JP2607180Y2 - 視覚障害者誘導案内装置 - Google Patents

視覚障害者誘導案内装置

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JP2607180Y2
JP2607180Y2 JP1992091487U JP9148792U JP2607180Y2 JP 2607180 Y2 JP2607180 Y2 JP 2607180Y2 JP 1992091487 U JP1992091487 U JP 1992091487U JP 9148792 U JP9148792 U JP 9148792U JP 2607180 Y2 JP2607180 Y2 JP 2607180Y2
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guidance
transmitter
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順平 田島
秀幸 青柳
公一 松川
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、駅構内において用いら
れる視覚障害者誘導案内装置に係り、とくに、非接触式
自動改札機で用いられる非接触式定期券を利用して、視
覚障害者を誘導案内するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駅構内には、利用者である視覚障
害者を誘導案内するために、点字ブロックが布設されて
いる。したがって、視覚障害者は点字ブロックに沿って
進めば希望するホーム等へ到達することができる。
【0003】また、近年、自動改札機が導入されている
が、定期券利用者の一層の利便を図るために、自動改札
機を非接触型とするとともに、定期券を非接触式定期券
とすることも提案されている(例えば、特開平1−24
6687号公報)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の点字ブロックによる案内は、視覚障害者を安全に誘
導することはできても、現在位置や行先まで案内でき
ず、案内性に劣る欠点があった。
【0005】そこで、本考案者らは、非接触式定期券の
特質に着眼して、その所持者を駅構内をきめ細かに案内
する可能性を見出だし、非接触式定期券を利用して視覚
障害者を誘導案内するため、本考案に係る視覚障害者誘
導案内装置を提案するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る視覚障害者
誘導案内装置は、設置場所における複数の内容の案内情
報のデータが予め記憶された記憶部と、非接触式定期券
と交信するための送受信部とを具備したトランスミッタ
と、前記トランスミッタの通信エリアに入ったときに、
前記記憶部に記憶されているデータを受信し、その受信
したデータを音声に変換して出力する出力手段を具備し
た非接触式定期券とを有することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、非接触式定期券がトランス
ミッタの通信エリア内に入ると、その非接触式定期券に
設けられた出力手段は、トランスミッタから受信したデ
ータを音声に変換して出力する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例装置を適用した駅構内Aの平面
図であって、改札口1には非接触式の自動改札機aが設
置されていて、非接触式定期券(以下、カードという)
Cを有する利用者イは非接触式で自動改札ができるよう
に構成されている。
【0009】利用者の主要な通り道となる駅構内Aに
は、従来と同様に点字ブロックBが布設されている。図
示の例では、改札通路と各ホームへ案内できるように布
設されている。
【0010】トランスミッタT1 〜Tn (図1ではT1
〜T5 )は、点字ブロックBの主要な所定の箇所にそれ
ぞれ埋設されている。図1においては、自動改札機aの
設置位置(T1 )、各ホームへの分岐点位置(T2 〜T
4 )及び階段Sの昇り口(T5 )にそれぞれ設けられて
いる。
【0011】図2は、本実施例装置の電気的構成を示す
ブロック図である。先ず、トランスミッタT1 〜Tn
ら説明する。各トランスミッタT1 〜Tn の電気的構成
は同一なので、ここではトランスミッタT2 を例に説明
すると、トランスミッタT2は、ROM2に格納されて
いるシステムプログラムとRAM3に記憶されているワ
ーキングデータとを用いて演算処理する中央処理部(C
PU)4を有している。このCPU4は、I/Oユニッ
ト5を介して管理センタ側と通信を行うための通信制御
部6と、カードCと交信するためのアンテナ7を備えた
送受信部8とが接続されている。上記RAM3には、ト
ランスミッタT2 の設置場所における複数の所定内容の
案内情報のデータが予め記憶されている。この案内情報
のデータは通信制御部6を介して管理センタ側で任意に
書替え可能に構成されている。
【0012】カードCは、通信機能を備えたICカード
で構成されていて、周知の非接触式定期券と基本構成は
同じであるが、図3に示されるように、スピーカC1
押し釦C2 とを有している点が相違している。
【0013】このカードCの電気的構成は、各トランス
ミッタT1 〜Tn と交信するためのアンテナ9を備えた
送受信部10を有している。そして、この送受信部10
は、I/Oユニット11を介してメモリ12に格納され
ているデータを基に演算処理するCPU13に接続され
ている。また、このCPU13には、I/Oユニット1
1を介して、押し釦C2 の入力信号を入力する入力ドラ
イバ14と、スピーカC1 を駆動する音声ドライバ15
とが接続されている。また、図中16は、カードCの駆
動電源のバッテリーである。
【0014】次に、本実施例装置の制御動作について説
明する。今、カードCを所持した利用者イがトランスミ
ッタT2 の設置箇所にさしかかったものとする。利用者
イは点字ブロックの形状により分岐点にさしかかったこ
とを知り、そして、押し釦C2 を押下したとする。
【0015】カードCがトランスミッタT2 の通信エリ
ア内に入ると、トランスミッタT2とカードCとの間で
はデータの授受が開始されて、トランスミッタT2 の案
内データがカードCのメモリ12に取り込まれている。
このとき、押し釦C2 が押下されたので、CPU13
は、メモリ12に取込まれているデータを処理して音声
ドライバ15を駆動し、スピーカC1 から音声による所
定の案内を行う(図2参照)。
【0016】したがって、利用者イは、スピーカC1
らの音声案内にしたがって目的場所へ行くことが可能で
ある。
【0017】なお、上述の実施例では、押し釦C2 が押
下されたときに案内が行われるようにしたが、カードC
のメモリ12に記憶されている定期券の乗車区間データ
に基づいて案内が開始されるようにしても良い、つま
り、定期券の乗車区間に対応した発車番線のホームを案
内できるように、カードCが各トランスミッタの通信エ
リア内に入ったときに、例えば「〇〇行きは〇番線ホー
ムです。真っ直ぐお進み下さい!」等の音声案内を行う
ようにすることができる。
【0018】上述の実施例は、視覚障害者の誘導案内の
例を示したが、健常者の案内を行うようにしてもよい。
この場合、音声による案内に代えて、LCDからなる表
示部をカードCに設け、その表示部に案内を表示させる
こともできる。したがって、本考案で音声に変換して出
力するというときは、表示画面に出力することも含まれ
ている。
【0019】
【考案の効果】本考案に係る視覚障害者誘導案内装置
は、視覚障害者がトランスミッタの通信エリアに入った
ときに、その非接触式定期券に案内情報のデータを送信
し、非接触式定期券は受信したデータを音声に変換して
出力するので、視覚障害者に対してその非接触式定期券
に対応したきめ細かな誘導案内を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例装置の概略構成を示す平面図
である。
【図2】電気的構成を示すブロック図である。
【図3】カードの正面図である。
【符号の説明】
A 駅構内 B 点字ブロック C カード(非接触式定期券) T1 〜Tn トランスミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松川 公一 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日 本信号株式会社 与野事業所内 (56)参考文献 特開 昭53−82298(JP,A) 特開 平2−98798(JP,A) 特開 昭63−181099(JP,A) 特開 平2−31291(JP,A) 特開 平4−313181(JP,A) 実開 平1−86340(JP,U) 平成3年電気学会全国大会講演論文 集,Vol.1991,No.6,p.6− 181

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駅構内の分岐点等の主要箇所に設けられ、
    設置場所における複数の内容の案内情報のデータが予め
    記憶された記憶部と、非接触式定期券と交信するための
    送受信部とを具備したトランスミッタと、 前記トランスミッタの通信エリアに入ったときに、前記
    記憶部に記憶されているデータを受信し、その受信した
    データを音声に変換して出力する出力手段を具備した非
    接触式定期券と、 を有することを特徴とする視覚障害者誘導案内装置。
JP1992091487U 1992-12-15 1992-12-15 視覚障害者誘導案内装置 Expired - Fee Related JP2607180Y2 (ja)

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JPH0651937U JPH0651937U (ja) 1994-07-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5382298A (en) * 1976-12-28 1978-07-20 Fujikura Ltd Blind person guiding system
JPH0541696Y2 (ja) * 1987-11-26 1993-10-21

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平成3年電気学会全国大会講演論文集,Vol.1991,No.6,p.6−181

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