JP2521101Y2 - 電子部品搬送装置 - Google Patents

電子部品搬送装置

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秀一 宮西
保昭 北
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小松技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は電子部品をプリント基板に実装する電子部品
実装用ロボットにおいて用いられ、部品供給装置からロ
ボット本体へ電子部品を搬送する電子部品搬送装置に関
する。
「従来の技術」 一般に、電子回路を構成する実装基板は、プリント基
板上にIC等の各種電子部品を実装した後、これら実装さ
れた電子部品のリードをプリント基板の配線とをハンダ
付けすることによって構成されるものである。プリント
基板へ電子部品を実装する場合、電子部品のリードをプ
リント基板に形成されたスルーホールに挿入し、この後
プリント基板の下面側から突出した前記リードをクリン
チ(装着された電子部品が容易にプリント基板より離脱
しないようにリードを折り曲げること)することによっ
て行なう。
このような作業は、作業の緻密性、安定性および確実
性を要求されるため、今日では専用のロボット(電子部
品実装用ロボット)により行なわれている。
このロボットは、実装すべき電子部品を供給するため
の供給装置と、この供給装置から供給された電子部品を
1つずつ把持してプリント基板の所定位置に装着するロ
ボット本体部を備えた構成となっている。そして、ロボ
ット本体部所定数の電子部品をプリント基板上の所要箇
所に実装するようにシーケンス制御されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、前記従来の電子部品実装用ロボットで
は、供給装置から供給されたままの向きで電子部品を実
装するため、供給装置に収納する際の電子部品の向き
と、プリント基板に実装する際の向きとを一致させる必
要があった。
このため、供給装置の形状いかんによっては電子部品
を収納する向きに制約を受けて電子部品の収納率を低下
させることがあった。
本考案は前記事情に鑑みてなされたものであって、供
給装置に収納された電子部品の向きのいかんを問わず、
プリント基板への実装作業を行うことのできる電子部品
搬送装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本考案の電子部品搬送装置は、前記シューター部から
ロボット本体部へ向って設けられた案内軌道と、当該案
内軌道に対して略平行で、かつ前記シューター部品から
ロボット本体部へ向って勾配を有するように設けられた
補助案内軌道と、前記案内軌道に沿って移動可能ととも
に案内軌道を中心軸として回動自在で、さらに前記電子
部品を載置可能な搬送部と、この搬送部から突出して設
けられるとともに前記補助案内軌道に当接された当接腕
とを備えてなることを特徴としている。
「作用」 部品供給装置から供給された電子部品を搬送部へ載置
する。電子部品を載置した状態で搬送部を案内軌道に沿
って作動させる。このとき、当接腕は常に補助案内軌道
に当接状態となっている。搬送部がロボット本体部へ向
かうにしたがって、補助案内軌道から受ける反力によっ
て当接腕が案内軌道を中心軸として回転を始める。当接
腕の回転にともなって搬送部が回転して電子部品を所定
の向きに設定する。
「実施例」 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は本実施例の電子部品搬送装置1を示す斜視図
である。
電子部品搬送装置1は、シューター部26(後述する)
からロボット本体20(後述する)へ向って設けられた案
内軌道3と、当該案内軌道3に対して略平行で、かつ前
記シューター部26からロボット本体20へ向って勾配を有
するように設けられた補助案内軌道5と、前記案内軌道
3に沿って移動可能とともに案内軌道3を中心軸として
回動自在で、さらに前記電子部品Eを載置可能な搬送部
7と、この搬送部7から突出して設けられるとともに前
記補助案内軌道5に当接された当接腕9とから構成され
ている。
搬送部7は、前記案内軌道3に沿って移動可能な自走
機構(図示略)を備えた自走部7aと、この自走部7aから
立設させた支持部7bと、前記当接腕9と連動する部品載
置部8とを備えた構成となっている。前記支持部7bに
は、前記部品載置部8と当接腕9とを連結する連結棒8a
を支持する支持孔が形成されている。
当接腕9は、外観略棒状部材の先端部にその長手方向
に沿った中心軸を中心として回転する回転部9aを有した
構成となっている。この当接腕9は、前記連結棒8aに連
結されて、前記部品載置部8と連動するように設定され
ている。さらに、この当接腕9は、スプリング10によっ
て補助案内軌道5に当接状態に付勢されている。
なお、案内軌道3の途中位置における搬送部7の側方
には、搬送部7の通過を検知する検知センサS、Sが設
けられている。
前記電子部品搬送装置1は、第5図に示すように、電
子部品実装用ロボット15に設けられて使用に供される。
第5図は、電子部品実装用ロボット15を示す全体側面
図であって、図中、符号17はプリント基板、18はこのプ
リント基板17を搬送するための搬送コンベヤを示してい
る。
前記電子部品実装用ロボット15は、前記プリント基板
17に実装すべき電子部品Eを収納するとともに、これら
収納された電子部品Eを順次ロボット本体20に供給する
部品供給装置22と、この部品供給装置22から搬出された
電子部品Eを把持して前記プリント基板17の上方へ移動
させるとともに、プリント基板17の所定位置に電子部品
Eを実装するためのロボット本体20から概略構成されて
いる。
部品供給装置22は、IC等の電子部品Eを多数収納する
ための部品ストック装置(収納部)24と、この部品スト
ック装置24から電子部品Eを1つずつ搬出するシュータ
ー部26を備えた構成となっている。前記部品ストック装
置24は、いわゆるスティックフィーダー型のものである
ため、ロボット本体20へ向って下り勾配に構成されてい
る。また、この部品ストック装置24は、より多数の電子
部品Eを収納するため、互いの側方へ向って複数列並べ
られている。
シューター部26の前方には、前記部品ストック装置24
から搬出された電子部品Eを受け取り、前記ロボット本
体20の作動部(マニピュレータ)28の待機位置まで水平
に移動させるための電子部品搬送装置1が設けられてい
る。
ロボット本体20は、X軸、Y軸、Z軸のそれぞれ直交
した3方向に移動可能に設けられた作動部28を備えて構
成されている、いわゆる3軸直交型のものである。すな
わち、第5図において、符号30はフレーム34に支持さ
れ、前記搬送コンベヤ18の上方で、かつ搬送コンベヤ18
と直交して水平に設けられた第1のガイドを示し、31は
前記第1のガイド30に該第1のガイドと直交して水平に
設けられ、かつ該第1のガイドに対してスライド自在と
された第2のガイド、32は該第2のガイドと直交して鉛
直方向に設けられ、該第2のガイドの延在方向に沿って
スライド可能とされた第3のガイドを示している。そし
て、この第3のガイド32には、該第3のガイド32の延在
方向に沿ってスライド可能なブラケット33が設けられ、
このブラケット33に作動部28が鉛直方向に設けられてい
る。
作動部28は、同一構成のものが4個、平面矩形状に配
置されている。
作動部28は、電子部品Eを把持するための把持部35を
備えた構成となっている。この把持部35は駆動機構36に
よって開閉自在に構成されている。そして、この把持部
35および駆動機構36は、鉛直方向へ移動可能に設定され
ている。
また、前記ロボット本体20において、前記プリント基
板17の下方に設けられ符号50で示すものは、プリント基
板17に実装されてプリント基板17の下方に貫通した電子
部品EのリードE1を打ち曲げる(クリンチする)ための
クリンチ装置である。
そして、前記電子部品実装用ロボット15の各動作は、
図示しないシーケンサーにより自動制御されている。
次に、本実施例の電子部品実装用ロボット15の使用例
について第1図を参照して説明する。
i)電子部品Eの移送 部品ストック装置24内にストックされた電子部品E
を、シューター部26から搬送部7へ移載する。
電子部品Eを載置した状態で搬送部7を案内軌道3に
沿って作動させる。このとき、当接腕9は常に補助案内
軌道5に当接状態となっている。搬送部7がロボット本
体20へ向かうにしたがって、補助案内軌道5から受ける
反力によって当接腕9が案内軌道3を中心軸として回転
を始める。当接腕9の回転にともなって部品載置部8が
回転して電子部品Eを所定の向きに設定する ロボット本体20側に移動させられた部品搬送装置1お
よび電子部品Eの上方にはロボット本体20の作動部28、
28…が待機しており、前記部品供給装置1上に載った電
子部品Eを4個の作動部28…のそれぞれの把持部35…に
よって把持する。
ii)電子部品Eの位置合わせ 次いで、作動部28は把持部35…で把持した電子部品E
をプリント基板17上の実装すべき箇所の真上に移動す
る。その後、昇降シリンダー40を作動させて、把持部35
で把持された電子部品Eを所定の高さまで、つまり電子
部品EのリードE1の先端部がプリント基板17の上面に近
接する位置まで降下させる。その後、把持されている電
子部品Eの上部を押し下げる。
iii)電子部品Eのプリント基板への実装 電子部品Eは、すべてのリードE1がプリント基板17の
スルーホールに確実に挿入された後、さらに所定高さま
で押し下げられる。
この後、搬送コンベヤ18の所定位置に設けられたクリ
ンチ装置50によって、前記プリント基板17に実装された
電子部品EのリードE1をクリンチして固定する。
以上説明したように、本実施例の電子部品搬送装置1
によれば、供給装置22に収納された電子部品Eの向きの
いかんを問わず、ロボット本体20へ電子部品Eが達する
までにその向きが修正されるので、そのままプリント基
板17への実装作業を行うことができる。したがって、電
子部品Eを供給装置22内に収納しておく際には、供給装
置22の収納スペースを最も有効に利用することができる
ように電子部品Eを配列しておくことが可能になり、電
子部品Eの供給作業を省力化することができる。
なお、本考案の電子部品搬送装置は、その細部におい
て前記実施例のみに限られることはなく、他の変形例も
可能である。たとえば、補助案内軌道5の勾配を自由に
変化させることができる構成としてもよいし、搬送部7
に対する当接腕9の取付け角度を可変としてもよい。
「考案の効果」 本考案の電子部品搬送装置によれば、供給装置に収納
された電子部品の向きのいかんを問わず、ロボット本体
部へ電子部品が達するまでにその向きが修正されるの
で、そのままプリント基板への実装作業を行うことがで
きる。
したがって、電子部品を供給装置内に収納しておく際
には、供給装置の収納スペースを最も有効に利用するこ
とができるように電子部品を配列しておくことが可能に
なり、電子部品の供給作業を省力化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す図であっ
て、第1図は電子部品搬送装置の斜視図、第2図は同側
面図、第3図は同平面図、第4図は同正面図、第5図は
本実施例の電子部品搬送装置を搭載した電子部品実装用
ロボットの全体側面図である。 1……電子部品搬送装置、3……案内軌道、5……補助
案内軌道、7……搬送部、9……当接部、15……電子部
品実装用ロボット、17……プリント基板、20……ロボッ
ト本体、22……部品供給装置、E……電子部品。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を収納可能な収納部を有する部品
    供給装置と、前記電子部品をプリント基板上に実装する
    ロボット本体を備えた電子部品実装用ロボットに設けら
    れて、前記部品供給装置からロボット本体へ電子部品を
    搬送する電子部品搬送装置であって、 前記部品供給装置からロボット本体部へ向って設けられ
    た案内軌道と、当該案内軌道に対して略平行で、かつ前
    記部品供給装置からロボット本体部へ向かって勾配を有
    するように設けられた補助案内軌道と、前記案内軌道に
    沿って移動可能とともに案内軌道を中心軸として回動自
    在で、さらに前記電子部品を載置可能な搬送部と、この
    搬送部から突出して設けられるとともに前記補助案内軌
    道に当接された当接腕とを備えてなることを特徴とする
    電子部品搬送装置。
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