JP2621239B2 - 充電装置 - Google Patents
充電装置Info
- Publication number
- JP2621239B2 JP2621239B2 JP27249687A JP27249687A JP2621239B2 JP 2621239 B2 JP2621239 B2 JP 2621239B2 JP 27249687 A JP27249687 A JP 27249687A JP 27249687 A JP27249687 A JP 27249687A JP 2621239 B2 JP2621239 B2 JP 2621239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- secondary battery
- input terminal
- charging
- constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は２段定電圧充電装置において、被充電二次電
池の周囲温度の変化に応じた充電装置出力電圧を得るた
めの外部温度センサー入力端子を有し、第１設定電圧
（以下サイクル電圧とする。）と第２設定電圧（以下ト
リクル電圧とする。）の温度特性要求カーブの傾斜が異
なる場合に、各々の要求カーブに合わせるための定電圧
制御検出回路を有する充電装置に関するものである。
池の周囲温度の変化に応じた充電装置出力電圧を得るた
めの外部温度センサー入力端子を有し、第１設定電圧
（以下サイクル電圧とする。）と第２設定電圧（以下ト
リクル電圧とする。）の温度特性要求カーブの傾斜が異
なる場合に、各々の要求カーブに合わせるための定電圧
制御検出回路を有する充電装置に関するものである。
従来の技術 ２段定電圧充電装置において、サイクル電圧とトリク
ル電圧の切替えは（一般的にサイクル電圧＞トリクル電
圧の関係にある。）、誤差増幅器の信号入力端子と低電
位側あるいは、高電位側のいずれか一方で、第１の検出
用抵抗と並列に第２の検出用抵抗をスイッチ回路で接続
又は開放する方法で行っている。
ル電圧の切替えは（一般的にサイクル電圧＞トリクル電
圧の関係にある。）、誤差増幅器の信号入力端子と低電
位側あるいは、高電位側のいずれか一方で、第１の検出
用抵抗と並列に第２の検出用抵抗をスイッチ回路で接続
又は開放する方法で行っている。
発明が解決しようとする問題点 前述の従来例では、通常サイクル電圧とトリクル電圧
の設定電圧差は、公称12Vのものでも約1Vと小さく、サ
イクル電圧とトリクル電圧の温度特性の傾斜が異なる場
合にも、殆ど傾斜を変えることができない。
の設定電圧差は、公称12Vのものでも約1Vと小さく、サ
イクル電圧とトリクル電圧の温度特性の傾斜が異なる場
合にも、殆ど傾斜を変えることができない。
従って、従来例においては、低温度域あるいは、高温
度域において、２次電池の温度特性要求傾斜と充電回路
のそれとが異なることが考えられる。この差異が大きい
と、不足充電又は過充電の現象となり、２次電池の寿命
が短くなったり、過充電の場合には、危険を伴うことも
考えられる。
度域において、２次電池の温度特性要求傾斜と充電回路
のそれとが異なることが考えられる。この差異が大きい
と、不足充電又は過充電の現象となり、２次電池の寿命
が短くなったり、過充電の場合には、危険を伴うことも
考えられる。
問題点を解決するための手段 本発明は、前述の問題点を解決する為に、第１の定電
圧制御用検出抵抗に並列に、第２の定電圧制御用検出抵
抗として抵抗とスイッチ回路の直列接続したものを誤差
増幅器の信号入力端子に対し、高電位側と定電位側にそ
れぞれ接続するものである。
圧制御用検出抵抗に並列に、第２の定電圧制御用検出抵
抗として抵抗とスイッチ回路の直列接続したものを誤差
増幅器の信号入力端子に対し、高電位側と定電位側にそ
れぞれ接続するものである。
作用 本発明は、前記した構成により、２段定電圧充電装置
において、サイクル電圧とトリクル電圧の要求温度特性
が異なる時においても、第１の定電圧制御用検出抵抗と
第２の同抵抗の値を調整することにより、任意に設定す
ることが可能となる。
において、サイクル電圧とトリクル電圧の要求温度特性
が異なる時においても、第１の定電圧制御用検出抵抗と
第２の同抵抗の値を調整することにより、任意に設定す
ることが可能となる。
実施例 第１図は本発明の充電装置の一実施例を示すブロック
図である。第１図において、１は誤差増幅器Ａの信号入
力端子、２は同基準入力端子、３はその基準電圧であ
る。4,5は第１の定電圧制御用検出抵抗、7,8は第２の同
抵抗であり、６は第１のスイッチ回路、９は第２のスイ
ッチ回路であり、11,12はそれぞれの入力端子である。
二次電池Ｂを充電する場合、出力（＋）端子13および出
力（−）端子15を二次電池Ｂのプラス極側、マイナス極
側のそれぞれに接続すると、一度放電された二次電池Ｂ
では、所定の充電電流が流れる。この時、電流検出回路
Ｃの出力により第１、第２のスイッチ回路６および９に
両者がOFFになる様に信号が送られる。その為、サイク
ル電圧はVOUT(1)＝VR（１＋R4/R5RS）により決定され
る。10は第１、第２のスイッチ回路６と９のモードが異
なる為、タイミングを合わす為に挿入した反転回路であ
る。充電が進行し充電電流がある値以下に減少すると、
電流検出回路Ｃが反転し、その結果第１、第２のスイッ
チ回路６と９が反転しON状態となり、トリクル電圧の設
定が行われる。この時の値は、両者のスイッチ回路6,9
の損失を無視すると、 VOUT(2)＝VR（１＋（R4R6）／（R5R8RS））とな
る。
図である。第１図において、１は誤差増幅器Ａの信号入
力端子、２は同基準入力端子、３はその基準電圧であ
る。4,5は第１の定電圧制御用検出抵抗、7,8は第２の同
抵抗であり、６は第１のスイッチ回路、９は第２のスイ
ッチ回路であり、11,12はそれぞれの入力端子である。
二次電池Ｂを充電する場合、出力（＋）端子13および出
力（−）端子15を二次電池Ｂのプラス極側、マイナス極
側のそれぞれに接続すると、一度放電された二次電池Ｂ
では、所定の充電電流が流れる。この時、電流検出回路
Ｃの出力により第１、第２のスイッチ回路６および９に
両者がOFFになる様に信号が送られる。その為、サイク
ル電圧はVOUT(1)＝VR（１＋R4/R5RS）により決定され
る。10は第１、第２のスイッチ回路６と９のモードが異
なる為、タイミングを合わす為に挿入した反転回路であ
る。充電が進行し充電電流がある値以下に減少すると、
電流検出回路Ｃが反転し、その結果第１、第２のスイッ
チ回路６と９が反転しON状態となり、トリクル電圧の設
定が行われる。この時の値は、両者のスイッチ回路6,9
の損失を無視すると、 VOUT(2)＝VR（１＋（R4R6）／（R5R8RS））とな
る。
又、出力電圧温度係数は、サイクル電圧の場合任意の
温度をT1,T2、基準電圧および各素子の抵抗温度係数
（以下、温度係数という）をKR,K4,K5,KSとすると、 トリクル電圧の場合にも同様に、 となり、｜温度係数｜＝（サイクル電圧）＞（トリクル
電圧）の関係が成立する。
温度をT1,T2、基準電圧および各素子の抵抗温度係数
（以下、温度係数という）をKR,K4,K5,KSとすると、 トリクル電圧の場合にも同様に、 となり、｜温度係数｜＝（サイクル電圧）＞（トリクル
電圧）の関係が成立する。
14は一端が前記二次電池Ｂのマイナス極側に接続さ
れ、前記二次電池Ｂの周囲温度を検知するサーミスタな
どの温度敏感性素子からなる外部温度センサーＤの他端
が接続される入力端子である。なおＥは整流回路、Ｆは
制御回路である。
れ、前記二次電池Ｂの周囲温度を検知するサーミスタな
どの温度敏感性素子からなる外部温度センサーＤの他端
が接続される入力端子である。なおＥは整流回路、Ｆは
制御回路である。
第２図は、第１図のタイミングチャートであり、
（ａ）は二次電池充電電流の経過を示すものであり、
（ｂ）はその時の二次電池電圧の変化を示すものであ
り、（ｃ）は第１のスイッチ回路６の入力電圧、（ｄ）
は同出力電圧である。（ｅ）は第２のスイッチ回路９の
入力電圧、（ｆ）は同出力電圧である。
（ａ）は二次電池充電電流の経過を示すものであり、
（ｂ）はその時の二次電池電圧の変化を示すものであ
り、（ｃ）は第１のスイッチ回路６の入力電圧、（ｄ）
は同出力電圧である。（ｅ）は第２のスイッチ回路９の
入力電圧、（ｆ）は同出力電圧である。
第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図であ
るが、第１図とは、外部温度センサーＤの温度係数の極
性が異なる場合であり、外部温度センサーＤの接続方法
のみ異なる。
るが、第１図とは、外部温度センサーＤの温度係数の極
性が異なる場合であり、外部温度センサーＤの接続方法
のみ異なる。
第４図は、本発明のもう一つの実施例であり、充電初
期において充電電流が電流検出回路Ｃで設定された値よ
り大きい時には、充電出力電圧は、トランジスタQ6・Q9
がOFF状態として動作する為、前述のサイクル電圧が設
定される。ところが充電が進行し充電電流が電流検出回
路Ｃの設定値以下では、トランジスタQ6・Q9がON状態と
なり、前述のトリクル電圧が設定される。
期において充電電流が電流検出回路Ｃで設定された値よ
り大きい時には、充電出力電圧は、トランジスタQ6・Q9
がOFF状態として動作する為、前述のサイクル電圧が設
定される。ところが充電が進行し充電電流が電流検出回
路Ｃの設定値以下では、トランジスタQ6・Q9がON状態と
なり、前述のトリクル電圧が設定される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、２段定電圧充電方式に
おいてサイクル電圧およびトリクル電圧とで異なる温度
係数が要求される場合においても、各々の回路定数を選
定することにより、任意の温度係数を得ることができ
る。
おいてサイクル電圧およびトリクル電圧とで異なる温度
係数が要求される場合においても、各々の回路定数を選
定することにより、任意の温度係数を得ることができ
る。
その結果、低温あるいは高温時において、サイクル電
圧およびトリクル電圧の設定状態を従来品と比較し大幅
に改善でき、二次電池の過充電および不足充電を防ぐこ
とが可能となり、充電装置により二次電池の寿命を短く
することはなくなる。又、過充電による危険性もなくな
りより安全な充電が可能となる。
圧およびトリクル電圧の設定状態を従来品と比較し大幅
に改善でき、二次電池の過充電および不足充電を防ぐこ
とが可能となり、充電装置により二次電池の寿命を短く
することはなくなる。又、過充電による危険性もなくな
りより安全な充電が可能となる。
第１図、第３図および第４図はそれぞれ本発明の実施例
のブロック図である。第２図は第１図のタイミングチャ
ートでる。 Ａ……誤差増幅器、Ｂ……二次電池、Ｃ……電流検出回
路、Ｄ……外部温度センサー、4,5……第１の定電圧制
御用検出抵抗、7,8……第２の定電圧制御用検出抵抗、
6,9……第１、第２のスイッチ回路。
のブロック図である。第２図は第１図のタイミングチャ
ートでる。 Ａ……誤差増幅器、Ｂ……二次電池、Ｃ……電流検出回
路、Ｄ……外部温度センサー、4,5……第１の定電圧制
御用検出抵抗、7,8……第２の定電圧制御用検出抵抗、
6,9……第１、第２のスイッチ回路。
Claims (1)
- 【請求項１】第１の定電圧制御用検出抵抗として、誤差
増幅器の信号入力端子と出力ライン間および出力ラ
イン間に各々抵抗を接続し、第２の定電圧制御用検出抵
抗として、抵抗とスイッチ回路を直列接続したものを前
述の各々の抵抗に並列に接続するとともに、被充電二次
電池の周囲温度を検知する一端が被充電二次電池のいず
れかの極側に接続された外部温度センサーの他端が接続
される外部温度センサー用入力端子を前記誤差増幅器の
信号入力端子に接続した充電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27249687A JP2621239B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27249687A JP2621239B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 充電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01114336A JPH01114336A (ja) | 1989-05-08 |
| JP2621239B2 true JP2621239B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=17514722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27249687A Expired - Lifetime JP2621239B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2523857Y2 (ja) * | 1989-12-26 | 1997-01-29 | 株式会社ケンウッド | 充電器 |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP27249687A patent/JP2621239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01114336A (ja) | 1989-05-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3279071B2 (ja) | 組電池の充電装置 | |
| JP2846800B2 (ja) | 充電装置 | |
| EP0902522B1 (en) | Charge control method and charger for a rechargeable battery | |
| JP3157127B2 (ja) | 充放電電流検出機能付き充放電制御回路及び充電式電源装置 | |
| WO2002063743A1 (en) | Detecting a microcurrent and a microcurrent detecting circuit | |
| US6239581B1 (en) | Battery state monitoring circuit and battery device | |
| JP2621239B2 (ja) | 充電装置 | |
| JP3157410B2 (ja) | 二次電池の充電方法 | |
| JP4079590B2 (ja) | パック電池と電池の充電方法 | |
| JPH06284594A (ja) | 充電式電源装置 | |
| JPH0737621A (ja) | ２次電池の残存容量の判別装置及びこれを用いた充電装置 | |
| JPH1186913A (ja) | 複数の充電可能な電池のバランス回路 | |
| JP2523857Y2 (ja) | 充電器 | |
| JPS63209436A (ja) | 充電器 | |
| JP3601032B2 (ja) | 充電制御装置、充電器、およびバッテリパック | |
| JP2002098743A (ja) | 電池種別検出装置 | |
| JPH0733564Y2 (ja) | 充電回路 | |
| JPH06269132A (ja) | 充電器 | |
| JP3151275B2 (ja) | 二次電池の充電回路 | |
| JPH05266867A (ja) | バッテリーパック | |
| JPH04261342A (ja) | 二次電池の充電回路 | |
| JPH0435979B2 (ja) | ||
| JPH01160325A (ja) | 蓄電池充電装置 | |
| JP2566033Y2 (ja) | 小型電池用充電装置 | |
| JPH07143676A (ja) | 二次電池の容量表示回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080404 |