JP2611006B2 - 剥離容易なシーラントを含む同時押出フィルム - Google Patents

剥離容易なシーラントを含む同時押出フィルム

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は包装一般、特に食品包装用ラミネートに係
る。
被包装製品を酷使及び外部汚染から保護し、最終使用
者に輸送及び販売される便利で丈夫な包装物を製造する
ために、食品のごとき物品を熱可塑性フィルムまたはラ
ミネートで包装する方法が普及している。
酷使に対する耐性及びその他の望ましい特性を最終包
装物に与える代表的な熱可塑性包装用フィルム及びラミ
ネートは、製品の周囲で互いにシールされると強力な熱
シールを形成する傾向がある。従って熱シール後のこれ
らの材料を、消費者または最終使用者が容易に開封でき
ない場合がしばしば生じる。このような理由から、環境
の汚染物質、湿度及び空気から製品を適正に保護するこ
とができる包装材料であって、形成される熱シールが、
流通経路及び在庫中の包装物の保全性を維持できる十分
な強さを有し、同時に消費者または最終使用者が容易に
開封即ち容易に剥離できるシールであるような包装材料
が要望されている。熱シールがこのような開封容易性を
有するとき、製品を使用するために包装物を開封する際
に、ナイフまたはその他の切断器具が不要である。
また、包装材料は上記のごとき利点に加えて十分な結
合力を有する必要がある。例えば、食品のごとき製品を
例えば熱成形法で包装する際に、上部及び下部のラミネ
ートが製品に近い製品周囲の接触領域で互いに結合し、
該ラミネート間の結合は包装物の保全性を維持し流通サ
イクル中の被包装製品を保護するに十分な強さであるこ
とが望ましい。
食品包装産業に極めて望ましい包装方式の別の特徴
は、広範囲のシール条件下でほぼ同程度の開封容易性を
与える能力を有することである。現行の開封容易な方式
はほとんど、物品を特別な方法で熱成形ウェブに収容し
て剥離容易なシールを形成する方法である。しかしなが
ら、製品の収容位置及び寸法にばらつきがあると最終包
装物の結合領域の面積が大きくなる。この結果、同じ剥
離力を用いた場合には特定の包装物の開封作業が難しく
なる。理想的には、製品の収容位置にかかわりなく十分
に小さい開封力で包装物を容易に開封できる開封容易性
が要求される。
関連特許としては、1972年4月11日付けでHugh E.Sta
nley等に許諾された米国特許第3,655,503号がある。該
特許は、層間結合強度の比較的小さい外層及び内層を有
する熱シール可能な熱可塑性複合フィルムによる包装を
開示している。該フィルムを使用して包装すべき製品を
完全に覆い包み、次いで、重なり合う継ぎ目でフィルム
自体を熱シートする。外層及び内層に適した樹脂はアイ
オノマーである。アイオノマーを内層として使用すると
きはポリプロピレンと共に使用する。対照的に本発明
は、熱成形またはその他の適当な手段によって物品を包
装するために異なる2つのウェブを使用する。Stanley
特許は、開封の際に、重なり合ったフィルムの結合外層
を含む熱シールゾーンがまず破られ、次に外層と内層と
の間の界面に沿って層剥離が始まるような開封容易な熱
シールを教示している。熱シールゾーンの端部で外層が
再度破られると包装が完全に剥離する。開封中に熱シー
ルゾーン全体では2回以上の破壊及び層剥離が行なわれ
る。該特許は外層または内層に使用される樹脂を1種類
だけ示している。
関連特許としてはまた、Alan S.Weinberg等に許諾さ
れた米国特許第4,178,401号がある。該特許は自己溶着
性包装用フィルムを開示している。該フィルムの内層即
ち自己溶着層は異なるメルトフローインデックスをもつ
エチレン酢酸ビニルコポリマーのブレンドから成る。低
いメルトフローインデックスをもつアイオノマーと高い
メルトフローインデックスをもつエチレン酢酸ビニルコ
ポリマーとのブレンドも開示されているが、このブレン
ドは自己溶着性がよくない。剥離容易な熱シールは記載
されていない。
また、1983年5月10日付けでHenry G.Schirmer等に許
諾された米国特許第4,382,513号も関連技術である。該
特許は剥離容易な熱シールを有する包装物を開示してい
る。得られる熱シールの結合強度を調整するために非配
向フィルムの照射が行なわれる。この照射法に使用され
る熱可塑性フィルムのシール層としてはエチレン及びエ
チレン酢酸ビニルコポリマーのアイオノマーがある。
また、Shell Oil Companyに譲渡された2つの特許も
関連技術である。第1特許即ちHwoに許諾された米国特
許第4,665,130号は、剥離可能シールを形成し得る包装
用フィルムを開示している。この剥離可能シールは、材
料自体の分離または破断を生じることなくシーラント層
間の当初の接合面で開封され得る。シーラントは、エチ
レン系ポリマーまたはコポリマー、ブテン−1ポリマー
またはコポリマー、ポリプロピレンポリマーまたはコポ
リマーの混合物から成る。同じくHwoに許諾された米国
特許第4,666,778号は、米国特許第4,665,130号に記載の
フィルムと同様に剥離可能シールを形成し得る包装用フ
ィルムを開示している。
Wofford等に許諾された米国特許第4,735,855号は、EV
OHから成るコア層と、ナイロンから成る中間層と、例え
ばポリプロピレンから成る外層と、アイオノマー、ポリ
オレフィン、エチレンα−オレフインコポリマーまたは
そのブレンドから成るシーラント層と、ナイロン層と外
層との間及び外層とシーラント層との間に夫々使用され
た接着剤層とを有する熱成形可能なラミネートを開示し
ている。
本発明の目的は、非相容性材料から成るシーラント層
を含み、開封容易なシールを形成し得る包装材料を提供
することである。
本発明の別の目的は、熱成形処理中に相互接触面に沿
って互いに結合した第1ウェブと第2ウェブとを含む食
品用包装物を提供することである。
本発明の更に別の目的は、優れた結合特性及びシール
強度を有しており、しかも包装物の結合領域及び融合シ
ール領域の両方を介して容易に剥離できる食品用包装材
料を提供することである。
本発明の目的はまた、比較的広い範囲のシール条件に
対し比較的一定な小さいシール開封力で容易に開封でき
る熱シール包装物を提供することである。
発明の概要 本発明は、ポリブテン及びポリプロピレンと、エチレ
ン酢酸ビニルコポリマー、低密度ポリエチレン、線状低
密度ポリエチレン及びアイオノマーから成るグループか
ら選択された第3の高分子材料とのブレンドを含むシー
ラント層を有する第1ウェブと、エチレン酢酸ビニルコ
ポリマー、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン及びアイオノマーから成るグループから選択された高
分子材料を含むシーラント層を有する第2ウェブとを含
み、第1ウェブ及び第2ウェブが互いに熱シールされて
物品を包囲している開封容易な包装物を提供する。
本発明はまた、ポリブテン及びポリプロピレンと、エ
チレン酢酸ビニルコポリマー、低密度ポリエチレン、線
状低密度ポリエチレン及びアイオノマーから成るグルー
プから選択された第3の高分子材料とのブレンドを含む
シーラント層を有する第1ウェブを形成し、形成された
第1ウェブに物品を配置し、エチレン酢酸ビニルコポリ
マー、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン及
びアイオノマーから成るグループから選択された高分子
材料を含むシーラント層を有する第2ウェブを製品周囲
に配置して包囲空間を形成し、第2ウェブを加熱し、包
囲空間を減圧排気し、包装物の周囲または周囲近傍で第
1ウェブと第2ウェブとを熱シールし、ウェブ間に物品
を密封すべく被熱第2ウェブを第1ウェブに粘着させ、
第1ウェブと第2ウェブとを結合させて包装物を形成す
ることを特徴とする開封容易な包装物の製造方法を提供
する。
定義 本文中の「開封容易な」及び同様の用語は、包装物の
尚早な破壊及び包装内容物の有害な汚染の原因となり易
い包装材料の完全な引裂または破断を生じさせることな
く容易に剥離し得る包装物、特に包装物の熱シール領域
及び結合領域に関する用語である。開封容易な包装物と
は、包装物を開封するためにナイフまたはその他の切断
器具を要せずに剥離できる包装物を意味する。
本文中で使用される「結合」及び同様の用語は、接触
シール中で互いに接着し、外力が加えられない通常の市
場流通中に結合状態を維持する材料に対する用語であ
る。このような接着または圧着は結合の強さだけによっ
て維持されており、大気圧以外にフィルムシートまたは
包装材料面を押圧する外力は全く不要である。従って、
本文中の「結合」なる用語は、多層高分子構造における
ラミネート間接着または層間接着という通常の意味では
使用されていない。
本文中で使用される「周囲シール」及び同様の用語
は、各ウェブのシール面が融合するに十分な時間にわた
って熱及び機械的圧力下に維持されることによって包装
物の周縁領域に形成されるシールを意味する。
本文中で使用される「アイオノマー」なる用語は、亜
鉛またはナトリウムのごとき一価または二価のカチオン
と結合したカルボキシレート側基を有するエチレン−ア
クリル酸またはメタクリル酸コポリマーの金属塩を意味
する。
好適具体例の詳細な説明 図面によれば、包装物10は、熱成形またはその他の当
業界で公知の適当な方法によって製造された付形性ウェ
ブ(forming web)から成る第1ウェブ12を有する。適
当な熱成形法としては例えば、真空成形法またはプラグ
アシスト真空成形法がある。真空成形法においては、第
1ウェブを例えば接触ヒーターまたは赤外線で加熱し、
ウェブ下方に真空を作用させることによって大気圧でウ
ェブを下方に押圧し予備成形型に密着させる。または、
第1ウェブの加熱後、ウェブの上方に空気圧を与え、こ
の圧力の作用でウェブを下方に押圧して予備成形型に密
着させる。プラグアシスト真空成形法においては、第1
ウェブ即ち付形性ウェブを加熱し金型キャビティ上に固
定し、金型と同様の形状のプラグで第1ウェブを押圧
し、真空を作用させて付形性ウェブを金型表面に移す。
付形性ウェブの配置後、鎖状ソーセージのごとき食品
14を付形性ウェブの上に例えば手作業で配置し、実質的
に非付形性の第2ウェブ16で製品を覆い、加熱プレート
によって加熱する。第1及び第2のウェブを収容したチ
ャンバを減圧排気すると、第1及び第2のウェブによっ
て形成された包囲空間(enclosure)が真空になる。チ
ャンバ内部で封止盤を下降させるこによって周囲シール
を形成する。真空を解除すると、付形性ウェブが非付形
性ウエブに密着しウェブ間に製品を密封するように結合
して、第1ウェブ及び第2ウェブの互いの接触面で結合
領域18が形成される。第1ウェブ即ち付形性ウェブは包
装すべき製品のかなりの部分、通常は半分以上を包囲す
る。
第1及び第2のウェブは好ましくは、収縮性材料、即
ち、例えば延伸配向によって配向されフィルムまたはラ
ミネートの温度が上がると製品の周囲で収縮する材料か
ら成る。従ってしわのない気密な包装物を製造するよう
に、形成されたラミネートを製品周囲で収縮させるため
には、包装物を熱風、熱水または蒸気の形態の熱によっ
て短時間処理するだけでよい。この処理によってまた、
シール面、即ち互いに接触した結合領域18はしっかりと
接着し、すぐれた透明性が与えられ、また包装材料に穴
が明いた場合には包装物の真空が失われることを阻止す
る。
本発明の好ましい具体例によれば、非配向材料から成
る第1ウェブ即ち付形性ウェブは、熱成形と熱風もしく
は熱水による処理とを行なった後に被包装製品の周囲で
ある程度の収縮を示すであろう。この収縮は、成形ステ
ーションで生じる材料の配向に起因する。
第1及び第2のウェブの結合が終了する前及び好まし
くは上記のごとき収縮処理を行なう前に、包装物の周囲
を例えば当業界で公知の加熱盤によってシールする。こ
の周囲シール20は、包装物の実際の周囲輪郭に一致して
形成されるかまたはその近傍に形成される。好ましい具
体例においては、包装物の周囲の周縁領域の一部分を延
長し、包装物を容易に開封できる手段となる外側フラッ
プ22を形成する。該外側フラップの領域では、第1ウェ
ブ12及び第2ウェブ16の相互接触面が完全にはシールさ
れないため従来同様の包装物引き離し手段が形成される
ので、本発明の開封容易メカニズムの使用に有利であ
る。
第1ウェブ即ち付形性ウェブ12のラミネートは、エチ
レン酢酸ビニルコポリマー、低密度ポリエチレン、線状
低密度ポリエチレンまたはアイオノマーのごとき第3の
高分子材料と配合されたポリブテン及びポリプロピレン
のブレンドから成るシーラント層26を含む(第4図参
照)。エチレン酢酸ビニルコポリマーは好ましくは約6
〜20重量%の酢酸ビニルを含有する。アイオノマーは好
ましくは亜鉛アイオノマー、例えばデュポン社(du Pon
t Company)から市販のSurlyn1705でもよく、ナトリウ
ムアイオノマーでもよい。
第2ウェブ即ち実質的に非付形性のウェブ16を形成す
るラミネートも同様に、エチレン酢酸ビニルコポリマ
ー、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンまた
はアイオノマーから成るシーラント層24を含む。シーラ
ント層の厚さは好ましくは約0.2〜0.5milsであり、より
好ましくは約0.3milsである。約6〜20重量%の酢酸ビ
ニルを含むEVA樹脂が好ましい。適当な樹脂はElvax313
4、即ちデュポンから市販されている9重量%の酢酸ビ
ニルを含むEVAである。
シーラント層26のポリブテン/ポリプロピレンブレン
ドはシェル社(Shell Oil Company)からShell1560とし
て市販されており、80%PBと20%PPとのメルトブレンド
から成る。
シーラント層26のポリブテン、ポリプロピレン及び第
3の高分子材料は勿論、独立樹脂として別々に供給さ
れ、同時押出の前に実質的に同時にブレンドされてもよ
い。
本発明におけるシーラント層のブレンドの第3の高分
子材料として、当業界で公知の市販の種々のEVA、LDP
E、LLDPE及びアイオノマー樹脂を使用し得る。例えば、
適当なEVAはElvax3130SB、即ち12重量%の酢酸ビニルを
含み密度0.940g/cm3で10分あたりのメルトインデックス
2〜3gを有するEVAである。この物質はデュポンから入
手できる。適当な低密度ポリエチレンはエルパソ(El P
aso)から入手できるPE−109CS098である。適当な線状
低密度ポリエチレンはダウケミカル(Dow Chemical)か
ら入手できるDowlex2044Aである。種々のアイオノマー
はデュポン社から商標Surlynとして入手できる。これら
は亜鉛及びナトリウムのアイオノマーを含む。
シーラント層26の3成分ブレンドは好ましくは、少量
のPB及びPPと比較的多量の第3の高分子材料とを含む。
より好ましくはブレンドは、約8〜50%のポリブテン
/ポリプロピレンブレンドと約50〜92%の第3の高分子
材料とを含む。
ポリブテン及びポリプロピレンを別々の樹脂材料とし
て個別に導入し第3の高分子材料と一緒に配合すると
き、ブレンドが約6〜40%のポリブテンと約2〜10%の
ポリプロピレンと約50〜92%の第3の高分子材料とを含
むものが好ましい。
上記のパーセンテージはすべて重量%である。シーラ
ント層に添加剤を混入または添加することによってこれ
らのパーセンテージを多少変更し得ることは当業者に理
解されよう。
例えば好ましい具体例においては、約0.2%のブロッ
ク防止剤をブレンドに添加し、第3の高分子材料を同じ
割合だけ減らすとよい。好ましいブロック防止剤は、Mc
Cullough & Benton,Inc.から商標Superfine Superflos
sとして入手できるケイ藻土シリカ、SiO2である。ブロ
ック防止剤は処理助剤(processing aid)として使用さ
れるのが有利である。
以下の実施例により本発明が更に十分に理解されよ
う。
実施例1〜10 次の表Iに示す構造を有するフィルムを製造した。
実施例1から10では、同時押出法を用い、表に示した
種々の樹脂のメルト流を一緒に同時押出し、押出物を冷
水浴中で急冷し、次いで巻取ロールに引取る手順によっ
て付形性ウェブを製造した。どの場合にも、最終フィル
ムの総厚さは約4.5milsであった。各層の厚さを構造の
総厚さのパーセンテージとして各樹脂名の下方に示す。
一例を挙げると、ブレンドシーラント層は25.0と表記さ
れており、これはこのシーラント層がフィルムの総厚さ
の約25%に相当することを示す。
実施例1〜10のフィルムの製造に使用した市販の樹脂
は以下の通りである。
EVA1=ELVAX 3130SB(12%VA) (du Pont) PB/PP=Shell PB 1560 (Shell Oil Company) PP1=NPP 2085 GW (Quantum) Nylon1=Ultramid 602U(Nylon6) (BASF) EVOH1=EVAL EC−F101 (EVAL Co.of America) LLDPE1=Dowlex 2044 (Dow) ADH1=Bynel 3062(EVA) (du Pont) ADH2=Bynel 3095(EVA) (du Pont) ADH3=NF500(LLDPE) (Mitsui) ADH4=Bynel E325(LLDPE) (du Pont) LDPE=PE−109CS 098 (El Paso) 実施例11 各層の相対厚さを同じにしシーラントブレンド層のEV
Aの代わりにデュポン社のSurlynのごときアイオノマー
を使用して実施例1と同様の構造を製造する。
実施例12 シーラントブレンド層の86%EVAの代わりに86%アイ
オノマーを使用し実施例2と同様の構造を製造する。
実施例13 シーラントブレンド層の78%EVAの代わりに78%アイ
オノマーを使用し実施例3と同様の構造を製造する。
実施例14〜17 シーラントブレンド層のEVA、LDPE、LLDPEまたはアイ
オノマーがシーラント層の約75%を占める実施例1から
実施例13と同様の構造を製造した。シーラント層の残り
の割合、即ち約25%重量%はポリブテン/ポリプロピレ
ンブレンドから成る。
実施例18〜21 シーラントブレンド層のEVA、LDPE、LLDPEまたはアイ
オノマーがシーラント層の約50%を占める実施例1から
実施例13と同様の構造を製造した。シーラント層の残り
の割合はポリブテン/ポリプロピレンブレンドから成
る。
種々の非付形性ウェブを本発明の付形性ウェブと共に
使用し得る。これらの非付形性ウェブは市場に出回って
いる当業界で公知の構造であり、典型的には、二軸配向
されたナイロン外層と、外層に結合したプリント層と、
中間接着剤によってプリント層に結合されたEVA層のご
とき1つ以上のポリオレフィン系層とを含む。EVA、LDP
E、LLDPEまたはアイオノマーを含むシーラント層がポリ
オレフィン系層に接着されてもよく、またはポリオレフ
ィン系層自体がシーラント層として機能してもよい。い
ずれの場合にも、非付形性ウェブのシーラント層のEV
A、LDPE及びLLDPEは前述の付形性ウェブのシーラント層
のブレンド用材料として使用されるとき、該シーラント
層のいずれの材料とも相容性であることが知見された。
例えば、EVAシーラント層を備えた非付形性ウェブは、E
VA及びポリブテン/ポリプロピレンブレンドから成るシ
ーラント層を備えた付形性ウェブと共に使用されて剥離
可能な包装物を製造し得る。同じ非付形性ウェブはま
た、LLDPEまたはLDPEを含むシーラント層を備えた付形
性ウェブと共に使用されて剥離可能な包装物を製造し得
る。従って、付形性ウェブのシーラント層及び非付形性
ウェブのシーラント層中に存在するこれらの3種の樹脂
は、使用シーラントの組み合わせ次第である程度の性能
変化は生じるであろうが、互換性を有している。
付形性ウェブのシーラント層のブレンド用材料として
アイオノマーを使用する場合、最終包装物に剥離性のよ
いシールを設けるためには、対応する非付形性ウェブの
シール材料としてアイオノマーを使用する必要がある。
別の変形例では、非付形性ウェブとしても付形性ウェ
ブを使用し、最終包装物において同じシーラント材料が
互いに結合している。これはユニウェブ構造として公知
である。
更に別の変形例では、非付形性ウェブの代わりに上述
のごとき付形性ウェブ用シーラントブレンドを使用す
る。
本発明の開封容易メカニズムを以下に説明する。製品
は鎖状ソーセージまたはその他の食品でよい。ある温度
範囲で包装物の周縁またはその近傍で周囲シールを形成
する。次に、熱成形処理または同様の処理中に、密封さ
れた製品の末端と周囲シール20及び開封タブ22との間の
領域で第1ウェブ及び第2ウェブの相互接触面を結合さ
せる。この結合は、周囲シールと実質的に同じ温度条件
下に行なうが、一般にはより低い圧力下に滞留時間を短
縮して行なう。典型的には、大気圧下に結合させる。
得られた包装物の剥離容易性は2つのメカニズムによ
って調節される(第4図及び第5図)。
第1メカニズムでは、第1及び第2ウェブとして上述
のシーラント層を使用する。第1ウェブの各層の間の接
着及び第2ウェブの各層の間の接着は、周囲シールの結
合領域の各シーラント層間で得られるウェブ間接着より
も強力になるように設計されている。
最終使用者が開封タブ22を引離すと、包装物は第1ウ
ェブのシーラント層24と第2ウェブのシーラント層26と
の間のシール界面に沿って容易に剥離する。包装物の開
封に必要な典型的な剥離力は2.5pounds/inch未満であ
る。第4図のジグザグ線は包装物のシール領域27(結合
領域及び周囲シール)に沿った開封線を示す。
また、この構造において開封タブ22を引離すと包装物
の結合領域及び周囲シール領域でときどき凝集破壊(co
hesive tear out)が生じることも知見された。この状
態を第5図に示す。シーラント層26が破壊して包装物が
開く。第5図のジグザグ線は包装物のシール領域29の開
封線を示す。
双方のメカニズムは典型的には2.5pounds/inch未満、
しばしば1.5pounds/inch未満の剥離力で生じる。2.5〜4
pounds/inchの剥離力を有する典型的な市販の開封容易
な包装物に比較して本発明の包装物は極めて容易に開封
できる。
本発明の包装物は、抜群の開封容易性を有するだけで
なく、在庫、運搬及び陳列中の包装物の保全性がよい。
包装物の結合領域18は、包装物を無傷の密封状態に維持
し、また収容された食品は包装物周囲の環境に曝露され
ることなく適正に保護される。
本発明の付形性ウェブの重要な特徴のひとつは、非付
形性ウェブを構成する複数層のラミネート間接着強度
が、第1ウェブのシーラント層と第2ウェブのシーラン
ト層との間の接着強度よりも大きいことである。この特
性は、付形性ウェブ内部で予想される剥離メカニズムを
前記のメカニズム、即ち付形性ウェブのシーラント/タ
イ界面の層剥離に限定するために必要である。
便宜上、第2ウェブを「非付形性ウェブ」と指称した
が、実際は熱成形処理または同様の処理によってウェブ
のある程度の成形が起るといってよい。
このように、付形性ウェブのシーラント層と隣接層と
の間の層剥離を抑制し且つシーラント層間の結合強度を
層破壊を促進する十分に小さい値にすることによって、
確実な開封容易性を備えた収縮性または非収縮性ラミネ
ート包装物が形成される。
本発明に従っていくつかの付形性ウェブ及び非付形性
ウェブを使用し得る。いくつかの付形性ウェブを種々の
非付形性ウェブと組み合わせて熱成形包装物を製造する
ために使用した。
上記の第1ウェブ即ち付形性ウェブは好ましくは当業
界で公知の手段により同時押出によって製造される。
第2ウェブ即ち非付形性ウェブは積層または流延同時
押出(cast coextrusion)によって製造される。
付形性ウェブ及び非付形性ウェブのいくつかの具体例
において、シーラント層中にブロック防止用濃縮物を存
在させると、押出中、より特定的には気泡破壊(bubble
collapse)中のシーラント層のしわ及び粘着が実質的
に阻止される。シーラント層に存在する少量のブロック
防止剤の第2の利点は、剥離可能シールに必要な包装フ
ラップ22が開封し易いことである。
好適具体例においては、PB/PPと第3の高分子材料と
のブレンドを付形性ウェブのシーラント層として示し、
エチレンポリマーまたはコポリマーを第2ウェブ即ち非
付形性ウェブのシーラント層として示したが、これらの
組成物を逆にしてもよい。即ち、付形性ウェブがエチレ
ンポリマーまたはコポマーから成るシーラント層を含
み、非付形性ウェブがPB/PPと第3の高分子材料とのブ
レンドから成るシーラント層を含んでもよい。この場
合、EVA/EBC/PPブレンドを含むシーラント層と隣接層と
の結合強度は、前記のごとき開封メカニズムが得られる
ような値であろう。
本発明の包装物は鎖状ソーセージ及び燻煙した鎖状ソ
ーセージのごとき食品の包装に特に適している。
本発明の重要な利点及び改良は、複数の異なるシーラ
ント層によって製造される包装物が開封容易なことであ
る。いくつかの場合には、剥離強度がこれまでに使用さ
れている組み合わせシーラントの剥離強度よりもかなり
低いが包装物の保全性が大きく損なわれることはない。
線状低密度ポリエチレンをポリブテン/ポリプロピレ
ンブレンドとブレンドする本発明の具体例は、電子レン
ジ用食品の包装に特に有用であると考えられる。
本発明を代表的具体例に基づいて上記に説明したが、
これらの記載より本発明の可能な変形が当業者に容易に
理解されよう。かかる変形は特許請求の範囲の要旨及び
範囲に包含される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って製造される包装物の平面図、第
2図は本発明に従って製造される包装物の側面図、第3
図は第1図のIII−III線断面図、第4図は本発明に従っ
て製造される包装物の1つの具体例のシール領域の概略
図、第5図は本発明に従って製造される包装物の別の具
体例のシール領域の概略図である。 10……包装物、12……第1ウェブ、16……第2ウェブ、
20……周囲シール、22……開封タブ、24,26……シーラ
ント層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール・シー・クリンスベリー アメリカ合衆国、サウス・カロライナ・ 29615、グリーンビル、オークリツジ・ プレイス・150、アパートメント・4・ イー (72)発明者 ポール・ジエイ・シヤターホワイト アメリカ合衆国、サウス・カロライナ・ 29681、シンプソンビル、ボイド・アベ ニユー・116 (56)参考文献 特開 昭58−11147(JP,A)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)酸素遮断材料から成るコア層と、 (b)酷使に強い高分子材料から成る外層と、 (c)ポリブテン及びポリプロピレンと (i)エチレン酢酸ビニルコポリマー、 (ii)低密度ポリエチレン、 (iii)線状低密度ポリエチレン及び (iv)アイオノマー から成るグループから選択された第3の高分子材料との
    ブレンドを含むシーラント層とを有することを特徴とす
    る開封容易な包装物の製造に有用な多層フィルム。
  2. 【請求項2】酸素遮断材料がエチレンビニルアルコール
    コポリマーであることを特徴とする請求項1に記載の多
    層フィルム。
  3. 【請求項3】酷使に強い高分子材料がポリプロピレンホ
    モポリマーまたはコポリマーであることを特徴とする請
    求項1に記載の多層フィルム。
  4. 【請求項4】シーラント層が少量のポリブテン及びポリ
    プロピレンと多量の第3の高分子材料とを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の多層フィルム。
  5. 【請求項5】シーラント層が8〜50重量%のポリブテン
    及びポリプロピレンと約50〜92重量%の第3の高分子材
    料とを含むことを特徴とする請求項4に記載の多層フィ
    ルム。
  6. 【請求項6】(a)酸素遮断材料から成るコア層と、 (b)コア層の各表面に設けられたポリアミドから成る
    中間層と、 (c)酷使に強い高分子材料から成る外層と、 (d)ポリブテン及びポリプロピレンと (i)エチレン酢酸ビニルコポリマー、 (ii)低密度ポリエチレン、 (iii)線状低密度ポリエチレン及び (iv)アイオノマー から成るグループから選択された第3の高分子材料との
    ブレンドを含むシーラント層とを有し、 (e)前記外層及びシーラント層の各々が接着剤層を介
    して夫々のポリアミド層に結合していることを特徴とす
    る開封容易な包装物の製造に有用な多層フィルム。
  7. 【請求項7】酸素遮断材料がエチレンビニルアルコール
    コポリマーであることを特徴とする請求項6に記載の多
    層フィルム。
  8. 【請求項8】ポリアミドがナイロン6であることを特徴
    とする請求項6に記載の多層フィルム。
  9. 【請求項9】酷使に強い高分子材料がポリプロピレンホ
    モポリマーまたはコポリマーであることを特徴とする請
    求項6に記載の多層フィルム。
  10. 【請求項10】シーラント層が少量のポリブテン及びポ
    リプロピレンと多量の第3の高分子材料とを含むことを
    特徴とする請求項6に記載の多層フィルム。
  11. 【請求項11】シーラント層が8〜50重量%のポリブテ
    ン及びポリプロピレンと約50〜92重量%の第3の高分子
    材料とを含むことを特徴とする請求項10に記載の多層フ
    ィルム。
  12. 【請求項12】接着剤層が酸または酸無水物で改質され
    た高分子接着剤を含むことを特徴とする請求項6に記載
    の多層フィルム。
  13. 【請求項13】(a)請求項6の7つの層を溶融押出物
    として同時押出し、 (b)同時押出フィルムを急冷し、 (c)そのフィルムをフィルム収集用ロールに収集する
    段階を含むことを特徴とする開封容易な包装物の製造に
    有用な多層フィルムの製造方法。
  14. 【請求項14】(a)ポリブテン及びポリプロピレンと (i)エチレン酢酸ビニルコポリマー、 (ii)低密度ポリエチレン、 (iii)線状低密度ポリエチレン及び (iv)アイオノマー から成るグループから選択された第3の高分子材料との
    ブレンドを含むシーラント層を有する第1ウェブと、 (b)エチレン酢酸ビニルコポリマー、低密度ポリエチ
    レン、線状低密度ポリエチレン及びアイオノマーから成
    るグループから選択された高分子材料を含むシーラント
    層を有する第2ウェブとを含み、 (c)第1ウェブ及び第2ウェブが互いに熱シールされ
    て物品を包囲し、 (d)高分子接着剤を含み第1ウェブのシーラント層に
    隣接して結合される付加層を含むことを特徴とする開封
    容易な包装物。
  15. 【請求項15】(a)第1ウェブが、 エチレンビニルアルコールコポリマーから成るコア層
    と、 コア層の各表面に設けられたポリアミドから成る中間層
    と、 ポリプロピレン外層と、 ポリブテン及びポリプロピレンと (i)エチレン酢酸ビニルコポリマー、 (ii)低密度ポリエチレン、 (iii)線状低密度ポリエチレン及び (iv)アイオノマー から成るグループから選択された第3の高分子材料との
    ブレンドを含むシーラント層とを有し、 (b)第2ウェブが、 エチレン酢酸ビニルコポリマー、低密度ポリエチレン及
    び線状低密度ポリエチレンから成るグループから選択さ
    れた高分子材料を含むシーラント層と、 該シーラント層に隣接したエチレン酢酸ビニルコポリマ
    ー層と、 プリント層と、 プリント層とエチレン酢酸ビニルコポリマー層との間の
    接着剤層と、 二軸配向されたナイロン外層とを有し、 前記外層及びシーラント層の各々が接着剤層を介して夫
    々のポリアミド層に結合されており、 (c)前記第1ウェブ及び第2ウェブが互いに熱シール
    されて物品を包囲していることを特徴とする開封容易な
    包装物。
  16. 【請求項16】(a)エチレン酢酸ビニルコポリマー、
    低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン及びアイ
    オノマーから成るグループから選択された高分子材料を
    含むシーラント層を有する第1ウェブを形成し、 (b)形成された第1ウェブに物品を配置し、 (c)ポリブテン及びポリプロピレンと (i)エチレン酢酸ビニルコポリマー、 (ii)低密度ポリエチレン、 (iii)線状低密度ポリエチレン及び (iv)アイオノマー から成るグループから選択された第3の高分子材料との
    ブレンドを含むシーラント層を有する第2ウェブを製品
    上に配置して包囲空間を形成し、 (d)第2ウェブを加熱し、 (e)包囲空間を減圧排気し、 (f)包装物の周囲または周囲近傍で第1ウェブと第2
    ウェブとを熱シールし、 (g)ウェブ間に物品を密封すべく被熱第2ウェブを第
    1ウェブに粘着させ、第1ウェブと第2ウェブとを結合
    させて包装物を形成することを特徴とする開封容易な包
    装物の製造方法。
  17. 【請求項17】(a)ポリブテン及びポリプロピレンと (i)エチレン酢酸ビニルコポリマー、 (ii)低密度ポリエチレン、 (iii)線状低密度ポリエチレン及び (iv)アイオノマー から成るグループから選択された第3の高分子材料との
    ブレンドを含むシーラント層を有する第1ウェブを形成
    し、 (b)形成された第1ウェブに物品を配置し、 (c)エチレン酢酸ビニルコポリマー、低密度ポリエチ
    レン、線状低密度ポリエチレン及びアイオノマーから成
    るグループから選択された高分子材料を含むシーラント
    層を有する第2ウェブを製品の上に配置して包囲空間を
    形成し、 (d)第2ウェブを加熱し、 (e)包囲空間を減圧排気し、 (f)包装物の周囲または周囲近傍で第1ウェブ及び第
    2ウェブを熱シールし、 (g)ウェブ間に物品を密封すべく被熱第2ウェブを第
    1ウェブに粘着させ、第1ウェブと第2ウェブとを結合
    させて包装物を形成することを特徴とする開封容易な包
    装物の製造方法。
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