JP2620011B2 - キーシリンダ装置 - Google Patents

キーシリンダ装置

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JP2620011B2
JP2620011B2 JP35359391A JP35359391A JP2620011B2 JP 2620011 B2 JP2620011 B2 JP 2620011B2 JP 35359391 A JP35359391 A JP 35359391A JP 35359391 A JP35359391 A JP 35359391A JP 2620011 B2 JP2620011 B2 JP 2620011B2
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JP
Japan
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key
shutter
permanent magnet
key cylinder
magnetic
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JP35359391A
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JPH0539682A (ja
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貞雄 国分
久 青木
善之 水野
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーの有無を検出する
機能を備えたキーシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のドア用キーシリン
ダ装置においては、キーシリンダに対するキーの抜き差
し、すなわちキーの有無を電気的に検出する装置を設け
るようにしたものは実用化されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のキーシリンダ
装置は、特に車外に臨んでいるために外部環境の影響を
受けやすく、キーの有無を電気的に検出する装置を設け
ることが一般に困難である。また、仮にそのような装置
を設けることができるとしても、構造が複雑になった
り、大形になったりするという問題点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構成で、しかも確実にキーの有
無を電気的に検出することができる機能を備えたキーシ
リンダ装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のキーシリンダ装
置は、キー挿入口を有するキーシリンダ本体と、このキ
ーシリンダ本体にキー挿入口を開閉するように回動可能
に設けられ、キー挿入口へ挿入されるキーにより開放方
向へ回動される磁性体製のシャッタと、このシャッタを
閉鎖方向へ付勢する付勢手段と、キーシリンダ本体にシ
ャッタの近傍に位置して設けられた永久磁石と、キーシ
リンダ本体にシャッタの閉鎖状態で永久磁石からの磁気
力を受けるように設けられた磁気検出素子とを備え、前
記シャッタを、これが開放方向へ回動されることに応じ
て前記磁気検出素子に対する前記永久磁石の磁気力を遮
断するように構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記構成において、キーが挿入されていない状
態では、シャッタは閉鎖状態にあり、磁気検出素子は永
久磁石からの磁気力を受けている。この状態からキーが
挿入されると、シャッタがそのキーにより押されて開放
方向へ回動する。すると、シャッタが磁気検出素子に対
する永久磁石の磁気力を遮断する状態となり、磁気検出
素子には永久磁石の磁気力が作用しなくなる。
【0007】このように、磁気検出素子により、該磁気
検出素子に対する永久磁石の磁気力の有無を検出するこ
とで、キーの有無を電気的に検出することができる。
【0008】この構成のものによれば、キーの有無の電
気的な検出を、シャッタと、永久磁石と、磁気検出素子
という簡単な構成で達成できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。図1において、キーシリンダ本体1は、自
動車のドアに設けられるもので、ロータケース2内にロ
ータ3が回動可能に設けられている。
【0010】ロータ3にはイグニッション用のキー4
(図3参照)が挿入されるキー挿入口5が形成されてお
り、ロータ3はそのキー4により回動操作されるように
なっている。
【0011】ロータ3の前面側(図1中右側)にはキー
挿入口5を開閉するためのシャッタ6が設けられてい
る。このシャッタ6は、磁性体、例えば鉄板により構成
されたもので、両端部の軸部7を中心に回動可能に取付
けられていると共に、図示はしないが付勢手段たるばね
により閉鎖方向に付勢されており、両側には側板8(図
1に片側のみ示す)が一体に設けられている。
【0012】ロータ3内におけるシャッタ6の近傍に位
置して永久磁石9が固定状態に設けられている。この永
久磁石9は、シャッタ6が開放方向へ回動されたとき
に、二点鎖線で示すように、該シャッタ6により覆われ
るようになっている。
【0013】ロータ3の外部において、永久磁石9の近
傍に位置するようにして、磁気検出素子としてのリード
スイッチ10が設けられている。
【0014】このリードスイッチ10は、シャッタ6の
閉鎖状態において永久磁石9の磁気力を受けることによ
ってオフ状態に保持されており、一方、シャッタ6が開
放方向へ回動されて永久磁石9がシャッタ6により覆わ
れる状態になると(図1の二点鎖線参照)、永久磁石9
の磁力線の殆どがシャッタ6側を通過するようになり、
リードスイッチ10に対する永久磁石9の磁気力が遮断
される状態となってオン状態となる。
【0015】そして、キーシリンダ本体1の前部には、
一次コイル11が装着されている。この一次コイル11
は、図2に示すように、リードスイッチ10がオンされ
ることに基づき、インバータ装置12を介して通電され
るようになっている。なお、13は車体側のバッテリー
である。
【0016】一方、上記キー4の基部には、図3及び図
4に示すようにケース14が設けられている。このケー
ス14は、キー4とインサート成形された第1のケース
部15と、この第1のケース部15の開口部を覆うよう
にねじ16により装着された第2のケース部17とによ
り構成されている。
【0017】ケース14には、発信回路18を備えたプ
リント基板19、発信回路18を発信動作させるための
押釦式のロック用スイッチ20及びアンロック用スイッ
チ21、発信回路18の電源としての二次電池22、並
びに上記キーシリンダ本体1側の一次コイル11と対応
する二次コイル23等が設けられている。
【0018】上記構成において、キーシリンダ本体1側
にキー4が挿入されていない場合には、シャッタ6が閉
鎖状態にあり、リードスイッチ10は永久磁石9の磁気
力を受けることによってオフ状態に保持されている。
【0019】この状態から、キー4がキー挿入口5を通
してロータ3内に挿入されると、シャッタ6はキー4に
より押されて開放方向へ回動してキー4の挿入を許容す
るようになる。シャッタ6が開放方向へ回動されると、
該シャッタ6が永久磁石9を覆う状態となって永久磁石
9の磁力線の殆どがシャッタ6側を通過するようにな
り、これに伴いリードスイッチ10に対する永久磁石9
の磁気力が遮断される状態となり、リードスイッチ10
はオン状態となる。
【0020】従って、このリードスイッチ10がオン状
態となることで、キー4の挿入を電気的に検出すること
ができる。
【0021】そして、リードスイッチ10がオン状態と
なると、インバータ装置12を介して一次コイル11が
通電制御されるようになり、これに基づきキー4側の二
次コイル23に誘導起電力が生ずるようになる。
【0022】この誘導起電力の発生に基づき、例えばキ
ー4側の発信回路18を強制的に動作させてアンロック
信号を一定時間発信させたり、二次電池23を充電させ
たりすることができる。
【0023】なお、キー4がキー挿入口5から抜き取ら
れると、シャッタ6は図示しないばねの付勢力により閉
鎖方向に回動してキー挿入口6を閉鎖する。このシャッ
タ6の回動に伴い、リードスイッチ10は再びオフ状態
となる。
【0024】上記した実施例によれば、キー4の抜き差
しに応じて、リードスイッチ10により該リードスイッ
チ10に対する永久磁石9の磁気力の有無を検出するこ
とにより、キー4の有無を電気的に検出することができ
る。
【0025】しかも、そのキー4の有無の電気的な検出
を、シャッタ6と、永久磁石9と、リードスイッチ10
という簡単な構成で達成でき、また、大きなスペースを
必要としない。さらに、永久磁石9の磁気力の有無で検
出する構成としているので、外部環境の影響も受け難
く、信頼性が高い。また、キー4の有無を検出するため
の上記シャッタ6、永久磁石9及びリードスイッチ10
はいずれもキーシリンダ本体1に設ける構成であるの
で、キー4の有無を検出するについては、キー4側に細
工を施す必要がない。加えて、リードスイッチ10は、
永久磁石9からの磁気力の有無により作動するものであ
り、必ずしもシャッタ6の直ぐ近くに設けなければなら
ないものではなく、配置する場所の制約が少なくできる
利点もある。
【0026】なお、上記した実施例では、キー4の有無
を検出して一次コイル11の通断電を制御する構成とし
たが、これに限られず、キー4の有無を検出することに
よりキー4の抜き忘れを検出することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように、本発明
によれば、キーに応動するシャッタと、永久磁石と、磁
気検出素子とによってキーの有無を検出する構成とした
ので、簡単な構成で、しかも確実にキーの有無を電気的
に検出することができるものである。また、キーの有無
を検出するための上記シャッタ、永久磁石及び磁気検出
素子はいずれもキーシリンダ本体に設ける構成であるの
で、キーの有無を検出するについては、キー側に細工を
施す必要がない。加えて、磁気検出素子は、永久磁石か
らの磁気力の有無により作動するものであり、必ずしも
シャッタの直ぐ近くに設けなければならないものではな
く、配置する場所の制約が少なくできる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すキーシリンダの破断側
面図
【図2】キーシリンダ側の電気的構成図
【図3】キーの横断面図
【図4】キーの縦断面図
【符号の説明】
1はキーシリンダ本体、4はキー、5はキー挿入口、6
はシャッタ、8は側板、9は永久磁石、10はリードス
イッチ(磁気検出素子)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−164986(JP,A) 実開 昭63−14761(JP,U) 実開 昭49−5671(JP,U) 実開 昭60−91770(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー挿入口を有するキーシリンダ本体
    と、 このキーシリンダ本体に前記キー挿入口を開閉するよう
    に回動可能に設けられ、キー挿入口へ挿入されるキーに
    より開放方向へ回動される磁性体製のシャッタと、 こ
    のシャッタを閉鎖方向へ付勢する付勢手段と、 前記キーシリンダ本体に前記シャッタの近傍に位置して
    設けられた永久磁石と、前記キーシリンダ本体に前記シ
    ャッタの閉鎖状態で前記永久磁石からの磁気力を受ける
    ように設けられた磁気検出素子とを備え、 前記シャッタは、これが開放方向へ回動されることに応
    じて前記磁気検出素子に対する前記永久磁石の磁気力を
    遮断するように構成したことを特徴とするキーシリンダ
    装置。
JP35359391A 1991-08-02 1991-12-17 キーシリンダ装置 Expired - Lifetime JP2620011B2 (ja)

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JP35359391A JP2620011B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 キーシリンダ装置
EP19920112876 EP0525730B1 (en) 1991-08-02 1992-07-28 Cylinder lock and key
DE69205750T DE69205750T2 (de) 1991-08-02 1992-07-28 Schliesszylinder und Schlüssel.
US07/922,381 US5307658A (en) 1991-08-02 1992-07-31 Key cylinder device

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JPH0539682A JPH0539682A (ja) 1993-02-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5319414Y2 (ja) * 1972-04-17 1978-05-23
JPS6091770U (ja) * 1983-07-15 1985-06-22 国際技術開発株式会社 電子鍵
JPS6314761U (ja) * 1986-07-15 1988-01-30
IL88499D0 (en) * 1988-11-25 1989-06-30 Jaron Lihod Rotecting device for a lock

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