JP2610345B2 - 運転訓練用シミュレータ - Google Patents

運転訓練用シミュレータ

Info

Publication number
JP2610345B2
JP2610345B2 JP1107782A JP10778289A JP2610345B2 JP 2610345 B2 JP2610345 B2 JP 2610345B2 JP 1107782 A JP1107782 A JP 1107782A JP 10778289 A JP10778289 A JP 10778289A JP 2610345 B2 JP2610345 B2 JP 2610345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving
evaluation
scoring
trainee
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1107782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02287488A (ja
Inventor
通夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1107782A priority Critical patent/JP2610345B2/ja
Publication of JPH02287488A publication Critical patent/JPH02287488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2610345B2 publication Critical patent/JP2610345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、運転訓練用シミュレータに関する。
(従来の技術) 従来、プラントの運転訓練用シミュレータとしては、
第17図に示すような概念的な基本構成図より成るものが
知られている。即ち、運転訓練シミュレータは教官(イ
ンストラクタ)が、運転訓練用シミュレータを管制する
ためのインストラクタコンソール1と、プラントの挙動
を模擬演算するためのプラントシミュレーション用計算
機2と、運転制御盤3とから構成される。この制御盤3
にはプラントの状態を表示するための図示しない計器、
表示器あるいはCRT等が設置されている。また、運転訓
練員がプラントシミュレーション用計算機2により模擬
演算されたプラント(以下単にプラントと言う)を運転
操作するための操作スイッチ、押ボタンスイッチ等もこ
の運転制御盤3に設置されている。つまり、この運転制
御盤3は実際のプラントの運転操作盤の全体または一部
を模倣して製作されたものである。
この構成で、教官はインストラクタコンソール1によ
り、シミュレーション用計算機2に対し、プラント初期
状態の設定を行ったり、模擬演算の始動、停止等の管制
を行う事により、あたかもプラントが運転状態にあるか
のように挙動させる事ができる。
また、必要に応じてマルファンクション(事故または
異常模擬)を挿入するための管制を行う事により、実際
のプラントではめったに発生し得ないような事故または
異常があたかも発生したかのように挙動させる事もでき
る。シミュレーション用計算機2により模擬演算された
プラントの状態値(プロセス量、各機器の運転状態等)
は、運転制御盤3上に設置された計器、表示器またはCR
T等に表示される。運転訓練員は、これらの計器、表示
器またはCRT上に表示されたプラント状態値を監視する
ことによって、プラントの挙動を把握しながら運転制御
盤3上に設置された操作スイッチ、押ボタンスイッチ等
を操作して、プラントの起動停止操作または事故、異常
に対する対応操作等のための機器の運転操作等を行な
う。運転訓練員により操作された操作スイッチ、押ボタ
ンスイッチ等の状態値はシミュレーション用計算機2に
入力され、ここでこれらの状態値により、さらに模擬演
算が実行され、プラントの状態が新たな状態へと移行し
てゆく。シミュレーション用計算機2はシーケンスのイ
ンターロック等を模擬演算するためのロジックモデルや
プラントのプロセス量等を模擬演算するための物理モデ
ル、関数近似などの数式モデルを有しており、前述の如
く教官によるインストラクタコンソール1からの管制に
従い、また運転訓練員による運転制御盤3上の操作スイ
ッチ、押ボタンスイッチ等の操作結果に従いプラントの
挙動の模擬演算を順次行ってゆく。
以上のようにして運転訓練員は、運転制御盤によりプ
ラントの起動、停止等のための運転操作の訓練や、実際
のプラントではめったに発生し得ないような事故または
異常に対する対応操作の訓練もできる。
一方教官は運転訓練員のプラント起動、停止等のため
の運転操作状況及び事故または異常時に対する対応操作
状況等を観察し、その上に運転訓練員の運転または対応
操作の結果として生じる各機器の運転状態プロセス量の
変動状況等の観察も行って運転または対応操作の良否判
定や総合的評価を行うことになる。そして運転訓練員の
運転または対応操作に技能の劣る箇所が発見された場合
には、教官はインストラクタコンソールを用いて、運転
訓練用シミュレータの管制を行う事により、再度プラン
トの挙動を模擬演算させ、運転訓練員の技能の劣る箇所
の運転訓練を重点的に行っていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記したような従来技術による場合、運転
訓練員の運転または対応操作の良否判定や総合的評価を
行うために、教官は運転訓練員のプラント起動、停止等
のための各機器の運転操作、事故または異常時に対する
対応操作(以下単に運転または対応操作と言う)の状況
等の他、運転訓練員の運転または対応操作の結果として
生じる各機器の運転状態、プロセス量の変動状況等を常
時観察する必要がある。しかもその確認項目は莫大な数
で、その上、採点方法等も複雑であるために教官になる
のには、非常に多くの経験と訓練が必要であった。
このように運転訓練実施中の教官に対する負荷は非常
に大きなものであり、さらに事故または異常時の対応操
作は特に操作の必要な機器も多く複雑でしかも緊急操作
も多いため、これらの対応操作を見落す事なく観察する
ためにはさらに非常な集中力と細い神経が要求されるも
のであった。すなわち、公平に良否判定及び総合的な評
価をしなければならないにもかかわらず、教官が人間で
ある以上見落しもあり、また各運転訓練員に対する主観
的な判定も入ってくるため、不公平な良否判定及び総合
的評価になってしまう事もしばしばあった。
そこで、従来の運転訓練用シミュレータを改良して教
官の負荷を軽減し、しかも各運転訓練員の運転または対
応操作の良否判定及び総合的評価を公平に行うために、
運転訓練員の運転または対応操作の良否及び採点、評価
を自動的に行わせるいわゆる運転または対応操作の採
点、評価機能を有した運転訓練用シミュレータとするこ
とがその解決案として考えられるが、従来からこれが実
現できなかった理由として次のような問題点が存在して
いた。
すなわち、運転訓練員が特定の機器を起動または停止
操作してもそれが何を目的とした操作であるかが、運転
訓練用シミュレータには判断できないため、運転訓練員
が行った操作に対する良否判定及び採点、評価ができな
かった。また、採点評価機能部にて使用しうる系統だて
た有効な採点評価規準を作成する事もむずかしかった。
上記の理由をもう少し掘り下げて見ると、実際のプラ
ント運転員は、各機器の操作(例えば○○ポンプの起
動、停止または△△弁の開、閉操作等)を行う場合に
は、それぞれの機器を相互に無関係に操作しているので
はなく、第18図に示す一例のように例えば火力または原
子力プラントの「タービン起動」前までの一連の運転操
作一つを考えても非常に多数の機器を複雑に関連させな
がら長時間に渡る操作が必要となる。これらは「補助蒸
気系統起動操作」「海水系統起動操作」または「復水ク
リーンアップ系統起動操作」等というように必ずあるグ
ループ毎に目的を持って行っており、しかもこの目的を
達成するのに、例えば「復水クリーンアップ系統起動操
作」を一例にすると、まず「脱塩装置バイパス弁を全
開」し、その後「脱塩装置を全台停止」し、その後「低
圧クリーンアップ弁を全閉」し…その後「復水ポンプを
起動」し…と言うように約12項目の各機器の操作が必要
であり、しかも必ず関連のあるグループ毎に相互に関連
を持たせながら各機器の操作を行っており基本的には操
作目的毎には定形化しているのが一般的である。
ところが、この第18図に示す一例のように、「タービ
ン起動」前の準備から「タービン起動」までの個々の操
作目的の順序が完全に定形化されている時、常に決めら
れた機器を決められた順序に従い決められた時点に忠実
に操作して行くかと言うと必ずしもそうではない。時に
はプラントの運転状態に応じてある操作目的と他の操作
目的との間の定形化された一連の操作の間に一部非定形
的な操作が挿入される。また、場合によってはプラント
の運転状態によっては複数の操作目的の順序を入れかえ
たり、或いは一部の操作目的を削除して、プラントの起
動、停止等の運転操作を行うことさえあり得る。このよ
うな場合、教官は運転訓練員の表情、発言内容をも含む
対応操作状況、プラントのプロセス量の変動状況その他
から運転訓練員が行おうとしている運転または対応操作
の目的を判断したり、また場合によっては運転訓練員に
対し運転または対応操作の目的を口頭で確認しながら運
転または対応操作の良否判定等を行う。ところが、現在
のところ、プラントシミュレーション用計算機及びその
他の計算機等では、上述のような運転または対応操作の
目的を運転訓練員に確認する事ができないので、これら
の良否判定、採点、評価の自動化ができない。
即ち、プラントシミュレーション用計算機等が運転ま
たは対応操作の目的を捉えることができないので、例え
ば、各操作目的毎に採点、評価規準をまとめると言うよ
うな適当な規模(大きさ)の規準群にまとめる事もでき
ず、しかも運転訓練員の運転または対応操作の良否判
定、採点、評価する際にはいつ、どの採点、評価規準を
用いて行えば良いかの判断もつかめず、計算機によって
自動評価が行えなかった。
なお、運転訓練員が運転または対応操作を行う際に、
教官または運転訓練員が操作の目的を入力する事も考え
られるが、教官がこれを行う場合には、運転訓練員が次
に何の操作を行うかを常に事前に把握して入力する必要
がありこれは非常に繁雑で神経を使う作業になってしま
う。一方、運転訓練員がこれを行う場合には、実際のプ
ラントの運転時には必要の無い操作を行わねばならず、
実際のプラント運転時に誤操作をしてしまう可能性もあ
り、運転訓練効果が半減される事になってしまう。
以上、概ね、このような理由から採点、評価の自動化
が行われていなかった。
本発明の目的は、訓練員がこれから行なおうとしてい
る操作目的を検知し、運転または対応操作の良否判定、
採点、評価などを行ない、定量的、客観的かつ自動的
に、運転訓練員の運転または対応操作の採点評価を行な
う機能を有した運転訓練用シミュレータを得ることにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、模擬
対象の挙動を模擬演算するシミュレーション用計算手段
と、運転訓練員が操作を加える運転制御手段と、運転員
訓練員の音声の内、これから行なおうとする操作目的を
認識する音声認識手段と、操作目的毎に評価の規準値を
記憶している評価規準値記憶手段と、前記音声認識手段
で認識された操作目的に該当する評価の規準値を前記評
価規準値から選択する選択手段と、この選択手段で選択
された評価の規準値と前記操作とを比較して評価採点す
る比較・評価・採点手段と、を備えることを特徴とする
運転訓練用シミュレータを提供する。
(作用) このように構成されたシミュレータにおいては、音声
認識手段が運転訓練員の音声のうち、これから行なおう
とする操作目的の認識を行ない、選択手段がこの操作目
的に該当する評価の規準値を記憶手段から呼びだし、比
較・評価・採点手段がこの規準値と運転訓練員の操作と
を比較して評価採点する。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示す運転訓練用シミュレー
タの構成図で、従来と同様にインストラクタコンソール
1とシミュレーション用計算手段であるプラントシミュ
レーション用計算機2と運転制御手段である運転制御盤
3とが設けられている。評価装置4は運転訓練員の運転
及び対応操作の良否を採点、評価するためのものであ
る。この評価装置4には、通常の運転操作及び異常時の
対応操作の各操作目的毎にそれぞれ予め定めた基本操作
手順、詳細操作手順、並びに運転おび対応操作の結果に
よって表われるプロセス量変動の許容値など採点、評価
の規準値が予め記憶されている。その評価装置4は、こ
の採点、評価規準値を用いて実際に運転訓練員が行った
各操作の手順及び各運転操作と各対応操作の結果による
プロセス量の変動状況、機器の状態値等とを比較評価
し、運転及び対応操作の良否判定を行い、その結果に採
点倍率を掛け合せながら、得点は加算、減点は減算計算
し採点(得点計算)する。その際の採点倍率は可変で設
定する事ができ各運転訓練員毎にその技能レベルに応じ
た採点倍率をレベル設定入力手段7から運転訓練開始前
にこの評価装置4に入力し記憶させてある。
また、マイクロフォン等の音声集音器5が、運転訓練
員が運転及び対応操作を始める際等に行う指差呼称の口
頭の告知事項を集音するために設けられている。そし
て、音声認識手段である音声認識装置6が人間が話した
言葉の周波数、音色等の変化のパターン等を規準パター
ン等と比較してその言葉の意味等を認識することによ
り、前記音声集音器5を介して入力された運転訓練員の
告知事項から、少なくとも運転訓練員が行おうとしてい
る操作目的及び操作開始時期とを事前に検知し、その検
知結果を評価装置4に入力する。また、評価装置4に
は、その他に運転制御盤3を介して運転訓練員が実際に
行った運転及び対応操作の状況が入力される。プラント
シミュレーション用計算機2からは、運転及び対応操作
の結果として表われるプロセス変動状況、機器の状態値
等が入力される。前記評価装置4で実行された運転及び
対応操作の良否判定、採点、評価結果は出力制御手段8
に入力され、ここで出力信号処理され、CRT表示装置9
またはプリンタ装置10から文字情報として、或いは音声
処理手段11を介してスピーカ装置12から音声情報として
出力される。
第2図は本発明による運転訓練用シュミレータにおけ
る採点、評価機能を果たす主として評価装置4の詳細説
明図を示したものである。この図において、運転訓練を
開始する前に各運転訓練員の技能レベルに応じた採点倍
率をレベル設定入力手段7より入力し、評価装置4の採
点倍率記憶手段18に記憶させておく。
一般に実際のプラントの運転監視は通常複数の運転員
により行われているが、運転または対応操作を行う運
転員自身のケアレスミス等の誤操作防止、他の運転員
等に事前に注意をうながす、等のため運転員は運転また
は対応操作を行う直前及び直後に必ず指差呼称すなわち
「○○操作を行います。」「○○操作完了しました。」
と言うように口頭で操作内容を告知する事が義務づけら
れている。従って、当然の事ながら運転訓練員が運転訓
練用シミュレータにより訓練される場合にも、これが義
務づけられている。ところで、この口頭で告知する操作
内容にはこれから行おうとする操作の目的、操作状
況(操作開始、操作完了時期)の情報等が含まれてお
り、この点に着目し、これを運転または対応操作の良否
判定、採点、評価に利用する。そのために音声集音器5
によりこれら口頭による告知事項を集音し、音声認識装
置6に入力する。
音声認識装置6では運転訓練員の口頭による告知事項
を分析し、少なくとも操作目的(上記の一例では「○○
操作」の部分)特定を行う認識(6−I)と、操作開始
時期(上記の一例では「行います。」の部分)を検知す
る認識(6−II)とを行う。この際、指差呼称に使用で
きる用語は一般にプラントまたはそのプラントを所有す
る会社毎に独自に規定されており、しかも各運転訓練毎
に発音、アクセント等も異なるため、運転訓練に先だち
事前に各運転訓練毎に運転訓練時の指差呼称で使用する
口頭による告知事項及びその意味付けを音声認識装置6
に登録しておく。音声認識装置6では、この事前に登録
された内容と、運転訓練時に運転訓練員が口頭で行った
告知事項とを比較分析し、操作目的及び操作状況を検知
する。そして検知結果である操作目的(上記の一例にお
ける「○○操作を行います。」の「○○操作」の部分)
がまず評価装置4に入力される。
一方、評価装置4には、各機器の運転操作及び対応操
作の操作目的毎にそれぞれ予め定めた基本操作手順、詳
細操作手順及びその結果によって表われるプロセス量変
動の許容値など採点、評価の規準値13−1,13−2…13−
nが記憶されている記憶手段13が設けられる。この記憶
手段13に格納された複数の採点・評価の規準値13−1,13
−2,…13−nの中から、前述の検知された操作目的によ
り、該当する操作目的に合致した採点、評価の規準値が
選択手段14によって選択されるようになっている。ま
た、同時に音声認識装置6による検知結果である操作開
始時期(上記の一例における「行います。」)が評価装
置4に入力されこれにより該当する操作目的に関する運
転訓練の評価が開始される。
即ち、採点評価開始指令の信号が入力すると稼動し始
める比較手段15に前記選択手段14を介して、該当する採
点、評価規準値が取り込まれる。一方、運転制御盤3を
介して入力される運転訓練員が実際に行った運転または
対応操作の状況及びプラントシミュレーション用計算機
2にて模擬演算された運転または対応操作の結果として
表われたプロセス変動状況、機能値等が入力される。そ
して、その都度、前述の採点、評価規準値との比較がな
される。次いで、この比較結果より運転員の運転操作お
よび対応操作の良否判定を評価手段16で行う。ここで万
一、運転訓練員の運転または対応操作が不良の場合に
は、コメント表示指令信号が出力制御手段8に入力さ
れ、ここで出力信号処理され、CRT表示装置9またはプ
リンタ装置10から文字情報として、またさらには音声処
理手段11を介してスピーカ12から音声情報として、例え
ば「○○が誤操作でした。」と言うようなコメントの形
で運転訓練員等に表示出力される。また、さらに良否判
定の結果に応じて得点または減点しながら採点(得点計
算)を採点手段17により行ってゆく訳であるが、この際
に前述のあらかじめ評価装置4に記憶させてあった各運
転訓練員の技能レベルに応じた採点倍率で演算しながら
計算してゆく。そしてこの採点結果も出力制御手段8に
入力され、前述のコメントと同様にして、文字情報また
は音声情報として報知出力される。
ところで、運転訓練員の運転および対応操作を評価す
るのに、前述した通り、記憶手段13に各操作目的毎に区
分けされる採点、評価規準値のテーブル13−1…13−n
を収容しなければならないが、どのような採点、評価規
準値とするかに付き説明する。
前述の通り運転または対応操作を評価するには、非常
に多数の機器及びプロセス量の確認が必要なため、まず
評価部を計画するにあたり各操作目的毎に運転または対
応操作時に運転訓練員が操作しなければならない機器
と、この操作により変動が予想されるプロセス量とその
許容値、及び教官が運転訓練員を採点、評価する際に重
点的に確認する項目を運転訓練員の技能レベル別に整理
した表を作る。その一例として操作目的が「低圧給水加
熱器1系列カット操作(以下単に「LP Htr 1系列カット
操作」と言う)」の例を第3図に示す。
しかし、第3図のままでは評価装置4用計算機等では
処理できないため、計算機処理しやすいようにこれを元
に各操作目的毎に運転または対応操作時に運転訓練員が
操作した結果としての機器またはプロセス量の状態値を
一覧表に整理しなおし、さらに各機器の操作前及び操作
完了後の静止状態における「各機器の状態値確認点」を
便宜的にアルファベットの小文字で連続No.を採番し記
入した。その一例として操作目的が「LP Htr 1系列カッ
ト操作」のものを第4図に示す。なお、図中の符号FCは
前閉、FOは全開、OFFは停止、ONは条件成立、−は確認
の不要な項目、→は動作をそれぞれ表わしている。
これを元に該当操作目的の開始から完了までの間に運
転訓練員が操作しなければならない各機器の状態値を入
力信号とし、これらすべての機器の状態値が該当「機器
の状態値確認点」毎に規定された状態値と一致した時初
めて出力信号が出力される機能を持った「機器の状態値
確認点テーブル」をそれぞれの「機器の状態値確認点a
〜n」毎に作り、これを操作目的毎に採点、評価規準値
テーブル13−1、13−2、13−nとして記憶手段13の中
に保存しておく。
第5図は第2図における比較手段15、評価手段16、採
点手段17の詳細説明図で、比較手段15は操作目的に選択
手段14を介して記憶手段13から取り出した採点、評価規
準値テーブル中の1つ例えば「LP Htr 1系列カット操
作」の採点・評価規準値テーブル13−Iを基に各機器の
状態と比較する。この採点・評価規準テーブル13−I
は、更に機器の状態値確認点a〜n毎に作られたn個の
機器の状態値確認点テーブル13−Ia〜13−Inからなり、
プラントから入力される各機器の状態値と順次比較され
る。その一例として操作目的が「LP Htr 1系列カット操
作」における機器の状態値確認点(e)テーブル13−Ie
の場合を第6図に示す。この図に示すように機器No.I〜
XIの状態値はテーブル13−Ieの状態値と比較されて一致
していれば一致信号e′が出力される。
このように、操作目的の特定により、それに該当する
採点、評価規準値を構成するテーブル13−Ia〜13−Inが
比較手段15内に取り込まれ、テーブル13−Ia〜13−Inの
それぞれにおいて、機器No.I〜XIのすべての機器の状態
値が、第4図の「機器の状態値確認点a〜nに規定され
たそれぞれの機器の状態値との比較がなされ、一致する
と、一致信号a′〜n′が評価手段16を構成する第7図
のロジック部に入力される。
第7図は運転または対応操作が規定された順番通りに
行われた事を評価するためのロジック部の一例であっ
て、前段の「機器の状態値確認点」のすべての機器の状
態値が成立していてしかも該当の「機器の状態値確認
点」で操作すべき機器を規定通りに操作して初めて出力
信号A〜Nが発生し、第8図に示した如き得点評価部に
入力される。なお、第7図中20はOR回路、21はAND回
路、22は保持回路を示す。
第8図の得点評価部が運転および対応操作が順番通り
に行われた場合に「機器の状態値確認点」が順次進行し
てゆくと共に増加し、この得点をカウントする部分の一
例であって、入力信号A〜Nのそれぞれは、まず入力条
件が成立するたびに1パルスを出力する各1パルス発生
部23入力される。そして、これらの1パルス発生部の出
力信号は得点カウント部24及び得点カウント部25に
入力される。それぞれの得点カウント部では、入力され
たパルス数をカウントし、そのカウント数を出力信号X1
及びX2として出力する。なお、得点カウント部24に
は、第3図及び第4図の運転訓練員が操作しなければな
らない機器のうちの基本操作に関するもの、すなわち初
級者に対する教官の重点確認項目に関するものが入力さ
れる。一方、得点カウント部25には、第3図及び第4
図の運転訓練員が操作しなければならない機器のうちの
得点カウント部24に入力されているものを除いたもの
が入力されている。
一方、第9図(a)、(b)は誤操作に対する減点評
価部の一例であって「機器の状態値確認点e」における
誤操作を評価し、その誤操作の回数をカウントすると同
時に万一誤操作が行われた場合に運転訓練員等に誤操作
が行われた事を表示するためのコメント表示指令信号を
出力する部分である。すなわち「機器の状態値確認点
e」におけるすべての機器の状態値が成立するために
は、前段の機器の状態値確認点完了後に機器No.IVの抽
気逆止弁前ドレン弁をFC(全閉)からFO(全開)にすべ
きであって、その他の機器を操作した場合は、すべて誤
操作としてカウントされる訳である。従って、機器No.I
V以外の機器の操作のOR論理と「機器の状態値確認点
e」とのAND論理が成立するたび毎に1パルスが1パル
ス発生部23から出力される。そしてこれらのパルス数を
減点カウント部26または減点カウント部27でカウン
トし、そのカウント数Ye1及びYe2を出力すると同時に、
1パルス発信部23から1パルス出力される毎に誤操作が
行われた事を表示するためのコメント表示指令信号28ま
たは29が出力される。なお、減点カウント部26には第
3図及び第4図の運転訓練員が操作しなければならない
機器のうちの基本操作に関するものすなわち初級者に対
する教官の重点確認項目に関するものが入力されてい
る。一方減点カウント部27には第3図及び第4図の運
転訓練員が操作しなければならない機器のうちの減点カ
ウント部26に入力されているものを除いたものが入力
されている。なお、カウント数Ye1,Ye2は「機器の状態
値確認点e」に関するものであって、同様にして「機器
の状態値確認点a〜n」に関するもののカウント数Y
a1,Ya2〜Yn1,Yn2が得られる。
第10図(a)、(b)は「機器の状態値確認点a〜
n」のすべての状態値確認点における誤操作の合計数を
算出するものの一例であって、カウント数Ya1〜Yn1は加
算部30に入力され、ここで合計されて出力信号Y1を得
る。また、カウント数Ya2〜Yn2は加算部31に入力さ
れ、ここで合計されて出力信号Y2を得る。
第11図はプロセス量変動に対する減点評価部の一例で
あってプロセス量が規定量の範囲外になった回数をカウ
ントするものである。すなわち第3図または第4図に示
したプロセス量を入力信号とし、これらが規定値以内に
あるということの判定結果を各NOT回路32を介して各1
パルス発生部23に入力する。すなわち、プロセス量が規
定値から外れるたび毎に1パルス発生部23から1パルス
出力され、これらのパルス信号を入力信号とする減点カ
ウント部33または減点カウント部34でカウントし、
そのカウント数Y3及びY4を出力する。なお、減点カウン
ト部33には、第3図及び第4図に示したプロセス量の
うち、中級者に対する教官の重点確認項目に関するもの
が入力されており、減点カウント部34には、第3図及
び第4図に示したプロセス量のうち、減点カウント部
33に入力されているものを除いたものが入力されてい
る。
第12図は採点(得点計算)するための部分での一例で
あって第8図で求まったX1,X2、第9図で求まったY1
Y2、第10図で求まったY3,Y4を入力とし、これらをまず
それぞれの入力に対し採点倍率を掛け合わせるところの
採点倍率部35で演算処理した後、加減算部36で得点は加
算、減点は減算処理した後点数(得点)を出力する。な
お、採点倍率部の各入力信号に対する乗数Z1〜Z6は、レ
ベル設定入力手段7から図示しないキーボードを介して
可変で設定できる。
以上、第5図から第12図で説明した各構成要素の相互
関連作用を概略説明する。運転訓練員が運転または対応
操作を行った結果としての機器No.I〜XIの機器の状態値
は、第6図に示したような「機器状態値確認点a〜n」
テーブル13−Ia〜13−Inに入力され、その出力信号a′
〜n′は第7図に示したような処理部に入力され、その
出力信号A〜Nは構成要素23,24,25を内蔵した第8図の
処理部に入力されその出力信号X1,X2を得る。一方、運
転訓練員が行った機器No.I〜XIの機器の操作信号は第9
図のブロック図をテーブル化した処理部13−Ja〜13−Jn
に入力され、その出力信号Ya1〜Yn1及びYa2〜Yn2は第10
図に示した加算部30及び加算部31に入力され、その
出力信号Y1及びY2を得る。なお、ここで第9図のブロッ
ク図をテーブル化した処理部13−Ja〜13−Jnのそれぞれ
は「機器の状態値確認点a〜n」のそれぞれにおいて、
操作してはならない機器を運転訓練員が操作した場合に
誤操作と判断してその回数Ya1〜Yn1,Ya2〜Yn2を出力す
るためのものである。また、運転訓練員を評価する時に
用いる各プロセス量は構成要素32,23,33,34を内蔵した
第11図の処理部に入力され、その出力信号Y3及びY4を得
る。そして以上より得た出力信号X1,X2,Y1,Y2,Y3
Y4を構成要素35,36を内蔵した第12図の処理部に入力し
て、その出力として点数(得点)を得る。なお、第11図
の一点鎖線で囲んだ採点評価規準値は「LP Htr 1系列カ
ット操作」時のプロセス量変動に関するものであり、第
5図のテーブル13−Ia〜13−Inおよび処理部13−Ja〜13
−Jnは、「LP Htr 1系列カット操作」運転または対応操
作に関するものであり、これと同様の採点評価規準値
が、各運転または対応操作の操作目的毎に作られてお
り、第2図における採点・評価規準値(複数)として評
価装置4の記憶手段13に記憶されている。
次に、運転制御盤3を介して運転訓練員が実際に行っ
た運転または対応操作及びプラントシミュレーション用
計算機から入力されるプロセス量、機器の状態値等と、
前述の該当操作目的に合致した採点・評価規準値とを比
較評価する点について第5図を中心に更に詳細に説明す
る。
まず、プラントシミュレーション用計算機2等から入
力された各機器の状態値は第6図の如く作られた「機器
の状態値確認点a〜n」のテーブル13−Ia〜13−Inによ
り、順次各「機器の状態値確認点」毎に規準値と比較さ
れ、すべての機器の状態値が規準値と合致した時に出力
信号が出力されると同時に次段の「機器の状態値確認
点」のテーブルに順次更新されてゆく。そしてこれらの
出力信号a′〜n′は第7図の如き処理部に入力され
る。第7図では「LP Htr 1系列カット操作」中に入力信
号a′が入力されるとAND回路21およびOR回路22を介し
て、また自己保持回路22の動作によりAが出力される。
また出力Aが成立した状態において入力信号b′が入力
されると自己保持回路22が動作しBが出力され、同時に
この出力Bが次段の条件になると言うように順次処理さ
れてゆく。
なお、ここでそれぞれの入力信号a′〜n′に対し自
己保持回路22…を設けてA〜Nを出力するようにしたの
はそれぞれの「機器の状態値確認点」のテーブルは該
当するすべての機器の状態値が規準値と合致したとき、
次段の「機器の状態値確認点」のテーブルに更新される
ようにするためである。また、例えば運転訓練員が
「機器の状態値確認点e」のテーブルまで到達した後、
誤まって第4図の機器No.IIIの機器をFC(全閉)からFO
(全開)にしてしまった場合、後述の誤操作に対する減
点評価等は当然行わねばならないが、「機器の状態値確
認点e」のテーブルまで到達した事実は記憶しておくよ
うにしたため、自己保持させている。なお、これらの自
己保持は、該当する操作目的の一連の操作、ここでは
「LP Htr 1系列カット操作」が終了し、採点評価が完了
した後リセットさせる。
このようにして、第7図では規準値として定められた
操作手順通りに運転または対応操作がなされるたび毎に
順次A〜Nが出力されてゆく。そして、これら出力信号
A〜Nは第8図の処理部に入力される。第8図におい
て、入力されたA〜Nはそれぞれが入力される毎に、1
パルス発生部23から1パルス出力され、これを得点カウ
ント部24,25でカウントする事により操作が正常であっ
た回数が判る。この際初級者に対する教官の重点確認項
目に関するものとそうでないものとをそれぞれ得点カウ
ント部24及び得点カウント部25で個別にカウント
し、その出力信号X1及びX2を出力する。すなわち、X1
該当操作目的についての各機器に対する一連の操作が正
常に行われた総回数のうちの初級者に対する教官の重点
確認項目に関するものであり、X2は該当操作目的につい
ての各機器に対する一連の操作が正常に行われた総回数
からX1を削除した回数に相当するものである。
次に、第5図のように運転訓練員が運転または対応操
作として運転制御盤3を介して行った各機器の操作信号
は第9図のブロック図をテーブル化した処理部13−Ja〜
13−Jnに入力され、ここで順次各「機器の状態値確認
点」毎に第9図のブロック図の如き規準値と比較され、
万一該当の「機器の状態値確認点」において操作しては
ならない機器を操作してしまった場合には誤操作が行わ
れたものとして、そのたび毎に1パルス発生部23から1
パルス出力する。これと同時に、コメント表示指令信号
28または29も出力され、この信号が第1図および第2図
に示す出力制御手段8に入力され、CRT装置9またはプ
リンタ装置10から文字情報として、またさらに音声処理
手段11を介してスピーカ12から音声情報として誤操作に
対するコメントが出力される。
一方、1パルス発生部23から出力されたパルス信号は
減点カウント部でカウントされることにより該当の機器
状態値確認点における誤操作の回数が判る。この際、初
級者に対する教官の重点確認項目に関するものと、そう
でないものとをそれぞれ減点カウント部26及び減点カ
ウント部27で個別にカウントし、その出力信号Ya1〜Y
n1及びYa2〜Yn2を出力する。そして、これらの出力信号
はそれぞれ第10図に示したような加算部30及び加算部
31に入力され、ここで加算された結果Y1及びY2が出力
される。ここでY1は当然の事ながら、該当操作目的につ
いての各機器に対する一連の操作の内の初級者に対する
教官の重点確認項目に関するものの総誤操作回数であ
り、Y2は該当操作目的についての各機器に対する一連の
操作の内の総誤操作回数からY1を除外した回数である。
次に第5図に示すように、運転または対応操作の結果
として変動する可能性の高いプロセス量は、第11図の処
理部に入力され、処理結果としてY3及びY4が出力され
る。この処理部においては、入力されたプロセス量は、
第11図に示すように採点評価規準値内にあるかどうかが
比較評価され、万一この規準値からはずれた場合に、そ
のたび毎に1パルス発生部23から1パルスが出力され
る。そして、このパルス信号を減点カウント部33,34で
カウントすることによりプロセス量が規定値外になった
回数が判る。この際、中級者に対する教官の重点確認項
目に関するものとそうでないものをそれぞれ減点カウン
ト部33及び減点カウント部34で個別にカウントし、
その出力信号Y3及びY4を出力する。
以上のカウント結果、X1,X2,Y1,Y2,Y3,Y4は第12
図の処理部に入力されそれぞれに対し、まず、採点倍率
部においてレベル設定入力手段7からあらかじめ入力さ
れ、評価装置4の採点倍率記憶手段18に記憶されていた
採点倍率Z1〜Z6が掛け合される。これらの結果は、加減
算部36に入力されて得点は加算、減点は減算され、その
結果が点数(得点)として得られる。
以上のようにして得られた採点(得点計算)結果は、
第1図及び第2図に示した出力制御手段8で出力処理さ
れCRT表示装置9またはプリンタ装置10から文字情報と
して、また音声処理手段11を介してスピーカ12から音声
情報として出力される。
このように、評価装置4を使用して、運転訓練員の運
転または対応操作を採点評価する訳であるが、第4図に
示したように教官の重点確認項目の内容及びその項目数
が運転訓練員の技能レベルにより異なるにもかかわら
ず、運転訓練員の運転または対応操作の採点、評価後の
点数(得点)を満点=100点に統一したい場合の採点倍
率を「LP Htr 1系列カット操作」の場合を一例にして第
13図に示す。
第8図からも明らかなように得点としてカウントされ
る確認項目の内初級者に対し教官が重点的に確認する項
目すなわち基本操作に関する項目は9項目であり、その
他の項目すなわち詳細な操作に関する項目は5項目であ
る。従って初級者に関しては、基本操作を重要視して得
点は基本操作については1項目につき10点、その他の項
目については、1項目につき2点とし、すべての項目を
合格した場合の得点は10点×9+2点×5=100点満
点。一方、減点は基本操作1件誤操作につき−10点、そ
の他の操作については1件誤操作につき−2点、またプ
ロセス量の変動等については、あまり重要視しないた
め、1件につき−1点で計算する。
中級者に関しては運転また対応操作の詳細まで重要視
するため、得点は14項目すべてについて1件につき7.14
点とし、すべての項目を合格した場合の得点は7.14点×
14≒100点満点。一方減点はすべての操作について1件
誤操作につき−7.14点、またプロセス量については発電
機出力及び(正常側)管内復水流速のみ重要なため1件
につき−5点、その他はあまり重要視しないため、1件
につき−2点で計算する。
上級者に関しては運転または対応操作については詳細
まで重要視するため、得点は14項目すべてについて1件
につき7.14点とし、すべての項目を合格した場合の得点
は7.14点×14≒100点満点。一方減点はすべての操作に
ついて1件誤操作につき−7.14点、またプロセス量の安
定性は非常に重要視されるため、1件につき−8点で計
算する。
従って初級者、中級者、上級者共に満点は100点であ
るが減点が非常に多い場合には−点もあり得る。また、
第14図は第13図の採点倍率の場合の初級者、中級者、上
級者のそれぞれに対する採点(得点計算)する部分を具
体的に示したものである。なお、採点倍率を0にすれ
ば、これに含まれる重点確認項目については、採点、評
価規準値から実質的に削除できるため、これにより重点
確認項目、内容を変更する事もできる。
第15図は本発明の他の実施例を示したものである。図
中、第2図と同一符号または同一または相当部分を示
し、第2図と異なる点は、第2図では、音声認識装置6
で操作目的の特定と操作開始時期の検知のみ行っていた
が、第15図においては、次の項、項の機能を有する
ようにした点である。即ち、 操作開始時期の検知のみならず、運転訓練員が運転
または対応操作完了時に行う指差呼称「○○操作(目
的)完了しました」をも音声集音機5で集音し、これに
より操作完了時期も検知する認識(6−II′)も行い、
自動的に採点評価の開始指令と停止指令を出力して、採
点評価を開始及び停止させる。
このようにする事により、運転または対応操作が完了
したことをも、即時に検知できるので、例えばある操作
目的の最終段階の操作を運転訓練員がこれから操作する
のかまたは操作を行わねばならないのに忘れてしまっ
た、いわゆる誤操作なのか、等を評価装置で判断できな
いため長時間に渡り次の操作を待ち、このために最終の
採点評価を行わないで待機しているというような不具合
を防止することができる。従って、運転訓練員が最後の
操作を忘れてしまったままで、完了したものと処理した
場合にはこれを採点評価し、これも含めて表示でき、さ
らに完了した運転または対応操作の採点、評価規準値は
リセットし、次の運転または対応操作の良否判定採点、
評価にそなえる事が出きるため、採点評価のための計算
機の運用効率も良く効果が大きい。
人間の話した言葉の周波数、音色等の変化のパター
ン等を規準パターンと比較し、その言葉の意味を認識す
る音声認識機能を利用し、各運転訓練員の特定を行う認
識(6−III)をする。
これによって、運転訓練員のレベルの検知18が可能と
なり、たとえその技能レベルがそれぞれ異なる複数の運
転訓練員の採点倍率を、各運転訓練員毎に評価装置4に
あらかじめ入力し記憶させておいても、その中から前述
の特定された運転訓練員用の採点倍率を選択を選択手段
19で行い、これを用いて採点手段17により採点(得点計
算)できる効果がある。
これを利用して、例えば、その日に運転訓練を受ける
複数の運転訓練員についてたとえ技能レベルが異なる場
合であっても運転訓練開始前の事前にこれらを登録し、
同時にそれぞれに対し採点倍率を設定しておくことによ
り、指差呼称を行った運転訓練員本人がその操作目的に
関する運転または対応操作を行う限りは各運転訓練員毎
にその技能レベルに応じた採点(得点計算)をさせるこ
とができる。
また、一般に運転訓練用シミュレータによる運転訓練
の場合、複数の運転訓練員が協力しあってプラントの運
転を行う事が一般的だが、この場合においても指差呼称
を行った運転訓練員本人がその操作目的に関する運転ま
たは対応操作を行う限りは、運転または対応操作を行う
運転訓練員を自動的に特定することができるので上記と
同様にして各運転訓練員の技能レベルに応じた採点(得
点計算)ができ効果が非常に大きい。
なお、この実施例では誤操作に対するコメント表示機
能を付加したが、当然の事ながらこの機能を削除したも
のであっても、運転または対応操作の良否判定、採点、
評価を自動的に行う機能は残っているため同様の効果が
ある。またさらにこの実施例では運転訓練員の実際の運
転または対応操作及びその結果としてのプロセス量、機
器の状態等が入力されると、これを規準値をその都度比
較し良否判定、採点、評価していたが評価装置4の処理
速度等能力が低い場合等には、運転訓練員が実際に行っ
た運転または対応操作及びプロセス量、機器の状態値等
を一旦記憶部に記憶した後、規準値と比較し良否判定、
採点、評価しても良い。
なお、第15図に示した実施例においては、音声認識に
より運転訓練員の特定を行ったが、これの代りに各運転
訓練員が操作する操作スイッチ、押ボタンスイッチ等に
各運転訓練員の指紋または各運転訓練員が着用している
手袋に識別用のバーコード等を識別するための検出部を
取り付け、これにより運転訓練員の特定を行っても同様
の効果が得られる。
この方法による一例を押ボタンスイッチの場合を例に
第16図に示す。40は押ボタンスイッチ本体、41は押ボタ
ン部42は接点機構部である。運転訓練員は機器を運転操
作する場合、押ボタン部41を押し、接点機構部42を動作
させて行うようにする。また、この押ボタン部41の先端
には指紋検出部43を取り付けておくことにより、運転訓
練員が機器の運転操作のために押ボタン部41にふれると
同時にこの指紋を検出し、これを指紋判定部44に入力
し、ここで各運転訓練員を特定することができる。
このようにする事により、複数の運転訓練員が協力し
あってプラントの運転を行っていても、音声認識による
場合と同様に採点(得点計算)できるばかりでなく、事
故または異常時対応操作の際のように一人の運転訓練員
だけでは対応操作できないような繁雑でしかも早急に順
次操作しなければならない場合のように、一人の運転訓
練員が指差呼称により操作目的を告示した後、複数の運
転訓練員が一連の対応操作を手伝ったような場合におい
てさえも、対応操作を行ったそれぞれの運転訓練員を特
定できるため、個々の運転訓練員毎に採点評価すること
もでき効果的である。
更に上記実施例においては、運転訓練員の操作目的の
特定、操作開始、完了時期の検知を運転訓練員の行う指
差呼称のための口頭による告示事項を音声認識すること
により行ったが、必ずしも指差呼称のためのものでなく
ても良く、単に運転訓練用シミュレータの評価部に良否
判定、採点、評価を開始させるために運転訓練員または
教官が口頭で告知するものであっても当然同様の効果が
得られることは言うまでもない。
また、マルファンクション(事故または異常模擬)の
ように教官が直前にインストラクタコンソールを介して
管制を行う事により特定の事故または異常な状態を発生
させ、これに対して運転訓練員が運転または対応操作を
行うような場合には、インストラクタコンソールから管
制信号を評価部に入力する事により運転訓練員の操作目
的の特定、操作開始、完了時期の検知の代用にすること
もできる。このようにしても音声認識装置による効果以
外の効果は得られる。
また、誤操作に対するコメント表示指令信号は、前記
実施例では第9図に示したように運転訓練員が誤操作を
行った場合のみ表示するようにしたが、第11図のプロセ
ス量変動値が規定値外になった場合に1パルス発生部か
ら出力されるパルス信号をコメント表示指令信号に併用
すればプロセス量変動値が規定値以上になった際にも表
示する事ができさらに効果がある。
また、前記実施例では第11図に示したようにプロセス
量変動については、プロセス量が規定値外になった事の
みを検出するようにしたが、プロセス量変動の変化率、
規定値外になってからの継続時間、規定値外になる頻度
等で監視しても良い。
その他に、以下述べるような技術的変更も可能であ
る。即ち、先ず前記実施例において示した操作目的の一
例では一連の運転または対応操作に必要な機器の数も多
く、しかも操作も複雑にこみ入っており機器の状態値確
認点も多いため、テーブル化したが、これらの内容が簡
単な操作目的の場合には必ずしもテーブル化しなくても
良く、単に論理式で実現しても良い。
また、前記実施例においては、正常操作、誤操作等に
ついての採点評価のための論理式の一例を示したが、必
ずしも一例のようにする必要はなく、さらに簡単な論理
式を使ってもよい。
また、前記実施例においては採点倍率を可変で設定す
る場合にキーボードを介してレベル設定入力部に入力す
るようにしたが、必ずしもキーボードによらなくても良
く、マウス、CRT装置のタッチスクリーン、機械式の設
定用スイッチその他の手段によっても良い。
更に前記実施例ではインストラクタコンソール、プラ
ントシミュレーション用計算機、運転制御盤、評価部等
が別置されているような運転訓練用シミュレータで説明
したが、必ずしもこのような構成の運転訓練用シミュレ
ータでなくてもよく、インストラクタコンソール、プラ
ントシミュレーション用計算機、運転制御盤、評価部等
が一つ、または二つ、または三つの盤内に組み込まれて
いるような構成の運転訓練用シミュレータでも良い。
また、運転制御盤は実際のプラントの運転操作盤の全
体または一部を模倣して製作されたもので、計器、表示
機、CRT装置、操作スイッチ、押しボタンスイッチ等が
設置されているものにより説明したが、必ずしもこのよ
うなものでなくてもよく、プロセス量の表示及び機器の
運転操作をすべて、CRTに表示された系統図等を介して
行うような方式の運転訓練用シミュレータを用いても同
様の効果が得られる。
また、前記実施例の説明では、火力、原子力発電用の
運転訓練用シミュレータを一例にしたが、火力発電用、
給電用プラントまたは化学工場等のプラント用またはフ
ライト用の運転訓練用シミュレータでも同様の効果が得
られる。
以上のようにこれらの実施例によれば、運転訓練員の
運転または対応操作の良否判定、採点、評価を行なう場
合に、運転訓練員が行う指差呼称を音声認識することに
より、運転訓練員が行なおうとしている運転または対応
操作の操作目的及び操作開始時期を自動的に検出して、
これによりあらかじめ作成し記憶させた複数の操作目的
に対する規準値の中から該当する操作目的に合致した規
準値を選択し、これと運転訓練員が実際に行った運転ま
たは対応操作及びその結果によるプロセス量、機器の状
態値等との比較による良否判定、採点、評価、を実行し
始めるので、たとえ教官が不在であっても運転訓練員は
自動的に運転または対応操作の良否判定、採点評価を得
ることができる。
また、運転訓練員の操作完了時期をも自動的に検出で
き、運転訓練員の各操作目的毎に運転または対応操作の
開始時点から、完了時点まで適確に判断し自動的に処理
するので、例えばある操作目的の最終操作を運転訓練員
がこれから操作するのかまたは操作忘れなのか等の判断
ができることにより、採点評価機能部が長時間にわた
り、最終の採点評価を行なわないで待機しているという
ような事は起らず、順次適確に採点評価を完了し、次の
操作目的の良否判定、採点、評価に備えることができる
ので、採点評価のための計算機の運用効率も良く効果が
大きい。
そして、プラントの起動または停止のための運転操作
のように非常に多数の機器を複雑に関連させながら長時
間にわたり運転操作を行うような場合、またさらにはプ
ラントの状況に応じて一部の操作目的単位毎に操作順序
が変更になる場合もあるような運転操作の採点評価規準
を作らねばならない場合にも、本発明によれば、採点評
価規準値は、操作目的毎という適切な大きさにまとめる
事ができ、テーブル化も比較的しやすく、かつ比較的単
純化して作成できるので効果的である。またさらに教官
が運転訓練員の採点評価を行う場合には、たとえ同一の
操作目的のための運転または対応操作であっても運転訓
練員の技能レベルに応じて教官が重点的に確認する項目
を変える事が多いが、採点評価規準値をテーブル化でき
ることも手つだって、運転訓練員の技能レベルに応じて
採点評価するための確認項目の内容、項目数等規準値を
変化させたり、また、採点評価時の採点の重みづけを変
化させる機能も効果的に実現する事ができる。従って、
運転訓練時に運転訓練員の技能レベルに応じて良否判
定、採点、評価のための重点確認項目、内容を変更した
りすることができ、また、これらに対する採点の重みづ
けを変化させることにより運転訓練員の技能レベルに応
じた採点評価をしたり、また、運転訓練員の技能レベル
に無関係に、例えば満点=100点に統一することもでき
る。そして、音声認識手段等により運転または対応操作
を行った運転訓練員を自動的に特定できるので、たとえ
複数の運転訓練員が同時に一台の運転訓練用シミュレー
タで運転訓練している場合であっても、各運転訓練毎に
技能レベルに応じた採点評価が自動的にでき非常に効果
が大きい。また、運転訓練用シミュレータに持たせた採
点評価機能部に良否判定、採点、評価させる場合に、教
官が操作目的、操作開始、完了時期等を入力する必要が
なく、しかも本発明による採点評価機能部を用いること
により運転訓練員の運転または対応操作状況、プロセス
量の変動状況等を教官が観察する必要もないため、少な
くとも、良否判定、採点評価にかかわる教官の負荷を軽
減できる。
また、運転訓練員にとっても、採点評価機能部に自動
的に良否判定、採点、評価させながら運転または対応操
作を行う際に、時前に何の目的で、いつ操作を始めるか
等の操作目的、操作開始時期を入力するというような、
不自然な操作は必要ないため、実際のプラントを運転す
る場合と全く同一の運転または、対応操作で運転訓練が
でき、運転訓練効果が多いだけでなく、万一運転または
対応操作時に義務づけられている指差呼称をし忘れた場
合等にも、採点、評価時にこれが明確になり、運転訓練
員にとっても、指差呼称を必ず行うという良い習慣もつ
き、さらに効果が大きい。
以上のように採点、評価のすべてを自動的に採点評価
機能部で行うため、全運転訓練員に対し、技能レベルに
応じた採点評価規準に従い公平かつ客観的に良否判定、
採点、評価等総合的評価を行なうことができ、運転また
は対応操作の良否判定、採点、評価に関しては教官が不
要となる。また、機器の操作状況、プロセス量変動状況
等の監視結果から、万一誤操作が行なわれたと判断した
場合には、これを自動的にコメントさせる事も可能なた
め、運転訓練員は運転または対応操作のやり直しをしな
がら運転訓練ができる等大きな運転訓練効果が得られ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、運転訓練員の操作の前に、これから
行なおうとする操作目的を入力するので、正しい評価規
準値を複雑なロジックを組むことなく選択でき、しか
も、運転訓練員の発声から操作目的を認識するので、実
機の操作と異なる余分な入力を生じさせることなく、臨
場感を保ったまま訓練を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による運転訓練用シミュレータのブロッ
ク構成図、第2図は第1図の運転訓練用シミュレータの
採点、評価機能部分の詳細図、第3図は各操作目的毎に
運転または対応操作時に運転訓練員が操作しなければな
らない機器とこの操作により変動が予想されるプロセス
量とその許容値、及び教官が運転訓練員を採点、評価す
る際に重点的に確認する項目を運転訓練員の技能レベル
別に整理し、一例として操作目的が「LP Htr 1系列カッ
ト操作」について示した説明図。第4図は、各操作目的
毎に運転または対応操作時に運転訓練員が操作した結果
としての機器またはプロセス量の状態値を一例として操
作目的が「LP Htr 1系列カット操作」について示した説
明図、第5図は第6図から第12図に説明する各構成要素
を組み合わせて実現した、運転または対応操作の採点評
価機能のうち採点評価を行う部分の構成図、第6図は
「機器の状態値確認点」テーブルであって一例として
「LP Htr 1系列カット操作」の機器の状態値確認点
(e)テーブル説明図、第7図は運転または対応操作が
規定された順番通りに行なわれた事を評価するためのロ
ジック構成図、第8図(a)、(b)は運転または対応
操作が順番通りに行なわれた場合に機器の状態値確認点
が順次進行してゆくと共に得点が増加し、この得点をカ
ウントする部分のブロック図、第9図(a)、(b)は
誤操作に対する減点評価部の一例であって「機器の状態
値確認点(e)」におけるブロック図、第10図(a)、
(b)は「機器の状態値確認点(a)〜(n)」のすべ
ての状態値確認点における誤操作の合計算を算出するブ
ロック図、第11図はプロセス量変動に対する減点評価部
のブロック図、第12図は採点(得点計算)するための部
分のブロック図、第13図は教官の重点確認項目の内容及
びその項目数が運転訓練員の技能レベルにより異なるに
もかかわらず運転訓練員の運転または対応操作の採点、
評価後の点数(得点)を満点=100点に統一したい場合
の採点倍率を「LP Htr 1系列カット操作」の場合を一例
に示した説明図、第14図は第13図の採点倍率の場合の初
級者、中級者、上級者のそれぞれに対する採点(得点計
算)する部分を具体的に示したブロック図、第15図は本
発明の他の実施例による運転訓練用シミュレータの採点
評価機能部分の詳細図、第16図は各運転訓練員の指紋を
特定するための検出器の説明図、第17図は従来技術によ
る運転訓練用シミュレータのブロック構成図、第18図は
火力または原子力プラントの「タービン起動」前までの
一連の運転操作系列図である。 1…インストラクタコンソール、2…プラントシミュレ
ーション用計算機、3…運転制御盤、4…評価装置、6
…音声認識装置、7…レベル設定入力手段、8…出力制
御手段、13…記憶手段、14…選択手段、15…比較手段、
16…評価手段、17…採点手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】模擬対象の挙動を模擬演算するシミュレー
    ション用計算手段と、 運転訓練員が操作を加える運転制御手段と、 運転員訓練員の音声の内、これから行なおうとする操作
    目的を認識する音声認識手段と、 操作目的毎に評価の規準値を記憶している評価規準値記
    憶手段と、 前記音声認識手段で認識された操作目的に該当する評価
    の規準値を前記評価規準値から選択する選択手段と、 この選択手段で選択された評価の規準値と前記操作とを
    比較して評価採点する比較・評価・採点手段と、 を備えることを特徴とする運転訓練用シミュレータ。
JP1107782A 1989-04-28 1989-04-28 運転訓練用シミュレータ Expired - Lifetime JP2610345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1107782A JP2610345B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 運転訓練用シミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1107782A JP2610345B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 運転訓練用シミュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02287488A JPH02287488A (ja) 1990-11-27
JP2610345B2 true JP2610345B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=14467886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1107782A Expired - Lifetime JP2610345B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 運転訓練用シミュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2610345B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4718246B2 (ja) * 2005-05-31 2011-07-06 久保工業株式会社 業務支援システムおよび業務支援方法
JP2016061841A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 株式会社日立国際電気 救助訓練システムおよび救助訓練結果評価プログラム
CN118071322A (zh) * 2024-04-24 2024-05-24 成都运达科技股份有限公司 一种模拟驾驶干预和引导复位方法、系统及存储介质

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6455579A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Nippon Atomic Ind Group Co Operation training simulator
JPS6459290A (en) * 1987-08-29 1989-03-06 Nippon Atomic Ind Group Co Plant operation training aid

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02287488A (ja) 1990-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0393368A2 (en) Man-machine interface system
Hecht Individual solution processes while solving addition and multiplication math facts in adults
US5692906A (en) Method of diagnosing and remediating a deficiency in communications skills
CN101430838B (zh) 学习能力训练设备
US20160103560A1 (en) Method and system for training users to utilize multimodal user interfaces
US20090239201A1 (en) Phonetic pronunciation training device, phonetic pronunciation training method and phonetic pronunciation training program
WO2010064459A1 (ja) 運転訓練システムおよびプラント運転支援システム
Loch et al. An adaptive virtual training system based on universal design
JP2002221893A (ja) 学習支援システム
JP2610345B2 (ja) 運転訓練用シミュレータ
US7203649B1 (en) Aphasia therapy system
US10854106B2 (en) Targeted repetition and targeted reinforcement in a language learning system
Ai et al. Knowledge consistent user simulations for dialog systems.
JP2644350B2 (ja) 運転訓練シミュレータ装置
WO1999013446A1 (en) Interactive system for teaching speech pronunciation and reading
JP3320142B2 (ja) 運転訓練支援装置
JP2005250423A (ja) 語学学習システム
JPH0792895A (ja) 運転員訓練用プラントシミュレータ
JP6340570B2 (ja) タイピング練習コンピュータプログラム
KR101344655B1 (ko) 훈련일지를 이용한 소리영어 학습방법
JP6983294B1 (ja) 運転訓練方法、運転訓練装置、運転訓練プログラム、及び運転訓練システム
JP2011175220A (ja) 英単語・熟語習得プログラム
Rath The development of computer-assisted instruction
JP2004333550A (ja) 訓練支援システム
Thinakaran et al. Programming Tutoring Systems and Motivation Assessment Model