JP2616576B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP2616576B2
JP2616576B2 JP7132209A JP13220995A JP2616576B2 JP 2616576 B2 JP2616576 B2 JP 2616576B2 JP 7132209 A JP7132209 A JP 7132209A JP 13220995 A JP13220995 A JP 13220995A JP 2616576 B2 JP2616576 B2 JP 2616576B2
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laser beam
guide light
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良治 田中
嘉一 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工装置について図面を参
照して詳細に説明する。
【0003】図4は従来のレーザ加工装置の一例を示す
図である。図4に示すレーザ加工装置は、レーザ光源1
と、レーザ光源1から出射される加工用レーザビーム2
と、レーザ光源と同軸上に配置されたガイドレーザ光源
50と、ガイドレーザ光源50から出射されるガイドレ
ーザビーム51と、全体では加工用レーザビーム2とガ
イドレーザビーム51を反射させ真下に向けると共に中
心部分だけ可視光のみを通過させる特殊ダイクロイック
ミラー52と、加工用レーザビーム2とガイドレーザビ
ーム51を集光させる集光レンズ53と、集光レンズ5
3の焦点に置かれたガラス基板30と、ガラス基板30
上に形成されたパターン31と、特殊ダイクロイックミ
ラー52の真上に配置されガイドレーザビーム51によ
るパターン31の像を取り込むためのカメラ54と、カ
メラ54の画像を映すモニタ55とを含んで構成され
る。(例えば、特開昭63−56384号公報参照)次
に、従来の例の手順を図5を参照して説明する。レーザ
加工装置によってガラス基板30上のパターン31の突
起部分32を加工するには、まずガイドレーザビーム5
1を照射してパターン31の像をカメラ54で取り込み
モニタ55上で観察しながら加工用レーザビーム2の照
射位置を決定する。この後、加工用レーザビーム2を照
射してパターン31の突起部分32の加工を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレーザ
加工装置は、加工用レーザビームの照射位置と一致した
ガイドレーザビームは、パターン上では明瞭に観察でき
るが、ガラス基板上では透過してしまって観察すること
ができない。このため、パターンに対するガイドレーザ
ビームの位置認識が困難になり、加工用レーザビームに
よる加工精度が劣化するという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ加工装置
は、加工用レーザビーム射出するレーザ光源と、前記加
工用レーザビームを広げるビームエキスパンダと、前記
加工用レーザビームとは異なる波長のガイド光を投光す
るガイド光照明と、前記ビームエキスパンダを通過した
前記加工用レーザビームの光軸と前記ガイド光の光軸を
一致させるように配置された第一のハーフミラーと、前
記第一のハーフミラーを通過した前記加工用レーザビー
ムと前記ガイド光を所定の形状に成形する可変矩形スリ
ットと、前記可変矩形スリットの開口部から一定の微小
距離だけ離れた外側に配置され前記加工用レーザビーム
を通過させずに前記ガイド光のみを通過させるダイクロ
イックミラーが置かれた参照用開口部と、前記可変矩形
スリットを通過した前記加工用レーザビームと前記可変
矩形スリットと前記参照用開口部を通過したガイド光を
被加工物上に縮小投影する対物レンズと、前記対物レン
ズで投影された前記被加工物の像が形成される結像面に
配置されたCCDカメラと、前記対物レンズの光路中に
配置され前記可変矩形スリットを通過する前記加工用レ
ーザビーム及び前記ガイド光の光路と前記CCDカメラ
の光路に分岐する第二のハーフミラーと、前記CCDカ
メラの画像信号を基に前記被加工物の位置と前記参照用
開口部を通過したガイド光の位置を認識する画像処理装
置と、前記被加工物を搭載する加工ステージと、前記加
工ステージを制御するステージ制御装置と、前記画像処
理装置で得られた前記被加工物の位置と前記参照用開口
部を通過したガイド光の位置から前記加工ステージの位
置補正量を演算しそれを前記ステージ制御装置に出力す
る中央処理装置と、を含んで構成される。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す図である。
図1に示すレーザ加工装置は、加工用レーザビーム2を
出射するレーザ光源1と、加工用レーザビーム2の光路
の開閉を制御する第一のシャッタ3Aと、加工用レーザ
ビーム2を広げるビームエキスパンダ4と、加工用レー
ザビーム2とは異なる波長のガイド光11を投光するガ
イド光照明10と、ガイド光11の光路の開閉を制御す
る第二のシャッタ3Bと、ビームエキスパンダ4を通過
した加工用レーザビーム2の光軸とガイド光11の光軸
を一致させるように配置された第一のハーフミラー12
Aと、第一のハーフミラー12Aを通過した加工用レー
ザビーム2とガイド光11を所定の形状に成形する開口
部20を有する可変矩形スリット5と、開口部20の外
側に一定の微小距離Hだけ離して配置され加工用レーザ
ビーム2を通過させずにガイド光11のみを通過させる
ダイクロイックミラー22が置かれた参照用開口部21
と、開口部20を通過した加工用レーザビーム2及び開
口部20と参照用開口部21を通過したガイド光11
(以下、開口部20を通過したガイド光11を基準ガイ
ド光11A、参照用開口部21を通過したガイド光11
を参照ガイド光11Bとする)をパターン31が形成さ
れたガラス基板30上に縮小投影する対物レンズ6と、
対物レンズ6で投影されたパターン31の像が形成され
る結像面に配置されたCCDカメラ7と、対物レンズ6
の光路中に配置され可変矩形スリット5を通過する加工
用レーザビーム2の光路とCCDカメラ7の光路に分岐
する第二のハーフミラー12Bと、CCDカメラ7の画
像信号を基にパターン31の位置と参照ガイド光11B
の位置を認識する画像処理装置40と、ガラス基板30
を搭載する加工ステージ8と、加工ステージ8を制御す
るステージ制御装置41と、画像処理装置40で得られ
たパターン31の位置と参照ガイド光11Bの位置から
加工ステージ7の位置補正量を演算しそれをステージ制
御装置41に出力する中央処理装置42と、を含んで構
成される。
【0008】次に、実施例の手順を図1から図3までの
図面を参照して説明する。
【0009】図2はガラス基板30上のパターン31に
ガイド光11を照射したときの拡大図である。また、図
3はパターン31にある突起部分32にガイド光11を
当てて基準ガイド光11Aのエッジをパターン31のエ
ッジに合わせたときの拡大図である。このレーザ加工装
置によってガラス基板30上のパターン31の突起部分
32を加工するには、まず第二のシャッタを開いてガイ
ド光11を可変矩形スリット5に照射する。すると、加
工用レーザビーム2の照射位置と一致している基準ガイ
ド光11Aとその外側を囲むように参照ガイド光11B
がガラス基板30上に投影される。この基準ガイド光1
1Aのエッジを突起部分32の上にかぶせ、突起部分3
2以外のところはパターン31のエッジと一致させる。
このときパターン31のエッジと一致させようとする基
準ガイド光11Aのエッジはガラス基板30上にあるの
で透過してしまい不鮮明となるが、外側にある参照ガイ
ド光11Bはパターン31上にあるので明瞭に観察でき
る。この参照ガイド光11Bのエッジと基準ガイド光1
1Aエッジの間隔は一定なので、参照ガイド光11Aの
エッジとパターン31のエッジをCCDカメラ7を通し
て画像処理装置40に取り込み、中央処理装置42に送
って間隔を計算し既知の距離との差異を算出する。算出
された差異を位置補正量としてステージ制御装置41に
送り、加工ステージ8を位置補正量だけ移動させて位置
合わせを行う。この後、第一のシャッタ3Aを開いて加
工用レーザビーム2を照射することで、パターン31に
ある突起部分32をパターン31のエッジに対して高精
度に加工することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明のレーザ加工装置は、ガイド光の
みが投影される参照用のスリットの像を実際に加工され
るスリットの像の外側に形成することにより、常にパタ
ーン上に明瞭なスリットの像を観察することができるの
で、高精度なスリットの像の位置認識が可能となり、レ
ーザ加工精度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の手順を示す断面図である。
【図3】本発明の手順を示す断面図である。
【図4】従来の一例を示すブロック図である。
【図5】従来の手順を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 加工用レーザビーム 3A 第一のシャッタ 3B 第二のシャッタ 4 ビームエキスパンダ 5 可変矩形スリット 6 対物レンズ 7 CCDカメラ 8 加工ステージ 10 ガイド光照明 11,11A,11B ガイド光 12 第一のハーフミラー 12 第二のハーフミラー 20 開口部 21 参照用開口部 22 ダイクロイックミラー 30 ガラス基板 31 パターン 40 画像処理装置 41 ステージ制御装置 42 中央処理装置 50 ガイドレーザ光源 51 ガイドレーザビーム 52 特殊ダイクロイックミラー 53 集光レンズ 54 カメラ 55 モニタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工用レーザビームを射出するレーザ光源
    と、 前記加工用レーザビームを広げるビームエキスパンダ
    と、 前記加工用レーザビームとは異なる波長のガイド光を投
    光するガイド光照明と、 前記ビームエキスパンダを通過した前記加工用レーザビ
    ームの光軸と前記ガイド光の光軸を一致させるように配
    置された第一のハーフミラーと、 前記第一のハーフミラーを通過した前記加工用レーザビ
    ームと前記ガイド光を所定の形状に成形する可変矩形ス
    リットと、 前記可変矩形スリットの開口部から一定の微小距離だけ
    離れた外側に配置され前記加工用レーザビームを通過さ
    せずに前記ガイド光のみを通過させるダイクロイックミ
    ラーが置かれた参照用開口部と、 前記可変矩形スリットを通過した前記加工用レーザビー
    ムと前記可変矩形スリットと前記参照用開口部を通過し
    たガイド光を被加工物上に縮小投影する対物レンズと、 前記対物レンズで投影された前記被加工物の像が形成さ
    れる結像面に配置されたCCDカメラと、 前記対物レンズの光路中に配置され前記可変矩形スリッ
    トを通過する前記加工用レーザビーム及び前記ガイド光
    の光路と前記CCDカメラの光路に分岐する第二のハー
    フミラーと、 前記CCDカメラの画像信号を基に前記被加工物の位置
    と前記参照用開口部を通過したガイド光の位置を認識す
    る画像処理装置と、 前記被加工物を搭載する加工ステージと、 前記加工ステージを制御するステージ制御装置と、 前記画像処理装置で得られた前記被加工物の位置と前記
    参照用開口部を通過したガイド光の位置から前記加工ス
    テージの位置補正量を演算しそれを前記ステージ制御装
    置に出力する中央処理装置と、を含むことを特徴とする
    レーザ加工装置。
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JPH08323489A JPH08323489A (ja) 1996-12-10
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KR100364403B1 (ko) * 2000-02-24 2002-12-11 주식회사 이오테크닉스 물품 가공용 광헤드장치
JP4652929B2 (ja) * 2005-08-18 2011-03-16 船井電機株式会社 インクジェットプリンタ
JP4632248B2 (ja) * 2005-08-30 2011-02-16 パナソニック電工Sunx株式会社 レーザ加工装置
RU2371704C1 (ru) * 2008-07-25 2009-10-27 Государственное Научное Учреждение "Институт Физики Имени Б.И. Степанова Национальной Академии Наук Беларуси" Устройство для контроля лазерных технологических процессов
CN102974936B (zh) * 2012-11-02 2015-04-22 中国人民解放军国防科学技术大学 激光焦点定位系统及将材料定位于激光焦点处的方法
KR102143187B1 (ko) * 2018-06-29 2020-08-10 한국기계연구원 레이저 가공 장치 및 이를 이용한 레이저 가공 방법

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