JP2620425B2 - ベルト式無段変速機の変速操作装置 - Google Patents

ベルト式無段変速機の変速操作装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝動ベルトが巻き掛け
られた可変プーリのプーリ径を変化させて変速比を可変
とするベルト式無段変速機の変速操作装置に関し、特
に、カム機構を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のベルト式無段変速機
は、例えば農業機械や軽車両における変速機等、比較的
低負荷の動力伝達系に広く採用されている。この変速機
は、回転軸上に配設された駆動及び可動シーブからなる
可変プーリを有し、可動シーブを固定シーブに対し接離
させてプーリ径(ベルト溝の有効半径)を変化させるこ
とにより、変速比を低速状態ないし高速状態に切り換え
るようにしたものである。
【0003】上記可動シーブを軸方向に移動させて駆動
シーブに対し接離させるための変速操作装置として、従
来、各種のものが公知であるが、その1つとして、円筒
カムを有するカム機構を利用したものがある。この無段
変速機及びカム機構を利用した変速操作装置の一例を図
5及び図6により説明する。同図において、1は貫通状
の軸挿通孔2を有する軸受、3は軸受1の軸挿通孔2に
ベアリング4,4を介して回転自在に支持された回転軸
であり、この回転軸3の端部に可変プーリ5が支持され
ている。この可変プーリ5は回転軸3上で互いに対向す
るように配置されたフランジ状の固定及び可動シーブ
6,7を有し、固定シーブ6は回転軸3の軸端側にボス
部6aにてボルト8の締結により回転一体にかつ摺動不
能に固定されている。この固定シーブ6のボス部6aは
軸受1側に延び、その外周には可動シーブ7が、そのボ
ス部7a内周面に形成したキー溝9に固定シーブ6のボ
ス部6a外周に突設したキー10を嵌合させることで軸
方向に摺動可能にかつ回転軸3と回転一体に結合支持さ
れている。上記両シーブ6,7間には断面V字状のベル
ト溝11が形成され、このベルト溝11にはVベルトB
が巻き掛けられており、プーリ5の可動シーブ7を固定
シーブ6に対して接離させてプーリ径を変更すること
で、変速比を変えるようになっている。
【0004】上記プーリ5における可動シーブ7の背面
側には、該可動シーブ7を固定シーブ6に対して接離さ
せるためのカム機構12が設けられている。このカム機
構12は、可動シーブ7のボス部7a外周にベアリング
13を介して相対回転可能にかつ軸方向に移動一体に外
嵌合支持された円筒カム14を有する。このカム14の
プーリ5と反対側の端面には例えば1対のカム面14
a,14aが円周方向に等角度間隔(180°間隔)を
あけて形成され、カム14の外周には回動レバー15が
回動一体に突設されている。
【0005】また、可動シーブ7のボス部7aと軸受1
との間の回転軸3上には円環状のローラ取付台16がベ
アリング17を介して回転軸3に対し相対回転可能に支
持されている。このローラ取付台16の外周には半径方
向に延びる取付アーム18が一体に固定され、この取付
アーム18はその先端で、上記軸受1に突設した固定ア
ーム19の先端にボルト20により締結されており、こ
の構造によりローラ取付台16は固定体としての軸受1
にアーム18,19及びボルト20を介して回転不能に
かつ軸方向に移動不能に固定されている。ローラ取付台
16の外周にはその半径方向に延びる複数のピン21,
21が上記円筒カム14のカム面14a,14aに対応
して一体的に取り付けられている。該各ピン21のヘッ
ド側はローラ取付台16から突出していて、その突出部
分に、カム14の各カム面14aに当接して転動するカ
ム用ローラ22が回転自在に支持されている。そして、
上記回動レバー15により円筒カム14を回転軸3回り
に回動させて、そのカム面14a上でカム用ローラ22
を転動させることにより、可動シーブ7を軸方向に移動
させて固定シーブ6に対し接離させ、そのベルト溝11
の有効半径つまりプーリ5のプーリ径を可変とするよう
に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のも
のでは、回転軸3上に可変プーリ5とローラ取付台16
とを直列に配置するため、軸方向の長さが長くなり、装
置全体が大きくなるとともに、回転軸3の軸受1から突
出したオーバーハング量が長くなって、その剛性強度が
低くなるという問題がある。
【0007】また、ローラ22を支持するためのローラ
取付台16や、それを回転軸3に支持するためのベアリ
ング17等が必要で、部品点数が多くなり、コストアッ
プも避けられない。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、上記カム機構の構造を改良すること
により、変速機の変速操作装置の軸方向の長さを短く
し、かつ、部品点数を低減してコストダウンを図ること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、上記のように、円筒カムが可
動シーブのボス部に連結支持されているカム機構におい
て、回転軸を支持している軸受に着目し、この軸受に上
記円筒カムと接触するローラを直接支持する。
【0010】具体的には、この発明では、軸受に回転自
在に支持された回転軸と、この回転軸に回転一体にかつ
軸方向に移動不能に固定された固定シーブ、及び回転軸
に軸方向に移動可能に支持され、上記固定シーブとの間
に断面V字状のベルト溝を形成する可動シーブからなる
可変プーリと、この可変プーリのベルト溝に巻き掛けら
れた伝動ベルトとを備えたベルト式無段変速機を前提と
する。
【0011】そして、上記可動シーブのボス部外周に相
対回転可能にかつ軸方向に移動一体に連結され、端面に
カム面を有する円筒カムと、上記回転軸を支持する軸受
自体 に直接に半径方向の軸心をもって回転可能に軸支さ
れ、上記円筒カムのカム面に転動可能に接触するローラ
とを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
とは逆に、円筒カムが固定側とされているカム機構を対
象とし、そのカムに接触するローラを可動シーブ上の部
材に支持するようにした。
【0013】すなわち、この発明では、請求項1の発明
の前提と同様のベルト式無段変速機において、回転軸を
支持する軸受自体に直接に一体的に設けられ、端面にカ
ム面を有する円筒カムと、可変プーリにおける可動シー
ブのボス部外周に相対回転可能にかつ軸方向に移動一体
に連結された円筒状のローラ取付部材と、このローラ取
付部材に半径方向の軸心をもって回転可能に支持され、
上記円筒カムのカム面に転動可能に接触するローラとを
備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明では、軸受は貫通状の軸挿
通孔を有し、この軸挿通孔に回転軸が回転自在に挿通支
持されている構成とする。
【0015】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、円筒
カムを回転軸回りに回動させることで、その端面のカム
面上をローラが転動し、このカム面とローラとのカム接
触により可動シーブが軸方向に移動する。このとき、上
記ローラが回転軸支持用の軸受自体に直接支持されて回
転軸回りに回動不能に固定されているので、従来装置の
ローラ取付台を軸受自体で兼用して、そのローラ取付台
支持用のベアリングや固定機構等を不要とすることがで
きる。よって、変速操作装置の軸方向長さを短くしてコ
ンパクト化を図ることができるとともに、回転軸のオー
バーハング量を短くして剛性強度を増大させることがで
き、さらに、部品点数を低減してコストダウンを図るこ
とができる。
【0016】請求項2の発明では、円筒カムが回転軸支
持用の軸受自体に直接一体的に設けられ、可変プーリに
おける可動シーブのボス部外周に円筒状のローラ取付部
材が連結され、このローラ取付部材にローラが支持され
ているので、従来装置に比べ、ローラ取付台を回転軸に
支持するためのベアリング等を不要とすることができ、
上記請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0017】請求項3の発明では、軸受は貫通状の軸挿
通孔を有し、この軸挿通孔に回転軸が回転自在に挿通支
持されているので、軸受を必要な箇所に取り付けること
で、回転軸の位置が制限されず、変速機を任意の箇所に
容易に配置することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、この実施例におけるベルト式無段変速機及び
その変速操作装置の基本的構成は図5及び図6と同じで
あるので、図5及び図6と同じ部分については同じ符号
を付してその詳細な説明を省略する。
【0019】(実施例1) 図1及び図2は本発明の実施例1を示す。この実施例に
おいては、無段変速機は、例えば車両における補機類を
車載エンジンにより変速して駆動する場合の変速手段と
して使用される。変速機はエンジン本体(図示せず)に
取付固定された軸受1を有し、この軸受1における貫通
状の軸挿通孔2に回転軸3がベアリング4,4を介して
回転自在に挿通支持され、この回転軸3の軸受1から突
出した先端部に可変プーリ5が設けられている。この可
変プーリ5は、回転軸3の先端側にボス部6aにて回転
一体にかつ軸方向に移動不能に固定された固定シーブ6
と、回転軸3と一体である上記固定シーブ6のボス部6
a上にキー10を介して回転不能にかつ軸方向に移動可
能に支持され、上記固定シーブ6との間に断面V字状の
ベルト溝11を形成する可動シーブ7とからなる。上記
ベルト溝11に伝動ベルトとしてのVベルトBが巻き掛
けられており、プーリ5の可動シーブ7を固定シーブ6
に対して接離させてプーリ5のプーリ径を変更すること
で、変速比を変えるようになっている。
【0020】上記可動シーブ7の背面側には可動シーブ
7を軸方向に移動させるためのカム機構12が設けられ
ている。このカム機構12は、可動シーブ7のボス部7
a外周にベアリング13を介して相対回転可能にかつ軸
方向に移動一体に外嵌合支持された円筒カム14を有す
る。このカム14のプーリ5と反対側の端面には例えば
1対のカム面14a,14aが円周方向に等角度間隔を
あけて形成され、カム14の外周には回動レバー15が
回動一体に突設されている。
【0021】そして、本発明の特徴として、上記回転軸
3を支持する軸受1において回転軸3先端側(図で左
側)の端部には半径方向外側に突出するローラ取付部と
してのフランジ部1aが一体に形成され、該フランジ部
1aにはその半径方向に延びる複数のピン21,21が
上記円筒カム14のカム面14a,14aに対応して一
体的に取り付けられている。この各ピン21のヘッド側
はフランジ部1aから突出していて、その突出部分に、
カム14の各カム面14aに当接して転動するカム用ロ
ーラ22が回転自在に支持されている。このことで、各
カム用ローラ22は軸受1自体に直接に軸支されてい
る。そして、上記回動レバー15により円筒カム14を
回転軸3回りに回動させて、そのカム面14a上でカム
用ローラ22を転動させることにより、可動シーブ7を
軸方向に移動させて固定シーブ6に対し接離させ、その
ベルト溝11の有効半径つまりプーリ5のプーリ径を可
変とするように構成されている。
【0022】したがって、この実施例では、カム機構1
2における回動レバー15を操作して円筒カム14を回
転軸3回りに回動させることで、その端面のカム面14
a,14a上をそれぞれローラ22,22が転動し、こ
のカム面14aとローラ22とのカム接触により可動シ
ーブ7が軸方向に移動して固定シーブ6に接離し、プー
リ5のプーリ径が変更されて変速比が切り換えられる。
【0023】このとき、上記ローラ22が軸受1自体で
あるフランジ部1aに直接に支持されて回転軸3回りに
回動不能とされているので、従来装置では必要であった
ローラ取付台16(図5及び図6参照)が軸受1自体
兼用されることとなる。このため、上記ローラ取付台1
6、そのローラ取付台16を回転軸3に回転可能に支持
するためのベアリング17や、アーム18,19等は不
要となり、その分、変速操作装置の軸方向長さを短くし
てコンパクト化を図ることができる。
【0024】また、従来のローラ取付台16の軸受1へ
の一体化により、回転軸3の軸受1から出た部分のオー
バーハング量Lが短くなり、このことで回転軸3の剛性
強度を増大させることができる。
【0025】さらに、上記従来のローラ取付台16、ベ
アリング17、アーム18,19等が不要となるので、
部品点数を低減してコストダウンを図ることができる。
【0026】さらに、軸受1は貫通状の軸挿通孔2を有
していて、この軸挿通孔2に回転軸3をベアリング1
4,14を介して回転自在に挿通支持する構成であるの
で、軸受1をエンジン本体の目的位置に取り付けること
で、回転軸3つまり変速機を任意の箇所に容易に配置す
ることができる。
【0027】(実施例2) 図3及び図4は実施例2を示し、実施例1ではプーリ5
の可動シーブ7に円筒カム14を、また軸受1にローラ
22をそれぞれ支持しているのに対し、プーリ5の可動
シーブ7側にローラ22を、また軸受1に円筒カム14
をそれぞれ設けるようにしたものである。
【0028】すなわち、この実施例では、軸受1におけ
回転軸3先端側の端部に円筒カム14がフランジ部1
aを介して回転軸3と同心状に一体形成され、このカム
14の回転軸3先端側にカム面14a,14aが設けら
れている。つまり、円筒カム14は軸受1自体に直接に
設けられている。
【0029】一方、プーリ5における可動シーブ7のボ
ス7a部上にはリング状のローラ取付部材24がベアリ
ング25を介して相対回転可能にかつ軸方向に移動一体
に外嵌合支持され、このローラ取付部材24の外周には
回動レバー15が一体に取り付けられている。また、ロ
ーラ取付部材24の外周にはその半径方向に延びる複数
のピン21,21が上記円筒カム14のカム面14a,
14aに対応して一体的に取り付けられ、該各ピン21
のローラ取付部材24から突出したヘッド側突出部分
に、カム14の各カム面14aに当接して転動するカム
用ローラ22が回転自在に支持されている。そして、上
記回動レバー15によりローラ取付部材24を回転軸3
回りに回動させて、その各ローラ22を円筒カム14の
カム面14a上で転動させることにより、可動シーブ7
を軸方向に移動させてプーリ5のプーリ径を可変とする
ようになっている。
【0030】この実施例では、カム機構12における回
動レバー15によりローラ取付部材24を回転軸3回り
に回動させると、そのカム用ローラ22が軸受1と一体
の円筒カム14のカム面14a上で転動し、このことに
より可動シーブ7が軸方向に移動して固定シーブ6に接
離し、プーリ5のプーリ径が変化して変速比が切り換え
られる。
【0031】この実施例の場合、軸受1自体に直接円筒
カム14が一体に設けられ、可変プーリ5における可動
シーブ7のボス部7a上にリング状のローラ取付部材2
4が回転可能に支持され、このローラ取付部材24にロ
ーラ22が支持されているので、従来におけるローラ取
付台16を回転軸3に支持するためのベアリング17、
アーム18,19等を不要とでき、上記実施例1と同様
の作用効果を奏することができる。
【0032】尚、本発明は、車両の補機類変速駆動用の
変速機以外に、農業機械やその他の機械における無段変
速機に適用することができるのは勿論のことである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、ベルト式無段変速機における可変プーリの可動シー
ブを、円筒カムを有するカム機構で駆動するようにした
変速操作装置に対し、円筒カムのカム面に接触するロー
ラを、回転軸を支持するための軸受自体で直接支持する
ようにした。また、請求項2の発明では、円筒カムは軸
自体に直接設け、ローラは可動シーブのボス部上に回
転可能に配置したローラ取付部材で支持するようにし
た。従って、これらの発明によれば、従来のローラ取付
台や円筒カムを軸受自体で兼用でき、部品点数を低減し
てコストダウンを図ることができる。しかも、変速操作
装置の軸方向の長さを短くしてコンパクト化を図ること
ができるとともに、回転軸のオーバーハング量を低減し
て剛性強度を増大させることができるという実用上優れ
た効果を有する。
【0034】また、請求項3の発明によると、軸受は貫
通状の軸挿通孔を有し、この軸挿通孔に回転軸を回転自
在に挿通支持する構成としたので、回転軸の位置を限定
せずに変速機を任意の箇所に容易に取り付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る無段変速機及び変速操
作装置の断面図である。
【図2】変速機及び変速操作装置の正面図である。
【図3】実施例2における図1相当図である。
【図4】実施例2における図2相当図である。
【図5】従来例を示す図1相当図である。
【図6】従来例の図2相当図である。
【符号の説明】
1…軸受 2…軸挿通孔 3…回転軸 5…可変プーリ 6…固定シーブ 7…可動シーブ 7a…ボス部 11…ベルト溝 12,12′…カム機構 14…円筒カム 14a…カム面 22…ローラ 24…ローラ取付部材 B…Vベルト L…回転軸のオーバーハング量

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受に回転自在に支持された回転軸と、 上記回転軸に回転一体にかつ軸方向に移動不能に固定さ
    れた固定シーブと、回転軸に軸方向に移動可能に支持さ
    れ、上記固定シーブとの間に断面V字状のベルト溝を形
    成する可動シーブとからなる可変プーリと、 上記可変プーリのベルト溝に巻き掛けられた伝動ベルト
    とを備えたベルト式無段変速機において、 上記可動シーブのボス部外周に相対回転可能にかつ軸方
    向に移動一体に連結され、端面にカム面を有する円筒カ
    ムと、 上記回転軸を支持する軸受自体に直接に半径方向の軸心
    をもって回転可能に軸支され、上記円筒カムのカム面に
    転動可能に接触するローラとを備えたことを特徴とする
    ベルト式無段変速機の変速操作装置。
  2. 【請求項2】 軸受に回転自在に支持された回転軸と、 上記回転軸に回転一体にかつ軸方向に移動不能に固定さ
    れた固定シーブと、回転軸に軸方向に移動可能に支持さ
    れ、上記固定シーブとの間に断面V字状のベルト溝を形
    成する可動シーブとからなる可変プーリと、 上記可変プーリのベルト溝に巻き掛けられた伝動ベルト
    とを備えたベルト式無段変速機において、 上記回転軸を支持する軸受自体に直接に一体的に設けら
    れ、端面にカム面を有する円筒カムと、 上記可動シーブのボス部外周に相対回転可能にかつ軸方
    向に移動一体に連結された円筒状のローラ取付部材と、 上記ローラ取付部材に半径方向の軸心をもって回転可能
    に支持され、上記円筒カムのカム面に転動可能に接触す
    るローラとを備えたことを特徴とするベルト式無段変速
    機の変速操作装置。
  3. 【請求項3】 軸受は貫通状の軸挿通孔を有し、この軸
    挿通孔に回転軸が回転自在に挿通支持されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のベルト式無段変速機の
    変速操作装置。
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