に接続されている。
第1図の装置においては、直流電源15が投入された直
後は、コンデンサ23の両端電圧はほぼゼロに等しく、従
ってノードN1の電圧はほぼゼロに等しい。そして、時間
の経過に応じてノードN1の電圧は徐々に上昇してゆく。
一方、このような基準電圧すなわちノードN1の電圧は誤
差増幅器29の一方の入力に印加される。また、トランジ
スタ1のコレクタ電圧Vcがダイオード31を介し、抵抗19
および21によって分割されて誤差増幅器29の他の入力に
印加される。すなわち、誤差増幅器29は、電圧検出回路
の出力を前記基準電圧と比較し、これらの差に応じた誤
差信号を出力する。この出力に基づき、V/Fコンバータ
3は所定の周波数の高周波信号を出力しトランジスタ1
のベースに供給する。そして、トランジスタ1がこの高
周波信号によってスイッチング動作を行い、このスイッ
チングによって生成された高周波電圧がインバータトラ
ンス5および限流用インダクタ9を介して放電灯11に印
加される。
上述のようにしてスイッチングトランジスタ1がスイ
ッチングを行うことによって生成される高周波電圧は、
該トランジスタ1のコレクタからダイオード31およびコ
ンデンサ25を含む回路によってピークホールドされ、該
高周波電圧のピーク電圧に対応する直流電圧がノードN2
に発生する。そして、ノードN2の電圧が抵抗19および21
によって分割され前述のように誤差増幅器29の1つの入
力に検出電圧として印加される。直流電源15の印加当初
は、ノードN1の電圧、すわなち基準電圧はかなり低くな
っているから、誤差増幅器29の出力電圧もたとえば所定
値より低く、従ってV/Fコンバータ3の出力周波数も比
較的低くなっている。このため、インバータトランス5
の2次側電圧も所定値以下となり、放電灯11を始動する
に十分な電圧に至らない。従って、放電灯11はフィラメ
ントに予熱電流が流れるのみの状態となる。
直流電源15の投入後所定時間が経過するとノードN1の
電圧があらかじめ定められた値以上に上昇し、あるいは
ツェナーダイオード27で規制される電圧に到達する。こ
れにより、誤差増幅器29の出力電圧も所定値以上とな
り、V/Fコンバータ3の出力周波数も高くなる。従っ
て、インバータトランス5の2次側電圧も所定値以上の
大きさになり、放電灯11に始動電圧以上の電圧が印加さ
れて該放電灯11が点灯する。ただし、V/Fコンバータ3
の出力周波数が高くなると、誤差増幅器29が出力する誤
差信号が減少する。すなわち、V/Fコンバータ3は、イ
ンバータ回路の出力電圧の大きさを、誤差信号が減少す
るように調整する。この結果、閉ループ制御によりイン
バータ回路の出力電圧は、基準電圧発生回路が出力する
基準電圧に応じた一定値に保持される。このようにし
て、第1図の装置によれば放電灯11を十分に予熱した後
点灯するいわゆるソフトスタート動作が行われる。そし
て、第1図の回路は、閉ループ制御方式を用いているか
ら、発振出力等が半導体素子の特性等の影響を受けるこ
となく的確に規制され、従って動作条件のばらつきが少
なくなる。
第2図は、本発明の他の実施例に係る放電灯点灯装置
の一部を示す。同図の装置においては、基準電圧発生回
路の出力電圧、すなわちノードN1の電圧をV/Fコンバー
タ37のような周波数制御回路その他の回路の動作電源と
しても用いたものである。また、誤差増幅器は、トラン
ジスタ33と抵抗35の簡単な回路により構成されている。
なお、上述の各実施例においては、インバータ回路と
してV/Fコンバータと1個のスイッチングトランジスタ
によって構成されたものを用いたが、インバータ回路は
種々の形式のものを用いることができる。たとえば、自
励式あるいは他励式のいずれの回路でもよく、かつトラ
ンジスタ1石形あるいは2石形その他種々の形式のもの
が使用できる。
[発明の効果] 以上のような本発明によれば、インバータ手段の出力
電圧を一定化制御できると共に、この一定化制御のため
の基準信号を制御するという簡単な構成により、比較的
安価でかつ確実なソフトスタートが行なえる放電灯点灯
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ、本発明の実施例に係る
放電灯点灯装置の概略を示す電気回路図である。 1:スイッチングトランジスタ、 3:V/Fコンバータ、 5:インバータトランス、 7,13,23,25:コンデンサ、 9:限流用インダクタ、 11:放電灯、 15:直流電源、 17,19,21,35:抵抗、 27:ツェナーダイオード、 29:誤差増幅器、 31:ダイオード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電灯点灯用の高周波電圧を出力する出力
    可変のインバータ手段と; インバータ手段の出力電圧に対応する信号を出力する電
    圧検出手段と; 電圧検出手段の出力を基準信号と比較し、これらの差に
    応じた誤差信号を出力する比較手段と; 比較手段の出力に基づきインバータ手段の出力電圧の大
    きさを誤差信号が減少するように調整する出力制御手段
    と; 電源投入後所定時間はインバータ手段の出力電圧が所定
    値より小さくなるよう制御された大きさを有する基準信
    号を生成し、所定時間経過後にインバータ手段の出力電
    圧が所定値になるような基準信号を生成する基準信号発
    生手段と; を具備していることを特徴とする放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60207290A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 東芝ライテック株式会社 放電灯点灯用一石式インバ−タ
JPS6369197A (ja) * 1986-09-10 1988-03-29 東芝ライテック株式会社 放電灯点灯装置

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