JP2614921B2 - 2,4,6―三置換―s―トリアジン誘導体,及びその製造方法 - Google Patents

2,4,6―三置換―s―トリアジン誘導体,及びその製造方法

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JP2614921B2
JP2614921B2 JP1171822A JP17182289A JP2614921B2 JP 2614921 B2 JP2614921 B2 JP 2614921B2 JP 1171822 A JP1171822 A JP 1171822A JP 17182289 A JP17182289 A JP 17182289A JP 2614921 B2 JP2614921 B2 JP 2614921B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体、
その製造方法、薬剤としての用途およびそれらを含有す
る医薬組成物に関する。
更に詳しくは、環状アミン基を置換基として有する2,
4,6−三置換−S−トリアジン誘導体およびその製造方
法とその呼吸器系疾患用剤としての用途およびそれを含
有する医薬組成物に関する。
(従来の技術) S−トリアジンの2,4,6位がアミノ基で置換されたメ
ラミン誘導体については古くから知られており、又それ
らは種々の用途に用いられている(参考文献:E.M.Smoli
nら著、The Chemisty of Heterocyclic Compounds,第13
巻,309頁 Interscience Publishers Inc.,(1959))。
さらに、それらのアミノ置換基が環状アミンであるS−
トリアジン誘導体としては例えばピペラジニル−S−ト
リアジン類が知られている(特公昭42−17748号,特開
昭49−76887号,特開昭57−93967号,ベルキー国特許65
5431号など参照)。また、その環状アミンがピペリジン
の例として、例えば、特開昭59−196888号には1−(4,
6−ビスアリルアミノ−2−S−トリアジニル)−4−
プロピオニルオキシピペジン及びその類緑化合物が報告
されている。
更に、アルコキシ基を置換基として有するピペラジニ
ル−S−トリアジン誘導体(オランダ国特許6413349号
参照)やアルキル基を置換基として有するピペラジニル
−S−トリアジン誘導体(フランス国特許2262512号)
などが知られている。
又、これらのS−トリアジン誘導体は種々の薬理作用
例えば、抗アレルギー作用,鎮痛作用,抗炎症作用,冠
血管拡張作用,抗貧血性低酸素作用などを有することが
知られている。(上記参考文献参照)。
本発明者らは2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体
について鋭意研究した結果、従来文献未載の新規な2,4,
6−三置換−S−トリアジン誘導体を見い出し、更に驚
くべきことには、これらの化合物が優れた薬理作用を有
することを知見し本発明に到達した。
(発明の目的) 本発明の目的は、従来文献未載の新規な2,4,6−三置
換−S−トリアジン誘導体およびその製造方法を提供す
ることにある。
更に本発明の別の目的は、この誘導体の薬剤、特に呼
吸器疾患用剤、としての用途およびそれらを含有する医
薬組成物を提供することにある。
(発明の構成) 即ち、本発明は下記式[I] (式中、nは2であり、R1は −Y−A (ここで、YはO,NR3(ただし、R3は水素原子を表わ
す)を表わし、Aは、C3のアルキル基もしくはアル
ケニル基、またはベンジル基を表わす(ただし、YがO
である場合にはAはC3のアルキル基を表わす)。)
で表わされる置換基であり、 R2はアリルアミノ基である。ただし、R1とR2は同時に
同一ではない。また、XはCHR4(ただし、R4はアセトキ
シ基を表わす。)またはNR4(ただし、R4はフッ素原子
で置換されたフェニル基、又はフッ素原子で置換された
ジフェニルメチル基を表わす。)である。) で表わされる2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体、
その製造方法、その用途およびそれを含有する医薬組成
物である。
本発明においで、C1〜6のアルキル基とは、例えば
メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,n−ブチル,s
ec−ブチル,iso−ブチル,tert−ブチル,ペンチル,ヘ
キシル,シクロプロピル,シクロプロピルメチル,シク
ロプロピルエチル,シクロブチル,シクロペンチル,シ
クロヘキシルなどの直鎖状,分岐状また環状のアルキル
基を表わす。
1〜6のアルケニル基とは、例えばアリル,1−メチ
ルアリル,2−メチルアリル,2−ブテニル,1−メチル−2
−ブテニル,1−メチル−2−ブテニル,2−メチル−2−
ブテニル,3−ブテニル,3−メチル−3−ブテニル,2−ペ
ンテニル,1−メチル−2−ペンテニル,3−メチル−2−
ペンテニル,2−ヘキセニル,3−シクロプロピルアリル,3
−シクロヘキセニル,3−シクロペンテニルなどの直鎖
状,分岐状または環状の1ないし2個の二重結合を有す
るアルケニル基を表わす。
C7のアラルキル基としては、例えばベンジル、フ
ェネチル基を列挙することができる。
C1のアルキルアシルオキシ基とは直鎖状、分岐状
もしくは環状のC1のアルキルアシルオキシ基を表わ
し、例えばアセトキシ、プロパノイルオキシ、ペンタノ
イルオキシ、ヘキサノイルオキシキ基等を上げることが
できる。
低級アラルキル基とは、ベンジル、フェネチル、フェ
ニルプロピル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル
基等の1〜3個のフェニル基とC1のアルキル基から
なる低級アラルキル基を表わす。
かかる定義に基づいて上記式[I]で表わされる2,4,
6−三置換−S−トリアジン誘導体について、R1は−Y
−Aで表わされ、YはO(酸素原子),NR3を表わし、A
はC1のアルキル基もしくはアルケニル基、またはC7
のアラルキル基を表わす(ただし、YがOである場
合にはAはC1のアルケニル基を表わす)。NR3にお
けるR3は水素原子を表わす。
かくして、R1は、YがO(酸素原子)のときC1
アルケニルオキシ基を表わし、その好適例としては、例
えばアリルオキシ、2−メチルアリルオキシ、2−メチ
ル−2−ブテニルオキシ等を挙げることができる。
またR1は、YがNR3のとき、アミノ基を表わし、その
好適な具体例としては、メチルアミノ、エチルアミノ、
プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、シクロプロピル
メチルアミノ、アリルアミノ、2−メチルアリルアミ
ノ、ブチルアミノ、tert−ブチルアミノ、ベンジルアミ
ノ等が挙げられる。
R2はアリルアミノ基を表わす。ただし、R1はR2と同時
に同一の置換基ではない。
さらに、XはCHR4またはNR4を表わし、R4はC1
アルキルアシルオキシ基、フッ素原子で置換されたフェ
ニル基、またはフッ素原子で置換された低級アラルキル
基を表わす。R4の好適な具体例としては、R4がC1
アルキルアシルオキシ基の場合には、例えばアセトキ
シ、プロパノイルオキシ、ブタノイルオキシ等が好適な
例として挙げることができる。さらに、4−フルオロフ
ェニル等がフッ素原子で置換されたフェニル基の例とし
て、ビス(4−フルオロフェニル)メチル等がフッ素原
子で置換された低級アラルキル基の好適な例としてそれ
ぞれ挙げることができる。
本発明の2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体は酸
付加体であってもよく、かかる酸としては、例えば塩
酸,臭化水素酸,硫酸,リン酸,硝酸,炭酸などの無機
酸;ギ酸,酢酸,プロピオン酸,クエン酸,コハク酸,
リンゴ酸,シュウ酸,マレイン酸,フマル酸などの有機
カルボン酸;メタンスルホン酸,エタンスルホン酸,ベ
ンゼンスルホン酸,p−トルエンスルホン酸などの有機ス
ルホン酸等が挙げられる。
本発明によれば上記式[I]で表わされる2,4,6−三
置換−S−トリアジン誘導体の好適な具体例として下記
の化合物を挙げることができる。
(1) 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−
メチルアミノ−S−トリアジン (2) 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−
プロピルアミノ−S−トリアジン (3) 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−
シクロプロピルメチルアミノ−S−トリアジン (4) 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−
(2−メチルアリルアミノ)−S−トリアジン (5) 2−アリルアミノ−4−ベンジルアミノ−6−
[4−〔ビス(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−
ピペラジニル]−S−トリアジン (6) 2−アリルアミノ−4−アリルオキシ−6−
[4−〔ビス(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−
ピペラジニル]−S−トリアジン (7) 2−アリルアミノ−4−〔4−(4−フルオロ
フェニル)−1−ピペラジニル〕−6−(2−メチルア
リルアミノ)−S−トリアジン (8) 2−(4−アセトキシ−1−ピペリジニル)−
4−アリルアミノ−6−プロピルアミノ−S−トリアジ
ン (9) 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチル〕−1−ピペリジニル]−6−
プロピルアミノ−S−トリアジン 本発明によれば、下記式[II] で表わされるハロゲン化S−トリアジン誘導体と一般式
[III] で表わされる環状アミンを反応させることにより前記式
[I]で表わされる2,4,6−三置換−S−トリアジン誘
導体、およびその薬学的に許容される酸付加体を製造す
ることができる。
上記式[II]で表わされるハロゲン化S−トリアンジ
ン誘導体[式中、R1およびR2は前記式[I]の定義と同
じ意味を表わし、Zはハロゲン原子を表わす。]は、そ
れ自体公知であるか、あるいは公知の方法に準じて製造
することができる[参考文献:W.H.Pearlman et.al.,Jou
rnal of American Chemical Society 70,3726(194
8)]。かかるハロゲン化S−トリアジン誘導体のハロ
ゲン原子としては、塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子等
あげられるが、これらの原子は反応性に富んでおり、上
記式[III]で表わされる環状アミン類[式中、nおよ
びXは前記式[I]の定義と同じ意味を表わす]と反応
させることにより目的とする前記式[I]で表わされる
環状アミノ基を置換基として有する2,4,6−三置換−S
−トリアジン誘導体を製造することができる。
上記式[III]で表わされる環状アミン類はそれ自体
公知であるかあるいは公知の方法によって製造すること
ができる。かかるアミン類として好適な具体例として
は、XがCHR4のとき、4−アセトキシピペリジン,4−フ
ェニルピペリジン,4−(4−フルオロフェニル)ピペリ
ジン,4−(4−フルオロベンジル)ピペリジン,4−(4
−クロロベンジル)ピペリジン,4−[ビス(4−フルオ
ロフェニル)メチル]ピペリジンなどを挙げることがで
きる。
同様に、XがNR4のときの好適な環状アミン類の具体
例として、例えば、N−フェニルピペラジン,N−(4−
フルオロフェニル)ピペラジン,N−(4−フルオロベン
ジル)ピペラジン,N−(4−クロロベンジル)ピペラジ
ン,N−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラ
ジン,N−アセチルピペラジン,N−フェニルアセチルピペ
ラジン,N−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ペ
ルヒドロジアゼピンなどを挙げるることができる。
上記反応条件としては、例えば上記式[II]で表わさ
れるハロゲン化S−トリアンジン誘導体1当量と上記式
[III]で表わされる環状アミン類1〜30当量とを所望
により塩基の存在下で反応させるのが好ましい。塩基と
しては例えば水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,炭酸
ナトリウム,炭酸カリウム等の無機塩基;またはトリエ
チルアミン,ジエチルアニリン,ジメチルアニリン,ピ
リジン等の有機塩基をあげることができる。
反応温度としては−20乃至200℃,好ましくは室温乃
至150℃の温度範囲である。
反応溶媒としては不活性溶媒、例えばジクロロメタ
ン,クロロホルム,トリクロロエタン,4塩化炭素,等の
ハロゲン化炭化水素類;ベンゼン,トルエン,キシレン
等の芳香族炭化水素類;エタノール,イソプロピルアル
コール,ブタノール,tert−ブタノール等のアルコール
類;ジエチルエーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサ
ン等のエーテル類;またはジメチルホルムアミド,ジメ
チルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒等をあげる
ことができる。
反応時間としては、通常48時間内である。
反応後、通常の単離精製操作、すなわち抽出,再結
晶,クロマトグラフィー等を行うことにより目的とする
上記式[I]で表わされる2,4,6−三置換−S−トリア
ジン誘導体を製造することができる。
また本発明では前記式[I]で表わされる2,4,6−三
置換−S−トリアジン誘導体、またはその薬学的に許容
される酸付加体を有効成分とする呼吸器疾患用剤が提供
される。
すなわち、本発明によればかかる2,4,6−三置換−S
−トリアジン誘導体は、呼吸器系器官に作用し、肺にお
ける呼吸機能を高めて動脈血中の酸素分圧(PaO2)を上
昇させる作用を有する。
一方、多くの呼吸器系疾患においては、PaO2が低下す
ることが知られ、疲労感,息切れ,息苦しさをはじめ重
篤な場合には呼吸困難,チアノーゼ,意識障害を呈す
る。そのため従来からこれら呼吸器系疾患によって低下
したPaO2を上昇改善する薬剤が求められていた。本発明
によって提供される2,4,6−三置換−S−トリアジン誘
導体は高い有効性と安全性を持つ薬剤としてかかる呼吸
器系諸疾患の治療に用いることができる。
本発明によれば、2,4,6−三置換−S−トリアジン誘
導体の薬理作用は、実験動物を用いた急性呼吸不全病態
モデルによってその効果を明らかにすることができる。
かかる病態モデル動物に本発明によって提供される2,4,
6−三置換−S−トリアジン誘導体、または、その酸付
加体を経口的または非経口的に投与し、一定時間後に動
脈血を採取し、血液ガス分析装置にてPaO2を測定する
と、投与前値に比して著明なPaO2上昇作用が観察され
た。
本発明の2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体は経
口的に、あるいは静脈内,皮下,筋肉内,経皮,直腸内
等の非経口的に投与することができる。
経口投与の剤型としては、例えば錠剤,丸剤,顆粒
剤,散剤,懸濁剤,カプセル剤などが挙げられる。
錠剤の形態にするには、例えば乳糖,デンプン,結晶
セルロースなどの賦形剤;カルボキシメチルセルロー
ル,メチルセルロース,ポリビニルピロリドンなどの結
合剤;アルギン酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム,ラ
ウリル硫酸ナトリウムなどの崩壊剤等を用いて通常の方
法により成形することができる。
丸剤,散剤,顆粒剤も同様に上記の賦形剤等を用いて
通常の方法によって成形することができる。溶剤,懸濁
剤は、例えばトリカプリリン,トリアセチンなどのグリ
セリンエステル類,エタノール等のアルコール類などを
用いて通常の方法によって成形される。カプセル剤は顆
粒剤,散剤あるいは液剤などをゼラチンなどのカプセル
に充填することによって成形される。
皮下,筋肉内,静脈内投与の剤型としては、水性ある
いは非水性溶液剤などの形態にある注射剤がある。水性
溶液剤は例えば生理食塩水などが用いられる。非水溶性
溶液剤は、例えばプロピレングリコール,ポリエチレン
グリコール,オリーブ油,オレイン酸エチルなどが用い
られ、これらに必要に応じて防腐剤,安定剤などが添加
される。注射剤はバクテリア保留フィルターをとおす濾
過,殺菌剤の配合等の処理を適宜行うことによって無菌
化される。
経皮投与の剤型としては、例えば軟膏剤,クリーム剤
などが挙げられ、軟膏剤はヒマシ油,オリーブ油などの
脂肪油;ワセリン等を用いて、クリーム剤は脂肪油;ジ
エレンジグリコール,ソルビタンモノ脂肪酸エステルな
どの乳化剤を用いて通常の方法によって成形される。
直腸投与のためには、ゼラチンソフトカプセルなどの
通常の坐剤が用いられる。
本発明の2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体の投
与量は、疾患の種類,投与経路,疾患の年齢,性別,疾
患の程度などによって異なるが、通常成人一人あたり1
〜100mg/日である。
(実施例) 以下実施例により本発明を詳述する。
実施例1 2−アリルアミノ−4−[4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−プロピル
アミノ−S−トリアジンおよびその塩酸塩 2−アリルアミノ−4−クロロ−6−プロピルアミノ
−S−トリアジン1.0g(4.39mmol)を乾燥DMF10ml(モ
レキュラー・シーブ4Aにて一晩乾燥したものを使用し
た。以下同様)に溶解し、N−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチル]ピペラジン1.39g(4.83mmol)と無水
炭酸カリウム730mg(5.27mmol)を加えて80℃にて1.5時
間撹拌した。放冷後、水100mlにて希釈し酢酸エチルで
抽出した(50ml×2)。酢酸エチル層を飽和食塩水にて
洗浄した後無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧
下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出液:ヘキサン−酢酸エチル=5:2)にて精製す
ることにより、目的とする2−アリルアミノ−4−[4
−〔ビス(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−ピペ
ラジニル]−6−プロピルアミノ−S−トリアジン(油
状物質)が1.82g(81%)得られた。
この物理化学的物性値は下記の通りである。
NMR(CDCl3)δ ppm: 7.45−6.8(m,8H) 6.2−5.65(m,1H) 5.35−4.95(m,2H) 4.75(br−'s,2H) 4.22(s,1H) 4.05−3.85(m,2H) 3.75(t−like,4H,J=5Hz) 3.3(q,2H,J=7Hz) 2.35(t−like,4H,J=5Hz) 1.8−1.35(m,2H) 0.95(t,3H,J=7Hz) br−s:ブロードシングレット 上記目的物に塩化水素−エーテル溶液を加えることに
より対応する塩酸塩(m.p.133〜8℃)が得られた。
実施例2 2−(4−アセトキシ−1−ピペリジニル)−4−アリ
ルアミノ−6−プロピルアミノ−S−トリアジン 2−アリルアミノ−4−クロロ−6−プロピルアミノ
−S−トリアジン2.28g(10.0mmol)を乾燥DMF30mlに溶
解し4−アセトキシピペリジン1.58g(11.0mmol)とト
リエチルアミン1.01g(10.0mmol)を加えて100℃にて2
時間撹拌した。放冷後、減圧下溶媒を留去し、水 200m
lにて希釈しエーテルで抽出した(100ml×2)。エーテ
ル層を飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出液,塩化メチレン:
酢酸エチル=9:2)にて精製することにより、目的とす
る2−(4−アセトキシ−1−ピペリジニル)−4−ア
リルアミノ−6−プロピルアミノ−S−トリアジンが2.
32g(69.5%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 6.2−5.65(m,1H) 5.3−4.8(m,5H) 4.3−3.8(m,4H) 3.55−3.2(m,4H) 2.06(s,3H) 1.9−1.35(m,6H) 0.95(t,3H,J=7Hz) 実施例3 2−アリルアミノ−4−[4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチル]−1−ピペリジニル]−6−プロピル
アミノ−S−トリアジン 2−アリルアミノ−4−クロロ−6−プロピルアミノ
−S−トリアジン2.40g(10.0mmol)を乾燥DMF30mlに溶
解し、4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピ
ペリジン3.16g(11.0mmol)と無水炭酸カリウム1.38mg
(10.0mmol)を加えて85℃にて4時間撹拌した。放冷
後、減圧下溶媒を留去し、水200mlにて希釈しエーテル
で抽出した(100ml×2)。エーテル層を飽和食塩水に
て洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒
を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液:ヘキサン−酢酸エチル=3:1)にて
精製することにより目的とする2−アリルアミノ−4−
[4−〔ビス(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−
ピペリジニル−6−プロピルアミノ−S−トリアジンが
4.12g(86.1%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 7.6−6.9(m,8H) 6.2−5.65(m,1H) 5.35−5.0(m,2H) 5.0−4.6(m,4H) 4.05−3.8(m,2H) 3.3(q,2H,J=7Hz) 2.9−2.4(m,3H) 1.8−1.1(m,7H) 0.95(t,3H,J=7Hz) 実施例4 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−シクロプ
ロピルメチルアミノ−S−トリアンジンおよびその塩酸
塩 2−アリルアミノ−4−クロロ−6−シクロプロピル
メチルアミノ−S−トリアジン2.40g(10.0mmol)を乾
燥DMF30mlに溶解し、N−[ビス(4−フルオロフェニ
ル)メチル]ピペラジン3.17g(11.0mmol)と無水炭酸
カリウム1.38g(10.0mmol)を加えて100℃にて2時間撹
拌した。放冷後、減圧下溶媒を留去し、水200mlにて希
釈しエーテルで抽出した(100ml×2)。エーテル層を
飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン−酢酸エチル
=5:1→3:1)にて精製し、さらにイソプロピルアルコー
ルから再結晶することにより、目的とする2−アリルア
ミノ−4−[4−〔ビス(4−フルオロフェニル)メチ
ル〕−1−ピペラジニル]−6−シクロプロピルメチル
アミノ−S−トリアジン(無色プリズム晶)が3.95g(8
0.3%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 7.45−6.8(m,8H) 6.1−5.6(m,1H) 5.3−4.65(m,4H) 4.22(s,1H) 3.96(t−like,2H,J=6Hz) 3.75(t−like,4H,J=5Hz) 3.17(t,2H,J=6Hz) 2.35(t−like,4H,J=5Hz) 1.2−0.75(m,1H) 0.6−0.3(m,2H) 0.3−0.05(m,2H) 上記目的物を塩化水素−エーテル溶液にて粗塩酸塩と
してさらにイソプロピルアルコールから再結晶すること
により塩酸塩(無色板状結晶,m.p.168〜178℃)が得ら
れた。
実施例5 2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−6−(2−メ
チルアリルアミノ)−S−トリアジンおよびその塩酸塩 2−アリルアミノ−4−クロロ−6−(2−メチルア
リルアミノ)−S−トリアジン2.40g(10.0mmol)を乾
燥DMF30mlに溶解し、N−[ビス(4−フルオロフェニ
ル)メチル]ピペラジン3.17g(11.0mmol)と無水炭酸
カリウム1.38g(10.0mmol)を加えて150℃にて2時間撹
拌した。放冷後、減圧下溶媒を留去し、水200mlにて希
釈しエーテルで抽出した(100ml×2)。エーテル層を
飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム:メタノ
ール=20:1)にて精製し、さらにイソプロピルアルコー
ル−ジクロロエタン(少量)から再結晶することによ
り、目的とする2−アリルアミノ−4−[4−〔ビス
(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニ
ル]−6−(2−メチルアリルアミノ)−S−トリアジ
ン(無色プリズム晶)が4.0g(81.3%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 7.45−6.8(m,8H) 6.1−5.6(m,1H) 5.3−4.95(m,2H) 4.9−4.6(m,4H) 4.23(s,1H) 4.05−3.8(m,4H) 3.74(t−like,4H,J=5Hz) 2.35(t−like,4H,J=5Hz) 1.73(s,3H) 上記目的物を塩化水素−エーテル溶液にて粗塩酸塩と
し、さらにイソプロピルアルコールから再結晶すること
により塩酸塩(m.p.166〜175℃を得た。
実施例6 2−アリルアミノ−4−[4−(4−フルオロフェニ
ル)−1−ピペラジニル]−6−(2−メチルアリルア
ミノ)−S−トリアジン 2−アリルアミノ−4−クロロ−6−(2−メチルア
リルアミノ)−S−トリアジン2.40g(10.0mmol)をn
−ブタノール30mlに溶解し、N−(4−フルオロフェニ
ル)ピペラジン2.03g(11.0mmol)と無水炭酸カリウム
1.38g(10.0mmol)を加えて8時間加熱還流した。放冷
後、減圧下溶媒を留去し、水200mlにて希釈し酢酸エチ
ルで抽出した(100ml×2)。酢酸エチル層を飽和食塩
水にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出液,ヘキサン:酢酸エチル=5:1)
にて精製することにより、目的とする2−アリルアミノ
−4−[4−(フルオロフェニル)−1−ピペラジニ
ル]−6−(2−メチルアリルアミノ)−S−トリアジ
ンが3.39g(88.4%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 7.15−6.8(m,4H) 6.1−5.6(m,1H) 5.3−4.95(m,2H) 4.9−4.6(m,4H) 4.05−3.8(m,4H) 3.75−3.6(m,4H) 3.2−3.0(m,4H) 1.73(s,3H) 実施例7 2−アリルアミノ−4−ベンジルアミノ−6−[4−
〔ビス(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラ
ジニル]−S−トリアジン 2−アリルアミノ−4−ベンジルアミノ−6−クロロ
−S−トリアジン2.76g(10.0mmol)を乾燥DMF30mlに溶
解し、N−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピ
ペラジン3.17g(11.0mmol)と無水炭酸カリウム1.38g
(10.0mmol)を加えて100℃にて4時間撹拌した。放冷
後、減圧下溶媒を留去し、水200mlにて希釈しエーテル
で抽出した(100ml×2)。エーテル層を飽和食塩水に
て洗浄した後無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を
減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出液:ヘキサン−酢酸エチル=3:1→5:1)に
て精製することにより目的とする2−アリルアミノ−4
−ベンジルアミノ−6−[4−〔ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチル〕−1−ピペラジニル]−S−トリアジ
ンが3.95g(74.5%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 7.4−6.8(m,13H) 6.05−5.6(m,1H) 5.25−4.7(m,4H) 4.53(d,2H,J=6Hz) 4.24(s,1H) 3.96(t−like,2H,J=6Hz) 2.75(t−like,4H,J=5Hz) 2.36(t−like,4H,J=5Hz) 実施例8 2−アリルアミノ−4−アリルオキシ−6−[4−〔ビ
ス(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニ
ル]−S−トリアジンおよびその塩酸塩 2−アリルアミノ−4−アリルオキシ−6−クロロ−
S−トリアジン2.27g(10.0mmol)を乾燥DMF30mlに溶解
し、N−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペ
ラジン3.17g(11.0mmol)と無水炭酸カリウム1.38g(1
0.0mmol)を加えて60℃にて5時間撹拌した。放冷後、
減圧下溶媒を留去し、水200mlにて希釈し酢酸エチルで
抽出した(100ml×2)。酢酸エチル層を飽和食塩水に
て洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒
を減圧下留去した。残りをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液:ヘキサン−酢酸エチル=5:1)にて
精製し、さらにイソプロピルアルコール−ジクロロエタ
ン(少量)から再結晶することにより、目的とする2−
アリルアミノ−4−アリルオキシ−6−[4−〔ビス
(4−フルオロフェニル)メチル〕−1−ピペラジニ
ル]−S−トリアジン(無色プリズム晶)が3.96g(85.
5%)得られた。
物性値 NMR(CDCl3)δ ppm: 7.45−6.8(m,8H) 6.2−5.6(m,2H) 5.4−4.85(m,5H) 4.8−4.6(m,2H) 4.23(s,1H) 4.1−3.85(m,2H) 3.78(t−like,4H,J=5Hz) 2.36(t−like,4H,J=5Hz) 上記目的物を塩化水素−エーテル溶液にて粗塩酸塩と
し、さらにイソプロピルアルコールから再結晶すること
により塩酸塩を得た。
塩酸塩m.p.169〜175℃ 実施例9 動脈血中酸素分圧(PaO2)上昇作用の測定 体重約300gの雄性Wistar系ラットをウレタン麻酔し
(i.p.),気道および股動脈にカニューレを挿入した。
気道からコーンオイル−炭末懸濁液(30〜100μm,10mg/
ml)を注入し、呼吸不全状態(PaO250〜60Torr)とし
た。本呼吸不全モデル動物に本発明によって提供された
化合物(被検物質)を0.1mg/kg/minで10分間静脈内に持
続注入した時のPaO2の上昇活性(ΔPaO2)を測定した。
結果は第1表に示した通りである。
なお、被検化合物のLD50は、いずれも2g以上/kg(マ
ウス)であった。
実施例10 錠剤の製造 実施例1の化合物を3mg含有する錠剤を下記処方によ
り製造した。
実施例1化合物 3mg ラクトース 87mg デンプン 30mg ステアリン酸マグネシウム 2mg 実施例11 注射剤の製造 1ml中に実施例1の化合物を0.05mg含有する注射用溶
液を下記処方により製造した。
実施例1化合物 5mg 食塩 900mg 注射用蒸溜水 100ml
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 251/70 C07D 251/70 (72)発明者 山崎 登 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝 人株式会社東京研究センター内 (72)発明者 山口 久夫 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝 人株式会社東京研究センター内 (56)参考文献 特開 昭58−180482(JP,A) 特開 昭58−92614(JP,A) 特開 昭49−76887(JP,A) 特公 昭49−39826(JP,B1)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[I] (式中、nは2であり、R1は −Y−A (ここで、YはO,NR3(ただし、R3は水素原子を表わ
    す)を表わし、Aは、C3のアルキル基もしくはアル
    ケニル基、またはベンジル基を表わす(ただし、YがO
    である場合にはAはC3のアルキル基を表わす)。)
    で表わされる置換基であり、 R2はアリルアミノ基である。ただし、R1とR2は同時に同
    一ではない。また、XはCHR4(ただし、R4はアセトキシ
    基を表わす。)またはNR4(ただし、R4はフッ素原子で
    置換されたフェニル基、又はフッ素原子で置換されたジ
    フェニルメチル基を表わす。)である。) で表わされる2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体、
    およびその薬学的に許容される酸付加体。
  2. 【請求項2】一般式[II] (式中、R1は −Y−A (ここで、YはO,NR3(ただし、R3は水素原子を表わ
    す)を表わし、Aは、C3のアルキル基もしくはアル
    ケニル基、またはベンジル基を表わす(ただし、YがO
    である場合にはAはC3のアルキル基を表わす)。)
    で表わされる置換基であり、 R2はアリルアミノ基である。ただし、R1とR2は同時に同
    一ではない。Zはハロゲン原子を表わす。) で表わされるハロゲン化S−トリアジン誘導体を一般式
    [III] (式中、nは2であり、XはCHR4(ただし、R4はアセト
    キシ基を表わす。)またはNR4(ただし、R4はフッ素原
    子で置換されたフェニル基、又はフッ素原子で置換され
    たジフェニルメチル基を表わす。)である。) で表わされる環状アミンと反応させることを特徴とする
    請求項1記載の2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導
    体、およびその薬学的に許容される酸付加体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】Zが塩素原子であることを特徴とする請求
    項2記載の2,4,6−三置換−S−トリアジン誘導体、お
    よびその薬学的に許容される酸付加体の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の2,4,6−三置換−S−トリ
    アジン誘導体、またはその薬学的に許容される酸付加体
    を有効成分とする呼吸器系疾患用剤。
  5. 【請求項5】請求項1記載の2,4,6−三置換−S−トリ
    アジン誘導体、またはその薬学的に許容される酸付加体
    の有効量と薬学的に許容される担体とから成る呼吸器疾
    患治療用の医薬組成物。
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