JP2607543B2 - 帯電防止プレートガラスを有する陰極線管 - Google Patents

帯電防止プレートガラスを有する陰極線管

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JP2607543B2 JP24062387A JP24062387A JP2607543B2 JP 2607543 B2 JP2607543 B2 JP 2607543B2 JP 24062387 A JP24062387 A JP 24062387A JP 24062387 A JP24062387 A JP 24062387A JP 2607543 B2 JP2607543 B2 JP 2607543B2
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/86Vessels; Containers; Vacuum locks
    • H01J29/89Optical or photographic arrangements structurally combined or co-operating with the vessel
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    • H01J29/867Means associated with the outside of the vessel for shielding, e.g. magnetic shields
    • H01J29/868Screens covering the input or output face of the vessel, e.g. transparent anti-static coatings, X-ray absorbing layers

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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は帯電防止及び光反射防止機能を有するプレー
トガラスを貼付けた陰極線管に係る。
(従来の技術) 陰極線管の前面に多層の反射防止膜を形成したプレー
トガラスを貼り付ける構造はよく知られている。最近で
は、この反射防止膜の一部に透明導電膜層を設けて、光
反射防止とともに帯電防止の機能を持つプレートガラス
パネル付の陰極線管が用いられる様になっている。
反射防止膜層と透明導電膜層の配置は大別すると第2
図の様になる。即ち、第2図(a)は、基板のプレート
ガラス(1)上に反射防止膜層(2)を形成しその上に
導電膜層(3)を設けたものであり、特開昭59−90801
号公報に開示されている。又、第2図(b)は多層の反
射防止膜層(2)(2)の間に透明導電膜層(3)を形
成したもので、特開昭53−28214号公報及び特開昭60−1
68102号公報に開示されている。
更に第2図(c)は、基板(1)と反射防止膜層
(2)の間に透明導電膜層(3)を形成したもので、特
開昭61−1688899号報に開示されている。
これらの透明導電膜層はいずれも錫をドープした酸化
インジウム(ITO)(屈折率2)をスパッタリング等
の方法で蒸着形成したものである。
しかるにこれらの構造はいづれも問題点を有する。即
ち、第2図(a)の構造は、所望の反射防止能を得るた
めに透明導電膜層(3)の厚さを数十Åと極端に薄くせ
ざるを得ない。その結果、表面抵抗が帯電防止に必要な
程度まで低くなりにくい。又、比較的強度の低いITOが
最上層にあるため磨耗によってITO層の一部がはがれ、
膜の反射色が局部的に変化するという問題もある。これ
に対し、第2図(b),(c)の構造は、透明導電膜層
の厚さを数100Åと厚くできるので、この問題はない
が、透明導電層(3)が基板表面に露出しないため、外
部アースと導通をとることが困難である。
この問題に対しては、例えば第2図(c)の構造の場
合、第3図の構造とすることが考えられる。すなわち、
まず基板(1)に透明導電膜層(3)を蒸着形成し、し
かる後、基板(1)の前面端縁部(4)をマスクして反
射防止膜層(2)を蒸着形成すればよい。しかるに、ガ
ラスプレートの蒸着装置は、反射特性の均一性を保つた
めにプレートガラスを蒸着槽内で回転しながら蒸着する
ため、前面端縁部のマスキング蒸着の途中で行うのが極
めて困難である。従って第3図の様な構造を得るには、
少くなとも2回以上の蒸着が必要でコスト高となる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来の構造では膜強度、外部アースとの
導通困難、または製造の複雑化を生じる問題点があっ
た。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、十
分な反射防止能および帯電防止能を有し、しかも外部ア
ースとの接続を容易とした帯電防止形プレートガラスを
有する陰極線管を提供することを目的とするものであ
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、防爆金属バンドをパネルに締付けた陰極線
管の前記パネル前面に透明導電膜層を含む多層膜を形成
したプレートガラスを貼付けてなる陰線管において、プ
レートガラスが、透明基板と、この基板の端延部に被着
された導電部と、この導電部の一部が露出するように基
板と導電部上に被着された透明導電膜層と、この透明導
電膜層上に形成された絶縁性の反射防止膜層と、導電部
の露出部分と防爆金属バンドとを電気的に接続する導体
とを具備してなる帯電防止形プレートガラスを有する陰
極線管である。
本発明の製造において、予めプレートガラスの前面端
縁部に導電部を形成して、その一部をマスクしておく。
しかる後、透明導電膜層さらに反射防止膜層を一度の蒸
着により形成し、マスクを取り除く。こうして得られた
プレートガラスを陰極線管パネルを前面に透明接着材で
貼り付け、マスクされていた導電部を金属箔等の導体陰
極線管の防爆金属バンドと導通させる。
(作 用) この構造により、透明導電膜層は前面端縁部の導電部
と、導電部は金属箔導体と、金属箔導体は防爆金属バン
ドと導通がはかられる。陰極線管を動作させる場合、防
爆金属バンドは駆動装置のアースと接続するのが一般的
であるから、通常の使用方法で透明導電膜層は外部アー
スと導通され、動作時陰極線管表面が帯電するのが防止
される。
(実施例) 第1図に本発明の一つの実施例を示す。同図(a)
は、帯電防止型陰極線管(10)で、プレートガラス(1
1)が透明接着材(12)により陰極線管のパネル(13)
前面に貼り付けられている。透明接着材(12)として、
シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン樹脂等を用いる。陰極線管のパネル(13)側面
には銅金属箔等の導体(14)が予め防爆金属バンド(2
0)で狭付けされている。金属箔は例えば、厚さ0.1mm程
度の銅箔の片側に導電性着材を塗着したものを用いる。
プレートガラス(11)の構造を第1図(b)〜(d)
に示す。曲率を持ったプレートガラスの透明基板(15)
前面(凸面)端部には、Al等の導電部(16)が、印刷法
などによって予め形成されている。その幅W1はプレート
ガラス(11)の画面有効径外部にあることが望ましくW1
5mm程度とする。この導電部(16)の一部をAl箔テー
プ等で予めマスクしておく。マスク部(17)は例えば第
1図(d)に示す様にその幅W2をW2<W1とし、Alの導電
部(16)が外部に露出する様にしておく。しかる後、こ
のプレートガラス基板(15)を真空蒸着槽に入れ、まず
ITO等の透明導電膜層(18)を数100Åの厚さに蒸着形成
し、続いてMgF2,Al2O3等屈折率がガラスのそれと異る絶
縁物質を導電膜層(18)上に多層蒸着して反射防止膜層
(19)を被着する(第1図(c))。その後、プレート
ガラス基板(15)を真空蒸着槽から取り出し、Al箔(最
上層はMgF2等の絶縁体が塗着されている)のマスクを取
り除く。こうしてできたプレートガラス11のマスクされ
ていた前面端部はAlの導電部(16)が外部に露出してい
る。更にこのAlの導電部(16)はITOの透明導電膜層(1
8)とも導通されている。このプレートガラスを陰極線
管パネルに貼り付け、前述の金属バンド(20)に接続さ
れた銅の導体箔(4)を、マスクされていた基板(15)
前面端縁部の導電部露出部分に接着することにより、導
電部露出部分と防爆金属バンドを電気的に接続した帯電
防止形プレートガラスを有する型陰極線管となる。
なお、本実施例では反射防止膜層を透明導電膜層上に
被着する配置に限定している。これはマスキングの利用
により1回の蒸着工程で多層膜を形成でき、安価に形成
できるからである。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば十分な反射防止能及び
帯電防止能を有し、しかも外部アースとの接続が容易な
帯電防止形プレートガラスを有する陰極線管を比較的低
コストで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので、(a)は陰極
線管の斜視図、(b)はプレートガラスの平面図、
(c)は同図(b)をC−C線にそって切断し厚さ方向
に拡大した断面図、(d)は同図(b)の部分的拡大
図、第2図は従来装置のプレートガラスを説明するもの
で、(a),(b),(c)はそれぞれ異なる従来構造
の一部断面図、第3図はプレートガラスの導電引出しの
一構造を説明するもので、(a)は平面図、(b)は同
図(a)をB−B線にそって切断し厚さ方向に拡大した
断面図である。 (10)……陰極線管、(11)……プレートガラス (13)……パネル、(14)……導体 (15)……基板、(16)……導電部 (18)……透明導電膜層、(19)……反射防止膜層 (20)……防爆金属バンド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防爆金属バンドをパネルに締付けた陰極線
    管の前記パネル前面に、透明導電膜層を含む多層膜を形
    成したプレートガラスを貼付けてなる帯電防止形プレー
    トガラスを有する陰極線管において、前記プレートガラ
    スは透明基板と、この基板の端縁部に被着された導電部
    と、この導電部の一部が露出するように前記基板および
    導電部上に被着された透明導電膜層と、この透明導電膜
    層上に形成された絶縁性の反射防止膜層と、前記導電部
    の露出部分と前記防爆金属バンドとを電気的に接続する
    導体とを具備してなることを特徴とする帯電防止形プレ
    ートガラスを有する陰極線管。
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