JP2618481B2 - 織物糸の表面にパラフィン油を塗布する塗布装置 - Google Patents
織物糸の表面にパラフィン油を塗布する塗布装置Info
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- JP2618481B2 JP2618481B2 JP1112263A JP11226389A JP2618481B2 JP 2618481 B2 JP2618481 B2 JP 2618481B2 JP 1112263 A JP1112263 A JP 1112263A JP 11226389 A JP11226389 A JP 11226389A JP 2618481 B2 JP2618481 B2 JP 2618481B2
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- Japan
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- container
- yarn
- membrane
- filtration membrane
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03J—AUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
- D03J1/00—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
- D03J1/02—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms for treating warp, e.g. cleaning, moistening
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B1/00—Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating
- D06B1/10—Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material
- D06B1/12—Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material by rubbing contact, e.g. with brushes or pads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H71/00—Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring or drying filamentary material as additional measures during package formation
- B65H71/007—Oiling, waxing by applying liquid during spooling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はパラフィン油を織物糸(それはタフト織物繊
維から得られたものであっても、連続した合成繊維から
得られたものであってもよい)に塗布する塗布装置に関
し、詳細にはパラフィン油を織機のような織物機械に供
給する緯糸に塗布するための塗布装置に関するものであ
る。
維から得られたものであっても、連続した合成繊維から
得られたものであってもよい)に塗布する塗布装置に関
し、詳細にはパラフィン油を織機のような織物機械に供
給する緯糸に塗布するための塗布装置に関するものであ
る。
パラフィン油を織物糸に塗布することは紡績において
既知でかなり広く実施されている。この紡績法は一般に
糸を管糸又はリールに巻く前にパラフィンワックスの円
盤又はブロック上をかすめ過ぎるようになすことを含
む。この作業は糸の滑らかさを増し、摩擦係数を減ら
す。
既知でかなり広く実施されている。この紡績法は一般に
糸を管糸又はリールに巻く前にパラフィンワックスの円
盤又はブロック上をかすめ過ぎるようになすことを含
む。この作業は糸の滑らかさを増し、摩擦係数を減ら
す。
織り作業に際しては、現代技術の特徴とする杼無織機
の使用が普及したため緯糸をパラフィン油で処理するこ
とが大いに役立ち、時には必要にさえなっている。特に
空気ジェット織機ではパラフィン油が経糸杼口を吹き通
されるのを容易となし、流体の流れの中で糸を適切に引
張った状態に保ってループで作ったりもつれたりする危
険性を減らす働きをする。
の使用が普及したため緯糸をパラフィン油で処理するこ
とが大いに役立ち、時には必要にさえなっている。特に
空気ジェット織機ではパラフィン油が経糸杼口を吹き通
されるのを容易となし、流体の流れの中で糸を適切に引
張った状態に保ってループで作ったりもつれたりする危
険性を減らす働きをする。
或る場合には、潤滑剤、帯電防止剤その他の化学材料
等によって糸に前処理を施したことに由来する凹凸を除
去するだけで十分である。前記凹凸は1つの管糸から他
方の管糸へ行くときに現われるか又は単一管糸又はリー
ル中に存在していることもある。
等によって糸に前処理を施したことに由来する凹凸を除
去するだけで十分である。前記凹凸は1つの管糸から他
方の管糸へ行くときに現われるか又は単一管糸又はリー
ル中に存在していることもある。
この種の欠点はアセテートビスコースレーヨン糸に生
じることが極めて多い。繊維に残った小量のアセトン残
渣が糸に付いた潤滑剤を管糸の大部分の外層からとその
両端から蒸発させる。それ故特にもし潤滑剤が軽く、即
ち低分子量をもっておれば、同じ管糸から緯糸を挿入す
る間の糸の動作に大きな差異が生じ、従って織り作業に
重大な問題点が生じることになる。
じることが極めて多い。繊維に残った小量のアセトン残
渣が糸に付いた潤滑剤を管糸の大部分の外層からとその
両端から蒸発させる。それ故特にもし潤滑剤が軽く、即
ち低分子量をもっておれば、同じ管糸から緯糸を挿入す
る間の糸の動作に大きな差異が生じ、従って織り作業に
重大な問題点が生じることになる。
このような場合、有効な解決法は少量のパラフィンを
糸に塗布することである。その既知の方法は、リールか
ら巻戻されている糸にワックスのブロック又は円盤の表
面をかすめ過ぎて行かせることである。前記ワックスブ
ロックは固定していても回転していてもよいが、リール
と緯糸供給器の間に置かれる。
糸に塗布することである。その既知の方法は、リールか
ら巻戻されている糸にワックスのブロック又は円盤の表
面をかすめ過ぎて行かせることである。前記ワックスブ
ロックは固定していても回転していてもよいが、リール
と緯糸供給器の間に置かれる。
このシステムは極めて簡単であるという利点はある
が、大きな欠点も含む。事実、糸に前記ブロック又は円
盤の表面をかすめ過ぎて行かせることによって糸にパラ
フィンを塗る方法では均一な満足な塗布は殆んどできな
い。更に緯糸の典型的な移動は間欠的であり、変化する
速度で行なわれるため、ワックスブロックに簡単にみぞ
や凹凸を作り、これらが同じ移動を生じるために糸を切
断することもある。更に処理する糸や繊維の種類に最も
適したワックス組成を選択することにも問題が生じ、ま
たワックスの化学的、物理的特性は糸を空気ジェット織
機内に送り込むためには適していない。
が、大きな欠点も含む。事実、糸に前記ブロック又は円
盤の表面をかすめ過ぎて行かせることによって糸にパラ
フィンを塗る方法では均一な満足な塗布は殆んどできな
い。更に緯糸の典型的な移動は間欠的であり、変化する
速度で行なわれるため、ワックスブロックに簡単にみぞ
や凹凸を作り、これらが同じ移動を生じるために糸を切
断することもある。更に処理する糸や繊維の種類に最も
適したワックス組成を選択することにも問題が生じ、ま
たワックスの化学的、物理的特性は糸を空気ジェット織
機内に送り込むためには適していない。
これらの問題点はワックスの代わりに液体パラフィン
油を使用することによって著しく解決することができ
る。前記油は乳化剤及び/又は帯電防止剤を添加するこ
とができ、更に異なった油を混合することによって粘度
のような重要な特性を調整することができる。
油を使用することによって著しく解決することができ
る。前記油は乳化剤及び/又は帯電防止剤を添加するこ
とができ、更に異なった油を混合することによって粘度
のような重要な特性を調整することができる。
在来既知の液体パラフィンを塗布するための塗布装置
は前記液体用の容器と織物材料の粗糸材又はフェルトの
帯からなり、前記帯が油を容器から毛管作用によって吸
引してそれを移動している糸の外部に直接接触して塗布
する。
は前記液体用の容器と織物材料の粗糸材又はフェルトの
帯からなり、前記帯が油を容器から毛管作用によって吸
引してそれを移動している糸の外部に直接接触して塗布
する。
しかし、この種の装置にはまだ各種の欠点がある。例
えば油量を釣合わせるのが困難であること、従って糸上
に油が均一に分配されないこと、糸が粗糸材の毛深い表
面に捕捉されて切断する可能性があること、特に合成繊
維の糸又は繊条を処理するときには粗糸材の摩耗が急速
に起こること等の欠点がある。
えば油量を釣合わせるのが困難であること、従って糸上
に油が均一に分配されないこと、糸が粗糸材の毛深い表
面に捕捉されて切断する可能性があること、特に合成繊
維の糸又は繊条を処理するときには粗糸材の摩耗が急速
に起こること等の欠点がある。
これらの欠点はすべてパラフィンを織物の糸に塗布す
る本発明の塗布装置により除くことができ、液体パラフ
ィン油を塗布して高速の現代織機の要件を満足させるこ
とによって多くの利点が与えられる。
る本発明の塗布装置により除くことができ、液体パラフ
ィン油を塗布して高速の現代織機の要件を満足させるこ
とによって多くの利点が与えられる。
上記本発明装置はカバーで閉鎖されるパラフィン油用
の少なくとも1つの容器又は入れ物と、前記容器の油内
に下端を突込まれる少なくとも1つの垂直長さ部分と前
記容器カバーの下に置かれる通常は水平の1つの長さ部
分とをもつ少なくとも1つの粗糸材又はフェルトの帯
と、前記容器カバーの下にかつ糸の経路の上方に置かれ
る分配ヘッドを備え、前記ヘッドはろ過膜と粗糸材を前
記ろ過膜に押付ける部材とからなり、前記ろ過膜の面上
に粗糸材が載り、糸は前記膜の外面に下から重なるよう
に通過することに特徴を有する。
の少なくとも1つの容器又は入れ物と、前記容器の油内
に下端を突込まれる少なくとも1つの垂直長さ部分と前
記容器カバーの下に置かれる通常は水平の1つの長さ部
分とをもつ少なくとも1つの粗糸材又はフェルトの帯
と、前記容器カバーの下にかつ糸の経路の上方に置かれ
る分配ヘッドを備え、前記ヘッドはろ過膜と粗糸材を前
記ろ過膜に押付ける部材とからなり、前記ろ過膜の面上
に粗糸材が載り、糸は前記膜の外面に下から重なるよう
に通過することに特徴を有する。
上記装置では、粗糸材の垂直長さ部分の端を突込まれ
るパラフィン油は毛管作用によって前記粗糸材の水平長
さ部分を浸すまで上昇し、ろ過膜を通してこの膜に重な
った糸上に分配され、その際前記膜によって保護された
粗糸材は糸によって応力を与えられない。
るパラフィン油は毛管作用によって前記粗糸材の水平長
さ部分を浸すまで上昇し、ろ過膜を通してこの膜に重な
った糸上に分配され、その際前記膜によって保護された
粗糸材は糸によって応力を与えられない。
ろ過膜は好適にはワイヤ網又は焼結金属外殻体からな
る。
る。
本発明の好適実施例によれば、ろ過膜の形をなす分配
ヘッドは下向きの凸面をもつさら形をなし、粗糸材は実
質上逆U状に配置されて2個の垂直長さ部分が容器の2
個の連通した区画室から油を吸引し、一般に水平の中間
長さ部分が前記さら形の膜の内面と番い、前記容器のカ
バーはねじプラグを含み、前記プラグは前記さら形の表
面と番う形状の表面で内側において終っており、前記粗
糸材の中間長さ部分をろ過膜に対して調節可能の強さで
押付け、その結果油が前記膜を通して糸上に正しい割合
で流入することができる。
ヘッドは下向きの凸面をもつさら形をなし、粗糸材は実
質上逆U状に配置されて2個の垂直長さ部分が容器の2
個の連通した区画室から油を吸引し、一般に水平の中間
長さ部分が前記さら形の膜の内面と番い、前記容器のカ
バーはねじプラグを含み、前記プラグは前記さら形の表
面と番う形状の表面で内側において終っており、前記粗
糸材の中間長さ部分をろ過膜に対して調節可能の強さで
押付け、その結果油が前記膜を通して糸上に正しい割合
で流入することができる。
本発明を図示の好適実施例につき説明する。
パラフィン油塗布装置は糸F上に油を分配させるため
の容器1を含み、これは好適にはU形をなし(第3図の
平面図参照)、2個の区画室2,3をもち、これらの室は
横区画室4によって連結し、液体0(パラフィン油等)
が両区画室2,3内で等レベルLに達するようになす。区
画室4の反対側において、区画室2,3の壁は延長部1Aに
よって連結する(第2図)。
の容器1を含み、これは好適にはU形をなし(第3図の
平面図参照)、2個の区画室2,3をもち、これらの室は
横区画室4によって連結し、液体0(パラフィン油等)
が両区画室2,3内で等レベルLに達するようになす。区
画室4の反対側において、区画室2,3の壁は延長部1Aに
よって連結する(第2図)。
油0のレベルLをチェックできるように半透明プラス
チック材料で作った容器1は頂部を開放しているが、カ
バー5によって閉鎖され、カバーはねじ(図示せず)に
よって固定され、中心にねじプラグ6をもつ。カバー5
は2個のねじ山案内はと目穴7を夫々区画室4の中心
と、延長部1Aの中心に設けられる。ろ過膜8は下向きに
凸面をなす球形のはち形をなし、このろ過膜が前記はと
目穴間の糸Fの経路上でかつはと目穴7間の中間位置で
カバー5と容器1の間に設けられる。前記膜は好適には
ワイヤ網又は焼結した金属外殻体からなる。
チック材料で作った容器1は頂部を開放しているが、カ
バー5によって閉鎖され、カバーはねじ(図示せず)に
よって固定され、中心にねじプラグ6をもつ。カバー5
は2個のねじ山案内はと目穴7を夫々区画室4の中心
と、延長部1Aの中心に設けられる。ろ過膜8は下向きに
凸面をなす球形のはち形をなし、このろ過膜が前記はと
目穴間の糸Fの経路上でかつはと目穴7間の中間位置で
カバー5と容器1の間に設けられる。前記膜は好適には
ワイヤ網又は焼結した金属外殻体からなる。
粗糸材を形成しかつ逆U状に曲げた織物又はフェルト
9の帯は容器1の各区画室2,3内の油内へその垂直長さ
部分の下端を突込み、普通は水平のその中間長さ部分を
膜8上に載せ、ねじプラグ6によってそれに押付けて保
持せしめる。
9の帯は容器1の各区画室2,3内の油内へその垂直長さ
部分の下端を突込み、普通は水平のその中間長さ部分を
膜8上に載せ、ねじプラグ6によってそれに押付けて保
持せしめる。
プラグ6の内端は膜8のようにはち形をなし、プラグ
をカバー5上にねじ込んで、調節可能な圧力をもって粗
糸材9を膜8に押付け、このようにして極めて簡単に前
記膜8上へ流入する油量を釣合わせる。膜8は、粗糸材
9、カバー5内へ収容されるプラグ6の集合体はこうし
て油0を調整できる量で糸F上へ分配させるヘッドを形
成する。
をカバー5上にねじ込んで、調節可能な圧力をもって粗
糸材9を膜8に押付け、このようにして極めて簡単に前
記膜8上へ流入する油量を釣合わせる。膜8は、粗糸材
9、カバー5内へ収容されるプラグ6の集合体はこうし
て油0を調整できる量で糸F上へ分配させるヘッドを形
成する。
はと目穴7によって案内される張力下にある糸Fは分
配ヘッド6,8,9のはち形部材の外面に下からかぶさる経
路に沿って位置する。このため糸Fはろ過膜8の下面の
下をこの膜と密接して(理想的にはパンクチフオームを
なして)丁度粗糸材9によって供給される油が重力によ
って集まる所で移動する。
配ヘッド6,8,9のはち形部材の外面に下からかぶさる経
路に沿って位置する。このため糸Fはろ過膜8の下面の
下をこの膜と密接して(理想的にはパンクチフオームを
なして)丁度粗糸材9によって供給される油が重力によ
って集まる所で移動する。
ろ過膜8は多孔質構造の焼結金属又は薄い穴あけされ
た板で作るか、又は更に簡単にワイヤ網とすることがで
きる。このろ過膜は糸上への油の均一な流れを保証し
て、滑らかな摺動面をもつ糸を提供し、粗糸材9を摩耗
から保護する。
た板で作るか、又は更に簡単にワイヤ網とすることがで
きる。このろ過膜は糸上への油の均一な流れを保証し
て、滑らかな摺動面をもつ糸を提供し、粗糸材9を摩耗
から保護する。
上記の如くして作った油分配ヘッドはカバー5の下部
に置かれ、特に第1,2図に示すように容器1内へ収容さ
れ、前記ヘッドをちりから保護して、それを完全にきれ
いに保つと共に、容器1の特別のU形はちりやその他の
不純物を2個の案内はと目穴7の間の内部経路に沿って
糸Fから自由落下せしめることができる。
に置かれ、特に第1,2図に示すように容器1内へ収容さ
れ、前記ヘッドをちりから保護して、それを完全にきれ
いに保つと共に、容器1の特別のU形はちりやその他の
不純物を2個の案内はと目穴7の間の内部経路に沿って
糸Fから自由落下せしめることができる。
本発明のパラフィン油塗布装置は織り以外の織物作業
にも適用できるけれども、特に高速杼無織機に挿入する
前に緯糸を処理するために設計される。
にも適用できるけれども、特に高速杼無織機に挿入する
前に緯糸を処理するために設計される。
この特別の使用例での本装置の配置を第4図に示す。
10は糸Fの管糸又はリール、1は緯糸供給器11の下流側
に置いたパラフィン油塗布装置(これは前記供給器の付
属品と考えることができる)、12は織り機械又は織機、
13は緯糸供給器と織機12の間に置いた糸触感器である。
10は糸Fの管糸又はリール、1は緯糸供給器11の下流側
に置いたパラフィン油塗布装置(これは前記供給器の付
属品と考えることができる)、12は織り機械又は織機、
13は緯糸供給器と織機12の間に置いた糸触感器である。
上述のパラフィン油塗布装置は勿論本発明の要旨を逸
脱することなく種々の変更を加えることができる。
脱することなく種々の変更を加えることができる。
第1図は本発明装置の断面図で、パラフィン油を塗布さ
れている糸の経路に対して直角方向で切断した図; 第2図は第1図の線II-II上の断面図で、糸を示してお
り、第1図に対して直角方向で切断した図; 第3図は本発明装置を示す、第1図の線III-III上の断
面平面図; 第4図は杼無織機の緯糸供給側において第1〜3図の装
置の配置を示す図である。 1……容器、2,3、4……区画室 5……カバー、6……ねじプラグ 7……はと目穴、8……ろ過膜 9……粗糸材、10……管糸又はリール 11……緯糸供給器、12……織機 13……糸触感器
れている糸の経路に対して直角方向で切断した図; 第2図は第1図の線II-II上の断面図で、糸を示してお
り、第1図に対して直角方向で切断した図; 第3図は本発明装置を示す、第1図の線III-III上の断
面平面図; 第4図は杼無織機の緯糸供給側において第1〜3図の装
置の配置を示す図である。 1……容器、2,3、4……区画室 5……カバー、6……ねじプラグ 7……はと目穴、8……ろ過膜 9……粗糸材、10……管糸又はリール 11……緯糸供給器、12……織機 13……糸触感器
Claims (8)
- 【請求項1】織物糸を滑らかにしてその織り作業を容易
にするように織物糸の表面にパラフィン油等を塗布する
塗布装置において、カバーで閉鎖されるパラフィン油用
の少なくとも1つの容器又は入れ物と、前記容器の油内
に下端を突込まれる少なくとも1つの垂直長さ部分と前
記容器カバーの下に置かれる通常は水平の1つの長さ部
分とをもつ少なくとも1つの粗糸材又はフェルトの帯
と、前記容器カバーの下にかつ糸の経路の上方に置かれ
る分配ヘッドを備え、前記ヘッドはろ過膜と粗糸材を前
記ろ過膜に押付ける部材とからなり、前記ろ過膜の面上
に粗糸材が載り、糸は前記膜の外面に下から重なるよう
に通過することを特徴とする塗布装置。 - 【請求項2】ろ過膜の形をなす前記分配ヘッドは下向き
の凸面をもつはち形をなす、請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項3】ろ過膜がワイヤ網からなる請求項1記載の
塗布装置。 - 【請求項4】ろ過膜が焼結金属外殻体からなる、請求項
1記載の塗布装置。 - 【請求項5】粗糸材は実質上逆U状に配置して、容器の
2個の連通した区画室から油を吸引する2個の垂直長さ
部分と、前記はち形の膜の内面と番う一般に水平の中間
長さ部分とをもつ、請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項6】ろ過膜上に粗糸材を押付ける部材は前記カ
バーのねじプラグとし、前記プラグは前記はち形の膜の
表面と番う形状の表面をもって内側で終ると共に前記粗
糸材の中間長さ部分を前記ろ過膜に調節可能の強さをも
って押付ける、請求項5記載の塗布装置。 - 【請求項7】前記容器は平面視でU形をなす請求項1記
載の塗布装置。 - 【請求項8】糸通路は2個の糸案内によって決められ、
一方の案内は容器内に形成し、他方はその延長部に形成
した、請求項1記載の塗布装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT20461A/88 | 1988-05-05 | ||
IT20461/88A IT1217497B (it) | 1988-05-05 | 1988-05-05 | Dispositivo paraffinatori di fili tessili,in particolare di fili di trama in telai senza navette |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268352A JPH0268352A (ja) | 1990-03-07 |
JP2618481B2 true JP2618481B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=11167303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1112263A Expired - Lifetime JP2618481B2 (ja) | 1988-05-05 | 1989-05-02 | 織物糸の表面にパラフィン油を塗布する塗布装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4972796A (ja) |
EP (1) | EP0340746A1 (ja) |
JP (1) | JP2618481B2 (ja) |
KR (1) | KR960002927B1 (ja) |
CS (1) | CS277448B6 (ja) |
IT (1) | IT1217497B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9400629D0 (sv) * | 1994-02-24 | 1994-02-24 | Jan Andersson | Förfarande och anordning för att åstadkomma glidegenskaper för tråd |
IT1267181B1 (it) * | 1994-12-02 | 1997-01-28 | Lgl Electronics Spa | Dispositivo di lubrificazione del filato di trama per telai di tessitura |
IT240708Y1 (it) * | 1996-05-30 | 2001-04-11 | Roj Electrotex Nuova Srl | Dispositivo per l'applicazione di liquidi a fili tessili |
DE69707875T2 (de) * | 1996-05-30 | 2002-04-11 | Nuova Roj Electrotex S.R.L., Biella | Vorrichtung zum aufbringen von flüssigkeitenauf fäden. |
DE19856086A1 (de) | 1998-12-04 | 2000-06-15 | Iro Patent Ag Baar | Applikator |
US7775324B2 (en) * | 2006-03-23 | 2010-08-17 | Thomas Peter Corden | Treadmill lubrication device |
CN102390758B (zh) * | 2011-07-22 | 2013-07-03 | 朱璟琳 | 一种绕线机 |
CN104562380B (zh) * | 2014-12-31 | 2016-08-24 | 重庆凌达汽车织物有限公司 | 具有三层立体效果的机织面料及其生产方法 |
CN109733959B (zh) * | 2018-12-20 | 2020-12-01 | 蔓莎(苏州)工艺制品有限公司 | 加棉芯机 |
CN111304847A (zh) * | 2020-04-13 | 2020-06-19 | 苏州舒而适纺织新材料科技有限公司 | 一种纺织线润滑装置 |
CN111926491A (zh) * | 2020-08-05 | 2020-11-13 | 湖州可可西里羊绒有限公司 | 一种用于羊绒制品的经丝上油装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE146041C (ja) * | ||||
US1684923A (en) * | 1928-03-03 | 1928-09-18 | Mayer Herman | Apparatus for softening silk, yarn, and the like |
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