JP2614295B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2614295B2
JP2614295B2 JP63322574A JP32257488A JP2614295B2 JP 2614295 B2 JP2614295 B2 JP 2614295B2 JP 63322574 A JP63322574 A JP 63322574A JP 32257488 A JP32257488 A JP 32257488A JP 2614295 B2 JP2614295 B2 JP 2614295B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光プリンタ、特に、露光手段を有する装置
本体に対して着脱自在であって感光体を内包するプロセ
スカートリツジを備えて構成されており、前記露光手段
はLEDヘツドやLCDヘツド等の手段である光プリンタのプ
ロセスカートリツジ及びプリンタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の光プリンタは、例えば感光体への結像
スポツトの形状を正確に保つ目的で、LEDヘツド等の露
光手段に感光体と接する突き当てコロを備えている。第
6図は、このような突き当てコロを備えたLEDヘツドの
従来例を示す図であり、同図において、1は感光体ドラ
ム、Cは感光体ドラム1を内包しているプロセスカート
リツジである。
LEDヘツドは、LEDアレイ基盤5、LEDアレイ基盤5上
に設けられたLEDアレイ発光部6、集束性ロツドレンズ
7、集束性ロツドレンズ7を支持するための左右両方の
支持部材8、LED駆動回路基板10によって構成される。
LEDアレイ基盤5には左右両方に孔が設けられてお
り、突き当てコロ50の支持部材と板ばね54をネジ52でと
めている。板ばね54は装置本体内の板金55にもネジ53に
よってとめられている。この突き当てコロ50が感光体ド
ラム1と接触することにより、LEDヘツドと感光体ドラ
ム1との距離が一定になっている。
しかしながら、上記従来例では、突き当てコロは、LE
Dヘツドの構成部品が増えることでコストが高くなるば
かりか、感光体ドラムと接触しているため、次のような
欠点があった。
(1)長時間使用すれば、突き当てコロが摩耗し、LED
ヘツドと感光体との距離が短くなり、所望のスポット径
を得られなくなる。
(2)感光体ドラムの振動がLEDヘツドに伝わり、画像
に影響を与える。
前述のような問題点を解決すべく、本発明者は、露光
手段を有する装置本体と、装置本体に対して着脱自在で
あり少なくとも前記露光手段により露光される感光体を
内包するプロセスカートリツジとを備え、プロセスカー
トリツジを装置本体に装着した時に、前記露光手段の一
部とプロセスカートリッジの外装の一部とが接触するこ
とにより露光手段と感光体との距離を定める位置決め手
段を設けた(現在、提案中であり、公知でない)光プリ
ンタを既に提案している。
このような構成の光プリンタに用いるプロセスカート
リツジは、露光手段であるLEDヘツドと接するプロセス
カートリツジ外装の接触点近傍は、露光手段との位置決
めを行なうため、±0.1mm程度の寸法精度が必要であ
り、また、露光手段との接触状態を安定させるため、そ
の表面状態も滑らかな状態に保つことが望ましい。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、プロセスカートリツジは装置本体から
取り出し、プロセスカートリツジ単体として置く場合が
あるが、その時に、位置決め部が他のものと接触するこ
とで、変形、損傷して、±0.1mm程度の寸法精度がでな
くなり、装置本体に装着した時に、感光体上に所望の結
像スポツトが形成できず、画質を低下させてしまう。ま
た、その表面状態も滑らかでなくなると、露光手段との
接触状態が不安定になり、プロセスカートリツジや、露
光手段が振動することで、ピツチむらを生じる原因にも
なる。
〔問題点を解決するための手段(及び作用)〕
本発明は、弾性部材によって揺動可能に支持され、感
光体ドラムに露光を行うための露光手段と、ドラム駆動
ギアと、プロセスカートリッジを装着するための装着部
と、を備えた画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
ートリッジであって、感光体ドラムと、前記ドラム駆動
ギアと噛合して、装置本体から前記感光体ドラムを回転
させるための駆動力を受けるためのドラムギアと、前記
感光体ドラムに作用するプロセス手段と、前記感光体ド
ラムとプロセス手段とを支持する外装と、前記プロセス
カートリッジが前記装置本体に設けられた装着部に装着
された際に、前記露光手段の一部と接触して、前記弾性
部材の弾性力に抗して前記露光手段の位置決めを行うた
めの、前記外装に設けられた凹み部分であって、前記プ
ロセスカートリッジを前記装着部へ装着する際の装着方
向前方に設けられた位置決め部と、を有し、前記装着部
に対して、前記露光手段の光軸方向とほぼ同じ方向に着
脱するように構成した、及び、前記ドラム駆動ギアの圧
力角方向と前記露光手段の光軸方向とがほぼ直交するよ
うに構成した、及び、前記プロセスカートリッジを平面
上に置いた際に前記位置決め部が前記平面と接触しない
ように構成したことを特徴とするプロセスカートリッジ
であるので、プロセスカートリツジを装置本体から取り
出し単体として置いた時に、前記接触部が他のものと触
れることによる変形および損傷が発生しない。
またさらに他の本発明は、プロセスカートリッジを着
脱可能で、転写材に画像を形成するための画像形成装置
において、a、弾性部材によって揺動可能に支持され、
感光体ドラムに露光を行うための露光手段と、ドラム駆
動ギアと、感光体ドラムと、前記ドラム駆動ギアと噛合
して、装置本体から前記感光体ドラムを回転させるため
の駆動力を受けるためのドラムギアと、前記感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記感光体ドラムとプロ
セス手段とを支持する外装と、前記プロセスカートリッ
ジが前記装置本体に装着された際に、前記露光手段の一
部と接触して、前記弾性部材の弾性力に抗して前記露光
手段の位置決めを行うための、前記外装に設けられた凹
み部分であって、前記プロセスカートリッジを前記装置
本体へ装着する際の装着方向に設けられた位置決め部
と、を有し、前記露光手段の光軸方向とほぼ同じ方向に
着脱するように構成した、及び、前記ドラム駆動ギアの
圧力角方向と前記露光手段の光軸方向とがほぼ直交する
ように構成した、及び、前記プロセスカートリッジを平
面上に置いた時に前記位置決め部が前記平面と接触しな
いように構成したプロセスカートリッジを取りはずし可
能に装着するための装着部と、b、前記転写材を搬送す
るための搬送手段と、を有することを特徴とする画像形
成装置である。
〔実施例1〕 第1図は、本発明にかかるプロセスカートリツジを装
着して動作する光プリンタの実施例1のドラム駆動手段
とプロセスカートリツジの挿入方向、露光装置の光軸方
向などを示した図であり、第2図は、前記光プリンタの
実施例1を表わす全体図であり、第3図は、実施例1に
おけるプロセスカートリツジを装置本体に装着する時の
状態を示した図である。また、第1図、第2図、第3図
においては同じ部材には同じ記号を用いている。以下
に、第1図、第2図、第3図を用いて説明する。
第2図において、感光体ドラム1はその中心に嵌合穴
が設けられており、プロセスカートリツジCに固定され
ている支持軸1aと回転自在に嵌合している。また、感光
体ドラム1は画像形成時には反時計方向に回転し、帯電
ローラ4が押圧接触し、感光体ドラム表面を均一に帯電
している。また、クリーナ2に取り付けられたクリーニ
ングブレード3も感光体ドラム1と接触しており、感光
体ドラム1上の残留トナーを回収する。また、感光体ド
ラム1の端部には第1図に示すドラムギア51がこれに一
体に固定されている。なお、これらの部材はプロセスカ
ートリツジCの構成部材である。
5〜10はLEDヘツドの構成部材であり、装置本体側に
設けられている。すなわちLEDヘツドはLEDアレイ基盤
5、LEDアレイ基盤5上に設けられたLEDアレイ発光部
6、集束性ロツドレンズ7、集束性ロツドレンズ7を支
持するための左右両方の支持部材8、9、LED駆動回路
基板10などによって構成される。そして、前記LEDアレ
イ基盤5には左右両方に孔が設けられており、LEDアレ
イ基盤5と装置本体側の板金13とでばね12を挟み、LED
アレイ基盤5に設けられた孔より、ネジ11を挿入し、板
金13に固定されている。これにより、LEDヘツドはネジ1
1の長手方向に移動可能で、外力が作用すれば、ばね12
のばね力と釣り合った位置で静止する。なお、板金13は
ネジ14により底板15に固定され、装置本体と一体となっ
ている。LEDアレイ発光部6は不図示の制御系から送ら
れる画像信号にしたがって発光し、その照射光は集束性
ロツドレンズ7を介して感光体ドラム1の露光部へと導
かれ潜像を形成する。
現像器16は、不図示の突き当てコロによって感光体ド
ラム1と適切な距離を保っている現像スリーブ17、現像
スリーブ17と接触している現像ゴムブレード18を内蔵
し、現像バイアスをかけることにより感光体ドラム1表
面上にトナー画像を形成する。19はプロセスカートリツ
ジ外装の一部であり、プロセスカートリツジが本体に装
備される場合は、搬送ガイド20の続きの搬送ガイドとな
っている。なお、16〜19はプロセスカートリツジCの構
成部材である。
給紙トレイ21は、装置本体に対して着脱可能である。
本実施例では手差し給紙とする。回転軸芯22cには、搬
送方向の転写材の中心に対して左右に振り分けた位置に
給紙ローラ22aが2個と、この2個の給紙ローラ22aの挟
まれた位置に搬送ローラ22bとがそれぞれ固定されてい
る。搬送ゴムローラ23は、不図示のばね等の加圧部材で
搬送ローラ22bと押圧接触している。また、搬送ゴムロ
ーラ23のゴム部の長手方向の位置および長さは、2個の
給紙ローラ22aとは接触しないように2個の給紙ローラ2
2aに挟まれた位置にある。
給紙トレイ21に沿って置かれた転写材(図示せず)は
給紙ローラ22aが反時計方向に回転することによって左
方向に繰出力が作用し、摩擦部材を主とした分離パッド
20によって次位以下の転写材と分離し、最上位の転写材
のみが給送され、給送された転写材は搬送ローラ22bと
搬送ゴムローラ23とのニツプ部へ導かれ、更に搬送ガイ
ド19に導かれて転写部へと搬送される。
転写部および定着部である転写材搬送ドラム24は例え
ば第3図に示すようにアルミニウムのドラム24aにシリ
コンゴムなどの導電性ゴム24bを巻き、回転軸芯24c、不
図示のフランジには導電性の部材を使い、回転軸芯24
c、不図示のフランジ、アルミニウムの中空ドラム24aに
巻いた導電性ゴム24bとが導通するように構成する。こ
のように中空構造にするのは、軽量化、低コスト化のた
めである。また、転写材搬送ドラム24の両端部近傍に
は、転写材搬送ドラム24の径よりも若干小さい径である
第2図に示す突き当てコロ44が回転軸芯24cに対し摺動
可能に備えられている。また、ばね12は転写材搬送ドラ
ム24が感光体ドラム1に押圧接触し、更に突き当てコロ
44が感光体ドラム1表面に当接するに充分な加圧力でプ
ロセスカートリツジCを加圧している。そして回転軸芯
24cに転写に必要なバイアスを印加することで転写材に
感光体ドラム1上に形成されたトナー画像を転写する。
また、突き当てコロ44が感光体ドラム1に当接した時
に、転写材搬送ドラム24に、良好な転写が行なえるよう
なニツプが生じるように突き当てコロ44の径を設定す
る。
また、一方の突き当てコロ44の外側には第1図に示す
ようにドラム駆動ギア54が回転軸芯24cに一体に固定さ
れており、ドラムギア51と噛み合い、不図示の動力源か
らの動力をこれに伝達し感光体ドラム1を回転駆動して
いる。また、突き当てコロ44はドラムギア51とドラム駆
動ギア54との軸間距離も良好な噛み合い状態が得られる
距離に保っているのでドラムギア51の振動が少ないため
ピツチむらも少ない。
25、26は定着器を構成する反時計方向に回転するロー
ラで、表面にPTFEなどをコーテイングした、少なくとも
トナーの溶融温度以上の耐熱性のあるポリイミド、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリケトンサルフアイドなど
の材質でできている定着フイルム27が巻かれている。
線状発熱体28は定着フイルム27を介して転写材搬送ド
ラム24に対し図示しないばねなどにより定着を行なうの
に適当な加圧力で接し、転写材搬送ドラム24は、ここで
もニツプを形成する。トナー画像を転写された転写材
は、このニツプ部で線状発熱体28からの熱により瞬時に
トナーが溶融され、フイルム27上で冷却された後、ロー
ラ26の曲率でフイルム27から分離し、転写材上のトナー
画像を定着される。したがって、転写材搬送ドラム24の
導電性ゴム24cは、少なくとも線状発熱体28から発し定
着フイルム27、および転写材を介して伝わる熱に耐えら
れなければならない。
定着フイルム27から分離した転写材は、転写材搬送ガ
イド29によりガイドされ排紙ローラ30により、排紙トレ
イ31に排紙される。また、排紙トレイ31は装置本体に対
して着脱可能である。
32は前記プロセスカートリツジが内部に装着される装
置本体の固定構造体、33は転写材搬送ドラム24等を一体
に保持する回動構造体である。34は回転軸であり、装置
本体32に設けた孔とは摺動可能であり構造体33とは一体
に固定されており、したがって回動構造体33は回転軸34
を中心として固定構造体32に対して開閉可能である。
第3図は、プロセスカートリツジCを装置本体に装着
するときの状態を示す図であり、本実施例では固定構造
体32側に固定された脱着ガイド41にしたがってプロセス
カートリツジCを装置本体に装着する。同図に示すよう
に、プロセスカートリツジCを装置本体に装着する場合
は、回動構造体33を固定構造体32に対して開き、プロセ
スカートリツジCを矢印A方向、つまり、前記ネジ11の
長手方向に挿入する。なお、ネジ11の長手方向は露光手
段であるLEDヘツドの光軸方向と一致させてある。ま
た、第1図、第3図に示すように、装置本体内にはネジ
11の長手方向に沿ってのみプロセスカートリツジCの移
動方向を規制する脱着ガイド41が設けられている。脱着
ガイド41の嵌合溝に支持軸1aを入れて、プロセスカート
リツジCを脱着ガイド41に沿って装置本体に装着する
と、LEDヘツドの基盤5とプロセスカートリツジCの位
置規制部(斜線部)とは接触する。この時に、LED発光
部6と感光体ドラム1上の露光部とが適切な距離になる
ようにプロセスカートリツジを設計しておく。回動構造
体33を閉じることによりまず転写材搬送ドラム24が感光
体ドラム1と押圧接触し、ついで転写材搬送ドラム24の
両端部近傍に備えた第2図に示す突き当てコロ44と感光
体ドラム1とが接触する。更に回動構造体33を閉じるこ
とにより、回動構造体33は、固定構造体32に不図示のロ
ツク爪等で固定される。つまり、プロセスカートリツジ
Cは転写材搬送ドラム24およびその両端部に設けられた
突き当てコロ44から力を受けて、脱着ガイド41に沿って
ばね11のばね力が作用する方向と逆方向に移動し、やが
て、プロセスカートリツジCの装置本体に対する正規の
装着位置に達し、転写材搬送ドラム24およびその両端部
に設けられた突き当てコロ44から受ける抗力とばね12か
ら受ける力とが釣り合った位置で装置本体に固定され
る。本実施例では露光装置であるLEDヘツドのLEDヘツド
基盤5とプロセスカートリツジCの位置決め部とは面接
触しているためプロセスカートリツジCは装置本体に安
定して固定される。また、この間、LEDヘツドは、ばね1
2が縮むことにより感光体ドラム1との距離を保ったま
ま変位する。
すなわち、ばね12は、露光装置の移動手段と、プロセ
スカートリツジの装置本体への固定手段として用いられ
ている。その後、給紙トレイ21、排紙トレイ31を装置本
体に装着すれば、第1図に示すような状態になり、印字
可能となる。
第1図は、感光体ドラム1の駆動手段の説明図であ
り、プロセスカートリツジCを装置本体に装着した時
に、感光体ドラム1と一体になっているドラムギア51と
ドラ紙搬送ドラム24と一体になっているドラム駆動ギア
54とが噛み合う。そして、不図示のモーターからの動力
を不図示の動力伝達手段を介してドラム駆動ギア54に伝
達することにより感光体ドラム1を反時計方向に回転す
る。
また、ドラムギア51の圧力角方向はプロセスカートリ
ツジCの脱着方向と直交するような位置になっている。
すなわち、プロセスカートリツジCにはドラム駆動ギア
54からその圧力角方向に力Fが作用するが、脱着ガイド
により規制されているプロセスカートリツジCの移動可
能な方向には力F方向およびその分力は作用しないの
で、プロセスカートリツジCは振動せずに装置本体に固
定されている。
また、ドラムギア51の圧力角方向はLEDヘツドの光軸
方向と直交するような位置になっている。すなわち、プ
ロセスカートリツジCにはドラム駆動ギア54からその圧
力角方向に力Fが作用するがプロセスカートリツジCが
固定されているため、LEDヘツドは振動せずに装置本体
に固定されている。
第4図は実施例1におけるプロセスカートリツジの断
面図であり、同図において、第2図の同じ部材は同じ記
号で表している。本発明のプロセスカートリツジにおい
て、装置本体側に設けた露光手段であるLEDヘツドと接
するプロセスカートリツジ外装の接触点近傍は、露光手
段との位置決めを行なうため、±0.1mm程度の寸法精度
が必要であり、また、露光手段との接触状態を安定させ
るため、その表面状態も滑らかな状態に保つことが望ま
しい。そのため、プロセスカートリツジCを装置本体か
ら取り出し、プロセスカートリツジ単体として置いた時
に、接触部が他のものと接触しないように、プロセスカ
ートリツジ外装を形成する。本実施例では、第4図に示
すようにクリーナ2外装と現像器16外装により、斜線で
示した位置決め部が他のものと接触することを防いでい
る。
なお、例えば、露光手段であるLEDヘツドとプロセス
カートリツジ外装との接触点におけるLEDヘツドの材質
をプロセスカートリツジ外装の材質よりも固いものにす
れば、仮に、何らなの要因で露光手段とプロセスカート
リツジとの接触点において摩擦力や衝撃力が作用しても
プロセスカートリツジ外装のほうが摩耗して、露光手段
のほうは摩耗しないため、プロセスカートリツジ交換を
交換すれば、また露光手段と感光体との距離は所望のス
ポツト径が得られるように保たれる。
さらに、以上の実施例においては露光手段としてLED
ヘツドを例に説明したが、他の実施例においてはLCDヘ
ツド(液晶シヤツタ)、エレクトリツクルミネツセンス
素子等を露光手段としても良い。
本実施例は、本発明における1実施例であり、露光手
段を有する装置本体と、装置本体に対して着脱自在であ
り前記露光手段により露光される感光体を内包するプロ
セスカートリツジとを備え、プロセスカートリツジを装
置本体に装着した時に、前記露光手段の一部と前記プロ
セスカートリツジの外装の一部とが接触することにより
露光手段と感光体との距離を定める位置決め手段を設け
た光プリンタにおいて、プロセスカートリツジが装置本
体に対して前記露光装置の光軸方向とほぼ同じ方向に脱
着可能であるように構成し、また、プロセスカートリツ
ジ内に感光体ドラムと一体になっている歯車(ドラムギ
アとする)を備え、装置本体には、ドラムギアと噛み合
ってこれを駆動するドラム駆動ギアを備え、前記ドラム
駆動ギアの圧力角方向と前記露光装置の光軸方向とがほ
ぼ直交するように構成すれば、本実施例以外の構成であ
っても本発明における効果を有する。つまり、本実施例
は本発明の構成を限定するものではない。例えば、プロ
セスカートリツジCを回動構造体33に装着した後に、回
動構造体33を閉じて固定構造体22に固定するような構造
であっても良いし、脱着ガイドが回動構造体側にあって
も良いし、ドラム駆動ギアが固定構造体32側にあっても
良いし、給紙手段、転写手段、定着手段、駆動手段が、
固定構造体32側にあっても良いし、また、露光手段が回
動構造体33側にあっても良い。また、露光手段は装置本
体に固定されており、移動不可能であり、プロセスカー
トリツジを露光手段とは反対側から加圧し、プロセスカ
ートリツジと露光手段との位置決め、プロセスカートリ
ツジと装置本体との位置決め、ドラムギアとドラム駆動
ギアとの位置決め等を行なう構成による装置であっても
良い。
〔実施例2〕 第5図は本発明に係る第2の実施例であり、同図にお
いて、第4図と同じ部材は同じ記号で表わしている。本
実施例のようにクリーナ2の外装が斜線で示した露光装
置との位置決め部の延長上にあっても位置決め部は他の
物と接触しないので、露光装置との位置決め部の変形、
損傷を防いでいる。また、クリーナレスのプロセスカー
トリツジであっても、感光体を基準として露光装置との
位置決め部よりも遠い位置に現像器外装を形成すれば、
露光装置との位置決め部が他のものと接触しない。ま
た、現像器トナーホツパ等から構成されるトナーカート
リツジと、露光装置との位置決め部を有し感光体ドラム
とクリーナ等から構成されるクリーニングカートリツジ
による2カートリツジ方式であっても、感光体を基準と
して露光装置との位置決め部よりも遠い位置にクリーナ
外装を形成すれば、露光装置との位置決め部が他のもの
と接触しない。
以上説明したように、本実施例は、露光手段を有する
装置本体と、装置本体に対して着脱自在であり少なくと
も前記露光手段により露光される感光体を内包するプロ
セスカートリツジとを備え、プロセスカートリツジを装
置本体に装着した時に、前記露光手段の一部とプロセス
カートリツジの外装の一部とが接触することにより露光
手段と感光体との距離を定める位置決め手段を設けた光
プリンタのプロセスカートリツジであって、前記プロセ
スカートリツジを平面上に置いた時、前記露光手段の一
部と接触するプロセスカートリツジ外装の一部が前記平
面と接触しないようにプロセスカートリッジ外装を形成
したことを特徴とするプロセスカートリツジであるの
で、プロセスカートリツジを装置本体から取出し単体と
して置いた時に、前記接触部が他のものと触れることに
よる変形および損傷が発生しないので露光装置と感光体
との位置決めを高精度に保つことができる。
[発明の効果] 前述した通り本発明によれば、露光手段の位置決めを
行うための位置決め部を、外装に設けられた凹み部分で
あって、プロセスカートリツジを装着部へ装着する際の
装着方向前方に設けたから、位置決め部が変形あるいは
損傷することがないので、露光手段と感光体ドラムとの
位置決めを高精度に、しかもスムーズに行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るプロセスカートリツジを装着して
構成される光プリンタの実施例1を示す概略図、第2図
は前記光プリンタの実施例1の断面図、第3図は、本発
明にかかる光プリンタの実施例1においてプロセスカー
トリツジを装置本体に装着するときの概略図、第4図,
第5図はプロセスカートリツジ単体の断面図、第6図は
従来のLEDヘツドの位置決め方法を示す概略図である。 1は感光体ドラム、2はクリーナ、16は現像器、Cはプ
ロセスカートリツジ、5はLEDアレイ基盤、6はLEDアレ
イ発光部、7は集束性ロツドレンズ、11はばね、12はネ
ジ、13は板金、32は装置本体外装である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性部材によって揺動可能に支持され、感
    光体ドラムに露光を行うための露光手段と、ドラム駆動
    ギアと、プロセスカートリッジを装着するための装着部
    と、を備えた画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
    ートリッジであって、 感光体ドラムと、 前記ドラム駆動ギアと噛合して、装置本体から前記感光
    体ドラムを回転させるための駆動力を受けるためのドラ
    ムギアと、 前記感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記感光体ドラムとプロセス手段とを支持する外装と、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に設けられた
    装着部に装着された際に、前記露光手段の一部と接触し
    て、前記弾性部材の弾性力に抗して前記露光手段の位置
    決めを行うための、前記外装に設けられた凹み部分であ
    って、前記プロセスカートリッジを前記装着部へ装着す
    る際の装着方向前方に設けられた位置決め部と、 を有し、 前記装着部に対して、前記露光手段の光軸方向とほぼ同
    じ方向に着脱するように構成した、及び、前記ドラム駆
    動ギアの圧力角方向と前記露光手段の光軸方向とがほぼ
    直交するように構成した、及び、前記プロセスカートリ
    ッジを平面上に置いた際に前記位置決め部が前記平面と
    接触しないように構成したことを特徴とするプロセスカ
    ートリッジ。
  2. 【請求項2】プロセスカートリッジを着脱可能で、転写
    材に画像を形成するための画像形成装置において、 a、弾性部材によって揺動可能に支持され、感光体ドラ
    ムに露光を行うための露光手段と、 ドラム駆動ギアと、 感光体ドラムと、 前記ドラム駆動ギアと噛合して、装置本体から前記感光
    体ドラムを回転させるための駆動力を受けるためのドラ
    ムギアと、 前記感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記感光体ドラムとプロセス手段とを支持する外装と、 前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された
    際に、前記露光手段の一部と接触して、前記弾性部材の
    弾性力に抗して前記露光手段の位置決めを行うための、
    前記外装に設けられた凹み部分であって、前記プロセス
    カートリッジを前記装置本体へ装着する際の装着方向に
    設けられた位置決め部と、を有し、 前記露光手段の光軸方向とほぼ同じ方向に着脱するよう
    に構成した、及び、前記ドラム駆動ギアの圧力角方向と
    前記露光手段の光軸方向とがほぼ直交するように構成し
    た、及び、前記プロセスカートリッジを平面上に置いた
    際に前記位置決め部が前記平面と接触しないように構成
    したプロセスカートリッジを取りはずし可能に装着する
    ための装着部と、 b.前記転写材を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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