JP2619567B2 - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JP2619567B2 JP33643690A JP33643690A JP2619567B2 JP 2619567 B2 JP2619567 B2 JP 2619567B2 JP 33643690 A JP33643690 A JP 33643690A JP 33643690 A JP33643690 A JP 33643690A JP 2619567 B2 JP2619567 B2 JP 2619567B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両が車線と平行に駐車できる駐車エリア
を有する駐車場において、駐車エリア内に駐車した車両
が所定の駐車料金を支払うまではその駐車エリアから退
出できないようにした駐車装置に関する。
【従来技術】
従来、駐車エリア内に駐車した車両が所定の駐車料金
を支払うまで、その駐車エリアから退出できないように
した駐車装置には、退出防止装置付き駐車装置がある。 この退出防止装置付き駐車装置は、駐車エリアの前部
には路面から常時起立されている固定車止めを設け、駐
車エリアの後部には起立・倒伏自在の車輪止め又は車体
止め(以下、可動車止めという)を設け、料金収受装置
から可動車止めに制御信号を与えて、無駐車時は可動車
止めを倒伏させており、駐車しようとする車両は、この
上を通行して駐車エリアへ進入できる。駐車エリアに進
入すると、車両感知器が駐車車両を感知し、感知時刻よ
り所定時間の経過後に可動車止めが起立する。駐車時間
に応じた所定の駐車料金又は一律の駐車料金を収受しな
ければ、可動車止めの起立を続け、駐車車両の進入して
きた側(後方)への退出を阻止するようにしたものであ
る。 前方の固定車止めは、進入前方輪がそれ以上前方へ進
むのを阻止するものであり、駐車車両を駐車エリアの適
正な位置に位置決めするとともに、前方への退出を防止
する役目を果たす。 上記可動車止めには、駆動部により路面に対して起伏
する停止板を用いるプレート式、昇降装置により路面か
ら出没されるポールを用いるポール式がある。
【解決しようとする技術課題】
上記のように、従来装置は、駐車エリアの前方に常時
起立している固定車止めを設け、後方に可動車止めを配
設して、駐車車両は入場した側へ出場するように構成し
たものであって、車線又は路側に対して直角に駐車する
直角駐車用又は斜めに駐車する斜め駐車用の駐車装置で
あるから、これを縦列駐車に転用する場合は、種々の不
都合が生じる。 すなわち、固定車止めが駐車エリアの前方に設けてあ
る場合は、入場は車両の前進で、出場は後退で行わなけ
ればならず、また、固定車止めが駐車エリアの後方に設
けてある場合は、入場は後退で、出場は前進で行わなけ
ればならないから、いずれの場合も、出場又は入場が円
滑にできず、付近の他の車両や精算機あるいは建築物な
どに接触したり、その駐車エリアに隣接する車線の交通
の流れを阻害する虞がある。 また、駐車エリアの車線側の側方が平坦な路面である
場合は、駐車エリア後部の可動車止めが起立状態になっ
ていても、車止めとの間で前後に移動できる空間を有す
れば、駐車車両はハンドルの切り返しによる側方退出が
可能であり、駐車料金の確実な微収ができないことが考
えられる。 さらに、従来の可動車止めは、プレート式の場合はそ
の駆動機構の容積が比較的大きいので、路面への突出量
が嵩ばって、駐車エリアを狭くする問題があり、また、
可動車止めに料金収受装置を接続したものは、料金収受
装置を歩道側に立設した場合は、運転席から遠くなるの
で、駐車料金表示の確認と料金支払いに不便であり、評
判がよくない。さらに、可動車止めと料金収受装置が分
離しているものの場合は、これらの基礎、配線工事、据
付、調整に多くの手間とコストが係り、費用、工期が増
大するという問題がある。とくに、道路上に設置する場
合、あるいは既に使われている駐車所に設置する場合
は、工事の間そのエリアは使用できなくなってしまうた
め、工事期間が長いと他へ及ぼす影響が大きくなる。 このような問題を解決するため、駐車車両の側方退出
を有効に防止して、確実な料金微収が実現できるととも
に、可動車止めと料金収受装置の搬送・設置を容易にし
て、設備コストの低減と工期の短縮を図ることを目的と
する。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の係る駐車装置
は、車両が車線と平行に駐車できる駐車エリアを有し、
所定駐車料金が支払われるまで駐車車両の前記駐車エリ
アからの退出を阻止する駐車装置であって、マウンド、
車止め、料金収受装置を有し、前記マウンドは、前記駐
車エリアの前記車線側に路面より突出して設置され、駐
車車両の当該駐車エリアの側方からの脱出を防止するも
のであり、前記車止めは、駆動部と停止部とを有し、停
止部は駐車車両の駐車エリアからの退出を阻止する起立
状態と退出を許容する非起立状態との間を移動自在であ
り、前記駆動部は後記料金収受装置の制御部からの制御
信号(停止信号又は停止解除信号)に基いて前記停止部
を起立状態と非起立状態とのいずれかに移動させるもの
であり、前記料金収受装置は、車両感知部と、収受部
と、制御部とを有し、前記車両感知部は、前記駐車エリ
アに進入した車両を感知して感知信号を出力するもので
あり、前記収受部は駐車エリアに進入した車両に対して
駐車料金の表示と収受を行い、所定駐車料金収受時に決
済信号を出力するものであり、前記制御部は前記車両感
知部からの感知信号に基いて前記車止めの駆動部に停止
信号を出力し、かつ、前記収受部からの決済信号に基い
て前記駆動部に停止解除信号を出力するものであり、前
記車止めは前記駆動部が前記マウンド内に収納して連結
され、前記料金収受装置は前記マウンドの後端部付近に
立設されていることを特徴としている
【作用】
可動車止めとマウンドと料金収受装置は結合されてお
り、道路上で使用されている場合は、道路の最外側に設
けた駐車エリアの車線側にマウンドを配置することによ
り、容易に無人管理でかつ料金徴収の可能な、有料駐車
場が現出される。 駐車エリアへの車両進入が感知されると、所定時間経
過後に車止めが起立する。所定料金が支払われるまで
は、起立状態が続けられる。マウンドは駐車エリアから
側方への退出を防止する。料金収受装置は、マウンドに
立設されているので、料金表示を容易に確認でき、運転
席から近いので便利である。
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面に基いて説明する。 第1図は本実施例装置の無駐車時の平面図、第2図は
第1図の矢印II方向斜視図、第3図は同断面図、第4図
は駐車中の状態における断面図である。 第1図のRZは車線であり、駐車場の車両走行路、催し
会場の走行路、幹線道路の車線などのいずれでも良い。
同じく、PZは駐車帯であって、幹線道路に設けられる場
合は最外側の車線を駐車帯に利用する場合、路肩を用い
る場合、又は路肩から外側に拡幅して新設する場合など
がある。 そして、駐車帯PZに車線RZと平行に車両を駐車できる
駐車エリアPAが車線と平行な方向に適宜の間隔をもって
配設されている。 各駐車エリアPAの車線側に本実施例に係る駐車装置A
が設置されている。 駐車装置Aは、マウンド1と、可動車止め(以下、車
止めという)2と、料金収受装置3とから成っている。 そして、本発明では、これらのマウンド1と、車止め
2と、料金収受装置3とが一体的に連結が可能で、工場
又は倉庫で連結した状態で搬送されるか、現地搬入後、
その近辺で一体化した後接地されるかして、設置時に一
体化される。各部はユニット構造になっているため、輸
送手段、現地の状況等に応じ、適宜最適な方法を選択す
ることができる。 続いて、上記各構成要素1〜3について、項を別けて
詳細に説明する。 マウンド1は、コンクリートで製造することも可能で
あるが、軽量化して搬送容易にするため、金属製フレー
ムの外側に、板金加工により作られた1個又は複数のカ
バーを嵌合固着して、箱状に形成されており、路面に突
出して設けたボルトを、前記フレームに固着した取付け
板に貫通し、そのボルトにナットを締め付けて、路面上
に突設される。 そして、マウンド1は、長手方向一端部に傾斜面11を
有し、その傾斜面の頂部から他端方向に延長する平坦面
12を有しており、傾斜面11を車線RZにおける車両通行方
向に対面させて、すなわち、駐車エリアPAへの車両進入
側に位置させて設置される。傾斜面11を車線の通行方向
に対面する側に設けているから、駐車帯PZ又は車線RZを
通行する二輪車や自転車が、あるいは駐車エリアに進入
する車両がこのマウンドに衝突すること無く、容易に乗
り上げて車線側又は駐車エリア側に逸れることができる
ようにしてある。 また、マウンドの平坦面12は、路面からの高さが、駐
車車両のドアの開閉を妨げず、かつ、駐車車両がこれを
車線側に容易に乗り越えて側方へ退出することを阻止で
きる高さを有しており、さらに、平坦面12は、駐車車両
からの乗降の際に、その平坦面の上に安定して立つこと
ができる程度の幅を有している。 車止め2は、駐車エリアPAの適正位置に駐車した車両
が所定の駐車料金を支払うまで、その車両の退出を阻止
するように駐車エリアの路面から起立したり、路面と平
行になるまで倒伏し、又は路面と同一面まで路面内に没
入したりするものである。 路面に対して起立状態と非起立状態との間を移動する
車止めには、路面に設けた駆動部により路面に対して起
伏する停止板を用いるプレート式、路面下に埋設された
昇降装置により路面から出没されるポールを用いるポー
ル式、路面上方に緊張され、又は弛緩落下されるチェー
ン(又はワイヤ)を用いるチェーン式などを用いること
ができるが、本実施例ではプレート式の車止め2を用い
ている。 このプレート式車止めは、第5図に示すように、底板
21と、板状の停止部22と、底板21の長手方向一端部に設
けられた駆動部23とを有する。停止部22はその長手方向
端部において幅方向一端部に設けられた軸24が底板21に
回動自在に連結され、一方の軸が駆動部23の減速用ギヤ
列の出力側に連結されている。駆動部23は内部に正逆転
モータを有し、そのモータの正転により停止部22が起立
し、また、モータの逆転により停止部22が倒伏されるよ
うになっている。 そして、車止め2は、前記駆動部23を前記マウンド1
内に挿入した状態でそのマウンドに連結されている。マ
ウンド1は、上記のように、人が安定して立つことがで
きる程度の幅を有するから、車止めの駆動部23を充分に
収容することができる。そして、車止めの駆動部は、こ
れを路面に露出させた時は、車両、二輪車や自転車等の
走行の障害となり得る高さを有するから、駐車エリアの
路面に露出させて設置された場合は、駐車エリアが狭く
なり、無駐車の場合にも、二輪車等の駐車帯PZの走行は
困難となり、走行する車両などの通行の安全を害し、ま
た、とくに二輪車などの転倒の原因となったり、駆動部
23自体が故障、破損などの原因となる虞がある。しか
し、本実施例では、駆動部23がマウンド1内に収容され
ているので、上記のような問題が解消され、無駐車時の
駐車帯を安全に走行することができる。 4は、駐車エリアPAの前方の路面に設けた、もう一つ
の車止めである。この車止めは、無駐車時は路面とほぼ
平行に倒伏しているが、駐車エリアに車両が入したとき
は起立し、所定の駐車料金が支払われるまで倒伏しない
ものであり、路面に固定された駆動部41と、その駆動部
により起伏動作される停止部42とを有している。そし
て、この車止め4は、駐車車両の退出時の安全を確保す
るため、駐車車両の運転席から起立状態が見えるように
駐車車両の前方に設置される。また、車両が前進した場
合に、その車両のバンパーに当ってこれを止める高さを
有している(第4図参照)。このような車止めには、本
出願人の出願に係る実願昭61-199126号の鎖錠板を用い
ることができる。 前記マウンド1に連結された車止め2は、駐車車両の
後退を完全に阻止するが、前進時は停止部22を乗り越え
ることは不可能でないので、その前進を阻止するため、
駐車エリアの前方に車止め4を設けている。従って、マ
ウンドに連結された車止め2の停止部22の傾斜方向を後
方にして駐車車両の前進を完全に阻止するものである場
合は、車止め4は駐車エリアの後方に設置すればよい。 また、車止め2が、単独で駐車車両の駐車エリアから
前後いずれの方向に退出することをも阻止できるもので
ある場合は、車止め2以外の車止めを設置する必要はな
い。 駐車料金収受装置3はマウンド1の後端部に立設され
ている。 この料金収受装置3は、駐車エリアPAに車両が駐車し
たことを感知した時から、一定時間経過後に前記前後の
車止め2,4を起立状態にし、その後は所定の駐車料金が
支払われるまで、その車止めを非起立状態にしないよう
に作用するものであり、これ自体の機能を果たす装置
は、本出願人の登録商標「パークロック」の商品名で知
られている駐車装置の駐車料金精算機と同様のものを用
いることができる。 ここで簡単に説明すると、料金収受装置は、マウンド
1に立設した支柱31と、その支柱の上端部に取り付けら
れた筐体32とを有し、その筐体に駐車エリアPAに進入し
た車両を感知する車両感知部33が取付けられている。 車両感知部は、超音波センサ及び/又は赤外線センサ
を用いる既知のものである。また、筐体32の正面に収受
部を構成する、駐車料金表示部34、貨幣投入口35、カー
ド挿入口36を有し、また、筐体内部に、貨幣鑑別器37、
カードリーダ38及び領収書発行部39を有している。さら
に、支柱31又は筐体32の中に、制御部310が設けられて
いる。 この制御部310は、第8図に示すようにマイクロコン
ピュータを用いて構成され、CPU,ROM,RAM及び入出力イ
ンターフェイス(I/F)a,bを有しており、入力I/Faには
車両感知部33,貨幣鑑別器37,カードリーダ38,が出力I/F
bには駐車料金表示部34,領収書発行部39,車止め2,4、出
場警告灯6がそれぞれ接続されている。ROMには決済機
能プログラムと車止め制御プログラムと料金テーブルが
格納されている。 そして、制御部310は、主として、前記車両感知部33
からの車両感知信号の入力に基づいて駐車時間の計測
と、その駐車時間に対応する料金テーブルからの駐車料
金の呼出しと、車止めの起立及び倒伏の制御とを行い、
貨幣投入口に投入された貨幣又はカード挿入口に挿入さ
れたプリペイドカードに対する処理制御を行い、領収書
発行を行なう。 制御部310のCPUは、本実施例装置の機能実現手段とし
て、第8図に示すように、第1計時手段51,第2計時手
段52,料金呼び出し手段53,車止め制御手段54,金銭処理
手段55を有する。続いて、制御部310の動作を第9図の
フローチャートに基づいて説明する。 制御部310は、車両感知部33からの感知信号を入力す
ると(第1ステップ肯定。以下、ステップをと数字で
表示する)、第1計時手段51により駐車時間計測を開始
し(s1)、一定時間経過後も感知信号を入力するときは
(s3肯定)、車止め制御手段54が前後の車止め2,4,の駆
動部23,41に正転指令を出力して、車止め2,4の停止部2
2,42を起立させ、ロックする(s5)。 また、料金呼び出し手段53はROMの料金テーブルから
第1計時手段による駐車時間に対応する駐車料金を呼び
出し、料金表示部34に表示させる(s6)。貨幣投入口35
から貨幣投入があったとき、又はカード挿入口36から所
定のプリペイドカードの挿入があったとき(s7肯定)
は、貨幣鑑別器37又はカードリーダ38から入力する金額
信号に基づいて金銭処理手段55が現在までの駐車料金の
金額Xと投入額又はカードの残額Yとを比較し、X≦Y
のときは、金銭処理手段55は決済処理を行ない(s8)、
出場可能信号を出力する。 また、車止め制御手段54は上記出場可能信号の出力に
基づいて、車止めの駆動部23,41に逆転指令を出力し
て、車止め2,4の停止部22,42を非起立状態にさせる
(s9)。また、料金収受装置3の筐体32の頂部に設けた
出場警告ランプ6を点灯して、車線を通行する他の車両
等に出場を警告して注意を促す。筐体32の頂部に設けた
場合は、その駐車車両の運転者も出場可能であることを
容易に確認できるので、安全性が向上する。 出場警告ランプ6は、マウンド1の傾斜面11に設けて
もよい効果が得られる。 さらに、制御部310は、車止め2,4を非起立状態にした
時から第2計時手段52により時計計測を開始し
(s10)、その計測時間が所定時間になるまでの間に、
車両感知部33からの感知信号が消滅したか否かを調べる
(s11)。そして、所定時間内に感知信号が消滅した場
合、すなわち、駐車車両が退出したときは、第1計時手
段及び第2計時手段をクリアし(s12)、次の駐車を待
機する。 これに対して、所定時間内に感知信号が消滅しない場
合(s13肯定)は、第1計時手段51により通算駐車時間
を計測し、かつ同時に、料金呼び出し手段53が料金テー
ブルからその通算駐車時間に対応する駐車料金を呼び出
す(s14)。金銭処理手段55は、その通算駐車時間に対
応する駐車料金と、収受した駐車料金とを比較し
(s15)、前者が後者を越えている場合は、非起立状態
にした車止め2,4の駆動部23,41を駆動させて、再び、そ
の車止めを起立状態にする(s16)。 料金ベースで比較することに代えて、通算駐車時間
と、収受した駐車料金に見合う駐車時間とを比較しても
よい。 そして、通算駐車時間の駐車料金と収受した駐車料金
との差額である不足料金を追加支払いすれば、車止めが
非起立状態になって出場可能となる。 通算駐車時間が収受した駐車料金に見合う駐車時間を
未だ越えていない時は、車止めは非起立状態に保持さ
れ、ステップ14に戻る。 料金収受装置は、上記のように駐車時間に対応する駐
車料金の支払いを要求するものに限らず、駐車時間に無
関係に一律の駐車料金を徴収するものであってもよい。 上記本実施例装置によれば、マウンド、車止め及び料
金収受装置の一体連結が可能であり、しかも、ユニット
化されているから、据付前に一体化しておけば設置は容
易で、短期間ででき、隣接する車線などの交通の流れに
与える支障を最小限にすることができる。そして、設置
後はマウンドを境にして通行車線と駐車エリアが明確に
区別されるから、交通安全上からも好ましく、また、マ
ウンド内に車止めの駆動部が収納され、車止めが非起立
状態では、路面から余り突出することがないので、万一
駐車エリア内を自転車、二輪車が走行することがあって
も、安全である。 また、駐車エリアの前方にも車止めを設けた場合は、
その車止めの起立状態と非起立状態を容易に確認できる
から、駐車車両が安全に退出できる。 さらに、料金収受装置がマウンドの前方に立設されて
いるので、運転車が容易に料金表示の確認及び支払いを
行うことができ、かつ、迅速に退出することができる。 さらに、駐車エリアの車線側方にマウンドが突設さ
れ、これに車止めが連結されているから、駐車車両が料
金を支払わずに、側方へ退出することを確実に防止でき
る。
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る駐車装置は、マウンド
と、車止めと、料金収受装置とが一体的に連結されるか
ら、設置は簡単迅速にでき、現場での設置所要期間が非
常に少なくてよいので、隣接する車線などの交通の流れ
に与える支障を最小限にすることができる。 また、マウンドを境として通行車線と駐車エリアが明
確に区別され、交通安全対策にもなるとともに、運転者
の料金表示の確認及び支払いに便利であり、支払い時の
安全も確保される。 さらに、駐車エリアの車線側方にマウンドが突設さ
れ、これに車止めが連結されているから、駐車車両が料
金を支払わずに側方から退出することを防止できるた
め、確実な料金徴収が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の無駐車時の平面図、第2
図はその斜視図、第3図は第1図の断面図、第4図は駐
車中の状態における断面図、第5図は車止めの一例を示
すものであり、(イ)は平面図、(ロ)は設置状態の側
面図、(ハ)は右側面図、(ニ)は起立状態における左
側面図である。 第6図は料金収受装置の要部の正面図、第7図は縦断面
図、第8図は主として制御部の概略構成図、第9図は制
御部の動作を説明するフローチャートである。 1……マウンド、2……車止め、3……料金収受装置、
4……前方の車止め、6……出場警告灯。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両が車線と平行に駐車できる駐車エリア
    を有し、所定駐車料金が支払われるまで駐車車両の前記
    駐車エリアからの退出を阻止する駐車装置であって、 (イ)マウンド、車止め、料金収受装置を有し、 (ロ)前記マウンドは、前記駐車エリアの前記車線側に
    路面より突出して設置され、駐車車両の当該駐車エリア
    の側方からの脱出を防止するものであり、 (ハ)前記車止めは、駆動部と停止部とを有し、停止部
    は駐車車両の駐車エリアからの退出を阻止する起立状態
    と退出を許容する非起立状態との間を移動自在であり、
    前記駆動部は後記料金収受装置の制御部からの制御信号
    (停止信号又は停止解除信号)に基いて前記停止部を起
    立状態と非起立状態とのいずれかに移動させるものであ
    り、 (ニ)前記料金収受装置は、車両感知部と、収受部と、
    制御部とを有し、前記車両感知部は、前記駐車エリアに
    侵入した車両を感知して感知信号を出力するものであ
    り、前記収受部は駐車エリアに進入した車両に対して駐
    車料金の表示と収受を行い、所定駐車料金収受時に決済
    信号を出力するものであり、前記制御部は前記車両感知
    部からの感知信号に基いて前記車止めの駆動部に停止信
    号を出力し、かつ、前記収受部からの決済信号に基いて
    前記駆動部に停止解除信号を出力するものであり、 (ホ)前記車止めは前記駆動部が前記マウンド内に収納
    して連結され、前記料金収受装置は前記マウンドの後端
    部付近に立設されていることを特徴とする駐車装置。
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