JP2608902B2 - 図形発生装置 - Google Patents
図形発生装置Info
- Publication number
- JP2608902B2 JP2608902B2 JP30226187A JP30226187A JP2608902B2 JP 2608902 B2 JP2608902 B2 JP 2608902B2 JP 30226187 A JP30226187 A JP 30226187A JP 30226187 A JP30226187 A JP 30226187A JP 2608902 B2 JP2608902 B2 JP 2608902B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドットで図形を表示あるいは記録する装置
において、簡単な構成で高速かつ綺麗な図形発生を行え
る図形発生装置に関するものである。
において、簡単な構成で高速かつ綺麗な図形発生を行え
る図形発生装置に関するものである。
従来の技術 従来、図形を表示あるいは記憶するときは、第４図に
示すように図形をドットの集合として表示あるいは記憶
する方法が一般的である。このような図形の各ドットを
発生する場合、第４図の直線１（２重丸）、直線２（白
丸）と円弧（黒丸）の３つの図形要素の分解し、図形要
素毎にドット発生させ、表示あるいは記録するという手
段が取られている。
示すように図形をドットの集合として表示あるいは記憶
する方法が一般的である。このような図形の各ドットを
発生する場合、第４図の直線１（２重丸）、直線２（白
丸）と円弧（黒丸）の３つの図形要素の分解し、図形要
素毎にドット発生させ、表示あるいは記録するという手
段が取られている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような方法では、同一ラスター上
に表示あるいは記録するドットが複数個存在する場合に
於て、図形要素毎に発生させては表示あるいは記録する
ため、同一ラスターを複数回アクセスしなければならな
い（第４図のラスターＡ〜Ｂの間では、４回のアクセス
が発生する）とか、図形要素の重なる所では同一ドット
を複数回アクセスしなければならない（第４図の菱形ド
ット）の処理速度が低下するという問題点を有してい
た。
に表示あるいは記録するドットが複数個存在する場合に
於て、図形要素毎に発生させては表示あるいは記録する
ため、同一ラスターを複数回アクセスしなければならな
い（第４図のラスターＡ〜Ｂの間では、４回のアクセス
が発生する）とか、図形要素の重なる所では同一ドット
を複数回アクセスしなければならない（第４図の菱形ド
ット）の処理速度が低下するという問題点を有してい
た。
本発明はかかる点に鑑み、図形のドット発生を、簡単
な構成で高速かつ綺麗に行えることを特徴とした図形発
生装置を提供することを目的とする。
な構成で高速かつ綺麗に行えることを特徴とした図形発
生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、始点、終点及び線幅を有する直線図形デー
タや、中心、長径、短径、始点、終点及び線幅を有する
円／楕円／弓形／扇形図形データを入力する入力部と、 前記入力部から入図形データの線幅に基づいて、入力
図形データと相似形の線幅に対応する内輪図形データを
求め、この内輪図形データ及び入力図形データを線分デ
ータや円弧を含む楕円弧データである部分図形データに
分割すると共に、入力図形データの最小／最大ラスター
値及び部分図形データの個数を求める図形分割部と、 前記図形分割部からの部分図形データを順次格納する
図形データバッファと、 前記図形分割部からの最小／最大ラスターを順を格納
するラスターレジスタと、 前記図形分割部からの部分図形データの個数を格納す
る図形データカウンタと、 前記図形データバッファに格納されている部分図形デ
ータを順次取り出して、部分図形データである線分デー
タに対応する複数の図形ドットデータや、部分図形デー
タである円弧を含む楕円弧データに対応する複数の図形
ドットデータを発生する図形発生部と、 前記図形発生部で発生した複数の図形ドットデータ
を、前記最小ラスター値から前記最大ラスター値に至る
値にそれぞれ対応する行番号、かつ、前記部分図形デー
タが順次取り出される順番にそれぞれ対応する列番号に
格納する、行番号と列番号とを有する２次元配列メモリ
構成のドットバッファとを備えたことを特徴とする図形
発生装置である。
タや、中心、長径、短径、始点、終点及び線幅を有する
円／楕円／弓形／扇形図形データを入力する入力部と、 前記入力部から入図形データの線幅に基づいて、入力
図形データと相似形の線幅に対応する内輪図形データを
求め、この内輪図形データ及び入力図形データを線分デ
ータや円弧を含む楕円弧データである部分図形データに
分割すると共に、入力図形データの最小／最大ラスター
値及び部分図形データの個数を求める図形分割部と、 前記図形分割部からの部分図形データを順次格納する
図形データバッファと、 前記図形分割部からの最小／最大ラスターを順を格納
するラスターレジスタと、 前記図形分割部からの部分図形データの個数を格納す
る図形データカウンタと、 前記図形データバッファに格納されている部分図形デ
ータを順次取り出して、部分図形データである線分デー
タに対応する複数の図形ドットデータや、部分図形デー
タである円弧を含む楕円弧データに対応する複数の図形
ドットデータを発生する図形発生部と、 前記図形発生部で発生した複数の図形ドットデータ
を、前記最小ラスター値から前記最大ラスター値に至る
値にそれぞれ対応する行番号、かつ、前記部分図形デー
タが順次取り出される順番にそれぞれ対応する列番号に
格納する、行番号と列番号とを有する２次元配列メモリ
構成のドットバッファとを備えたことを特徴とする図形
発生装置である。
作用 本発明は前記した構成により、図形をラスター毎の水
平線列として発生することで、高速かつ綺麗な図形発生
を行うことができる。
平線列として発生することで、高速かつ綺麗な図形発生
を行うことができる。
実 施 例 第１図は本発明の一実施例における図形発生装置のブ
ロック構成を示すものである。第１図において、１は発
生すべき図形のデータの入力するキーボード等の入力
部、２は入力部１から入力された図形データに基き、そ
の形状により部分図形データに分割し、発生するドット
データの最小／最大ラスター値を求める図形分割部、３
は部分図形データバッファ、４は図形分割部２で求めら
れた最小／最大ラスター値を格納するラスターレジス
タ、５は図形分割部２で求められた部分図形データの個
数の格納を図形データカウンタ、６は図形データバッフ
ァ３に格納されている図形データを順次取り出し、図形
を形成するドットデータを発生する図形発生部、７は図
形発生部６で発生したドットデータが格納されるドット
バッファ、８は水平線を発生する水平線発生部、９は水
平線発生部８で発生した水平線を表示あるいは記録する
ためのディスプレイ、画像メモリ等の装置である。
ロック構成を示すものである。第１図において、１は発
生すべき図形のデータの入力するキーボード等の入力
部、２は入力部１から入力された図形データに基き、そ
の形状により部分図形データに分割し、発生するドット
データの最小／最大ラスター値を求める図形分割部、３
は部分図形データバッファ、４は図形分割部２で求めら
れた最小／最大ラスター値を格納するラスターレジス
タ、５は図形分割部２で求められた部分図形データの個
数の格納を図形データカウンタ、６は図形データバッフ
ァ３に格納されている図形データを順次取り出し、図形
を形成するドットデータを発生する図形発生部、７は図
形発生部６で発生したドットデータが格納されるドット
バッファ、８は水平線を発生する水平線発生部、９は水
平線発生部８で発生した水平線を表示あるいは記録する
ためのディスプレイ、画像メモリ等の装置である。
以上のように構成された本実施例の図形発生装置につ
いて、以下その動作を第２図第３図を用いて説明する。
いて、以下その動作を第２図第３図を用いて説明する。
今、入力部１より、中心（16,11）、長径（16）、短
形（11）、始点（6,20）、終点（26,20）、線幅（４）
の扇形データを入力する。この時、ドットバッファ７内
は全て、未使用状態（第３図では、（−）で表してあ
る）に初期化されているものとする。
形（11）、始点（6,20）、終点（26,20）、線幅（４）
の扇形データを入力する。この時、ドットバッファ７内
は全て、未使用状態（第３図では、（−）で表してあ
る）に初期化されているものとする。
図形分割部２は、入力部１からの図形データを受け取
り、以下の動作を行う。
り、以下の動作を行う。
（１）最小ラスター値（０）、最大ラスター値（20）を
求め、ラスターレジスタ４に格納する。
求め、ラスターレジスタ４に格納する。
（２）図形データをその形状（扇形）から、入力図形デ
ータの線幅（４）に基づいて、入力図形データと相似形
の線幅（１）に対応する内輪図形データを求め、この内
輪図形データ及び入力図形データを、線分データや楕円
弧データとして、下記の８つの部分図形データに分割
し、図形データバッファ３に格納し、かつ、部分図形デ
ータの個数（８）を図形データカウンタ５に格納する。
ータの線幅（４）に基づいて、入力図形データと相似形
の線幅（１）に対応する内輪図形データを求め、この内
輪図形データ及び入力図形データを、線分データや楕円
弧データとして、下記の８つの部分図形データに分割
し、図形データバッファ３に格納し、かつ、部分図形デ
ータの個数（８）を図形データカウンタ５に格納する。
データ1:中心（16,11）、長径（16）、短形（11）、始
点（12,0）、終点（6,20）、線幅（１）の楕円孤データ データ2:中心（16,8）、長径（13）、短形（６）、始点
（16,3）、終点（7,17）、線幅（１）の楕円孤データ データ3:始点（16,8）、終点（7,17）、線幅（１）の線
分データ データ4:始点（16,11）、終点（7,20）、線幅（１）の
線分データ データ5:始点（16,11）、終点（25,20）、線幅（１）の
線分データ データ6:始点（16,8）、終点（25,17）、線幅（１）の
線分データ データ7:中心（16,8）、長径（13）、短径（６）、始点
（25,17）、終点（16,3）、線幅（１）の楕円孤データ データ8:中心（16,11）、長径（17）、短径（11）始点
（26,20）、終点（20,0）、線幅（１）の楕円孤データ 次に、図形発生部６は、図形データカウンタ５に格納
されている部分図形データ個数（８）をカウンタとし
て、データ１〜８までを順次取り出して、各データに対
して以下の処理を繰り返し、第３図に示すドットデータ
をドットパッファ７に生成する。
点（12,0）、終点（6,20）、線幅（１）の楕円孤データ データ2:中心（16,8）、長径（13）、短形（６）、始点
（16,3）、終点（7,17）、線幅（１）の楕円孤データ データ3:始点（16,8）、終点（7,17）、線幅（１）の線
分データ データ4:始点（16,11）、終点（7,20）、線幅（１）の
線分データ データ5:始点（16,11）、終点（25,20）、線幅（１）の
線分データ データ6:始点（16,8）、終点（25,17）、線幅（１）の
線分データ データ7:中心（16,8）、長径（13）、短径（６）、始点
（25,17）、終点（16,3）、線幅（１）の楕円孤データ データ8:中心（16,11）、長径（17）、短径（11）始点
（26,20）、終点（20,0）、線幅（１）の楕円孤データ 次に、図形発生部６は、図形データカウンタ５に格納
されている部分図形データ個数（８）をカウンタとし
て、データ１〜８までを順次取り出して、各データに対
して以下の処理を繰り返し、第３図に示すドットデータ
をドットパッファ７に生成する。
（１）ラスターレンジスタ４に格納されている最小ラス
ター（０）と最大ラスター（20）の間で、データｎは基
きドットデータを発生し、ドットバッファの第ｎ列目の
該当するラスター番目の格納する。
ター（０）と最大ラスター（20）の間で、データｎは基
きドットデータを発生し、ドットバッファの第ｎ列目の
該当するラスター番目の格納する。
続いて、水平線発生部８は、ラスターレジスタ４に格
納されている最小ラスター（０）から最大ラスター（2
0）の間で以下の処理を行う。
納されている最小ラスター（０）から最大ラスター（2
0）の間で以下の処理を行う。
（１）ドットバッファ７の第１行の第１列から第８列ま
で、未使用のカラムはスキップして順次サーチし、ドッ
トデータが存在するカラムからドットデータを取り出
し、２点が揃った時点で、表示あるいは記録装置９のラ
スター（０）上の２点間に水平線を表示あるいは記録す
る。
で、未使用のカラムはスキップして順次サーチし、ドッ
トデータが存在するカラムからドットデータを取り出
し、２点が揃った時点で、表示あるいは記録装置９のラ
スター（０）上の２点間に水平線を表示あるいは記録す
る。
： ： ： （８）ドットバッファ７の第21行の第１例から第８列ま
で、未使用のカラムはスキップして順次サーチし、ドッ
トデータが存在するカラムからドットデータを取り出
し、２点が揃った時点で、表示あるいは記録装置９のラ
スター（20）上の２点間に水平線を表示あるいは記録す
る。
で、未使用のカラムはスキップして順次サーチし、ドッ
トデータが存在するカラムからドットデータを取り出
し、２点が揃った時点で、表示あるいは記録装置９のラ
スター（20）上の２点間に水平線を表示あるいは記録す
る。
以下のように本実施例によれば、図形を水平線列の集
合として発生し、全ての水平線を発生させた後に表示あ
るいは記録することで、高速かつ綺麗な図形を発生する
ことができる。
合として発生し、全ての水平線を発生させた後に表示あ
るいは記録することで、高速かつ綺麗な図形を発生する
ことができる。
発明の効果 以下説明したように、本発明によれば、図形を高速か
つ綺麗に発生することができ、その実用的効果は大き
い。
つ綺麗に発生することができ、その実用的効果は大き
い。
第１図は本発明に於ける一実施例の図形発生装置のブロ
ック図、第２図は本発明に於ける一実施例の図形発生装
置で発生するドットのパターン図、第３図は本発明に於
ける一実施例の図形発生装置でドットバッファに生成さ
れるドットデータの説明図、第４図はドットで扇形を表
示あるいは記録したパターン図である。 １……入力部、２……図形分割部、３……図形データバ
ッフア、４……ラスターレジスタ、５……図形データカ
ウンタ、６……図形発生部、７……ドットバッファ、８
……水平線発生部、９……表示あるいは記録装置。
ック図、第２図は本発明に於ける一実施例の図形発生装
置で発生するドットのパターン図、第３図は本発明に於
ける一実施例の図形発生装置でドットバッファに生成さ
れるドットデータの説明図、第４図はドットで扇形を表
示あるいは記録したパターン図である。 １……入力部、２……図形分割部、３……図形データバ
ッフア、４……ラスターレジスタ、５……図形データカ
ウンタ、６……図形発生部、７……ドットバッファ、８
……水平線発生部、９……表示あるいは記録装置。
Claims (1)
- 【請求項１】始点、終点及び線幅を有する直線図形デー
タや、中心、長径、短径、始点、終点及び線幅を有する
円／楕円／弓形／扇形図形データを入力する入力部と、 前記入力部からの入力図形データの形状と線幅（２以
上）に基づいて、外輪図形データである入力図形データ
と相似形の線幅（１）に対応する内輪図形データを求
め、この内輪図形データ及び入力図形データを、線分デ
ータや円弧を含む楕円弧データである部分図形データに
分割すると共に、入力図形データの最小／最大ラスター
値及び部分図形データを個数を求める図形分割部と、 前記図形分割部からの部分図形データを順次格納する図
形データバッファと、 前記図形分割部からの最小／最大ラスター値を格納する
ラスターレジスタと、 前記図形分割部からの部分図形データの個数を格納する
図形データカウンタと、 前記図形データバッファに格納されている部分図形デー
タを順次取り出して、部分図形データである線分データ
に対応する複数の図形ドットデータや、部分図形データ
である円弧を含む楕円弧データに対応する複数の図形ド
ットデータを発生する図形発生部と、 前記図形発生部で発生した複数の図形ドットデータを、
前記最小ラスター値から前記最大ラスター値に至る値に
それぞれ対応する行番号、かつ、前記部分図形データが
順次取り出される順番にそれぞれ対応する列番号に格納
する、行番号と列番号とを有する２次元配列メモリ構成
のドットバッファとを備えたことを特徴とする図形発生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30226187A JP2608902B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 図形発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30226187A JP2608902B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 図形発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01142993A JPH01142993A (ja) | 1989-06-05 |
| JP2608902B2 true JP2608902B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17906884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30226187A Expired - Lifetime JP2608902B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 図形発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2608902B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3886391B2 (ja) | 2002-02-15 | 2007-02-28 | シャープ株式会社 | カード型装置、及び、それを備えた電子機器 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP30226187A patent/JP2608902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01142993A (ja) | 1989-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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