JP2610166B2 - 部品整列皿 - Google Patents

部品整列皿

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JP2610166B2
JP2610166B2 JP63163478A JP16347888A JP2610166B2 JP 2610166 B2 JP2610166 B2 JP 2610166B2 JP 63163478 A JP63163478 A JP 63163478A JP 16347888 A JP16347888 A JP 16347888A JP 2610166 B2 JP2610166 B2 JP 2610166B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は部品整列皿、更に詳しくは皿本体の保持孔に
整列した複数の部品を、皿本体に穿設した操作孔を介し
てワークに固定することが可能なようにした部品整列皿
に関するものである。
[従来の技術] 従来から自動化のために種々の部品整列皿が用いられ
ていた。
このような従来の部品整列皿は、皿本体上に部品の保
持孔を多数穿設し、この保持孔中に保持すべき部品を位
置させて部品の保持、整列を行なうものであった。
またこのような部品整列皿への部品の整列に際して
は、通常部品整列皿上に多数の部品を位置させ、この部
品整列皿を縦揺れ、あるいは横揺れを生じさせることに
より、保持すべき部品を保持孔中に位置させることによ
り整列を行なうものであった。
またこのようにして部品整列皿に保持された部品は、
この部品整列皿ごとワークの付近に移動させられ、この
部品整列皿中に保持された部品をワークのマニュピレー
タ等で順次取り出し、それをワーク上方まで移動させて
ワークへの取付あるいは固定を行なうように形成された
ものである。
[発明が解決しようとする課題] このような従来の部品整列皿にあっては、部品整列皿
中に部品を整理して保持することは十分可能であったも
のの、部品整列皿と、ワークとが一定の距離を保つよう
に置かれているために、部品整列皿中に保持された部品
をマニュピレータがつかみ、そのつかんだ部品をワーク
上方まで移動させた後、ワークの取付あるいは固定を行
ない、更に次の部品の取付あるいは固定のためには、再
び部品整列皿上方までマニュピレータが移動し、部品を
つかんだ後、再びワーク上方に移動するという、部品整
列皿とワークとの往復移動を行なうことにより、部品の
取付あるいは固定を行なうようになっていた。
しかしながら、このような従来の部品整列皿を用いた
ものにあっては、部品整列皿中に部品の整列は可能であ
るものの、この整列皿中に整列させた部品のワークへの
取付あるいは固定に際しては、取付あるいは固定のため
のマニュピレータがワーク上方と部品整列皿上方とを部
品1個毎に往復動をする必要があったために、極めて組
み立て時間が長くなり、かつ作業効率も悪いものであっ
た。
そこで本発明は、部品整列皿を、固定すべきワークの
上方に位置させ、この部品整列皿中の部品をマニュピレ
ータがつかんだ場合には、そのマニュピレータごと部品
が部品整列皿の操作孔から下方のワークに接近し、その
ままワークへの取付あるいは固定が行なえるように形成
することにより、部品とワークの固定部との距離を極力
短くするようにして、部品整列皿から部品を取り出した
後、部品の取付あるいは固定が終了するまでの時間を短
くすることによって、作業性の向上を図った部品整列皿
を提供することを請求項1に記載の発明の目的とする。
また請求項2に記載の発明では、操作孔の孔周にこの
操作孔を囲む立設部を設け、部品整列皿に部品を整列さ
せる際に、振動を利用した場合であっても、振動によっ
て部品が操作孔に落ないように形成することによって、
部品整列のための効率化をも図った部品整列皿を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するため手段] 前述した課題を解決するために、本発明は、皿本体に
保持すべき部品よりも大径の操作孔を貫通させると共
に、保持すべき部品を保持する複数の保持孔を設けて形
成したことを請求項1記載の発明の要旨とし、 請求項1に記載の発明の更生要件に、操作孔の孔周
に、この操作孔を囲む立設部を設けことを付加したこと
を請求項2に記載の発明の要旨とする。
[作用] 本発明に係る部品整列皿では、保持すべき部品が保持
孔に位置するように多数の部品を整列、保持する。
このようにしてあると、この保持孔の付近には操作孔
があるために、部品のワークへの取付あるいは固定を行
なう際には、保持孔中の部品を一旦マニュピレータがつ
かみ、そのつかんだ状態の部品を操作孔を貫通させてワ
ークに取付あるいは固定を行なうことができるのもので
ある。
したがって、部品をつかんでから部品のワークへの取
付あるいは固定するまでの動線が極めて短いこととな
り、作業時間の短縮、ひいては作業効率の向上が図れる
ものである。
また更に、本発明に係る部品整列皿は、部品整列皿を
ワーク上方で移動自在となるように図示しないロボット
等に固定する際に、この部品整列皿の移動中にマニュピ
レータの移動をも行なわせることによって、ワークの一
ケ所に部品の取付あるいは固定を行なった後、ワークの
次の固定場所へと部品整列皿を移動させる際に、同時に
マニュピレータにより次の部品をつかむことができる。
このようにすると、更に作業効率の向上が図れるもので
ある。
また操作孔の孔周に、この操作孔を囲む立設部を設け
ると、部品整列皿に部品を整列させる際に、振動を利用
した場合であっても、振動によって部品が操作孔に落な
いこととなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、部品としてネジ10を用いた
場合を例として図示例に従て説明する。
第1図は、本発明に係る部品整列皿にネジ10を整列さ
せるために、部品整列皿を保持皿20中に位置させた状態
を示す斜視図であり、第2図は要部拡大断面図、第3図
はネジ10をつかむことを容易とするための押し上げ板30
を付設した状態を示す要部断面図、第4図は動線を説明
するための概略図である。
本発明に係る部品整列皿は、平板上の皿本体40に、保
持すべきネジ10のネジ頭11径よりも大径の操作孔50と、
保持すべきネジ10のネジ部12径よりも若干大径の保持孔
60とが穿設されて形成されている。
ここで操作孔50は、保持したネジ10を貫通移動させる
ことによってワークの固定を行なうための孔であり、保
持すべきネジ10のネジ頭11径よりも大径となるように皿
本体40を貫通させて形成されている。
また図示例にあっては、この操作孔50の孔周に、この
操作孔50を囲む立設部51を設けて形成してある。
保持孔60は、保持すべきネジ10のネジ部12を位置させ
ることにより整列させるための孔であり、操作孔50の周
囲に操作孔50を囲むような形で多数設けてある。
次に本発明に係る部品整列皿の実際の使用について説
明する。
まず最初に、本発明に係る部品整列皿中に部品を整列
させる際の手順について説明する。
まず部品整列皿を第1図に示したように、保持皿20の
内部に位置させ、その後図示しないネジ10を多数、この
保持皿20中に位置させる。
ついでこの保持皿20を図示しない振動手段及び傾斜手
段を使って、ゆっくりした傾斜を繰り返しながら保持皿
20全体に振動を加える。するとこの保持皿20中のネジ10
が保持皿20中で、いわゆる踊った状態となり、ネジ10の
ネジ部12が保持皿20の保持孔60に入ったネジ10について
は、そのままの位置で保持されるものの、その他のネジ
10は保持皿20上を踊った状態となるために。順次保持孔
60中にネジ10が保持されることとなる。
またここにおける振動手段としては、例えば横振動も
考えられるが、望ましくは保持皿20全体を縦方向に微振
動させる縦振動を加えることにより、ネジ10が縦方向に
踊るため、保持孔60への保持がより容易に行なえるもの
である。
またこのように皿本体40上でネジ10を踊らせるとき
に、ネジ10よりも大径の操作孔50の孔周に、この操作孔
50を囲む立設部51を設けてあるので、ネジ10が踊りなが
らも、この操作孔50中には入らないこととなり、ネジ10
の整理が極めて容易に行なえるものである。ただ、図示
例のように立設部51を設けない場合であっても、ネジ10
は操作孔50中にも入るものの、この皿本体40を保持皿20
から離す際に、操作孔50中のネジ10は前部保持皿20中に
落下することとなり、結果として保持孔60にネジ10が保
持された状態を維持することとなる。
このように保持孔60中にネジ10を保持した皿本体40
は、第2図に示すように、ネジ10のネジ頭11のみが皿本
体40の表面に位置し、ネジ部12が皿本体40内部から下方
に突出することとなる。
次いで、このようにして皿本体40上に整理されたネジ
10を実際に使用する際について、第3図及び第4図に従
って説明する。
まず、ネジ10を保持孔60中に保持した状態の皿本体40
の下面に、皿本体40に設けた操作孔50に一致した連通孔
31を設けた押し上げ板30を固定する。
すると、この押し上げ板30により保持孔60に保持され
たネジ10は、その保持孔60から下方に突出しているネジ
部12が上方に押し上げられることとなり、その結果、皿
本体40から上方にネジ10のネジ頭11が若干突出すること
となる。
このようにした状態で、次に基板70に対して固定板80
を固定する場合を説明する。
この時には、まず基板70と固定板80とにおいて、固定
のために連通している貫通孔81及びネジ孔71の上方に、
操作孔50が位置するように部品整列皿を移動させる。
第3図にあっては、押し上げ板30の下面に固定板80が
接触している状態を示してあるものの、通常の操作にお
いては、この押し上げ板30と固定板80とは若干間隔を持
っているものである。
このような状態で、次いで図示しない先端にドライバ
ーヘッドを設け、かつネジ10をホールド可能な3方チャ
ック等を有するマニュピレータによって保持孔60中のネ
ジ10のネジ頭11をつかむ。
ついでこのマニュピレータによってつかまれたネジ10
を保持孔60から取り出すように、マニュピレータ全体を
上方に移動させ、次いでこのネジ10を操作孔50位置に達
するよう横方向に移動させる。この横方向への移動時に
あっては、ネジ10を固定板80の貫通孔81及びこの貫通孔
81と軸心と一致させた基板70のネジ孔71上方に移動させ
るものである。
次いでこの状態から、ネジ10を下方に移動させるよう
マニュピレータを下降させ、ネジ10が貫通孔81を通って
ネジ孔71に達したときに、ドライバーヘッドを回転さ
せ、ネジ10をねじこむことによって、固定板80を基板70
と一体に固定するものである。
このようにして、一ケ所の固定が終ると、次いでマニ
ュピレータは操作孔50から上方に移動し、次の固定のた
めのネジ10上方に移動し、更に下降することによって、
次の固定のためのネジ10をつかむ。またこのように次の
固定のためのネジ10をつかむ操作と同時に、押し上げ板
30、及び皿本体40が次の固定すべき貫通孔81及びネジ孔
71位置に操作孔50が位置するように移動していることと
なる。
すなわち、本発明における部品整列皿は、一ケ所での
ネジ10の固定が終った後、次のネジ固定部へ移動する際
に、この移動と同時に次に固定すべきネジ10のホールド
が行なえ、更にその次に固定すべき場所への移動が行な
われると、ネジ10を再びつかみ、そのネジ10によって操
作孔50及び貫通孔81を介してネジ止め行なえるものであ
る。
したがって、この実施例によるとネジ10は保持孔60と
操作孔50との間の横移動及びそれに伴なう縦移動のみを
行なうことによりネジ止めができることとなるので、極
めてネジ止めのための動線が短くしてすみ、作業効率の
向上が図れるものである。
またこの実施例によると、皿本体40にネジ10を保持し
た際に、皿本体40の下方にネジ10が突出するようになっ
ているとして説明を行なった。したがって、こののネジ
10を用いてネジ止めを行なう際には、操作孔50に連通す
る連通孔31を有する押し上げ板30を、皿本体40の下方に
位置させることにより、ネジ10の上部を浮き上らせるこ
とができるので、ネジ10のホールドが極めて容易に行な
えるものである。
しかしながら、このようにしなくても、例えば保持孔
60の長さよりもネジ部12の長さのほうが短い場合であっ
ても、ドライバーヘッド等を磁化させておいてネジ10が
そのまま取り出せ、かつネジ止めが行なえるようなシス
テムを用いるのであれば、保持孔60とネジ部12の長さと
にこだわる必要はない。
また詳細な図示は省略するものの、本発明にかかわる
部品整列皿は、組み立てのための一連の自動化ラインの
中に随時組み込まれるようにネジ10を保持した後、組み
立てラインの所定位置に自動的に移送可能に形成する
と、より作業効率の向上が図れるものである。
なお以上の説明においては、部品としてネジ10を例に
したが、ネジ10以外にもピン等のワークへの取付に用い
る部品整列皿として用いることが出来ることは当然であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、部品整列皿を固定す
べきワークの上方に位置させ、この部品整列皿中で部品
をマニュピレータがつかんだ場合には、そのマニュピレ
ータごと部品が部品整列皿の操作孔から下方のワークに
接近し、そのままワークへの取付あるいは固定が行なえ
るように形成することにより、部品とワークの固定部と
の距離を極力短くするようにして、部品整列皿から備品
が取り出した後、部品の取付あるいは固定が終了するま
での時間を短くすることによって、作業性の向上を図っ
たことを、請求項1に記載の発明の目的とする。
また請求項2に記載の発明は、操作孔の孔周にこの操
作孔を囲む立設部を設け、部品整列皿に部品を整列させ
る際に、振動を利用して場合であっても、振動によって
部品が操作孔に落ないように形成することによって、部
品整列のための効率化をも図ったものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
本発明に係る部品整列皿にネジを整列させるために部品
整列皿を保持皿中に位置させた状態を示す斜視図、第2
図は要部拡大断面図、第3図はネジをつかむことを容易
とするための押し上げ板を付設した状態を示す要部断面
図、第4図は動線を説明するための概略図である。 10……ネジ、11……ネジ頭 12……ネジ部、20……保持皿 30……押し上げ板、31……連通孔 40……皿本体、50……操作孔 60……保持孔、70……基板 71……ネジ孔、80……固定板 81……貫通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皿本体に保持すべき部品よりも大径の操作
    孔を貫通させると共に、保持すべき部品を保持する複数
    の保持孔を設けて形成したことを特徴とする部品整列
    皿。
  2. 【請求項2】操作孔の孔周に、この操作孔を囲む立設部
    を設けた請求項1記載の部品整列皿。
JP63163478A 1988-06-30 1988-06-30 部品整列皿 Expired - Lifetime JP2610166B2 (ja)

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JPH0215928A JPH0215928A (ja) 1990-01-19
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