JP2609761B2 - 換気扇の室内吸込グリル - Google Patents

換気扇の室内吸込グリル

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JP2609761B2
JP2609761B2 JP32914590A JP32914590A JP2609761B2 JP 2609761 B2 JP2609761 B2 JP 2609761B2 JP 32914590 A JP32914590 A JP 32914590A JP 32914590 A JP32914590 A JP 32914590A JP 2609761 B2 JP2609761 B2 JP 2609761B2
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ventilation fan
suction grille
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博之 長井
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同一呼び径で内径の異なる複数種類の管へ
の取り付けに好適なばね取付部形状を有する換気扇の室
内吸込グリルに関する。
〔従来の技術〕
従来の換気扇の室内吸込グリルの取り付けにおいて
は、同一呼び径の異なる複数種類の管への取り付けは、
ばね取付部の形状が円形であつた為、複数種類の管の内
径と前記ばね取付部外径との隙間を一定に保つ事が出来
ず取り付けばねを共用化しようとするとばね定数が一定
の取り付けばねの為、ばねがへたり使用に耐えられず、
複数種類のばねを使い分けるか、もしくは外径の違う複
数種類のばね取付部を具備した室内吸込グリルを使い分
けるなどの手段で対応しているのが実態である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、内径の異なる複数種類の管に取り付
ける室内吸込グリルの取り付けの共用化について配慮さ
れておらず、取り付け管の種類を限定されるなど施工作
業煩わしさがあつた。
また、室内吸込グリルの種類を増やすなどの欠点があ
つた。
本発明の目的は、上記課題を解決し、内径の異なる複
数種類の管への取り付けの共用化が図れる換気扇の室内
吸込グリルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところ
は、天井等の開口部にネジ等の固定手段によって固定さ
れる本体部と、該本体部の前面側に配設されるグリル部
と、前記本体部の背面側に配設される筒状部とを有する
換気扇の室内吸込グリルであって、前記筒状部の外周に
は、該筒状部の中心に対し点対称となる位置に複数対の
ばね取付部を配設するとともに、該ばね取付部のそれぞ
れに取り付けばねを配設し、前記筒状部の対となるばね
取付部が配設される位置の外径を、それぞれ異ならせる
ようにしたこと換気扇の室内吸込グリルにある。
〔作用〕
本発明によれば、筒状部における対となるばね取付部
が配設される位置の外径をそれぞれ異ならせるようにし
たので、室内吸込グリルを一種類のもので同一呼び径の
内径の異なる複数種類の管に共用取り付けすることがで
き、配管の種類を限定されるなど施工作業の煩わしさを
なくすことができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明す
る。
室内吸込グリルは、第２図に示す様に室内側に位置す
るグリル部２及び天井裏配管内に位置する本体部１より
成る。前記グリル２ばね（図示せぬ）が螺着等の手段に
より、本体部１に固定して成る。一方、本体部１は、フ
ランジ部3,フランジ部３の一部に配設した複数個の据付
用取付穴４を具備して成る。据付用取付穴４は第２図に
示す野縁にねじを使用して本体部１を取り付ける目的で
配設して成る。またフランジ部３の中央部に筒状部５を
配設して成る。
筒状部５は中心に対し点対称になる位置を、異形状に
なるよう構成してある。筒状部５に配設したばね取付部
６の異形状部の寸法はＡ＜Ｂの関係としたＡ外径部,B外
径部を具備しVP管の内径φ100とＡ外径部との隙間及びV
U管の内径φ107とＢ外径部との隙間をｇ寸法と等しくな
るよう構成してある。
室内吸込グリルは、ばね取付部６に固定してある取り
付けばね７により、VP管及びVU管内に取り付けるように
構成してある。補強リブ部８は、室内吸込グリルを管内
に装着した際、取り付けばね７の反力による筒状部５の
変形を防止する目的で配設してある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、筒状部における
対となるばね取付部が配設される位置の外径をそれぞれ
異ならせるようにしたので、室内吸込グリルを一種類の
もので同一呼び径の内径の異なる複数種類の管に共用取
り付けすることができ、配管の種類を限定されるなど施
工作業の煩わしさをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の一実施例を説明する室内吸込グリル
の斜視図、第２図は室内吸込グリルの据え付け状態の説
明図、第３図は第１図の室内吸込グリルの配管VU,VPへ
の取り付け状態の説明図である。 １……室内吸込グリル本体部、５……筒状部、６……ば
ね取付部、７……取り付けばね。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】天井等の開口部にネジ等の固定手段によっ
    て固定される本体部と、該本体部の前面側に配設される
    グリル部と、前記本体部の背面側に配設される筒状部と
    を有する換気扇の室内吸込グリルであって、 前記筒状部の外周には、該筒状部の中心に対し点対称と
    なる位置に複数対のばね取付部を配設するとともに、該
    ばね取付部のそれぞれに取り付けばねを配設し、 前記筒状部の対となるばね取付部が配設される位置の外
    径を、それぞれ異ならせるようにしたことを特徴とする
    換気扇の室内吸込グリル。
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