JP2606902Y2 - コネクタ及び電子機器 - Google Patents

コネクタ及び電子機器

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JP2606902Y2
JP2606902Y2 JP6749693U JP6749693U JP2606902Y2 JP 2606902 Y2 JP2606902 Y2 JP 2606902Y2 JP 6749693 U JP6749693 U JP 6749693U JP 6749693 U JP6749693 U JP 6749693U JP 2606902 Y2 JP2606902 Y2 JP 2606902Y2
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禎 寺田
和以 濱田
典之 加藤
隆裕 坂口
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタ及び電子機器に
係り、特に例えばフレキシブルフラットケーブル(FF
C)が接続されるコネクタ及びこのコネクタを有する電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のコネクタの1例を示す。
コネクタ10は、フレキシブルフラットケーブル用のも
のであり、接点部材12が組込まれているハウジング1
1を有する。ハウジング11は挿入口13を有する。コ
ネクタ10には、フレキシブルフラットケーブル(FF
C)14が、挿入口13の真正面の前方から矢印15で
示すように押し込まれて挿入口13を通って挿入されて
接続される。
【0003】図10は、従来のコネクタの別の例を示
す。コネクタ20は、Sビデオコードプラグ用のもので
あり、接点部材21が組込まれており、ヒデオテープレ
コーダ22の背面22aに設けてあり、挿入口23,2
4を有する。コネクタ20には、Sビデオコードプラグ
24が、決められた向きで挿入口23,24の前方から
矢印26で示すように押し込まれて接続される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図9のコネクタ10に
おいては、FFC14を斜めから挿入するものはむずか
しく、FFC14を押し込む方向がコネクタ10の挿入
口13に対向する真正面側からに限られる。
【0005】一方、電子機器の小型化等に伴って、コネ
クタを取り付ける場所が狭い場所となってきており、F
FCの接続作業はしにくくなってきている。
【0006】また、FFCの接続作業との関係で、電子
機器の組立の手順が制限されることもあった。
【0007】図11はこの例を示す。30はフロッピデ
ィスク装置である。31はフレーム、32はモータ基
板、33は回路基板である。モータ基板32の下面の端
に、図9のコネクタ10が取り付けてある。FFC35
は、一端が回路基板33に固定してある。FFC35の
先端がコネクタ10に接続してある。モータ基板32及
び回路基板33は共にフレーム31にねじ止めしてあ
る。
【0008】回路基板33及びモータ基板32をフレー
ム31にねじ止めした状態では、コネクタ10はモータ
基板32の下側に隠れてしまっており、FFC35をコ
ネクタ10に接続することは困難である。
【0009】そこで、フロッピディスク装置30は、
回路基板33をねじ止めする。図11中二点鎖線で示
すように、モータ基板32を適当な位置に支持し、FF
C35をコネクタ10に接続する。モータ基板32を
フレーム31にねじ止めする。という手順で組立てる。
【0010】このため、組立ての自動化は、回路基板3
3のねじ止めにとどまり、モータ基板32のねじ止めの
自動化は出来なかった。
【0011】図10のコネクタ20にあっては、Sビデ
オコードプラグ25の接続は、手探りで位置合わせを行
ないつつ行なわなければならず、作業は困難であった。
【0012】そこで、本考案は上記課題を解決したコネ
クタ及び電子機器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、シー
ト状の被接続体が挿入される挿入口と、該挿入口から挿
入された該シート状の被接続体が電気的に接続される接
点部材と、上記挿入口から前方に突出して設けてあり、
接続されようとする上記シート状の被接続体を上記挿入
口へ導く案内部とを有するコネクタにおいて、上記案内
部は、上記挿入口の下側より前方に突出して設けてあ
り、上記シート状の被接続体の下面側に対向する平板部
と、該平板部の両側に設けてあり、上記シート状の被接
続体の幅方向の両端に対向する立上げ壁部とを備え、上
記平板部及び上記両側の立上げ壁部が、接続されようと
する上記シート状の被接続体を上記挿入口へ導く構成と
したものである。
【0014】請求項2の考案は、電子機器において、フ
レームと、電子部品を含んだ電子部と、上記電子部から
引き出されているシート状の被接続体と、上記フレーム
に、コネクタ取付け面を上記電子機器の外側に露出して
いる面とは反対側とされて取り付けられた回路基板と、
該回路基板のコネクタ取付け面に実装されているコネク
タとを有してなり、該コネクタは、シート状の被接続体
が挿入される挿入口と、該挿入口から挿入された該シー
ト状の被接続体が電気的に接続される接点部材と、上記
挿入口から前方に突出して設けてあり、上記シート状の
被接続体の下面側に対向する平板部と、該平板部の両側
に設けてあり、上記シート状の被接続体の幅方向の両端
に対向する立上げ壁部とよりなり、接続されようとする
上記シート状の被接続体を上記挿入口へ導く案内部とを
有する構成であり、該コネクタは、上記平板部の上記シ
ート状の被接続体を案内する面が上記回路基板のコネク
タ取付け面と離間して対向し、上記挿入口が上記案内部
と上記回路基板のコネクタ取付け面との間に配された姿
勢で、且つ、該案内部が上記回路基板の端より突き出し
た状態で取り付けられており、上記シート状の被接続体
の端が、上記回路基板の端より突き出している上記案内
部によって案内されて上記挿入口内に挿入されて上記接
点部材と電気的に接続されている構成としたものであ
る。
【0015】
【0016】
【作用】請求項1の考案において、コネクタの案内部の
うち挿入口の下側より前方に突出して設けてある平板部
は、シート状の被接続体の下面を受けて、シート状の被
接続体の厚さ方向上の位置を定める。シート状の被接続
体を斜め向きで押し込んで接続しようとする場合には、
平板部は、シート状の被接続体を先端側を屈曲させて、
先端側を挿入口へ導く。コネクタの案内部のうち両側の
立上げ壁部は、接続しようとするシート状の被接続体の
幅方向の位置を定める。よって、コネクタの案内部は、
接続しようとするシート状の被接続体の先端側を挿入口
へ導くように作用する。
【0017】請求項2の考案において、フレームと、電
子部品を含んだ電子部と、上記電子部から引き出されて
いるシート状の被接続体と、上記フレームに、コネクタ
取付け面を上記電子機器の外側に露出している面とは反
対側とされて取り付けられた回路基板と、該回路基板の
コネクタ取付け面に実装されているコネクタとを有して
なる構成であり;該コネクタは、シート状の被接続体が
挿入される挿入口と、該挿入口から挿入された該シート
状の被接続体が電気的に接続される接点部材と、上記挿
入口から前方に突出して設けてあり、上記シート状の被
接続体の下面側に対向する平板部と、該平板部の両側に
設けてあり、上記シート状の被接続体の幅方向の両端に
対向する立上げ壁部とよりなり、接続されようとする上
記シート状の被接続体を上記挿入口へ導く案内部とを有
する構成であり;且つ、該該コネクタは、該案内部の上
記シート状の被接続体を案内する面が上記回路基板のコ
ネクタ取付け面と離間して対向し、上記挿入口が上記案
内部と上記回路基板のコネクタ取付け面との間に配され
た姿勢で、且つ、該案内部が上記回路基板の端より突き
出した状態で取り付けられており;且つ、上記シート状
の被接続体の端が、上記回路基板の端より突き出してい
る上記案内部によって案内されて上記挿入口内に挿入さ
れて上記接点部材と電気的に接続されている構成は、シ
ート状の被接続体を通常のように回路基板のコネクタ取
付け面側からではなくて回路基板のコネクタ取付け面と
は反対側の面側から挿入することによって、コネクタに
接続することが出来る。よって、電子機器を、最初に、
コネクタが実装された回路基板を、コネクタが外部から
隠れた状態で電子機器に取り付け、次いで、この外部に
露出していないコネクタにシート状の被接続体を接続す
るという手順で組み立てることが出来、電子機器の組立
てを作業性良く行なうことが出来る。また、コネクタは
電子機器の外部に突出していずに電子機器の内部に収容
されているため、コネクタが電子機器の外部に露出して
いる構成に比べて、電子機器の薄型化を図ることが出来
る。
【0018】案内部を、シート状の被接続体の下面側に
対向する平板部と、該平板部の両側に設けてあり、上記
シート状の被接続体の幅方向の両端に対向する立上げ壁
部とによって構成した構造において、挿入口の下側より
前方に突出して設けてある平板部は、シート状の被接続
体の下面を受けて、シート状の被接続体の厚さ方向上の
位置を定める。シート状の被接続体を斜め向きで押し込
んで接続しようとする場合には、平板部は、シート状の
被接続体を先端側を屈曲させて、先端側を挿入 口へ導
く。コネクタの案内部のうち両側の立上げ壁部は、接続
しようとするシート状の被接続体の幅方向の位置を定め
る。よって、コネクタの案内部は、接続しようとするシ
ート状の被接続体の先端側を挿入口へ導くように作用す
る。
【0019】
【0020】
【実施例】〔第1実施例〕 図1及び図2(A)乃至(C)は、本考案のコネクタの
第1実施例になるFFC用のコネクタ40を示す。
【0021】41はハウジング、42はハウジング41
内に組込まれている接点部材である。ハウジング41
は、一端41aに挿入口43を有するハウジング本体4
aと、ハウジング本体41aのうち挿入口43の下側よ
り前方に突出している本考案の要部をなす案内部41b
とを有する。案内部41bは、平板部41b-1と、平板部
41b-1の両側の立上げ壁部41b-2,41b-3とよりな
る。立上げ壁部41b-2,41b-3は、内側面41b-2a
41b-3aが図2(A)に示すように、挿入口43側が狭
いテーパ状となっている。
【0022】平板部41b-1の水平な上面41b-1a、及
び立上げ壁部41b-2,41b-3の内側面41b-2a,41
b-3aが、案内面を構成する。
【0023】次に、被接続体であるFFC14をコネク
タ40に接続する場合の1例について、図3(A)乃至
(D)を参照して説明する。
【0024】図3(A)に示すように、FFC14を、
挿入口43に真正面に対向する方向(線50で示す)に
対して、角度αの傾いた方向から押し込んで接続しよう
とする場合について説明する。
【0025】作業者は、FFC14を挿入口43に向か
ってではなく、案内部41bに向けて前進させる。
【0026】これにより、まず、図3(B)に示すよう
に、FFC14の先端14aが平板部41b-1の上面41
b-1aに当たり、ここで案内されて、同図(C)に示すよ
うに、上面41b-1aに沿うように屈曲され、先端14a
は上面41b-1aに沿って挿入口43に向かう。図1は、
このときの状態を示す。
【0027】先端14aは挿入口43を通過し、ハウジ
ング41内に入る。最終的には、同図(D)に示すよう
に、FFC14は、接点部材42と接触して、コネクタ
40と接続される。
【0028】なお、接続する際のFFC14の先端14
aの位置がコネクタ40の幅方向(図1中符号52で示
す方向)にずれていた場合であっても、立上げ壁部41
b-2,41b-3の内側面41b-2a,41b-3aがテーパ状と
なっており、案内部41bの先端側の平板部41b-1の上
面41b-1aは幅広であるため、先端14aは余裕をもっ
て平板部41b-1の上面41b-1aに当接し、且つ前進す
る過程で、内側面41b-2a、又は41b-3aによって案内
されて挿入口43と一致するように位置補正され、挿入
口43に確実に進入する。これにより、FFC14はコ
ネクタ40と確実に接続される。
【0029】上記より分かるように、FFC14をその
先端14aが案内部41bに押し当たるように前進させれ
ば、FFC14をコネクタ40に接続させることが出来
る。
【0030】このため、コネクタ40が、その挿入口4
3が基板等によって隠された状態で取り付けてある場合
であっても、FFC14をコネクタ40に作業性良く且
つ確実に接続させることが出来る。
【0031】図4は、上記コネクタ40を備えた電子機
器の一例であるフロッピディスク装置30Aを示す。
【0032】図4中、図11に示す構成部分と対応する
部分には同一符号を付す。
【0033】コネクタ40は、モータ基板32の下面
に、挿入口43はモータ基板32の下側に隠れて上方か
らみえないけれども案内部41bがモータ基板32の端
32aより突き出した状態で取り付けてある。
【0034】このフロッピディスク装置30Aは、上記
のコネクタ40が取り付けてあることにより、従来とは
異なって、以下の手順で組立てられる。
【0035】 回路基板33をフレーム31にねじ止
めする。
【0036】 モータ基板32をフレーム31にねじ
止めする。
【0037】 FFC14をコネクタ40に接続す
る。この接続は、図3(A)乃至(D)に示すと同様
に、矢印51で示す斜め方向に押して、案内部41b
利用して行う。
【0038】上記、の工程は、共に、組立てロボッ
トを利用して行うことが出来、従来の場合に比べて自動
化の工程が増え、フロッピディスク装置30Aはその分
製造コストが安価となる。
【0039】〔第2実施例〕 図5のFFC用コネクタ40Aは、案内部41Abを有
する。案内部41Abは、上面が挿入口43に向かって
上る方向の傾斜面41Ab-1aを有する平板部41
b-1、及び両側の立上げ壁部41b-2,41b-3よりな
る構成である。
【0040】その他は、図1のコネクタ40と同じ構造
である。
【0041】ここで、案内部が平板部と一側の立上げ壁
部とよりなる構成のFFC用コネクタ、及び案内部が平
板部だけからなる構成のFFC用コネクタについて説明
する。
【0042】図6のFFC用コネクタ40Bは、案内部
41Bbを有する。案内部41Bbは、平板部41
b-1と、一側の立上げ壁部41b-2とよりなる構成であ
る。
【0043】その他は、図1のコネクタ40と同じ構造
である。
【0044】図7のFFC用のコネクタ40Cは、案内
部41Cbを有する。案内部41Cbは、平板部41b-1
よりなる構成である。
【0045】その他は、図1のコネクタ40と同じ構造
である。
【0046】なお、これらの実施例はFFC用コネクタ
に限らず、例えばフレキシブルプリンテットケーブル
(FPC)用コネクタにも適用することができるもので
ある。
【0047】〔第3実施例〕 図8は本考案のコネクタの第5実施例になるSプラグビ
デオコード用コネクタ20Aを示す。
【0048】同図中、図10に示す構成部分と対応する
部分には同一符号を付す。
【0049】コネクタ20Aは、L字状の案内部60
を、挿入口23の部位に、挿入口23より前方に突出し
て設けてある。
【0050】Sビデオコードプラグ25Aは、一の角部
25Aaを有する構成である。
【0051】プラグ25Aは、以下に説明する手順で接
続される。
【0052】 矢印61で示すように、角部25Aa
を案内部50側に向けて、プラグ25Aを案内部60に
押し付ける。
【0053】これにより、角部25Aaが案内部60に
沿うようになって、プラグ25Aはコネクタ20Aに正
しく対向する。
【0054】 プラグ25Aを案内部60に沿わせつ
つ、矢印62で示すように押す。
【0055】これにより、プラグ25Aがコネクタ20
Aに導かれ、コネクタ20Aに接続される。
【0056】上記より分かるように、プラグ25Aをコ
ネクタ20Aに接続する作業は、従来に比べて、相当に
簡単に行われる。
【0057】
【考案の効果】以上説明した様に、請求項1の考案は、
シート状の被接続体が挿入される挿入口と、該挿入口か
ら挿入された該シート状の被接続体が電気的に接続され
る接点部材と、上記挿入口から前方に突出して設けてあ
り、接続されようとする上記シート状の被接続体を上記
挿入口へ導く案内部とを有するコネクタにおいて、上記
案内部は、上記挿入口の下側より前方に突出して設けて
あり、上記シート状の被接続体の下面側に対向する平板
部と、該平板部の両側に設けてあり、上記シート状の被
接続体の幅方向の両端に対向する立上げ壁部とを備え、
上記平板部及び上記両側の立上げ壁部が、接続されよう
とする上記シート状の被接続体を上記挿入 口へ導く構成
としたものであるため、コネクタの案内部のうち挿入口
の下側より前方に突出して設けてある平板部は、シート
状の被接続体の下面を受けて、シート状の被接続体の厚
さ方向上の位置を定め、特に、シート状の被接続体を斜
め向きで押し込んで接続しようとする場合には、シート
状の被接続体を先端側を屈曲させて、先端側を挿入口へ
導き、且つ、コネクタの案内部のうち両側の立上げ壁部
は、接続しようとするシート状の被接続体の幅方向の位
置を定め、よって、コネクタの案内部は、接続しようと
するシート状の被接続体の先端側を挿入口へ導くように
作用し、この結果、シート状の被接続体を挿入口に位置
合わせする手間のかかる作業が不要となって、シート状
の被接続体を作業性良く且つ安定に接続することが可能
であるコネクタを実現することが出来る。よって、本考
案のコネクタは、場所の関係等から、シート状の被接続
体を挿入口に位置合わせすることが困難であるような場
所にも支障なく設けることが出来、設置場所の自由度を
向上し得る。
【0058】請求項2の考案において、フレームと、電
子部品を含んだ電子部と、上記電子部から引き出されて
いるシート状の被接続体と、上記フレームに、コネクタ
取付け面を上記電子機器の外側に露出している面とは反
対側とされて取り付けられた回路基板と、該回路基板の
コネクタ取付け面に実装されているコネクタとを有して
なる構成であり; 該コネクタは、シート状の被接続体
が挿入される挿入口と、該挿入口から挿入された該シー
ト状の被接続体が電気的に接続される接点部材と、上記
挿入口から前方に突出して設けてあり、上記シート状の
被接続体の下面側に対向する平板部と、該平板部の両側
に設けてあり、上記シート状の被接続体の幅方向の両端
に対向する立上げ壁部とよりなり、接続されようとする
上記シート状の被接続体を上記挿入口へ導く案内部とを
有する構成であり、該コネクタは、上記平板部の上記シ
ート状の被接続体を案内する面が上記回路基板のコネク
タ取付け面と離間して対向し、上記挿入口が上記案内部
と上記回路基板のコネクタ取付け面との間に配された姿
勢で、且つ、該案内部が上記回路基板の端より突き出し
た状態で取り付けられており;且つ、上記シート状の被
接続体の端が、上記回路基板の端より突き出している上
記案内部によって案内されて上記挿入口内に挿入されて
上記接点部材と電気的に接続されている構成であるた
め、特に、案内部がシート状の被接続体の下面側に対向
する平板部とこの平板部の両側に設けてあり、シート状
の被接続体の幅方向の両端に対向する立上げ壁部とより
なる構成であることによって、接続しようとするシート
状の被接続体は厚さ方向及び幅方向の位置を定められ
て、よって、コネクタの案内部は、接続しようとするシ
ート状の被接続体の先端側を挿入口へ導くように作用
し、この結果、シート状の被接続体を挿入口に位置合わ
せする手間のかかる作業が不要となって、シート状の被
接続体を作業性良く且つ安定に接続することが可能とな
り、シート状の被接続体を通常のように回路基板のコネ
クタ取付け面側からではなくて回路基板のコネクタ取付
け面とは反対側の面側から挿入することによって、コネ
クタに接続することが出来る。よって、電子機器を、最
初に、コネクタが実装された回路基板を、コネクタが外
部から隠れた状態で電子機器に取り付け、次いで、この
外部に露出していないコネクタにシート状の被接続体を
接続するという手順で組み立てることが出来、電子機器
の組立てを作業性良く行なうことが出来る。また、コネ
クタは電子機器の外部に突出していずに電子機器の内部
に収容されているため、コネクタが電子機器の外部に露
出している構成に比べて、電子機器の薄型化を図ること
が出来る。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のコネクタの斜視図であ
る。
【図2】図1のコネクタを示す図である。
【図3】図1のコネクタのフレキシブルフラットケーブ
ルを接続する動作を示す図である。
【図4】図1のコネクタの適用例を示す図である。
【図5】本考案の第2実施例のコネクタの斜視図であ
る。
【図6】案内部が平板部と一側の立上げ壁部とよりなる
構成のコネクタの斜視図である。
【図7】案内部が平板部だけからなる構成のコネクタの
斜視図である。
【図8】本考案の第3実施例のコネクタの斜視図であ
る。
【図9】従来のコネクタの1例を示す斜視図である。
【図10】従来のコネクタの別の例を示す図である。
【図11】図9のコネクタの問題点を説明する図であ
る。
【符号の説明】 14 フレキシブルフラットケーブル(FFC) 20A Sビデオコード用コネクタ 21 接点部材 22 ビデオテープレコーダ 23,24 挿入口 25A Sビデオコードプラグ 25Aa 角部 30A フロッピディスク装置 31 フレーム 32 モータ基板 33 回路基板 40,40A,40B,40C, FFC用のコネクタ 41 ハウジング 42 接点部材 43 挿入口 41a ハウジング本体 41b,41Ab,41Bb,41Cb 案内部 41b-1 平板部 41b-1a 水平な上面 41b-2,41b-3 立上げ壁部 41b-1a,41b-3a 内側面 41Ab-1a 傾斜面 60 案内部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂口 隆裕 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テ ィアック株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−93178(JP,A) 特開 平2−60075(JP,A) 特開 平5−326084(JP,A) 特開 平3−226976(JP,A) 実開 平5−34688(JP,U) 実開 昭63−196575(JP,U) 実開 昭56−95078(JP,U) 実開 昭63−20383(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/00 H01R 13/631 H01R 12/22 - 12/26 H01R 24/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の被接続体が挿入される挿入口
    と、該挿入口から挿入された該シート状の被接続体が電
    気的に接続される接点部材と、上記挿入口から前方に突
    出して設けてあり、接続されようとする上記シート状の
    被接続体を上記挿入口へ導く案内部とを有するコネクタ
    において、 上記案内部は、上記挿入口の下側より前方に突出して設
    けてあり、上記シート状の被接続体の下面側に対向する
    平板部と、該平板部の両側に設けてあり、上記シート状
    の被接続体の幅方向の両端に対向する立上げ壁部とを備
    え、 上記平板部及び上記両側の立上げ壁部が、接続されよう
    とする上記シート状の被接続体を上記挿入口へ導く構成
    としたことを構成としたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 電子機器において、 フレームと、 電子部品を含んだ電子部と、 上記電子部から引き出されているシート状の被接続体
    と、 上記フレームに、コネクタ取付け面を上記電子機器の外
    側に露出している面とは反対側とされて取り付けられた
    回路基板と、 該回路基板のコネクタ取付け面に実装されているコネク
    タとを有してなり、 該コネクタは、シート状の被接続体が挿入される挿入口
    と、該挿入口から挿入された該シート状の被接続体が電
    気的に接続される接点部材と、上記挿入口から前方に突
    出して設けてあり、上記シート状の被接続体の下面側に
    対向する平板部と、該平板部の両側に設けてあり、上記
    シート状の被接続体の幅方向の両端に対向する立上げ壁
    部とよりなり、接続されようとする上記シート状の被接
    続体を上記挿入口へ導く案内部とを有する構成であり、 該コネクタは、上記平板部の上記シート状の被接続体を
    案内する面が上記回路基板のコネクタ取付け面と離間し
    て対向し、上記挿入口が上記案内部と上記回路基板のコ
    ネクタ取付け面との間に配された姿勢で、且つ、該案内
    部が上記回路基板の端より突き出した状態で取り付けら
    れており、 上記シート状の被接続体の端が、上記回路基板の端より
    突き出している上記案内部によって案内されて上記挿入
    口内に挿入されて上記接点部材と電気的に接続されてい
    る構成としたことを特徴とする電子機器。
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