JP2620208B2 - 感熱転写シート - Google Patents

感熱転写シート

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JP2620208B2
JP2620208B2 JP6284072A JP28407294A JP2620208B2 JP 2620208 B2 JP2620208 B2 JP 2620208B2 JP 6284072 A JP6284072 A JP 6284072A JP 28407294 A JP28407294 A JP 28407294A JP 2620208 B2 JP2620208 B2 JP 2620208B2
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heat
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mat layer
resin
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晃 溝渕
佳明 肥田
茂樹 海瀬
哲郎 入田
恭一 山本
恭平 高橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Inctec Inc
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Inctec Inc
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写シートの改良
に関し、詳しくは、つや消し印字、帯電防止及び機密漏
洩防止の機能を与える感熱転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワードプロセッサのプリ
ントを感熱転写方式による場合、ベースフィルムの一方
の面に熱溶融性インキ層を設けた感熱転写シートを使用
する。従来の感熱転写シートは、ベースフィルムとして
厚さ10〜20μのコンデンサ紙やパラフィン紙のよう
な紙か、または厚さ3〜20μmのポリエステルやセロ
ファンのようなプラスチックのフィルムを用い、ワック
スに顔料を混合した熱溶融性インキ層をコーティングに
より設けて製造したものである。ところが、一般にサー
マルプリンタで記録された印字または画像は光沢があ
る。光沢のある印字は美綺である反面、判読性の点から
は好ましくないため、ツヤ消し印字を行うことが望まれ
ている。ベースフィルムとしてプラスチックでなく紙を
用いれば、印字の光沢感は低くなるが、なお不十分であ
りまたプラスチックとくにポリエステルは薄膜化が可能
(1.6μ程度まで)であることと、強度が高いことか
ら最近では主流を占めつつある。このことからも、ツヤ
消し印字に対する要求は強い。
【0003】また、ベースフィルムがプラスチックであ
る場合、静電気の発生が激しく手にまとわりつく、ある
いはゴミを吸着するなど、取り扱い上、あるいは印字品
質上問題点が多く、帯電防止処理をする必要がある。ま
た、サーマルヘッドによって加熱印字された部分のイン
キが抜けることによって、読み取りが可能となり、機密
情報漏洩の危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の従来の感熱転写シートの欠点を改善し、つや消し印
字、帯電防止または機密漏洩防止の機能を与える感熱転
写シートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明においては、基材フ
ィルム面上にマット層を設け、且つ該マット層上にサー
マルヘッドの熱により溶融し、マット層から剥離する熱
溶融性インキ層を有している感熱転写シートであって、
該マット層が樹脂とマット剤からなり、熱溶融性インキ
層と同色になるように着色されていることを特徴とす
る。さらに、着色剤としてカーボンブラックを含有する
ことを特徴とする。
【0006】
【好ましい実施態様】ベースフィルムには常用のポリエ
ステル、ポリプロピレン、セロハン、アセテート、ポリ
カーボネイトなどのプラスチックのフィルム、およびコ
ンデンサー紙、パラフィン紙などの紙類を使用する。ポ
リエステルフィルムが最適である。
【0007】熱溶融性インキは、着色剤とEVA、パラ
フィンワックス、カルナバワックスなどを配合して調製
する。着色剤としては、シアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックを形成する着色剤のほかに、他の種々な色の着
色剤をも用いることができる。即ち、熱溶融性インキ
は、着色剤としてカーボンブラックまたは各種染料、顔
料をインキに与えようとする色に応じて選んで添加され
る。熱溶融性インキの塗布量は、高品質の印字を安定に
行うためには、厚さ3〜5μが適当である。
【0008】本発明のマット層は、熱溶融性インキ層の
色と同色であることを特徴とする。さらに好ましい態様
としては、次の特性を有するものである。 (1)耐熱性があること マット層がサーマルヘッドの熱で軟化または溶融する
と、第一には熱エネルギーの損失となり感度低下をひき
おこし、第二にはベースフィルムとマット層間の剥離が
起こって、マット層がインキ表面に付着していくためツ
ヤ消し効果が減少し、第三にはマット層と熱溶融性イン
キ層間の接着の度合いが変化し、マット層にタックネス
が生じた場合にはインキのリボン残りのため転写ムラが
出るといった問題がある。 (2)熱離型性があること マット層と熱溶融性インキ層間で、加熱時に剥離性がよ
いことが必要である。 (3)薄膜であること 好ましい膜厚は0.2〜3μである。好ましい平均マッ
ト深度0.15〜2μを確保する上でも、0.2μ以上
の厚さが必要である。3μを超えると熱感度が低くな
る。 (4)帯電防止性があること ベースフィルムがプラスチックである場合は、特に静電
気の発生を防ぐ必要がある。表面抵抗値が10Ω以下
ならば、リボン取り扱い上、まとわりつき、ゴミの付着
などの不具合は経験上生じない。
【0009】本発明のマット層は、樹脂とマット剤から
なり熱溶融性インキ層と同色になるように着色されてい
ることを特徴とする。尚、好ましい態様として、必要に
応じて熱離型剤または滑剤、導電性粉体を含有すること
が望ましい。 A)樹脂 ガラス転移点が60度以上の合成樹脂が適当であ
る。代表例はアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フ
ェノール系樹脂、フッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、メ
チルメタクリレート樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、フッ
化ビニリデン−テトラフッ化エチレン共重合体樹脂、ポ
リフッ化ビニル樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重
合体樹脂などである。 OH基またはCOOH基を有する熱可塑性樹脂に、ア
ミノ基を2個以上有する化合物またはジイソシアネート
もしくはトリイソシアネートを加えた樹脂も好適であ
る。OH基またはCOOH基を有する熱可塑性樹脂は、
ポリエステル系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合
体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、アクリル
ポリオール樹脂、OH基をもつウレタンもしくはエポキ
シのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、OH基をも
つウレタンもしくはエポキシのプレポリマー、ニトロセ
ルロース樹脂、セルロースアセテートプロピオネート樹
脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、酢酸セルロ
ース樹脂からえらぶとよい。これらの樹脂は、OH基ま
たはCOOH基をその重合単位中に有するもののほか、
末端や側鎖に有するものであってもよい。上記のOH基
またはCOOH基を有する熱可塑性樹脂に加えるジイソ
シアネートの例は、パラフェニレンジイソシアネート、
1−クロロ−2,4−フェニルジイソシアネート、2−
クロロ−1,4−フェニルジイソシアネート、2,4−
トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシ
アネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、および4,4−ビフェニ
レンジイソシアネートであり、トリイソシアネートの例
は、トリフェニルメタントリイソシアネートおよび4,
4,4−トリメチル−3,3,2−トリイソシアネート
−2,4,6−トリフェニルシアヌレートである。ま
た、アミノ基を2個以上有する化合物の例は、メラミ
ン、メチル化メラミン、メチル化メチロールメラミン、
ブチル化メラミン、ブチル化メチロールメラミン、ジシ
アンジアミド、グアニジン、ビグアニド、ジアミノメラ
ミン、グアニルメラミン、尿素、ビウレット、アンメリ
ン、アンメリド、ブチル化尿素およびメチル化尿素であ
り、グアナミン類であるホルモグアナミン、アセトグア
ナミン、ベンゾグアナミン、フェニルアセトグアナミ
ン、メトキシグアナミンおよびN−メチロールアクリル
アミド共重合体ポリマーも使用できる。上記アミノ基を
2個以上有する化合物を用いるときは、硬化触媒とし
て、リン酸アンモン、トリエタノールアミン、アセトア
ミド、尿素、ピリジン、パラトルエンスルホン酸、スル
ファニル酸、ステアリン酸グアニジン、炭酸グアニジン
などを使用する。ジイソシアネート、トリイソシアネー
トおよびアミノ化合物は、単独で、または2種以上混合
して、OH基またはCOOH基を有する熱可塑性樹脂1
00重量部に対し、5〜40重量部、好ましくは10〜
20重量部添加する。これらは架橋剤として、マット層
を適度に硬化させるとともに、マット層のプラスチック
フィルムへの接着力を増大させる。
【0010】B)熱離型剤または滑剤 加熱時にマット層と熱溶融性インキ層との剥離性を高め
る物質には、加熱により溶融してこの性能を発揮するも
のと、固体粉末のままではたらくものとがある。前者の
グループに属するものはポリエチレンワックス、パラフ
ィンワックスのようなワックス類、高級脂肪酸のアミ
ド、エステルおよび塩、高級アルコールやレシチンなど
のリン酸エステルである。後者のグループにはテフロ
ン、ポリフッ化ビニルなどのフッ素樹脂、グアナミン樹
脂、窒化ホウ素、シリカ、木粉、タルクなどが含まれ
る。二つのグループのものを併用してもよいことは、も
ちろんである。使用量は、マット層中の10〜50重量
%の上記熱離型剤または滑剤が占めるようにする。
【0011】C)マット剤 下記のような無機顔料を適量使用する。シリカ、タル
ク、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム、アルミナ、
酸性白土、クレー、炭酸マグネシウム、カーボンブラッ
ク、酸化スズ、チタンホワイトなど。一部は前述の熱離
型剤または滑剤と重複するものもあり、それらはB)お
よびC)の作用を兼ねそなえているわけである。
【0012】D)導電性粉体 ニッケル、鉄、銅、銀、アルミニウム、金、カドミウ
ム、コバルト、クロム、マグネシウム、モリブデン、
鉛、パラジウム、白金、ロジウム、スズ、タンタル、チ
タン、タングステン、亜鉛、ジルコニウム等の金属粉ま
たはこれらの金属粉の酸化物またはカーボンブラック、
グラファイトのような導電性カーボンなどが使用され
る。
【0013】E)着色剤 シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックを形成する着色
剤のほかに、他の種各な色の着色剤を用いることができ
る。即ち、マット層は、着色剤として、カーボンブラッ
クまたは各種の染料、顔料をマット層に与えようとする
色に応じて選んで添加される。ベースフィルム上のマッ
ト層の形成は、上記構成材料を適宜の用材に溶解または
分散させ、コーティングに適した粘度に調整した上で、
常用のコーティング手段を用いてベースフィルムに適用
することにより行う。
【0014】本発明の感熱転写シートは、種各の変更態
様を含み得る。その一例は、ベースフィルムの上にマッ
ト層との間の接着力を高める、プライマー層を設けるこ
とである。プライマー層は、既知のプライマー塗料を適
用することにより容易につくれる。たとえば、バインダ
ーとして、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル樹脂、ポリオ
ールとメラミン、あるいはエポキシ樹脂とジイソシアネ
ートの組み合わせを使用するとよく、これらのバインダ
ーを用いたプライマー塗料は、ベースフィルムが、ポリ
エステルである場合に、特に接着力の向上が著しい。い
まひとつの例は、印字条件によっては起こりえる、ベー
スフィルムとサーマルヘッドとの間のスティッキングを
防止するための層を設けることである。スティッキング
防止層は、樹脂および熱離型剤または滑剤を基本的な構
成成分とする。前述したマット層の形成に用いたものと
同様な材料(マット剤、導電性粉体、着色剤は除く)を
使用して塗料組成物をつくり、ベースフィルムの他方の
面に塗布すればよい。
【0015】
【作用】マット層を有しているので、つや消しされた見
やすい文字や図形を印字することができ、該マット層が
熱溶融性インキ層と同色になるように着色されているこ
とにより、機密情報漏洩防止の機能をもたせることがで
きる。また、好ましい態様として導電性粉体をマット層
に含有させることにより、感熱転写シートに帯電防止性
能を付与できる。
【0016】
【実施例】 (マット層インキ1) ポリエステル樹脂(東洋紡「バイロン200」) 6重量部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂 7重量部 (UCC製「ビニライトVAGH」) 導電性カーボン 5重量部 (ライオンアクゾ株式会社:ketjen BLACK) メチルエチルケトン 30重量部 トルエン 30重量部 上記組成物に対して、イソシアネート(武田薬品工業
「タケネートDー204」)の50%酢酸ブチル溶液を
上記組成物:イソシアネート=20:3(重量比、以下
同じ)の割合で混合したものをマット層インキ1とす
る。 (マット層インキ2) メチルメタクリレート樹脂 10重量部 (三菱レイヨン「ダイアナールBRー88」) 酸化スズ(三菱金属「Tー1」) 5重量部 ポリエチレンワックス 2重量部 (旭電化「マークFCー113」30%トルエン分散液) 黄色顔料(大日精化2400) 4重量部 トルエン 20重量部 メチルエチルケトン 20重量部 (プライマー層インキ) ポリエステル樹脂(東洋紡「バイロン200」) 3重量部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂 3重量部 (UCC製「ビニライトVAGH」) メチルエチルケトン 20重量部 トルエン 20重量部 上記のプライマーインキ組成物に対して、イソシアネー
ト(武田薬品工業「タケネートDー110N」)を4
6:1(重量比、以下同じ)の割合で混合してプライマ
ー層インキとした。 (熱溶融性インキ1) パラフィンワックス 10重量部 カルナバワックス 10重量部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 1重量部 (住友化学「スミテートHCー10」) カーボンブラック(東海電極「シースト SO」) 2重量部 (熱溶融性インキ2)上記熱溶融性インキ1のカーボン
ブラックを黄色顔料(大日精化2400)2重量部に変
えたもの。上記熱溶融性インキ1および2の組成物を、
ブレードニーダーを用いて100℃×6時間混練した。
【0017】実施例1 ベースフィルムとして厚さ6μのポリエチレンテレフタ
レート(東レ)を用い、前記マット層インキ1をグラビ
ア印刷法によりコート量1g/m2 で塗布した。このマ
ット層インキ1の上に、前記の熱溶融性インキ1を10
0℃に加温したホットメルト法によりロールコート法
で、5μの厚さに塗布して感熱転写インキ層とした。 実施例2 ベースフィルムとして厚さ6μのポリエチレンテレフタ
レート(東レ)を用い、前記プライマー層インキをグラ
ビア印刷法によりコート量0.5g/m2 で塗布した。
このプライマー層の上に、前記マット層インキ2をグラ
ビア印刷法によりコート量1g/m2 で塗布した。さら
に、このマット層インキ2の上に、前記の熱溶融性イン
キ2を100℃に加温したホットメルト法によりロール
コート法で、5μの厚さに塗布して感熱転写インキ層と
した。 比較例1 実施例1において、マット層インキ1を設けていない感
熱転写シート。 比較例2 実施例2において、マット層インキ2を設けていない感
熱転写シート。
【0018】上記の実施例1〜2、比較例1〜2の感熱
転写シートをスリットしてリボン状にし、それぞれ市販
のプリンターにて印字した。 被転写体 上質紙(三菱製紙「特黄菱」四六版/
72Kg) サーマルヘッド 薄膜型サーマルヘッド 印字エネルギー 1mJ/ドット(4×10-4cm2 ) 次に、本発明の感熱転写シートによるツヤ消し印字、帯
電防止、機密漏洩防止の効果を下に示す。(表1)一般
に印字に必要なツヤ消しは、記録用紙の光沢の度合いや
判読の条件によっても異なるが、光沢計で測定したとき
の光沢度がおおよそ30以下であれば、常に十分なレベ
ルにあるといえる。本発明によるときは、容易にこれが
達成できる。図1において、光沢度30以下ならば○、
30以上ならば×とした。帯電防止効果は、熱溶融性イ
ンキ塗布後の表面抵抗が109 Ω以下ならば○、109
Ω以上ならば×とした。機密漏洩防止効果は、印字後の
リボンを観察し熱溶融性インキの抜けた部分の読み取り
が可能なものは×、不可能なものは○とした。
【0019】
【表1】
【0020】光沢度は印字部の光沢をグロスメーター
(村上色釈研究所「GMー3M」)を用いて、測定角6
0℃で、それぞれ測定した。表面抵抗は、超絶縁抵抗計
YHP4329Aー16008Aにて測定した。
【0021】
【発明の効果】本発明の感熱転写シートは、叙上の通り
の構成からなるもので、これを用いれば、つや消し印
字、機密漏洩防止、または帯電防止の機能を有する感熱
転写を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入田 哲郎 東京都練馬区小竹町1ー40 (72)発明者 山本 恭一 神奈川県相模原市相模台7ー29ー5 (72)発明者 高橋 恭平 神奈川県相模原市南台4ー11鶴ヶ丘団地 2ー112 (56)参考文献 特開 昭53−71910(JP,A) 特開 昭57−63289(JP,A) 実公 昭28−11901(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フィルム面上にマット層を設け、且つ
    該マット層上にサーマルヘッドの熱により溶融し、マッ
    ト層から剥離する熱溶融性インキ層を有している感熱転
    写シートであって、該マット層が樹脂とマット剤からな
    り、熱溶融性インキ層と同色になるように着色されてい
    ことを特徴とする感熱転写シート。
  2. 【請求項2】 着色剤としてカーボンブラックを含有す
    ることを特徴とする請求項1記載の感熱転写シート。
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JPS5763289A (en) * 1980-10-02 1982-04-16 Matsui Shikiso Kagaku Kogyosho:Kk Transfer printing sheet
JPS5998898A (ja) * 1982-11-30 1984-06-07 Ricoh Co Ltd 熱転写記録用インクフイルム

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