JP2611164B2 - 高速fv変換を用いた速度−加速度計 - Google Patents

高速fv変換を用いた速度−加速度計

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JP2611164B2
JP2611164B2 JP61073143A JP7314386A JP2611164B2 JP 2611164 B2 JP2611164 B2 JP 2611164B2 JP 61073143 A JP61073143 A JP 61073143A JP 7314386 A JP7314386 A JP 7314386A JP 2611164 B2 JP2611164 B2 JP 2611164B2
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健一 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は高速FV変換器を用いて速度及び加速度を検
出する速度−加速度計に関するものである。
この種の速度−加速度計は車輌、モータ等の簡易出力
モニタ、車輌の惰行試験結果の実時間表示装置として使
用することができる。
[従来の技術] 車輌の惰行試験結果の実時間表示や、車輌、モータ等
の簡易出力モニタの為には、停止に近い状態から高速ま
での広い回転域にわたって、角速度、角加速度に比例し
た信号を得る必要がある。
従来、このような角速度を求める一技術として一般の
FV変換器を利用するものがある。
一般に、高速FV変換器は、回転体の回転むらの検出等
のように高応答を必要とする場合や、比較的低周波のパ
ルス入力をFV変換する場合に用いられ、パルス入力にお
ける各パルスの間隔tに対して1/tに比例する電圧すな
わち、角速度に比例した電圧を演算して出力するもので
ある。
[発明が解決しようとする問題点] 一般に、FV変換によって角速度を求めることができ
る。このFV変換器によって角加速度を得ようとする場合
には、得られた角速度信号を微分して角加速度信号を得
ることが考えられるが、こうして得られた角加速度信号
は、特に低速域でのリップルが大きく問題があり、ま
た、各信号間の位相歪が大きくて両者の相関を検討する
には適さない。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであ
って、速度、加速度出力信号間の位相差が小さく、また
リップルが小さい高速FV変換を用いた速度一加速度計を
提供することを目的とするものである。
(ロ)発明の構成 [問題を解決するための手段] この目的に対応して、この発明の高速FV変換を用いた
速度−加速度計は、一定周波数のクロックパルスを発生
するクロック発生装置と、前記クロックパルスを分周す
るカスケードに接続した2段のレートマルチプライヤ
と、前記レートマルチプライヤの出力パルスでダウンカ
ウントしかつその出力でレート設定するダウンカウンタ
と、前記ダウンカウンタに入力パルスより遅延させたセ
ット信号を送る遅延回路と、前記ダウンカウンタの出力
をラッチするレジスタと、前記ラッチ出力を速度信号と
して出力するD/A変換器と、前記ダウンカウンタの出力
をロードし前記レートマルチプライヤの出力パルスでア
ップカウントするアップダウンカウンタと、前記アップ
ダウンカウンタの出力をラッチして速度差信号として出
力するレジスタと、前記速度信号と速度差信号を乗算し
て加速度信号を出力する乗算型D/A変換器とを備えるこ
とを特徴としている。
[実施例の説明] 以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について
説明する。
第1図において、1は速度−加速度計であり、速度−
加速度計1は速度演算部2と加速度演算部3とからなっ
ている。速度演算部2は一般の公知のFV変換器からなっ
ている。すなわち、速度演算部2はカスケードに接続さ
れたレートマルチプライヤ4,5を有し、レートマルチプ
ライヤ4にクロックを入力するクロック発生装置6、レ
ートマルチプライヤ4にレート入力をするダウンカウン
タ7、ダウンカウンタ7にセット信号を入力するセット
信号発生装置8を有する。更にダウンカウンタ7の出力
を保持するレジスタ11、レジスタ11の出力をD/A変換す
るD/A変換器12及び入力パルスを波形整形する波形整形
器13を有している。
一方、加速度演算部3を速度演算部2に接続されてお
り、この加速度演算部3はレジスタ11の出力と次の1パ
ルス間隔内のダウンカウントパルスの差を求めるアップ
ダウンカウンタ14とアップダウンカウンタ14の出力を保
持するレジスタ15とレジスタ15の出力を前述のD/A変換
器の出力と乗算するマルチプライングD/A変換器16と及
び入力パルスを遅延してアップダウンカウンタ14に入力
する遅延器17とを有する. [作用] 次にこのように構成された速度一加速度計の動作を第
2図に示すタイムチャートと共に説明する。
まず、速度の算出について述べる。
クロック発生装置6から一定周波数fcのクロックをカ
スケードに接続したレートマルチプライヤ4,5に送り、
二段のレートマルチプライヤ4,5によりダウンカウンタ
7の値で設定された比率でクロック・fcを分周する。こ
のとき、そのレートマルチプライヤ5の出力パルスでカ
ウントダウンするダウンカウンタ7の出力をレート入力
としてレート設定を行い、この場合にダウンカウンタ7
の出力が[1/{t+(M/fc)}]×(M2/fc)で変化す
ることを利用して入カパルス間隔tの逆数、すなわち入
力周波数に比例した電圧を得る。なお、Mは2n(n:カウ
ンタのビット数)である。
ダウンカウンタ7がフルビットONの状態にセットされ
た最初の状態では、入力されたクロック・fcはそのまま
出力されるが、そのレートマルチプライヤ5の出力パル
スでダウンカウンタ7をダウンカウントさせるので、そ
のカウンタの内容が急速に低下し、それにより二段のレ
ートマルチプライヤ4,5の出力パルスの間隔が急速に大
きくなつて周知が長くなり、従つてダウンカウンタのダ
ウンカウントの速度も次第に遅くなり、上記 [1/{t+M/fc)〕]×(M2/fc) の変化が得られる。ダウンカウンタ7は、パルス入力に
よってフルビットにセットされるが、セットされるタイ
ミングを(M/fc)だけ遅延することによって、パルス入
力から時間t後のダウンカウンタの出力は前述のダウン
カウンター出力の式 [1/{t+(M/tc)}]×(M2/fc)のtに {t−(M/fc)}を代入して、 [1/{t−(M/fc)+(M/fc)}]×(M2/fc)すなわ
ち (1/t)×(M2/fc)となる。このダウンカウンタ7の内
容は、上述したようにセット信号が入力された後に急速
に低下するものであるが、これがレジスタ11に送られ、
次のパルス入力によりそのときの値がラッチされて、DA
変換器12を介して出力され、更にその次のパルス入力に
よってレジスタ11に新たな値がラッチされるまでの間保
持される。
キャリア周波数fcとするとダウンカウンタ7の入力周
波数fdは、 fd=(N/M)・fc となる。all“1"にセットしてからの経過時間tの時の
内容Nは、 N=M−▲∫t 0▼(N/M)・fcdt である。
従って、Δt時間の変化量ΔNは ΔN=N(t+Δt)−N(t) =−(N/M)・fcΔt 従って −(1/N2)dN=(fc/M2)dt 1/N={(fc/M2)+t}+c, c=1/M ∴N=[1/{t+M/fc)}]×(M2/fc)] 入力信号からM/fcだけ遅延してカウンタをall“1"に
セットし、次の入力信号でカウンタの内容をラッチすれ
ばその内容はN=1/tに比例する。ここにtは入力パル
スの時間間隔。従つて入力パルスの周波数に比例した信
号(速度信号V)が得られる。
次に加速度の算出について述べる。入力パルスが入力
される度に、遅延回路17によって入力パルスより微小時
間△t遅延してレジスタ11にラッチされた1パルス前の
ダウンカウンタ7の出力(2個前のパルスと1個前のパ
ルスの間隔で決まる速度に相当する)をアップダウンカ
ウンタ14にロードし、これをレートマルチプライヤ5の
出力パルス(ダウンカウンタ7の入力)でダウンカウン
トする。このアップダウンカウンタ14の内容をレジスタ
15によって入力パルスでラッチした出力は {(1/Δtn)−(1/Δtn-1)}、すなわち速度差(Vn
Vn-1)に比例した出力,△Vnとなる。
一方、速度Vの出力(D/A変換器12の出力)はVn,すな
わち1/Δtnであるから、レジスタ15の出力△VnとD/A変
換器12の出力V(=1/Δtn)を乗算型DA変換器16で乗算
することにより△Vn/Δtn、すなわち加速度を得ること
ができる。
第1図のレートマルチプライヤ5からアツプダウンカ
ウンタ14へ入力される信号はダウンカウントするパルス
として作用する。ダウンカウンタ7をダウンカウントす
ると同時にアップダウンカウンタ14をもダウンカウント
する。ダウンカウンタ7は速度のフルスケールにセット
された値を速度の分解能に相当する速度値毎にダウンカ
ウントするに対し、アップダウンカウンタ14は、直前の
速度値にセットされた値を同様の速度値毎にダウンカウ
ントする。レジスタ11には、1入力パルス前の速度値が
ラッチされる。レートマルチプライヤ5からは、図2の
2段目のように、フルビットにセットされたダウンカウ
ンタの値を1/tの形で順次カウントダウンするためのパ
ルスが出力される。このパルスはアップダウンカウンタ
にアップ信号として供給される。(差分動作を行うため
の減算処理は、実際の信号処理としてはカウントダウン
ではなく、カウントアップを行う)。もし速度に変化が
なく、1入力パルス前と速度が同じなら、次の入力パル
スまでにはアップカウンタにラッチされた値と同じ値ま
でダウンカウンタの値をカウントダウンするだけのパル
スがレートマルチプライヤ5から出力されるから、アッ
プダウンカウンタの値はカウントアップされてフルビッ
トONの状態になる。
もし、速度が減少していれば減少した分だけフルビッ
トをオーバーした状態までカウントアップされる。逆
に、速度が上昇していれば、上昇した分だけフルビット
を下回った状態でカウントアップが停止する。この様
に、アップダウンカウンタには1入力パルス前の速度と
今回の入力パルスに対応する速度との差が求められる。
D/A変換器のビットと出力の関係は、図2のようにな
っているから、DA変換器の出力は増速(加速度がプラ
ス)時にマイナス、減速(加速度がマイナス)時にプラ
スになり、逆極性の出力となる。したがって、極性まで
合わせるには乗算型DA変換器のアナログ入力の“V(=
1/Δt)”を反転し逆極性にする必要がある。
(ハ)発明の効果 このように、この発明の高速FV変換を用いた速度−加
速度計においては速度を得ることができるとともに加速
度も得ることができ、更に、速度−加速度信号間の位相
差も小さく、信号間の相関を検討するのが容易である。
また、停止に近い状態から高速までの広い回転域にわた
って、角速度、角加速度をリアルタイムで計測すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる速度−加速度計の
構成ブロック図、第2図は第1図に示す速度−加速度計
のタイムチャートである。 1……速度一加速度計、2……速度演算部、3……加速
度演算部、4……レートマルチプライヤ、5……レート
マルチプライヤ、6……クロック発生装置、7……ダウ
ンカウンタ、8……セット信号発生装置、11……レジス
タ、12……D/A変換器、13……波形整形器、14……アッ
プダウンカウンタ、15……レジスタ、16……マルチプラ
イヤD/A変換器、17……遅延器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定周波数のクロックパルスを発生するク
    ロック発生装置と、前記クロックパルスを分周するカス
    ケードに接続した2段のレートマルチプライヤと、前記
    レートマルチプライヤの出力パルスでダウンカウントし
    かつその出力でレート設定するダウンカウンタと、前記
    ダウンカウンタに入力パルスより遅延させたセット信号
    を送る遅延回路と、前記ダウンカウンタの出力をラッチ
    するレジスタと、前記ラッチ出力を速度信号として出力
    するD/A変換器と、前記ダウンカウンタの出力をロード
    し前記レートマルチプライヤの出力パルスでアップカウ
    ントするアップダウンカウンタと、前記アップダウンカ
    ウンタの出力をラッチして速度差信号として出力するレ
    ジスタと、前記速度信号と速度差信号を乗算して加速度
    信号を出力する乗算型D/A変換器とを備えることを特徴
    とする高速FV変換を用いた速度−加速度計。
JP61073143A 1986-03-31 1986-03-31 高速fv変換を用いた速度−加速度計 Expired - Lifetime JP2611164B2 (ja)

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