JP2607347Y2 - ルーフサイドウエザーストリップ - Google Patents
ルーフサイドウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP2607347Y2 JP2607347Y2 JP1993008051U JP805193U JP2607347Y2 JP 2607347 Y2 JP2607347 Y2 JP 2607347Y2 JP 1993008051 U JP1993008051 U JP 1993008051U JP 805193 U JP805193 U JP 805193U JP 2607347 Y2 JP2607347 Y2 JP 2607347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door glass
- guide
- sealing surface
- door
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、ハードトップ車のル
ーフ部開口端縁にリテーナー等を介して取付け、ドアガ
ラスと弾接させる中空状ウエザーストリップルに関する
ものである。
ーフ部開口端縁にリテーナー等を介して取付け、ドアガ
ラスと弾接させる中空状ウエザーストリップルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 図1乃至図4を参考にして説明する。
Pは車外側、Qは車内側、Yはドア16が閉じた状態で
ドアガラス20が上昇するときのドアガラス上端の軌
跡、Zはドアガラス20の最上昇位置でドア16が閉じ
るときにおけるドアガラス上端の軌跡である。従来、ハ
ードトップ車15のルーフ部開口端縁10にリテーナー
11等を介して取付け、ドアガラス20と弾接させる中
空状ウエザーストリップ30として、図2に示すように
内側下方から外側上方に向かって傾斜させたシール面4
1をガイドにドアガラス20を昇降させるようにしたも
のが使用されている。しかしながら、シール面の剛性が
小さく、ガイドとしての機能に欠け、シール不良を起こ
すと言う問題点がある。その対策として、図3及び図4
に示すように、中空シール部40の内部に内側下方から
外側上方に向かって傾斜させたガイドリブ42を設け、
そのガイドリブ42でシール面41を車内側から支える
ようにしたものが提案されている。
Pは車外側、Qは車内側、Yはドア16が閉じた状態で
ドアガラス20が上昇するときのドアガラス上端の軌
跡、Zはドアガラス20の最上昇位置でドア16が閉じ
るときにおけるドアガラス上端の軌跡である。従来、ハ
ードトップ車15のルーフ部開口端縁10にリテーナー
11等を介して取付け、ドアガラス20と弾接させる中
空状ウエザーストリップ30として、図2に示すように
内側下方から外側上方に向かって傾斜させたシール面4
1をガイドにドアガラス20を昇降させるようにしたも
のが使用されている。しかしながら、シール面の剛性が
小さく、ガイドとしての機能に欠け、シール不良を起こ
すと言う問題点がある。その対策として、図3及び図4
に示すように、中空シール部40の内部に内側下方から
外側上方に向かって傾斜させたガイドリブ42を設け、
そのガイドリブ42でシール面41を車内側から支える
ようにしたものが提案されている。
【0003】しかしながら、上記従来のウエザーストリ
ップは、ドアを閉じる方向がドアガラス20の昇降方向
とは全く異なり、ドアを閉じようとしたとき、ガイドリ
ブ42の剛性が大きく、ドアガラス20を押付けても変
形し難く、そのためドアが押出され、ドアが完全に閉ま
らないと言う問題点がある。
ップは、ドアを閉じる方向がドアガラス20の昇降方向
とは全く異なり、ドアを閉じようとしたとき、ガイドリ
ブ42の剛性が大きく、ドアガラス20を押付けても変
形し難く、そのためドアが押出され、ドアが完全に閉ま
らないと言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来のウエザーストリップは、ドアを閉じ
ようとしたとき、ガイドリブ42の剛性が大きく、変形
し難く、そのためドアが押出され、ドアが完全に閉まら
ないことである。
題点は、上記従来のウエザーストリップは、ドアを閉じ
ようとしたとき、ガイドリブ42の剛性が大きく、変形
し難く、そのためドアが押出され、ドアが完全に閉まら
ないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1及び図5,図6を
参考にして第1の考案を説明する。第1の考案に係るル
ーフサイドウエザーストリップは、ハードトップ車のル
ーフ部開口端縁10にリテーナー11等を介して基底部
31を取付け、ドアガラス20と弾接させる中空シール
部40のシール面41の内部に、内側下方から外側上方
に向かって傾斜させて、ドアガラスが上昇閉止したとき
ドアガラス20をガイドするように前記シール面車内側
に対する接触部を移動し且つ撓みながら該シール面41
を支えるガイドリブ42を設け、ガイドリブ42の肉厚
をシール面41の肉厚以下に形成したものである。
参考にして第1の考案を説明する。第1の考案に係るル
ーフサイドウエザーストリップは、ハードトップ車のル
ーフ部開口端縁10にリテーナー11等を介して基底部
31を取付け、ドアガラス20と弾接させる中空シール
部40のシール面41の内部に、内側下方から外側上方
に向かって傾斜させて、ドアガラスが上昇閉止したとき
ドアガラス20をガイドするように前記シール面車内側
に対する接触部を移動し且つ撓みながら該シール面41
を支えるガイドリブ42を設け、ガイドリブ42の肉厚
をシール面41の肉厚以下に形成したものである。
【0006】第2の考案は、図7に示す如く、第1の考
案の構成に加えて、ガイドリブ42の車内側の面とその
ガイドリブ42と相対する基底部41との間にガイドリ
ブ42を内側から支える支えリブ43を架設してなるも
のである。
案の構成に加えて、ガイドリブ42の車内側の面とその
ガイドリブ42と相対する基底部41との間にガイドリ
ブ42を内側から支える支えリブ43を架設してなるも
のである。
【0007】
【実施例】 第1実施例について図1・図5,図6を参
考にして説明すると、10はハードトップ車のルーフ部
開口端縁、20はドアガラス、30は前記ルーフ部開口
端縁10にリテーナー11等を介して取付けたウエザー
ストリップ、31はリテーナー11に嵌着する基底部、
40はその基底部31に一体に結合した中空シール部、
41はドアガラス20と弾接させるシール面である。4
2はガイドリブで、中空シール部40のシール面41の
内部に、内側下方から外側上方に向かって傾斜させて、
ドアガラスが上昇閉止するときドアガラス20をガイド
するよう前記シール面車内側に対する接触部を移動し且
つ撓みながら該シール面41を支えるものであるが、そ
の肉厚はシール面41の肉厚以下に形成、即ち等しいか
若しくはそれよりも薄く形成してある。
考にして説明すると、10はハードトップ車のルーフ部
開口端縁、20はドアガラス、30は前記ルーフ部開口
端縁10にリテーナー11等を介して取付けたウエザー
ストリップ、31はリテーナー11に嵌着する基底部、
40はその基底部31に一体に結合した中空シール部、
41はドアガラス20と弾接させるシール面である。4
2はガイドリブで、中空シール部40のシール面41の
内部に、内側下方から外側上方に向かって傾斜させて、
ドアガラスが上昇閉止するときドアガラス20をガイド
するよう前記シール面車内側に対する接触部を移動し且
つ撓みながら該シール面41を支えるものであるが、そ
の肉厚はシール面41の肉厚以下に形成、即ち等しいか
若しくはそれよりも薄く形成してある。
【0008】第2の実施例は、上記第1実施例の構成に
加えて、図7に示すように、ガイドリブ42の車内側の
面とそのガイドリブ42と相対する基底部31との間に
ガイドリブ42を内側から支える支えリブ43を架けて
ある。
加えて、図7に示すように、ガイドリブ42の車内側の
面とそのガイドリブ42と相対する基底部31との間に
ガイドリブ42を内側から支える支えリブ43を架けて
ある。
【0009】作用について説明すると、図5に示すよう
に、ガイドリブ42はシール面41を車内側から支え、
ドアガラス20の上昇をガイドするため、シール性が高
く、しかもたわみやすくなっているため、ドアガラス2
0の上昇方向Yとは全く異なる方向にドアガラス20を
押付け、ドアを閉じ、ドアガラス20を押付けた場合、
変形し易く、ドアが外側に押出されて、ドアの閉まらな
いと言うことはない。
に、ガイドリブ42はシール面41を車内側から支え、
ドアガラス20の上昇をガイドするため、シール性が高
く、しかもたわみやすくなっているため、ドアガラス2
0の上昇方向Yとは全く異なる方向にドアガラス20を
押付け、ドアを閉じ、ドアガラス20を押付けた場合、
変形し易く、ドアが外側に押出されて、ドアの閉まらな
いと言うことはない。
【0010】なお、図8に示す如く不安定な形状のガイ
ドリブ52を設けたときには図9に示す如くドアガラス
20を閉じたときガイドリブ52が車内側へ反転湾曲す
ると共にシール面41も反転し水漏れSを生じるので、
図7に示すように支えリブ43を架設してガイドリブ4
2を安定した形状のものにすることもできる。
ドリブ52を設けたときには図9に示す如くドアガラス
20を閉じたときガイドリブ52が車内側へ反転湾曲す
ると共にシール面41も反転し水漏れSを生じるので、
図7に示すように支えリブ43を架設してガイドリブ4
2を安定した形状のものにすることもできる。
【0011】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるた
め、ドアガラスが上昇閉止するときドアガラス20をガ
イドするようにシール面41車内側に対する接触部を移
動し且つ撓みながら該シール面41を支えるガイドリブ
42を設け、ガイドリブ42の肉厚をシール面41の肉
厚に形成したので、シール面41の剛性が低く、ドアガ
ラス20との間のシール性が向上すると共に、ドア閉じ
性が向上する。
め、ドアガラスが上昇閉止するときドアガラス20をガ
イドするようにシール面41車内側に対する接触部を移
動し且つ撓みながら該シール面41を支えるガイドリブ
42を設け、ガイドリブ42の肉厚をシール面41の肉
厚に形成したので、シール面41の剛性が低く、ドアガ
ラス20との間のシール性が向上すると共に、ドア閉じ
性が向上する。
【図1】 ハードトップ車の斜視図である。
【図2】 従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】 他の従来例を示す断面図である。
【図4】 図3の使用状態を示す図1のA−A断面図で
ある。
ある。
【図5】 第1の考案の実施例を示す断面図である。
【図6】 図5の使用状態を示す図1のA−A断面図で
ある。
ある。
【図7】 第2の考案の実施例を示す断面図である。
【図8】 ガイドリブが不安定な形状の場合の断面図で
ある。
ある。
【図9】 図8の使用状態を示す図1のA−A断面図で
ある。
ある。
10 ルーフ部開口端縁 11 リテーナー 15 ハードトップ車 16 ドア 20 ドアガラス 30 ウエザーストリップ 31 基底部 40 中空シール部 41 シール面 42 ガイドリブ 43 支えリブ 52 ガイドリブ P 車外側 Q 車内側 S 水漏れ Y ドアガラスの上昇方向 Z ドアの閉じ方向
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−106320(JP,A) 特開 平5−16672(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 ハードトップ車のルーフ部開口端縁(1
0)にリテーナー(11)等を介して基底部(31)を
取付け、ドアガラス(20)と弾接させる中空シール部
(40)のシール面(41)の内部に、内側下方から外
側上方に向かって傾斜させて、ドアガラスが上昇閉止す
るときドアガラス(20)をガイドするように前記シー
ル面車内側に対する接触部を移動し且つ撓みながら該シ
ール面(41)を支えるガイドリブ(42)を設け、ガ
イドリブ(42)の肉厚をシール面(41)の肉厚以下
に形成した中空状ルーフサイドウエザーストリップ。 - 【請求項2】 ハードトップ車のルーフ部開口端縁(1
0)にリテーナー(11)等を介して基底部(31)を
取付け、ドアガラス(20)と弾接させる中空シール部
(40)のシール面(41)の内部に、内側下方から外
側上方に向かって傾斜させて、ドアガラスが上昇閉止す
るときドアガラス(20)をガイドするように前記シー
ル面車内側に対する接触部を移動し且つ撓みながら該シ
ール面(41)を支えるガイドリブ(42)を設け、ガ
イドリブ(42)の肉厚をシール面(41)の肉厚以下
に形成し、さらに、ガイドリブ(42)の車内側の面と
そのガイドリブ(42)と相対する基底部(41)との
間にガイドリブ(42)を内側から支える支えリブ(4
3)を架設してなる中空状ルーフサイドウエザーストリ
ップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008051U JP2607347Y2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | ルーフサイドウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008051U JP2607347Y2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | ルーフサイドウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660515U JPH0660515U (ja) | 1994-08-23 |
JP2607347Y2 true JP2607347Y2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=11682540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993008051U Expired - Lifetime JP2607347Y2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | ルーフサイドウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607347Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613691U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-10 | 株式会社日立ホームテック | マイカヒ−タ− |
JP2564452Y2 (ja) * | 1990-06-11 | 1998-03-09 | 関東自動車工業 株式会社 | ドアガラスラン |
JPH04262922A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリップ |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP1993008051U patent/JP2607347Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0660515U (ja) | 1994-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0714043Y2 (ja) | ガラスラン | |
US5150542A (en) | Glass runner structure of vehicular door | |
JP2002067700A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
US5042200A (en) | Door glass run structure for automobile | |
JP2607347Y2 (ja) | ルーフサイドウエザーストリップ | |
JPS63212125A (ja) | 自動車のドア構造 | |
JPH0111533Y2 (ja) | ||
JP3054835B2 (ja) | ハードトップのウエザーストリップ | |
JPH0219289Y2 (ja) | ||
JPH10129274A (ja) | オープンカーのヘッダー部のシール構造 | |
JPH0322342B2 (ja) | ||
JPH032405Y2 (ja) | ||
JPH0618849Y2 (ja) | 自動車のドアシール構造 | |
JPS6143611Y2 (ja) | ||
JPS5939055Y2 (ja) | サツシユレスドア車用ウエザ−ストリツプ | |
JPS6130419A (ja) | 自動車用ドアウエザストリツプ | |
JPS592971Y2 (ja) | 車両用窓のウエザ−ストリツプ | |
JPS6346281Y2 (ja) | ||
JP2943871B2 (ja) | 自動車用ドアウインドウパネルのシール構造 | |
JPH10264655A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JPH0514887Y2 (ja) | ||
JPH0229178Y2 (ja) | ||
JP2564452Y2 (ja) | ドアガラスラン | |
JPH0629078Y2 (ja) | サッシュレスドアのシ−ル構造 | |
JP2539153Y2 (ja) | 自動車ウエザーストリツプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080420 Year of fee payment: 7 |