JP2614065B2 - 音声認識カメラ - Google Patents
音声認識カメラInfo
- Publication number
- JP2614065B2 JP2614065B2 JP63015890A JP1589088A JP2614065B2 JP 2614065 B2 JP2614065 B2 JP 2614065B2 JP 63015890 A JP63015890 A JP 63015890A JP 1589088 A JP1589088 A JP 1589088A JP 2614065 B2 JP2614065 B2 JP 2614065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- camera
- switch
- registration
- recognition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は音声の入力により動作する音声認識カメラに
関する。
関する。
(従来技術) 音声認識技術の進歩に伴い、カメラにおいても、予め
登録した音声やキーワード(命令音声)を入力すると、
カメラがその音声を認識して、所定の動作を行なう音声
認識カメラが考えられている。音声によりカメラを動作
させれば、ユーザーはたとえば「レリーズ」と声を発す
るだけでシャッタをきることができ、「手振れ」の心配
もなく、また遠隔からカメラを操作することができる。
登録した音声やキーワード(命令音声)を入力すると、
カメラがその音声を認識して、所定の動作を行なう音声
認識カメラが考えられている。音声によりカメラを動作
させれば、ユーザーはたとえば「レリーズ」と声を発す
るだけでシャッタをきることができ、「手振れ」の心配
もなく、また遠隔からカメラを操作することができる。
この種のカメラにおける命令音声の登録方式として、
従来、認識回路系を登録モードにし、回路系で決められ
た順序に従って登録していく方式が考えられている。た
とえば、複数個のスイッチを設けて、第1のスイッチを
押してレリーズ動作をさせるための命令音声(たとえば
「レリーズ」)を登録し、第2のスイッチを押してセル
フタイマを動作させるための命令音声(たとえば「セル
フ」)を登録するという具合である。
従来、認識回路系を登録モードにし、回路系で決められ
た順序に従って登録していく方式が考えられている。た
とえば、複数個のスイッチを設けて、第1のスイッチを
押してレリーズ動作をさせるための命令音声(たとえば
「レリーズ」)を登録し、第2のスイッチを押してセル
フタイマを動作させるための命令音声(たとえば「セル
フ」)を登録するという具合である。
また、表示手段に動作させたい機能を表示させ、それ
に応じて、登録していく方式も考えられている。
に応じて、登録していく方式も考えられている。
しかしながら、このような従来の方式によれば、ユー
ザーはそれぞれの入力スイッチとカメラの各動作との対
応関係を知っておかねばならず、音声の登録が非常に煩
しい。そのため、たとえばレリーズ動作のつもりでセル
フタイマ動作用の入力スイッチを押して登録するなどの
登録ミスが起き易い。さらに、命令音声を変更すること
も同様の煩しさが伴なう。
ザーはそれぞれの入力スイッチとカメラの各動作との対
応関係を知っておかねばならず、音声の登録が非常に煩
しい。そのため、たとえばレリーズ動作のつもりでセル
フタイマ動作用の入力スイッチを押して登録するなどの
登録ミスが起き易い。さらに、命令音声を変更すること
も同様の煩しさが伴なう。
また、表示手段を用いた登録方式はわかりやすいが、
そのための表示機能が必要であり、装置が複雑となる。
そのための表示機能が必要であり、装置が複雑となる。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、簡潔
な構成により容易に命令音声の登録が行なえるようにす
ることを目的とする。
な構成により容易に命令音声の登録が行なえるようにす
ることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、登録モ
ードおいてカメラの操作スイッチを操作したとき、その
操作スイッチにより開始されるカメラ動作と同様の動作
を行なわせる命令音声を登録できるように構成した。
ードおいてカメラの操作スイッチを操作したとき、その
操作スイッチにより開始されるカメラ動作と同様の動作
を行なわせる命令音声を登録できるように構成した。
(実施例) 第1図は本発明による音声認識カメラの一実施例の回
路構成を示すブロック線図であり、図中、1はたとえば
カメラの裏蓋に配置される音声入力用のマイク、2は入
力された音声信号を増幅するアンプ、3は入力された音
声信号が登録された命令音声と合致するかを判別し、合
致したときにはその音声に応じた2ビット信号を出力す
る音声認識回路、4は音声認識回路3からの出力信号に
応じてカメラ各部を制御するマイクロコンピュータ(マ
イコン)、5はホトダイオード6により複写体輝度を測
定する測光回路、7は複写体輝度に応じてマグネット8
をオンオフさせてシャッタ速度を制御するシャッタ制御
回路、9は撮影レンズの焦点を検出して撮影レンズを焦
点位置まで移動させるAF回路、10はフィルム給送用モー
タ11を駆動するモータ駆動回路である。
路構成を示すブロック線図であり、図中、1はたとえば
カメラの裏蓋に配置される音声入力用のマイク、2は入
力された音声信号を増幅するアンプ、3は入力された音
声信号が登録された命令音声と合致するかを判別し、合
致したときにはその音声に応じた2ビット信号を出力す
る音声認識回路、4は音声認識回路3からの出力信号に
応じてカメラ各部を制御するマイクロコンピュータ(マ
イコン)、5はホトダイオード6により複写体輝度を測
定する測光回路、7は複写体輝度に応じてマグネット8
をオンオフさせてシャッタ速度を制御するシャッタ制御
回路、9は撮影レンズの焦点を検出して撮影レンズを焦
点位置まで移動させるAF回路、10はフィルム給送用モー
タ11を駆動するモータ駆動回路である。
次にカメラの操作スイッチ類を説明すると、12,13は
それぞれレリーズボタンによってオンするS1,S2スイッ
チであり、レリーズボタンを軽く1段押し下げるとS1ス
イッチ12がオンし、さらに深く押し下げるとS1スイッチ
12とS2スイッチ13がともにオンする。カメラの撮影シー
ケンスにおいてS1スイッチ12がオンすると測光、測距が
順に行なわれ、S2スイッチ13がオンするとレンズ駆動、
シャッタ駆動、フィルム巻き上げが行なわれる。14はセ
ルフタイマを作動させるセルフタイマスイッチ、15はフ
ィルムを巻き戻すとき操作するリワイドスイッチであ
る。以上の操作スイッチ12〜15の端子の一方は接地さ
れ、他方のダイオードを介してマイコン4および音声認
識回路3の入力端子I0〜I3に接続されている。
それぞれレリーズボタンによってオンするS1,S2スイッ
チであり、レリーズボタンを軽く1段押し下げるとS1ス
イッチ12がオンし、さらに深く押し下げるとS1スイッチ
12とS2スイッチ13がともにオンする。カメラの撮影シー
ケンスにおいてS1スイッチ12がオンすると測光、測距が
順に行なわれ、S2スイッチ13がオンするとレンズ駆動、
シャッタ駆動、フィルム巻き上げが行なわれる。14はセ
ルフタイマを作動させるセルフタイマスイッチ、15はフ
ィルムを巻き戻すとき操作するリワイドスイッチであ
る。以上の操作スイッチ12〜15の端子の一方は接地さ
れ、他方のダイオードを介してマイコン4および音声認
識回路3の入力端子I0〜I3に接続されている。
16は認識モードと登録モードを切り換えるモードスイ
ッチであり、その一端は音声認識回路3に接続されてい
る。モードスイッチ16がオンのとき登録モード、オフの
とき認識モードである。
ッチであり、その一端は音声認識回路3に接続されてい
る。モードスイッチ16がオンのとき登録モード、オフの
とき認識モードである。
次に実施例の動作について説明する。
音声を登録するときは、モードスイッチ16をオンにし
たまま、操作スイッチ12〜15のうち音声により動作させ
たい操作スイッチをオンにして、マイク1から音声を入
力する。音声認識回路3においては、マイコン4のSO端
子に信号を出力してマイコン4を不作動状態にし、モー
ドスイッチ16および選択された操作スイッチからの信号
に基づいて、入力された音声が当該操作スイッチにより
開始されるカメラ動作と同様の動作を行なわせる命令音
声として登録される。下表に操作スイッチ12〜15をそれ
ぞれオンにしたときの音声認識回路3の入力端子I0〜I3
の信号レベルと、命令音声の一例を示す。
たまま、操作スイッチ12〜15のうち音声により動作させ
たい操作スイッチをオンにして、マイク1から音声を入
力する。音声認識回路3においては、マイコン4のSO端
子に信号を出力してマイコン4を不作動状態にし、モー
ドスイッチ16および選択された操作スイッチからの信号
に基づいて、入力された音声が当該操作スイッチにより
開始されるカメラ動作と同様の動作を行なわせる命令音
声として登録される。下表に操作スイッチ12〜15をそれ
ぞれオンにしたときの音声認識回路3の入力端子I0〜I3
の信号レベルと、命令音声の一例を示す。
たとえばレリーズボタンを軽く押し下げS1スイッチ12
をオンにしてマイク1から「フォーカスロック」と入力
し、レリーズボタンをさらに深く押し下げS2スイッチ13
をオンにして「レリーズ」と入力し、以下同様にセルフ
タイマスイッチ14をオンにして「セルフ」、リワインド
スイッチ15をオンにして「リワインド」と入力する。こ
れにより、各音声は対応する操作スイッチと同等に機能
する命令音声として登録される。
をオンにしてマイク1から「フォーカスロック」と入力
し、レリーズボタンをさらに深く押し下げS2スイッチ13
をオンにして「レリーズ」と入力し、以下同様にセルフ
タイマスイッチ14をオンにして「セルフ」、リワインド
スイッチ15をオンにして「リワインド」と入力する。こ
れにより、各音声は対応する操作スイッチと同等に機能
する命令音声として登録される。
次に、認識モードにおける動作について説明する。
モードスイッチ16をオフにするとカメラは認識モード
となり、音声認識回路3からマイコン4のSO端子に起動
信号が出力されて、マイコン4は起動状態になる。これ
によりマイコン4は音声認識回路3の出力または操作ス
イッチ12〜15からの出力のいずれによっても動作するよ
うになる。
となり、音声認識回路3からマイコン4のSO端子に起動
信号が出力されて、マイコン4は起動状態になる。これ
によりマイコン4は音声認識回路3の出力または操作ス
イッチ12〜15からの出力のいずれによっても動作するよ
うになる。
さて、第2図のフローチャートを用いて説明すると、
音声が入力されたら(F−1)、音声認識回路3は入力
音声が命令音声と一致するかどうかを判別して(F−
2)、一致すればそれに対応する信号をマイコン4の
D0,D1端子へ出力する(F−3)。この信号の一例を上
表の右端に示す。たとえば「フォーカスロック」が認識
されると、マイコン4の入力端子D0,D1へ「O」「O」
の信号が出力される。
音声が入力されたら(F−1)、音声認識回路3は入力
音声が命令音声と一致するかどうかを判別して(F−
2)、一致すればそれに対応する信号をマイコン4の
D0,D1端子へ出力する(F−3)。この信号の一例を上
表の右端に示す。たとえば「フォーカスロック」が認識
されると、マイコン4の入力端子D0,D1へ「O」「O」
の信号が出力される。
マイコン4が音声認識回路3からの出力信号に基づい
て入力音声に応じてカメラを動作させる(F−4)。す
なわち、「フォーカスロック」の音声入力によって測
光、測距が行なわれ、「レリーズ」によってレンズ駆
動、シャッタ駆動、フィルム巻き上げが行なわれる。ま
た「セルフ」の音声入力があればセルフタイマが働き、
「リワインド」の音声入力があればフィルムの巻き戻し
が開始される。
て入力音声に応じてカメラを動作させる(F−4)。す
なわち、「フォーカスロック」の音声入力によって測
光、測距が行なわれ、「レリーズ」によってレンズ駆
動、シャッタ駆動、フィルム巻き上げが行なわれる。ま
た「セルフ」の音声入力があればセルフタイマが働き、
「リワインド」の音声入力があればフィルムの巻き戻し
が開始される。
以上のように本発明によれば、カメラの操作スイッチ
を操作して音声登録を行なうので、登録が非常に簡単に
なり、それにより登録ミスも起こりにくくなる。さらに
カメラの操作スイッチを登録の際の入力スイッチとして
共用しているので新たに部材を追加することもなく低コ
ストで装置を構成することができる。
を操作して音声登録を行なうので、登録が非常に簡単に
なり、それにより登録ミスも起こりにくくなる。さらに
カメラの操作スイッチを登録の際の入力スイッチとして
共用しているので新たに部材を追加することもなく低コ
ストで装置を構成することができる。
ところで上記実施例における音声認識回路としては、
たとえば特定話者の入力音声のスペクトル分析パターン
を登録するいわゆる特定話者音声認識による音声認識IC
が用いられる。しかし、本発明は音声認識システムの如
何にかかわらず適用できるものであり、近い将来におい
て入力音声の言語的解析を行ないその音声の意味を理解
してカメラを動作させる音声認識カメラが開発された場
合、かかるカメラにも適用できることはいうまでもな
い。
たとえば特定話者の入力音声のスペクトル分析パターン
を登録するいわゆる特定話者音声認識による音声認識IC
が用いられる。しかし、本発明は音声認識システムの如
何にかかわらず適用できるものであり、近い将来におい
て入力音声の言語的解析を行ないその音声の意味を理解
してカメラを動作させる音声認識カメラが開発された場
合、かかるカメラにも適用できることはいうまでもな
い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、登録モードに
おいてカメラの操作スイッチを操作したとき音声登録を
行なうように構成したので、極めて簡単な構成により容
易に音声登録を行なうことができる。
おいてカメラの操作スイッチを操作したとき音声登録を
行なうように構成したので、極めて簡単な構成により容
易に音声登録を行なうことができる。
第1図は本発明による音声認識カメラの一実施例の回路
構成を示すブロック線図、第2図は認識モードにおける
実施例の動作を説明するフローチャートである。 1……マイク、3……音声認識回路、12……S1スイッ
チ、13……S2スイッチ、14……セルフタイマスイッチ、
15……リワインドスイッチ、16……モードスイッチ
構成を示すブロック線図、第2図は認識モードにおける
実施例の動作を説明するフローチャートである。 1……マイク、3……音声認識回路、12……S1スイッ
チ、13……S2スイッチ、14……セルフタイマスイッチ、
15……リワインドスイッチ、16……モードスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】命令音声を認識した場合に所定の動作を行
なう音声認識カメラにおいて、 該カメラは命令音声を登録する登録モード及び命令音声
を認識した場合に所定の動作を行なう認識モードとを切
換可能であるとともに、前記認識モードにおいてカメラ
に所定の動作を行なわせる操作スイッチを有し、 前記カメラが前記登録モードに切り換えられている場
合、前記操作スイッチを操作することにより、前記認識
モードにおいて該操作スイッチによって行なわれる動作
と同じ動作を行なわせる命令音声の登録受付を行なう音
声認識手段を有することを特徴とする音声認識カメラ。 - 【請求項2】前記音声認識手段による音声登録は特定話
者認識の音声登録である請求項1に記載の音声認識カメ
ラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63015890A JP2614065B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 音声認識カメラ |
US07/302,175 US4951079A (en) | 1988-01-28 | 1989-01-26 | Voice-recognition camera |
KR1019890000959A KR890012187A (ko) | 1988-01-28 | 1989-01-28 | 음성 인식 카메라 |
US07/496,646 US5027149A (en) | 1988-01-28 | 1990-03-21 | Voice-recognition camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63015890A JP2614065B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 音声認識カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01191839A JPH01191839A (ja) | 1989-08-01 |
JP2614065B2 true JP2614065B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=11901384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63015890A Expired - Lifetime JP2614065B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 音声認識カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614065B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4013100B2 (ja) * | 1998-09-21 | 2007-11-28 | 富士フイルム株式会社 | 電子カメラ |
US7697827B2 (en) | 2005-10-17 | 2010-04-13 | Konicek Jeffrey C | User-friendlier interfaces for a camera |
JP4203863B2 (ja) * | 2007-07-27 | 2009-01-07 | 富士フイルム株式会社 | 電子カメラ |
US9826134B2 (en) | 2015-03-27 | 2017-11-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Imaging apparatus having a microphone and directivity control |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5697337A (en) * | 1979-12-31 | 1981-08-06 | Minolta Camera Co Ltd | Voice control camera |
JPS58137828A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-16 | Hiroo Kawashima | 音声作動式シヤツタ−と撮影情報音声通報器 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP63015890A patent/JP2614065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01191839A (ja) | 1989-08-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |