JP2610399B2 - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

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JP2610399B2 JP25707894A JP25707894A JP2610399B2 JP 2610399 B2 JP2610399 B2 JP 2610399B2 JP 25707894 A JP25707894 A JP 25707894A JP 25707894 A JP25707894 A JP 25707894A JP 2610399 B2 JP2610399 B2 JP 2610399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ・ディジタル
変換器(以下、A/D変換器という)に関し、特に、パ
ルス幅変調動作を行うことによって集積化を容易にし、
小形で、且つ高精度なアナログ・ディジタル変換を実現
するオーバーサンプリング形A/D変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号波形をディジタル信号に変
換する場合、サンプリングの定理により、信号周波数帯
域の2倍の周波数でサンプリングすることによって、原
信号が忠実に再現されることが知られている。ところ
が、現実の逐次比較形A/D変換器においては、使用す
る素子のバラツキ精度に限界があるため、十分な変換精
度が得られないことが多い。そこで、△−Σ変調回路を
用いたオーバーサンプリング形A/D変換器において
は、サンプリング周波数を一般に信号周波数帯域の数十
〜数千倍の周波数に設定することにより、変換精度の向
上を図ろうとしている。
【0003】この△−Σ形オーバーサンプリングA/D
変換器の従来例としては、特許公報(B2)平3−92
7に掲載されている特許第1639746号記載のもの
が代表的である。図6は、そのブロック図であり、積分
回路、量子化器、D/A変換回路から成るループを2個
で構成した場合のものである。図6において、61はア
ナログ信号入力端子、63はディジタル信号出力端子、
64、65は積分回路、67、73は量子化器、68、
74はディジタル・アナログ変換回路、69、70、7
1、72は演算回路、75〜78は遅延回路である。
【0004】以上の構成によるA/D変換器において、
信号出力端子63に現れる雑音電圧VTNは、量子化器の
発生する量子化雑音電圧をVQN、また、積分回路の伝達
関数をH(z) とした場合、Z変換を用いて数1で表さ
れる。
【数1】 VTN=VQN/(H(z) )2 =VQN・(1−z-12
ただし、
【数2】 s はサンプリング周波数である。
【0005】また、(1−z-1)の周波数特性は数3で
求められる。
【数3】
【0006】量子化雑音電圧VQNは、fs /2の帯域内
に一様のレベルで分布する白色雑音であることから、数
2の周波数特性から明らかなように、雑音電圧VTNは低
い周波数ほど雑音電圧レベルが低くなることが分かる。
また、サンプリング周波数f s を高めることによって、
量子化雑音電圧VQNが広帯域に分散して雑音レベルが低
下することが分かる。このように、雑音の周波数分布特
性を変えてS/N特性を改善する手法は、ノイズシェイ
ピングと呼ばれている。
【0007】図6に示すA/D変換器において、帰還用
のD/A変換回路68、74や、アナログ回路である積
分回路64、65及び演算回路69、70、71の直線
性が悪いと波形歪を発生し、変換精度を劣化させる。こ
こで、まず最初に、帰還用のD/A変換回路の直線性を
確保することが考えられる。一般に、D/A変換回路
は、抵抗素子、容量素子によって電圧を分割して所定の
電圧を得ようとするものであり、D/A変換における直
線性は抵抗素子あるいは容量素子の比精度で決定され
る。重み抵抗形やはしご形のD/A変換回路を集積回路
上で構成する場合、製造後無調整で、実現可能な比精度
は0.1%程度であり、S/N特性として60dB程度
が限界である。この比精度の限界によるS/N特性の劣
化を回避するために、帰還用のD/A変換回路は、2値
出力(1ビット分解能)の1ビットタイプのもので構成
されるようになった。2値出力の場合は、どのような2
つの電圧も直線上に乗るので、素子の比精度には無関係
となり直線性は問題とならない。このようなD/A変換
回路は、従来のA/D変換器において帰還用として使用
するには十分な精度を有していると言える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、A/D変換器
には、さらに高いS/N特性が要求される様になってき
た。そこで、次に問題となるのが積分回路と演算回路で
あるが、従来のA/D変換器においては、スイッチドキ
ャパシタ(以下SCという)と演算増幅器を使用して積
分回路と演算回路を構成することが多く、20ビット以
上のA/D変換器を実現しようとした場合には、これら
の回路の雑音が支配的となる。このようにSCを主体と
した回路構成では、積分回路の次数を増やしても120
dB以上のS/N特性を得ることは困難であった。一
方、積分回路の次数を増やせば、帰還ループが不安定に
なるという問題もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係る第1のA/D変換器は、入力信号と帰
還信号が入力され、これらの差信号を求める演算回路
と、前記演算回路から出力される差信号を積分するRC
形の積分回路と、前記積分回路の出力信号をディジタル
信号に変換し、前記A/D変換器の出力信号として出力
する量子化器と、前記量子化器から出力されるディジタ
ル信号をパルス幅変調によりアナログ信号に変換して前
記帰還信号とするパルス幅変調回路とを含む。
【0010】また、本発明に係る第2のA/D変換器
は、入力信号と帰還信号が入力され、これらの差信号を
求める第1の演算回路と、前記第1の演算回路から出力
される差信号を積分するRC形の第1の積分回路と、前
記第1の積分回路の出力信号と前記帰還信号との差信号
を求める第2の演算回路と、前記第2の演算回路から出
力される差信号を積分するRC形の第2の積分回路と、
前記第2の積分回路の出力信号をディジタル信号に変換
し、前記A/D変換器の出力信号として出力する量子化
器と、前記量子化器から出力されるディジタル信号をパ
ルス幅変調によりアナログ信号に変換して前記帰還信号
とするパルス幅変調回路とを含む。
【0011】さらに、本発明に係る第3のA/D変換器
は、正相入力信号と帰還信号が入力され、これらの差信
号を求める第1の演算回路と、逆相入力信号と前記帰還
信号が入力され、これらの差信号を求める第2の演算回
路と、前記第1の演算回路から出力される差信号を積分
するRC形の第1の積分回路と、前記第2の演算回路か
ら出力される差信号を積分するRC形の第2の積分回路
と、前記第1の積分回路の出力信号と前記第2の積分回
路の出力信号との差を求める第3の演算回路と、前記第
3の演算回路の出力信号と前記帰還信号との差信号を求
める第4の演算回路と、前記第4の演算回路から出力さ
れる差信号を積分するRC形の第3の積分回路と、前記
第3の積分回路の出力信号をディジタル信号に変換し、
前記A/D変換器の出力信号として出力する量子化器
と、前記量子化器から出力されるディジタル信号をパル
ス幅変調によりアナログ信号に変換して前記帰還信号と
するパルス幅変調回路とを含む。
【0012】上記のA/D変換器において、前記量子化
器は、オーバーサンプリングによって所定の周期ごとに
入力アナログ信号をディジタル信号に変換するとともに
振幅方向に2ビット以上の所定ビット数の分解能を有
し、前記パルス幅変調回路は、前記量子化器から出力さ
れる前記ディジタル信号を前記所定の周期ごとに時間軸
方向に前記所定ビット数の分解能を有するパルス幅変調
信号に変調するものであっても良い。
【0013】
【作用】以上の様に構成した本発明に係るA/D変換器
によれば、帰還用のD/A変換回路にパルス幅変調回路
を用いてA/D変換器としての量子化雑音を低減すると
ともに、積分回路を時間連続形(RC形)とすることに
よってスイッチング雑音等を低減し、高いS/N特性が
得られる。
【0014】また、本発明に係る第3のA/D変換器に
よれば、正相および逆相の入力信号に含まれる同相雑音
を排除することが可能である。
【0015】さらに、量子化器に振幅方向に2ビット以
上の分解能をもたせ、それを帰還用のパルス幅変調回路
において時間軸方向の分解能に変換することにより、直
線性確保と多ビット化を両立させて、より高いS/N特
性が得られる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例について
説明する。
【0017】図1は、本発明に係るA/D変換器の第1
の実施例を示すブロック図である。図1において、1は
信号入力端子、2は信号出力端子、6は入力信号と帰還
信号との差信号を求める演算回路、3は演算回路6から
出力される差信号を積分するRC積分回路、4はRC積
分回路3の出力信号を量子化してディジタル信号に変換
する量子化器、5は量子化器4から出力されるディジタ
ル信号をパルス幅変調によりアナログ信号に変換して帰
還信号を作成するパルス幅変調回路である。量子化器4
から出力されるディジタル信号は信号出力端子2に供給
され、パルス幅変調回路5から出力される帰還信号は演
算回路6に供給される。
【0018】このような構成の△−Σ変調方式を用いた
A/D変換器のS/N特性(以下SNRという)は、量
子化雑音のみについては以下の数4で表される。
【数4】 SNR=(6k+3)log2 (m)−(8k−4) +20log10(2n −1) 但し、kは積分回路の次数、mはオーバーサンプリング
比、nは帰還用のD/A変換回路(ここではパルス幅変
調回路)の分解能(変換ビット数)である。
【0019】ここで、積分回路の次数kをあまり大きく
すると発振が生じてしまい、オーバーサンプリング比m
をあまり大きくすると回路が複雑になったり消費電力が
増加してしまうので、これらの値にはおのずから限界が
ある。また、数3の特性は帰還用D/A変換回路が十分
な直線性を確保した場合のものであり、帰還用D/A変
換回路の歪みが直接SNRを劣化させてしまうと理論値
通りのSNRが得られない。本発明では、まず、RC積
分回路を使用することにより、SCによって発生する量
子化雑音を回避してSNRを理論値に近づけた。この様
に積分回路を改善すると、帰還用D/A変換回路をさら
に改善することも有効であり、本発明においては、帰還
用D/A変換回路として直線性に優れたパルス幅変調
(PWM)回路を採用するとともに、量子化器の振幅方
向の分解能nを2ビット以上(本実施例においては3ビ
ット、即ち、5〜8値)にして、それをパルス幅変調回
路において時間軸方向の分解能に変換することにより、
さらにSNRを改善している。これらのことにより、2
段の積分回路で高いSNRを実現した。例えば、数3に
おいて、信号周波数帯域を1kHz、サンプリング周波
数を1.024MHz、帰還用D/A変換回路の分解能
を3ビット、積分回路の次数を図1の実施例に示す様に
1とすると、理論的には103dB程度の高いSNRが
得られることが分かる。
【0020】図4は、回路雑音を極力低減するために本
発明で用いたRC形積分回路の具体的構成例を示す回路
図であって、抵抗32、33と容量34は積分回路の伝
達特性を決めるものであり、35は演算増幅器である。
ここでは演算増幅器の反転入力を使用しているので、R
C形積分回路の2つの入力端子30、31に入力信号と
逆相帰還信号をそれぞれ供給することにより演算回路と
しての動作も兼ねている。なお、位相の反転は量子化器
4やパルス幅変調回路において行っても良い。
【0021】図5は、3ビット量子化器の具体的回路例
であり、44〜49は量子化電圧を生成するための抵抗
器、50〜54は電圧比較器である。ここでは、4個の
電圧比較器を用いて量子化器の分解能を5値としており
(点線で示される抵抗器48と電圧比較器53を含めた
場合には6値となる)、所定の周期ごとに入力アナログ
信号のオーバーサンプリングを行う。この量子化器に対
応して、帰還用D/A変換回路においては、前記所定の
周期ごとに時間軸方向に3ビットの分解能(ここでは、
量子化器の分解能である5値の振幅に対応させるため
に、前記所定の周期を4分割したものが最小のパルス幅
となる)でもってパルス幅変調信号を作成する。これに
よって、オーバーサンプリングに加えて多ビットによる
高精度なサンプリングを可能にするとともに、量子化器
で使用する抵抗器のバラツキによる歪みは帰還用D/A
変換回路を含む帰還ループによってほぼ吸収される。
【0022】図2は、本発明に係るA/D変換器の第2
の実施例を示すブロック図であり、第1の実施例に対し
て、第2の演算回路8と第2のRC積分回路9を追加し
て特性の向上を図ったものである。本実施例において
は、積分回路の次数が2となるので、数3によってSN
Rを求めると155dB程度の非常に高い値となる。
【0023】図3は、本発明に係るA/D変換器の第3
の実施例を示すブロック図であり、入力部を差動化し、
積分回路を2次としたものである。図3において、11
と12は正相および逆相の信号入力端子、13は信号出
力端子、19と20は正相および逆相の入力信号と帰還
信号との差信号をそれぞれ求める第1と第2の演算回
路、14と15は演算回路19、20から出力される差
信号をそれぞれ積分する第1と第2のRC積分回路、2
1は第1の積分回路14の出力信号と第2の積分回路1
5の出力信号との差を求める第3の演算回路、22は第
3の演算回路21の出力信号と帰還信号との差信号を求
める第4の演算回路、16は第4の演算回路22から出
力される差信号を積分する第3のRC積分回路、17は
第3のRC積分回路16の出力信号を量子化してディジ
タル信号に変換する量子化器、18は量子化器17から
出力されるディジタル信号をパルス幅変調によりアナロ
グ信号に変換して帰還信号を作成するパルス幅変調回路
である。量子化器17から出力されるディジタル信号は
信号出力端子13に供給され、パルス幅変調回路18か
ら出力される帰還信号は演算回路19、20、22に供
給される。
【0024】本実施例によれば、数3によるSNRは第
2の実施例と同様に155dB程度となり、さらに、正
相および逆相の入力信号に含まれる同相雑音を排除する
ことが可能である。本実施例では、以上の様な構成によ
り、130dB以上のSNRの実現を可能にした。
【0025】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るA/D
変換器によれば、従来よりも高いSNRを得ることが可
能である。あるいは、従来と同等のSNRを確保しなが
ら積分回路の次数を減らすことも可能であり、回路規模
を縮小することにより、集積化時の歩留まり向上、さら
には消費電力の低減が可能である。また、積分回路の次
数(演算増幅器の個数)の低減は、回路の安定化につな
がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るA/D変換器の第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るA/D変換器の第2の実施例を示
すブロック図である。
【図3】本発明に係るA/D変換器の第3の実施例を示
すブロック図である。
【図4】本発明に係るA/D変換器の実施例に用いられ
る、RC形積分回路の具体的回路例を示す図である。
【図5】本発明に係るA/D変換器の実施例に用いられ
る、比較器を使用した量子化回路の具体的回路例を示す
図である。
【図6】従来のA/D変換器の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1、11、12、61 アナログ信号入力端子 2、13、63 ディジタル信号出力端子 3、7、9、14、15、16 RC積分回路 4、17、67、73 量子化器 5、18 パルス幅変調回路 6、8、19、20、21、22、69、70、71、
72 演算回路 30、31 積分回路入力端子 32、33、44〜49 抵抗器 34 容量 35 積分回路出力端子 36 演算増幅器 40 量子化器入力端子 41、42 基準電圧端子 43 量子化器出力端子 50〜54 比較器 55 デコーダ 64、65 SC積分回路 68、74 D/A変換回路 75〜78 遅延回路 79 微分回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−252022(JP,A) 特公 平3−927(JP,B2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換器であって、 入力信号と帰還信号が入力され、これらの差信号を求め
    る演算回路と、 前記演算回路から出力される差信号を積分するRC形の
    積分回路と、 前記積分回路の出力信号をディジタル信号に変換し、前
    記A/D変換器の出力信号として出力する量子化器と、 前記量子化器から出力されるディジタル信号をパルス幅
    変調によりアナログ信号に変換して前記帰還信号とする
    パルス幅変調回路と、を含むA/D変換器。
  2. 【請求項2】 A/D変換器であって、 入力信号と帰還信号が入力され、これらの差信号を求め
    る第1の演算回路と、 前記第1の演算回路から出力される差信号を積分するR
    C形の第1の積分回路と、 前記第1の積分回路の出力信号と前記帰還信号との差信
    号を求める第2の演算回路と、 前記第2の演算回路から出力される差信号を積分するR
    C形の第2の積分回路と、 前記第2の積分回路の出力信号をディジタル信号に変換
    し、前記A/D変換器の出力信号として出力する量子化
    器と、 前記量子化器から出力されるディジタル信号をパルス幅
    変調によりアナログ信号に変換して前記帰還信号とする
    パルス幅変調回路と、を含むA/D変換器。
  3. 【請求項3】 A/D変換器であって、 正相入力信号と帰還信号が入力され、これらの差信号を
    求める第1の演算回路と、 逆相入力信号と前記帰還信号が入力され、これらの差信
    号を求める第2の演算回路と、 前記第1の演算回路から出力される差信号を積分するR
    C形の第1の積分回路と、 前記第2の演算回路から出力される差信号を積分するR
    C形の第2の積分回路と、 前記第1の積分回路の出力信号と前記第2の積分回路の
    出力信号との差を求める第3の演算回路と、 前記第3の演算回路の出力信号と前記帰還信号との差を
    求める第4の演算回路と、 前記第4の演算回路から出力される差信号を積分するR
    C形の第3の積分回路と、 前記第3の積分回路の出力信号をディジタル信号に変換
    し、前記A/D変換器の出力信号として出力する量子化
    器と、 前記量子化器から出力されるディジタル信号をパルス幅
    変調によりアナログ信号に変換して前記帰還信号とする
    パルス幅変調回路と、を含むA/D変換器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3に記載のA/D変
    換器であって、前記量子化器は、オーバーサンプリング
    によって所定の周期ごとに入力アナログ信号をディジタ
    ル信号に変換するとともに振幅方向に2ビット以上の所
    定ビット数の分解能を有し、前記パルス幅変調回路は、
    前記量子化器から出力される前記ディジタル信号を前記
    所定の周期ごとに時間軸方向に前記所定ビット数の分解
    能を有するパルス幅変調信号に変調することを特徴とす
    るA/D変換器。
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