JP2617572B2 - 記録カセット - Google Patents
記録カセットInfo
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- JP2617572B2 JP2617572B2 JP1114894A JP11489489A JP2617572B2 JP 2617572 B2 JP2617572 B2 JP 2617572B2 JP 1114894 A JP1114894 A JP 1114894A JP 11489489 A JP11489489 A JP 11489489A JP 2617572 B2 JP2617572 B2 JP 2617572B2
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- Japan
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- recording
- cassette
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Links
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- 210000004905 finger nail Anatomy 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/04—Preventing, inhibiting, or warning against accidental erasing or double recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08714—Auxiliary features
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/0875—Indicating means, e.g. quantity of tape
Description
【発明の詳細な説明】 イ.発明の背景 発明の分野 本発明は記録カセツトのための“記録/非記録”装置
に係り、そして特にテープカセツトレコーダの機構がカ
セツトの記録/非記録状態を感知することを可能にする
ようにカセツトの壁の開口を閉塞するまたは閉塞を解除
する装置に係る。
に係り、そして特にテープカセツトレコーダの機構がカ
セツトの記録/非記録状態を感知することを可能にする
ようにカセツトの壁の開口を閉塞するまたは閉塞を解除
する装置に係る。
関連技術の説明 磁気テープカセツトレコーダは、典型的に、カセツト
の壁に設けた“記録/非記録”開口が閉塞されているか
または閉塞を解除されているかを感知する機構を組込ま
れている。記録/非記録開口が閉塞を解除されていると
きは、記録機能は動作不能にされ、かくして偶然により
消去を防止する。ヒデアキのヨーロツパ特許第0169546
号(日本国特許出願日1984年7月23日に基づいて1985年
7月23日出願)(特開昭61−32285号公報)には、先行
技術による磁気テープビデオカセツトにおいて、記録/
非記録開口が装脱自在のキヤツプを設けられるかまたは
脆弱化された端縁に沿つて部分的カツトアウトを切設す
ることによつて形成されることが記述されている。ヒデ
アキは、前者はキヤツプを喪失する問題を必然的に伴
い、そして後者は新たな記録を行うためには開口を閉じ
る粘着テープのようなものを必要とすると述べている。
また、ヒデアキが指摘するように、どちらの場合におい
ても、カセツトがレコーダにおいて適性位置に在るとき
は開口は隠されているから、カセツトの記録状態を点検
することが難しい。
の壁に設けた“記録/非記録”開口が閉塞されているか
または閉塞を解除されているかを感知する機構を組込ま
れている。記録/非記録開口が閉塞を解除されていると
きは、記録機能は動作不能にされ、かくして偶然により
消去を防止する。ヒデアキのヨーロツパ特許第0169546
号(日本国特許出願日1984年7月23日に基づいて1985年
7月23日出願)(特開昭61−32285号公報)には、先行
技術による磁気テープビデオカセツトにおいて、記録/
非記録開口が装脱自在のキヤツプを設けられるかまたは
脆弱化された端縁に沿つて部分的カツトアウトを切設す
ることによつて形成されることが記述されている。ヒデ
アキは、前者はキヤツプを喪失する問題を必然的に伴
い、そして後者は新たな記録を行うためには開口を閉じ
る粘着テープのようなものを必要とすると述べている。
また、ヒデアキが指摘するように、どちらの場合におい
ても、カセツトがレコーダにおいて適性位置に在るとき
は開口は隠されているから、カセツトの記録状態を点検
することが難しい。
この問題に対するヒデアキの対策は、記録/非記録開
口をカセツトのラベル側まで延長するとともに摺動自在
のプラグ要素を開口に配置することである。コイルばね
が前記プラグ要素を上方へ偏圧するが、記録/非記録開
口を閉塞するためにプラグ要素は下方へ推進されて90゜
回転され得る。プラグ要素がその“非記録”位置に在る
ときは、その上端はカセツトのラベル側と同高になり、
そしてプラグ要素が“記録”位置に在るときは、その上
端はラベル側から引込められ、かくしてカセツトの記録
可能性についての視覚表示を提供する。
口をカセツトのラベル側まで延長するとともに摺動自在
のプラグ要素を開口に配置することである。コイルばね
が前記プラグ要素を上方へ偏圧するが、記録/非記録開
口を閉塞するためにプラグ要素は下方へ推進されて90゜
回転され得る。プラグ要素がその“非記録”位置に在る
ときは、その上端はカセツトのラベル側と同高になり、
そしてプラグ要素が“記録”位置に在るときは、その上
端はラベル側から引込められ、かくしてカセツトの記録
可能性についての視覚表示を提供する。
ヒデアキの記録/非記録機構は、映画及びテレビジヨ
ン技術者協会によつて発表された規格に従つてソニー社
によつて発売されているデイジタルビデオカセツトにお
いて使用されている。前記規格は記録/非記録開口を
“ユーザーホール#1"と呼び、そしてそのプラグ要素が
カセツトのラベル側から視認され且つカセツトの黒色壁
に対し視覚的対照性を有するように緑色であることを要
求している。あいにくなことに、緑色のプラグ要素は両
位置において視認され得そして、急いで点検するとき、
ユーザーはプラグが引つ込められていないのに引つ込め
られている、またはその逆、と偶然思い込むおそれがあ
る。従つて、ソニーのカセツトはプラグ要素をその同高
位置と引込位置との間で切り換えるための特別の用具を
必要とする。
ン技術者協会によつて発表された規格に従つてソニー社
によつて発売されているデイジタルビデオカセツトにお
いて使用されている。前記規格は記録/非記録開口を
“ユーザーホール#1"と呼び、そしてそのプラグ要素が
カセツトのラベル側から視認され且つカセツトの黒色壁
に対し視覚的対照性を有するように緑色であることを要
求している。あいにくなことに、緑色のプラグ要素は両
位置において視認され得そして、急いで点検するとき、
ユーザーはプラグが引つ込められていないのに引つ込め
られている、またはその逆、と偶然思い込むおそれがあ
る。従つて、ソニーのカセツトはプラグ要素をその同高
位置と引込位置との間で切り換えるための特別の用具を
必要とする。
その他の目的のために使用される多数の記録カセツト
においては、カセツトの壁に取付けられた摺動板が記録
/非記録開口を閉塞するまたは閉塞を解除するようにな
されている。
においては、カセツトの壁に取付けられた摺動板が記録
/非記録開口を閉塞するまたは閉塞を解除するようにな
されている。
ロ.発明の摘要 本発明は、従来の記録カセツトとの互換性を有し、し
かも、カセツトがレコーダにおいて適正位置に在る間記
録/非記録状態を表示するいかなる従来装置よりも大き
い信頼性を有し、より容易に使用され、そしてより少な
い費用を以て製作され得る記録/非記録装置を備えた記
録カセツトを提供する。前記仕様によつて要求される通
りに、本発明の記録カセツトはカセツトの下壁とカセツ
トがレコーダにおいて適所に在るとき視認可能である上
壁とを通つて延びる記録/非記録開口を画成するように
形成される。
かも、カセツトがレコーダにおいて適正位置に在る間記
録/非記録状態を表示するいかなる従来装置よりも大き
い信頼性を有し、より容易に使用され、そしてより少な
い費用を以て製作され得る記録/非記録装置を備えた記
録カセツトを提供する。前記仕様によつて要求される通
りに、本発明の記録カセツトはカセツトの下壁とカセツ
トがレコーダにおいて適所に在るとき視認可能である上
壁とを通つて延びる記録/非記録開口を画成するように
形成される。
本発明の記録カセツトは2位置の間の中心枢動可能で
あるラツチによつて独特であり、このラツチの一端はカ
セツトの下壁において記録/非記録開口を閉塞するまた
は閉塞を解除し、一方、このラツチの他端は記録/非記
録状態を表示するため前記可視壁の開口において視認さ
れ得るまたは視認され得ない。前記可視壁と対照的な色
彩のラツチを設けることにより、記録/非記録状態の観
察における過誤は事実上防止される。
あるラツチによつて独特であり、このラツチの一端はカ
セツトの下壁において記録/非記録開口を閉塞するまた
は閉塞を解除し、一方、このラツチの他端は記録/非記
録状態を表示するため前記可視壁の開口において視認さ
れ得るまたは視認され得ない。前記可視壁と対照的な色
彩のラツチを設けることにより、記録/非記録状態の観
察における過誤は事実上防止される。
ハ.詳細な開示 先行技術による摺動プラグは、それがラベル壁面と同
高であることによつて“記録”を表示するとき、より目
立つから、本発明による新規のカセツトはそのラツチの
前記他端が視認されることによつて“非記録”を表示し
そして視認されないことによつて“記録”を表示すると
き、先行技術のデイジタルビデオカセツトに対し両立性
を有する。その視認可能性をさらに向上させるために
は、ラツチの視認される部分は大きくされることが好ま
しく、例えばカセツトの前記可視壁に対し概ね並行して
延びる幅広のフランジにされる。
高であることによつて“記録”を表示するとき、より目
立つから、本発明による新規のカセツトはそのラツチの
前記他端が視認されることによつて“非記録”を表示し
そして視認されないことによつて“記録”を表示すると
き、先行技術のデイジタルビデオカセツトに対し両立性
を有する。その視認可能性をさらに向上させるために
は、ラツチの視認される部分は大きくされることが好ま
しく、例えばカセツトの前記可視壁に対し概ね並行して
延びる幅広のフランジにされる。
本発明に基づくラツチを実施される一好適カセツトに
おいて、その前記可視壁から延びるウエブは部分的に記
録/非記録開口を閉塞し、そしてラツチがその視認可能
位置と視認不能位置との間で枢動されるとき前記フラン
ジが前記ウエブを掩蔽または露出する。これによつてよ
り安全且つ魅力的な外観が提供されるとともに、何かが
記録/非記録開口内に偶然落ち込むことが防止される。
前記フランジの露出面はラツチを枢動させるためにペン
または鉛筆の先端がそのなかに挿入され得るくぼみを形
成される。
おいて、その前記可視壁から延びるウエブは部分的に記
録/非記録開口を閉塞し、そしてラツチがその視認可能
位置と視認不能位置との間で枢動されるとき前記フラン
ジが前記ウエブを掩蔽または露出する。これによつてよ
り安全且つ魅力的な外観が提供されるとともに、何かが
記録/非記録開口内に偶然落ち込むことが防止される。
前記フランジの露出面はラツチを枢動させるためにペン
または鉛筆の先端がそのなかに挿入され得るくぼみを形
成される。
本発明に基づく新規の記録カセツトのラツチは、カセ
ツトの前記可視壁の周囲区域の色彩と対照的な色彩を有
するプラスチツクの単一片として形成され得る。デイジ
タルビデオカセツトの現行仕様を順守するために、プラ
スチツクは緑色であるべきである。
ツトの前記可視壁の周囲区域の色彩と対照的な色彩を有
するプラスチツクの単一片として形成され得る。デイジ
タルビデオカセツトの現行仕様を順守するために、プラ
スチツクは緑色であるべきである。
本発明は、以下において、その図形がすべて概略的で
ある添付図面を参照することによつて一層容易に理解さ
れるであろう。
ある添付図面を参照することによつて一層容易に理解さ
れるであろう。
図示されたデイジタル方式のビデオカセツト10は、そ
れがテープレコーダにおいて適所に位置されているとき
視認可能である幅広のラベル壁即ち上壁12と、前記位置
においては視認され得ない底壁即ち下壁13とを有する。
ビデオカセツト10内には1対のテープリール(図示され
ない)が互いに側対して取付けられ、これらテープリー
ル間には記録/非記録開口が上壁12と下壁13とを通つて
延びるが、上壁12の下に引込めて形成されたウエブ20の
端縁におけるスロツト19において狭搾されている。上壁
12及び下壁13から矩形の区画室22,23がそれぞれ内方へ
延び、これら区画室の開端は前記記録/非記録開口を画
成するように互いに境を接する。
れがテープレコーダにおいて適所に位置されているとき
視認可能である幅広のラベル壁即ち上壁12と、前記位置
においては視認され得ない底壁即ち下壁13とを有する。
ビデオカセツト10内には1対のテープリール(図示され
ない)が互いに側対して取付けられ、これらテープリー
ル間には記録/非記録開口が上壁12と下壁13とを通つて
延びるが、上壁12の下に引込めて形成されたウエブ20の
端縁におけるスロツト19において狭搾されている。上壁
12及び下壁13から矩形の区画室22,23がそれぞれ内方へ
延び、これら区画室の開端は前記記録/非記録開口を画
成するように互いに境を接する。
枢動自在の記録/非記録ラツチ24は1対の中心アーム
25を有し、これら中心アームのおのおのは上位の矩形の
区画室22の開端に設けられたノツチによつて枢動自在に
支持される。記録/非記録ラツチ24の一端は矩形のプラ
グ27であり、前記プラグ27は記録/非記録ラツチ24がそ
の2位置間で枢動されるとき下壁13において記録/非記
録開口を閉塞し得る(第2図)または閉塞を解除し得る
(第1図)。記録/非記録ラツチ24は、その他方の一端
において、ビデオカセツト10の上壁12に対し概ね並行に
延びる広幅のフランジ28を形成される。フランジ28は、
記録/非記録ラツチ24がその2位置間で枢動されけると
き、ウエブ20を掩蔽するかまたは露出する。
25を有し、これら中心アームのおのおのは上位の矩形の
区画室22の開端に設けられたノツチによつて枢動自在に
支持される。記録/非記録ラツチ24の一端は矩形のプラ
グ27であり、前記プラグ27は記録/非記録ラツチ24がそ
の2位置間で枢動されるとき下壁13において記録/非記
録開口を閉塞し得る(第2図)または閉塞を解除し得る
(第1図)。記録/非記録ラツチ24は、その他方の一端
において、ビデオカセツト10の上壁12に対し概ね並行に
延びる広幅のフランジ28を形成される。フランジ28は、
記録/非記録ラツチ24がその2位置間で枢動されけると
き、ウエブ20を掩蔽するかまたは露出する。
記録/非記録ラツチ24は緑色であり、一方、上壁12は
黒色であるから、フランジ28の緑色は、それがウエブ20
を(第1図におけるがごとく)掩蔽するときは、視認さ
れて“非記録”を表示し、そして記録/非記録ラツチ24
が枢動されるときは、ビデオカセツト10の上壁12の下に
隠れ、従つてウエブ20の黒色を露出させて“記録”を表
示する。“記録”と“非記録”は明白に異なる色彩によ
り表示されるから(先行技術において同色の単なる位置
的相異によつて表示されるのとは対照的)、記録状態を
誤つて読取る可能性は事実上除去される。
黒色であるから、フランジ28の緑色は、それがウエブ20
を(第1図におけるがごとく)掩蔽するときは、視認さ
れて“非記録”を表示し、そして記録/非記録ラツチ24
が枢動されるときは、ビデオカセツト10の上壁12の下に
隠れ、従つてウエブ20の黒色を露出させて“記録”を表
示する。“記録”と“非記録”は明白に異なる色彩によ
り表示されるから(先行技術において同色の単なる位置
的相異によつて表示されるのとは対照的)、記録状態を
誤つて読取る可能性は事実上除去される。
ウエブ20の下側は溝30を形成されており、そして記録
/非記録ラツチ24は板ばね32を有し、板ばね32はフラン
ジ28がウエブ20を掩蔽するとき溝30内に嵌合して記録/
非記録ラツチ24を当該位置に釈放可能にロツクするフイ
ンガ33を有する。記録/非記録ラツチ24が枢動されてフ
ランジ28を上壁12の下に引込めるとき、フインガ33は板
ばね32によつてウエブ20の下側面に対し偏圧されて当接
移動し、最後にウエブ20の縁端を通過するとともに撥ね
戻つて、ラツチ24が偶然によつてその“非記録”位置へ
向かつて運動するのを防ぐストツパとして働き得る位置
を占める。しかし、板ばね32はストツパとして機能する
ことを要しない。何故ならば、この機能は記録/非記録
ラツチ24が枢動されてフランジ28を引込めるとき図示さ
れないリブの凹所内に摺動係合するプラグ25上の突起34
によつて提供されるからである。突起34が凹所内に係合
されたとき、記録/非記録ラツチ24はロツクされて偶然
による運動を防止される。
/非記録ラツチ24は板ばね32を有し、板ばね32はフラン
ジ28がウエブ20を掩蔽するとき溝30内に嵌合して記録/
非記録ラツチ24を当該位置に釈放可能にロツクするフイ
ンガ33を有する。記録/非記録ラツチ24が枢動されてフ
ランジ28を上壁12の下に引込めるとき、フインガ33は板
ばね32によつてウエブ20の下側面に対し偏圧されて当接
移動し、最後にウエブ20の縁端を通過するとともに撥ね
戻つて、ラツチ24が偶然によつてその“非記録”位置へ
向かつて運動するのを防ぐストツパとして働き得る位置
を占める。しかし、板ばね32はストツパとして機能する
ことを要しない。何故ならば、この機能は記録/非記録
ラツチ24が枢動されてフランジ28を引込めるとき図示さ
れないリブの凹所内に摺動係合するプラグ25上の突起34
によつて提供されるからである。突起34が凹所内に係合
されたとき、記録/非記録ラツチ24はロツクされて偶然
による運動を防止される。
フランジ28の露出面即ち外面は、それによつて記録/
非記録ラツチ24がその2位置間で枢動され得る筆記具の
尖つた先端部の寸法を有するくぼみ36を形成される。ビ
デオカセツト10の上壁12は、フランジ28がその引込位置
に在るとき前記くぼみ36に対する接近を可能にするよう
に凹所37を形成されている。さらに、フランジ28の外面
には指爪が係合する複数の細い線条38が形成されてお
り、それにより記録/非記録ラツチ24が何らかの道具を
も必要とすることなしに“記録”位置へ枢動されること
を可能にする。しかし、“記録”位置においては線条38
は隠され、従つて“非記録”位置へ戻すように切替える
ためには先の尖つたものの使用が必要になる。
非記録ラツチ24がその2位置間で枢動され得る筆記具の
尖つた先端部の寸法を有するくぼみ36を形成される。ビ
デオカセツト10の上壁12は、フランジ28がその引込位置
に在るとき前記くぼみ36に対する接近を可能にするよう
に凹所37を形成されている。さらに、フランジ28の外面
には指爪が係合する複数の細い線条38が形成されてお
り、それにより記録/非記録ラツチ24が何らかの道具を
も必要とすることなしに“記録”位置へ枢動されること
を可能にする。しかし、“記録”位置においては線条38
は隠され、従つて“非記録”位置へ戻すように切替える
ためには先の尖つたものの使用が必要になる。
例1 第1図及び第2図のデイジタル方式のビデオカセツト
は、その壁をABTS(アクリロニトリルスチレン)樹脂か
ら成形することと、枢動自在の記録/非記録ラツチ24を
アセタール樹脂から成形することとによつて作られた。
その主要寸法は下記の通りである: スロツト19の高さ 1.8 mm 上壁12下方のウエブ20の深さ 2.9 mm フランジ28の厚さ 1.5 mm 溝30の深さ 0.45mm 中心アーム25の直径 1.9 mm 板ばね32の厚さ 1.0 mm 第1図の位置に在るとき、板ばね32及びウエブ20は極
めて殆ど張力を受けておらず、従つて塑性流れは実質的
に生じない。第2図の位置に在るときは張力は突起3と
リブとの間にのみ存在し、その結果、塑性流れは実質的
に生じない。従つて、記録/非記録ラツチ24はビデオカ
セツトの寿命よりおそらく長持ちする。
は、その壁をABTS(アクリロニトリルスチレン)樹脂か
ら成形することと、枢動自在の記録/非記録ラツチ24を
アセタール樹脂から成形することとによつて作られた。
その主要寸法は下記の通りである: スロツト19の高さ 1.8 mm 上壁12下方のウエブ20の深さ 2.9 mm フランジ28の厚さ 1.5 mm 溝30の深さ 0.45mm 中心アーム25の直径 1.9 mm 板ばね32の厚さ 1.0 mm 第1図の位置に在るとき、板ばね32及びウエブ20は極
めて殆ど張力を受けておらず、従つて塑性流れは実質的
に生じない。第2図の位置に在るときは張力は突起3と
リブとの間にのみ存在し、その結果、塑性流れは実質的
に生じない。従つて、記録/非記録ラツチ24はビデオカ
セツトの寿命よりおそらく長持ちする。
第1図は本発明の記録/非記録ラツチをその“非記録”
位置において示すように破断されたデイジタルビデオカ
セツトの一部分の側面図、第2図は記録/非記録ラツチ
がその“記録”位置に在ることを除いて第1図のそれと
同様の図面、第3図は第1図及び第2図に示したビデオ
カセツトの記録/非記録ラツチの斜視図である。 図面上、10……ビデオカセツト、12……上壁、13……下
壁、19……スロツト、20……ウエブ、22,23……区画
室、24……記録/非記録ラツチ、27……プラグ、28……
フランジ、30……溝、32……板ばね、33……フィンガ、
36……くぼみ、37……凹所。
位置において示すように破断されたデイジタルビデオカ
セツトの一部分の側面図、第2図は記録/非記録ラツチ
がその“記録”位置に在ることを除いて第1図のそれと
同様の図面、第3図は第1図及び第2図に示したビデオ
カセツトの記録/非記録ラツチの斜視図である。 図面上、10……ビデオカセツト、12……上壁、13……下
壁、19……スロツト、20……ウエブ、22,23……区画
室、24……記録/非記録ラツチ、27……プラグ、28……
フランジ、30……溝、32……板ばね、33……フィンガ、
36……くぼみ、37……凹所。
Claims (8)
- 【請求項1】カセツト(10)の下壁(13)と、前記カセ
ツト(10)がレコーダの適所に在るとき視認可能である
上壁(12)と、の双方を通つて延びる記録/非記録開口
(22,23)と、2位置間で枢動し得るラツチ(24)とを
設けるように形成され記録カセツト(10)において、前
記ラツチ(24)が枢動された位置に対応して、前記ラツ
チ(24)の一端に在るプラグ(27)がカセツトの下壁
(13)において記録/非記録開口(22,23)を閉塞する
または閉塞を解除し、一方、前記ラツチ(24)の他端
(28)が前記カセツト(10)の前記視認可能の上壁(1
2)内の記録/非記録開口(22)において視認され得る
または視認され得ないことを特徴とする記録カセツト。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の記録カセツト
において、前記ラツチ(24)が前記他端において前記カ
セツト(10)の上壁(12)に対し実質的に並行して延び
る幅広のフランジ(28)を有し、該フランジ(28)が、
視認されるとき、“非記録”を表示しそして前記カセツ
ト(10)の上壁(12)の下へ枢動されて視認されないと
き“記録”を表示することを特徴とする記録カセツト。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の記録カセツト
において、前記カセツト(10)の前記上壁(12)が記録
/非記録開口(22)を部分的に閉じるウエブ(20)を有
し、そして前記ラツチ(24)がその2位置間で枢動され
るとき該ウエブ(20)を掩蔽するまたは露出する前記フ
ランジ(28)を前記ラツチ(24)の前記他端が有するこ
とを特徴とする記録カセツト。 - 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の記録カセツト
において、前記ウエブ(20)の下側が溝(30)を形成さ
れ、そして前記ラツチ(24)が上方へ曲げられたフィン
ガ(33)を有する板ばね(32)を有し、前記フラジン
(28)が前記ウエブ(20)を掩蔽するとき前記フインガ
(33)が溝(30)に嵌合し、それによつて該位置に前記
ラツチ(24)を釈放可能にロツクすることを特徴とする
記録カセツト。 - 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載の記録カセツト
において、前記フランジ(28)の露出面がそれによつて
前記ラツチ(24)が一位置から他位置へ枢動され得る断
絶部分(36)を形成されていることを特徴とする記録カ
セツト。 - 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の記録カセツト
において、前記断絶部分(36)が鋭い先端がそのなかに
挿入されて前記ラツチ(24)を枢動させ得るくぼみから
成ることを特徴とする記録カセツト。 - 【請求項7】特許請求の範囲第5項記載の記録カセツト
において、前記断絶部分(36)が指爪がそれに係合し得
る複数の細い線条から成ることを特徴とする記録カセツ
ト。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項記載の記録カセツト
において、前記ラツチ(24)が前記カセツト(10)の前
記視認可能の上壁(12)の周囲区域の色彩と対照的な色
彩のプラスチツクの単一片であることを特徴とする記録
カセツト。
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